JP2011100033A - 光コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】光軸のズレを防ぐ光コネクタの技術を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の光コネクタ子によれば、相手側のコネクタと係着されるハウジングと、前記相手側のコネクタと光伝送する光学素子が搭載され前記ハウジングに固定される基板と、前記ハウジングと共に前記基板を挟持するキャップと、前記キャップを前記ハウジング側に押圧して固定する固定手段と、を有する光コネクタであって、前記基板は、前記ハウジングに対して押圧されることで前記ハウジングに位置決めされている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の光コネクタ子によれば、相手側のコネクタと係着されるハウジングと、前記相手側のコネクタと光伝送する光学素子が搭載され前記ハウジングに固定される基板と、前記ハウジングと共に前記基板を挟持するキャップと、前記キャップを前記ハウジング側に押圧して固定する固定手段と、を有する光コネクタであって、前記基板は、前記ハウジングに対して押圧されることで前記ハウジングに位置決めされている。
【選択図】図1
Description
本発明は、光通信分野で用いられる光コネクタに関する。
近年、自動車の電子化などで、車両の情報化が飛躍的に進展し、例えば、カーナビゲーションシステムを用いて車両位置を地図上に表示したり、或いは、ITS(高度道路交通システム)を利用して車両の渋滞解消等の管理が行われている。この様な情報化に伴い、車両内でのデータ,画像,音声等の通信情報の処理量が増大し、車載ネットワーク化が様々進められている。そして、車内での通信情報の大容量伝送化,高速伝送化が望まれ、光ファイバの様な光伝送媒体が使われる様になり、そこに使用される様々な光コネクタが提案されている。
光コネクタは、光ファイバの様な光伝送媒体を備えたプラグタイプの光コネクタと、そのプラグに接続されるレセプタクルタイプの光コネクタとからなるものがある。
特許文献1では、光学的接続を行うための光コネクタ構造が提案されている。図7及び図8は、特許文献1に示すレセプタクルタイプの光コネクタ101の一例である。プラグタイプの光コネクタ(図示省略)が嵌合する光コネクタハウジング102と、光ファイバ(図示省略)をガイドするための一対のスリーブ103と、光ファイバと光伝送する発光側FOT(Fiber Optic Transceiver)105及び受光側FOT106と、それらを光学的に結合する導光部材104と、発光側FOT105及び受光側FOT106を一括して覆い、電磁ノイズ対策を施すシールドケース107から構成されている。
それぞれのFOT105,106は、リードフレーム部のパッケージ横部分に固定用穴137が形成され、光コネクタハウジング102のFOT収容部109には、固定用穴137に嵌合するFOT固定突起124と、パッケージ部の上下を押さえるFOT上部支持突起125a及びFOT下部支持突起125bが形成されている。また、FOT固定突起124とパッケージ部の上下を押さえるFOT上部支持突起125a及びFOT下部支持突起125bの3箇所結んで得られる仮想三角形内Sに、前記FOTの光軸Xが位置するよう設定されている。
上記の様な構成であれば、FOT固定突起124とFOT上部支持突起125aとFOT下部支持突起125bの3箇所で、FOT105,106が固定されるので、上下及び左右のガタツキが存在せず、FOT105,106の光軸が仮想三角形内Sに位置すれば、FOT105,106の光軸Xのズレは確実に防止されるとしている。
良好な光学的接続を行うためには、光ファイバと、光ファイバと光伝送する光素子モジュールとの位置関係が最も重要で、位置ズレによる光軸精度の低下を防止しないといけない。また、それらを光学的に結合するレンズや光ファイバをガイドするスリーブの位置関係及びガタツキも、光軸精度に大きく効いてくる。
特許文献1に記載された発明は、FOT固定突起124とFOT上部支持突起125aとFOT下部支持突起125bの3箇所でFOT105,106が固定されるので、光軸方向に対する垂直面の上下及び左右のガタツキが存在しないとしている。しかし、FOT固定突起124への圧入状態によって、光軸方向に対しする前後の位置ズレが生じたり、光軸方向に対する垂直度合が低下する事により、光軸精度の低下につながっている。また、FOT上部支持突起(125a−1)及びFOT下部支持突起(125b−1)は曲面(又はテーパ)形状である。FOT105,106のハウジング装入角度によっては、FOT105,106は、光軸方向に対して位置ズレを生じた状態で固定され、光軸精度の低下といった課題がのこる。また、導光部材(レンズ)104やスリーブ103には組付けのためのクリアランスがあり、光ファイバとFOT間の位置ズレの原因となり、光軸精度の低下につながる問題点を有している。
本発明は、上述した課題を解決するもので、光軸のズレを防ぐ光コネクタの技術を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の光コネクタは、コネクタ部を保持するハウジングと、前記コネクタ部と光伝送する光学素子が搭載され前記ハウジングに取り付けられる基板と、前記ハウジングとの間で前記基板を挟持するキャップと、前記キャップを介して前記基板を前記ハウジング側に押圧して前記基板を位置決め固定する固定手段とを有することを特徴とする。
この様な特徴を有する本発明によれば、光学素子が搭載された基板が、ハウジングに取り付けられ、しかも、キャップを介した固定手段により基板が押圧されているので、正確にハウジングに位置決めされると共に各部品間のガタツキも抑えられている。従って、光ファイバと光学素子の光軸ズレを防いだ光コネクタを提供できる。
また、本発明の光コネクタは、前記基板および前記ハウジングの一方は、少なくとも一つの位置決め部を有し、前記基板および前記ハウジングの他方は、前記基板を前記キャップ側に押圧する突設部と、該突設部に形成され前記位置決め部に嵌合する凸部とを有することを特徴としている。
この様な特徴を有する本発明によれば、突設部に形成された凸部と、凸部と嵌合する位置決め部が強嵌合することにより、ハウジングと光学素子との位置関係が正確に決まり、ハウジングに嵌合するプラグタイプの光コネクタの光ファイバと、ハウジングの位置関係も正確に決まる。従って、光ファイバと光学素子の光軸ズレを防ぐ光コネクタを提供できる。
また、本発明の光コネクタは、前記基板に、前記光学素子が複数個搭載され、前記突設部は、前記ハウジングに形成さており、前記突設部は、それぞれの光学素子の間を遮光することを特徴としている。
この様な特徴を有する本発明によれば、ハウジングに形成された突設部は、基板に搭載された光学素子間の基板の部分を、しっかりと押しつける様にしているので、他の光学素子側への光り漏れが殆ど無い。従って、光学素子間のクロストークが大幅に低減される光コネクタを提供できる。
また、本発明の光コネクタは、前記ハウジングには、前記光学素子と前記相手側コネクタとを光学的に結合するレンズが圧入固定されていることを特徴としている。
この様な特徴を有する本発明によれば、ハウジングにレンズを圧入固定しているので、光ファイバの光軸とレンズとの位置関係が正確に決まり、更には、ハウジングと光学素子との位置関係が正確に決まっているので、光ファイバと光学素子の光軸ズレを防ぐ光コネクタを提供できる。
また、本発明の光コネクタは、前記固定手段は、前記キャップを前記ハウジングへ弾接する弾性部を有し、且つコネクタの電磁波シールドを兼ねることを特徴としている。
この様な特徴を有する本発明によれば、弾性部を有した固定部品を組み付けることにより、光学素子が搭載された基板をキャップで押し圧しハウジングに固定することができるので、簡単に組み立てが行える。更に、この固定部品はシールドの効果も兼ねているので、新たなシールド部品を用いなくて済み、部品点数の削減効果もあり、低コスト化にもつながる。
本発明の光コネクタは、光軸のズレを防ぐ光コネクタを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明をする。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態の光コネクタ1を後方側から見た分解斜視図である。コネクタ部7は一部省略して記載している。また、図2は、図1に対し、光コネクタ1を前方側から見た分解斜視図である。同様に、図2もコネクタ部7を一部省略して記載している。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態の光コネクタ1を後方側から見た分解斜視図である。コネクタ部7は一部省略して記載している。また、図2は、図1に対し、光コネクタ1を前方側から見た分解斜視図である。同様に、図2もコネクタ部7を一部省略して記載している。
図3は、光コネクタを図1のII矢視方向から見た背面図である。更に、図4は、ハウジング2,基板3,キャップ4を組み付けた状態である光コネクタ1を図3のA−A線断面図で示しており、組み付けた状態が分かり易い様に、キャップ4の一部が切り取られている。また、図5は、図3のB−B線断面図であり、コネクタ部7を一部省略して記載している。
図1ないし図6において、本発明の光コネクタ1は、レセプタクルタイプのものであって、コネクタ部7を保持するハウジング2には、コネクタ部7の光ファイバ71,72とそれぞれ光伝送する光学素子35及び光学素子36が搭載されている基板3が装着されている。光学素子35と36の一方が送信用光学素子であり、他方が受信用光学素子である。
ハウジング2には、一方の送受信光学素子35に対向するレンズ8と他方の送受信用光学素子36に対向するレンズ9が保持されている。
また、光コネクタ1は、ハウジング2と共に基板3を挟持するキャップ4と、キャップ4をハウジング2に押圧して固定する固定部品5とを有している。
図4,5などに示す光軸Kは、レンズ8(9)を介して送受信用光学素子35(36)とファイバ71(72)とを光伝送する光軸を示す。
まず、ハウジング2について説明する。
ハウジング2は、絶縁性を有する合成樹脂材料により形成される箱状の部材であって、2本の光ファイバ71,72を保持したコネクタ部7の差し込み及び嵌合を許容することが出来るようにコネクタ嵌合部29が形成されている。コネクタ部7がハウジング2に装着されると、一方の光ファイバ71のコアと光学素子35とがレンズ8を介して光伝送され、他方の光ファイバ72のコアと光学素子36とがレンズ9を介して光伝送される。また、ハウジング2には、相手側コネクタ7のロックアーム75に形成されたロック爪76が嵌合する様に、嵌合空間26が形成されている。
更に、図1に示すように、ハウジング2の後壁2bには、基板3をキャップ4側に押圧する突設部21が形成されている。この突設部21には、凸部22、23が形成されていて、後述する基板3の位置決め部31にこの凸部22が強嵌合する。凸部23は、基板3の位置決め部32に収納され、基板3が凸部22を支点として回転する動きを規制する。これにより、基板3はしっかりとハウジング2に組み付けることができる。
また、組み付け時には、ハウジング2の突設部21は板状からなっており、基板3の中央部を押圧するだけでなく、光学素子35及び光学素子36間の漏れ光をお互いが干渉しないように、遮光している。これにより、光学素子35及び光学素子36間のクロストークの影響を低減できる。
図2などに示すように、ハウジング2の下部には、後述する固定部品5の係止爪55a,55bが嵌合する様に、係止受け部27a,27bが設けられている。
続いてさらに、ハウジング2について説明する。図1に示すように、後壁2bには、後述するキャップ4に形成された3つの位置決め凸部44a〜44cがそれぞれ収納されるように位置決め凹部25a〜25cが形成されている。
また、図4,図5などに示すようにハウジング2には、光学素子35,36とコネクタ部7の光ファイバ71,72とを光学的に結合するレンズ8,9が圧入固定されている。
なお、図5において光ファイバ71,72は、説明をわかりやすくするために図示省略した。レンズ8(9)は、光ファイバ線71(72)が挿入されるように凹状の構造をしており、集光部8a(9a)と、光ファイバ線71(72)のフェルール(図示省略)をガイドするフェルール受部8b(9b)と、フランジ部8c(9c)からなり、光透過性を有する透明な合成樹脂材料で一体成形されている。
図5などに示すように、レンズ9は、集光部9aが光学素子36に対向するようにハウジング2のコネクタ嵌合部29からX2方向に向かって挿入される。フランジ部9cがハウジング2の装着凹部11の内壁面11aに突き当てられることで、レンズ9は位置決めされる。同様に、レンズ8は、集光部8aが光学素子35に対向するようにハウジング2のコネクタ嵌合部29からX2方向に向かって挿入される。フランジ部8cがハウジング2の装着凹部10の内壁面10aに突き当てられて位置決めされる。
次に、基板3を説明する。
図2などに示すように基板3には、光学素子35,36が搭載され、外部への信号の入出力のためのリード端子群37がZ2方向に突出されて設けられている。基板3は、PCBやMID(Molded Interconnect Devices)等の回路基板からなり、ハウジング2に形成された2つの凸部22,23にそれぞれ対応した位置決め部31,32を有している。位置決め部31は、基板3を貫通する貫通穴であり、位置決め部32は、基板3の下部を切り欠くようなスリット状に形成されている。また、位置決め部31,32は、後述するキャップ4の貫通穴42,43にもそれぞれ対応して形成される。
また、本実施例では無いが、光学素子35及び光学素子36とリード端子37を一体成形したモールド部品を基板3として用いても良い。また、MID等の立体配線板を基板3として利用すれば、基板3側に突設部21及び凸部22を形成し、ハウジング2側に位置決め部31を設けることが出来る。
次に、キャップ4を説明する。
図2,図6などに示しように、キャップ4は、ハウジング2と同様、絶縁性を有する合成樹脂材料により形成される蓋状の部材であって、キャップ4の基板3と対向する面には、周囲及び中央部に、基板3をハウジング2側に押圧する押圧部41a〜41eが設けられている。また、ハウジング2に形成された2つの凸部22、23に対応する2つの貫通穴42,43がキャップ4に設けられ、組み付け時には、ハウジング2の凸部22の先端が、キャップ4の貫通穴42に収納される。同様に、ハウジング2の凸部23の先端が、キャップ4の貫通穴43に収納される。貫通穴42及び43は、凸部22及び23の先端が収納されれば、貫通穴で無くて凹状構造でも良い。キャップ4の正面には、3つの位置決め凸部44a〜44cが形成されており、組み付け時には、3つの位置決め凸部44a〜44cが、ハウジング2に形成された位置決め凹部25a〜25cにそれぞれ収納される。これにより、ハウジング2とキャップ4とが位置決めされる。リード端子導出口45は、キャップ4の下壁40を切り欠くようなスリット形状に形成されている。リード端子導出口45は、基板3のリード端子群37の位置に合せて形成されている。リード端子導出口45には、リード端子群37が各々差し込まれるように形成されている。
続いてさらに、キャップ4について説明する。図1,図2などに示すように、キャップ4の下部には、後述する固定部品5の係止爪55c,55dが嵌合する様に、係止受け部27c,27dが設けられている。
次に、固定手段の一例として固定部品5について説明する。
図1,図2に示すように、固定部品5は、導電性を有する金属薄板をプレス加工することにより形成される部材であって、キャップ4をハウジング2側へ弾接するための弾性部51を二つ有している。固定部品5は、ハウジング2の係止受け部27a,27bに嵌合するための係止爪55a,55bと、キャップ4の係止受け部27c,27dに嵌合するための係止爪55c,55dとを有している。図1に示すように、固定部品5の上面には、コネクタ部7のロックアーム75に形成されたロック爪76が嵌合する様に、空間56が形成されている。また、固定部品5には、アース端子57が設けられている。アース端子57は、回路基板(図示省略)の固定穴に差し込まれてアースがなされる。
固定部品5は、ハウジング2のコネクタ嵌合部29を覆って、そのコネクタ嵌合部29に電磁波ノイズ対策を施すことができるように形成されている。
固定部品5は、レンズ8,9と基板3とキャップ4を取り付けたハウジング2に装着されると、係止爪55a〜55dが、ハウジング2とキャップに有している係止受け部27a〜27dに嵌合し、ハウジング2に係止される。また、弾性部51が、キャップ4をハウジング2側へ弾接するようになっている。
なお、本実施例は、金属薄板をプレス加工することにより作製しているが、導電性を有する合成樹脂材料を成形して作製しても良いし、絶縁性を有する合成樹脂材料の成形体に電磁波シールドシート等を貼り付けて作製しても良い。
なお、ハウジング2に係合突起または係合受け部を設けて、それに対応した位置に、キャップ4に係合受け部または係合突起を設けることによって、本実施例の固定部品5の代わりに、キャップを固定部品とする事ができる。
上記構造の光コネクタ1の組み立て方法は以下の通りである。
まず、レンズ8,9をハウジング2に組み付ける方法を説明する。
図5などに示すように、レンズ9は、集光部9aが光学素子36に対向するようにハウジング2のコネクタ嵌合部29から挿入される。レンズ9のフランジ部9cが、ハウジング2の装着凹部11の内壁面11aに突き当てられることで、レンズ9は位置決め及び圧入固定がされる。同様に、レンズ8は、集光部8aが光学素子35に対向するようにハウジング2のコネクタ嵌合部29から挿入される。レンズ8のフランジ部8cが、ハウジング2の装着凹部10の内壁面10aに突き当てられることで、レンズ8は位置決め及び圧入固定がされる。レンズ8,9がハウジング2に組み付けられた状態で、レンズ8,9の集光部8a,9aとフェルール受部8b、9bの一部はハウジング2の後壁2bよりもX2側に突出して固定される。
図5などに示すように、レンズ9は、集光部9aが光学素子36に対向するようにハウジング2のコネクタ嵌合部29から挿入される。レンズ9のフランジ部9cが、ハウジング2の装着凹部11の内壁面11aに突き当てられることで、レンズ9は位置決め及び圧入固定がされる。同様に、レンズ8は、集光部8aが光学素子35に対向するようにハウジング2のコネクタ嵌合部29から挿入される。レンズ8のフランジ部8cが、ハウジング2の装着凹部10の内壁面10aに突き当てられることで、レンズ8は位置決め及び圧入固定がされる。レンズ8,9がハウジング2に組み付けられた状態で、レンズ8,9の集光部8a,9aとフェルール受部8b、9bの一部はハウジング2の後壁2bよりもX2側に突出して固定される。
また、レンズの8,9の集光部8a,9aと光軸Kとが合致している。
次に、基板3とキャップ4をハウジング2に組み付ける。
基板3の光学素子35,36が搭載された面3aをハウジング2の後壁2bに向けた状態で、基板3がハウジング2の突設部21に当接するように組み付けられる。この際、突設部21に形成された凸部22が基板3の位置決め部31に強嵌合する。また、凸部23は位置決め部32に収納され、基板3が凸部22を支点として回転しないように配置されている。これにより、基板3はしっかりとハウジング2に組み付けることができる。
また、突設部21は、光学素子35及び光学素子36間に位置することから、光学素子35,36からの漏れ光で互いが干渉しないように、遮光する機能も有している。これにより、光学素子35及び光学素子36間のクロストークの影響を低減できる。
基板3がハウジング2に組み付けられた状態で、キャップ4をX1方向に向けてハウジング2に組み付ける。
キャップに形成された押圧部41a〜41eを基板3に向けた状態で、ハウジング2の凸部22の先端が、キャップ4の貫通穴42に収納されるように組み付けされる。同様に、ハウジング2の凸部23の先端が、キャップ4の貫通穴43に収納される。
また、キャップ4のリード端子導出口45に、基板3のリード端子群37が差し込まれる。
キャップ4には、基板3をハウジング2に押圧する押圧部41a〜41eが設けられており、組み付け状態で、それぞれの押圧部41a〜41eが、基板3をハウジングに押圧される。
続いてさらに、キャップ4について説明する。図6などに示すように、キャップ4の正面には、3つの位置決め凸部44a〜44cが形成されており、組み付け時みには、3つの位置決め凸部44a〜44cが、ハウジング2に形成された位置決め凹部25a〜25cにそれぞれ収納される。これにより、ハウジング2とキャップ4とが位置決めされる。
次に、固定部品5をハウジング2に組み付ける。
固定部品5は、ハウジング2に装着されると、固定部品5の係止爪55a、55bが、ハウジング2の係止受け部27a、27bにそれぞれ嵌合し、固定部品5の係止爪55c、55dが、キャップ4の係止受け部27c、27dにそれぞれ嵌合されることで、ハウジング2に係止される。また、弾性部51が、キャップ4をハウジング2側へ弾接するようになっている。以上により、光コネクタ1の組み立てが完了する。
なお、基板3をハウジング2に固定してからキャップ4をハウジング2に組み付けるように説明したが、基板3をキャップ4に保持してからキャップ4をハウジング2に組み付けるようにしても良い。
なお、基板3をハウジング2に固定してからキャップ4をハウジング2に組み付けるように説明したが、基板3をキャップ4に保持してからキャップ4をハウジング2に組み付けるようにしても良い。
上記光コネクタ1の構造の作用を説明する。
ハウジング2の突設部21に形成された凸部22と、この凸部22と嵌合する基板3の位置決め部32が強嵌合することにより、光学素子35,36を搭載した基板3と、ハウジング2が固定され、しかも、キャップ4により基板3が押し圧されているので、正確に位置決めされると共に各部品間のガタツキも抑えられる。また、キャップ4に設けられた複数の周囲の押し圧部と、ハウジング側に設けられた中央部の突設部21とで、基板3を挟み込んでいるので、光軸方向に対しする前後の位置ズレが生じたり、光軸方向に対する垂直度合が低下すると言う問題点も解消される。また、ハウジング2にレンズ8,9を圧入固定しているので、光ファイバ71,72の光軸とレンズ8,9との位置関係が正確に決まり、更には、ハウジング2と光学素子35,36との位置関係が正確に決まる。
以上の様な構成により、光ファイバ71,72と光学素子35,36の光軸ズレを防ぐ光コネクタ1を提供できる。
また、ハウジング2に形成された突設部21は、基板3に搭載された光学素子間の基板部を、しっかりと押しつける様にしているので、他の光学素子側への光り漏れが殆ど無い。従って、光学素子間のクロストークが大幅に低減される光コネクタ1が提供できる。
また、弾性部51を有した固定部品5を組み付けることにより、光学素子35,36が搭載された基板3をキャップ4で押し圧しハウジング2に固定することができるので、簡単に組み立てが行える。更に、この固定部品5はシールドの効果も兼ねているので、新たなシールド部品を用いなくて済み、部品点数の削減効果もあり、低コスト化にもつながる。
1 光コネクタ
2 ハウジング
21 突設部
22,23 凸部
3 基板
31,32 位置決め部
35,36 光学素子
4 キャップ
41a〜41e 押圧部
5 固定手段(固定部品)
51 弾性部
7 コネクタ部
8,9 レンズ
2 ハウジング
21 突設部
22,23 凸部
3 基板
31,32 位置決め部
35,36 光学素子
4 キャップ
41a〜41e 押圧部
5 固定手段(固定部品)
51 弾性部
7 コネクタ部
8,9 レンズ
Claims (5)
- コネクタ部を保持するハウジングと、前記コネクタ部と光伝送する光学素子が搭載され前記ハウジングに取り付けられる基板と、前記ハウジングとの間で前記基板を挟持するキャップと、前記キャップを介して前記基板を前記ハウジング側に押圧して前記基板を位置決め固定する固定手段とを有することを特徴とする光コネクタ。
- 前記基板および前記ハウジングの一方は、少なくとも一つの位置決め部を有し、前記基板および前記ハウジングの他方は、前記基板を前記キャップ側に押圧する突設部と、該突設部に形成され前記位置決め部に嵌合する凸部とを有していることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
- 前記基板には、前記光学素子が複数個搭載され、前記突設部は、前記ハウジングに形成さており、前記突設部は、それぞれの光学素子の間を遮光する事を特徴とする請求項2に記載の光コネクタ。
- 前記ハウジングには、前記光学素子と前記コネクタとを光学的に結合するレンズが圧入固定されている事を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の光コネクタ。
- 前記固定手段は、前記キャップを前記ハウジングへ弾接する弾性部を有し、且つコネクタの電磁波シールドを兼ねる事を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の光コネクタ。
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JP2014170088A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Yazaki Corp | 光コネクタ |
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JP2009255622A (ja) | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Toyota Motor Corp | 制動装置 |
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- 2009-11-09 JP JP2009255622A patent/JP2011100033A/ja not_active Withdrawn
-
2010
- 2010-10-22 DE DE102010049297A patent/DE102010049297A1/de not_active Withdrawn
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