JP2014029311A - プリント基板の絶縁検査装置及び絶縁検査方法 - Google Patents

プリント基板の絶縁検査装置及び絶縁検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スパーク発生を確実に検出して、検査精度を向上させる。
【解決手段】プリント基板1の回路パターンC1〜C4間に直流電圧を印加し、印加した電圧値と回路パターン間に流れる電流値とから算出される回路パターン間の抵抗値に基づいてプリント基板の絶縁状態の良否を判定するプリント基板の絶縁検査装置において、電圧の印加により回路パターン間に流れる電流を検出する電流検出部7と、電圧印加開始から電圧上昇完了時を起点として規定時間が経過するまでのスパーク検出時間内に、回路パターン間に発生するスパークに起因して電流検出部7により検出される電流値が所定値以上増加したか否かを検出する電流増加検出部9と、電流増加検出部により電流増加が検出された場合にプリント基板が不良品であると判定するスパーク判定部25と、前記規定時間を変更可能なスパーク検出時間設定部10とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリント基板の回路パターン間の絶縁状態を検査する装置及びその絶縁検査方法に関する。
プリント基板の回路パターン間の絶縁状態を検査する場合、プリント基板の回路パターン間に検査プローブを介して検査電圧を印加して、この検査電圧と検査プローブに流れる電流値とから絶縁抵抗値を求め、その絶縁抵抗値に基づいて絶縁状態が良好であるか否かを検査している。この場合、電圧印加により回路パターン間にスパークが発生することがあり、このスパークが発生した場合には、その基板を不良品として判定することが行われる。
特許文献1には、回路パターンに電圧を印加し、電圧印加開始から所定のタイミングまでの間回路パターン間の電圧を検出し、その間にスパークにより発生する回路パターン間の電圧降下の有無を検出し、電圧降下が検出されると基板を不良品と判定することが開示されている。
この場合、特許文献1の図2に示されるように、試験電圧が回路パターン間に印加された時点からの経過時間をカウントして、回路パターンの電圧が定常状態となる所定の時刻で絶縁抵抗値を算出するとともに、その時刻までに回路パターン間にスパークが発生したか否かを検出し、スパークが発生しなかったと判定した場合に、測定した抵抗値と閾値との大小を比較することにより、回路パターン間の絶縁状態の良否判定を行う方法と、電圧印加後にスパークが発生したか否かをまず判定し、スパークが発生したときには、その基板が不良品であると判定し、一方、スパークが発生しなかった場合、所定時間経過後に、電圧値と電流を測定して抵抗値を算出し、その抵抗値により良否判定を行う方法とが示されている。
特許第3546046号公報
しかしながら、スパーク発生の有無を検出するためのタイミングの設定が難しく、絶縁抵抗値を算出しつつ、スパーク発生の有無を検出する前者の方法では、電圧が定常状態となった以降にもスパークが発生することがあるため、絶縁抵抗値を算出した後にスパークが発生する場合は不良品判定ができないという問題があり、スパーク発生の有無をまず検出してから絶縁抵抗値を算出する後者の方法でも、スパーク発生の有無の判定から絶縁抵抗値算出までの間に空白時間が生じ、その間に発生したスパークが検出されない不具合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、スパーク発生を確実に検出して、検査精度を向上させることを目的とする。
本発明のプリント基板の絶縁検査装置は、プリント基板の回路パターン間に直流電圧を印加し、印加した電圧値と前記回路パターン間に流れる電流値とから算出される絶縁抵抗値に基づいて前記回路パターン間の絶縁状態の良否を判定するプリント基板の絶縁検査装置において、印加電圧を制御する印加電圧制御部と、電圧印加開始から電圧上昇完了時を起点として規定時間が経過するまでのスパーク検出時間内に、前記回路パターン間に発生するスパークに起因して前記回路パターン間に流れる電流値が所定値以上増加したか否かを検出する電流増加検出部と、該電流増加検出部により前記所定値以上の電流増加が検出された場合に前記プリント基板が不良品であると判定するスパーク判定部と、前記規定時間を設定可能なスパーク検出時間設定部とを有することを特徴とする。
また、本発明のプリント基板の絶縁検査方法は、プリント基板の回路パターン間に直流電圧を印加し、印加した電圧値と前記回路パターン間に流れる電流値とから算出される絶縁抵抗値に基づいて前記回路パターン間の絶縁状態の良否を判定するプリント基板の絶縁検査方法において、予め、電圧印加開始から電圧上昇完了時を起点として規定時間が経過するまでのスパーク検出時間を設定しておき、該スパーク検出時間内に、前記回路パターン間に流れる電流値が所定値以上増加したことが検出された場合に前記プリント基板が不良品であると判定することを特徴とする。
スパーク検出時間の終了時を電圧上昇完了時から規定時間経過後としたことにより、電圧上昇時だけでなく、その後の電圧安定時でのスパーク発生も確実に検出することができる。そして、そのスパーク検出時間に関して電圧上昇完了時からの規定時間を設定できるようにしたので、プリント基板の製造ロット等に応じて時間設定することにより、スパーク発生を適切に検出することができる。
本発明のプリント基板の絶縁検査装置において、前記印加電圧制御部は、前記印加電圧を、前記絶縁抵抗値を求めるための絶縁抵抗検出電圧又は該絶縁抵抗検出電圧よりも高いスパーク検出電圧のいずれかに制御するものであり、前記絶縁状態の良否を判定する絶縁状態判定部は、前記スパーク検出時間経過後に印加される前記絶縁抵抗検出電圧により前記回路パターン間の前記絶縁抵抗値を算出して絶縁状態の良否を判定するものであり、前記電流増加検出部は、前記スパーク検出時間内に印加された前記スパーク検出電圧による電流増加を検出するものであるとよい。
本発明の絶縁検査方法においては、前記印加電圧を、前記絶縁抵抗値を求めるための絶縁抵抗検出電圧又は該絶縁抵抗検出電圧よりも高いスパーク検出電圧のいずれかに制御するとともに、前記スパーク検出時間内に前記スパーク検出電圧による電流値が所定値以上増加したことが検出された場合に前記プリント基板が不良品であると判定する。
スパーク検出のための電圧と絶縁抵抗算出のための電圧とを分けて制御したことにより、それぞれの検査に応じて最適な電圧を設定することができ、また、スパーク検出電圧を高電圧に設定することにより、スパーク発生を確実に検出することができる。
本発明のプリント基板の絶縁検査装置において、前記印加電圧制御部は、さらに電圧印加開始時から前記電圧上昇完了時までの時間を設定することができる電圧上昇時間設定部を有するとよい。
瞬間的に印加電圧をかけるとスパークが瞬時に発生して検出が難しい場合があるが、そのような状況においても、電圧上昇時間を変更できるようにすることで、確実にスパークの発生を検出することができ、正確に基板の不良品の判定を行うことができる。
本発明のプリント基板の絶縁検査装置において、前記電流増加検出部は、さらに前記所定値以上の電流増加に要した時間を検出するものであり、前記スパーク判定部は、前記電流増加検出部により前記所定値以上の電流増加が検出された場合に、該電流増加に要した時間が予め定めた電流増加判定時間の範囲内であることを検出したときにプリント基板が不良品であると判定するものであるとよい。
本発明の絶縁検査方法においては、電流値が所定値以上増加したことが検出された場合に、さらに電流値が所定値以上増加するまでに要した時間を検出し、その時間が予め定めた電流増加判定時間の範囲内であることを検出したときにプリント基板が不良品であると判定する。
この場合、前記スパーク判定部は、さらに前記電流増加判定時間を変更することができる電流増加判定時間設定部を有しているとよい。
本発明の絶縁検査方法においては、予め、電圧印加開始時から前記電圧上昇完了時までの時間を設定しておくとよい。
電流増加の検出に加えて、電流増加に要した時間が所定時間の範囲内であることを検出したときにプリント基板が不良品であると判定することで、ノイズによる誤判定を防止することができ、正確に基板の不良品の判定を行うことができる。
また、本発明のプリント基板の絶縁検査方法において、電圧印加開始して所定時間経過後から前記回路パターン間に流れる電流の検出を開始するとよい。
電圧印加開始直後は電気信号の不安定な状態が生じるため、誤判定防止のため、その時間を避けて電流検出を開始する。
本発明によれば、電圧上昇時だけでなく、その後の電圧安定時でのスパーク発生も確実に検出することができるとともに、そのスパーク検出時間をプリント基板の製造ロット等に応じて設定することにより、スパーク発生を確実に検出して、検査精度を向上させることができる。
本発明に係るプリント基板の絶縁検査装置の第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。 印加電圧の上昇中にスパークが発生する場合の電圧と回路パターン間に流れる電流との時間的変化を示す電気特性図である。 印加電圧の上昇完了後にスパークが発生する場合の電圧と回路パターン間に流れる電流との時間的変化を示す電気特性図である。 本発明に係るプリント基板の絶縁検査方法の第1実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態の概略構成を示すブロック図である。 第3実施形態を示すフローチャートである。 第4実施形態を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
第1実施形態におけるプリント基板の絶縁検査装置は、プリント基板1上の複数の回路パターンC1〜C4間の組み合わせについて絶縁検査を行うものであり、各回路パターンC1〜C4に接続される複数の切換スイッチA0〜A4,B0〜B4を有するスイッチ回路2、このスイッチ回路2の各切換スイッチA0〜A4,B0〜B4の開閉を制御するスイッチ切換制御部3、スイッチ回路2を介して回路パターンC1〜C4に電圧を印加する可変電圧源4、印加電圧制御部5、スイッチ回路2により可変電圧源4に接続状態とされた回路パターン間の電圧及び電流を検出する電圧検出部6及び電流検出部7、電圧印加後に電圧上昇が完了したことを検出する電圧上昇完了検出部8、電流値が所定値以上増加したか否かを検出する電流増加検出部9、後述するようにスパーク検出時間を設定するスパーク検出時間設定部10、主制御装置11及び表示装置12を有する。
スイッチ回路2は、可変電圧源4の+側に接続された+側主切換スイッチA0、及び−側に接続された−側主切換スイッチB0を有するとともに、+側主切換スイッチA0に、各回路パターンC1〜C4に接続された+側切換スイッチA1〜A4が並列に接続され、−側主切換スイッチB0に、各回路パターンC1〜C4に接続された−側切換スイッチB1〜B4が並列に接続された構成である。
そして、スイッチ切換制御部3により、図1に示す4個の回路パターンC1〜C4の場合、表1に示すように各切換スイッチA0〜A4,B0〜B4の開閉(ON/OFF)が制御される。表1において空欄はOFFの状態を示している。
Figure 2014029311
表1に示すように、まず、検査1回目において、回路パターンC1及び回路パターンC2のそれぞれの+側切換スイッチA1,A2を接続状態(ON)とするとともに、回路パターンC3及び回路パターンC4の−側切換スイッチB3,B4を接続状態(ON)とする。このとき、主切換スイッチA0,B0はいずれも開放状態(OFF)としておく。そして、−側主切換スイッチB0から+側主切換スイッチA0の順で接続状態(ON)とすることにより、各回路パターンC1〜C4に電圧を印加する。この検査1回目においては、回路パターンC1と回路パターンC3との間、回路パターンC1と回路パターンC4との間、回路パターンC2と回路パターンC3との間、回路パターンC2と回路パターンC4との間の絶縁状態がそれぞれ検査される。
次いで、検査2回目では、回路パターンC1の+側切換スイッチA1が接続状態(ON)とされるとともに、回路パターンC2の−側切換スイッチB2が接続状態(ON)とされることにより、両主切換スイッチA0,B0を−側から順に接続状態(ON)とすると、回路パターンC1と回路パターンC2との間の絶縁状態が検査される。
検査3回目においては、回路パターンC3の+側切換スイッチA3が接続状態(ON)とされるとともに、回路パターンC4の−側切換スイッチB4が接続状態(ON)とされることにより、同様に両主切換スイッチA0,B0を−側から順に接続状態(ON)とすると、回路パターンC3と回路パターンC4との間の絶縁状態が検査される。
以上の各切換スイッチの操作により、4個の回路パターンC1〜C4のすべての組み合わせによる絶縁状態が検査される。
印加電圧制御部5は、可変電圧源4による印加電圧を制御するもので、操作者によりその印加電圧を変更することができる機能を備えている。
電圧検出部6及び電流検出部7は、電圧計13又は電流計14からのアナログの検出信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を備えており、その検出信号に基づき電圧又は電流を検出する。
電圧上昇完了検出部8は、電圧検出部6から出力される電圧信号を所定周期でサンプリングし、そのサンプリングした電圧信号が印加電圧制御部5で設定した規定電圧に達した場合に、印加電圧の上昇が完了したと検出し、上昇完了信号を出力する。
電流増加検出部9は、電流検出部7から出力される電流信号を所定周期でサンプリングし、前回電流信号と今回電流信号とを比較して、電流値が所定値以上増加した場合に電流増加信号を出力する。
主制御装置11には、CPU21、メモリ22、各部との間のデータ通信のためのデータ通信部23等が設けられており、スパーク検出時間設定部10により設定されたスパーク検出時間内にスパークが発生したか否かを判定するスパーク判定部25、スパーク検出の後に行われる絶縁検査において絶縁状態を判定する絶縁状態判定部26の機能を備えている。
スパーク検出時間設定部10は、電圧上昇完了検出部8で電圧上昇完了時を検出してからの規定時間を設定するものであり、操作者により規定時間を変更することができる機能を有している。スパーク検出時間は、電圧印加開始してから所定時間経過後に開始し、電圧上昇完了時から規定時間経過後に終了するまでの時間であり、その間に電流増加検出部9により所定値以上の電流増加が検出される。
このスパーク検出時間について図2及び図3により説明すると、回路パターン間のスパークは、図2に示すように印加電圧の上昇中に発生する場合と、図3に示すように印加電圧の上昇完了後に発生する場合とがある。
これらの図において、t0は電圧印加開始時であり、このt0から所定時間経過後の時刻t1から電流検出が開始される。このt0からt1までの時間は電圧印加直後の電気信号の不安定な期間であり、誤判定防止のため、この時間経過を待って電流検出される。そして、図2では電圧上昇中にスパークが発生することにより、電圧降下が生じるとともに電流値が瞬間的に増加している。
両図においてt2は電圧上昇完了時を示しており、図3では、この時刻t2以降にスパークが発生し、電圧降下と電流値の瞬間的な増加が生じている。また、t3は電流増加検出の終了時を示しており、電圧上昇完了時t2を起点としt3までの時間が前述した規定時間である。そして、t1からt3までの間が電流増加を検出する時間、すなわちスパーク検出時間である。前述のスパーク検出時間設定部10は、電圧上昇完了時からt3までの規定時間を設定するものであり、このt3は、電圧上昇完了時のt2以降でのみ設定でき、t2に達する前の時刻を設定できないようにロックされている。
なお、前述の電流増加検出部9は、図2及び図3に示すように、所定周期でサンプリングした前回電流信号I1と今回電流信号I2とを比較して、これらの差(I2−I1)が所定値以上増加した場合に電流増加信号を出力する。
スパーク判定部25は、スパーク検出時間内に電流増加検出部9から電流増加信号が出力された場合にスパーク発生と判定する。
絶縁状態判定部26は、電圧検出部6及び電流検出部7からの検出信号をもとに絶縁抵抗値を算出し、この絶縁抵抗値が予め定めた判定抵抗値以下である場合に絶縁不良であると判定する。
次に、以上のように構成した絶縁検査装置により、プリント基板1の絶縁検査を行う方法の第1実施形態について、図4のフローチャートにしたがって説明する。
まず、印加電圧制御部5により印加すべき電圧を設定するとともに、スパーク検出時間設定部10によりスパーク検出時間(実際には電圧上昇完了時t2からt3までの規定時間)を設定する(ステップS1)。
次に、表1にしたがって、+側切換スイッチA1〜A4の中の1つ以上をONとし(ステップS2)、−側切換スイッチB1〜B4の中の1つ以上をONとする(ステップS3)。
そして、−側主切換スイッチB0をONにした(ステップS4)後、+側主切換スイッチA0をONにする(ステップS5)。その後、所定時間(t1−t0)経過を待って(ステップS6)から、電流検出部7により電流検出を開始する(ステップS7)。
そして、電流検出部7から出力される電流信号が所定周期でサンプリングされ、電流増加検出部9において前回電流信号と今回電流信号とが比較され、その結果、電流値が所定値以上増加したことが検出されたか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8で所定値以上の電流増加を検出したと判定できない場合(NOの場合)、電圧上昇完了時から規定時間が経過したか否か(つまりスパーク検出時間が経過したか否か)を判定する(ステップS9)。この電圧上昇完了時から規定時間が経過したか否かは、電圧上昇完了検出部8において上昇完了信号が出力されてから、スパーク検出時間設定部10で設定した規定時間が経過したか否かにより判定される。そして、規定時間経過したと判定できない場合(ステップS9でNOの場合)には、ステップS8に戻って、規定時間経過まで所定値以上電流増加したか否かの検出を続ける。ステップS8で、電流増加検出部9からの電流増加信号により、所定値以上の電流増加を検出したと判定された場合(YESの場合)は、スパーク発生を検出したものとして、そのプリント基板が不良品であると判定する(ステップS10)。
ステップS9で電圧上昇完了時から規定時間が経過したと判定されたら(YESの場合)、電圧検出部6及び電流検出部7により、電圧Vと回路パターン間に流れる電流iとを検出する(ステップS11)。そして、これら電圧Vと電流iとから絶縁状態判定部26により回路パターン間の抵抗値Rを算出し(ステップS12)、算出した抵抗値Rと予め設定した判定抵抗値Rjとを比較し、算出した抵抗値Rが判定抵抗値Rj以上であるか否かを判定する(ステップS13)。算出した抵抗値Rが判定抵抗値Rj以上であると判定できない場合(ステップS13でNOの場合)は、その回路パターンの組み合わせを絶縁不良箇所として記憶し(ステップS14)、全切換スイッチA0〜A4,B0〜B4をOFFにする(ステップS15)。ステップS13で抵抗値Rが判定抵抗値Rj以上であると判定された場合(YESの場合)には、その回路パターン間の絶縁状態は良好であるので、ステップS15に進む。
ステップS15で全切換スイッチA0〜A4,B0〜B4をOFFにした後、全ての回路パターンの組み合わせについての検査が終了したか否かを判定し(ステップS16)、終了したと判定できない場合(NOの場合)は、ステップS2に進み、表1にしたがって次の回路パターンの組み合わせに関して今までと同様の検査を実施する。
ステップS16で全ての回路パターンの組み合わせについての検査が終了したと判定した場合(YESの場合)には、記憶していた絶縁不良箇所があるか否かを判定し(ステップS17)、絶縁不良箇所があると判定した場合(YESの場合)はその基板は不良品であると判定され(ステップ18)、絶縁不良箇所があると判定できない場合(NOの場合)は基板が良品であると判定される(ステップS19)。
最後に、全切換スイッチA0〜A4,B0〜B4をOFFの状態にして(ステップS20)、検査処理を終了する。
以上の一連の絶縁検査方法において、ステップS1のスパーク検出時間(実際には電圧上昇完了時t2からt3までの規定時間)は、検査対象であるプリント基板1の品種、製造ロット等に応じて適切な値が設定される。この場合、前述したように、電圧上昇完了時からの規定時間経過時刻t3は、電圧上昇完了時t2以降の時間帯でのみ設定でき、t2に至る前の時間帯では設定できないようにされているので、スパーク検出時間としては、t2に至る前の時間帯も含まれ、図2に示す電圧上昇時のスパーク発生を検出できるのはもちろん、図3に示す電圧安定時でのスパーク発生も確実に検出することができる。
また、特許文献1記載の発明のように電圧降下ではなく、所定値以上の電流増加を検出してスパーク発生の有無を検出しているとともに、ステップS7までの間で切換スイッチをONにしてから所定時間(t1−t0)経過した後に電流検出を開始しており、電圧印加直後の電流が不安定な状態の影響を受けることなく、スパーク発生を検出することができる。
特許文献1記載の発明のように電圧降下によってスパーク発生を検出する場合、印加する電圧を供給する電源性能によっては、例えば定電圧電源等の場合には、スパークにより発生する回路パターン間の電圧降下の値が小さく、このため、電圧降下を検出できずに、スパーク発生を確実に検出することができない可能性がある。また、電圧印加開始から電圧を検出する場合、電圧印加直後に電気信号が不安定となる状態が発生すると、誤って電圧降下として検出してしまい、誤判定となるおそれがある。
本実施形態では、電圧印加直後の不安定期を避けて図2及び図3に示す時刻t1から電流増加を検出するようにしたので、誤判定を生じることなく、確実にスパーク発生を検出することができる。
図5及び図6は本発明の第2実施形態のブロック図とフローチャートを示しており、印加電圧に関して、その電圧上昇完了時までの時間を任意の時間に設定することができるようにしたものである。印加電圧制御部5に、電圧印加開始時から電圧上昇完了時までの時間を設定することができる電圧上昇時間設定部31が設けられる。その他の構成要素は図1の実施形態と同様であるので図5に図1と同一符号を付して説明を省略する。また、図6においても図4のフローチャートと共通する処理には同一符号を付して説明を簡略化する(図7以降においても同様とする)。
まず、最初に印加電圧を0Vに設定し、スパーク検出時間を設定するとともに、目標とする電圧上昇時間を設定する(ステップS25)。そして、図4に示す第1実施形態と同様のステップS2〜ステップS5までの処理を実行した後、電圧値と電圧上昇時間から単位時間当たりの電圧上昇値を算出し(ステップS26)、その単位時間当たりの電圧上昇値による電圧上昇を開始する(ステップS27)。そして、第1実施形態と同様のステップS6〜ステップS8までの処理を実行した後、電圧上昇完了検出部8からの上昇完了信号により、設定した電圧上昇時間が経過したか否かを判定し(ステップS28)、電圧上昇時間が経過したと判定された場合(YESの場合)は電圧上昇を停止し(ステップS29)、ステップS9の処理を実行する。ステップS28で電圧上昇時間が経過したと判定できない場合(NOの場合)は、ステップS9の処理に進み、以降、第1実施形態と同様の処理がなされる。
この第2実施形態では、印加電圧開始時から前記電圧上昇完了時までの時間を任意に設定することができるようにしたことにより、瞬間的に印加電圧をかけるとスパークが瞬時に発生して検出が難しい場合でも、電圧上昇時間を適切に設定することで、確実にスパークの発生を検出することができ、正確に基板の不良品の判定を行うことができる。
図7及び図8は本発明の第3実施形態のフローチャートを示しており、スパーク発生検出を所定値以上の電流増加だけでなく、その電流増加に要した時間が予め定めた電流増加判定時間の範囲内であることも要件とした実施形態である。この電流増加に要した時間の検出機能は電流増加検出部9に備えられ、電流増加に関する判定時間の設定及びその判定時間と実際の電流増加に要した時間との比較等の機能はスパーク判定部25に備えられ、スパーク判定部25には、プリント基板のロット等に応じて判定時間を適切な時間に変更することができる電流増加判定時間設定部32が設けられる。そして、電流増加検出部9で、電流増加信号に加えて、電流増加に要した時間に関する信号が出力され、その電流増加時間が電流増加判定時間の範囲内である場合に、スパーク判定部25では、スパークが発生したと判定される。その他の構成要素は図1の実施形態と同様である。
この第3実施形態では、最初に印加電圧を設定し、スパーク検出時間を設定するとともに、電流増加に関する判定時間を設定する(ステップS31)。そして、図4に示す第1実施形態と同様のステップS2〜ステップS5までの処理を実行した後、ステップS8で電流検出部7から出力される電流信号を所定周期でサンプリングし、電流値が所定値以上増加したか否かを判定し、電流増加を検出したと判定された場合(YESの場合)、さらに、その電流増加に要した時間が電流増加判定時間の範囲内であるか否かを判定し(ステップS32)、判定時間の範囲内であると判定された場合(YESの場合)に、スパーク発生を検出したものとして、そのプリント基板が不良品であると判定する(ステップS10)。
ステップS32で電流増加に要した時間が判定時間の範囲内であると判定できない場合(NOの場合)は、ステップS9に進み、以降、図4の第1実施形態と同様の処理がなされる。
このように、電流増加の検出に加えて、電流増加に要した時間が所定の判定時間の範囲内であることを検出したときにプリント基板が不良品であると判定することで、ノイズによる誤判定を防止することができ、正確に基板の不良品の判定を行うことができる。
図9は本発明の第4実施形態のフローチャートを示しており、スパーク検出のための印加電圧と、絶縁抵抗算出のための印加電圧とを異なる値で設定するようにした実施形態である。
この実施形態では、印加電圧制御部5は、回路パターン間に印加する電圧を、スパーク発生を検出するためのスパーク検出電圧と、絶縁抵抗を算出するための絶縁抵抗検出電圧とのいずれかに設定する。スパーク検出電圧は絶縁抵抗検出電圧より高圧に設定され、例えば、スパーク検出電圧が200V、絶縁抵抗検出電圧が100Vに設定される。
まず、印加電圧をスパーク検出電圧Vsに設定するとともに、スパーク検出時間を設定する(ステップS35)。そして、図4の第1実施形態と同様のステップS2からステップS9までの処理を実行することにより、電圧上昇完了時から規定時間が経過するまでの間の電流増加信号に基づきスパークが発生したか否かを判定し(ステップS8及びステップS9)、その後、全切換スイッチをOFFにし(ステップS36)、全ての回路パターンの組み合わせについてスパーク検出検査が終了したか否かを判定し(ステップS37)、全ての検査が終了したと判定できない場合(NOの場合)、ステップS2からの処理を表1の順に繰り返す。
そして、ステップS37で全ての検査(スパーク検出検査)が終了したと判定された場合(YESの場合)には、印加電圧を絶縁抵抗検出電圧Viに設定し(ステップS38)、各回路パターン間の絶縁状態が検査される。
すなわち、−側主切換スイッチB0をONにする(ステップS39)とともに、+側主切換スイッチA0をONにし(ステップS40)、表1にしたがって、+側切換スイッチA1〜A4の中の1つ以上をONにし(ステップS41)、−側切換スイッチB1〜B4の中の1つ以上をONにして(ステップS42)、図4の第1実施形態と同様のステップS11以降の電圧V及び電流iから抵抗値Rを算出して絶縁状態の良否判定を行う処理が実行される。
この第4実施形態においては、スパーク検出電圧と絶縁抵抗検出電圧とに分けたので、それぞれの検査に応じて最適な電圧を設定することができ、また、スパーク検出電圧を絶縁抵抗検出電圧より高圧に設定して、より確実にスパーク発生を検出することができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、各実施形態では、ステップS13で抵抗値Rと判定抵抗値Rjとを比較して、算出した抵抗値Rが判定抵抗値Rj以上でないと判定した場合(NOの場合)に、ステップS14で絶縁不良箇所を記憶し、全ての検査終了後に、記憶した絶縁不良箇所があったら不良品と判定したが、ステップS13の判定結果がNOの場合には、全ての検査終了まで処理を実行することなく、不良品であると判定するようにしてもよい。
その他、電流増加検出部9において、電流検出部7からの電流信号をサンプリングする間隔を変更できるようにしてもよく、これにより、ノイズ状態に合わせて検出間隔を設定することで確実にスパークの発生を検出することができ、より正確に不良品の判定を行うことができる。
また、電圧印加開始t0から電流検出開始t1までの時間を適宜に変更できるようにしてもよく、これにより、電圧印加開始直後の電気信号の不安定時間が変化しても、確実にスパークの発生を検出でき、正確に基板の不良品の判定を行うことができる。
1…プリント基板、2…スイッチ回路、3…スイッチ切換制御部、4…可変電圧源、5…印加電圧制御部、6…電圧検出部、7…電流検出部、8…電圧上昇完了検出部、9…電流増加検出部、10…スパーク検出時間設定部、11…制御装置、12…表示装置、13…電圧計、14…電流計、21…CPU、22…メモリ、23…データ通信部、24…スパーク検出時間設定部、25…スパーク判定部、26…絶縁状態判定部、31…電圧上昇時間設定部、32…電流増加判定時間設定部、A0…+側主切換スイッチ、A1〜A4…+側切換スイッチ、B0…−側主切換スイッチ、B1〜B4…−側切換スイッチ、C1〜C4…回路パターン

Claims (9)

  1. プリント基板の回路パターン間に直流電圧を印加し、印加した電圧値と前記回路パターン間に流れる電流値とから算出される絶縁抵抗値に基づいて前記回路パターン間の絶縁状態の良否を判定するプリント基板の絶縁検査装置において、印加電圧を制御する印加電圧制御部と、電圧印加開始から電圧上昇完了時を起点として規定時間が経過するまでのスパーク検出時間内に、前記回路パターン間に発生するスパークに起因して前記回路パターン間に流れる電流値が所定値以上増加したか否かを検出する電流増加検出部と、該電流増加検出部により前記所定値以上の電流増加が検出された場合に前記プリント基板が不良品であると判定するスパーク判定部と、前記規定時間を設定可能なスパーク検出時間設定部とを有することを特徴とするプリント基板の絶縁検査装置。
  2. 前記印加電圧制御部は、前記印加電圧を、前記絶縁抵抗値を求めるための絶縁抵抗検出電圧又は該絶縁抵抗検出電圧よりも高いスパーク検出電圧のいずれかに制御するものであり、前記絶縁状態の良否を判定する絶縁状態判定部は、前記スパーク検出時間経過後に印加される前記絶縁抵抗検出電圧により前記回路パターン間の前記絶縁抵抗値を算出して絶縁状態の良否を判定するものであり、前記電流増加検出部は、前記スパーク検出時間内に印加された前記スパーク検出電圧による電流増加を検出するものであることを特徴とする請求項1記載のプリント基板の絶縁検査装置。
  3. 前記印加電圧制御部は、さらに電圧印加開始時から前記電圧上昇完了時までの時間を設定することができる電圧上昇時間設定部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のプリント基板の絶縁検査装置。
  4. 前記電流増加検出部は、さらに前記所定値以上の電流増加に要した時間を検出するものであり、前記スパーク判定部は、前記電流増加検出部により前記所定値以上の電流増加が検出された場合に、該電流増加に要した時間が予め定めた電流増加判定時間の範囲内であることを検出したときにプリント基板が不良品であると判定するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のプリント基板の絶縁検査装置。
  5. 前記スパーク判定部は、さらに前記電流増加判定時間を変更することができる電流増加判定時間設定部を有していることを特徴とする請求項4記載のプリント基板の絶縁検査装置。
  6. プリント基板の回路パターン間に直流電圧を印加し、印加した電圧値と前記回路パターン間に流れる電流値とから算出される絶縁抵抗値に基づいて前記回路パターン間の絶縁状態の良否を判定するプリント基板の絶縁検査方法において、予め、電圧印加開始から電圧上昇完了時を起点として規定時間が経過するまでのスパーク検出時間を設定しておき、該スパーク検出時間内に、前記回路パターン間に流れる電流値が所定値以上増加したことが検出された場合に前記プリント基板が不良品であると判定することを特徴とするプリント基板の絶縁検査方法。
  7. 前記印加電圧を、前記絶縁抵抗値を求めるための絶縁抵抗検出電圧又は該絶縁抵抗検出電圧よりも高いスパーク検出電圧のいずれかに制御するとともに、前記スパーク検出時間内に前記スパーク検出電圧による電流値が所定値以上増加したことが検出された場合に前記プリント基板が不良品であると判定することを特徴とする請求項6記載のプリント基板の絶縁検査方法。
  8. 予め、電圧印加開始時から前記電圧上昇完了時までの時間を設定しておくことを特徴とする請求項6又は7記載のプリント基板の絶縁検査方法。
  9. 電流値が所定値以上増加したことが検出された場合に、さらに電流値が所定値以上増加するまでに要した時間を検出し、その時間が予め定めた電流増加判定時間の範囲内であることを検出したときにプリント基板が不良品であると判定することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項記載のプリント基板の絶縁検査方法。


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