JP3680785B2 - 電子部品のボンディング装置およびボンディング方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品を基板にボンディングする電子部品のボンディング装置およびボンディング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品の小型化・ファインピッチ化に伴い、電子部品を基板にボンディングする位置精度には高精度が求められるようになり、ボンディング時の位置誤差を画像認識によって補正する方法が広く用いられている。この方法は、電子部品の実装に先立って基板または基板と電子部品の双方をカメラで撮像し、得られた画像データに基づいて基板や電子部品の位置を検出し、この結果により実装時の位置補正を行うものである。
【0003】
ところで、前述の位置補正に際してフリップチップなど下面のバンプ位置を認識する必要がある電子部品では、電子部品を保持するボンディングヘッドと基板とをともに撮像する必要がある。このため、このような電子部品を対象とするボンディング装置では、上下両方向を同時に撮像できるよう、2つのカメラを組み込んだ上下観察光学装置が用いられる。
【0004】
この上下観察光学装置による撮像に際しては、撮像対象の基板上面に1つのカメラの焦点を合わせるとともに、電子部品の下面に対して他のカメラの焦点を合わせる必要がある。そしてこのような用途に用いられるカメラは一般に焦点距離が固定されていることから、上下観察光学装置をボンディング装置に組み込む際には、この焦点距離に基づいて上下観察光学装置の高さ位置が決定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ボンディング装置においてボンディング対象となる基板や電子部品の寸法は一定ではなく、品種によって厚み寸法がばらついている。このため、品種切り替えによって基板の厚み寸法が変わる場合には、ボンディングステージを基板の厚みに対応したものに取り替えることによって、また電子部品の厚み寸法が変わる場合には、ボンディングツールの認識高さ、すなわち撮像動作を行うタイミングにおけるボンディングツールの高さ位置の設定を変更することによってカメラの焦点位置を基板や電子部品に合わせるようにしていた。
【0006】
このため、従来の電子部品のボンディング装置には、基板や電子部品の機種に合わせて多種類のボンディングステージを準備する必要があり、また認識高さの変更などの機種切り換え作業をその都度行わなければならないという問題点があった。
【0007】
そこで本発明は、機種切り換え性に優れた電子部品のボンディング装置およびボンディング方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電子部品のボンディング装置は、電子部品を被接合物にボンディングする電子部品のボンディング装置であって、前記被接合物を保持するボンディングステージと、下端部に電子部品を保持するツールを備えたボンディングヘッドと、このボンディングヘッドを前記ボンディングステージに下降させてボンディングヘッドに保持されている電子部品を被接合物に押しつけるヘッド昇降機構と、前記ボンディングヘッドと前記ボンディングステージとの間に進入し、ボンディングステージ上の被接合物を観察するステージ側光路とボンディングヘッドに保持されている電子部品を観察するヘッド側光路とを備えた上下観察光学手段と、前記ステージ側光路の焦点を前記ボンディングステージ上の被接合物に合わせるために前記上下観察光学手段の上下方向の位置を調整する焦点位置調整手段と、ボンディングヘッドに保持された電子部品に焦点が合った合焦点の高さである認識高さのうち基準となる認識高さを記憶する記憶装置と、この基準となる認識高さと前記焦点位置調整手段による前記上下観察光学手段の上下方向の位置の変化に基づいて認識高さを計算して前記ヘッド昇降機構を制御することにより、前記上下観察光学手段による電子部品撮像時のボンディングヘッドの高さを変更する認識高さ変更手段とを備えた。
【0009】
請求項2記載の電子部品のボンディング方法は、ボンディングヘッドのツールに保持された電子部品をボンディングステージに保持された被接合物上に位置させ、前記ボンディングステージ上の被接合物を観察するステージ側光路と前記ボンディングヘッドに保持されている電子部品を観察するヘッド側光路とを備えた上下観察光学手段によって電子部品と被接合物を観察して位置を認識し、この認識結果に基づいて両者を位置合わせしてボンディングするボンディング方法であって、ボンディングに先立って前記上下観察光学手段を前記ボンディングヘッドと前記ボンディングステージとの間に進入させる工程と、前記ステージ側光路の焦点を前記ボンディングステージ上の被接合物に合わせるために前記上下観察光学手段の上下方向の位置を調整する焦点位置調整工程と、前記ヘッド側光路の焦点を前記ボンディングヘッドに保持されている電子部品に合わせるために前記ボンディングヘッドの高さを調整する認識高さ調整工程とを含み、前記焦点位置調整工程は、予め厚み寸法が判明しているツールをボンディングヘッドに装着し、次いで予め厚み寸法が判明している基板をボンディングステージにセットするとともに、予め厚み寸法が判明している電子部品をツールに吸着させ、この後、基板の画像を表示部のモニタに表示させ、表示画像を目視観察しながら焦点位置調整機構をインチング操作することによって焦点が合う高さに上下観察光学装置の高さを合わせてその高さを観察高さとして制御部の記憶装置に記憶させる工程を含み、また前記認識高さ調整工程は、前記焦点位置調整工程と同様にしてボンディングヘッドのツールに保持された電子部品の画像を表示部のモニタに表示させ、表示画像を目視観察しながらヘッド昇降機構をインチング操作することによって、焦点が合う高さにボンディングヘッドの高さを合わせてその高さを認識高さとして制御部の記憶装置に記憶させる工程を含み、前記焦点位置調整工程と認識高さ調整工程とにより厚み寸法が既知の基板、電子部品、ツールを対象とした基準状態における観察高さと、認識高さを求めて基準マシンパラメータとして制御部に登録し、以上のようにして基準状態におけるマシンパラメータが与えられることにより、基板、電子部品、ツールの寸法が変わった場合においては、これらの寸法データを入力することにより、必要なマシンパラメータを計算により自動的に求める。
【0011】
本発明によれば、ステージ側光路の焦点をボンディングステージ上の被接合物に合わせるために上下観察光学手段の上下方向の位置を調整する焦点位置調整手段と、ボンディングヘッドに保持された電子部品に焦点が合った合焦点の高さである認識高さのうち基準となる認識高さを記憶する記憶装置と、この基準となる認識高さと焦点位置調整手段による上下観察光学手段の上下方向の位置の変化に基づいて認識高さを計算してヘッド昇降機構を制御して上下観察光学手段による電子部品撮像時のボンディングヘッドの高さを変更する認識高さ変更手段とを備えることにより、基板や電子部品やツールの厚み寸法に応じて焦点位置を正しく合わせることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品のボンディング装置の側面図、図2は本発明の一実施の形態の電子部品のボンディング装置の上下観察光学装置の部分斜視図、図3は本発明の一実施の形態の電子部品のボンディング装置の上下観察光学装置の焦点位置の説明図、図4は本発明の一実施の形態の電子部品のボンディング装置のヘッド高さの説明図、図5は本発明の一実施の形態のボンディング装置による観察高さ、認識高さのティーチング処理のフローチャート、図6は本発明の一実施の形態のボンディング装置における入力データの説明図、図7,図8,図9,図10,図11,図12,図13,図14,図15,図16は本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図である。
【0013】
まず図1を参照して電子部品のボンディング装置の構造について説明する。図1において、基板位置決め部1はXYテーブル2上に配置されたボンディングステージ3を備えており、ボンディングステージ3上には基板4が保持されている。基板位置決め部1の上方には、ボンディング部5が配設されている。ボンディング部5は、ヘッド昇降機構6によって昇降するボンディングヘッド7を備えており、ボンディングヘッド7の下端部にはボンディングツール8が着脱自在に装着される。ボンディングツール8(以下、単に「ツール8」と略記。)によって電子部品9を保持したボンディングヘッド7がヘッド昇降機構6によって基板位置決め部1に対して下降することにより、電子部品9は被接合物である基板4に対して押しつけられボンディングされる。
【0014】
ボンディングヘッド7とボンディングステージ3との間の空間には、上下両方向の観察を同時に行うことが可能な上下観察光学装置10(上下観察光学手段)が配設されている。図2に示すように、上下観察光学装置10の鏡筒10aの先端部には、中央部に配置されたビームスプリッタ10bと両端部に配置された2つの反射鏡10c,10dを備えている。上方から光路Uに沿ってビームスプリッタ10bに入射した光は反射鏡10dの方向に反射され、さらに反射鏡10dによって反射されて側方に配置されたカメラ20Bに入射する。また下方から光路Dに沿ってビームスプリッタ10bに入射した光は反射鏡10cの方向に反射され、さらに反射鏡10cによって反射され、同様に側方に配置されたカメラ20Aに入射する。
【0015】
上下観察光学装置10は進退機構11によって水平方向に進退可能に配設されており、上下観察光学装置10がボンディングヘッド7とボンディングステージ3との間に進入することにより、ボンディングステージ3上の基板4を光路Dによって、またボンディングヘッド7に保持されている電子部品9を光路Uによって同時に観察することができるようになっている。すなわち、上下観察光学装置10は、ボンディングステージ3上の基板4を観察するステージ側光路(光路D)と、ボンディングヘッド7に保持されている電子部品9を観察するヘッド側光路(光路U)とを備えている。
【0016】
進退機構11は焦点位置調整機構12(焦点位置調整手段)によって昇降可能となっており、焦点位置調整機構12によって上下観察光学装置10を昇降させることにより、上下観察光学装置10の上下方向の位置を調整し、上下観察光学装置10によってステージ側光路の焦点をボンディングステージ3上の基板4に合わせることができるようになっている。
【0017】
ボンディング部5の側方には、移動テーブル17が水平移動可能に配設されており、移動テーブル17には電子部品9を載置して搬送する電子部品搬送部18と、電子部品9を保持するツール8をストックするツールストック部19が設けられている。ボンディング動作において、電子部品搬送部18をボンディングヘッド7の下方に位置させた状態でボンディングヘッド7が下降することにより、ボンディングヘッド7は電子部品搬送部18から電子部品9をピックアップする。
【0018】
またツール交換時には、ツールストック部19をボンディングヘッド7の下方に位置させた状態でボンディングヘッド7が下降することにより、既装着状態のツール8を離脱させてツールストック部19上に載置し、他のツールストック部19に載置された別のツール8をボンディングヘッド7に新たに装着するツール交換動作が自動的に行われる。
【0019】
次にボンディング装置の制御系について説明する。ヘッド昇降機構6は制御部14によって制御され、ヘッド昇降機構6は制御部14からの動作指令に基づいて所定の昇降動作を行う。またヘッド昇降機構6は、エンコーダやリニアスケールなどの位置検出手段を備えており、この位置検出手段による位置検出結果は制御部14に伝達される。
【0020】
したがって、ヘッド昇降機構6が昇降動作を行う際に、制御部14が位置検出結果を監視しながらヘッド昇降機構6を制御することにより、ボンディングヘッド7を所定の高さに位置決めすることができるようになっている。なお、位置検出手段として、制御部14からの指令値の累積値をカウントする手段を用いてもよい。
【0021】
上下観察光学装置10のカメラ20A,20Bによる撮像データは認識部13に送られ、認識部13はこれらの撮像データを認識処理することにより、ボンディングヘッド7に保持された電子部品9およびボンディングステージ3上の基板4の位置認識を行う。認識部13は、この位置認識結果に基づいて進退機構11の動作を制御するとともに、制御部14に対して位置認識結果を伝達する。
【0022】
また焦点位置調整機構12は制御部14によって制御され、焦点位置調整機構12は制御部14からの昇降指令に基づいて所定の昇降動作を行う。焦点位置調整機構12はヘッド昇降機構6と同様の位置検出手段を備えており、この位置検出手段による位置検出結果は制御部14に伝達される。したがって、上下観察光学装置10が昇降動作を行う際に、制御部14が位置検出結果を監視しながら焦点位置調整機構12を制御することにより、上下観察光学装置10を所定の高さに位置決めすることができるようになっている。
【0023】
制御部14は、XYテーブル2の動作を制御する。このとき、上下観察光学装置10による観察結果に基づいてボンディングステージ3上の基板4を電子部品9に対して相対的に移動させることにより、電子部品9を基板4の所定位置に位置合わせすることができる。さらに制御部14は、移動テーブル17の動作を制御する。これにより、電子部品9をボンディングヘッド7に供給する部品供給時や、ツール交換時の動作制御が行われる。
【0024】
制御部14には記憶装置が内蔵されており、ボンディング対象の基板や電子部品の厚み寸法などのデータ、ボンディングヘッド7に装着されるツール8の寸法データ、さらに後述する観察高さや認識高さなどのマシンパラメータが記憶されている。そしてこれらのマシンパラメータに基づいて制御部14が前述の各部を制御することにより、異なる種類の基板4、電子部品9を対象としたボンディング動作が実行される。
【0025】
制御部14は、表示部15および操作・入力部16と接続されている。操作・入力部16は、上述の各種データの入力や、動作指令のための操作コマンドの入力を行う。表示部15は、上記操作入力時の案内画面を表示するほか、上下観察光学装置10によって撮像された画面を表示する。この表示画面をオペレータが目視で観察することにより、上下観察光学装置10による撮像時の合焦状態、すなわち上下両方向の光路の観察対象に対して上下観察光学装置10の焦点位置が適切に合っているか否かを確認することができる。
【0026】
上記構成において、制御部14は、焦点位置調整機構12による上下観察光学装置10の上下方向の位置の変化を位置検出手段により検出し、この位置の変化に基づいて制御部14がヘッド昇降機構6を制御してボンディングヘッド7を昇降させることにより、上下観察光学装置10による電子部品撮像時のボンディングヘッド7の高さを変更することができる。したがって、制御部14は、焦点位置調整機構12による上下観察光学装置10の上下方向の位置の変化に基づいてヘッド昇降機構6を制御することにより、上下観察光学装置10による電子部品撮像時のボンディングヘッド7の高さを変更する認識高さ変更手段となっている。
【0027】
次に図3を参照して、上下観察光学装置10の焦点位置について説明する。図3は、上下観察光学装置10の下方向の光路Dの焦点位置がボンディングステージ3上の基板4の上面に正しく合致しており、かつ上方向の光路Uの焦点位置がボンディングヘッド7に保持された電子部品9の下面に合致した状態(合焦状態)を示している。ここでa,b,cは、それぞれツール8、電子部品9、および基板4の厚さ寸法を示している。
【0028】
図3に示す高さZ1(0)、Z2(0)は、それぞれヘッド昇降機構6、焦点位置調整機構12の座標系(Z座標系)における座標原点を示しており、Z2(0)から上下観察光学装置10の中心線までの高さ距離Lは、光路Dの焦点が基板4の上面に合った状態における上下観察光学装置10の高さ、すなわち観察高さLを示している。
【0029】
またZ1(0)からボンディングヘッド7の高さ基準位置(ここではボンディングヘッド7の下端面7a)までの高さ距離Kは、光路Uの焦点が合った状態におけるボンディングヘッド7の高さ、すなわち認識高さKを示している。これらの観察高さL、認識高さKは、それぞれヘッド昇降機構6、焦点位置調整機構12のZ座標系における座標値として与えられ、マシンパラメータとして制御部14の記憶装置に記憶される。
【0030】
ここで図4を参照して、ヘッド昇降機構6のZ座標系におけるマシンパラメータについて説明する。図4において、Z1(0)は座標原点を示しており、Z1(0)からの高さ寸法によって、待機高さH、認識高さK、部品吸着高さM、ツール交換高さNの4つがマシンパラメータとして定義されている。
【0031】
待機高さHはボンディングヘッド7が動作をせずに待機状態にあるときの高さ位置であり、固定値として設定される。認識高さKは前述のように合焦状態におけるボンディングヘッド7の高さ位置であり、後述するように厚み寸法が既知の基板4、電子部品9、ツール8についての認識高さをティーチングによって求めれば、その他の基板4、電子部品9、ツール8の組み合わせについては、入力されたデータ値によって認識高さKが自動計算されるようになっている。
【0032】
部品吸着高さMは、ボンディングヘッド7を下降させて電子部品搬送部18上の電子部品9をツール8によって吸着する際の高さ位置であり、厚さ0の仮想部品についての基準吸着高さM0を予め求めておくことにより、電子部品の厚み寸法を示すデータ値によって自動計算される。ツール交換高さNは、ツール交換時にボンディングヘッド7を下降させてツールストック部19上のツール8を自動装着する際の高さ位置であり、各ツールごとに固定値として入力される。
【0033】
ここで、観察高さL、認識高さKを求める手順について説明する。ボンディング装置において、上下観察光学装置10によって基板4や電子部品9の撮像を正しく行うためには、図3に示す状態(合焦状態)をボンディング動作中に反復して再現するためのマシンパラメータを設定する必要がある。上下観察光学装置10は、上下両方向の光路とも固定された焦点距離を固有値として有しているが、これらの固有値はそのままマシンパラメータとして用いることができない。
【0034】
このため、合焦状態におけるボンディングヘッド7、上下観察光学装置10の位置をそれぞれ示す観察高さL、認識高さKを、ヘッド昇降機構6、焦点位置調整機構12の座標系における座標値として求める必要がある。以下、この座標値を求めるために行われる観察高さL、認識高さKのティーチング処理について図5のフローチャートに沿って説明する。
【0035】
まず、基準となるツール8をボンディングヘッド7に装着する(ST1)。次いで、予め厚み寸法が判明している基板4をボンディングステージ3にセットするとともに、予め厚み寸法が判明している電子部品9をツール8に吸着させる(ST2)。この後、基板4の画像を表示部15のモニタに表示させ、表示画像を目視観察しながら焦点位置調整機構12をインチング操作することによって、焦点が合う高さに上下観察光学装置10の高さを合わせる(ST3)。そして、(ST3)にて焦点が合う高さを観察高さLとして制御部14の記憶装置に記憶させる(ST4)。
【0036】
次いで、同様にして電子部品9の画像を表示部15のモニタに表示させ、表示画像を目視観察しながらヘッド昇降機構6をインチング操作することによって、焦点が合う高さにボンディングヘッド7の高さを合わせる(ST5)。そして、(ST5)にて焦点が合う高さを認識高さKとして制御部14の記憶装置に記憶させる(ST6)。これにより、厚み寸法が既知の基板4、電子部品9、ツール8を対象とした基準状態における観察高さL、認識高さKが求められ、基準マシンパラメータとして登録される。
【0037】
このようにして、基準状態におけるマシンパラメータ(観察高さL、認識高さK)が与えられることにより、基板4、電子部品9、ツール8の寸法が変わった場合においても、これらの寸法データを入力することにより、必要なマシンパラメータが計算により自動的に求められる。以下、図6に示す基板4、電子部品9およびツールの組み合わせについて、計算例を説明する。
【0038】
図6(a)は、同一品種の基板4(S1)に対して、2種類の電子部品9(P1およびP2)を、それぞれ対応したツール8(T1およびT2)を用いて実装する2つの組み合わせを実装対象とする例を示している。実装作業の開始に先立って、まずデータ入力が行われ、この場合には、基板S1の厚み寸法c1,電子部品P1,P2の厚み寸法b1,b2、ツールT1,T2の厚み寸法a1,a2およびツールT1,T2のツール交換高さN1,N2が入力される。
【0039】
次いで、上記2つの組み合わせのうちの1つの組み合わせを基準として、図5に示す手順に従って観察高さL、認識高さKのティーチングを行う。これにより、基板S1に電子部品P1をツールT1を用いて実装する場合の観察高さL1、認識高さK1が求められる。そしてこのティーチング結果に基づき、同一の基板S1に電子部品P2をツールT2を用いて実装する場合の認識高さK2が、K2=K1+(a1−a2)+(b1−b2)の計算式によって自動計算される。
【0040】
すなわち、電子部品9とツール8が換わることによる厚み寸法の差分だけ、認識高さKが変更される。そして実際のボンディング工程においては、ヘッド側光路の焦点をボンディングヘッド7に保持されている電子部品9に合わせるために、変更された認識高さKに基づいてボンディングヘッド7の高さが調整される。
【0041】
また、電子部品P1,P2を対象とした部品吸着高さM1,M2が、予め記憶されている基準吸着高さM0と、入力された厚み寸法b1,b2に基づいて、M1=M0−b1、M2=M0−b2の計算式によって自動計算される。これにより、図3に示す観察高さL、認識高さK、図4に示す待機高さH、部品吸着高さM、ツール交換高さNがすべて与えられる。
【0042】
次に、図6(b)を参照して、基板4、電子部品9およびツール8の厚み寸法が前述と異なる場合、すなわち、基板S2に電子部品P3をツールT3を用いて実装する場合におけるマシンパラメータを、上記ティーチング結果を用いて求める方法について説明する。この場合においてもまず、基板S2の厚み寸法c2、電子部品P3の厚み寸法b3、ツールT3の厚み寸法a3およびツールT3のツール交換高さN3が入力される。
【0043】
そして、この場合の観察高さL2がL2=L1+(c1−c2)の計算式によって、また認識高さK3が、K3=K1+(a1−a2)+(b1−b2)+(c1−c2)の計算式によって自動計算される。すなわち、基板4の厚み寸法の差分だけ観察高さLが変更され、電子部品9とツール8が換わることによる厚み寸法の差分に加えて、基板4の厚み寸法の差分を加えた調整代だけ認識高さKが変更される。
【0044】
そして実際のボンディング工程においては、ヘッド側光路の焦点をボンディングヘッド7に保持されている電子部品9に合わせるために、変更された認識高さKに基づいてボンディングヘッド7の高さが調整される。この場合においては、認識高さ調整は、焦点位置調整による上下観察光学手段の上下方向の位置の変化に基づいて、認識高さ(上下観察光学手段による電子部品撮像時のボンディングヘッドの高さ)が変更される。
【0045】
この電子部品のボンディング装置は上記のように構成されており、以下ボンディング方法について、図7〜図16を参照して説明する。まず図7は、基板4が載置されたボンディングステージ3の上方において、ツールT1が装着されたボンディングヘッド7が待機高さHに位置し、電子部品9(P1)を載置した電子部品搬送部18が、ボンディングヘッド7の下方に進出した状態を示している。
【0046】
この後図8に示すように、ボンディングヘッド7は部品吸着高さM1まで下降する。これにより、ツールT1は電子部品P1の上面に当接し、電子部品P1を真空吸着によって保持する。次いで図9に示すように、ツールT1に電子部品P1を吸着保持したボンディングヘッド7が待機高さHまで上昇して待機する。この動作と並行して、電子部品搬送部18がボンディングヘッド7の下方から退避するとともに、上下観察光学装置10がボンディングヘッド7の下方に進出する。
【0047】
このとき、図10に示すように、上下観察光学装置10のZ座標値が基板4に対応した観察高さL1となるように焦点位置調整機構12が制御され、上下観察光学装置10のステージ側光路の焦点が基板4の上面に合わされるとともに、ボンディングヘッド7が電子部品P1に対応した認識高さK1まで下降し、上下観察光学装置10のヘッド側光路の焦点が電子部品P1の下面に合わされる。そしてこの状態で、上下観察光学装置10による基板4および電子部品P1の撮像が行われ、基板4および電子部品P1の位置が認識される。
【0048】
次いで、電子部品P1の基板4へのボンディングが行われる。図11に示すように、上下観察光学装置10がボンディングヘッド7の下方から退避したならば、ボンディングヘッド7が下降する。この下降動作において、ボンディングヘッド7はまず第1ボンディング高さB1まで高速下降する。そしてこの後、ボンディングヘッド7を小刻みに下降させるサーチ動作を行い、サーチ動作の途中において電子部品P1が基板4に当接したことが検知されたならば、ボンディング動作を行う。すなわち、ボンディングヘッド7は第2のボンディング高さB2まで下降し、電子部品P1を基板4に対して所定のボンディング荷重で押圧し、この押圧状態を所定時間継続する。これにより、電子部品P1は基板4にボンディングにより実装される。そして基板4への所定の実装作業が完了したならば、基板4がボンディングステージ3から搬出される。
【0049】
この後、異なる電子部品P2を対象としたボンディングを行うための、ツール交換動作が行われる。まず図12に示すように、ボンディングヘッド7が待機高さHまで上昇したならば、移動テーブル17(図1参照)をボンディングヘッド7の下方に移動させる。そして、空のツールストック部19をボンディングヘッド7の下方に位置させ、次いで図13に示すように、ツールT1が装着されたボンディングヘッド7をツールT1に対応したツール交換高さN1まで下降させる。これにより、ツールT1はツールストック部19上に着地し、この状態でツールT1の保持を解除することにより、ツールT1はボンディングヘッド7から離脱してツールストック部19上に載置される。
【0050】
この後、図14に示すようにボンディングヘッド7を一旦待機高さHまで上昇させ、移動テーブル17(図1)を右方向へ移動させる。これにより、ツールT1が載置されたツールストック部19がボンディングヘッド7の下方から退去するとともに、新たに装着される交換対象のツールT2が載置されたツールストック部19がボンディングヘッド7の下方に移動する。
【0051】
そしてこの状態で、図15に示すようにボンディングヘッド7をツールT2に対応したツール交換高さN2まで下降させる。これにより、ボンディングヘッド7にはツールT2が装着される。この後、図16に示すようにツール交換を終えたボンディングヘッド7が待機高さHまで上昇し、ツールストック部19が左側へ退去して、ツール交換動作を終了する。この後、新たな基板4が搬入されたボンディングステージ3上に載置され、図7〜図11に示すボンディング動作が、電子部品P2を対象として反復される。
【0052】
すなわち、上記ボンディング作業においては、ボンディングに先立ってツール8に保持された電子部品9をボンディングステージ3に保持された基板4の上方に位置させ、基板4と電子部品9とを上下観察光学装置10によって観察して位置を認識する。この位置認識においては、まず上下観察光学装置10を前記ボンディングヘッドと前記ボンディングステージとの間に進入させる。
【0053】
この後焦点あわせが行われる。すなわち上下観察光学装置10のステージ側光路の焦点を基板4に合わせるために、焦点位置調整機構12を駆動して、上下観察光学装置10の上下方向の位置を予め設定された観察高さLに合わせて焦点位置を調整する(焦点位置調整工程)。
【0054】
次いで上下観察光学装置10のヘッド側光路の焦点をボンディングヘッド7に保持されている電子部品9に合わせるためにボンディングヘッド7の高さ位置を予め設定された認識高さKに合わせて焦点位置を調整する(認識高さ調整工程)。この認識高さ調整は、焦点位置調整工程における上下観察光学装置10の上下方向の位置の変化に基づいて、認識高さK、すなわち電子部品撮像時のボンディングヘッド7の高さを変更することによって行われる。
【0055】
そして焦点が合わされたならば、上下観察光学装置10によって電子部品9と基板4とを撮像して位置を認識し、この認識結果に基づいて両者を位置合わせした上で、電子部品9を基板4にボンディングする。
【0056】
この電子部品のボンディングにおいて、厚み寸法が異なる複数種類の基板4や電子部品9をボンディング対象とする場合にあっても、基板4と電子部品9およびこれに対応したツール8の1つの組み合わせについて観察高さL、認識高さKのティーチングを行うことにより、その他の基板4と電子部品9との組み合わせについては、これらの寸法データを入力することのみによって、各組み合わせについての観察高さL、認識高さKなどのマシンパラメータが自動計算される。
【0057】
これにより、従来の電子部品のボンディング装置において必要とされたボンディングステージを基板の厚みに対応したものに取り替える段取り替え作業や、ボンディングツールの認識高さの設定をデータ入力によって変更する設定変更作業などの品種切り換え作業をその都度行う必要がなく、品種切り換え性に優れた電子部品のボンディング装置が実現される。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、ステージ側光路の焦点をボンディングステージ上の被接合物に合わせるために上下観察光学手段の上下方向の位置を調整する焦点位置調整手段と、ボンディングヘッドに保持された電子部品に焦点が合った合焦点の高さである認識高さのうち基準となる認識高さを記憶する記憶装置と、この基準となる認識高さと焦点位置調整手段による上下観察光学手段の上下方向の位置の変化に基づいて認識高さを計算してヘッド昇降機構を制御して上下観察光学手段による電子部品撮像時のボンディングヘッドの高さを変更する認識高さ変更手段とを備えることにより、基板や電子部品やツールの厚み寸法に応じた値に焦点位置を正しく合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディング装置の側面図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディング装置の上下観察光学装置の部分斜視図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディング装置の上下観察光学装置の焦点位置の説明図
【図4】本発明の一実施の形態の電子部品のボンディング装置のヘッド高さの説明図
【図5】本発明の一実施の形態のボンディング装置による観察高さ、認識高さのティーチング処理のフローチャート
【図6】本発明の一実施の形態のボンディング装置における入力データの説明図
【図7】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【図8】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【図9】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【図10】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【図11】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【図12】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【図13】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【図14】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【図15】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【図16】本発明の一実施の形態のボンディング装置の動作説明図
【符号の説明】
3 ボンディングステージ
4 基板
6 ヘッド昇降機構
7 ボンディングヘッド
8 ボンディングツール(ツール)
9 電子部品
10 上下観察光学装置
12 焦点位置調整機構
13 認識部
14 制御部
Claims (2)
- 電子部品を被接合物にボンディングする電子部品のボンディング装置であって、前記被接合物を保持するボンディングステージと、下端部に電子部品を保持するツールを備えたボンディングヘッドと、このボンディングヘッドを前記ボンディングステージに下降させてボンディングヘッドに保持されている電子部品を被接合物に押しつけるヘッド昇降機構と、前記ボンディングヘッドと前記ボンディングステージとの間に進入し、ボンディングステージ上の被接合物を観察するステージ側光路とボンディングヘッドに保持されている電子部品を観察するヘッド側光路とを備えた上下観察光学手段と、前記ステージ側光路の焦点を前記ボンディングステージ上の被接合物に合わせるために前記上下観察光学手段の上下方向の位置を調整する焦点位置調整手段と、ボンディングヘッドに保持された電子部品に焦点が合った合焦点の高さである認識高さのうち基準となる認識高さを記憶する記憶装置と、この基準となる認識高さと前記焦点位置調整手段による前記上下観察光学手段の上下方向の位置の変化に基づいて認識高さを計算して前記ヘッド昇降機構を制御することにより、前記上下観察光学手段による電子部品撮像時のボンディングヘッドの高さを変更する認識高さ変更手段とを備えたことを特徴とする電子部品のボンディング装置。
- ボンディングヘッドのツールに保持された電子部品をボンディングステージに保持された被接合物の上方に位置させ、前記ボンディングステージ上の被接合物を観察するステージ側光路と前記ボンディングヘッドに保持されている電子部品を観察するヘッド側光路とを備えた上下観察光学手段によって電子部品と被接合物を観察して位置を認識し、この認識結果に基づいて両者を位置合わせしてボンディングするボンディング方法であって、ボンディングに先立って前記上下観察光学手段を前記ボンディングヘッドと前記ボンディングステージとの間に進入させる工程と、前記ステージ側光路の焦点を前記ボンディングステージ上の被接合物に合わせるために前記上下観察光学手段の上下方向の位置を調整する焦点位置調整工程と、前記ヘッド側光路の焦点を前記ボンディングヘッドに保持されている電子部品に合わせるために前記ボンディングヘッドの高さを調整する認識高さ調整工程とを含み、
前記焦点位置調整工程は、予め厚み寸法が判明しているツールをボンディングヘッドに装着し、次いで予め厚み寸法が判明している基板をボンディングステージにセットするとともに、予め厚み寸法が判明している電子部品をツールに吸着させ、この後、基板の画像を表示部のモニタに表示させ、表示画像を目視観察しながら焦点位置調整機構をインチング操作することによって焦点が合う高さに上下観察光学装置の高さを合わせてその高さを観察高さとして制御部の記憶装置に記憶させる工程を含み、
また前記認識高さ調整工程は、前記焦点位置調整工程と同様にしてボンディングヘッドのツールに保持された電子部品の画像を表示部のモニタに表示させ、表示画像を目視観察しながらヘッド昇降機構をインチング操作することによって、焦点が合う高さにボンディングヘッドの高さを合わせてその高さを認識高さとして制御部の記憶装置に記憶させる工程を含み、
前記焦点位置調整工程と認識高さ調整工程とにより厚み寸法が既知の基板、電子部品、ツールを対象とした基準状態における観察高さと、認識高さを求めて基準マシンパラメータとして制御部に登録し、
以上のようにして基準状態におけるマシンパラメータが与えられることにより、基板、電子部品、ツールの寸法が変わった場合においては、これらの寸法データを入力することにより、必要なマシンパラメータを計算により自動的に求めることを特徴とする電子部品のボンディング方法。
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