JP2014047592A - 折戸の連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】埋込蝶番を採用する折戸の構成について、指詰防止の対策を図るための新規な技術を提供する。
【解決手段】複数の戸板4,4を折り畳み可能に連結してなる折戸1の連結構造であって、隣り合う戸板4,4は、戸板4,4の幅方向の端部4a,4aにおいて蝶番6によって枢支連結され、蝶番6の一対の固定部は、戸板4,4の裏面42側に設けた埋込部43,44にそれぞれ配設され、隣り合う戸板4,4の間において、戸板4,4の表面41側に現れる蝶番6の露出部は、被覆材5によって被覆される、折戸1の連結構造とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の扉を折り畳み可能に連結してなる折戸の連結構造に関し、より詳しくは、指詰防止のための技術に関する。
従来、例えば、特許文献1、2に開示されるように、隣接する2枚の戸板を高さ方向の複数箇所において蝶番(丁番)で連結してなる折戸が知られている。2枚の戸板の間に隙間が形成されるものであり、開かれた折戸が閉じられる過程では隙間が徐々に狭くなるため、この隙間に指が挟まれないようにするための指詰防止の対策が講じられている。
特許文献1では、戸体の間の隙間を前方より覆い隠すようにした板状体よりなる遮蔽体と、この遮蔽体を戸板に固定させるための板状体よりなる固定具とを組合せ一体化した構成について開示されている。遮蔽体は、折戸の全高にわたって設けるものではなく、乳幼児等の指の進入が十分に防止できるように、幼児の身長に合わせて戸板の下端位置から中央よりやや高い位置までに対応した長さのものを配設する構成としている。
また、特許文献2では、隣接する一方の戸体(扉パネル)に設けたパッキン材のカバー片を他方の戸体に設けた凹溝に挿入する構成について開示がされている。パッキン材は戸体の側端面に付設され、扉の高さ方向の広い範囲において隙間がカバー片によって塞がれることとしている。
特開2010−168737号公報 特開平09−228733号公報
上述のように、折戸においては、従来より指詰防止に関する対策が講じられてきたが、折戸を連結する蝶番の構造に関連して新たな課題が生じることとなった。
即ち、特許文献1、2にも開示される従来の蝶番を備えた折戸の構成では、図7(A)に示されるように、戸体91,92の裏側に蝶番93の固定片93b,93c(蝶番片)が付設されるものであるため、戸体間の裏側開き角度θ1の変動に応じ、折戸の裏表を貫通する隙間94の幅L1,L2に大きな変動が生じるものであり、特に幅L2のように隙間94が大きくなることを懸念して、この隙間94の全体を覆い隠す必要が生じるものであった。
他方、図7(B)の蝶番93Aの構成のように、軸93aや固定片93b,93cを戸体91,92の中に埋め込むように配置する、いわゆる埋込蝶番の構成である場合には、折戸の裏表を貫通する隙間94を最小限に抑えることができ、また、隙間94の変動も極めて少ない構成が実現される。
そして、この図7(B)の構成によれば、折戸の裏表を貫通する隙間94が最小限に抑えられ、指が折戸の裏表を貫通して差し込まれることが防止され、また、指を直ぐに戸体の間から引き抜くことができることから、より安全性に優れた構成が実現できることになる。
しかしながら、図7(B)の構成においては、折戸が開かれた際に、図8に示すように、蝶番93Aの軸93aの部位等が表側に出現することになるため、この出現した部位に対する指詰防止の対策が必要となる。
さらに、別の課題として、意匠上の観点から蝶番93Aを覆い隠す必要も生じることとなった。
そこで、本発明は以上の問題点に鑑み、埋込蝶番を採用する折戸の構成について、指詰防止の対策を図るための新規な技術を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
複数の戸体を折り畳み可能に連結してなる折戸の連結構造であって、
隣り合う戸体は、戸体の幅方向の端部において蝶番によって枢支連結され、
蝶番の一対の固定部は、戸体の裏側端部に設けた埋込部にそれぞれ配設され、
隣り合う戸体の間において、戸体の表側に現れる蝶番の露出部は、
被覆材によって被覆される、折戸の連結構造とする。
また、請求項2に記載のごとく、
被覆材は、隣り合う戸体の端面の間の隙間を跨ぐように設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の折戸の連結構造とする。
また、請求項3に記載のごとく、
被覆材は、蝶番の固定部と埋込部の間に挟装される、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の折戸の連結構造とする。
また、請求項4に記載のごとく、
被覆材は、
透明、半透明、又は、不透明の部材にて構成される、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の折戸の連結構造とする。
また、請求項5に記載のごとく、
被覆材は、
隣り合う戸体の一方の埋込部に対して係止され、
隣り合う戸体の他方の埋込部に対して相対移動可能に設けられる、
ことを特徴とする請求項4に記載の折戸の連結構造とする。
また、請求項6に記載のごとく、
被覆材おいて、隣り合う戸体の一方の埋込部に対して係止される部位は、
埋込部の輪郭と略同一とすることで、埋込部に対して係止されることにより、
埋込部に対する相対移動が規制され、
被覆材おいて、隣り合う戸体の他方の埋込部に対して相対移動可能に設けられる部位には、
埋込部に対して係合するための被係合部が設けられることにより、
埋込部に対する相対移動が一定の範囲に規制される、
ことを特徴とする請求項5に記載の折戸の連結構造とする。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、
蝶番が隠されることで、被覆材の裏側の蝶番の部位に指が触れてしまうことが防止できる。
また、請求項2に記載の発明においては、
端面の間の隙間の部位において、確実に指詰防止を図ることができる。
また、請求項3に記載の発明においては、
被覆材を埋込部に入れ込むだけの容易な作業により、被覆材を設置することが可能となり、施工性に優れた構成が実現される。また、既存の折戸に対しても、いったん蝶番を取り外して被覆材を追加的に入れ込むだけで、容易に後付で設置することが可能なものとなる。つまり、本発明は、既存の折戸に対しても、追加的に提供することができる。
また、請求項4に記載の発明においては、
被覆材の色彩について、不透明のものを採用することによれば、被覆材のカバー部位によって蝶番が隠され、意匠性を確保することができる。さらに、蝶番が配置される箇所についてのみ被覆材によって隠されるため、戸板の連結部の縦方向の広い範囲を他の部材で隠す場合と比較して、被覆材によって折戸の意匠が損なわれることがない。また、被覆材の色彩について、透明、或いは、不透明のものを採用することによれば、特に既存の折戸に後付した場合において、その前後における変化を抑えることができる。
また、請求項5に記載の発明においては、
戸板の開閉による角度の変動に伴って被覆材が適宜ずれることで、角度の変動に伴って蝶番が出現する範囲に変動が生じた場合でも、蝶番を隠すことが可能となる。
また、請求項6に記載の発明においては、
被覆材が埋込部から脱落することが無く、常に、埋込部に配置しておくことが可能となる。
(A)は折戸を閉じた状態を示す図。(B)は折戸が開かれた状態を示す図。 隣り合う戸板の間の連結部の構成について示す断面図。 (A)は戸板の端部の構造について示す図。(B)は戸板に蝶番を取り付けた状態について示す図。 戸板の裏面側の構成について示す図。 (A)は埋込部の深凹部と被覆材の形状について説明する図。(B)は被覆材の抜け止めについて説明する図。 被覆材によって折戸の蝶番が被覆される様子について説明する図。 (A)は従来の折戸の構成について説明する図。(B)は埋込蝶番の構成における課題について説明する図。 従来の構成において折戸の蝶番が現れてしまう様子について説明する図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明を適用した折戸1の全体構成について、図1(A)は折戸1,1を閉じた状態を示すものであり、図1(B)は折戸1,1が開かれた状態を示している。また、折戸1,1はクローゼット2の開口部を閉じるための扉として用いられている。
折戸1は、二枚の戸板4,4が上下方向における複数箇所において蝶番6,6により回動可能に連結されており、戸板4,4の上部と下部がそれぞれ、図示せぬレールによってガイドされつつ、戸板4,4間の角度が変更されることによって、折戸1の開閉がなされるようになっている。
図2は、隣り合う戸板4,4の間の連結部8の構成について示す断面図である。この連結部8においては、戸板4,4の幅方向の端部4a,4aの端面4b,4b(見込面)が対向して配置され、端部4a,4a同士が蝶番6を介して連結されている。
図3(A)は、戸板4の端部4aの構造について示すものであり、戸板4の端部4aには、手指を差し込むための縦溝部4cが形成されている。縦溝部4cは、戸板4の表面41側の縦壁部4dと、戸板4の裏面42側の縦壁部4eと、縦壁部4d,4eを結ぶ戸板4の厚み方向の縦壁部4fとから、断面視において略U字状に構成される。
隣り合う戸板4,4において、縦溝部4cは対称の形状にて対向して配置されており、表面41側の縦壁部4dの間に間隔を形成することで差込部4gが形成され、この差込部4gを通じて縦溝部4cに指を挿入することができるようになっている。
他方、戸板4の裏面42側には、それぞれ、蝶番6の固定片61,62(蝶番片)を収容するための埋込部43,44が形成されており、図3(B)に示すごとく、各埋込部43,44に対して固定片61,62を収容するとともに、固定具68によって戸板4に対して固定片61,62が留め付けられることで、蝶番6が戸板4の裏面42側において収容される構成、つまり、埋込蝶番が構成されるようになっている。なお、本明細書において、「各埋込部43,44に対して固定片61,62を収容する」、「埋込蝶番が構成される」には、戸板4の埋込部43,44に対して蝶番6の固定片61,62(蝶番片)が完全に収容されるもののほか、蝶番6の固定片61,62(蝶番片)の一部が埋込部43,44に収容され、一部が埋込部43,44から突出した状態のものも含まれる。
図4は、戸板4の裏面42側の構成について示すものである。蝶番6は、軸63に対して二枚の固定片61,62を回動可能に取付けて構成されており、一方の固定片61の裏面にはアーム部64が設けられている。このアーム部64は他方の固定片62の裏面に形成された凹部65に挿入されることで、固定片61,62が互いの裏面同士が接触するまで回動することができるようになっている。
固定片61,62には、それぞれ、埋込部43,44の深凹部43a,44aに対して納められる凸部61a,62aと、深凹部43a,44aの周囲の浅凹部43b,44bに納められる板部61b,62bとを有して構成されている。板部61b,62bには、固定具68(図3(A))を挿入するための貫通穴66が形成され、浅凹部43b,44bに形設された固定穴45,45に固定具68が差し込まれることで、蝶番6が戸板4に対して留め付けられる。
そして、この蝶番6を埋込部43,44に留めつける前において、被覆材5が埋込部43,44の深凹部43a,44aに挿入される。被覆材5は、可撓性を有するシート部材によって構成されており、図3(A)(B)にも示されるように、深凹部43a,44aの底面43c,44cと蝶番6の固定片61,62の凸部61a,62aの間に挟まれるようにして配置される。
図5(A)に示すように、本実施形態では、戸板4の裏面42に形成される深凹部43a,44aは、図において左右方向に通じる幅W1の連通部46(図4も参照)が形成されるように対向して配置され、各深凹部43a,44aには、円弧状の縦壁面43d,44dが形成されている。
被覆材5の一側端部51は深凹部43aに配置され、被覆材5の他側端部52は深凹部44a内へと挿入される。また、被覆材5の一側端部51と他側端部52の間は、幅W2のカバー部位53にて構成され、カバー部位53が連通部46を跨ぐように配置される。
被覆材5の一側端部51は、縦壁面43dに接触することで、深凹部43aに対する図において右方向への相対移動を規制するための円弧状抜止部51aを有して構成される。この円弧状抜止部51aにより、被覆材5の一側端部51が深凹部43aから抜け落ちてしまうことが防がれる。
他方、被覆材5の他側端部52は、図において左方向に相対移動した際に、縦壁面44dに接触するための円弧状抜止部52aを有して構成される。この円弧状抜止部52aの構成により、他側端部52の深凹部44aに対する相対移動が許容されつつ、被覆材5の他側端部52が深凹部44aから抜け落ちてしまうことが防がれる。
以上のような被覆材5の構成とすることで、図5(B)に示すごとく、被覆材5は、円弧状抜止部51a,52aによって、深凹部43a,44aから脱落しない構成が実現できる。なお、図5(B)は、脱落が防止されることを説明するために、便宜的に戸板4,4の間の距離を広げたものであり、戸板4,4の開閉によって当該隙間が図5(B)のように広げられることを意味するものではない。
そして、図2に示すごとく、戸板4,4の開閉による角度θの変動に伴って被覆材5が撓むと、蝶番6と埋込部43,44の間の隙間S2において、被覆材5は他側端部52が引っ張られるようにしてずれることになるが、このずれが生じた場合でも、他側端部52が埋込部44から抜けることがなくなる。
図6は、折戸1を表面11側から臨んだ際に、連結部8の蝶番6が被覆材5によって隠される状態について示す斜視図である。このように、被覆材5のカバー部位53によって蝶番6が隠されることで、被覆材5の裏側の蝶番6の部位に指が触ることが防止され、また、被覆材5のカバー部位53によって意匠性を確保することができる。
以上のようにして本発明を実施することができる。
即ち、図1(A)(B)、図2、図6に示すごとく、
複数の戸板4,4を折り畳み可能に連結してなる折戸1の連結構造であって、
隣り合う戸板4,4は、戸板4,4の幅方向の端部4a,4aにおいて蝶番6によって枢支連結され、
蝶番6の一対の固定部は、戸板4,4の裏面42側に設けた埋込部43,44にそれぞれ配設され、
隣り合う戸板4,4の間において、戸板4,4の表面41側に現れる蝶番6の露出部は、
被覆材5によって被覆される、折戸1の連結構造とする。
これによれば、蝶番6が隠されることで、被覆材5の裏側の蝶番6の部位に手指が触れてしまうことが防止できる。特に、図2及び図6に示すように、戸板4の端部4aに縦溝部4cを形成し、この縦溝部4cに手指を差し込んで折戸1の開閉を行う構成においては、手指が蝶番6に近づく状況が発生しやすいため、効果的に指詰防止を図ることができる。
また、図2及び図6に示すごとく、被覆材5は、隣り合う戸板4,4の端面4b,4bの間の隙間S1を跨ぐように設けられる。
これにより、端面4b,4bの間の隙間S1の部位において、確実に指詰防止を図ることができる。
また、図2及び図3(A)(B)に示すごとく、被覆材5は、蝶番6の固定片61,62(固定部)と埋込部43,44の間に挟装される、こととする。
これにより、被覆材5を埋込部43,44に入れ込むだけの容易な作業により、被覆材5を設置することが可能となり、施工性に優れた構成が実現される。また、既存の折戸1に対しても、いったん蝶番6を取り外して被覆材5を追加的に入れ込むだけで、容易に後付で設置することが可能なものとなる。つまり、本発明は、既存の折戸に対しても、追加的に提供することができるのである。
また、図2及び図6に示すごとく、被覆材5は、可撓性を有するシート部材であることとする。
これにより、戸板4,4の開閉による角度θの変動に伴って被覆材5が適宜撓むことで、蝶番6を隠すことが可能となる。なお、被覆材5を構成するシート部材の素材については、特に限定するものではないが、例えば、樹脂製であって、表面の滑り性がよいものを使用することや、耐久性を有する紙製のものを使用することなどが考えられる。
なお、被覆材5の色彩については、特に限定されるものではなく、不透明、透明、半透明、など、様々な実施形態が考えられる。具体的な例としては、例えば、クローゼットに折戸1を設ける場合には、クローゼット内が暗く戸板4,4の間の隙間も外観上暗色となることから、黒色を採用することが考えられる。このほか、被覆材5の色彩を戸板4の色に一致させることとしてもよい。
また、被覆材5の色彩について、不透明のものを採用することによれば、被覆材5のカバー部位53によって蝶番6が隠され、意匠性を確保することができる。さらに、蝶番6が配置される箇所についてのみ被覆材5によって隠されるため、戸板4,4の連結部8の縦方向の広い範囲を他の部材で隠す場合と比較して、被覆材5によって折戸1の意匠が損なわれることがない。また、被覆材5の色彩について、透明、或いは、不透明のものを採用することによれば、特に既存の折戸に後付した場合において、その前後における変化を抑えることができる。
さらに、被覆材5については、伸縮性のないシート部材にて構成するほか、例えば、伸縮性を呈する帯状のゴム製部材(伸縮ゴムを含む部材)などで構成することとしてもよい。
また、図2及び図5(A)(B)に示すごとく、被覆材5は、隣り合う戸板4の一方の埋込部43に対して係止され、隣り合う戸板4の他方の埋込部44に対して相対移動可能に設けられる、こととする。
これにより、戸板4,4の開閉による角度θの変動に伴って被覆材5が適宜ずれることで、角度θの変動に伴って蝶番6が出現する範囲に変動が生じた場合でも、蝶番6を隠すことが可能となる。なお、被覆材5を構成するシート部材の素材については、特に限定するものではないが、例えば、樹脂製であって、表面の滑り性がよいものを使用することが考えられる。
また、図2及び図5(A)(B)に示すごとく、被覆材5おいて、隣り合う戸板4の一方の埋込部43に対して係止される部位である一側端部51は、埋込部43の輪郭と略同一とすることで、埋込部43に対して係止されることにより、埋込部43に対する相対移動が規制され、被覆材5おいて、隣り合う戸板4の他方の埋込部44に対して相対移動可能に設けられる部位である他側端部52には、埋込部44に対して係合するための被係合部としての円弧状抜止部52aが設けられることにより、埋込部43,44に対する相対移動が一定の範囲に規制される、こととする。
これにより、被覆材5が埋込部43,44から脱落することが無く、常に、埋込部43,44に配置しておくことが可能となる。
本発明は、住宅等のクローゼット扉、収納扉、間仕切り扉などの各種扉として用いられる折戸について、幅広く適用することができる。
1 折戸
4 戸板
4a 端部
4b 端面
4g 差込部
5 被覆材
6 蝶番
8 連結部
41 表面
42 裏面
43 埋込部
44 埋込部
43a 深凹部
43d 縦壁面
51 一側端部
51a 円弧状抜止部
52 他側端部
52a 円弧状抜止部
53 カバー部位
61 固定片
62 固定片
63 軸

Claims (6)

  1. 複数の戸体を折り畳み可能に連結してなる折戸の連結構造であって、
    隣り合う前記戸体は、前記戸体の幅方向の端部において蝶番によって枢支連結され、
    前記蝶番の一対の固定部は、前記戸体の裏側端部に設けた埋込部にそれぞれ配設され、
    隣り合う前記戸体の間において、前記戸体の表側に現れる前記蝶番の露出部は、
    被覆材によって被覆される、
    折戸の連結構造。
  2. 前記被覆材は、隣り合う前記戸体の端面の間の隙間を跨ぐように設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折戸の連結構造。
  3. 前記被覆材は、前記蝶番の固定部と前記埋込部の間に挟装される、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の折戸の連結構造。
  4. 前記被覆材は、
    透明、半透明、又は、不透明の部材にて構成される、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の折戸の連結構造。
  5. 前記被覆材は、
    隣り合う戸体の一方の前記埋込部に対して係止され、
    隣り合う戸体の他方の前記埋込部に対して相対移動可能に設けられる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の折戸の連結構造。
  6. 前記被覆材おいて、隣り合う戸体の一方の前記埋込部に対して係止される部位は、
    前記埋込部の輪郭と略同一とすることで、前記埋込部に対して係止されることにより、
    前記埋込部に対する相対移動が規制され、
    前記被覆材おいて、隣り合う戸体の他方の前記埋込部に対して相対移動可能に設けられる部位には、
    前記埋込部に対して係合するための被係合部が設けられることにより、
    前記埋込部に対する相対移動が一定の範囲に規制される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の折戸の連結構造。
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