JP2014031486A - シリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物、該反応物の製造方法並びに塩化ビニル樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るシリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物は、シリコーン樹脂縮重合体粒子と塩化ビニルモノマーとを含む材料を反応させることにより得られる反応物である。上記シリコーン樹脂縮重合体粒子は、式(1)で表される構造単位を有しかつシロキサンである第1の有機珪素化合物と、式(2)で表される第2の有機珪素化合物と、式(3A)又は式(3B)で表される第3の有機珪素化合物と、式(4A)、式(4B)又は式(4C)で表される第4の有機珪素化合物とを含む混合材料を反応させることにより得られたシリコーン樹脂縮重合体粒子である。
【選択図】なし
Description
前記式(2)中、R3は水素原子又はメチル基を表し、R4及びR5はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、pは0〜3の整数を表し、qは0〜2の整数を表す。
前記式(3A)中、R6及びR7はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基を表す。
前記式(3B)中、R8は炭素数1〜3のアルキル基を表す。
本発明に係るシリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物は、シリコーン樹脂縮重合体粒子(以下、粒子Aと略記することがある)と塩化ビニルモノマーとを含む材料を反応させることにより得られる反応物(以下、反応物Xと略記することがある)である。上記反応物Xにおいては、粒子Aに由来する粒子(例えばポリ塩化ビニルに結合した粒子、以下、粒子Bと記載することがある)が含まれる。上記反応物Xでは、例えば、上記粒子Bが分散されている。
上記式(2)中、R3は水素原子又はメチル基を表し、R4及びR5はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、pは0〜3の整数を表し、qは0〜2の整数を表す。qが2であるとき、複数のR4は同一であってもよく、異なっていてもよい。qが0又は1であるとき、複数のR5は同一であってもよく、異なっていてもよい。
上記式(3A)中、R6及びR7はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基を表す。複数のR7は同一であってもよく、異なっていてもよい。
上記式(3B)中、R8は炭素数1〜3のアルキル基を表す。複数のR8は同一であってもよく、異なっていてもよい。
本発明に係る塩化ビニル樹脂組成物は、上述したシリコーン樹脂縮重合体粒子Aとポリ塩化ビニルとの反応物Xと、塩化ビニル樹脂又は塩素化塩化ビニル樹脂とを含有する。本発明に係る塩化ビニル樹脂組成物は、塩化ビニル樹脂のみを含んでいてもよく、塩素化塩化ビニル樹脂のみを含んでいてもよく、塩化ビニル樹脂と塩素化塩化ビニル樹脂との双方を含んでいてもよい。
(1)シリコーン樹脂縮重合体粒子Aの製造
下記の表1,2に示した配合成分(1)を下記の表1,2に示した配合量で混合した後、ホモジナイザーを用いて8000rpmで乳化させた。次いで、重合槽内に投入し、攪拌し、続いて、重合槽内の気層部分を窒素で置換した。その後、重合槽内の温度を85℃に昇温して5時間反応させ、次に重合槽内の温度を30分かけて50℃まで低下させた後、50℃で6時間反応させた。その後、下記の表1,2に示した配合成分(2)を重合槽内に添加し、2時間反応させた。その後、10%の水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを6〜8に調整し、固形分濃度約16〜20重量%のシリコーン樹脂縮重合体粒子Aを得た。
攪拌機及びジャケットを備えた反応容器(重合器)内に、下記の表1,2に示した配合成分(3)を一括で投入した。その後、真空ポンプで反応器内の空気を排出し、更に、攪拌しながら下記の表1,2に示した配合成分(4)である塩化ビニルを投入した。次いで、ジャケット温度を制御して、下記の表1,2に示す重合温度にて重合を開始し、反応器内の圧力が所定圧力まで低下することで反応の終了を確認し、反応を停止した。その後、未反応の塩化ビニルを除去し、更に、脱水及び乾燥を行うことで、シリコーン樹脂縮重合体粒子Aとポリ塩化ビニルとの反応物Xを得た。
得られた反応物Xと後塩素化塩化ビニル樹脂(徳山積水工業社製「HA−58K:塩素含有率67.3重量%,重合度1000タイプ」)とを、得られる塩化ビニル樹脂組成物における後塩素化塩化ビニル樹脂とポリ塩化ビニル(塩化ビニル樹脂)と粒子Bとの含有量が下記の表1,2に示す量となるように配合して、塩化ビニル樹脂組成物を得た。
(1)シリコーン樹脂縮重合体粒子Aの粒子径
シリコーン樹脂縮重合体粒子Aの粒子径を光散乱粒度計(光散乱粒度計DLS−7000:大塚電子社製)にて測定した。
予め重量を測定したアルミニウム製容器(重量Ag)内に、シリコーン樹脂縮重合体粒子Aを約5g(重量Bg)を秤量して入れた後、70℃で24時間乾燥した。乾燥後、アルミニウム製容器を含む残留固形分の重量を測定し(重量Cg)、下記式(W)により、シリコーン樹脂縮重合体粒子Aの固形分濃度を算出した。
反応物X中のポリ塩化ビニルの重合度をJIS K6720−2に準拠して測定した。なお、発生した不溶解物は濾別し、可溶解分のみを用いて測定した。
反応物X中の塩素重量含有率(Cl%)をJIS K7229に準拠して、電位差滴定法にて測定した。この塩素重量含有率(C=Cl%/100)から下記式(X)により、シリコーン樹脂縮重合体粒子Bの含有量Dを算出した。
塩化ビニル樹脂組成物を約10g(以下、W1gとする)を秤取し、テトラヒドロフラン(THF)100mL中で50時間攪拌混合した。その後、THFに不溶解部分を遠心分離操作により、THF溶液部分より沈降分離し、不溶解部分を70℃で24時間乾燥した。得られた乾燥物の重量を秤量(以下、W2gとする)し、更に塩素含有率(以下、C%とする)を定量した。これらの結果より、下記式(Y)により、シリコー樹脂縮重合体粒子Bの含有量Fを算出した。
塩化ビニル樹脂組成物における塩素重量含有率(Cl%)をJIS K7229に準拠して、電位差滴定法にて測定した。
塩化ビニル樹脂組成物100重量部に対して、有機錫系安定剤2.0重量部及びポリエチレンワックス0.5重量部を混合した樹脂材料を200℃で3分間ロール混練し、更に、205℃で3分間プレス成形して厚さ3mmのプレス板を作製した。得られたプレス板を測定試料として、JIS K7111に準拠してエッジワイズ衝撃試験片で1号試験片・Aノッチで試験片を作製し、シャルピー衝撃値を測定した。23℃の恒温槽で測定試料を12時間保管した後、23℃で測定を行った。
シャルピー衝撃値を測定する際に作製したプレス板を測定試料として、プラスチックの引張試験方法(JIS K7113)に則り、1号形試験片で10mm/分で引張降伏強さを測定した。測定温度は23℃とし、引張抗張力の単位は(MPa)とした。
シャルピー衝撃値を測定する際に作製したプレス板を測定試料として、JIS K7206(荷重5kgf)に準拠して測定した。
上記塩化ビニル樹脂組成物100重量部に、有機錫系安定剤1.0重量部及びポリエチレンワックス0.3重量部を添加し、混合した樹脂材料を用意した。この樹脂材料を195℃で3分間ロール混練し、更に、200℃で3分間プレス成形して、厚さ3mmのプレス板を作製した。得られたプレス板を2.5cm角に切り取り、端面を研磨して浸漬用サンプルを得た。予め、浸漬用サンプルの重量(Ag)を秤量した後、97%硫酸を入れたガラス容器内に、浸漬用サンプルを入れ、該浸漬用サンプルの全面が97%硫酸に漬かるように上からガラス製の落し蓋をして、密閉した。その後、浸漬用サンプルが97%硫酸に浸漬した状態で14日間放置した。14日後、浸漬サンプルを取り出し、軽く水洗した後、表面の水分を拭取って、浸漬後のサンプルの重量(Bg)を秤量した。これらの結果から下記式(Z)により、97%硫酸浸漬・重量変化率を算出した。
シリコーン樹脂縮重合体粒子Aの製造及び反応物Xの製造の際に用いた配合成分の種類及び配合量を下記の表2に示すように変更したこと以外は実施例1と同様にして、反応物Xを得た。なお、比較例1〜3では、下記の表2に示した配合成分(2)を配合しなかった。
比較例1〜3で得られた反応物X及び塩化ビニル樹脂組成物について、実施例1と同様の評価を実施した。
(1)シリコーン樹脂縮重合体粒子Aの製造
下記の表3に示した配合成分(1)を下記の表3に示した配合量で混合した後、ホモジナイザーを用いて8000rpmで乳化させた。次いで、重合槽内に投入し、攪拌し、続いて、重合槽内の気層部分を窒素で置換した。その後、重合槽内の温度を85℃に昇温して5時間反応させ、次に重合槽内の温度を30分かけて50℃まで低下させた後、50℃で6時間反応させた。その後、下記の表3に示した配合成分(2)を重合槽内に添加し、2時間反応させた。その後、10%の水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを6〜8に調整し、固形分濃度約16〜20重量%のシリコーン樹脂縮重合体粒子Aを得た。
攪拌機及びジャケットを備えた反応容器(重合器)内に、下記の表3に示した配合成分(3)を一括で投入した。その後、真空ポンプで反応器内の空気を排出し、更に、攪拌しながら下記の表3に示した配合成分(4)である塩化ビニルを投入した。次いで、ジャケット温度を制御して、下記の表3に示す重合温度にて重合を開始し、反応器内の圧力が所定圧力まで低下することで反応の終了を確認し、反応を停止した。その後、未反応の塩化ビニルを除去し、更に、脱水及び乾燥を行うことで、シリコーン樹脂縮重合体粒子Aとポリ塩化ビニルとの反応生成物(洗浄前の反応物)を得た。
得られた反応生成物5g(用いた洗浄前の反応生成物の量:5g)を、THF300mL中に浸漬して、23℃で12時間撹拌した。その後に、膨潤した反応生成物を、金網(400メッシュ、SUS316)を用いてろ過により取り出して、乾燥を行うことで、シリコーン樹脂縮重合体粒子Aとポリ塩化ビニルとの反応物Xを得た。得られた反応物Xの下記式(K)より求められるゲル分率は、下記の表3に示す値であった。
得られた反応物Xと後塩素化塩化ビニル樹脂(徳山積水工業社製「HA−58K:塩素含有率67.3重量%,重合度1000タイプ」)とを、得られる塩化ビニル樹脂組成物における後塩素化塩化ビニル樹脂とポリ塩化ビニル(塩化ビニル樹脂)と粒子Bとの含有量が下記の表3に示す量となるように配合して、塩化ビニル樹脂組成物を得た。
(1)シリコーン樹脂縮重合体粒子Aの製造
下記の表3に示した配合成分(1)を下記の表3に示した配合量で混合した後、ホモジナイザーを用いて8000rpmで乳化させた。次いで、重合槽内に投入し、攪拌し、続いて、重合槽内の気層部分を窒素で置換した。その後、重合槽内の温度を85℃に昇温して5時間反応させ、次に重合槽内の温度を30分かけて50℃まで低下させた後、50℃で6時間反応させた。その後、下記の表3に示した配合成分(2)を重合槽内に添加し、2時間反応させた。その後、10%の水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを6〜8に調整し、固形分濃度約16〜20重量%のシリコーン樹脂縮重合体粒子Aを得た。
攪拌機及びジャケットを備えた反応容器(重合器)内に、下記の表3に示した配合成分(3)を一括で投入した。その後、真空ポンプで反応器内の空気を排出し、更に、攪拌しながら下記の表3に示した配合成分(4)である塩化ビニルを投入した。次いで、ジャケット温度を制御して、下記の表3に示す重合温度にて重合を開始し、反応器内の圧力が所定圧力まで低下することで反応の終了を確認し、反応を停止した。その後、未反応の塩化ビニルを除去し、更に、脱水及び乾燥を行うことで、シリコーン樹脂縮重合体粒子Aとポリ塩化ビニルとの反応物Xを得た。
得られた反応物Xと後塩素化塩化ビニル樹脂(徳山積水工業社製「HA−58K:塩素含有率67.3重量%,重合度1000タイプ」)とを、得られる塩化ビニル樹脂組成物における後塩素化塩化ビニル樹脂とポリ塩化ビニル(塩化ビニル樹脂)と粒子Bとの含有量が下記の表3に示す量となるように配合して、塩化ビニル樹脂組成物を得た。
実施例11〜13で得られた反応物X及び塩化ビニル樹脂組成物について、実施例1と同様の評価を実施した。
Claims (7)
- シリコーン樹脂縮重合体粒子と塩化ビニルモノマーとを含む材料を反応させることにより得られる反応物であり、
前記シリコーン樹脂縮重合体粒子が、下記式(1)で表される構造単位を有しかつシロキサンである第1の有機珪素化合物と、下記式(2)で表される第2の有機珪素化合物と、下記式(3A)又は下記式(3B)で表される第3の有機珪素化合物と、下記式(4A)、下記式(4B)又は下記式(4C)で表される第4の有機珪素化合物とを含む混合材料を反応させることにより得られたシリコーン樹脂縮重合体粒子である、シリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物。
CH2=CR3−(CH2)p−SiR4q(OR5)3−q ・・・式(2)
前記式(2)中、R3は水素原子又はメチル基を表し、R4及びR5はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、pは0〜3の整数を表し、qは0〜2の整数を表す。
R6−Si(OR7)3 ・・・式(3A)
前記式(3A)中、R6及びR7はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基を表す。
Si(OR8)4 ・・・式(3B)
前記式(3B)中、R8は炭素数1〜3のアルキル基を表す。
- 前記シリコーン樹脂縮重合体粒子が、前記式(1)で表される構造単位を有しかつシロキサンである第1の有機珪素化合物100重量部と、前記式(2)で表される第2の有機珪素化合物0.5重量部以上、10重量部以下と、前記式(3A)又は前記式(3B)で表される第3の有機珪素化合物0.5重量部以上、10重量部以下と、前記式(4A)、前記式(4B)又は前記式(4C)で表される第4の有機珪素化合物0.25重量部以上、10重量部以下とを含む混合材料を反応させることにより得られたシリコーン樹脂縮重合体粒子である、請求項1に記載のシリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物。
- 前記反応物は、前記シリコーン樹脂縮重合体粒子と前記塩化ビニルモノマーとの合計100重量%中、前記シリコーン樹脂縮重合体粒子の含有量が20重量%以上、95重量%以下であり、かつ前記塩化ビニルモノマーの含有量が5重量%以上、80重量%以下である材料を反応させることにより得られる、請求項1又は2に記載のシリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物。
- 前記反応物が、前記シリコーン樹脂縮重合体粒子と前記塩化ビニルモノマーとを含む材料を反応させた後、溶剤を用いて洗浄することにより得られている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物。
- 請求項4に記載のシリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物の製造方法であって、
前記シリコーン樹脂縮重合体粒子と前記塩化ビニルモノマーとを含む材料を反応させた後、溶剤を用いて洗浄することに前記反応物を得る、シリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物の製造方法。 - 請求項1〜4いずれか1項に記載のシリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物と、塩化ビニル樹脂又は塩素化塩化ビニル樹脂とを含有する、塩化ビニル樹脂組成物。
- 前記シリコーン樹脂縮重合体粒子とポリ塩化ビニルとの反応物の含有量と、前記塩化ビニル樹脂及び前記塩素化塩化ビニル樹脂の合計の含有量とが重量比で、2.0:98.0〜60.0:40.0である、請求項6に記載の塩化ビニル樹脂組成物。
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