JP5401277B2 - 折戸 - Google Patents
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Description
このような折戸においては、例えば一対の隣接する戸板が連結具で連結されることで戸板間に僅かな隙間が形成されたり、折戸の開閉に伴って、一対の戸板の対向面間に拡がったり狭まったりする空間が形成されるので、この僅かな隙間や拡がったり狭まったりする空間に、手指を挟み込んでしまう恐れがある。
そこで従来より種々の指詰め防止構造が提案されている。
これによれば、上述のように形成された中間板材の張出部によって、折戸の開閉に伴って形成される一対の戸板の対向面の空隙を塞ぐことができるので、指詰めを防ぐことができる。
折戸1は、クローゼットなどの収納空間やキャビネットなどの収納戸棚、部屋の間仕切り、部屋の開閉扉などの開閉壁として使用され、ここで折戸1は、クローゼットなどの収納空間の開閉壁として適用した例を示している。
本実施形態に係る折戸1は、一対の戸板2,2の対向面20間に中間板材3を介在させた折戸1であって、中間板材3は、一対の戸板2,2と対向する両端面が断面視して円弧状に形成された円弧部30と、円弧部30の曲率中心を軸とした一対の回動軸31,31とを有し、一対の戸板2,2は、戸板2,2側に延設され一対の回動軸31,31のそれぞれ取り付けられた連結具4によって、中間板材3の円弧部30に沿って折り畳み自在に連結されている。
一対の戸板2,2のうち、一方の戸板2の上端部には汎用のランナー部材5が取り付けられており、ランナー部材5が上レールに装着されることによって、戸板2が上レールに沿って走行自在となっている。他方の戸板2は、縦枠の近傍において、取付位置から移動しないようにストッパー(不図示)によって回動自在に支持されている。
なお、開口部に設けられる枠は3方枠に限らず、下レールを備えた4方枠であってもよい。また図例のようにランナー部材5が一方の戸板2側のみ設けられたものに限定されず、ストッパーによって支持されている側の戸板2にもランナー部材を取り付け、スライド可能な構成としてもよい。
この構成によれば、戸板2への加工は、対向面20の角部に連結板40に対応した凹所21を形成するだけでよいので、従来の戸板の端面を円弧状に加工するものに比べて製造負荷が小さく、生産性の向上を図ることができる。
この構成によれば、中間板材3の上下端面に連結具4を取り付ければ、中間板材3の左右に配される戸板2,2の上下端面と面一とすることができ、見栄えをよくすることができる。
なお、ここでは中間板材3の上下端面に連結具4を取り付けた例を説明しているが、例えば上端面のみに取り付けたものとしてもよい。
ギア41は平歯車よりなり、円弧部30の半径と略同じものが用いられ、中央には固定具43が挿通される挿通孔が形成されている。それぞれのギア41は、ギア41の挿通孔に固定具43を挿通し、中間板材3の固定穴32に向けて固着される。そしてこのとき、一対のギア41は、歯41aが噛み合ってギア41が回動軸31を回動支点として回動するように取り付けられるとともにギア41の下面と中間板材3の端面との間には連結板40が介在するように取り付けられる(図3(b)参照)。
このように連結板40が設けられることにより、一対の戸板2,2と中間板材3とを連結することができ、また戸板2や中間板材3に開閉動作のための力が加わると、その力をギア41に伝え、ギア41はこの力を受けて回動し、戸板2,2を折り畳み自在とすることができる。
なお、ここでは上方開口のケース6に一対のギア41が収容されている例を示しているが、ケース6の上方開口を蓋体で閉塞する構成としてもよい。
なお、図4、図5では説明のため、連結具4(連結板40も含む)の図示を省略したものを示しており、戸板2の対向面20と中間板材3の円弧部30との間をなす開き角度を「θ」として示す。
まず図4(a)に示すように、折戸1は一対の戸板2,2が横並びに一直線となった状態が、閉止された状態(閉状態)とされる。
そしてこの状態から折戸1を閉状態から開状態へと移行させていく途中の状態が図4(b)である。このとき、一対の戸板2が円弧部30の曲率中心を軸とした一対の回動軸31に取り付けられた連結具4によって回動するので、一対の戸板2,2は中間板材3の円弧部30に沿って動かすことができる。
このように戸板2の対向面20は、中間板材3の円弧部30に対する接線に相当する位置あるため、開き角度「θ」は常に一定の角度を保ったまま、戸板2を開状態に移行させていくことができる。よって、従来のように折戸1の開閉に伴って戸板2の対向面20間に拡がったり狭まったりする空間が形成されることがなく、指詰めを防止することができる。
そして図5(b)に一対の戸板2,2間に介在する中間板材3が突出するように折り畳んだ状態が、全開された状態(開状態)とされる。
このときも、やはり戸板2の対向面20と中間板材3の円弧部30との間をなす開き角度「θ」は、一定となる。
また中間板材3は、表裏どちらからみても、同じ構成よりなるので、折戸1の両面の外観を美しく構成でき、さらに折戸1を全開にした状態において戸板2の対向面20が露出してみえないので(図5(b)参照)、全開状態での見栄えもよい。
そして戸板2と中間板材3の大きさ関係は図例に限定されず、戸板2の端面を面取りしたものとしてもよい。
2 戸板
20 対向面
21 凹所
3 中間板材
30 円弧部
31 回動軸
4 連結具
Claims (2)
- 少なくとも一対の戸板の対向面間に中間板材を介在させた折戸であって、
前記戸板の前記対向面と、該対向面と対向する前記中間板材の両端面とのうち、前記中間板材の両端面のみを断面視して円弧状に形成された円弧部とし、
前記一対の戸板は、正面視して略直方形状よりなり、該戸板側に延設され、前記中間部材に設けられ該円弧部の曲率中心を軸とした一対の回動軸のそれぞれ取り付けられた連結具によって、前記中間板材の前記円弧部に沿って折り畳み自在に連結され、
前記中間板材は、前記連結具の厚み分だけ前記一対の戸板より短く形成されており、
前記一対の戸板の上下方向の端面と前記対向面との角部には、前記連結具が嵌め入れられる凹所が形成されていることを特徴とする折戸。 - 請求項1において
前記連結具は、前記中間板材の前記一対の回動軸のそれぞれに取り付けられる一対のギアと、前記凹所に一方の端部が嵌め入れられる一対の連結板とを備え、
前記連結板には、前記凹所に固着するための固定具が挿通される挿通孔と、前記ギアを固定するための固定具が挿通される挿通孔とが形成されていることを特徴とする折戸。
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