JP2014044300A - 表示ラベル - Google Patents

表示ラベル Download PDF

Info

Publication number
JP2014044300A
JP2014044300A JP2012186462A JP2012186462A JP2014044300A JP 2014044300 A JP2014044300 A JP 2014044300A JP 2012186462 A JP2012186462 A JP 2012186462A JP 2012186462 A JP2012186462 A JP 2012186462A JP 2014044300 A JP2014044300 A JP 2014044300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display label
adhesive layer
display
label
strong
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012186462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5997549B2 (ja
Inventor
Aki Takenaka
アキ 竹中
Naoki Kiyota
直樹 清田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to JP2012186462A priority Critical patent/JP5997549B2/ja
Publication of JP2014044300A publication Critical patent/JP2014044300A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5997549B2 publication Critical patent/JP5997549B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

【課題】積層した表示部を設け、かつ、ラベル片の一部をオーバーラップさせることにより表示面積を増加させるとともに、オーバーラップ部が剥離・再貼着可能に仮着された表示ラベルを提供すること。
【解決手段】表裏面に情報が表示され、かつ、裏面の一端部に第1の強粘着剤層14が形成される第1の表示ラベル本体11と、表裏面に情報が表示されるとともに、裏面における他端部に剥離・再貼着が可能な弱粘着剤層15が形成された第2の表示ラベル本体12と、第1および第2の表示ラベル本体の間の一端部側に設けられる第2の強粘着剤層16と、を備える表示ラベル10であり、第1の強粘着剤層を介して被貼付物Sに一端部を貼着するとともに第1および第2の表示ラベル本体を被貼付物に巻回し、第2の表示ラベル本体の一部をオーバーラップさせて弱粘着剤層にて貼付して表示することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は表示ラベルに係り、特に、積層した表示部を設け、かつ、被貼付物にオーバーラップするように巻回貼付して表示面積を増加させるとともに、オーバーラップ部分が剥離・再貼着可能に仮着された表示ラベルに関する。
従来、商品名などの情報が印字または印刷された表示ラベルを容器に貼付することが一般的に行なわれている。
特に、農薬などの販売に際して農薬が入った容器には、その農薬の使用方法や注意書きを表示ラベルに見易く、かつ、読み易く表示することが、農薬安全使用対策の一環として求められている。これら表示項目には登録番号、種類名、名称、成分、内容量、劇物取締法による表示、消防法等による表示などが挙げられ、多数の表示項目が要求されるほか、見易くするために文字の大きさや書体なども、その表示項目によって設定されている。これに対し、容器まわりに貼付される表示ラベルの長さでは、表示できる表示スペースには限りがある。
これを解決するために従来は、表裏の所定箇所に表示項目が記載された1枚のシートを折り畳んで容器に貼り付けて表示するような折り畳みラベルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1によれば、表裏の所定箇所に表示内容が記載された1枚のシートを折り曲げ線にて折り畳み、折れ曲げ線で区画されたシート片を重ね合わせ、重ね合わせた複数のシート片を再剥離及び再接着可能な接着剤で一体化している。
しかしながら、前述したような折り畳みラベルを、特に、農薬などの容器に用いた場合、繰り返しの使用に難点があった。
すなわち、ラベルを多層化するとボトルなどの容器に巻き付けるときに、浮き上がりやシワが発生し易いという問題があった。
さらに、浮き上がりが発生すると、積層されたラベル片とラベル片の間に隙間が生じ易くなり、容器から内容物を注ぎ出した際に農薬などの内容物が容器の口から側面に垂れると、ラベル片の隙間から内容物が侵入して表示項目を汚して視認しにくくするという問題があった。
特開平8−101640号公報
本発明は以上のような諸問題に着目してなされたもので、積層した表示部を設け、かつ、ラベル片の一部をオーバーラップさせることにより表示面積を増加させるとともに、オーバーラップ部分が剥離・再貼着可能に仮着された表示ラベルを提供することを目的とする。
すなわち本発明は、矩形状のラベル基材の表裏面に情報が表示され、かつ、裏面の一端部に第1の強粘着剤層が形成される第1の表示ラベル本体と、前記第1の表示ラベル本体より長尺に形成され、ラベル基材の表裏面に情報が表示されるとともに、裏面における他端部に剥離・再貼着が可能な弱粘着剤層が形成された第2の表示ラベル本体と、前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記第1の強粘着剤層側の一端部側に設けられる第2の強粘着剤層と、を備え、前記第1および第2の表示ラベル本体の一端部側を、前記第2の強粘着剤層を介し積層して成る表示ラベルであって、前記第1の強粘着剤層を介して被貼付物に一端部を貼着するとともに前記第1および第2の表示ラベル本体を被貼付物に巻回し、前記第2の表示ラベル本体の一部をオーバーラップさせて前記弱粘着剤層にて貼付して表示することを特徴とする表示ラベルである。
第二の発明は、矩形状のラベル基材の表裏面に情報が表示された第1の表示ラベル本体と、前記第1の表示ラベル本体より長尺に形成され、ラベル基材の表裏面に情報が表示されるとともに、表面における少なくとも一端部に離型剤層が形成され、かつ、前記離型剤層が形成された一端部とは対峙する他端部における裏面側に第4の強粘着剤層が形成された第2の表示ラベル本体と、前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記離型剤層が形成された一端部側に設けられる第2の強粘着剤層と、前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記一端部および他端部間における適宜位置に形成された第3の強粘着剤層と、を備え、前記第1および第2の表示ラベル本体の一端部側を、前記第2の強粘着剤層が表出するようずらした状態で前記第2の強粘着剤層および前記第3の強粘着剤層を介し前記第1の表示ラベル本体に積層して成る表示ラベルであって、前記第2の強粘着剤層を介して被貼付物に一端部を貼着するとともに前記第1および第2の表示ラベル本体を被貼付物に巻回し、前記第2の表示ラベル本体の一部をオーバーラップさせて前記第3の強粘着剤層にて貼付して表示することを特徴とする表示ラベルである。
第三の発明は、矩形状のラベル基材の表面に情報が表示されるとともに、裏面の全面に強粘着剤層が形成された第1の表示ラベル本体と、前記第1の表示ラベル本体より長尺に形成され、ラベル基材の表裏面に情報が表示されるとともに、表面における少なくとも一端部に離型剤層が形成され、かつ、前記離型剤層が形成された一端部とは対峙する他端部における裏面側に第4の強粘着剤層が形成された第2の表示ラベル本体と、前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記離型剤層が形成された一端部側に設けられる第2の強粘着剤層と、前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記一端部および他端部間における適宜位置に形成された第3の強粘着剤層と、を備え、前記第1および第2の表示ラベル本体の一端部側を、前記第2の強粘着剤層を介し前記第1の表示ラベル本体を覆うように積層して形成される表示ラベルであって、前記第1の表示ラベル本体裏面の強粘着剤層を介して被貼付物に貼着するとともに前記第1および第2の表示ラベル本体を被貼付物に巻回し、前記第2の表示ラベル本体の一部をオーバーラップさせて前記弱粘着剤層にて貼付して表示することを特徴とする表示ラベルである。
また、ラベル基材の表面のうち、少なくとも第3および第4の強粘着剤層が重なる部分に離型剤層を形成するようにできる。
特に、第一の発明によれば、ラベル基材の表裏面に情報が表示され、かつ、一端部に第1の強粘着剤が形成された第1の表示ラベル本体と、ラベル基材の表裏面に情報が表示されるとともに、裏面に剥離・再貼着が可能な弱粘着剤層が形成された第2の表示ラベル本体とを、一端部に形成された第2の強粘着剤を介して積層して成る表示ラベルであり、第1および第2の表示ラベル本体の表裏面が各種情報を表示する面となるので、各種の表示情報の表示スペースを増やすことができるという効果がある。
第二の発明によれば、離型剤層が形成されているオーバーラップ部に対し、第4の強粘着剤層を貼り付けることにより、被貼付物に表示ラベルを表示させるため剥離・再貼着を繰り返しても、オーバーラップ部の粘着力が低下しにくいものである。
また、第1および第2の表示ラベル本体の間における長手方向の適宜位置に第3の強粘着剤層が形成されているため、第1の表示ラベルの裏面を確認する場合でも第1および第2の表示ラベル本体の間が貼りついたまま一緒にめくれるので、第1の表示ラベルの裏面が確認し易いという効果がある。
第三の発明によれば、第1の表示ラベル本体裏面の全体にわたって形成された強粘着剤層を被貼付物に貼り付け、被貼付物の周面に沿って第1および第2の表示ラベル本体2を巻回するため、被貼付物に対する表示ラベル全体の貼付け状態が良好なものである。
また、ラベル基材の表面のうち、少なくとも第3の強粘着剤層が重なる部分に離型剤層を形成するようにすれば、剥離・再貼着を繰り返しても、強粘着剤層の粘着力が低下しにくいものである。
本発明の一実施の形態による表示ラベルを第2の表示ラベル本体の表面側から見た概略斜視説明図である。 同、第1の表示ラベル本体の裏面側から見た概略斜視説明図である。 同、第1の表示ラベル本体と第2のラベル本体とを離して第1ラベルの表面、および第2のラベル本体の裏面を表出させた状態を示す概略斜視説明図である。 同、図2中、矢示IV−IV線に沿う概略断面図である。 同、第2の実施の形態による表示ラベルを第1の表示ラベル本体の裏面側から見た図2相当の概略斜視説明図である。 同、第1の表示ラベル本体と第2の表示ラベル本体とを剥離して第1ラベルの表面、および第2のラベル本体の裏面を表出させた状態を示す図3相当の概略斜視説明図である。 同、図5中、矢示VII−VII線に沿う図4相当の概略断面図である。 同、第3の実施形態による表示ラベルを第1の表示ラベル本体の裏面側から見た図2相当の概略斜視説明図である。 同、図8中、矢示IX−IX線に沿う図4相当の概略断面図である。
以下、本発明の第一の実施の形態の表示ラベルを図1ないし図4に基づき説明する。
同図に示すように、表示ラベル10は、「ラベル基材」としての第1の表示ラベル本体11と、第2の表示ラベル本体12と、後述する「粘着剤層」などから構成される。なお、「ラベル基材」としては、例えば、上質紙やコート紙などの紙材、PET(ペット)フィルムなどのフィルム、合成紙、サーマル紙などが使用される。
第1の表示ラベル本体11は、矩形状をしており表裏面のほぼ全面には様々な情報が印刷され表示されている。印刷される表示情報としては、例えば、「被貼付物」が農薬などの容器である例で説明すると、商品名、製造年月日などに加えて、適用害虫、使用方法、使用上の注意などが挙げられる。
より具体的には、第1の表示ラベル本体11の裏面11b側から見た図2、および第1の表示ラベル本体と第2の表示ラベル本体12との間を離して(めくって)第1の表示ラベル本体11の表面11aを表出させた状態を示す図3の例で説明すると、表面(第1の表示部)11aには、「(その他の表示)」の表示情報13a、裏面(第2の表示部)11bには、「(使用方法)」の表示情報13bが、各々印刷されて表示されている。なお、図2は、図1の表示ラベル10の上端部を矢印Y方向に引っ張り上下反転して裏返した状態を示している。
また、第1の表示ラベル本体11には、裏面11bの一端部(図2、図3における左側端部)の幅方向Wにわたって第1の強粘着剤層14が形成されている。
第2の表示ラベル本体12は、第1の表示ラベル本体11と同様、表裏面の略全面に様々な情報が印刷され表示されている。
第2の表示ラベル本体12の表面12a側から見た図1、並びに図2および図3の例では、表面(第3の表示部)12aには、「商品名」の表示情報13cおよび「劇薬マーク」の表示情報13f(図1における右側)、並びに、「使用上の注意」の表示情報13d(図1における左側)が、また、裏面(第4の表示部)12bには、「成分」の表示情報13eがほぼ全面にわたって、各々印刷されている。
また、第2の表示ラベル本体12は、前記第1の表示ラベル本体11より長尺状を呈しており、かつ、裏面12bの他端部(図2、図3におおける右側端部)に剥離・再貼着可能な弱粘着剤層15が形成されている。
第1および第2の表示ラベル本体11、12の間には、第2の強粘着剤層16が形成されている。より具体的には、第2の強粘着剤層16は、第1の強粘着剤層14が形成される第1の表示ラベル本体11の一端部の表面11a側に形成されており、第1の表示ラベル本体11に対し、この第1の表示ラベル本体11より長尺状に形成された第2の表示ラベル本体12で覆うように積層して第2の強粘着剤層16にて貼り付けることにより表示ラベル10が形成されるようになっている。
なお、一端部に形成された第2の強粘着剤層16を介して第1および第2の表示ラベル本体11、12が貼り付けられているため、第1および第2の表示ラベル本体11、12の間を離した際(めくり上げた際)、第1および第2の表示ラベル本体11、12間は、これ以上めくれないよう阻止されるようになっている。
次に、主に、図4を参照して、表示ラベル10の使用方法につき説明する。
被貼付物体S(図4において、想像線で示してある)に対し、第1の表示ラベル本体11の第1の強粘着剤層14にて表示ラベル10を貼り付けるとともに、被貼付物Sの周面に沿って第1および第2の表示ラベル本体11、12を巻回する。そして、第2の表示ラベル本体12の他端部を第2の表示ラベル本体12の表面12a側に一部がオーバーラップするように巻回し、第2の表示ラベル本体12裏面12bに形成された弱粘着剤層15により貼付する。この弱粘着剤層15による貼付状態は、剥離・再貼着可能な「仮着」状態とされている。
なお、Hは、オーバーラップ部を示す。
各種の表示情報13a〜13fを必要に応じ確認する場合は、第2の表示ラベル本体12の表面12aに仮着されている弱粘着剤層15を剥離することによりオーバーラップ部Hが表出して第2の表示ラベル本体12の表面12aの全体が確認できるとともに、第2の表示ラベル本体12の裏面12b、並びに第1の表示ラベル本体11の表面11a、および裏面11bが表出するため、第1ないし第4の表示部11a、11b、12a、12bの各種の表示情報13a〜13fの確認が可能となり、さらに、確認後、被貼付物Sの周面に沿って第1および第2の表示ラベル本体11、12を巻回して第2の表示ラベル本体12裏面12bに形成された弱粘着剤層15にて再貼着することにより、表示ラベル10は、元のオーバーラップされた状態で被貼付物Sに表示される。
上述したように、表示ラベル10は、ラベル基材の表裏面11a、11bに情報13a、13bが表示され、かつ、一端部に第1の強粘着剤14が形成された第1の表示ラベル本体11と、ラベル基材の表裏面12a、12bに情報13c〜13fが表示されるとともに、裏面12bの他端部に剥離・再貼着可能な弱粘着剤層15が形成された第2の表示ラベル本体12とを、一端部に形成された第2の強粘着剤16を介して積層されて成り、第1および第2の表示ラベル本体11、12の表裏面が第1ないし第4の表示部11a、11b、12a、12bとなるので、各種の表示情報13a〜13fの表示スペースを増やすことができる。
また、表ラベル10の第1の強粘着剤層14を介して被貼付物に一端部を貼着するとともに第1および第2の表示ラベル本体11、12を被貼付物Sに巻回し、第2の表示ラベル本体12の一部をオーバーラップさせて弱粘着剤層15にて貼付して表示するようにし、弱粘着剤層15により剥離・再貼着できるようにしたので、再度の表示情報の確認後、オーバーラップ部Hにて弱粘着剤層15による貼付け(仮着)が可能となる。
しかも、弱粘着剤層15を剥離すると、オーバーラップ部Hで隠されていた第2の表示ラベル本体12の表面12a(第3の表示部)全体の表示情報が確認できるだけでなく、第1、第2および第4の表示部11a、11b、12bに印刷されている多くの表示情報が確認できる。
次に、主に、図5ないし図7に基づき、第2の実施の形態につき説明する。
なお、以下において、先の実施の形態と同様の部分は同一符号を付すに止め、詳説は省略する。
表示ラベル20は、主に、第1の表示ラベル本体21と、第2の表示ラベル本体22と、第1および第2の表示ラベル本体21,22の間に形成された第2の強粘着剤層16とを備える。
第1の表示ラベル本体21は、先の実施の形態の第1の表示ラベル11と同様、表裏面21a、21bに表示情報13a、13bが印刷される第1および第2の表示部21a、21bとなっており、かつ、表面21a側、すなわち、第2の表示ラベル22との間における長手方向Lの適宜位置に第3の強粘着剤層23が形成されている。
第2の表示ラベル本体22は、表面22a側に表示情報13c、13d、13fが印刷された第3の表示部22a、並びに、裏面22b側に表示情報13eが印刷された第4の表示部22bとなっており、かつ、裏面22b側の他端部には、先の実施の形態の弱粘着剤層15に代えて第4の強粘着剤層24が形成されている。
また、少なくとも前記第1の表示ラベル本体21の第3の強粘着剤層23に対峙する、第2の表示ラベル本体22の裏面22bには、離型剤層25が形成されている。
さらに、少なくともオーバーラップ部Hには、離型剤層26が形成されている。
なお、本実施の形態において、第1および第2の表示ラベル本体21,22の間に形成された第2の強粘着剤層16は、第2の表示ラベル本体22の裏面22bに形成されているものとする。
第1および第2の表示ラベル本体21、22の間に形成された第2の強粘着剤層16を介して第1および第2の表示ラベル本体21、22を積層する際、第2の強粘着剤層16が第1の表示ラベル本体21の裏面21aに表出するよう、一端部をずらした状態で積層して貼り付けるとともに、第3の強粘着剤層23にて第1および第2の表示ラベル本体21、22間を剥離・再貼着可能に仮着して表示ラベル20が形成されるようになっている。
先の実施の形態と異なる点は、第1および第2の表示ラベル本体21、22の間における長手方向Lの適宜位置に第3の強粘着剤層23が形成されている点、裏面11bの一端部に形成されていた第1の強粘着剤層14(図2参照)を廃止した点、さらに、第2の表示ラベル本体22の裏面22b側の他端部に、弱粘着剤層15に代えて第4の強粘着剤層24が形成されている点である。
次に、主に、図7を参照して、表示ラベル20の使用方法につき説明する。
被貼付物体Sに対し、第1の表示ラベル本体21の裏面21b側に表出した第2の表示ラベル本体22裏面22bの第2の強粘着剤層16にて表示ラベル20を貼り付けるとともに、被貼付物Sの周面に沿って第1および第2の表示ラベル本体21、22を巻回すると、第1および第2の表示ラベル本体21、22の間における長手方向Lの適宜位置に形成された第3の強粘着剤層23が、剥離・再貼着可能に第1および第2の表示ラベル本体21、22を仮着する。
さらに巻回を続け、第2の表示ラベル本体22の他端部が、第2の表示ラベル本体22表面22aにおける離型剤層26が形成されているオーバーラップ部Hに重なるよう(オーバーラップするよう)に巻回し、第2の表示ラベル本体22裏面22bに形成された第4の強粘着剤層24により貼付する。
上述したように、離型剤層26が形成されているオーバーラップ部Hに対し、第4の強粘着剤層24を貼り付けることにより、被貼付物Sに表示ラベル20を表示させるため、剥離・再貼着を繰り返しても、オーバーラップ部Hの粘着力が低下しにくいものである。
また、第1および第2の表示ラベル本体21、22の間における長手方向Lの適宜位置に第3の強粘着剤層23が形成されているため、第1の表示ラベル21の裏面21bを確認する場合でも第1および第2の表示ラベル本体21、22の間が貼りついたまま一緒にめくれるので、第2の表示部21bの「使用方法」の表示情報13bが確認し易いものである。
また、第1の表示ラベル本体11裏面11bの第1の強粘着剤層14(図2)を廃した上で、第1および第2の表示ラベル本体21,22の間に形成された第2の強粘着剤層16を第1のラベル本体21の裏面21bに表出させて被貼付物Sに貼り付けるようにしたのでその分、構造が簡単になる。
さらに、第2の表示ラベル本体22の裏面22b側の他端部に形成した「粘着剤層」を、弱粘着剤層15(図2参照)に代えて第4の強粘着剤層24としたので、「粘着剤層」は、第2、第3および第4とも同様の強粘着剤層16、23、24となるため、表示ラベル20が作製し易くなるものである。
その他の、構成、作用、効果については、先の実施の形態とほぼ同様につき、詳説を省略する。
なお、説明の都合上、本実施の形態においては、第1の表示ラベル本体21側に第3の強粘着剤層23が、そして、第2の表示ラベル本体22の側に離型剤層25が、各々形成されている例で説明したが、この逆であっても勿論構わない。
次に、主に、図8および図9に基づき、第3の実施の形態につき説明する。
なお、以下において、先の実施の形態と同様の部分は同一符号を付すに止め、詳説は省略する。
表示ラベル30は、主に、第1の表示ラベル本体21と、第2の表示ラベル本体22と、第1および第2の表示ラベル本体21,22の間に形成された第2の強粘着剤層16、並びに第1および第2の表示ラベル21、22の間における長手方向Lの適宜位置に形成された第3の強粘着剤層23と、を備える。
第1の表示ラベル本体21には、表面21aに表示情報13aが印刷される第1の表示部21aが形成され、かつ、裏面21bには、全面にわたって強粘着剤層33が形成されている。
第2の表示ラベル本体22は、表面22a側に表示情報13c、13d、13fが印刷された第3の表示部22a、並びに、裏面22b側に表示情報13eが印刷された第4の表示部22bとなっており、かつ、裏面22b側の他端部には、第4の強粘着剤層24が形成されている。
先の第2の実施の形態と異なる点は、第1および第2の表示ラベル本体21、22の一端側を第1の実施の形態と同様、揃えた点、第1の表示ラベル本体21裏面21bの「表示部」を廃止した上で、裏面21bの全面にわたって強粘着剤層33を形成した点である。
第1の表示ラベル本体21裏面21bの強粘着剤層33を被貼付物Sに貼り付け、被貼付物Sの周面に沿って第1および第2の表示ラベル本体21、22を巻回するので、被貼付物Sに対する表示ラベル30全体の貼付け状態が良好なものである。
その他の、構成、作用、効果については、先の実施の形態とほぼ同様につき、詳説を省略する。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。また、後記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
H オーバーラップ部
S 被貼付物
L 長手方向
W 幅方向
10 表示ラベル(第1の実施形態)
11 第1の表示ラベル本体
11a 第1の表示ラベル本体の表面(第1の表示部)
11b 第1の表示ラベル本体の裏面(第2の表示部)
12 第2の表示ラベル本体
12a 第2の表示ラベル本体の表面(第3の表示部)
12b 第2の表示ラベル本体の裏面(第4の表示部)
13a〜13f 各種の表示情報
14 第1の強粘着剤層
15 弱粘着剤層
16 第2の強粘着剤層
20 表示ラベル(第2の実施形態)
21 第1の表示ラベル本体
21a 第1の表示ラベル本体の表面(第1の表示部)
21b 第1の表示ラベル本体の裏面(第2の表示部)
22 第2の表示ラベル本体
22a 第2の表示ラベル本体の表面(第3の表示部)
22b 第2の表示ラベル本体の裏面(第4の表示部)
23 第3の強粘着剤層
24 第4の強粘着剤層
25、26 離型剤層
30 表示ラベル(第3の実施形態)
33 強粘着剤層

Claims (4)

  1. 矩形状のラベル基材の表裏面に情報が表示され、かつ、裏面の一端部に第1の強粘着剤層が形成される第1の表示ラベル本体と、
    前記第1の表示ラベル本体より長尺に形成され、ラベル基材の表裏面に情報が表示されるとともに、裏面における他端部に剥離・再貼着が可能な弱粘着剤層が形成された第2の表示ラベル本体と、
    前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記第1の強粘着剤層側の一端部側に設けられる第2の強粘着剤層と、
    を備え、
    前記第1および第2の表示ラベル本体の一端部側を、前記第2の強粘着剤層を介し積層して成る表示ラベルであって、
    前記第1の強粘着剤層を介して被貼付物に一端部を貼着するとともに前記第1および第2の表示ラベル本体を被貼付物に巻回し、前記第2の表示ラベル本体の一部をオーバーラップさせて前記弱粘着剤層にて貼付して表示することを特徴とする表示ラベル。
  2. 矩形状のラベル基材の表裏面に情報が表示された第1の表示ラベル本体と、
    前記第1の表示ラベル本体より長尺に形成され、ラベル基材の表裏面に情報が表示されるとともに、表面における少なくとも一端部に離型剤層が形成され、かつ、前記離型剤層が形成された一端部とは対峙する他端部における裏面側に第4の強粘着剤層が形成された第2の表示ラベル本体と、
    前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記離型剤層が形成された一端部側に設けられる第2の強粘着剤層と、
    前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記一端部および他端部間における適宜位置に形成された第3の強粘着剤層と、
    を備え、
    前記第1および第2の表示ラベル本体の一端部側を、前記第2の強粘着剤層が表出するようずらした状態で前記第2の強粘着剤層および前記第3の強粘着剤層を介し前記第1の表示ラベル本体に積層して成る表示ラベルであって、
    前記第2の強粘着剤層を介して被貼付物に一端部を貼着するとともに前記第1および第2の表示ラベル本体を被貼付物に巻回し、前記第2の表示ラベル本体の一部をオーバーラップさせて前記第3の強粘着剤層にて貼付して表示することを特徴とする表示ラベル。
  3. 矩形状のラベル基材の表面に情報が表示されるとともに、裏面の全面に強粘着剤層が形成された第1の表示ラベル本体と、
    前記第1の表示ラベル本体より長尺に形成され、ラベル基材の表裏面に情報が表示されるとともに、表面における少なくとも一端部に離型剤層が形成され、かつ、前記離型剤層が形成された一端部とは対峙する他端部における裏面側に第4の強粘着剤層が形成された第2の表示ラベル本体と、
    前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記離型剤層が形成された一端部側に設けられる第2の強粘着剤層と、
    前記第1および第2の表示ラベル本体の間の前記一端部および他端部間における適宜位置に形成された第3の強粘着剤層と、
    を備え、
    前記第1および第2の表示ラベル本体の一端部側を、前記第2の強粘着剤層を介し前記第1の表示ラベル本体を覆うように積層して形成される表示ラベルであって、
    前記第1の表示ラベル本体裏面の強粘着剤層を介して被貼付物に貼着するとともに前記第1および第2の表示ラベル本体を被貼付物に巻回し、前記第2の表示ラベル本体の一部をオーバーラップさせて前記弱粘着剤層にて貼付して表示することを特徴とする表示ラベル。
  4. 前記ラベル基材の表面のうち、少なくとも前記第3の強粘着剤層が重なる部分に離型剤層を形成することを特徴とする請求項2または3に記載の表示ラベル。
JP2012186462A 2012-08-27 2012-08-27 表示ラベル Active JP5997549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012186462A JP5997549B2 (ja) 2012-08-27 2012-08-27 表示ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012186462A JP5997549B2 (ja) 2012-08-27 2012-08-27 表示ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014044300A true JP2014044300A (ja) 2014-03-13
JP5997549B2 JP5997549B2 (ja) 2016-09-28

Family

ID=50395608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012186462A Active JP5997549B2 (ja) 2012-08-27 2012-08-27 表示ラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5997549B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020075760A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 大日本除蟲菊株式会社 容器入り製品

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6193279B1 (en) * 1997-10-17 2001-02-27 Schreiner Etiketten Und Selbstiebetechnik Gmbh & Co. Label for labelling of preferably cylindrical containers
JP2003512650A (ja) * 1999-10-15 2003-04-02 シュライナー ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 自動的に部分的に重なり合うラベル
JP2004086218A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Schreiner Gmbh & Co Kg 多層ラベル、多層ラベルを備えているレセプタクル、および多層ラベルの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6193279B1 (en) * 1997-10-17 2001-02-27 Schreiner Etiketten Und Selbstiebetechnik Gmbh & Co. Label for labelling of preferably cylindrical containers
JP2003512650A (ja) * 1999-10-15 2003-04-02 シュライナー ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 自動的に部分的に重なり合うラベル
JP2004086218A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Schreiner Gmbh & Co Kg 多層ラベル、多層ラベルを備えているレセプタクル、および多層ラベルの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020075760A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 大日本除蟲菊株式会社 容器入り製品

Also Published As

Publication number Publication date
JP5997549B2 (ja) 2016-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4606241B2 (ja) 収納ラベル、及び収納ラベル連続体
JP5997549B2 (ja) 表示ラベル
JP2007216970A (ja) 包装体、及びその製造方法
JP2008145857A (ja) 応募券用シールおよび応募券用シール貼付け方法
JP2013202785A (ja) 貼付伝票シート
JP2012076768A (ja) 包装用密封袋
JP5207435B2 (ja) テープ付き袋
JP6375814B2 (ja) 包装紙一体型配送伝票
JP3200357U (ja) 医薬品情報付与ラベルシート及び医薬品情報付与ラベルシートが貼着されている医薬品包装体
JP2013140321A (ja) 多層表示ラベル
JP6282433B2 (ja) 配送伝票
JP6564287B2 (ja) 情報隠蔽帳票
JP2011051226A5 (ja)
JP2008006621A (ja) 応募券用シールおよび応募券用シール貼付け方法
JP2010264612A (ja) 配送伝票
JP5543276B2 (ja) 重ね合わせシート
JP2011143660A (ja) ラベル伝票
JP6712154B2 (ja) ラベル付き物品、及び収納ラベル
JP2018030307A (ja) 配送伝票
JP2008007133A (ja) 紙箱
JP6629655B2 (ja) キャンペーンラベル及びラベル連続体
JP2008101036A (ja) 取付部材及び取付部材付き物品
JP6302647B2 (ja) 配送伝票
JP2013202875A (ja) 帳票ラベル
JP6144111B2 (ja) 封止シールおよび封止シール連続体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5997549

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250