JP2014020476A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Toshishige Matsuura
利成 松浦
Toshihiko Aoki
敏彦 青木
Takayoshi Kato
貴義 加藤
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Abstract

【課題】前輪駆動車両の急旋回時に、変速機構収容室の側方で下方に延出された作動油貯留部内に配置されるストレーナを介して作動油を吸引するオイルポンプのエアの吸い込みを抑制する。
【解決手段】前輪駆動車両に搭載される動力伝達装置20は、変速機構としての自動変速機を収容する変速機構収容室220および当該変速機構収容室220の側方で下方に延出された作動油貯留部221を有するトランスミッションケース22と、作動油貯留部221内に配置されると共に下方に開口する作動油吸入口64iを有するストレーナ60と、ストレーナ60を介して作動油貯留部221から作動油を吸引するオイルポンプ24とを含み、作動油貯留部221の側壁222には、変速機構収容室220の中央側からストレーナ60側へと突出すると共に、ストレーナ60の上部と隙間CLを介して対向するリブ223が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、変速機構と、変速機構を収容する変速機構収容室および変速機構収容室の側方で下方に延出された作動油貯留部を有する変速機ケースと、作動油貯留部内に配置されるストレーナと、ストレーナを介して作動油貯留部から作動油を吸引するオイルポンプとを含む前輪駆動車両用の動力伝達装置に関する。
従来、この種の動力伝達装置として、トランスミッションケース内に形成されたシリンダ壁の内部に内容される回転部材(クラッチC1,ブレーキB1)と、当該シリンダ壁の下部に形成された凹部内に位置する排出口を有するアッパーケースおよび吸入口を有するロアケースとを含むストレーナとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この動力伝達装置では、回転部材の下方に位置するストレーナの周囲に作動油貯留部が画成され、当該作動油貯留部内の作動油がストレーナの吸入口および排出口を介してオイルポンプにより吸入される。
特開平06−159484号公報
しかしながら、上記従来の動力伝達装置を搭載した車両が急旋回した際には、作動油貯留部内の作動油が車両の姿勢変化や遠心力の作用に起因してトランスミッションケースの上記回転部材を収容する箇所等へと流入し、ストレーナの吸入口周辺で作動油が減少することによりオイルポンプがエアを吸い込んでしまうおそれがある。そして、このようにオイルポンプがエアを吸い込んでしまうと、オイルポンプにより油圧が生成されなくなり、それに伴って変速機のクラッチやブレーキへの油圧が一時的に低下してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、前輪駆動車両の急旋回時に、変速機構収容室の側方で下方に延出された作動油貯留部内に配置されるストレーナを介して作動油を吸引するオイルポンプのエアの吸い込みを抑制することを主目的とする。
本発明による動力伝達装置は、上記主目的を達成するために以下の手段を採っている。
本発明による動力伝達装置は、
変速機構と、該変速機構を収容する変速機構収容室および該変速機構収容室の側方で下方に延出された作動油貯留部を有する変速機ケースと、前記作動油貯留部内に配置されると共に作動油吸入口を下部に有するストレーナと、該ストレーナを介して前記作動油貯留部から作動油を吸引するオイルポンプとを含む前輪駆動車両用の動力伝達装置において、
前記作動油貯留部の壁部には、前記ストレーナに向けて突出すると共に、該ストレーナの上部と隙間を介して対向するリブが形成されていることを特徴とする。
この動力伝達装置は、前輪駆動車両に搭載されるものであり、変速機構と、変速機構を収容する変速機構収容室および変速機構収容室の側方で下方に延出された作動油貯留部を有する変速機ケースと、作動油貯留部内に配置されると共に作動油吸入口を下部に有するストレーナと、ストレーナを介して作動油貯留部から作動油を吸引するオイルポンプとを含む。このような動力伝達装置を搭載した前輪駆動車両では、急旋回時に作動油貯留部内の作動油が車両の姿勢変化や遠心力の作用に起因して側方の変速機構収容室内に流入し、ストレーナの作動油吸入口周辺で作動油が減少することによりオイルポンプがエアを吸い込んでしまうおそれがある。これを踏まえて、この動力伝達装置では、作動油貯留部の壁部に、ストレーナに向けて突出すると共に、当該ストレーナの上部と隙間を介して対向するリブが形成される。これにより、前輪駆動車両が急旋回した際に、車両の姿勢変化や遠心力の作用に起因して作動油貯留部から側方の変速機構収容室内に流入しようとする作動油をリブにより遮って変速機構収容室への作動油の流入を抑制することが可能となる。この結果、前輪駆動車両が急旋回した際に、作動油貯留部内のストレーナの作動油吸入口周辺に作動油を確保することができるので、オイルポンプのエアの吸い込みを良好に抑制することが可能となる。そして、リブは、ストレーナの上部と隙間を介して対向するものであるから、前輪駆動車両が急旋回した際に作動油貯留部から変速機構収容室内に作動油が流入したとしても、当該隙間を介して変速機構収容室から作動油貯留部に作動油を戻すことができる。
また、前記リブは、前記ストレーナの一部と上下にオーバーラップするものであってもよい。このように、リブをストレーナの一部と上下にオーバーラップさせることで、作動油貯留部の下部からリブとストレーナ上部との隙間までの間で、ストレーナの一部により作動油を遮ることができるので、作動油貯留部から変速機構収容室内への作動油の流入をより良好に抑制することが可能となる。
更に、前記リブは、前記ストレーナの前記作動油吸入口の少なくとも一部の側方に位置するように形成されてもよい。これにより、前輪駆動車両が急旋回した際に、作動油貯留部内のストレーナの作動油吸入口周辺に作動油を良好に確保することが可能となる。
また、前記リブは、前記作動油吸入口全体の側方で前記ストレーナの一部と上下にオーバーラップする張出部を有するものであってもよく、前記張出部の幅は、前記リブの該張出部を除いた部分の幅よりも大きくてもよい。これにより、前輪駆動車両が急旋回した際に、作動油貯留部内のストレーナの作動油吸入口周辺に作動油をより一層良好に確保することができる。そして、この場合、リブは、作動油吸入口の少なくとも一側においてストレーナの一部と上下にオーバーラップしないことになるので、変速機構収容室内に流入した作動油を速やかに作動油貯留部に戻すことが可能となる。
更に、前記リブは、前記変速機構収容室側から前記ストレーナ側に向かうにつれて下方に傾斜するように形成されてもよい。これにより、前輪駆動車両が急旋回した際に作動油貯留部から変速機構収容室内に作動油が流入したとしても、変速機構収容室から作動油貯留部に作動油をスムースに戻すことが可能となる。
また、前記変速機構は、遊星歯車機構と、第1、第2および第3のクラッチと、ブレーキドラムを有するバンドブレーキとを含んでもよく、前記バンドブレーキの前記ブレーキドラムは、前記第1のクラッチのクラッチドラムとして兼用されてもよく、前記ブレーキドラムの内部には、前記第2のクラッチ、前記遊星歯車機構、および前記第3のクラッチが軸方向に並べて配置されてもよい。すなわち、このような変速機構を有する動力伝達装置では、変速機構の軸長の増加に伴って変速機構収容室の容積が大きくなる分だけ、前輪駆動車両が急旋回した際に作動油貯留部から変速機構収容室内に作動油が流入して当該変速機構収容室内に滞留しやすくなる。従って、このような変速機構を含む動力伝達装置の作動油貯留部に上述のようなリブを設けることは、前輪駆動車両の急旋回時にオイルポンプのエアの吸い込みを抑制する上で極めて有用である。
本発明の一実施例に係る動力伝達装置20を搭載した車両1の概略構成図である。 動力伝達装置20に含まれる自動変速機25の各変速段とクラッチおよびブレーキの作動状態との関係を表す作動表である。 自動変速機25を示す拡大部分断面図である。 動力伝達装置20の要部を示す拡大部分断面図である。 動力伝達装置20の要部を示す平面図である。 動力伝達装置20の要部を示す平面図である。 動力伝達装置20の要部を示す平面図である。
次に、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る動力伝達装置20を搭載した車両1の概略構成図である。同図に示す車両1は、前輪駆動車両として構成されており、動力伝達装置20は、車両1に搭載される図示しないエンジンのクランクシャフトに接続されると共にエンジンからの動力を左右の駆動輪(前輪)DWに伝達可能なものである。そして、動力伝達装置20は、図示するように、トランスミッションケース22や、流体伝動装置(トルクコンバータ)23、オイルポンプ24、自動変速機25、ギヤ機構28、差動機構(デファレンシャルギヤ)29、油圧制御装置50等を備える。
動力伝達装置20に含まれる流体伝動装置23は、エンジンのクランクシャフトに接続される入力側のポンプインペラ23pや、自動変速機25の入力軸26に接続された出力側のタービンランナ23t、ポンプインペラ23pおよびタービンランナ23tの内側に配置されてタービンランナ23tからポンプインペラ23pへの作動油の流れを整流するステータ23s、ステータ23sの回転方向を一方向に制限するワンウェイクラッチ23o、ロックアップクラッチ23c等を含むトルクコンバータとして構成される。ただし、流体伝動装置23は、ステータ23sを有さない流体継手として構成されてもよい。
オイルポンプ24は、ハブを介して流体伝動装置23のポンプインペラ23pに連結される外歯ギヤ24aと、当該外歯ギヤ24aに噛合する部分を有する内歯ギヤ24bとを有するギヤポンプとして構成されている。オイルポンプ24は、エンジンからの動力により駆動され、図示しないオイルパンに貯留されている作動油(ATF)を吸引して油圧制御装置50へと圧送する。
油圧制御装置50は、オイルポンプ24からの作動油を調圧して流体伝動装置23や自動変速機25を作動させるための油圧を生成すると共に、各種軸受といった潤滑冷却対象に潤滑冷却媒体としての作動油を供給する。油圧制御装置50は、図示しない複数の油路を有するバルブボディや、バルブボディと図示しないスプールやスプリングとにより構成される複数のレギュレータバルブやリレーバルブ、バルブボディに取り付けられて当該バルブボディの油路と共に油圧回路を構成する複数のリニアソレノイドバルブおよびオンオフソレノイドバルブ等(何れも図示省略)を含む。
自動変速機25は、8段変速式の変速機構として構成されており、図1に示すように、入力軸26や出力軸27に加えて、ダブルピニオン式の第1遊星歯車機構30、ラビニヨ式の第2遊星歯車機構35、入力側から出力側までの動力伝達経路を変更するための4つのクラッチC1,C2,C3およびC4、2つのブレーキB1およびB2、並びにワンウェイクラッチF1等を含む。自動変速機25の出力軸27は、中空に形成されており、ギヤ機構28および差動機構29を介して駆動輪DWに連結される。
第1遊星歯車機構30は、外歯歯車であるサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置される内歯歯車であるリングギヤ32と、互いに噛合すると共に一方がサンギヤ31に、他方がリングギヤ32に噛合する2つのピニオンギヤ33a,33bの組を自転かつ公転自在に複数保持するプラネタリキャリヤ34とを有する。図示するように、第1遊星歯車機構30のサンギヤ31は、トランスミッションケース22に固定されており、第1遊星歯車機構30のプラネタリキャリヤ34は、入力軸26に一体回転可能に接続されている。また、第1遊星歯車機構30は、いわゆる減速ギヤとして構成されており、入力要素であるプラネタリキャリヤ34に伝達された動力を減速して出力要素であるリングギヤ32から出力する。
第2遊星歯車機構35は、外歯歯車である第1サンギヤ36aおよび第2サンギヤ36bと、第1および第2サンギヤ36a,36bと同心円上に配置される内歯歯車であるリングギヤ37と、第1サンギヤ36aに噛合する複数のショートピニオンギヤ38aと、第2サンギヤ36bおよび複数のショートピニオンギヤ38aに噛合すると共にリングギヤ37に噛合する複数のロングピニオンギヤ38bと、複数のショートピニオンギヤ38aおよび複数のロングピニオンギヤ38bを自転自在(回転自在)かつ公転自在に保持するプラネタリキャリヤ39とを有する。第2遊星歯車機構35のリングギヤ37は、出力軸27に接続されており、第2遊星歯車機構35のプラネタリキャリヤ39は、ワンウェイクラッチF1を介してトランスミッションケース22により支持される。
クラッチC1は、ピストン、複数の摩擦板や相手板、作動油が供給される油室等により構成される油圧サーボを有し、第1遊星歯車機構30のリングギヤ32と第2遊星歯車機構35の第1サンギヤ36aとを締結すると共に両者の締結を解除することができる油圧クラッチ(油圧式摩擦係合要素)である。クラッチC2は、ピストン、複数の摩擦板や相手板、作動油が供給される油室等により構成される油圧サーボを有し、入力軸26と第2遊星歯車機構35のプラネタリキャリヤ39とを締結すると共に両者の締結を解除することができる油圧クラッチである。クラッチC3は、ピストン、複数の摩擦板や相手板、作動油が供給される油室等により構成される油圧サーボを有し、第1遊星歯車機構30のリングギヤ32と第2遊星歯車機構35の第2サンギヤ36bとを締結すると共に両者の締結を解除することができる油圧クラッチである。クラッチC4は、ピストン、複数の摩擦板や相手板、作動油が供給される油室等により構成される油圧サーボを有し、第1遊星歯車機構30のプラネタリキャリヤ34と第2遊星歯車機構35の第2サンギヤ36bとを締結すると共に両者の締結を解除することができる油圧クラッチである。
ブレーキB1は、油圧サーボを含むバンドブレーキとして構成されており、第2遊星歯車機構35の第2サンギヤ36bをトランスミッションケース22に対して回転不能に固定すると共に第2サンギヤ36bのトランスミッションケース22に対する固定を解除することができる油圧ブレーキ(油圧式摩擦係合要素)である。ブレーキB2は、油圧サーボを含むバンドブレーキあるいは多板摩擦式ブレーキとして構成されており、第2遊星歯車機構35のプラネタリキャリヤ39をトランスミッションケース22に対して回転不能に固定すると共にプラネタリキャリヤ39のトランスミッションケース22に対する固定を解除することができる油圧ブレーキである。
これらのクラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2は、油圧制御装置50による作動油の給排を受けて動作する。図2に、自動変速機25の各変速段とクラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2、並びにワンウェイクラッチF1の作動状態との関係を表した作動表を示す。自動変速機25は、クラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2を図2の作動表に示す状態とすることで前進1〜8速の変速段と後進1速および2速の変速段とを提供する。なお、クラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2の少なくとも何れかは、ドグクラッチといった噛み合い係合要素とされてもよい。
図3は、自動変速機25を示す部分断面図である。同図に示すように、自動変速機25のクラッチC1,C3およびC4は、何れも多板摩擦式油圧クラッチとして構成されている。また、ブレーキB1は、一端がトランスミッションケース22に固定されると共に他端が図示しないアクチュエータにより押圧されるブレーキバンド10を含むバンドブレーキとして構成されている。そして、自動変速機25は、クラッチC3(第1のクラッチ)のクラッチドラムおよびブレーキB1のブレーキドラムとして兼用される有底円筒状のドラム部材11を含み、ドラム部材11の内部にクラッチC1、C3およびC4、並びに第1遊星歯車機構30が配置される。すなわち、ドラム部材11の内部には、クラッチC4(第2のクラッチ)、第1遊星歯車機構30、クラッチC1(第3のクラッチ)が図示しないエンジン側(図中右側)からこの順番で自動変速機25(ドラム部材11)の軸方向に並ぶように配置され、クラッチC3は、クラッチC4の外周側に配置される。そして、ドラム部材11は、トランスミッションケース22と一体化されると共に軸受を介して出力軸27を回転自在に支持する中空の軸支持部(センターピース)22aよりもエンジン側(図3中右側)に位置するようにトランスミッションケース22の変速機構収容室220に配置される。なお、変速機構収容室220内には、軸支持部22aよりもエンジンから離間した側(図3中左側)に位置するように、第2遊星歯車機構35、クラッチC2、ブレーキB2およびワンウェイクラッチF1が配置される。
ブレーキB1を構成するドラム部材11は、インナードラム12と、インナードラム12の外周に固定されるアウタードラム(円筒部)15とを含む。インナードラム12は、トランスミッションケース22と一体化されたオイルポンプ24のポンプカバーから延出されて入力軸26の外周側で当該入力軸26と平行に延在する中空のボス部24cにスリーブ13を介して回転自在に嵌め込まれる。ボス部24cとインナードラム12との間には1個のラジアルベアリング90が配置され、ドラム部材11は、ラジアルベアリング90によりボス部24c(トランスミッションケース22)に対して回転自在に支持される。ドラム部材11のアウタードラム15は、図示するように、その開口端部付近でスプライン151に嵌合される連結部材16を介して第2遊星歯車機構35の第2サンギヤ36bに一体回転可能に連結される。また、ブレーキB1を構成するブレーキバンド10は、いわゆる二重巻き構造を有するものであり、ドラム部材11の軸方向において略二重に巻回される。
クラッチC1は、連結部材100を介して第2遊星歯車機構35の第1サンギヤ36aに連結されるクラッチドラム101と、第1遊星歯車機構30のリングギヤ32と一体化されたクラッチハブ102と、クラッチドラム101の内周面に形成されたスプラインに嵌合される複数のクラッチプレート(相手板)103と、クラッチハブ102の外周面に形成されたスプラインに嵌合される複数のクラッチプレート(摩擦板)104と、クラッチプレート103,104を押圧可能なクラッチピストン105とを含む。クラッチピストン105は、連結部材100に摺動自在に嵌合され、当該連結部材100と共に係合側油室106を画成する。また、連結部材100には、キャンセルプレート107が固定され、当該キャンセルプレート107は、クラッチピストン105と共に係合側油室106内で発生する遠心油圧をキャンセルするためのキャンセル油室108を画成する。更に、クラッチピストン105とキャンセルプレート107との間には、リターンスプリング109が配置される。
クラッチC3は、ドラム部材11をクラッチドラムとして利用すると共に、第1遊星歯車機構30のリングギヤ32と一体化されたクラッチハブ102をクラッチC1と兼用する。そして、クラッチC3は、ドラム部材11のアウタードラム15の内周面に形成されたスプライン151に嵌合される複数のクラッチプレート(相手板)303と、クラッチハブ102のスプラインに嵌合される複数のクラッチプレート(摩擦板)304と、クラッチプレート303,304を押圧可能なクラッチピストン305とを含む。クラッチピストン305は、インナードラム12に摺動自在に嵌合されると共に、アウタードラム15のスプライン151と係合し、インナードラム12およびアウタードラム15と共に係合側油室306を画成する。また、インナードラム12には、クラッチピストン305よりもクラッチC1側(図中左側)に位置するようにリベット14を介してキャンセルプレート307が固定(締結)され、キャンセルプレート307は、クラッチピストン305と共に係合側油室306内で発生する遠心油圧をキャンセルするためのキャンセル油室308を画成する。更に、クラッチピストン305とキャンセルプレート307との間には、リターンスプリング309が配置される。
クラッチC4は、図3に示すように、径方向からみて少なくとも一部がクラッチC3と重なるように当該クラッチC3の内側に配置される。クラッチC4は、クラッチC3のキャンセルプレート307と共にリベット14を介してインナードラム12に締結されるクラッチドラム401と、第1遊星歯車機構30のプラネタリキャリヤ34と一体化されたクラッチハブ402と、クラッチドラム401の内周面に形成されたスプラインに嵌合される複数の環状のクラッチプレート(相手板)403と、クラッチハブ402の外周面に形成されたスプラインに嵌合される複数の環状のクラッチプレート(摩擦板)404と、クラッチプレート403,404を押圧可能なクラッチピストン405とを含む。クラッチピストン405は、インナードラム12に摺動自在に嵌合されると共に、クラッチドラム401の内周面に形成されたスプラインと係合し、インナードラム12と共に係合側油室406を画成する。また、インナードラム12には、クラッチピストン405よりもクラッチC1側(図中左側)に位置するようにキャンセルプレート407が固定され、キャンセルプレート407は、クラッチピストン405と共に係合側油室406内で発生する遠心油圧をキャンセルするためのキャンセル油室408を画成する。更に、クラッチピストン405とキャンセルプレート407との間には、リターンスプリング409が配置される。
また、動力伝達装置20のトランスミッションケース22は、図4に示すように、上述のような自動変速機25の第1および第2遊星歯車機構30,35、クラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2ならびにワンウェイクラッチF1が収容される変速機構収容室220の側方に位置するように作動油貯留部221を有している。作動油貯留部221は、当該変速機構収容室220の底面よりも下方に位置する底面を有するように変速機構収容室220の側方で下方に延出される。これにより、自動変速機25や流体伝動装置23からドレンされた作動油は、作動油貯留部221へと流下し、そこに貯留されることになる。そして、作動油貯留部221には、図4に示すように、ストレーナ60が配置されており、作動油貯留部221内の作動油は、ストレーナを介してオイルポンプ24により吸引される。
ストレーナ60は、オイルポンプ24により作動油貯留部221から吸引される作動油を濾過して異物等を除去するものであり、作動油を濾過可能なスクリーン(濾材)61と、当該スクリーン61を収容するストレーナハウジング62とを含む。また、ストレーナハウジング62は、互いに接合される上側ハウジング63と下側ハウジング64とから構成される。上側ハウジング63の上部には、作動油を流出させる作動油流出口63oが形成されており、下側ハウジング64の下部には、作動油を吸入するための作動油吸入口64iが下方に開口するように形成されている。また、上側ハウジング63の接合面の外周および下側ハウジング64の接合面の外周は、外方に向けてフランジ状に突出しており、上側ハウジング63と下側ハウジング64とを接合してストレーナハウジング62が構成されると、当該ストレーナハウジング62の外周面には、全周にわたって突出部62Pが形成されることになる。そして、ストレーナ60は、下側ハウジング64の作動油吸入口64iと作動油貯留部221の底面との間に所定の間隔が形成されるように上側ハウジング63をオイルポンプ24のポンプカバーに固定することにおり作動油貯留部221内に配置される。更に、上側ハウジング63の作動油流出口63oは、オイルポンプ24のポンプカバー等に形成された図示しない油路を介して当該オイルポンプ24の吸入口と連通する。
ここで、上述の動力伝達装置20を搭載した車両1が左右の何れか一方に急旋回した際には、作動油貯留部221内のストレーナ60の周囲の作動油が車両1の姿勢変化や遠心力の作用に起因して側方の変速機構収容室内220に流入し、ストレーナ60の作動油吸入口64iの周辺で作動油が減少することによりオイルポンプ24がエアを吸い込んでしまうおそれがある。これを踏まえて、実施例の動力伝達装置20では、変速機構収容室220の底壁から下方に延出された作動油貯留部221の側壁(壁部)222に、変速機構収容室220の中央側からストレーナ60側へと突出すると共に、当該ストレーナ60(上側ハウジング63)の上部と隙間CLを介して対向するリブ223が形成されている。
また、実施例において、ストレーナ60のストレーナハウジング62の外周面には、上述のように、全周にわたって突出部62Pが形成されており、ストレーナハウジング62の外周面に対する突出部62Pの突出長plは、リブ223の先端とストレーナハウジング62の外周面との隙間CLよりも長く、かつ当該突出部62Pの先端が側壁222の内面と当接しないように定められている。これにより、リブ223は、図4に示すように、ストレーナ60の一部すなわち突出部62Pの上方に位置し、当該突出部62Pと上下にオーバーラップする。そして、実施例のリブ223は、図5に示すように、作動油吸入口64iの全体の側方でストレーナ60の突出部62Pと上下にオーバーラップする張出部223Pを有するように形成される。実施例において、張出部223Pの幅wは、リブ223の張出部223Pを除いた部分の幅よりも大きく定められており、それによりリブ223は、作動油吸入口64iの図5中上下における両側において突出部62Pとオーバーラップしないことになる。更に、実施例のリブ223は、図4に示すように、変速機構収容室220側からストレーナ60側に向かうにつれて下方に傾斜するように形成される。
上述のような構成を有する動力伝達装置20では、車両1が左右の一方向に急旋回した際に、車両1の姿勢変化や遠心力の作用に起因して作動油貯留部221から側方の変速機構収容室220内に流入しようとする作動油をリブ223により遮って変速機構収容室220への作動油の流入を抑制することができる。また、リブ223は、ストレーナ60の上部と隙間CLを介して対向するものであるから、車両1が急旋回した際に作動油貯留部221から変速機構収容室220内に作動油が流入したとしても、当該隙間CLを介して変速機構収容室220から作動油貯留部221に作動油を戻すことができる。
更に、上記リブ223は、ストレーナ60の一部すなわち突出部62Pと上下にオーバーラップするものであるから、作動油貯留部221の底部からリブ223とストレーナ60の上部との隙間CLまでの間で、ストレーナ60の突出部62Pにより作動油を遮ることができる。従って、動力伝達装置20では、作動油貯留部221から変速機構収容室220内への作動油の流入をより良好に抑制することが可能となる。
また、上記リブ223は、作動油吸入口64iの全体の側方でストレーナ60の突出部62Pと上下にオーバーラップする張出部223Pを有し、張出部223Pの幅wは、リブ223の張出部223Pを除いた部分の幅よりも大きい。これにより、車両1が急旋回した際に、作動油貯留部221内のストレーナ60の作動油吸入口64i周辺に作動油をより一層良好に確保することが可能となる。そして、上記実施例において、リブ223は、作動油吸入口64iの両側においてストレーナ60の突出部62Pと上下にオーバーラップしないことになるので、変速機構収容室220内に流入した作動油を速やかに作動油貯留部221に戻すことが可能となる。
更に、上記実施例において、リブ223は、変速機構収容室220側からストレーナ60側に向かうにつれて下方に傾斜するように形成されている。これにより、車両1が急旋回した際に作動油貯留部221から変速機構収容室220内に作動油が流入したとしても、変速機構収容室220から作動油貯留部221に作動油をスムースに戻すことが可能となる。
そして、上記実施例において、変速機構としての自動変速機25は、第1遊星歯車機構30と、第1のクラッチとしてのクラッチC3と、第2のクラッチとしてのクラッチC4と、第3のクラッチとしてのクラッチC1と、クラッチC3のクラッチドラムとして兼用されるブレーキドラムとしてのドラム部材11を有するブレーキB1とを含み、ドラム部材11の内部に、クラッチC4、第1遊星歯車機構30、およびクラッチC1が軸方向に並べて配置される。このような自動変速機25を有する動力伝達装置20では、自動変速機25の軸長の増加に伴って変速機構収容室220の容積が大きくなる分だけ、車両1が急旋回した際に作動油貯留部221から変速機構収容室220内に作動油が流入して当該変速機構収容室220内に滞留しやすくなる。従って、このような自動変速機25を含む動力伝達装置20の作動油貯留部221に上述のようなリブ223を設けることは、車両1の急旋回時にオイルポンプ24のエアの吸い込みを抑制する上で極めて有用である。
以上説明したように、上記動力伝達装置20では、車両1が急旋回した際に、作動油貯留部221から側方の変速機構収容室220内に流入しようとする作動油をリブ223により遮って変速機構収容室220への作動油の流入を抑制することが可能となる。従って、車両1が急旋回した際に、作動油貯留部221内のストレーナ60の作動油吸入口64iの周辺に作動油を確保することができるので、オイルポンプ24のエアの吸い込みを良好に抑制し、エアの吸い込みに起因して自動変速機25のクラッチC1〜C4やブレーキB1,B2への油圧が一時的に低下しないようにすることが可能となる。また、リブ223をストレーナ60の上部と隙間CLを介して対向するように形成すれば、車両1が急旋回した際に作動油貯留部221から変速機構収容室220内に作動油が流入したとしても、当該隙間CLを介して変速機構収容室220から作動油貯留部221に作動油を戻すことができる。
なお、ストレーナ60の作動油吸入口64iの全体の側方に位置する上述のリブ223の代わりに、作動油吸入口64iの一部の側方に位置するように形成された図6に示すリブ223Bを作動油貯留部221の側壁222に形成してもよい。このようなリブ223Bを用いても、車両1が急旋回した際に、作動油貯留部221内のストレーナ60の作動油吸入口64iの周辺に作動油を良好に確保することが可能となる。また、図7に示すリブ223Cのように、ストレーナ60の一部すなわち突出部62Pの一部と上下にオーバーラップするものであれば、作動油貯留部221の底部からリブ223Cとストレーナ60の上部との隙間CLまでの間で、ストレーナ60の突出部62Pにより作動油を遮り、作動油貯留部221から変速機構収容室220内への作動油の流入をより良好に抑制することが可能となる。従って、例えば潤滑チューブといった部材(図示省略)がストレーナ60の作動油吸入口64i付近に配置される場合には、図7に示すように、リブ223Cをストレーナ60の作動油吸入口64iの側方に位置しないように形成してもよい。更に、上記実施例において、突出部62Pは、リブ223の上方に位置するようにストレーナ60に形成されたものであってもよく、少なくとも側壁222と対向するようにストレーナ60に形成されていればよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。すなわち、上記実施例では、変速機構としての自動変速機25と、当該自動変速機25を収容する変速機構収容室220および変速機構収容室220の側方で下方に延出された作動油貯留部221を有するトランスミッションケース(変速機ケース)22と、作動油貯留部221内に配置されると共に作動油吸入口64iを下部に有するストレーナ60と、当該ストレーナ60を介して作動油貯留部221から作動油を吸引するオイルポンプ24とを含む前輪駆動式の車両1に搭載される動力伝達装置20が「動力伝達装置」に相当し、作動油貯留部221の側壁222に形成されて変速機構収容室220の中央側からストレーナ60側へと突出すると共に、ストレーナ60の上部と隙間CLを介して対向するリブ223が「リブ」に相当し、作動油吸入口64iの全体の側方でストレーナ60の突出部62Pと上下にオーバーラップする張出部223Pが「張出部」に相当する。ただし、実施例等の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載された発明の主要な要素との対応関係は、実施例等が課題を解決するための手段の欄に記載された発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。すなわち、実施例等はあくまで課題を解決するための手段の欄に記載された発明の具体的な一例に過ぎず、課題を解決するための手段の欄に記載された発明の解釈は、その欄の記載に基づいて行なわれるべきものである。
以上、実施例を用いて本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
本発明は、動力伝達装置の製造産業において利用可能である。
1 車両、10 ブレーキバンド、11 ドラム部材、12 インナードラム、13 スリーブ、14 リベット、15 アウタードラム、16 連結部材、20 動力伝達装置、22 トランスミッションケース、22a 軸支持部、220 変速機構収容室、221 作動油貯留部、222 側壁、223,223B,223C リブ、223P 張出部、23 流体伝動装置、23c ロックアップクラッチ、23o ワンウェイクラッチ、23p ポンプインペラ、23s ステータ、23t タービンランナ、24 オイルポンプ、24a 外歯ギヤ、24b 内歯ギヤ、24c ボス部、25 自動変速機、26 入力軸、27 出力軸、28 ギヤ機構、29 差動機構、30 第1遊星歯車機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、33a,33b ピニオンギヤ、34 プラネタリキャリヤ、35 第2遊星歯車機構、36a 第1サンギヤ、36b 第2サンギヤ、37 リングギヤ、38a ショートピニオンギヤ、38b ロングピニオンギヤ、39 プラネタリキャリヤ、50 油圧制御装置、60 ストレーナ、61 スクリーン、62 ストレーナハウジング、62P 突出部、63 上側ハウジング、63o 作動油流出口、64 下側ハウジング、64i 作動油吸入口、90 ラジアルベアリング、100 連結部材、101 クラッチドラム、102 クラッチハブ、103 クラッチプレート、105 クラッチピストン、106 係合側油室、107 キャンセルプレート、108 キャンセル油室、109 リターンスプリング、151 スプライン、303 クラッチプレート、305 クラッチピストン、306 係合側油室、307 キャンセルプレート、308 キャンセル油室、309 リターンスプリング、401 クラッチドラム、402 クラッチハブ、403 クラッチプレート、405 クラッチピストン、406 係合側油室、407 キャンセルプレート、408 キャンセル油室、409 リターンスプリング、B1,B2 ブレーキ、C1,C2,C3,C4 クラッチ、DW 駆動輪、F1 ワンウェイクラッチ。

Claims (6)

  1. 変速機構と、該変速機構を収容する変速機構収容室および該変速機構収容室の側方で下方に延出された作動油貯留部を有する変速機ケースと、前記作動油貯留部内に配置されると共に作動油吸入口を下部に有するストレーナと、該ストレーナを介して前記作動油貯留部から作動油を吸引するオイルポンプとを含む前輪駆動車両用の動力伝達装置において、
    前記作動油貯留部の壁部には、前記ストレーナに向けて突出すると共に、該ストレーナの上部と隙間を介して対向するリブが形成されていることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1に記載の動力伝達装置において、
    前記リブは、前記ストレーナの一部と上下にオーバーラップすることを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項1または2に記載の動力伝達装置において、
    前記リブは、前記ストレーナの前記作動油吸入口の少なくとも一部の側方に位置するように形成されることを特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項3に記載の動力伝達装置において、
    前記リブは、前記作動油吸入口全体の側方で前記ストレーナの一部と上下にオーバーラップする張出部を有し、
    前記張出部の幅は、前記リブの該張出部を除いた部分の幅よりも大きいことを特徴とする動力伝達装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の動力伝達装置において、
    前記リブは、前記変速機構収容室側から前記ストレーナ側に向かうにつれて下方に傾斜するように形成されていることを特徴とする動力伝達装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の
    前記変速機構は、遊星歯車機構と、第1、第2および第3のクラッチと、ブレーキドラムを有するバンドブレーキとを含み、
    前記バンドブレーキの前記ブレーキドラムは、前記第1のクラッチのクラッチドラムとして兼用され、
    前記ブレーキドラムの内部には、前記第2のクラッチ、前記遊星歯車機構、および前記第3のクラッチが軸方向に並べて配置されることを特徴とする動力伝達装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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