JP2014024453A - 車両用バッテリパックの支持構造 - Google Patents

車両用バッテリパックの支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】外力を受けた際に、バッテリパックを保護することができる車両用バッテリパックの支持構造を提供すること。
【解決手段】リヤフロアパネル103の後端にバックパネル105を備え、リヤフロアパネル103の上方で、かつリヤシート102とバックパネル1とで挟まれた荷室用空間部104内にバッテリパック1が配置され、バッテリパック1の上面部12に前後方向に延びる左右一対の支持フレーム2を取り付けて、バッテリパック1を、支持フレーム2を介して車体に取り付けたバッテリパックの支持構造において、支持フレーム2の前端部25をリヤフロアパネル103に固定するとともに、支持フレーム2の後端部23をバックパネル105に固定し、一対の支持フレーム2は、バッテリパック1とバックパネル105との間に、車両前後方向後側に向かうにつれて相互の間隔が拡大するように湾曲する湾曲部2Aを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は車両用バッテリパックの支持構造に関し、さらに詳しくは、衝撃吸収機能を備える車両用バッテリパックの支持構造に関する。
従来の車両用バッテリパックの支持構造としては、リヤシート後方に電源ユニット収納部を形成し、この電源ユニット収納部に電源ユニットを収納した構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この支持構造では、この電源ユニット(バッテリパック)を車両前後方向に直線状に延びるフレームで車体に支持している。
特開2008−62780号公報
上記の従来構造では、フレームが車両前後方向に直線状に延びるとともに、電源ユニットと車両後端部(例えば、バックパネル)とが近接した状態で配置されている。そのため、電源ユニットと車両後端部との間に、クラッシャブルゾーン(外力により潰れることでそのエネルギーを吸収する働きを持つ空間や部分)が十分確保できないものであった。したがって、上記の従来構造では、車両後方から車両後部に外力が加わった際に、リヤフロアパネルの変形に伴い電源ユニットに荷重が直接伝達される。このため、上記の従来構造では、電源ユニットが周辺部品と強く干渉する虞があった。また、上記の従来構造では、フレームが変形し難い構造であるため、フレームで衝撃を吸収できず、衝撃が直接フレームを介して電源ユニットに伝達される虞がある。さらに、上記の従来構造では、リヤフロアパネルに電源ユニット収納部を設けたことにより、ジャッキ、ジャッキハンドルなどを含む車載工具を収納するツールボックスを配置するスペースがなくなる。このため、上記の従来構造では、車両に別途ツールボックスの設置スペースを専用に確保する必要があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、外力を受けた際に、バッテリパックを保護することができる車両用バッテリパックの支持構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様は、リヤシート後方のリヤフロアパネルの車両前後方向の後端に、車両幅方向に延びるバックパネルを備え、リヤフロアパネルの上方で、かつリヤシートとバックパネルとで挟まれた荷室用空間部内にバッテリモジュールを有する車両用バッテリパックが配置され、車両用バッテリパックの上面部に車両前後方向に延びる左右一対の支持フレームを取り付けて、車両用バッテリパックを、支持フレームを介して車体に取り付けた車両用バッテリパックの支持構造において、支持フレームの車両前後方向前端部を車両用バッテリパックよりも車両前後方向前側へ向けて突出させて前記リヤフロアパネルに固定するとともに、支持フレームの車両前後方向後端部をバッテリパックよりも車両前後方向後側へ向けて突出させてバックパネルに固定し、一対の支持フレームは、車両用バッテリパックとバックパネルとの間に、車両前後方向後側に向かうにつれて相互の間隔が拡大するように湾曲する湾曲部を備えることを特徴とする。
上記態様としては、一対の支持フレームに、バックパネルに沿って車両幅方向に延びて支持フレーム同士を連結する連結用フレームを設け、この連結用フレームをバックパネルに固定することが好ましい。
上記態様としては、バックパネルは、フロアパネルから上方かつバッテリパックよりも高い位置へ延びる前面部と、前面部の上端から後方へ延びる上面部とを備え、一対の支持フレームの後端部と連結用フレームとをバックパネルの前記上面部に固定し、一対の支持フレームの後部に、バックパネルの前面部に沿って車両上方へ向けて延びて上面部上に沿って屈曲する段差部が形成されていることが好ましい。
上記態様としては、反発性を有する材料で形成された車載工具を収納するツールボックスを、バッテリパックとバックパネルとで挟まれた空間に配置することが好ましい。
本発明によれば、外力を受けた際に、車両用バッテリパックを保護することができる車両用バッテリパックの支持構造を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用バッテリパックを搭載する車両の後部を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る車両用バッテリパックの支持構造を示す車両後部を側方から見た説明図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る車両用バッテリパックの支持構造を示す車両後部の平面説明図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る車両用バッテリパックの支持構造を備える車両後部を車両左斜め上前方から見た状態を示す斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る車両用バッテリパックの支持構造を示す側面説明図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る車両用バッテリパックの支持構造における固定部を示す断面説明図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る車両用バッテリパックの支持構造に対して後方から外力が働き始めた状態の平面説明図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る車両用バッテリパックの支持構造に対して後方から外力が働きバックパネルに変形が生じたときの状態を示す平面説明図である。
以下に、本発明の各実施の形態に係る車両用バッテリパック(以下、バッテリパックと云う。)の支持構造の詳細を図面に基づいて説明する。但し、図面相互間において寸法の関係や比率や形状が異なる部分が含まれている。なお、本実施の形態では、説明の便宜を図るために、図中において車両の前後方向(車両前後方向)、左右方向(車両左右方向)、ならびに上下方向(車両上下方向)を矢印で示している。また、以下の説明において、方向を示す用語を使用する場合は、車両前後方向、車両左右方向、車両上下方向を基準にする。
[車両の概略構成]
先ず、本実施の形態のバッテリパックの支持構造の説明に先駆けて、バッテリパックを搭載する車両の概略構成について説明する。本実施の形態に係るバッテリパックの支持構造は、例えば、ハイブリッド車もしくは電気自動車などの車両に適用できる。図1に示すように、バッテリパック1は、リヤシート102よりも車両前後方向後方(以下、単に後方と云う。)のリヤフロアパネル103の上方の荷室用空間部104に配置される。なお、リヤフロアパネル103の下には、車両後部101の車両幅方向の両側に、それぞれ前後方向に沿って延びる、一対のリヤサイドメンバ108が設けられている。
図1および図2に示すように、車両100は、車両後部101における後端部に、すなわち、リヤフロアパネル103の後方の後端部に、車両左右(幅)方向に延びるバックパネル105を備える。図2に示すように、このバックパネル105は、リヤフロアパネル103から上方でかつバッテリパック1よりも高い位置へ延びる前面部105Aと、この前面部105Aの上端から後方へ延びる上面部105Bとを備える。車両100において、バックパネル105の上には、開閉するバックドア106が設けられている。荷室用空間部104は、リヤフロアパネル103の上方で、かつリヤシート102やバックパネル105やバックドア106などで挟まれた空間である。リヤフロアパネル103には、バッテリパック1の下部を収納する収納用凹部103Aが形成されている。この収納用凹部103Aは、リヤフロアパネル103に形成したタイヤ収容部を利用することができる。
図1に示すように、車両後部101の左右(車幅)方向の両側には、一対の後輪110が配置されている。図2に示すように、リヤフロアパネル103の後方には、車両幅方向に沿って延在されたリヤバンパメンバ107が設けられている。このリヤバンパメンバ107は、リヤサイドメンバ108の端部に連結されている。また、このリヤバンパメンバ107には、車両幅方向に沿ってリヤバンパ109が支持されている。
[バッテリパック]
図4に示すように、バッテリパック1は、略直方体形状のケース11や、このケース11内に収納された複数のバッテリでなるバッテリモジュール1Aや、図示しないエアクリーナ、冷却ファン、排気ダクトなどを含んでいる。支持フレーム2は、電気絶縁性を有する材料で形成された略直方体形状の剛性を有する筐体である。ケース11の下部は、リヤフロアパネル103の収納用凹部103Aに収納可能な形状に形成されている。
[バッテリパックの支持構造]
次に、上記車両100に対してバッテリパック1を搭載して支持した支持構造について説明する。図1および図2に示すように、バッテリパック1は、リヤフロアパネル103の収納用凹部103A内に収納されるように載置されている。図3〜図5に示すように、本実施の形態では、バッテリパック1の上面部12に前後方向に延びる左右一対の支持フレーム2を取り付けて、支持フレーム2を介してバッテリパック1を車体に取り付けている。
図3〜図5に示すように、支持フレーム2の前端部25をバッテリパック1よりも前側へ向けて突出させてリヤフロアパネル103に固定している。なお、支持フレーム2におけるバッテリパック1より前側の部分は、バッテリパック1の前側面13に沿って平行をなすように上下方向に伸びる垂直部21と、垂直部21の下端より前方に延びる水平部22と、を備えている。垂直部21とバッテリパック1の前側面13との間には、クッション材30が介在されている。また、一対の支持フレーム2における前端部25同士は、前側連結用フレーム26で連結されている。
支持フレーム2の後端部23側は、バッテリパック1よりも後側へ向けて突出させてバックパネル105に固定している。これら一対の支持フレーム2は、バッテリパック1とバックパネル105との間に、後側に向かうにつれて相互の間隔が拡大するように湾曲する湾曲部2Aを備える。また、これら一対の支持フレーム2における湾曲部2Aよりも後側には、段差部2Bが形成されている。この段差部2Bは、バックパネル105の前面部105Aに沿って車両上方へ向けて延びて、前面部105Aの上端で屈曲して上面部105B上に沿うような構造である。一対の支持フレーム2における段差部2Bよりも後側の後端部23同士は、連結用フレームとしての後側連結用フレーム24で連結されている。
図3〜図5に示すように、一対の支持フレーム2の後端部23および後側連結用フレーム24は、バックパネル105の上面部105Bに、ボルト28で固定されている。一対の支持フレーム2における、バッテリパック1の上面部12の上の部分は、固定部27で固定されている。一対の支持フレーム2における前端部25は、リヤフロアパネル103に対して、ボルト29で固定されている。
図6は、上記した固定部27の断面説明図である。図6に示すように、固定部27は、ボルト27Aと、このボルト27Aが挿入される筒体27Cと、支持フレーム2に貫通するように嵌め込まれ、筒体27Cを取り囲むように設けられた、例えばゴムなどでなる緩衝部材27Bと、からなる。図6に示すように、ボルト27Aは、バッテリパック1のケース11の上面部12に形成された雌ネジ部11Aに結合している。
図3および図4に示すように、一対の支持フレーム2における湾曲部2Aの上には、ツールケース40が架け渡された状態で載置されている。このツールケース40は、衝撃を受けた際に変形し易い材料(例えば、樹脂やゴムなど)で形成されている。図3〜図5に示すように、ツールケース40は、ケース本体41と、係止片42と、を備えている。ケース本体41は、ツールボックス50を収納する箱形状である。このケース本体41は、バッテリパック1とバックパネル105とで挟まれた空間に配置される。係止片42は、ケース本体41の車両幅方向の両側の上縁より幅方向外側へ延在され、湾曲部2Aの上に載せるようになっている。ツールボックス50は、例えば発砲スチロールのような反発性を有する樹脂で形成されたものであり、車載工具を収納している。
[バッテリパックの支持構造の作用・効果]
以下に、本実施の形態に係るバッテリパックの支持構造の作用・効果について説明する。図7に示すように、車両後部101のバックパネル105に車両後方から外力Fが作用した際に、バックパネル105が受けた荷重を直接、一対の支持フレーム2に伝達させることができる。また、支持フレーム2は、バッテリパック1とバックパネル105との間に、湾曲する湾曲部2Aを備えるため、支持フレーム2に外力が加わった際に、支持フレーム2は湾曲部2Aで主に変形する。これによって、このバッテリパックの支持構造では、湾曲部2Aの変形で衝撃を吸収して、車両後方からの外力Fをバッテリパック1に伝達される前に緩和でき、バッテリパックを外力から保護できる。図8に示すように、荷重の伝達は、外力F、バックパネル105、支持フレーム2の後端部23、支持フレーム2の湾曲部2Aが変形、支持フレーム2の後端部23側が前方に湾曲して衝撃を吸収する。
また、本実施の形態に係るバッテリパックの支持構造では、一対の支持フレーム2に、バックパネル105に沿って車両幅方向に延びて支持フレーム2同士を連結する後側連結用フレーム(連結用フレーム)24を設け、この連結用フレーム24をバックパネル105に固定している。このため、本実施の形態に係るバッテリパックの支持構造では、一対の支持フレーム2の後端部23と後側連結用フレーム24とをバックパネル105と一体にできる。
図8に示すように、本実施の形態では、車両後方からバックパネル105が外力を受けた際に、一対の支持フレーム2に荷重S(図中矢印で示す)を均等に分配して伝達でき、両方の支持フレーム2の湾曲部2Aを略均等に変形させることができる。これによって、支持フレーム2の両方の湾曲部2Aで衝撃を吸収でき、外力Fがバッテリパック1に直接伝達されることを抑制できる。したがって、このバッテリパックの支持構造では、バッテリパック1を確実に保護できる。
また、本実施の形態に係るバッテリパックの支持構造では、一対の支持フレーム2の後部に、バックパネル105の前面部105Aに沿って車両上方へ向けて延びて上面部105B上に沿って屈曲するような段差部2Bが設けられている。そのため、このバッテリパックの支持構造では、車両後方から外力F(図7参照)が加わった際に、バックパネル105に固定した支持フレーム2の後端部23と連結用フレーム24と、支持フレーム2の段差部2Bと、によって、バックパネル105のみ単独で車両後方に移動しないように作用する。このため、このバッテリパックの支持構造では、バックパネル105に加わった荷重を支持フレーム2へ確実に伝達できる。ここで、支持フレーム2に外力Fが伝達された際に、段差部2Bおよび湾曲部2Aに応力が集中して脆弱箇所となり、段差部2Bを起点に支持フレーム2を変形させ、支持フレーム2の後部で衝撃を十分に吸収することができ、外力Fからバッテリパック1を確実に保護できる(図8参照)。
また、本実施の形態に係るバッテリパックの支持構造では、図6に示すように、支持フレーム2の後方から外力F1が働いたときに、衝撃部材27Bが支持フレーム2の移動を許容するため、バッテリパック1が損傷されることを防止できる。なお、本実施の形態に係るバッテリパックの支持構造では、上述のように、支持フレーム2の湾曲部2Aなどにより多くの衝撃が吸収されるため、固定部27の緩衝部材27Bの負担を小さくできる。
本実施の形態に係るバッテリパックの支持構造では、バッテリパック1とバックパネル105とで挟まれた空間に、反発性を有する樹脂で形成された車載工具を収納するツールボックス50を、変形し易いツールケース40内に収納した状態で配置している。このような配置構造とすることで、ジャッキ、ジャッキハンドルなどを含む車載工具を収納するツールボックス50を改めて設けることなく、ツールボックス50をバッテリパック1とバックパネル105とで挟まれた空間内に配置できる。このように、反発性を有する樹脂からなるツールボックス50をバッテリパック1とバックパネル105との間に配置したことで、車両後方から車両後部に外力Fが作用した際に、ツールボックス50が緩衝材となりツールボックス50で衝撃を緩和させることができる。これによって、ツールボックス50の配置空間を確保できるとともに、ツールボックス50でバッテリパック1を外力から保護できる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、この実施の形態の開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記実施の形態では、バッテリパック1をリヤフロアパネル103に形成した収納用凹部103A内に下部が収納されるように配置したが、収納用凹部103Aの無い平坦なリヤフロアパネル103に載置する場合にも、本発明が適用可能であることは云うまでもない。
また、上記実施の形態では、ツールケース40を一対の支持フレーム2における湾曲部2Aの上に架け渡すような構成としたが、バッテリパック1の後方のリヤフロアパネル103上に載置する構成としてもよい。
1 バッテリパック(車両用バッテリパック)
1A バッテリモジュール
2 支持フレーム
2A 湾曲部
2B 段差部
11 ケース
12 上面部
13 前側面
23 後端部
24 後側連結用フレーム(連結用フレーム)
25 前端部
27 固定部
28,29 ボルト
40 ツールケース
50 ツールボックス
100 車両
101 車両後部
102 リヤシート
103 リヤフロアパネル
103A 収納用凹部
104 荷室用空間部
105 バックパネル
105A 前面部
105B 上面部

Claims (4)

  1. リヤシート後方のリヤフロアパネルの車両前後方向の後端に、車両幅方向に延びるバックパネルを備え、前記リヤフロアパネルの上方で、かつ前記リヤシートと前記バックパネルとで挟まれた荷室用空間部内にバッテリモジュールを有する車両用バッテリパックが配置され、前記車両用バッテリパックの上面部に車両前後方向に延びる左右一対の支持フレームを取り付けて、前記車両用バッテリパックを、前記支持フレームを介して車体に取り付けた車両用バッテリパックの支持構造において、
    前記支持フレームの車両前後方向前端部を前記車両用バッテリパックよりも車両前後方向前側へ向けて突出させて前記リヤフロアパネルに固定するとともに、前記支持フレームの車両前後方向後端部を前記バッテリパックよりも車両前後方向後側へ向けて突出させて前記バックパネルに固定し、
    前記一対の支持フレームは、前記車両用バッテリパックと前記バックパネルとの間に、車両前後方向後側に向かうにつれて相互の間隔が拡大するように湾曲する湾曲部を備える
    ことを特徴とする車両用バッテリパックの支持構造。
  2. 前記一対の支持フレームに、前記バックパネルに沿って車両幅方向に延びて前記支持フレーム同士を連結する連結用フレームを設け、当該連結用フレームを前記バックパネルに固定したことを特徴とする請求項1に記載の車両用バッテリパックの支持構造。
  3. 前記バックパネルは、前記フロアパネルから上方かつ前記バッテリパックよりも高い位置へ延びる前面部と、当該前面部の上端から後方へ延びる上面部とを備え、
    前記一対の支持フレームの後端部と前記連結用フレームとを前記バックパネルの前記上面部に固定し、
    前記一対の支持フレームの後部に、前記バックパネルの前記前面部に沿って車両上方へ向けて延びて前記上面部上に沿って屈曲する段差部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用バッテリパックの支持構造。
  4. 反発性を有する材料で形成された車載工具を収納するツールボックスを、前記バッテリパックと前記バックパネルとで挟まれた空間に配置したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両用バッテリパックの支持構造。
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