JP2006113455A - 光トランシーバモジュールの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】静電気による不具合の発生が防止された光トランシーバモジュールの取付構造のものを提供する。
【解決手段】電気信号を光信号に変換して出力する送信部と、入力された光信号を電気信号に変換する受信部とを有する光トランシーバモジュール1と、この光トランシーバモジュール1が取り付けられるケージ90と、光トランシーバモジュール1がケージ90に取り付けられるときに、光トランシーバモジュール1に帯電された静電気をケージ90に流す帯電防止部材70とを備えるものとされた。前記ケージ90に接触可能な可撓性舌片75,76,77,78が、前記帯電防止部材70に設けられた。前記帯電防止部材70は、薄肉状コンタクトプレート70として形成され、このコンタクトプレート70は、光トランシーバモジュール本体2と、前記ケージ90との間に介在可能とされた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば光ケーブル等と共に用いられる光トランシーバモジュールの取付構造に関するものである。
図10は、従来の光トランシーバモジュールの取付構造の一形態を示すものである(例えば特許文献1参照)。
光リンクモジュール501は、筐体550と、筐体550内に収容される光トランシーバ510と、筐体550に固定されるホストコネクタ560とを備えるものとして構成されている。
光トランシーバ510は、半導体レーザなどの発光素子を内蔵する発光モジュール512と、フォトダイオードなどの受光素子を内蔵する受光モジュール514と、発光モジュール512と受光モジュール514とが搭載される配線基板515とを備えるものとして構成されている。また、光トランシーバ510の配線基板515に、周波数アップ・ダウン変換回路が内蔵されたIC547が搭載されている。IC(Integrated Circuit)とは、集積回路を意味する。光トランシーバ510は、筐体550の前部開口端551から筐体550内にスライド収容される。
また、ホストコネクタ560は、四画柱状の部材として構成されている。ホストコネクタ560は、筐体550内部の後部開口端552付近に固定される。
特開2003−133631号公報(第3,4頁、第1図)
しかしながら、上記従来の光トランシーバモジュールの取付構造にあっては、静電気対策が不十分なものとされていた。例えば光リンクモジュール501に静電気が蓄積されていた場合、静電気により、光トランシーバ510を構成する発光モジュール512や、受光モジュール514や、IC547等に悪影響が及ぼされることが心配されていた。発光モジュール512や、受光モジュール514や、IC547等が静電気の影響を受けた場合、光リンクモジュール501は、正常に作動されないということが懸念される。
本発明は、上記した点に鑑み、静電気による不具合の発生が防止された光トランシーバモジュールの取付構造のものを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る光トランシーバモジュールの取付構造は、電気信号を光信号に変換して出力する送信部と、入力された光信号を電気信号に変換する受信部とを有する光トランシーバモジュールと、該光トランシーバモジュールが取り付けられるケージと、該光トランシーバモジュールが該ケージに取り付けられるときに、該光トランシーバモジュールに帯電された静電気を該ケージに流す帯電防止部材とを備えることを特徴とする。
上記構成により、光トランシーバモジュールに静電気が帯電されていたり、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に静電気が帯電されていたりすることがあっても、静電気は、光トランシーバモジュールから帯電防止部材を通ってケージに速やかに逃が
される。光トランシーバモジュールにおける静電気は、帯電防止部材を通ってケージに逃がされるので、光トランシーバモジュールの送信部や受信部に、静電気によって悪影響が及ぼされ、光トランシーバモジュールが正常に作動しないという不具合の発生は防止される。従って、静電気による不具合の発生が防止された光トランシーバモジュールの取付構造のものが提供される。
請求項2に係る光トランシーバモジュールの取付構造は、請求項1記載の光トランシーバモジュールの取付構造において、前記帯電防止部材は、前記光トランシーバモジュールを構成する光トランシーバモジュール本体に装着され、該帯電防止部材を備える該光トランシーバモジュールが、前記ケージに取り付けられることで、該帯電防止部材は、該ケージに接触することを特徴とする。
上記構成により、光トランシーバモジュールに帯電された静電気や、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に帯電された静電気は、帯電防止部材を備える光トランシーバモジュールがケージに取り付けられるときに、光トランシーバモジュール本体から帯電防止部材を通ってケージに逃がされる。帯電防止部材が光トランシーバモジュール本体に装着されることで、光トランシーバモジュールは、帯電防止部材を備えるものとして構成される。これにより、部品点数が増加され、光トランシーバモジュールの取付作業が煩雑化するということは回避される。帯電防止部材を備える光トランシーバモジュールがケージに取り付けられることで、光トランシーバモジュールに帯電された静電気や、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に帯電された静電気は、帯電防止部材を通り抜けて容易にケージに逃がされる。
請求項3に係る光トランシーバモジュールの取付構造は、請求項1又は2記載の光トランシーバモジュールの取付構造において、前記ケージに接触可能な可撓性舌片が、前記帯電防止部材に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、光トランシーバモジュールに帯電された静電気や、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に帯電された静電気は、光トランシーバモジュールから帯電防止部材を通って確実にケージに逃がされる。帯電防止部材に可撓性舌片が設けられているので、光トランシーバモジュールおよび帯電防止部材がケージに取り付けられたときに、帯電防止部材の舌片は、適度に撓まされつつケージに確実に接触する。従って、光トランシーバモジュールに静電気が帯電されていたり、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に静電気が帯電されていたりすることがあっても、静電気は、光トランシーバモジュールから帯電防止部材の可撓性舌片を通り抜け、可撓性舌片が接触するケージに確実に逃がされる。
請求項4に係る光トランシーバモジュールの取付構造は、請求項3記載の光トランシーバモジュールの取付構造において、前記舌片は、前記ケージに対する前記光トランシーバモジュールの挿入方向と反対方向に略沿って、前記帯電防止部材を構成する周壁の外側に向けて、該周壁から突出されたことを特徴とする。
上記構成により、光トランシーバモジュールは、容易にケージに挿着される。帯電防止部材に設けられた舌片は、ケージに対する光トランシーバモジュールの挿入方向と反対方向に略沿って、帯電防止部材を構成する周壁の外側に向けて、帯電防止部材の周壁から突出されているので、ケージに光トランシーバモジュールが取り付けられるときに、例えば帯電防止部材の舌片がケージなどの他のものに引っ掛けられ、ケージに光トランシーバモジュールがスムーズに挿入されないということは回避される。これにより、光トランシーバモジュールは、容易でスムーズにケージに挿着される。従って、取付作業性が改善されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものが提供される
請求項5に係る光トランシーバモジュールの取付構造は、請求項3又は4記載の光トランシーバモジュールの取付構造において、前記舌片は、前記帯電防止部材を構成する周壁に設けられた基端部から該周壁の外側に向けて延設され、該舌片の先端部が前記ケージに接触することを特徴とする。
上記構成により、帯電防止部材と、ケージとは、確実に接触するので、帯電防止部材からケージにかけて確実に静電気が流される。ケージに光トランシーバモジュールが取り付けられるときに、先ず、帯電防止部材の舌片の先端部がケージに接触する。すると、帯電防止部材の舌片は、適度に撓まされる。帯電防止部材の舌片は、帯電防止部材を構成する周壁に設けられた基端部から帯電防止部材の周壁の外側に向けて延設されているので、帯電防止部材の舌片の先端部がケージに接触したときに、帯電防止部材の舌片の基端部から先端部の間において、帯電防止部材の舌片は撓まされる。従って、取付作業性が改善されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものが提供される。
請求項6に係る光トランシーバモジュールの取付構造は、請求項1〜5の何れか1項に記載の光トランシーバモジュールの取付構造において、前記光トランシーバモジュールを構成する光トランシーバモジュール本体に対し、前記帯電防止部材は、抱き付いた状態で装着されたことを特徴とする。
上記構成により、光トランシーバモジュール本体に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール本体に接続される相手側部材に帯電された静電気は、確実に帯電防止部材を通過してケージに流される。光トランシーバモジュール本体に対し、帯電防止部材は、抱き付いた状態で装着されているので、光トランシーバモジュール本体と、帯電防止部材とは、確実に接触した状態となる。従って、光トランシーバモジュール本体と、帯電防止部材との接触不良により、光トランシーバモジュール本体に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール本体に接続される相手側部材に帯電された静電気が、帯電防止部材に流されず、静電気によって、光トランシーバモジュールに不具合が生じるということは、回避される。
請求項7に係る光トランシーバモジュールの取付構造は、請求項1〜6の何れか1項に記載の光トランシーバモジュールの取付構造において、前記光トランシーバモジュールを構成するカバーに前記帯電防止部材が係り合わせられるための係止部が、該帯電防止部材に設けられ、該係止部に対応して、該カバーに係合部が設けられたことを特徴とする。
上記構成により、帯電防止部材は、光トランシーバモジュールを構成するカバーに、確実に係り合わせられて取り付けられる。光トランシーバモジュールを構成するカバーに帯電防止部材が係り合わせられるための係止部が、帯電防止部材に設けられ、係止部に対応して、カバーに係合部が設けられているので、帯電防止部材の係止部と、光トランシーバモジュールのカバーの係合部とが係り合わせられることにより、帯電防止部材は、光トランシーバモジュールのカバーに容易かつ確実に装着される。従って、組付け作業性が向上されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものが提供される。
請求項8に係る光トランシーバモジュールの取付構造は、請求項7記載の光トランシーバモジュールの取付構造において、前記帯電防止部材は、前記カバーの外側に装着可能な略環状に形成され、前記係止部は、係止突出部を備えるものとされ、前記係合部は、該係止突出部に対応した係合孔部を備え、該カバーに該帯電防止部材が取り付けられるときに
、該係合孔部の係止部導入部に該係止突出部の立上り部が挿入され、該係合孔部の傾斜案内部に該係止突出部の該立上り部が摺接され、該係合孔部の固定用端縁部に該係止突出部の該立上り部が当接されることで、略環状の該帯電防止部材は、該カバーを締め付けた状態で、該カバーに嵌め合わせられることを特徴とする。
上記構成により、帯電防止部材は、光トランシーバモジュールを構成するカバーに、確実に嵌め合わせられる。光トランシーバモジュールのカバーに帯電防止部材が取り付けられるときに、先ず、光トランシーバモジュールのカバーに設けられた係合孔部の係止部導入部に、帯電防止部材の係止突出部の立上り部が挿入される。次に、光トランシーバモジュールのカバーに設けられた係合孔部の傾斜案内部に、帯電防止部材の係止突出部の立上り部が摺接される。その後、光トランシーバモジュールのカバーに設けられた係合孔部の固定用端縁部に、帯電防止部材の係止突出部の立上り部が当接される。これにより、略環状の帯電防止部材は、光トランシーバモジュールのカバーを締め付けた状態で、光トランシーバモジュールのカバーに嵌め合わせられる。光トランシーバモジュールのカバーから帯電防止部材が抜け落とされることなく、帯電防止部材は、光トランシーバモジュールのカバーに確実に嵌め付けられる。従って、組付け作業性が改善されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものが提供される。
請求項9に係る光トランシーバモジュールの取付構造は、請求項1〜8の何れか1項に記載の光トランシーバモジュールの取付構造において、前記帯電防止部材は、前記光トランシーバモジュールを構成する光トランシーバモジュール本体の形状と、前記ケージの形状とに対応した薄肉状コンタクトプレートとして形成され、該コンタクトプレートは、該光トランシーバモジュール本体と、該ケージとの間に介在可能とされたことを特徴とする。
上記構成により、光トランシーバモジュールに帯電された静電気や、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に帯電された静電気は、光トランシーバモジュール本体からコンタクトプレートを通ってケージに逃がされると共に、光トランシーバモジュール周辺の大型化も回避される。帯電防止部材は、光トランシーバモジュールを構成する光トランシーバモジュール本体の形状と、ケージの形状とに対応した薄肉状コンタクトプレートとして形成されているので、光トランシーバモジュールの周辺に、コンタクトプレート用の特別なスペースは必要とされない。このように、コンタクトプレート用の特別なスペースが必要とされることなく、薄肉状コンタクトプレートは、光トランシーバモジュール本体と、ケージとの間に介在される。従って、大型化されることなく、静電気対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものが提供される。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、光トランシーバモジュールに静電気が帯電されていたり、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に静電気が帯電されていたりすることがあっても、静電気は、光トランシーバモジュールから帯電防止部材を通ってケージに速やかに逃がされる。光トランシーバモジュールにおける静電気は、帯電防止部材を通ってケージに逃がされるので、光トランシーバモジュールの送信部や受信部に、静電気によって悪影響が及ぼされ、光トランシーバモジュールが正常に作動しないという不具合の発生は防止される。従って、静電気による不具合の発生が防止された光トランシーバモジュールの取付構造のものを提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、光トランシーバモジュールに帯電された静電気や、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に帯電された静電気は、帯電防止部材を備える光トランシーバモジュールがケージに取り付けられるときに、光トランシーバモジュール本体から帯電防止部材を通ってケージに逃がされる。帯電防止部材が光トランシーバ
モジュール本体に装着されることで、光トランシーバモジュールは、帯電防止部材を備えるものとして構成される。これにより、部品点数が増加され、光トランシーバモジュールの取付作業が煩雑化するということ回避させることができる。帯電防止部材を備える光トランシーバモジュールがケージに取り付けられることで、光トランシーバモジュールに帯電された静電気や、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に帯電された静電気は、帯電防止部材を通り抜けて容易にケージに逃がされる。
請求項3記載の発明によれば、光トランシーバモジュールに帯電された静電気や、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に帯電された静電気は、光トランシーバモジュールから帯電防止部材を通って確実にケージに逃がされる。帯電防止部材に可撓性舌片が設けられているので、光トランシーバモジュールおよび帯電防止部材がケージに取り付けられるときに、帯電防止部材の舌片を適度に撓まさせつつケージに確実に接触させることができる。従って、光トランシーバモジュールに静電気が帯電されていたり、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に静電気が帯電されていたりすることがあっても、静電気は、光トランシーバモジュールから帯電防止部材の可撓性舌片を通り抜け、可撓性舌片が接触するケージに確実に逃がされる。
請求項4記載の発明によれば、光トランシーバモジュールは、容易にケージに挿着される。帯電防止部材に設けられた舌片は、ケージに対する光トランシーバモジュールの挿入方向と反対方向に略沿って、帯電防止部材を構成する周壁の外側に向けて、帯電防止部材の周壁から突出されているので、ケージに光トランシーバモジュールが取り付けられるときに、例えば帯電防止部材の舌片がケージなどの他のものに引っ掛けられ、ケージに光トランシーバモジュールがスムーズに挿入されないということは回避される。これにより、光トランシーバモジュールは、容易でスムーズにケージに挿着される。従って、取付作業性が改善されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものを提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、帯電防止部材と、ケージとは、確実に接触するので、帯電防止部材からケージにかけて確実に静電気が流される。ケージに光トランシーバモジュールが取り付けられるときに、先ず、帯電防止部材の舌片の先端部がケージに接触する。すると、帯電防止部材の舌片は、適度に撓まされる。帯電防止部材の舌片は、帯電防止部材を構成する周壁に設けられた基端部から帯電防止部材の周壁の外側に向けて延設されているので、帯電防止部材の舌片の先端部がケージに接触したときに、帯電防止部材の舌片の基端部から先端部の間において、帯電防止部材の舌片は撓まされる。従って、取付作業性が改善されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものを提供することができる。
請求項6記載の発明によれば、光トランシーバモジュール本体に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール本体に接続される相手側部材に帯電された静電気は、確実に帯電防止部材を通過してケージに流される。光トランシーバモジュール本体に対し、帯電防止部材は、抱き付いた状態で装着されているので、光トランシーバモジュール本体と、帯電防止部材とは、確実に接触した状態となる。従って、光トランシーバモジュール本体と、帯電防止部材との接触不良により、光トランシーバモジュール本体に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール本体に接続される相手側部材に帯電された静電気が、帯電防止部材に流されず、静電気によって光トランシーバモジュールに不具合が生じるということを回避させることができる。
請求項7記載の発明によれば、帯電防止部材は、光トランシーバモジュールを構成するカバーに、確実に係り合わせられて取り付けられる。光トランシーバモジュールを構成するカバーに帯電防止部材が係り合わせられるための係止部が、帯電防止部材に設けられ、
係止部に対応して、カバーに係合部が設けられているので、帯電防止部材の係止部と、光トランシーバモジュールのカバーの係合部とが係り合わせられることにより、帯電防止部材は、光トランシーバモジュールのカバーに容易かつ確実に装着される。従って、組付け作業性が向上されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものを提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、帯電防止部材は、光トランシーバモジュールを構成するカバーに、確実に嵌め合わせられる。光トランシーバモジュールのカバーに帯電防止部材が取り付けられるときに、先ず、光トランシーバモジュールのカバーに設けられた係合孔部の係止部導入部に、帯電防止部材の係止突出部の立上り部が挿入される。次に、光トランシーバモジュールのカバーに設けられた係合孔部の傾斜案内部に、帯電防止部材の係止突出部の立上り部が摺接される。その後、光トランシーバモジュールのカバーに設けられた係合孔部の固定用端縁部に、帯電防止部材の係止突出部の立上り部が当接される。これにより、略環状の帯電防止部材は、光トランシーバモジュールのカバーを締め付けた状態で、光トランシーバモジュールのカバーに嵌め合わせられる。光トランシーバモジュールのカバーから帯電防止部材が抜け落とされることなく、帯電防止部材は、光トランシーバモジュールのカバーに確実に嵌め付けられる。従って、組付け作業性が改善されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものを提供することができる。
請求項9記載の発明によれば、光トランシーバモジュールに帯電された静電気や、光トランシーバモジュールに接続される相手側部材に帯電された静電気は、光トランシーバモジュール本体からコンタクトプレートを通ってケージに逃がされると共に、光トランシーバモジュール周辺の大型化も回避させることができる。帯電防止部材は、光トランシーバモジュールを構成する光トランシーバモジュール本体の形状と、ケージの形状とに対応した薄肉状コンタクトプレートとして形成されているので、光トランシーバモジュールの周辺に、コンタクトプレート用の特別なスペースは必要とされない。このように、コンタクトプレート用の特別なスペースが必要とされることなく、薄肉状コンタクトプレートは、光トランシーバモジュール本体と、ケージとの間に介在される。従って、大型化されることなく、静電気対策が行われた光トランシーバモジュールの取付構造のものを提供することができる。
以下に本発明に係る光トランシーバモジュールの取付構造の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図9は、本発明に係る光トランシーバモジュールの取付構造の一実施形態を示すものである。
モジュールとは、追加や、交換などが容易とされた構成単位のものを意味する。図1を用いて光トランシーバモジュール1の各方向について説明すると、光トランシーバモジュール1を構成する一側カバー11が位置する側を光トランシーバモジュール1の上側とし、光トランシーバモジュール1を構成する他側カバー21が位置する側を光トランシーバモジュール1の下側とする。なお、この明細書における「上」、「下」の定義は、光トランシーバモジュール1の取付構造を説明するための便宜上のものとされる。
光トランシーバモジュール1(図1,図2)のソケット部40に装備された合成樹脂製キャップ80が取り外されて、光ファイバ等の光ケーブル(図示せず)が光トランシーバモジュール1に接続される。
光トランシーバモジュール本体2が組み立てられる工程に沿って、光トランシーバモジュール本体2を構成する各部品について説明する。先ず、金属板(図示せず)に、打抜き加工、曲げ加工、切起し加工などのプレス加工が行われることで、金属製一側カバー11(図3〜図5)や、金属製他側カバー21(図5)や、金属製帯電防止部材70(図5)や、金属製ケージ90(図1,図2)等が形成される。
合成樹脂製ハウジング41(図3)が装備される金属製カバー11に、電気信号を光信号に変換して出力する送信部材6と、入力された光信号を電気信号に変換する受信部材7とが装着される(図4)。この光トランシーバモジュール1は、双方向の通信が可能なものとされている。
前記送信部材6(図3,図4)として、TOSAが用いられた。「TOSA」とは、「Transmitter Optical Sub-Assembly」の略称とされ、送信用小型光デバイスを意味する。また、前記受信部材7として、ROSAが用いられた。「ROSA」とは、「Receiver Optical Sub-Assembly 」の略称とされ、受信用小型光デバイスを意味する。
送信部材6(図3)が一側カバー11に装備されるときに、送信部材本体6aに突設された円筒状突出部6bが、一側カバー11の隔壁11pに設けられた長円状挿通孔16bに合わせられ、略八角形円筒状に形成された送信部材本体6aが、一側カバー11の収容部11r内に設けられた略湾曲状装着部16に備えられる(図4)。また、受信部材7(図3)が一側カバー11に装備されるときに、受信部材本体7aに突設された円筒状突出部7bが、一側カバー11の隔壁11pに設けられた長円状挿通孔17bに合わせられ、略八角形円筒状に形成された受信部材本体7aが、一側カバー11の収容部11r内に設けられた略湾曲状装着部17に備えられる(図4)。
また、略ピン状の止具9(図3,図4)が用いられて金属製カバー11に回路基板8が組み付けられると共に、はんだ材が用いられて送信部材6および受信部材7と回路基板8とが通電可能に接続される。
一側カバー11に回路基板8が装備されるときに、一側カバー11の収容部11r内に設けられた略突出片状の位置合せ部11sと、回路基板8の基板本体8aに設けられた略長円状の位置合せ部8sとが嵌め合わせられる。また、このときに、送信部材本体6aに突設された複数の端子6mと、回路基板8の基板本体8aに設けられた複数の端子接続用挿通孔8mとが合わせられる。また、受信部材本体7aに突設された複数の端子7nと、回路基板8の基板本体8aに設けられた複数の端子接続用挿通孔8nとが合わせられる。
また、略ピン状止具9の本体部9tが、回路基板8の基板本体8aに設けられた略円孔状の固定部8tに合わせられ、さらに、略ピン状止具9の本体部9tが、一側カバー11の収容部11r内に設けられた略中空円筒状の固定部11tに合わせられることで、回路基板8は、一側カバー11に組み付けられる。
また、基板本体8aの挿通孔8mに合わせられた送信部材6の端子6mが、基板本体8aにはんだ付けされることで、送信部材6の端子6mと、基板本体8aに設けられた回路導体(図示せず)とが通電可能に接続される。また、基板本体8aの挿通孔8nに合わせられた受信部材7の端子7nが、基板本体8aにはんだ付けされることで、受信部材7の端子7nと、基板本体8aに設けられた回路導体(図示せず)とが通電可能に接続される。回路基板8の基板本体8aに設けられた不図示の各回路導体は、回路基板8の基板本体8aのカードエッジコネクタ部8cへ続いている。
金属製一側カバー11に金属製他側カバー21(図5)が組みつけられることで、カバ
ー10の収容室10r内の各部品は、外部のものから保護される。また、ソケット部40を構成するハウジング41に、レバー50と、合成樹脂製スライド部材31とが装備されることで、光トランシーバモジュール1にスライドアクチュエータ30が構成される。このようにして、光トランシーバモジュール本体2が構成される。
また、光トランシーバモジュール本体2を構成するソケット部40に、送信部材6(図3,図4)および受信部材7を埃などから守る防塵用の合成樹脂製キャップ80(図1,図2,図5)が着脱自在に装備されている。光トランシーバモジュール1のソケット部40は、レセプタクル部40などと呼ばれている。レセプタクル(receptacle)とは、ソケットやコンセントを意味する。
光トランシーバモジュール1の取付構造を構成するのものは、電気信号を光信号に変換して出力する送信部材6(図3,図4)と、入力された光信号を電気信号に変換する受信部材7とを有する光トランシーバモジュール1と、光トランシーバモジュール1が取り付けられる金属製ケージ90(図1,図2)と、光トランシーバモジュール1がケージ90に取り付けられるときに、光トランシーバモジュール1に帯電された静電気をケージ90に流す金属製帯電防止部材70(図5,図1)とを備えるものとされている。
上記光トランシーバモジュール1の取付構造が構成されていれば、光トランシーバモジュール1に静電気が帯電されていたり、光トランシーバモジュール1に接続される光ケーブル(図示せず)等の相手側部材に静電気が帯電されていたりすることがあっても、静電気は、光トランシーバモジュール1から金属製帯電防止部材70を通って金属製ケージ90に速やかに逃がされる。光トランシーバモジュール1における静電気は、金属製帯電防止部材70を通って金属製ケージ90に逃がされるので、光トランシーバモジュール1の送信部材6や受信部材7に、静電気によって悪影響が及ぼされ、光トランシーバモジュール1が正常に作動しないという不具合の発生は防止される。従って、静電気による不具合の発生が防止された光トランシーバモジュール1の取付構造のものが、光トランシーバモジュール1の組立メーカ等に提供される。ESD,EMI,ESDなどに対応した光トランシーバモジュール1の取付構造のものを、光トランシーバモジュール1の組立メーカ等に提供することができる。
「ESD」とは、「Electro Static Discharge」の略称とされている。ESDは、静電気放電耐量といわれ、電気機器が人体または他の帯電しているものから静電気を受けた場合に、電子機器の耐量を規定するものとされている。
「EMI」とは、「Electro Magnetic Interference」の略称とされている。「EMI」は、例えば各素子のスイッチング動作などにより発生する電磁障害を意味する。EMIについて詳しく説明すると、EMIは、例えば電磁妨害放射規制と呼ばれ、電子機器が他の電子機器への妨害を排除するために、電子機器から漏れる電磁気的雑音(電波)の放射、伝搬を規制するものとされている。
「EMC」は、「electro-magnetic compatibility」の略称とされ、電磁両立性や電磁環境両立性を意味する。EMCについて簡単に説明すると、機器がその動作によって他のものに妨害を与えず、また、その動作が他のものによって妨害されないときに、EMCが達成されたものと判断される。
光トランシーバモジュール1(図1,図2,図5)がケージ90(図1,図2)に取り付けられることで、光トランシーバモジュール本体1(図5)のカードエッジコネクタ部8cと、ケージ90の収容部94内に設けられたSFPコネクタ部(図示せず)とが通電可能に接続される。「SFP」は、「Small Form Pluggable」の略称とされている。SF
Pコネクタ部は、例えば活線挿抜対応のものとされている。
金属製ケージ90(図1,図2)は、他の回路基板(図示せず)に通電可能に接続されている。ケージ90の両側壁91sに突設された複数の固定用突出部91tが、他の回路基板の固定用挿通孔に通されて、はんだ付けが行われることで、ケージ90は、他の回路基板に固定される。金属製帯電防止部材70を通って金属製ケージ90に流された静電気は、ケージ90の両側壁91sに設けられた固定用突出部91tを経由して、不図示の他の回路基板に流される。静電気は、最終的にアース部(図示せず)へ流される。
図1,図5〜図7の如く、金属製帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール1を構成する光トランシーバモジュール本体2に装着される。帯電防止部材70(図1)を備える光トランシーバモジュール1が、ケージ90に取り付けられることで、帯電防止部材70は、ケージ90に接触する(図2)。
これにより、光トランシーバモジュール1に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール1に接続される光ケーブル等の相手側部材に帯電された静電気は、帯電防止部材70を備える光トランシーバモジュール1がケージ90に取り付けられるときに、光トランシーバモジュール本体2から金属製帯電防止部材70を通って金属製ケージ90に逃がされる。帯電防止部材70が光トランシーバモジュール本体2に装着されることで、光トランシーバモジュール1は、帯電防止部材70を備えるものとして構成される。また、このようにすることにより、部品点数が増加され、光トランシーバモジュール1の取付作業が煩雑化するということは回避される。帯電防止部材70を備える光トランシーバモジュール1がケージ90に取り付けられることで、光トランシーバモジュール1に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール1に接続される光ケーブル等の相手側部材に帯電された静電気は、帯電防止部材70を通り抜けて容易にケージ90に逃がされる。
ケージ90(図1,図2)を構成する周壁91aに接触可能な複数の可撓性舌片75,76,77,78(図1,図5)が、帯電防止部材70を構成する周壁71aに設けられている。
これにより、光トランシーバモジュール1に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール1に接続される光ケーブル等の相手側部材に帯電された静電気は、光トランシーバモジュール1から帯電防止部材70を通って確実にケージ90に逃がされる。帯電防止部材70を構成する周壁71aに、複数の可撓性舌片75,76,77,78が設けられているので、光トランシーバモジュール1および帯電防止部材70がケージ90に取り付けられたときに、帯電防止部材70の各舌片75,76,77,78は、適度に撓まされつつケージ90を構成する周壁91aに確実に接触する。また、複数の舌片75,76,77,78(図1,図5)が、帯電防止部材70を構成する周壁71aに設けられているので、ケージ90(図1,図2)に対する接触面積が増やされる。
従って、光トランシーバモジュール1に静電気が帯電されていたり、光トランシーバモジュール1に接続される光ケーブルなどの相手側部材に静電気が帯電されていたりすることがあっても、静電気は、光トランシーバモジュール1から帯電防止部材70の可撓性舌片75,76,77,78を通り抜け、可撓性舌片75,76,77,78が接触するケージ90に確実に逃がされる。
帯電防止部材70(図5)に設けられた各舌片75,76,77,78は、ケージ90(図1,図2)に対する光トランシーバモジュール1の挿入方向Pと反対方向に略沿って、帯電防止部材70(図5)を構成する周壁71aの外側に向けて、周壁71aから突出されている。即ち、帯電防止部材70に設けられた各舌片75,76,77,78は、ケ
ージ90(図1,図2)に対する光トランシーバモジュール1の抜去方向Pに略沿って、帯電防止部材70(図5)を構成する周壁71aの外側に向けて、周壁71aから突出されている。
このように光トランシーバモジュール1の取付構造が構成されていれば、光トランシーバモジュール1は、容易にケージ90に挿着される。帯電防止部材70に設けられた各舌片75,76,77,78は、ケージ90に対する光トランシーバモジュール1の挿入方向Pと反対の方向とされる抜去方向Qに略沿って、帯電防止部材70を構成する周壁71aの外側に向けて、帯電防止部材70の周壁71aから突出されているので、ケージ90に光トランシーバモジュール1が取り付けられるときに、例えば帯電防止部材70の舌片75,76,77,78がケージ90などの他のものに引っ掛けられ、ケージ90に光トランシーバモジュール1がスムーズに挿入されないということは回避される。これにより、光トランシーバモジュール1は、容易でスムーズにケージ90に挿着される。従って、取付作業性が改善されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュール1の取付構造のものが、光トランシーバモジュール1の組立メーカ等に提供される。
光トランシーバモジュール1(図2)と、ケージ90との接続が解除されるときに、抜去方向Qに沿って光トランシーバモジュール1のレバー50が引っ張られることで、略矩形箱状のケージ90から略矩形棒状の光トランシーバモジュール1が引き抜かれる。
帯電防止部材70(図5)に設けられた各舌片75,76,77は、帯電防止部材70を構成する周壁71aの一側縁端部71eに設けられた基端部75b,76b,77bから周壁71aの外側かつレバー50(図1,図5)側に向けて延設されている。また、帯電防止部材70に設けられた舌片78は、帯電防止部材70を構成する周壁71aの基壁71bに設けられた基端部78bから周壁71aを構成する基壁71bの外側かつレバー50側に向けて延設されている。一対の舌片78,78は、帯電防止部材70を構成する略矩形平板状基壁71bの略中央に位置するものとされている。
略矩形棒状の光トランシーバモジュール1が略矩形箱状のケージ90に挿着されるときに、帯電防止部材70を構成する周壁71aの基壁71bから周壁71aの外側かつレバー50側に向けて切起し形成された舌片78の先端部78aは、ケージ90の周壁91aの内面部91nに接触する。
また、略矩形棒状の光トランシーバモジュール1(図1,図2,図5)が略矩形箱状のケージ90(図1,図2)に挿着されるときに、帯電防止部材70を構成する周壁71aの一側縁端部71eから周壁71aの外側かつレバー50側に向けて突出形成された各舌片75,76,77の先端部75a,76a,77aは、略矩形箱状のケージ90の周壁91aに設けられた略矩形開口部95の端縁部95eに接触する(図1,図2)。
これにより、帯電防止部材70と、ケージ90とは、確実に接触する。従って、帯電防止部材70からケージ90にかけて確実に静電気が流される。略矩形箱状のケージ90に、略矩形棒状の光トランシーバモジュール1が挿着されつつ取り付けられるときに、先ず、帯電防止部材70の基壁71bに切起し形成された一対の舌片78,78の先端部78aが、略矩形箱状のケージ90に設けられた略矩形開口部95の端縁部95eに接触する。すると、帯電防止部材70の基壁71bに設けられた一対の舌片78,78は、適度に撓まされる。略矩形箱状のケージ90に対し、略矩形棒状の光トランシーバモジュール1の挿着作業が進められると、帯電防止部材70の基壁71bに設けられた一対の舌片78,78の先端部78aは、ケージ90の内面部91nに接触する。
帯電防止部材70を構成する周壁71aの基壁71bに設けられた一対の舌片78,7
8は、帯電防止部材70を構成する周壁71aの基壁71bに設けられた基端部78bから帯電防止部材70の周壁71aの外側かつレバー50側に向けて延設されているので、帯電防止部材70の各舌片78の先端部78aが、ケージ90の開口部95の端縁部95eに接触したときに、帯電防止部材70の各舌片78の基端部78bから先端部78aの間において、帯電防止部材70の基壁71bに設けられた各舌片78は撓まされる。
また、同時に、光トランシーバモジュール1に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール1に接続された光ケーブル等の相手側部材に帯電された静電気は、帯電防止部材70の舌片78からケージ90に流される。
さらに、略矩形箱状のケージ90に対し、略矩形棒状の光トランシーバモジュール1の挿着作業が進められると、帯電防止部材70の周壁71aの一側縁端部71eに突設された各舌片75,76,77の先端部75a,76a,77aが、ケージ90に設けられた略矩形開口部95の端縁部95eに接触する。すると、帯電防止部材70の周壁71aの一側縁端部71eに設けられた各舌片75,76,77は、適度に撓まされる。
帯電防止部材70を構成する周壁71aの一側縁端部71eに設けられた各舌片75,76,77は、帯電防止部材70を構成する周壁71aの縁端部71eに設けられた基端部75b,76b,77bから帯電防止部材70の周壁71aの外側かつレバー50側に向けて延設されているので、帯電防止部材70の各舌片75,76,77の先端部75a,76a,77aが、ケージ90の開口部95の端縁部95eに接触したときに、帯電防止部材70の舌片75,76,77の基端部75b,76b,77bから先端部75a,76a,77aの間において、帯電防止部材70の周壁71aの一側縁端部71eに設けられた各舌片75,76,77は撓まされる。
帯電防止部材70を構成する周壁71aの一側縁端部71eに設けられた各舌片75,76,77の先端部75a,76a,77aが、ケージ90の開口部95の端縁部95eに接触したときに、帯電防止部材70の各舌片75,76,77の基端部75b,76b,77bから先端部75a,76a,77aの間において、帯電防止部材70の各舌片75,76,77は撓まされる。
従って、略矩形箱状のケージ90に、略矩形棒状の光トランシーバモジュール1が挿着されつつ取り付けられるときの取付作業性が改善されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュール1の取付構造のものが、光トランシーバモジュール1の組立メーカ等に提供される。
光トランシーバモジュール本体2(図1)に装着された帯電防止部材70の各舌片75,77,78の先端部75a,77a,78a(図5)は、光トランシーバモジュール本体2を構成するカバー10に向けて緩やかに曲げられている(図1)。これにより、帯電防止部材70を備える光トランシーバモジュール1がケージ90に接続されるときに、ケージ90に対する光トランシーバモジュール1の挿着作業は、スムーズに行われる。
また、図2の如く、帯電防止部材70を備える光トランシーバモジュール1がケージ90に完全に挿着されたときに、帯電防止部材70に設けられた各舌片75,76,77の先端部75a,76a,77aは、ケージ90の開口部95の端縁部95eに位置する。これにより、ESDや、EMIに対応した光トランシーバモジュール1の取付構造のものが構成される。
例えば帯電防止部材(70)を備えていない光トランシーバモジュール本体(2)がケージ(90)に完全に挿着されたときに、光トランシーバモジュール本体(2)のカバー
(10)と、ケージ(90)の開口部(95)の端縁部(95e)とに隙間が設けられたものにおいては、ESDや、EMIに対し、不利なものとされていた。
しかしながら、帯電防止部材70を備える光トランシーバモジュール1がケージ90に完全に挿着されたときに、帯電防止部材70に設けられた各舌片75,76,77の先端部75a,76a,77aが、ケージ90の開口部95の端縁部95eに位置するものとされていれば、光トランシーバモジュール本体2のカバー10と、ケージ90の開口部95の端縁部95eとの隙間は、各舌片75,76,77の先端部75a,76a,77aで埋められた状態となる。従って、ESD,EMIなどに対応した光トランシーバモジュール1の取付構造のものが、構成されることとなる。
光トランシーバモジュール1(図1)を構成する光トランシーバモジュール本体2の金属製カバー10に対し、金属製帯電防止部材70は、抱き付いた状態で装着されている。
これにより、光トランシーバモジュール本体2に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール本体2に接続される光ケーブル等の相手側部材に帯電された静電気は、確実に帯電防止部材70を通過してケージ90に流される。光トランシーバモジュール本体2の金属製カバー10に対し、金属製帯電防止部材70は、抱き付いた状態で装着されているので、光トランシーバモジュール本体2と、帯電防止部材70とは、確実に接触した状態となる。従って、光トランシーバモジュール本体2と、帯電防止部材70との接触不良により、光トランシーバモジュール本体2に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール本体2に接続される光ケーブル等の相手側部材に帯電された静電気が、帯電防止部材70に流されず、静電気によって、光トランシーバモジュール1に不具合が生じるということは、回避される。
光トランシーバモジュール1(図5)を構成する金属製カバー10に金属製帯電防止部材70が係り合わせられるための一対の係止部79,79(図5〜図9(b)〜(d))が、帯電防止部材70(図5)の周壁71aを構成する各挟持壁71cに設けられている。帯電防止部材70(図5)に設けられた一対の係止部79,79に対応して、カバー10を構成する下側カバー21の基壁21bに、一対の係合部29,29(図5〜図9(a))が設けられている。
これにより、帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール1を構成するカバー10に、確実に係り合わせられて取り付けられる。光トランシーバモジュール1を構成する下側カバー21に帯電防止部材70が係り合わせられるための一対の係止部79,79が、帯電防止部材70の周壁71aを構成する各挟持壁71cに設けられ、一対の係止部79,79に対応して、下側カバー21の基壁21bに一対の係合部29,29が設けられているので、帯電防止部材70に設けられた一対の係止部79,79と、光トランシーバモジュール1の下側カバー21の基壁21bに設けられた一対の係合部29,29とが係り合わせられることにより、金属製帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール1の金属製カバー10に容易かつ確実に装着される。従って、略矩形棒状の光トランシーバモジュール本体2(図5)に、略帯状の帯電防止部材70が挿着されるときの組付け作業性が向上されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュール1の取付構造のものが、光トランシーバモジュール1の組立メーカ等に提供される。
帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール本体2を構成する略矩形棒状カバー10の外側に装着可能な略矩形環状のものとして形成されている。帯電防止部材70を構成する周壁71aの挟持壁71cに設けられた係止部79は、プレス加工による切起し成形が挟持壁71cに行われることで形成された係止爪79a(図8,図9(b)〜(d))を備えるものとされている。
光トランシーバモジュール本体2(図5)を構成する下側カバー21の基壁21bに設けられた係合部29は、前記係止爪79aに対応した係合孔29aを備えるものとされている。係合部29の係合孔29aは、プレス成形加工により、下側カバー21の基壁21bに打抜き加工が行われることで形成される。
光トランシーバモジュール本体2(図5)を構成する略矩形棒状のカバー10に、略矩形環状の帯電防止部材70が取り付けられるときに、帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール本体2のコネクタ部4側から光ケーブル用ソケット部40側に向けて挿入される。
光トランシーバモジュール1(図5)のカバー10に帯電防止部材70が取り付けられるときに、先ず、光トランシーバモジュール1の下側カバー21に設けられた係合孔29aの係止爪導入部29e(図9(b))に、帯電防止部材70の係止爪79aの立上り片79bおよび先端部79cが挿入される。次に、光トランシーバモジュール1の下側カバー21に設けられた係合孔29aの傾斜案内面29g(図9(c))に、帯電防止部材70の係止爪79aの立上り片79bが摺接される。その後、光トランシーバモジュール1の下側カバー21に設けられた係合孔29aの係止爪固定部29h(図9(d))の固定用端縁面29fに、帯電防止部材70の係止爪79aの立上り片79bが当接される。
光トランシーバモジュール1のカバー10に帯電防止部材70が取り付けられるときの状態について詳細に説明すると、先ず、光トランシーバモジュール本体2の下側カバー21の基壁21bに設けられた係合孔29a(図9(b))の係止爪導入部29eに、帯電防止部材70(図5)の周壁71aの挟持壁71cに設けられた係止爪79a(図8,図9(b))の立上り片79bおよび係止爪79aの先端部79cが挿入されて、光トランシーバモジュール本体2に帯電防止部材70が仮係止される。
下側カバー21(図5)の基壁21bに設けられた係合孔29a(図9(a))の係止部導入部29eは、係合孔29aの係止部固定部29hよりも大きなものとして形成されている。詳しく説明すると、下側カバー21(図5)の基壁21bに設けられた係合孔29a(図9(a))の係止爪導入部29eの幅Weは、係合孔29aの係止爪固定部29hの幅Whよりも幅広に形成されている。
光トランシーバモジュール本体2に仮係止された帯電防止部材70が、光トランシーバモジュール本体2の光ケーブル用ソケット部40側に向けて押圧されることで、光トランシーバモジュール本体2の係合孔29aの傾斜案内面29gに対し、帯電防止部材70の係止爪79aの立上り片79bが摺接される(図9(c))。これにより、帯電防止部材70に設けられた一対の係止爪79a,79aは、光トランシーバモジュール本体2に設けられた一対の係合孔29a,29aの内側に向けて移動する。
光トランシーバモジュール本体2に仮係止されている帯電防止部材70が、光トランシーバモジュール本体2の光ケーブル用ソケット部40側に向けてさらに押圧されると、光トランシーバモジュール本体2に設けられた係合孔29aの係止爪固定部29hの固定用端縁面29fに、帯電防止部材70の係止爪79aの立上り片79bが当接される(図9(d))。
このようにして、略矩形棒状の光トランシーバモジュール本体2(図5)に、略環状の帯電防止部材70が取り付けられることで、略環状の帯電防止部材70は、略矩形棒状のカバー10を絞るようにして、略矩形棒状のカバー10に装着される。略環状に形成された帯状の帯電防止部材70は、略矩形棒状のカバー10を締め付けた状態で、カバー10
に嵌め合わせられる。
光トランシーバモジュール本体2に対する帯電防止部材70の係止が行われることで、帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール1を構成するカバー10に、確実に嵌め合わせられる。図8,図9(d)の如く、光トランシーバモジュール本体2に対する帯電防止部材70の係止が行われたときに、帯電防止部材70の係止爪79aの先端部79cは、下側カバー21の周壁21aを構成する基壁21bの内側に位置する。これにより、帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール本体2を構成するカバー10に確実に係り合わせられる。
また、光トランシーバモジュール本体2に対する帯電防止部材70の係止が行われることにより、略環状の帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール1のカバー10を締め付けた状態で、光トランシーバモジュール1のカバー10に嵌め合わせられる。略帯状の帯電防止部材70の周壁71aは、一側カバー11の周壁11aと、他側カバー21の周壁21aとに当接する。
これにより、光トランシーバモジュール1のカバー10から帯電防止部材70が抜け落とされることなく、帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール1のカバー10に確実に嵌め付けられる。従って、組付け作業性が改善されると共に、静電対策が行われた光トランシーバモジュール1の取付構造のものが、光トランシーバモジュール1の組立メーカ等に提供される。
図5の如く、光トランシーバモジュール1を構成する光トランシーバモジュール本体2は、略矩形箱状に形成されている。略矩形箱状に形成された光トランシーバモジュール本体2に対応して、光トランシーバモジュール1が挿着されるケージ90(図1,図2)は、略矩形筒状に形成されている。略矩形棒状の光トランシーバモジュール1(図5)を構成する光トランシーバモジュール本体2と、略矩形棒状の光トランシーバモジュール1が挿着される略矩形箱状のケージ90(図1,図2)とは、MSA規格に基づいたものとされている。「MSA」とは、「Multi-Source Agreement」の略称とされ、マルチソース協定を意味する。「MSA」は、製品の各スペックを共通化させることにより、安定した製品の供給体制を確立させる手法を意味するものとされている。
帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール1を構成する規格化された光トランシーバモジュール本体2の形状と、規格化されたケージ90の形状とに対応した薄肉状の金属製コンタクトプレート70として形成されている。また、コンタクトプレート70は、光トランシーバモジュール本体2を構成するカバー10と、ケージ90との間に介在可能なものとされている。
これにより、光トランシーバモジュール1に帯電された静電気や、光トランシーバモジュール1に接続される光ケーブル等の相手側部材に帯電された静電気は、金属製カバー10を備える光トランシーバモジュール本体2から金属製コンタクトプレート70を通って金属製ケージ90に逃がされると共に、光トランシーバモジュール1周辺の大型化も回避される。帯電防止部材70は、光トランシーバモジュール1を構成する規格化された光トランシーバモジュール本体2の形状と、規格化されたケージ90の形状とに対応した薄肉状の金属製コンタクトプレート70として形成されているので、光トランシーバモジュール1の周辺に、コンタクトプレート70用の特別なスペースは必要とされない。このように、コンタクトプレート70用の特別なスペースが必要とされることなく、薄肉状コンタクトプレート70は、光トランシーバモジュール本体2を構成するカバー10と、ケージ90との間に介在される。従って、大型化されることなく、静電気対策が行われた光トランシーバモジュール1の取付構造のものが、光トランシーバモジュール1の組立メーカ等
に提供される。
光トランシーバモジュール1がケージ90に完全に挿着されたときに、光トランシーバモジュール1を構成するカバー10の殆どの部分が、ケージ90の収容室94内に収められる。
本発明に係る光トランシーバモジュール1の取付構造のものは、図示されたものに限定されるものではない。本発明のものは、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能なものとされる。
本発明に係る光トランシーバモジュールの取付構造の一実施形態を示す斜視図である。 光トランシーバモジュールがケージに取り付けられた状態を示す斜視図である。 光トランシーバモジュールを示す分解斜視図である。 同じく光トランシーバモジュールを示す分解斜視図である。 帯電防止部材が光トランシーバモジュール本体に装着される状態を示す分解斜視図である。 帯電防止部材が光トランシーバモジュール本体に装着された状態を示す平面図である。 図6のA−A断面図である。 帯電防止部材の係止部が光トランシーバモジュールを構成するカバーの係合部に係り合わせられた状態を示す拡大断面図である。 (a)はカバーの係合孔部を示す説明図、(b)はカバーの係合孔部の係止部導入部に帯電防止部材の係止突出部の立上り部が挿入された状態を示す説明図、(c)はカバーの係合孔部の傾斜案内部に帯電防止部材の係止突出部の立上り部が摺接される状態を示す説明図、(d)はカバーの係合孔部の固定用端縁部に帯電防止部材の係止突出部の立上り部が当接された状態を示す説明図である。 従来の光トランシーバモジュールの取付構造の一形態を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 光トランシーバモジュール
2 光トランシーバモジュール本体
6 送信部材(送信部)
7 受信部材(受信部)
10 カバー
21 下側カバー(カバー)
29 係合部
29a 係合孔(係合孔部)
29e 係止爪導入部(係止部導入部)
29f 固定用端縁面(固定用端縁部)
29g 傾斜案内面(傾斜案内部)
70 コンタクトプレート(帯電防止部材)
71a,91a 周壁
75,76,77,78 可撓性舌片(舌片)
75a,76a,77a,78a 先端部
75b,76b,77b,78b 基端部
79 係止部
79a 係止爪(係止突出部)
79b 立上り片(立上り部)
90 ケージ
P 挿入方向

Claims (9)

  1. 電気信号を光信号に変換して出力する送信部と、入力された光信号を電気信号に変換する受信部とを有する光トランシーバモジュールと、
    該光トランシーバモジュールが取り付けられるケージと、
    該光トランシーバモジュールが該ケージに取り付けられるときに、該光トランシーバモジュールに帯電された静電気を該ケージに流す帯電防止部材とを備えることを特徴とする光トランシーバモジュールの取付構造。
  2. 前記帯電防止部材は、前記光トランシーバモジュールを構成する光トランシーバモジュール本体に装着され、
    該帯電防止部材を備える該光トランシーバモジュールが、前記ケージに取り付けられることで、該帯電防止部材は、該ケージに接触することを特徴とする請求項1記載の光トランシーバモジュールの取付構造。
  3. 前記ケージに接触可能な可撓性舌片が、前記帯電防止部材に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の光トランシーバモジュールの取付構造。
  4. 前記舌片は、前記ケージに対する前記光トランシーバモジュールの挿入方向と反対方向に略沿って、前記帯電防止部材を構成する周壁の外側に向けて、該周壁から突出されたことを特徴とする請求項3記載の光トランシーバモジュールの取付構造。
  5. 前記舌片は、前記帯電防止部材を構成する周壁に設けられた基端部から該周壁の外側に向けて延設され、該舌片の先端部が前記ケージに接触することを特徴とする請求項3又は4記載の光トランシーバモジュールの取付構造。
  6. 前記光トランシーバモジュールを構成する光トランシーバモジュール本体に対し、前記帯電防止部材は、抱き付いた状態で装着されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の光トランシーバモジュールの取付構造。
  7. 前記光トランシーバモジュールを構成するカバーに前記帯電防止部材が係り合わせられるための係止部が、該帯電防止部材に設けられ、
    該係止部に対応して、該カバーに係合部が設けられたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の光トランシーバモジュールの取付構造。
  8. 前記帯電防止部材は、前記カバーの外側に装着可能な略環状に形成され、
    前記係止部は、係止突出部を備えるものとされ、
    前記係合部は、該係止突出部に対応した係合孔部を備え、
    該カバーに該帯電防止部材が取り付けられるときに、
    該係合孔部の係止部導入部に該係止突出部の立上り部が挿入され、
    該係合孔部の傾斜案内部に該係止突出部の該立上り部が摺接され、
    該係合孔部の固定用端縁部に該係止突出部の該立上り部が当接されることで、
    略環状の該帯電防止部材は、該カバーを締め付けた状態で、該カバーに嵌め合わせられることを特徴とする請求項7記載の光トランシーバモジュールの取付構造。
  9. 前記帯電防止部材は、前記光トランシーバモジュールを構成する光トランシーバモジュール本体の形状と、前記ケージの形状とに対応した薄肉状コンタクトプレートとして形成され、
    該コンタクトプレートは、該光トランシーバモジュール本体と、該ケージとの間に介在可能とされたことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の光トランシーバモジュ
    ールの取付構造。
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