JP2014045057A - 部品実装装置 - Google Patents

部品実装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014045057A
JP2014045057A JP2012186195A JP2012186195A JP2014045057A JP 2014045057 A JP2014045057 A JP 2014045057A JP 2012186195 A JP2012186195 A JP 2012186195A JP 2012186195 A JP2012186195 A JP 2012186195A JP 2014045057 A JP2014045057 A JP 2014045057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup
substrate
component
unit
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012186195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5961819B2 (ja
Inventor
Shinjiro Tsuji
慎治郎 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012186195A priority Critical patent/JP5961819B2/ja
Priority to PCT/JP2013/001415 priority patent/WO2014033973A1/ja
Publication of JP2014045057A publication Critical patent/JP2014045057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5961819B2 publication Critical patent/JP5961819B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/0061Tools for holding the circuit boards during processing; handling transport of printed circuit boards
    • H05K13/0069Holders for printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08Monitoring manufacture of assemblages
    • H05K13/081Integration of optical monitoring devices in assembly lines; Processes using optical monitoring devices specially adapted for controlling devices or machines in assembly lines
    • H05K13/0812Integration of optical monitoring devices in assembly lines; Processes using optical monitoring devices specially adapted for controlling devices or machines in assembly lines the monitoring devices being integrated in the mounting machine, e.g. for monitoring components, leads, component placement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
    • H01L2224/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors
    • H01L2224/757Means for aligning
    • H01L2224/75753Means for optical alignment, e.g. sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】基板の厚さに応じたバックアップ部の調整作業を簡単に行うことができ、基板の生産効率の向上を図ることができる部品実装装置を提供することを目的とする。
【解決手段】部品4の装着時に電極部3が位置される部品装着位置BRにおいて基板2の端部を下方から支持するバックアップ部14が、基板2の下面と接する上面の高さが相異なる3つのバックアップ領域(第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42及び第3バックアップ領域43)を備えたバックアップステージ32と、このバックアップステージ32が備える3つのバックアップ領域のうち、基板2を支持したときにマーク2mの高さ位置がマーク認識カメラ15の焦点Fcの高さ位置と合致するようになるものを部品装着位置BRに選択的に位置させることができるようにバックアップステージ32を移動自在に支持するベース部31から成る。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板の端部に設けられた電極部に部品を装着する部品実装装置に関するものである。
基板の端部に設けられた電極部に部品を装着する部品実装装置としては、例えば、液晶パネル製造ラインにおいて、液晶パネルの端部に駆動回路などの部品を装着する仮圧着装置が知られている。このような仮圧着装置では、基板の端部の電極部に部品が装着されるときに電極部が位置される部品装着位置において基板の端部をバックアップ部により下方から支持したうえで、部品装着位置に位置された基板の下方に設けられた撮像部によって基板の上面の電極部の近傍位置に設けられたマークを撮像部し、その撮像されたマークの位置に基づいて把握される電極部の位置に、装着ヘッドが装着ツールにより保持した部品を装着する構成となっている(例えば、特許文献1)。
このような仮圧着装置では、近年のファインピッチ実装が進んだ状況下においては、部品が装着される電極部の正確な位置の把握は極めて重要であり、撮像部によるマークの撮像精度は高いレベルに維持される必要がある。このため従来では、バックアップ部に支持された基板の厚さが異なってもマークの高さ位置が常に撮像部の焦点の高さ位置と合致するようにするため、バックアップ部において基板の下面と接する上面の高さを部品の装着対象となり得る基板の最大の厚さに合わせた高さとしておき、その最大厚さよりも小さい厚さの基板を部品の装着対象とするときには、バックアップ部の上面に基板の厚さに応じた厚さのスペーサを取り付けるようにしていた。
特開2001−232527号公報
しかしながら、上記従来のように、基板の厚さに応じてバックアップ部にスペーサを着脱することは面倒であるうえその作業には慎重を要することから多大な時間がかかり、その分、基板の生産効率の向上が妨げられるおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、基板の厚さに応じたバックアップ部の調整作業を簡単に行うことができ、基板の生産効率の向上を図ることができる部品実装装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装装置は、基板の端部に設けられた電極部に部品を装着する部品実装装置であって、部品の装着時に前記電極部が位置される部品装着位置において前記基板の端部を下方から支持するバックアップ部と、前記部品装着位置において前記バックアップ部により下方から支持された基板の上面の電極部の近傍位置に設けられたマークを前記部品装着位置に位置された基板の下方から撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記マークの位置に基づいて把握される基板の電極部の位置に部品を装着する装着ヘッドとを備え、前記バックアップ部は、基板の下面と接する上面の高さが相異なる複数のバックアップ領域を備えたバックアップステージと、このバックアップステージが備える前記複数のバックアップ領域のうち、基板を支持したときに前記マークの高さ位置が前記撮像部の焦点の高さ位置と合致するようになるものを前記部品装着位置に選択的に位置させることができるようにバックアップステージを移動自在に支持するバックアップステージ支持部とから成る。
請求項2に記載の部品実装装置は、請求項1に記載の部品実装装置であって、部品の装着対象とする基板の厚さの情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した前記基板の厚さの情報に基づいて、前記バックアップステージが備える前記複数のバックアップ領域のうち、前記基板を支持したときに前記マークの高さ位置が前記撮像部の焦点の高さ位置と合致するようになるものを選択する領域選択部と、前記領域選択部により選択されたバックアップ領域が前記部品装着位置に位置するように前記バックアップステージを移動させるバックアップステージ移動機構とを備えた。
本発明では、部品の装着作業の対象となる基板の厚さが変わったときには、バックアップステージを移動させて、バックアップステージが備える複数のバックアップ領域のうち、基板を支持したときにマークの高さ位置が撮像部の焦点の高さ位置と合致するようになるものを選択して部品装着位置に位置させればよいので、基板の厚さに応じたバックアップ部の調整作業を簡単に行うことができ、これにより基板の生産効率の向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態における仮圧着装置の(a)平面図(b)側面図 本発明の第1実施形態における仮圧着装置が備えるバックアップ部の(a)正面図(b)一部断面側面図(c)部分平面図 本発明の第1実施形態におけるバックアップ部の部分分解斜視図 (a)(b)(c)本発明の第1実施形態におけるバックアップ部の部分平面図 (a)(b)本発明の第1実施形態におけるバックアップ部の斜視図 本発明の第1実施形態におけるバックアップ部の部分平面図 (a)(b)本発明の第1実施形態におけるバックアップ部を基板とともに示す斜視図 本発明の第1実施形態における仮圧着装置の制御系統を示すブロック図 本発明の第1実施形態におけるバックアップ部の一部断面部分側面図 (a)(b)(c)本発明の第1実施形態における仮圧着装置による基板への部品の装着手順を示す図 本発明の第2実施形態における仮圧着装置が備えるバックアップ部の一部断面部分側面図 本発明の第3実施形態における仮圧着装置が備えるバックアップ部の(a)背面図(b)側面図(c)部分平面図 本発明の第3実施形態におけるバックアップ部の部分分解斜視図 (a)(b)(c)本発明の第3実施形態におけるバックアップ部の部分平面図 本発明の第3実施形態におけるバックアップ部の部分平面図
(第1実施形態)
図1(a),(b)に示す本発明の第1実施形態における部品実装装置としての仮圧着装置1は、液晶パネル製造ラインにおいて、上流工程側に設置された他の装置から送られてきた基板2を搬入して位置決めし、その基板2の端部に設けられた電極部3に部品4を装着して下流工程側に設置された他の装置に搬出する部品実装動作を繰り返し実行する装置である。以下、説明の便宜上、基板2の搬送方向(図1(a)中に示す矢印A)をX軸方向、X軸方向と直交する水平面内方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。また、Y軸方向を前後方向としてそのうちオペレータOPが作業を行う側(図1の左側)を前方、その反対側(図1の右側)を後方とする。更に、X軸方向を左右方向としてそのうち上流工程側の装置が設けられている側(オペレータOPから見て左側であり、図1(a)において上側)を左方、下流工程側の装置が設けられている側(オペレータOPから見て右側であり、図1(a)において下側)を右方とする。
図1(a),(b)において、仮圧着装置1は、基台10上に基板搬入部11、基板搬出部12、基板位置決め部13、バックアップ部14、バックアップ部14に設けられた2つのマーク認識カメラ15、トレイ供給部16、トレイ回収部17、トレイ移動機構18、反転ヘッド20、反転ヘッド移動機構21、部品認識カメラ22、装着ヘッド23及び制御装置24を備えて成る。基板搬入部11と基板搬出部12はともにX軸方向に延びたコンベア機構から成り、基台10上の後部領域にX軸方向に向かい合って設けられている。
基板位置決め部13は基台10上の基板搬入部11と基板搬出部12の間の領域に設けられており、基板2を保持する基板保持テーブル13aと、基板2を保持した基板保持テーブル13aを水平移動及び昇降させる基板保持テーブル駆動部13bから成る。
基板位置決め部13は、基板保持テーブル駆動部13bによって基板2を保持した基板保持テーブル13aを移動させ、基板2の移動及び位置決めを行う。このとき、基板2の端部に設けられた電極部3の列がX軸方向に並ぶように基板2の向きを整えたうえで、その電極部3の列がバックアップ部14の上方に位置するようにする(図1(b))。
図1(a)に示すように、電極部3の列は、基板2の一の長辺側の端部と一の短辺側の端部のそれぞれに複数個ずつ設けられている。このため基板位置決め部13は、基板2の一の長辺側の端部における電極部3の列がバックアップ部14の上方に位置するように基板2の位置決めを行い、その一の長辺側の端部における部品4の装着が行われた後、基板保持テーブル13aを90度回転させて、基板2の一の短辺側の端部における電極部3の列がバックアップ部14の上方に位置するように基板2の位置決めを行うように作動される。
図1(a),(b)において、トレイ供給部16及びトレイ回収部17はそれぞれ複数のトレイTRを上下方向に積み重ねてストックするとともにその下方からトレイTRを出し入れすることができる複数のトレイストッカから成る。トレイ供給部16には部品4が収納された(部品4の取り出しが行われる前の)トレイTRがストックされ、トレイ回収部17には部品4が収納されていない(部品4の取り出しが行われた後の)トレイTRがストックされる。
図1(a),(b)において、トレイ移動機構18は、基台10の前方領域にY軸方向に延びて設けられたY軸テーブル18a、X軸方向に延びてY軸テーブル18a上をY軸方向に移動するX軸テーブル18b、X軸テーブル18b上をX軸方向に移動して上端のトレイ支持部18cを昇降させるZ軸テーブル18dから成る。トレイ支持部18cには、トレイ供給部16からのトレイTRの取り出し及びトレイ回収部17へのトレイTRの収納を行うための図示しないトレイ把持機構が設けられている。
トレイ移動機構18は、Y軸テーブル18aに対するX軸テーブル18bの移動動作、X軸テーブル18bに対するZ軸テーブル18dの移動動作及びZ軸テーブル18dによるトレイ支持部18cの昇降動作を組み合わせてトレイ支持部18cを三次元に移動させ、トレイ供給部16の下方からトレイTRを取り出してそのトレイTRを所定の部品供給位置(後述する反転ヘッド20が部品4の吸着を行う位置。図1(b))に移動させる動作と、部品供給位置において反転ヘッド20による部品4の取り出しが終了した空のトレイTRをトレイ回収部17に収納する動作とを行う。
反転ヘッド20はトレイ移動機構18によって部品供給位置に位置されたトレイTR内の部品4をノズル20aによって吸着して取り出した後、ノズル20aの向きを下方と上方との間で切り替えることによって部品4の上下反転を行う。反転ヘッド20は、上方又は下方に向けた状態のノズル20aを水平面内で揺動(上下軸回りに回転)させることができ、上下反転させた部品4の水平面内での向きを整えることができる。
基台10の中央部にはX軸方向に延びて設けられた門型ステージ21aが配置されており、反転ヘッド移動機構21は、Y軸方向に延びて門型ステージ21aの下方をX軸方向に移動自在なYステージ21b、Z軸方向に延びてYステージ21b上をY軸方向に移動自在なZステージ21c及びZステージ21cに沿って昇降自在に設けられた移動ベース21dから成る。移動ベース21dには反転ヘッド20が取り付けられており、反転ヘッド移動機構21は、Yステージ21bに対するZステージ21cのY軸方向への移動及びZステージ21bに対する移動ベース21dの昇降移動を組み合わせて反転ヘッド20を移動させる。
部品認識カメラ22は撮像視野を下方に向けており、撮像光軸が部品供給位置を通るように配置されている。部品認識カメラ22は、部品供給位置に位置された部品4又は部品供給位置から反転ヘッド20によって吸着されて上下反転された部品4を上方から撮像する。
装着ヘッド23はバックアップ部14の上方の位置に、門型ステージ21aに固定して(したがって空間的に固定して)設けられている。装着ヘッド23は下方に延びたノズル状の装着ツール23aを昇降自在に備えており、反転ヘッド20により上下反転されて装着ツール23aの吸着動作によって受け取って保持した部品4を、装着ツール23aの下動動作によってバックアップ部14により支持した基板2の電極部3に装着する。
図2(a),(b),(c)において、バックアップ部14は、基台10に立設された門型形状のベース部31及びベース部31の上面に取り付けられたバックアップステージ32を備えて成る。ベース部31は基台10上にX軸方向に対向して配置された2本の支柱部31aとこれら2本の支柱部31aによって両端部が支持されてX軸方向に水平に延びた平板状の天板部31bから成る。
図2(c)及び図3において、バックアップステージ32は,平面視において平行な2辺とこれら平行な3辺と直交する1辺及びこの1辺と対向する位置の円弧状部を有している。円弧状部を除く3辺に臨む各領域は、上面の高さが相異なる3つのバックアップ領域(第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42及び第3バックアップ領域43)であり、第1バックアップ領域41は上面の高さが最も高い第1バックアップ領域、第2バックアップ領域42は第1バックアップ領域41に次いで上面の高さが高いバックアップ領域、第3バックアップ領域43は上面の高さが最も低いバックアップ領域となっている。第2バックアップ領域42は第1バックアップ領域41の時計回り90度の位置に位置し、第3バックアップ領域43は第2バックアップ領域42の時計回り90度の位置に位置している。
ここで、第1バックアップ領域41の上面の高さは、この仮圧着装置1が部品4の装着対象とする基板2の厚さt(詳細には、基板2の電極部3が設けられている部分の厚さ。図2(b)参照)の異なる3種類の基板2のうち、最も小さい厚さtの基板2を支持したときの基板2の上面の高さがマーク認識カメラ15の焦点Fcの高さ位置と合致する値に設定されており、第2バックアップ領域42の上面の高さは、次に小さい厚さtの基板2を支持したときの基板2の上面の高さがマーク認識カメラ15の焦点Fcの高さ位置と合致する値に設定されている。また、第3バックアップ領域43の上面の高さは、最も大きい厚さtの基板2を支持したときの基板2の上面の高さがマーク認識カメラ15の焦点Fcの高さ位置と合致する値に設定されている。
図3において、バックアップステージ32の円弧状部の領域である計器設置領域44には円形凹状の計器設置孔45が設けられている。この計器設置孔45には、部品4の装着時におけるプロセス条件の確認時に使用される熱伝対やロードセル等の計器Kが設置されている。
図2(c)及び図3において、バックアップステージ32の中央には円形の窪み部46が設けられており、バックアップステージ32の下面からは円筒部47(図2(b)も参照)が下方に突出して延びている。円筒部47はベース部31の天板部31bに設けられた円筒部嵌合孔31cに上方から嵌合されており、これによりバックアップステージ32はベース部31に対して円筒部47の上下軸回りに回転自在になっている。円筒部47の中央部には上下方向に貫通した螺子取り付け孔48が設けられており、この螺子取り付け孔48の上方から挿入された抜け止め螺子49がベース部31の円筒部嵌合孔31cの中央部に設けられた螺子取り付け穴31dに螺入されていることで、バックアップステージ32がベース部31から上方に抜け出ることが防止されている。
バックアップステージ32は上記のようにベース部31に対して円筒部47の上下軸回りに回転自在であることから、バックアップステージ32が備える3つのバックアップ領域(第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42及び第3バックアップ領域43)と計器設置領域44のうちの任意のひとつを選択的してこれを部品4の装着時に基板2の電極部3が位置される部品装着位置BR(図4(a),(b),(c))に位置させることができる。第1バックアップ領域41を部品装着位置BRに位置させた状態を図4(a)に示し、第2バックアップ領域42を部品装着位置BRに位置させた状態を図4(b)及び図5(a)に示す。また、第3バックアップ領域43を部品装着位置BRに位置させた状態を図4(c)及び図5(b)に示し、計器設置領域44を部品装着位置BRに位置させた状態を図6に示す。
なお、基板位置決め部13は、基板保持テーブル駆動部13bによって保持した基板2をバックアップ部14の上方に位置させるときには、その基板2の端部に設けられた電極部3の列がX軸方向に並ぶように基板2の向きを整えたうえで(図7(a))、基板2をバックアップ部14の側へ水平方向に移動されることによって(図7(a)中に示す矢印B)、その電極部3の列がバックアップステージ32の上方に位置し、かつ、これから部品4を装着しようとする電極部3が所定の部品装着位置BRに位置するようにする(図7(b))。
このようにバックアップ部14は、部品4の装着時にその電極部3が位置される部品装着位置BRにおいて基板2の端部を下方から支持するものとなっている。
図3及び図5(a),(b)において、バックアップステージ32の窪み部46内には、平面視において、円筒部47の上下中心軸を中心とした仮想円状に90度ずつずれた位置に長穴状の4つの位置決め孔50が上下方向に貫通して設けられている。これら4つの位置決め孔50は、バックアップステージ32が備える第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42、第3バックアップ領域43及び計器設置領域44をそれぞれ部品装着位置BRに位置させたときに、天板部31bの上面に設けられたひとつの位置決めピン31e(図3)と合致する位置に設けられている。このためオペレータOPは、第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42、第3バックアップ領域43及び計器設置領域44を選択的に部品装着位置BRに位置させる際、4つの位置決め孔50のうち、位置決めピン31eと合致する位置決め孔50を位置決めピン31eに嵌入させることにより、選択した上記領域を部品装着位置BRに位置させた状態を保持することができる(図4(a),(b),(c)及び図5(a),(b))。
図2(a),(b)において、2つのマーク認識カメラ15は、撮像光軸を互いに対向するように水平方向に向けており、それぞれベース部31の支柱部31aに取り付けられている。2つのマーク認識カメラ15の中間部には水平方向光路を上下方向光路に変換するプリズム15pが設けられており、各マーク認識カメラ15はプリズム15p及びベース部31の天板部31bを上下方向に貫通して設けられたベース部側切り欠き部31fを通して天板部31bの上方に位置する物体を撮像することができる。
上述のようにして基板2の電極部3が設けられた端部がバックアップステージ32によって下方から支持されたら、2つのマーク認識カメラ15は、バックアップステージ32により支持された基板2の上面の電極部3の近傍位置に設けられたマーク2m(図7(a),(b))を部品装着位置BRに位置された基板2の下方から撮像して認識する。なお、バックアップステージ32における第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42及び第3バックアップ領域43のそれぞれには、2つのマーク認識カメラ15によるマーク2mの撮像が妨げられないように、上下方向に貫通して設けられたステージ側切り欠き部32aが2つずつ設けられている(図3、図4(a),(b),(c)等参照)。
このように第1実施形態における仮圧着装置1において、マーク認識カメラ15は、バックアップ部14のバックアップステージ32により下方から支持された基板2の上面の電極部3の近傍位置に設けられた上記マーク2mを、部品装着位置BRに位置された基板2の下方から撮像する撮像部となっている。
ここで、オペレータOPは、上記のようにして基板2の端部がバックアップステージ32によって支持されるようにする前に、これから部品4の装着を行う基板2の厚さtに応じた高さを有するバックアップ領域が部品装着位置BRに位置するようにバックアップステージ32を回転させて位置決めピン31eで位置決めしておくようにする。具体的には、オペレータOPは、バックアップステージ32が備える3つのバックアップ領域(第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42及び第3バックアップ領域43)のうち、基板2を支持したときにマーク2mの高さ位置が図2(b)に示すマーク認識カメラ15の焦点Fcの高さ位置と合致するようになるものを部品装着位置BRに選択的に位置させる。
このような構成の仮圧着装置1において、基板搬入部11、基板搬出部12、基板位置決め部13、トレイ移動機構18、反転ヘッド20、反転ヘッド移動機構21、装着ヘッド23の作動制御は制御装置24によってなされる(図8)。また、マーク認識カメラ15による撮像動作制御と部品認識カメラ22による撮像動作制御も制御装置24によってなされる(図8)。マーク認識カメラ15の撮像動作によって得られた画像データと画像認識制御と部品認識カメラ22の撮像動作によって得られた画像データはともに制御装置24に送られ、制御装置24の画像認識部24aにおいて画像認識処理がなされる(図8)。
次に、上記構成の仮圧着装置1における基板2への部品4の装着作業の実行手順を説明する。仮圧着装置1は部品装着作業を行う前に、部品4の装着時における装着ツール23aの温度や装着ツール23aによる部品4を電極部3に押し付けるときの押圧荷重等のプロセス条件を事前に確認する作業を実行する。
バックアップステージ32の計器設置孔45には前述のように計器Kが設置されるが、装着ツール23aの温度を確認するときには熱伝対等の温度計測のための計器Kを計器設置孔45に設置し、装着ツール23aによる押し付け荷重を確認するときにはロードセル等の荷重計測のための計器Kを計器設置孔45に設置する。そして、オペレータOPは、計器設置領域44が部品装着位置BRに位置するようにバックアップステージ32を回転させて位置決めピン31eで位置決めしておく。
オペレータOPは、計器設置領域44を部品装着位置BRに位置させたら、制御装置24に繋がる操作ボタンBT(図8)を操作し、操作ボタンBTの操作信号を受けた制御装置24は装着ツール23aを下降させて(図9中に示す矢印C)、装着ツール23aの先端部を実際に計器Kに接触させる。ここで、制御装置24は、計器Kが熱伝対等の温度計測のためのものであるときには、部品装着作業の実行時と同じ制御値で加熱コントロールした状態の装着ツール23aの先端部を計器Kに触れる程度に接触させて装着ツール23aの温度を読み取り、計器Kがロードセル等の荷重計測のためのものであるときには、装着ツール23aの先端部を計器Kに部品装着作業の実行時と同じ制御値でコントロールした押圧動作で押し付けて装着ツール23aによる押し付け荷重を読み取る。そして、得られた装着ツール23aの温度及び装着ツール23aによる押し付け荷重を予め記憶した基準値と比較し、計測された値が正常範囲内であるかどうかの確認を行う。オペレータOPは、温度計測を終わった後、荷重計測を行うときには、計器設置孔45に設置する計器Kを温度計測用のものから荷重計測用のものに交換する。
制御装置24は、上記プロセス条件の確認作業を行ったら、基板2への部品装着作業を実行する。部品装着作業では、制御装置24は、先ず、仮圧着装置1の上流工程側に設置された他の装置から基板搬入部11に基板2が送られてきたところで、基板搬入部11と基板位置決め部13の作動制御を行い、基板2を基板搬入部11から基板位置決め部13に移載させる。
制御装置24は、基板2を基板搬入部11から基板位置決め部13に移載させたら、基板位置決め部13の作動制御を行って基板2を水平面内で移動させ、基板2の一の長辺側の端部における電極部3の列がバックアップ部14の上方にX軸方向に並んで位置するように基板2の位置決めを行たうえで、基板2をY軸方向(前方)に移動させて、これから部品4を装着しようとしている電極部3の下方がバックアップ部14のバックアップステージ32によって支持され、かつ、部品装着位置BRに位置されるようにする。そして、電極部3が部品装着位置BRに位置したら、制御装置24は、その電極部3に対応して基板2の上面に設けられた2つのマーク2mを2つのマーク認識カメラ15によって撮像して画像認識し、2つのマーク2mの位置(すなわち電極部3の位置)を把握する。
制御装置24は、基板2の端部をバックアップ部14に支持させたら、トレイ移動機構18の作動制御を行って、トレイ供給部16からのトレイTRの取り出しとその取り出したトレイTRの部品供給位置への位置決めを行う。
制御装置24は、トレイTRの部品供給位置への位置決めを行ったら、反転ヘッド移動機構21の作動制御を行って、ノズル20aが下方を向いた状態の反転ヘッド20をトレイ供給部16の上方に移動させる。そして、反転ヘッド移動機構21の作動制御を行って移動ベース21dを下降させ、反転ヘッド20のノズル20aが部品供給位置に供給されたトレイTR上の部品4に上方から接触するようにしてノズル20aに部品4を吸着させて部品4の取り出し(ピックアップ)を行う。
制御装置24は、反転ヘッド20に部品4を吸着させてトレイTRから取り出したら、ノズル20aの向きを下方から上方に切り替え、部品4を上下反転させる。そして、その上下反転した部品4を部品認識カメラ22によって撮像して画像認識し、上下反転した部品4の中心位置の基準位置からの位置ずれ量を検出する。なお、ここでは部品4の画像認識を反転ヘッド20によって上下反転させた状態で行うようにしているが、トレイ移動機構18によって部品供給位置に位置決めされたトレイTRから反転ヘッド20によって部品4を取り出す前に、その部品4を部品認識カメラ22によって撮像して行うようにしてもよい。
制御装置24は、反転ヘッド20によって上下反転させた部品4の基準位置からの位置ずれ量を検出したら、その部品4が基板2の電極部3の上方(装着ヘッド23の下方)に位置するように反転ヘッド20を移動させる。このとき反転ヘッド20は、基板位置決め部13によって位置決めされた基板2と装着ヘッド23の間の領域内に入り込むように装着ヘッド23の後方位置から水平方向(前方)に向けて移動される。そして、部品認識カメラ22による撮像を通じて検出した、電極部3の基準位置に対する部品4の位置ずれと、既に把握している2つのマーク2mの位置との関係とから、電極部3に対する部品4の位置ずれを求め、その位置ずれがキャンセルされるように反転ヘッド20の水平面内方向への移動及びノズル20aを上下軸回りの回転を行う。
制御装置24は、部品4を基板2の電極部3の上方に位置させたら、反転ヘッド移動機構21の作動制御を行って反転ヘッド20を上昇させて(或いは装着ヘッド23の装着ツール23aを下降させて)、図10(a)中に示す矢印Dのように、ノズル20aに吸着させた部品4を装着ヘッド23の装着ツール23aに下方から接触させ、装着ツール23aをノズル20aに吸着させた部品4に上方から接触させることによって、反転ヘッド20から装着ヘッド23への部品4の受け渡しを行う(図10(a))。
制御装置24は、反転ヘッド20から装着ヘッド23への部品4の受け渡しを行ったら、反転ヘッド移動機構21の作動制御を行って反転ヘッド20を後方に移動させ(図10(b)中に示す矢印E)、基板2と装着ヘッド23の間の領域から反転ヘッド20を退去させる(図10(b))。そして、制御装置24は、反転ヘッド20を基板2と装着ヘッド23の間の領域から退去させたら、装着ヘッド23の装着ツール23aを下動させ(図10(c)中に示す矢印F)、装着ツール23aに吸着させていた部品4を基板2の電極部3に上方から押し付けて装着する(図10(c))。
制御装置24は、上記のようにして部品4を電極部3に装着したら、装着ヘッド23の装着ツール23aを上動させたうえで、新たな電極部3が部品装着位置BRに位置するように基板2をX軸方向に移動させる。そして、反転ヘッド20による次の部品4の吸着(ピックアップ)を行ったうえで、新たに部品装着位置BRに位置させた電極部3への部品4の装着を行う。
このように本第1実施形態における仮圧着装置1において、装着ヘッド23は、撮像部であるマーク認識カメラ15により撮像されたマーク2mの位置に基づいて把握される基板2の電極部3の位置に部品4を装着するものとなっている。
このようにして一の長辺側の端部の全ての電極部3について部品4の装着が終了したら、制御装置24は、基板位置決め部13の作動制御を行って基板2を90度回転させたうえで、一の短辺側の端部の電極部3についての同様の手順で部品4の装着を行う。そして、一の短辺側の端部の電極部3についての部品4の装着が終了したら、基板位置決め部13の作動制御を行って、部品4の装着が終了した基板2を基板搬出部12に受け渡し、次いで基板搬出部12の作動制御を行って、基板2を下流工程側に設置された他の装置に搬出する。
上述したように、第1実施形態における仮圧着装置1では、バックアップ部14が、基板2の下面と接する上面の高さが相異なる複数(ここでは3つ)のバックアップ領域(第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42及び第3バックアップ領域43)を備えたバックアップステージ32と、このバックアップステージ32が備える複数のバックアップ領域のうち、基板2を支持したときにマーク2mの高さ位置がマーク認識カメラ15の焦点Fcの高さ位置と合致するようになるものを部品装着位置BRに選択的に位置させることができるようにバックアップステージ32を移動自在に支持するバックアップステージ支持部としてのベース部31から成っていることから、部品4の装着作業の対象となる基板2の厚さtが変わったときには、バックアップステージ32を移動させて、バックアップステージ32が備える複数のバックアップ領域のうち、基板2を支持したときにマーク2mの高さ位置がマーク認識カメラ15の焦点Fcの高さ位置と合致するようになるものを選択して部品装着位置に位置させればよいので、基板2の厚さtに応じたバックアップ部14の調整作業を簡単に行うことができ、これにより基板2の生産効率の向上を図ることができる。
なお、上述のバックアップステージ32が備える3つのバックアップ領域のうちのひとつを領域をバックアップ領域としてではなく2つ目の計器設置領域44としてそこに計器設置孔45を形成するようにすれば、ひとつのバックアップステージ32に2つの計器Kを設置することができる。この場合にはひとつのバックアップステージ32に温度計測のための計器Kと荷重計測のための計器Kを同時に設置することができるので、プロセス条件の確認作業時に計器Kの交換をする必要がなくなるので作業効率が向上する。
(第2実施形態)
図11に示すように、第2実施形態における仮圧着装置は、上述の第1実施形態における仮圧着装置1とバックアップ部14の構成が異なっている。すなわち、第2実施形態における仮圧着装置では、バックアップステージ32の円筒部47から下方に延びたシャフト部材61がベース部31の天板部31bを下方に貫通して延びてベース部31に設けられたベアリング62によって上下軸回りに回転自在に支持されており、このシャフト部材61が、ベース部31内に設けられたモータ63によって伝動装置64を介して駆動されるようになっている。この伝動装置64は、この第2実施形態ではモータ63の駆動軸63aに取り付けられた駆動プーリ64a、シャフト部材61に取り付けられた従動プーリ64b及び駆動プーリ64aと従動プーリ64bの間に掛け渡された伝動ベルト64cからなっているが、このような構成のものに限定されるものではない。モータ63は制御装置24によって作動制御がなされ、モータ63が伝動装置64を介してシャフト部材61を回転させると、これによりバックアップステージ32が回転して3つのバックアップ領域(第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42及び第3バックアップ領域43)と計器設置領域44のうちのひとつが選択的に部品装着位置BRに位置される。
ここで、制御装置24は、図11に示すように、前述の画像認識部24aのほか、情報取得部24b、記憶部24c、領域選択部24dの各作業領域を備えている。情報取得部24bは、オペレータOPによる手動入力が行われる入力装置65を介して(或いは記憶部24cに記憶された作業実行プログラムから)、これからプロセス条件の確認作業が行われるのか部品装着作業が行われるのかといった作業種情報や、部品装着作業が行われる場合には次にどの厚さの基板2が供給されるのかといった部品4の装着対象とする基板2の厚さtの情報等の諸情報を取得する作業領域であり、記憶部24cは、基板2の厚さtとその基板2の厚さtに対応する(基板2を支持したときにマーク2mの高さ位置がマーク認識カメラ15の焦点Fcの高さ位置と合致する)上面高さを有するバックアップ領域との関係を記憶する作業領域である。
また、領域選択部24dは、情報取得部24bが取得した上記作業種情報や基板2の厚さtの情報及び記憶部24cに記憶された情報に基づいて、これからプロセス条件の確認作業が行われる場合には計器設置領域44を選択し、これから部品装着作業が行われる場合にはバックアップステージ32が備える複数のバックアップ領域のうち、基板2を支持したときにマーク2mの高さ位置がマーク認識カメラ15の焦点Fcの高さ位置と合致するようになるものを選択する作業領域である。そして、制御装置24は、領域選択部24dが選択したバックアップ領域或いは計器設置領域44が部品装着位置BRに位置するようにモータ63を駆動してバックアップステージ32を移動(回転)させる。
これにより、これから行われる作業種に応じてバックアップ領域或いは計器設置領域44が選択されて部品装着位置BRに位置され、作業種が部品装着作業である場合には、更に、基板2の厚さtに応じた上面高さを有するバックアップ領域が選択されて、部品装着位置BRに位置される。
すなわち本第2実施形態において、シャフト部材61、モータ63及び伝動装置64は、上記領域選択部24dにより選択されたバックアップ領域が部品装着位置BRに位置するようにバックアップステージ32を移動させるバックアップステージ移動機構66となっている。
このように、第2実施形態における仮圧着装置においても、オペレータOPは、第1バックアップ領域41、第2バックアップ領域42、第3バックアップ領域43及び計器設置領域44のうちのひとつを選択的に部品装着位置BRに位置させることができるので、第1実施形態における仮圧着装置1と同様の効果を得ることができるうえ、基板2の厚さtに応じたバックアップ領域の選択と部品装着位置BRへの設置が自動でなされるので、その分、第1実施形態における仮圧着装置1の場合よりも作業効率が向上する。
(第3実施形態)
図12(a),(b),(c)及び図13において、第3実施形態における仮圧着装置は、上述の第1実施形態における仮圧着装置1における回転移動式のバックアップステージ32に代えて水平移動式のバックアップステージ132としたものである。このバックアップステージ132は階段状に形成された3つのバックアップ領域(第1バックアップ領域141、第2バックアップ領域142及び第3バックアップ領域143)と1つの計器設置領域144を有しており、第1バックアップ領域141は上面の高さが最も高いバックアップ領域、第2バックアップ領域142は第1バックアップ領域141に次いで上面の高さが高いバックアップ領域、第3バックアップ領域143は上面の高さが最も低いバックアップ領域となっている。計器設置領域144には円形凹状の計器設置孔145がひとつ設けられており、ここには第1実施形態の場合と同様に計器Kが設置されている。
図13において、ベース部31の天板部31bには2つの螺子孔31gが設けられる一方、バックアップステージ132の計器設置領域144には、3つのバックアップ領域(第1バックアップ領域141、第2バックアップ領域142及び第3バックアップ領域143)それぞれに対応する2つの位置決め孔150が設けられている。オペレータOPは、3つのバックアップ領域のうちの任意のひとつを選択的してその選択したバックアップ領域に対応する2つの位置決め孔150とベース部31側の2つの螺子孔31gを上下に一致させ、そこに2つの螺子151を螺入することで、選択したバックアップ領域を部品装着位置BRに位置させることができる。
図14(a)は第1バックアップ領域141を部品装着位置BRに位置させた状態を示しており、図14(b)は第2バックアップ領域142を部品装着位置BRに位置させた状態を示している。また、図14(c)は第3バックアップ領域143を部品装着位置BRに位置させた状態を示している。また、図15に示すように、バックアップステージ132の計器設置領域144を部品装着位置BRの側に向けて第2バックアップ領域142に対応する2つの位置決め孔150とベース部31側の2つの螺子孔31gを上下に一致させ、そこに2つの螺子151を螺入することで、計器設置領域144が部品装着位置BRに位置させることができる。なお、図13に示すように、このバックアップステージ132においても、第1実施形態において示したバックアップステージ32と同様にステージ側切り欠き部132aが第1バックアップ領域141、第2バックアップ領域142及び第3バックアップ領域143のそれぞれに設けられている。
このように、第3実施形態における仮圧着装置においてもオペレータOPは、第1バックアップ領域141、第2バックアップ領域142、第3バックアップ領域43及び計器設置領域144のうちのひとつを選択的に部品装着位置BRに位置させることができるので、第1実施形態における仮圧着装置1と同様の効果を得ることができる。
また、上述の例に示すバックアップステージ132において、計器設置領域144に複数の計器設置孔145を設けて各計器設置孔145にそれぞれ計器Kを設置すれば、ひとつのバックアップステージ132に複数の計器Kを配置することができ、第1実施形態の説明において述べたように、プロセス条件の確認作業時に計器Kの交換をする必要がなくなり、作業効率を向上させることができる。
基板の厚さに応じたバックアップ部の調整作業を簡単に行うことができ、基板の生産効率の向上を図ることができる部品実装装置を提供する。
1 仮圧着装置(部品実装装置)
2 基板
2m マーク
3 電極部
4 部品
14 バックアップ部
15 マーク認識カメラ(撮像部)
23 装着ヘッド
24b 情報取得部
24d 領域選択部
31 ベース部(バックアップステージ支持部)
32 バックアップステージ
41 第1バックアップ領域(バックアップ領域)
42 第2バックアップ領域(バックアップ領域)
43 第3バックアップ領域(バックアップ領域)
66 バックアップステージ移動機構
141 第1バックアップ領域(バックアップ領域)
142 第2バックアップ領域(バックアップ領域)
143 第3バックアップ領域(バックアップ領域)
t 厚さ
Fc 焦点
BR 部品装着位置

Claims (2)

  1. 基板の端部に設けられた電極部に部品を装着する部品実装装置であって、
    部品の装着時に前記電極部が位置される部品装着位置において前記基板の端部を下方から支持するバックアップ部と、
    前記部品装着位置において前記バックアップ部により下方から支持された基板の上面の電極部の近傍位置に設けられたマークを前記部品装着位置に位置された基板の下方から撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された前記マークの位置に基づいて把握される基板の電極部の位置に部品を装着する装着ヘッドとを備え、
    前記バックアップ部は、基板の下面と接する上面の高さが相異なる複数のバックアップ領域を備えたバックアップステージと、このバックアップステージが備える前記複数のバックアップ領域のうち、基板を支持したときに前記マークの高さ位置が前記撮像部の焦点の高さ位置と合致するようになるものを前記部品装着位置に選択的に位置させることができるようにバックアップステージを移動自在に支持するバックアップステージ支持部とから成ることを特徴とする部品実装装置。
  2. 部品の装着対象とする基板の厚さの情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した前記基板の厚さの情報に基づいて、前記バックアップステージが備える前記複数のバックアップ領域のうち、前記基板を支持したときに前記マークの高さ位置が前記撮像部の焦点の高さ位置と合致するようになるものを選択する領域選択部と、前記領域選択部により選択されたバックアップ領域が前記部品装着位置に位置するように前記バックアップステージを移動させるバックアップステージ移動機構とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置。
JP2012186195A 2012-08-27 2012-08-27 部品実装装置 Active JP5961819B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012186195A JP5961819B2 (ja) 2012-08-27 2012-08-27 部品実装装置
PCT/JP2013/001415 WO2014033973A1 (ja) 2012-08-27 2013-03-06 部品実装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012186195A JP5961819B2 (ja) 2012-08-27 2012-08-27 部品実装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014045057A true JP2014045057A (ja) 2014-03-13
JP5961819B2 JP5961819B2 (ja) 2016-08-02

Family

ID=50182816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012186195A Active JP5961819B2 (ja) 2012-08-27 2012-08-27 部品実装装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5961819B2 (ja)
WO (1) WO2014033973A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102133051B1 (ko) * 2019-02-11 2020-07-10 주식회사 유양하이테크 유연성을 갖는 재료의 가공을 위한 고정장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08330798A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Sony Corp 位置決め装置及び位置決め方法
JP2003075115A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Shibaura Mechatronics Corp 基板検査装置および基板検査方法
JP2011096955A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Panasonic Corp 部品実装方法
JP2011096956A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Panasonic Corp 部品実装装置および部品実装方法
JP2012142378A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品実装機および電子部品割振方法
JP2012156223A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Panasonic Corp トレイ供給装置及び部品実装装置
JP2012164706A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Shibaura Mechatronics Corp 被実装部材の実装装置及び実装方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08330798A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Sony Corp 位置決め装置及び位置決め方法
JP2003075115A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Shibaura Mechatronics Corp 基板検査装置および基板検査方法
JP2011096955A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Panasonic Corp 部品実装方法
JP2011096956A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Panasonic Corp 部品実装装置および部品実装方法
JP2012142378A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品実装機および電子部品割振方法
JP2012156223A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Panasonic Corp トレイ供給装置及び部品実装装置
JP2012164706A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Shibaura Mechatronics Corp 被実装部材の実装装置及び実装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102133051B1 (ko) * 2019-02-11 2020-07-10 주식회사 유양하이테크 유연성을 갖는 재료의 가공을 위한 고정장치

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014033973A1 (ja) 2014-03-06
JP5961819B2 (ja) 2016-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011007651A1 (ja) 基板検査装置
JP5343326B2 (ja) 基板接合装置および基板接合方法
JP6522735B2 (ja) 部品実装機
JP6681241B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品製造方法
JP6571116B2 (ja) 検査支援装置
JP5824629B2 (ja) 電子部品のピックアップ方法および電子部品実装方法
JP5288411B2 (ja) アライメント装置
JP5961819B2 (ja) 部品実装装置
JP6019396B2 (ja) 部品実装装置
JP3680785B2 (ja) 電子部品のボンディング装置およびボンディング方法
JP4901451B2 (ja) 部品実装装置
KR102401710B1 (ko) 실장 장치
JP2022170080A (ja) 部品実装装置
JP2011181675A (ja) 回路部品の実装装置
JPWO2008126173A1 (ja) Tcpハンドリング装置
KR101438098B1 (ko) 연성 인쇄회로기판의 프로브카드 얼라인장치
WO2024203417A1 (ja) 実装装置
JP2014003312A (ja) 基板接合装置および基板接合方法
TWI269613B (en) Working stage system for flat panel display and flat panel display working method using same
TWI841852B (zh) 安裝裝置及安裝方法
WO2023140037A1 (ja) 実装装置および実装方法
KR20100029228A (ko) 본딩 장비의 카메라 촛점 자동조정장치
JP4383255B2 (ja) 電子部品実装方法および装置
JP2016103501A (ja) バックアップステージ及び部品実装装置
JP2022013733A (ja) 実装装置及び実装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141003

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160517

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160530

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5961819

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151