JP5343784B2 - 光通信用モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、接続される光コネクタを通じて光通信を行う光通信用モジュールに関するものである。
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載の光通信用モジュールが知られている。このモジュールは、金属筐体と、先端のスリーブを当該金属筐体の外部に露出させた2つの光ポート部とを有している。光ポート部には、外部から光コネクタがそれぞれ接続され、光通信用モジュールは、接続された光コネクタを通じて光通信を行う。この種の光通信用モジュールでは、特に、10Gbs以上の高速動作での使用においては、外部への電磁放射を遮蔽する必要がある。従って、この光通信用モジュールでは、筐体を金属製とすることで、筐体の内部の各部品を外部から電磁的に遮蔽するようにしている。さらに、金属円板を光ポート部のスリーブに鍔状に巻くように配置することで、光ポート部近傍における電磁シールド性を高め、電磁放射の遮蔽をより確実にすることが提案されている。
米国特許第6817782号明細書
しかしながら、この金属円板は、筐体との電気的接続を図るべく外周側を筐体に押し付けると共に、内周側をスリーブに押し付けた状態で存在している。従って、光ポート部には、金属円板の押し付けに伴う応力によって、僅かながらも歪みが発生している。光ポート部に歪みが発生すれば、光ポート部と光コネクタとの光学的結合状態にズレが生じたりするおそれもあり、好ましくない。
そこで、本発明は、光ポート部近傍における電磁シールド性を高めるにあたり、光ポート部に生じる歪みを抑えることができる光通信用モジュールを提供することを目的とする。
本発明の光通信用モジュールは、接続される光コネクタを通じて光通信を行う光通信用モジュールであって、金属製の筐体と、筐体に保持されると共に、筐体の外部に露出した先端部に光コネクタとの接続口を有し、接続口に接続される光コネクタとの間で光通信に係る信号光の授受を行う光ポート部と、筐体に取り付けられ筐体の内外を仕切ると共に、光ポート部の先端部を挿通穴に挿通させて筐体の外部に露出させる金属製の鍔状仕切部材と、を備え、鍔状仕切部材は、挿通穴が形成された板状部と、当該板状部の周縁部に立設された周縁側壁部とを有しており、周縁側壁部を筐体に接触させて当該筐体に電気的に接続され、筐体によって保持されていることを特徴とする。
この光通信用モジュールでは、金属製の筐体に光ポート部が保持されており、当該光ポート部の先端部の接続口が筐体の外部に露出しており、当該接続口に光コネクタが接続される。光ポート部は、鍔状仕切部材の挿通穴に挿通されて筐体の外部に先端部を露出させており、鍔状仕切部材は筐体によって保持されている。鍔状仕切部材は、筐体に保持されるにあたって、周縁側壁部を筐体に接触させて筐体との電気的接続が図られているので、鍔状仕切部材は筐体と一体として電磁シールド性を発現することになり、光ポート部近傍における電磁シールド性を高めることができる。またこのとき、鍔状仕切部材は筐体に保持されるので、鍔状仕切部材を光ポート部で保持する必要がない。従って、鍔状仕切部材の存在に起因して、光ポート部に応力及び歪みが発生することが避けられ、その結果、光ポート部と光コネクタとの光学的結合状態にズレが生じることが抑制される。
また、具体的な構成として、筐体には、鍔状仕切部材を挟み込む一対の対向する嵌合溝が設けられており、鍔状仕切部材は、両端の周縁側壁部の外側面をそれぞれ嵌合溝の底面に押し当てた状態で、嵌合溝同士の間に挟み込まれることとしてもよい。周縁側壁部の外側面が嵌合溝の底面に押し当てられることによって、鍔状仕切部材と筐体との電気的接続と、鍔状仕切部材の筐体への保持とが確実に図られる。
また、鍔状仕切部材が嵌合溝同士の間に挟み込まれる前には、周縁側壁部は、板状部の周縁部から先端に行くほど外側に広がる形状をなしており、鍔状仕切部材が嵌合溝同士の間に挟み込まれたときに、周縁側壁部の先端が内側に狭まるように弾性変形し、この弾性変形で発生する弾性力によって周縁側壁部の外側面が嵌合溝の底面に押し当てられていることとしてもよい。この構成によれば、鍔状仕切部材の弾性変形で発生する弾性力を利用して、鍔状仕切部材を筐体に容易に保持させることができる。
周縁側壁部の外側面と、当該外側面に押し当てられる嵌合溝の底面と、は、平面で接触することとしてもよい。このように、平面をもって鍔状仕切部材と筐体とが接触する構成により、鍔状仕切部材と筐体との電気的接続が確実に図られ、当該平面で発生する摩擦力により鍔状仕切部材が確実に筐体に保持される。
また、鍔状仕切部材は、光ポート部に非接触の状態で配置されていることとしてもよい。この場合、鍔状仕切部材が光ポート部に応力を及ぼすことが避けられ、光ポート部に鍔状仕切部材に起因する応力及び歪みが発生することが避けられる。
また、光通信用モジュールの上述の構成は、光ポート部の先端部が非金属材料からなる場合には、特に効果的である。光ポート部の先端部が非金属材料からなる場合、光ポート部自体には電磁放射の遮蔽性がほとんどないので、この場合には特に、遮蔽性を有する鍔状仕切部材を配置する必要性が高い。そして、上記光通信用モジュールによれば、光ポート部に歪みを生じせしめずに鍔状仕切部材を配置し、光ポート部近傍における電磁シールド性を高めることができる。
本発明の光通信用モジュールによれば、光ポート部近傍における電磁シールド性を高めるにあたり、光ポート部に生じる歪みを抑えることができる。
本発明の光通信用モジュールの一実施形態である光トランシーバを示す斜視図である。 図1の光トランシーバの前部を示す斜視図である。 図1の光トランシーバの前部を示す平面図である。 図1の光トランシーバにおいて、ROSA(TOSA)と金属キャップとの位置関係を示す斜視図である。 図1の光トランシーバにおいて、レセプタクルとROSA(TOSA)と金属キャップとの位置関係を前方から見た一部破断斜視図である。 (a)は、金属キャップを後方から見た斜視図であり、(b)は、金属キャップを前方から見た斜視図である。 ROSA(TOSA)と金属キャップとが、レセプタクルに保持・固定される状態を示す断面図である。 図3におけるVIII-VIII断面図であり、金属キャップがレセプタクルに保持・固定される状態を示す図である。 金属キャップをレセプタクルに設置する工程を示す斜視図である。 金属キャップをレセプタクルに設置する工程を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る光通信用モジュールの好適な実施形態としての光トランシーバについて詳細に説明する。
図1に示す光トランシーバ1は、前方から差し込まれる受信側光コネクタC1及び送信側光コネクタC3を着脱自在に接続させ、これらの光コネクタC1,C3を通じて外部との光通信を行う装置である。なお、以下の各部の位置関係の説明では、光トランシーバ1において光コネクタC1,C3が接続される側(図1における左側)を「前」として、「前」、「後」なる語を用いるものとする。
光トランシーバ1は、金属製の筐体3を備えている。筐体3は、直方体形状の金属製の筐体本体部3aと、筐体本体部3aの前方に連結される金属製のレセプタクル3bと、で主に構成されている。レセプタクル3bには、前方に開口する2つの差込口5a,5bが設けられており、それぞれの差込口5a,5bに、光コネクタC1,C3が差し込まれる。レセプタクル3bの差込口5a,5bの奥側には、光コネクタC1,C3の容易な脱落を防止する係止機構などが設けられている。
図2及び図3に示すように、上記差込口5a,5bの奥側において、筐体3内の前部には、受信側光コネクタC1を受容する光受信サブアセンブリ(Receiver Optical Sub-Assembly;以下「ROSA」という)11と、送信側光コネクタC3を受容する光送信サブアセンブリ(Transmitter Optical Sub-Assembly:以下「TOSA」という)13と、が内蔵されている。ROSA11は、受信側光コネクタC1の光ファイバから受けた信号光を電気信号に変換する受光素子(例えば、フォトダイオード)や、上記光ファイバと受光素子との光学的結合を図るレンズなどを含んで組み立てられたユニットである。TOSA13は、送信側光コネクタC3の光ファイバに対して信号光を出射する発光素子(例えば、レーザダイオード)や、上記光ファイバと発光素子との光学的結合を図るレンズなどを含んで組み立てられたユニットである。ROSA11及びTOSA13は、レセプタクル3bに保持され固定されている。
また、筐体3内でROSA11及びTOSA13の後方には、制御基板17が内蔵されている。制御基板17は、筐体本体部3aに固定されている。制御基板17上には各種電子部品が搭載され、ROSA11及びTOSA13の制御を行う制御回路が形成されている。ROSA11は、フレキシブルプリント基板21を介して制御基板17に接続されており、TOSA13は、フレキシブルプリント基板23を介して制御基板17に接続されている。
ROSA11の先端部は、プラスチック製(樹脂製)の円筒形のスリーブ11aである。このスリーブ11aで受信側光コネクタC1のフェルールを受容することにより、ROSA11は、受信側光コネクタC1との接続を図る。スリーブ11aの前端部には、前方に開口し受信側光コネクタC1のフェルールが挿入される接続口11b(図4参照)が設けられている。接続口11bは、レセプタクル3bの差込口5aよりも奥側(後方)に位置している。ROSA11は、受信側光コネクタC1のフェルールに保持された光ファイバから後方に向けて出射された信号光を、受光素子(例えば、フォトダイオード)で受光し、電気信号として制御基板17に送信する。
同様に、TOSA13の先端部は、プラスチック製(樹脂製)の円筒形のスリーブ13aである。このスリーブ13aで送信側光コネクタC3のフェルールを受容することにより、TOSA13は、送信側光コネクタC3との接続を図る。スリーブ13aの前端部には、前方に開口し送信側光コネクタC3のフェルールが挿入される接続口13b(図4参照)が設けられている。接続口13bは、レセプタクル3bの差込口5bよりも奥側(後方)に位置している。TOSA13は、制御基板17からの電気信号に基づいて発光素子(例えば、レーザダイオード)から前方に向けて信号光を出射し、送信側光コネクタC3のフェルールに保持された光ファイバに信号光を入射させる。このようなスリーブ11a,13aの延在方向に出射・入射される信号光を、ROSA11と光コネクタC1との間、及びTOSA13と光コネクタC3との間で授受することにより、光トランシーバ1は、光コネクタC1,C3を通じて、外部との光通信を行う。
この光トランシーバ1を、特に10Gbs以上といったような高速で動作させる場合には、光トランシーバ1からの電磁放射が周囲の機器のノイズ要因になりやすいので、電磁放射を極力低減することが望まれる。そこで、この光トランシーバ1では、金属製の筐体本体部3aと金属製のレセプタクル3bとを、電気的に接続しながら隙間なく連結している。これにより、ROSA11、TOSA13、及び制御基板17を収納する筐体3の内部空間が、金属で隙間なく包囲されることとなり、金属の電磁シールド性によって、筐体3内部から外部への電磁放射が低減される。
ところが、ROSA11の先端のスリーブ11a及びTOSA13の先端のスリーブ13aは、外部からのコネクタの接続を受け入れる機能上、筐体3の外部に露出せざるを得ない。ここで、「筐体3の外部」とは、金属製の筐体3で電磁的に包囲されていない領域を意味し、「筐体3の内部」とは、金属製の筐体3で電磁的に包囲されている領域を意味するものとする。例えば、レセプタクル3bの差込口5a,5bからスリーブ11a,13aまでの空間は、「筐体3の外部」である。スリーブ11a,13aを筐体3の外部に露出させる構成により、ROSA11及びTOSA13の近傍においては、筐体3の電磁シールド性に脆弱な部分が存在し、外部への電磁波の漏洩が懸念される。また、スリーブ11a,13aが非金属性(プラスチック製)であることから、スリーブ11a,13a自体には電磁シールド性がなく、従って、ROSA11及びTOSA13の近傍における電磁シールド性の強化が特に望まれる。
そこで、図4、図5、及び図6に示すように、この光トランシーバ1のレセプタクル3bには、スリーブ11a,13aを挿通させる金属キャップ(鍔状仕切部材)30が取り付けられる。金属キャップ30は、例えば、アルミニウム等の金属材料からなる。図6(a),(b)にも示すように、この金属キャップ30は、スリーブ11a,13aに直交する方向に延びる板状部31を有している。板状部31には、スリーブ11a,13aが挿通される円形の挿通穴31aが形成されている。挿通穴31aの寸法は、スリーブ11a,13aの外径よりも僅かに大きくされている。このため、スリーブ11a,13aの外周面と金属キャップ30との間には僅かに隙間が形成され、金属キャップ30はスリーブ11a,13aに接触しない状態でレセプタクル3bに設置される。
また、金属キャップ30は、板状部31の周縁部から後方に向けて立ち上がった周縁側壁部33を有している。周縁側壁部33は、挿通穴31aを挟んで両端に対向して位置する平板部33a,33aと、平板部33a,33aを繋ぐ円弧部33cと、を有している。周縁側壁部33は、板状部31から離れて後方にいくほどスリーブ11a,13aから離れて外側に広がるようなスカート形状に形成されている。このような金属キャップ30の周縁側壁部33は、板金絞り加工により形成される。
この金属キャップ30は、レセプタクル3bにより保持・固定される。具体的には、図7及び図8にも示すように、レセプタクル3bには、対向する一対の嵌合溝3c,3cが形成されている。そして、金属キャップ30は、この嵌合溝3c,3cの間に挟み込まれる。このとき、外側に広がっていたスカート形状の周縁側壁部33は、嵌合溝3c、3c間に押し込まれることにより、後端が内側に狭まるように弾性変形する。そして、この変形で発生する弾性力によって、平板部33a,33aの両外側面が、それぞれ嵌合溝3c,3cの底面3d,3dに押し当てられ、金属キャップ30が、レセプタクル3bに保持・固定される。また、このとき、板状部31の前面が、嵌合溝3c,3cの側面3e,3eに当接し、周縁側壁部33の後端部が側面3f,3fに当接するので、金属キャップ30は、側面3e,3eによって前後方向(スリーブ11a,13aの延在方向)にも位置が規定される。なお、図7に示されるように、嵌合溝3c,3cの間には、ROSA11及びTOSA13のフランジ11e,13eも収納される。フランジ11e,13eの外径は、平板部33a,33aの間の距離よりも小さくされており、フランジ11e,13eも金属キャップ30には接触しない。
組み立て時においては、まず、図9に示すように、周縁側壁部33を後方に向けフランジ11eを覆うように、金属キャップ30をROSA11のスリーブ11aに取り付ける。その後、図10に示すように、円弧部33cをレセプタクル3b側に向けて、ROSA11と金属キャップ30を嵌合溝3c,3cの延在方向に押し込む。このとき、金属キャップ30の平板部33a,33aが嵌合溝3c,3cの底面3d、3dに押されて変形しながら、嵌合溝3c,3cの間に金属キャップ30が滑り込む。このように、金属キャップ30の弾性力により、平板部33a,33aの外側面が嵌合溝の底面3d,3dに押し当てられるので、金属キャップ30がレセプタクル3bに確実に固定されると共に、金属キャップ30とレセプタクル3bとの電気的接続が確実に図られる。また、周縁側壁部33のうち円弧部33cに対向する位置には、平板部33a,33aに直交する平らな部分33eが設けられているので、例えば、手作業で金属キャップ30をレセプタクル3bに押し込む際にも平らな部分33eを押しやすく、作業性が良い。なお、TOSA13側の金属キャップ30も、上記同様の方法で取り付けられる。
またこのとき、金属キャップ30とレセプタクル3bとの接触面(平板部33a,33aの外側面と嵌合溝の底面3d,3d)が平面であることも、金属キャップ30とレセプタクル3bとの確実な固定及び確実な電気的接続のために好ましい構成である。なお、レセプタクル3bには、金属キャップ30の円弧部33cが嵌り込む位置において、円弧部33cの形状に対応させた円弧の凹部を形成してもよい。この場合、レセプタクル3bと金属キャップ30との隙間が小さくなり、電磁シールド性をより高めることができる。
以上のように、金属キャップ30は、スリーブ11a,13aを筐体3の外部に挿通させながら、筐体3の内外を仕切る機能を有している。また、金属キャップ30は、レセプタクル3bに保持・固定されてレセプタクル3bに電気的に接続されている。従って、金属キャップ30は、電磁的にも、筐体3と一体として筐体3の内外を仕切る機能を有している。従って、この光トランシーバ1にあっては、前方から見て、挿通穴31a以外の部分が筐体3として電磁的に閉ざされた状態となる。このような金属キャップ30の存在により、スリーブ11a,13aを外部に露出させるための筐体3の開口部を最低限の面積に抑えることができる。従って、ROSA11及びTOSA13の近傍における筐体3の電磁シールド性を高めることができる。
また、前述のように、ROSA11及びTOSA13は、レセプタクル3bに保持・固定されている。具体的には、図7に示すように、レセプタクル3bに設けられた凸条部3hを、本体部前端面11d,13dとフランジ11e,13eとで挟み込むことにより、ROSA11及びTOSA13は、レセプタクル3bに保持・固定される。その一方、前述したように、金属キャップ30も、レセプタクル3bに保持・固定されている。すなわち、ROSA11及びTOSA13と、金属キャップ30と、は、それぞれ独立してレセプタクル3bに対して保持・固定されており、金属キャップ30は、スリーブ11a,13aに対して接触していない。また、ROSA11及びTOSA13のフランジ11e,13eも、金属キャップ30には接触していない。よって、金属キャップ30は、スリーブ11a,13aに対して固定のための応力を及ぼすことがなく、その結果、スリーブ11a,13aを始めとしてROSA11及びTOSA13には、金属キャップ30の存在に起因する応力及び歪みが生じることはなく、ROSA11及びTOSA13と光コネクタC1,C3との光学的結合状態にズレが生じることも避けられる。
なお、スリーブ11a,13aの外周面と金属キャップ30との間には僅かに隙間が形成されることとしているが、スリーブ11a,13aの外周面と金属キャップ30とが接触してもよい。但しこの場合、スリーブ11a,13aに対して押圧力が加わらないような接触状態とする。また、金属キャップ30とスリーブ11a,13aとが、仮に接触する場合にも、金属キャップ30の材料として、アルミニウム等の比較的柔らかい金属材料を用いることで、スリーブ11a,13aに作用する応力を抑えることができる。
1…光トランシーバ(光通信用モジュール)、3…筐体、3c…嵌合溝、3d…嵌合溝の底面、11…ROSA(光ポート部)、11a…スリーブ(光ポート部の先端部)、13…TOSA(光ポート部)、13a…スリーブ(光ポート部の先端部)、30…金属キャップ(鍔状仕切部材)、31…板状部、31a…挿通穴、33,33a…周縁側壁部、C1,C3…光コネクタ。

Claims (6)

  1. 接続される光コネクタを通じて光通信を行う光通信用モジュールであって、
    金属製の筐体と、
    前記筐体に保持されると共に、前記筐体の外部に露出した先端部に前記光コネクタとの接続口を有し、前記接続口に接続される前記光コネクタとの間で前記光通信に係る信号光の授受を行う光ポート部と、
    前記筐体に取り付けられ前記筐体の内外を仕切ると共に、前記光ポート部の前記先端部を挿通穴に挿通させて前記筐体の外部に露出させる金属製の鍔状仕切部材と、
    を備え、
    前記鍔状仕切部材は、
    前記挿通穴が形成された板状部と、当該板状部の周縁部に立設された周縁側壁部とを有しており、
    前記周縁側壁部を前記筐体に接触させて当該筐体に電気的に接続され、前記筐体によって保持されていることを特徴とする光通信用モジュール。
  2. 前記筐体には、
    前記鍔状仕切部材を挟み込む一対の対向する嵌合溝が設けられており、
    前記鍔状仕切部材は、
    両端の前記周縁側壁部の外側面をそれぞれ前記嵌合溝の底面に押し当てた状態で、前記嵌合溝同士の間に挟み込まれることを特徴とする請求項1に記載の光通信用モジュール。
  3. 前記鍔状仕切部材が前記嵌合溝同士の間に挟み込まれる前には、
    前記周縁側壁部は、前記板状部の周縁部から先端に行くほど外側に広がる形状をなしており、
    前記鍔状仕切部材が前記嵌合溝同士の間に挟み込まれたときに、
    前記周縁側壁部の先端が内側に狭まるように弾性変形し、この弾性変形で発生する弾性力によって前記周縁側壁部の外側面が前記嵌合溝の底面に押し当てられていることを特徴とする請求項2に記載の光通信用モジュール。
  4. 前記周縁側壁部の前記外側面と、当該外側面に押し当てられる前記嵌合溝の前記底面と、は、平面で接触することを特徴とする請求項2又は3に記載の光通信用モジュール。
  5. 前記鍔状仕切部材は、前記光ポート部に非接触の状態で配置されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の光通信用モジュール。
  6. 前記光ポート部の前記先端部は、非金属材料からなることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の光通信用モジュール。
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