JP2013204754A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013204754A
JP2013204754A JP2012075863A JP2012075863A JP2013204754A JP 2013204754 A JP2013204754 A JP 2013204754A JP 2012075863 A JP2012075863 A JP 2012075863A JP 2012075863 A JP2012075863 A JP 2012075863A JP 2013204754 A JP2013204754 A JP 2013204754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow portion
plug
countershaft
transmission device
power transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012075863A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
博 加藤
Toshihiko Aoki
敏彦 青木
Takashi Yasuda
崇 安田
Tsubasa Deguchi
翼 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2012075863A priority Critical patent/JP2013204754A/ja
Publication of JP2013204754A publication Critical patent/JP2013204754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

【課題】カウンタシャフトの中空部内に嵌め込まれたプラグを当該中空部内に良好に保持する。
【解決手段】カウンタシャフト40は、軸方向に延在すると共に両端に開口401,402を有する中空部400を含み、カウンタシャフト40の一端には、シャフト外径を縮径することにより軸受45が取り付けられる縮径部403が形成されており、中空部400は、一端の開口401に連通すると共に縮径部403よりもカウンタシャフト40の他端寄りの段差400sまで一定の内径を有する第1中空部400aと、段差400sから更にカウンタシャフト40の他端側に延びる第2中空部400bとを含み、第1中空部400a内には、開口401を介して、全体が縮径部403すなわち環状面404よりもカウンタシャフト40の他端寄りに位置するようにプラグ50が嵌め込まれる。
【選択図】図4

Description

本発明は、変速機と、左右の駆動輪に連結される差動機構と、軸受を介してケースにより支持されると共に変速機から差動機構に動力を伝達するカウンタシャフトとを備えた動力伝達装置に関する。
従来、この種の動力伝達装置として、ケース内の温度に応じた作動油の体積変動に起因するケース内外の圧力差を無くすために、変速装置から差動機構に動力を伝達するカウンタシャフトの中空部をブリーザ室として利用すると共に、当該ブリーザ室で開口するブリーザパイプ(通気管)を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この動力伝達装置では、カウンタシャフトのブリーザパイプ側とは反対側の端部に、シャフト外径を縮径することにより縮径部が形成されており、当該縮径部にローラベアリング(ラジアルベアリング)のインナーレースが嵌合(固定)される。そして、当該ローラベアリングとその近傍に配置されるスラストベアリングとには、カウンタシャフトのブリーザパイプ側とは反対側の端部付近のオリフィス開口(プラグ)を介して潤滑・冷却媒体としてのオイルが供給される。このため、カウンタシャフトの縮径部内には、中空部へのオイルの流入を抑制するプラグが嵌合されている。ここで、当該プラグは、カウンタシャフトの中空部を塞ぐことを主目的とするものであるが、プラグを中空部のより奥に配置すると、中空部(プラグよりも端部側)に滞留する潤滑・冷却媒体の量が増加してしまい、軸受等への潤滑・冷却媒体の供給に遅れを生じてしまうおそれがある。このため、上述のようなプラグは、一般的にカウンタシャフトの端部に配置される。
特開2003−161362号公報
上記従来の動力伝達装置では、カウンタシャフトの軸方向における中央部付近に比べて縮径部の肉厚が薄いことから、カウンタシャフトの回転に伴って当該縮径部が変形しがちである。そして、縮径部の変形が繰り返されると、縮径部から径方向内側のプラグに繰り返し荷重が加えられ、それによりカウンタシャフトとプラグとの嵌め合いが緩んでしまうおそれがある。従って、この種の動力伝達装置では、カウンタシャフトの中空部(縮径部)に嵌め込まれたプラグが当該中空部から抜け出さないように何らかの対策を施す必要がある。また、動力伝達装置を構成する変速装置の多段化が進むにつれて、部品点数が増加すると共に動力伝達装置を軽量化するニーズが高まっており、カウンタシャフトについても、できるだけ肉薄にして軽量化を図ることが考えられるが、カウンタシャフトを肉薄にすることで上述のような縮径部の変形がより大きくなるおそれもある。
そこで、本発明による動力伝達装置は、カウンタシャフトの中空部内に嵌め込まれたプラグを当該中空部内に良好に保持することを主目的とする。
本発明による動力伝達装置は、上記主目的を達成するために以下の手段を採っている。
本発明による動力伝達装置は、
変速機と、左右の駆動輪に連結される差動機構と、前記変速機および前記差動機構を収容するケースと、軸受を介して前記ケースにより支持されると共に前記変速機から前記差動機構に動力を伝達するカウンタシャフトとを備えた動力伝達装置において、
前記カウンタシャフトは、該カウンタシャフトの軸方向に延在すると共に少なくとも一端に開口を有する中空部を含み、
前記カウンタシャフトの一端には、シャフト外径を縮径することにより前記軸受が取り付けられる縮径部が形成されており、
前記中空部は、前記一端の前記開口に連通すると共に前記縮径部よりも前記カウンタシャフトの他端寄りの第1の位置まで略一定の内径を有する第1中空部と、前記第1の位置から更に前記他端側に延びる第2中空部とを含み、
前記第1中空部内には、少なくとも一部が前記縮径部よりも該カウンタシャフトの他端寄りに位置するようにプラグが嵌め込まれることを特徴とする。
この動力伝達装置のカウンタシャフトは、当該カウンタシャフトの軸方向に延在すると共に少なくとも一端に開口を有する中空部を含み、カウンタシャフトの一端には、シャフト外径を縮径することにより軸受が取り付けられる縮径部が形成されている。また、中空部は、上記一端の開口に連通すると共に縮径部よりもカウンタシャフトの他端寄りの第1の位置まで略一定の内径を有する第1中空部と、当該第1の位置から更に他端側に延びる第2中空部とを含む。そして、第1中空部内には、少なくとも一部が縮径部よりもカウンタシャフトの他端寄りに位置するようにプラグが嵌め込まれる。これにより、カウンタシャフトの一端を支持する軸受に供給される潤滑媒体の第2中空部への流入をプラグによって抑制することができる。そして、当該プラグを少なくとも一部が縮径部よりもカウンタシャフトの他端寄りに位置するように第1中空部内に嵌め込むことで、肉厚が薄くカウンタシャフトの回転に伴って変形しがちな縮径部からプラグに加えられる荷重を減らし、それにより、カウンタシャフトとプラグとの嵌め合いが緩むのを抑制することができる。従って、この動力伝達装置では、カウンタシャフトの第1中空部内に嵌め込まれたプラグを当該第1中空部内に良好に保持することが可能となる。
また、前記プラグは、底壁部および該底壁部から延出された外周部を有する有底筒体であってもよく、前記底壁部が前記縮径部よりも前記カウンタシャフトの前記他端寄りに位置するように前記第1中空部内に嵌め込まれてもよい。これにより、カウンタシャフトの縮径部からプラグの底壁部に加えられる荷重を減らし、当該荷重によって底壁部が撓むことでカウンタシャフトとプラグとの嵌め合いが緩むのを良好に抑制することができる。
更に、前記プラグは、全体が前記縮径部よりも前記カウンタシャフトの前記他端寄りに位置するように前記第1中空部内に嵌め込まれてもよい。これにより、カウンタシャフトの縮径部からプラグ全体に加えられる荷重を良好に減らすことが可能となる。そして、プラグを全体がカウンタシャフトの他端寄りに位置するように第1中空部内に嵌め込むことで中空部の容積が減ることから、結果として中空部(第2中空部)内に滞留する潤滑媒体の量を減らすことが可能となり、ケース内で循環する潤滑媒体の量を確保しつつ潤滑媒体の総量の増加を抑制することができる。
また、前記プラグの少なくとも一部は、前記カウンタシャフトに形成または固定されたギヤの内側に位置するように前記第1中空部内に嵌め込まれてもよい。これにより、プラグをカウンタシャフトの肉厚部に配置してカウンタシャフトとプラグとの嵌め合いが緩むのをより良好に抑制することが可能となる。
更に、前記第1中空部は、前記開口に形成された前記プラグを嵌め込むための面取り部の内端から前記第1の位置まで同一の内径を有するように形成されてもよい。
また、前記中空部内には、前記カウンタシャフトの前記他端側に形成された前記開口を介して通気管が差し込まれてもよく、前記中空部は、ブリーザ室として機能してもよい。すなわち、本発明によれば、カウンタシャフトとプラグとの嵌め合いが緩むのを抑制してプラグを中空部内に良好に保持することができるので、ブリーザ室として機能する中空部への潤滑媒体の流入をプラグにより極めて良好に抑制することが可能となる。
本発明の一実施例に係る動力伝達装置20の概略構成図である。 動力伝達装置20に含まれる自動変速機25の各変速段とクラッチおよびブレーキの作動状態との関係を表す作動表である。 動力伝達装置20のカウンタシャフト40周辺の構成を示す断面図である。 動力伝達装置20の要部を示す拡大断面図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る動力伝達装置20の概略構成図である。同図に示す動力伝達装置20は、前輪駆動式の車両に搭載される図示しないエンジンのクランクシャフトに接続されると共にエンジンからの動力を図示しない左右の駆動輪(前輪)DWに伝達可能なものである。図示するように、動力伝達装置20は、トランスミッションケース22や、当該トランスミッションケース22の内部に収容される流体伝動装置(トルクコンバータ)23、オイルポンプ24、自動変速機25、ギヤ機構28、差動機構(デファレンシャルギヤ)29等を備える。
流体伝動装置23は、エンジンのクランクシャフトに接続される入力側のポンプインペラ23pや、自動変速機25の入力軸26に接続された出力側のタービンランナ23t、ポンプインペラ23pおよびタービンランナ23tの内側に配置されてタービンランナ23tからポンプインペラ23pへの作動油の流れを整流するステータ23s、ステータ23sの回転方向を一方向に制限するワンウェイクラッチ23o、ロックアップクラッチ23c等を含むトルクコンバータとして構成される。ただし、流体伝動装置23は、ステータ23sを有さない流体継手として構成されてもよい。オイルポンプ24は、ポンプボディとポンプカバーとからなるポンプアッセンブリと、ハブを介して流体伝動装置23のポンプインペラ23pに接続された外歯ギヤとを備えるギヤポンプとして構成されている。オイルポンプ24は、エンジンからの動力により駆動され、図示しないオイルパンに貯留されている作動油(ATF)を吸引して図示しない油圧制御装置へと圧送する。
自動変速機25は、8段変速式の変速機として構成されており、図1に示すように、入力軸26や出力軸27に加えて、ダブルピニオン式の第1遊星歯車機構30と、ラビニヨ式の第2遊星歯車機構35と、入力側から出力側までの動力伝達経路を変更するための4つのクラッチC1,C2,C3およびC4、2つのブレーキB1およびB2、並びにワンウェイクラッチF1とを含む。自動変速機25の出力軸27は、中空に形成されており、ギヤ機構28および差動機構29を介して駆動輪DWに連結される。
ギヤ機構28は、自動変速機25の出力軸27に固定されたカウンタドライブギヤ28aと、出力軸27と平行に延在するカウンタシャフト40に固定されると共にカウンタドライブギヤ28aに噛合するカウンタドリブンギヤ28bと、カウンタシャフト40に形成(あるいは固定)されたドライブピニオンギヤ(ファイナルドライブギヤ)28cと、ドライブピニオンギヤ28cに噛合すると共に差動機構29に連結されるデフリングギヤ(ファイナルドリブンギヤ)28dとを有する。
第1遊星歯車機構30は、外歯歯車であるサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置される内歯歯車であるリングギヤ32と、互いに噛合すると共に一方がサンギヤ31に、他方がリングギヤ32に噛合する2つのピニオンギヤ33a,33bの組を自転かつ公転自在に複数保持するプラネタリキャリア34とを有する。図示するように、第1遊星歯車機構30のサンギヤ31は、トランスミッションケース22に固定されており、第1遊星歯車機構30のプラネタリキャリア34は、入力軸26に一体回転可能に接続されている。また、第1遊星歯車機構30は、いわゆる減速ギヤとして構成されており、入力要素であるプラネタリキャリア34に伝達された動力を減速して出力要素であるリングギヤ32から出力する。
第2遊星歯車機構35は、外歯歯車である第1サンギヤ36aおよび第2サンギヤ36bと、第1および第2サンギヤ36a,36bと同心円上に配置される内歯歯車であるリングギヤ37と、第1サンギヤ36aに噛合する複数のショートピニオンギヤ38aと、第2サンギヤ36bおよび複数のショートピニオンギヤ38aに噛合すると共にリングギヤ37に噛合する複数のロングピニオンギヤ38bと、複数のショートピニオンギヤ38aおよび複数のロングピニオンギヤ38bを自転自在(回転自在)かつ公転自在に保持するプラネタリキャリア39とを有する。第2遊星歯車機構35のリングギヤ37は、出力軸27に接続されており、第2遊星歯車機構35のプラネタリキャリア39は、ワンウェイクラッチF1を介してトランスミッションケース22により支持される。
クラッチC1は、第1遊星歯車機構30のリングギヤ32と第2遊星歯車機構35の第1サンギヤ36aとを締結すると共に両者の締結を解除することができる油圧クラッチ(摩擦係合要素)である。クラッチC2は、入力軸26と第2遊星歯車機構35のプラネタリキャリア39とを締結すると共に両者の締結を解除することができる油圧クラッチである。クラッチC3は、第1遊星歯車機構30のリングギヤ32と第2遊星歯車機構35の第2サンギヤ36bとを締結すると共に両者の締結を解除することができる油圧クラッチである。クラッチC4は、第1遊星歯車機構30のプラネタリキャリア34と第2遊星歯車機構35の第2サンギヤ36bとを締結すると共に両者の締結を解除することができる油圧クラッチである。ブレーキB1は、第2遊星歯車機構35の第2サンギヤ36bをトランスミッションケース22に回転不能に固定すると共に第2サンギヤ36bのトランスミッションケース22に対する固定を解除することができる油圧ブレーキ(摩擦係合要素)である。ブレーキB2は、第2遊星歯車機構35のプラネタリキャリア39をトランスミッションケース22に回転不能に固定すると共にプラネタリキャリア39のトランスミッションケース22に対する固定を解除することができる油圧ブレーキである。
これらのクラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2は、図示しない油圧制御装置による作動油の給排を受けて動作する。図2に、自動変速機25の各変速段とクラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2、並びにワンウェイクラッチF1の作動状態との関係を表した作動表を示す。自動変速機25は、クラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2を図2の作動表に示す状態とすることで前進1〜8速の変速段と後進1速および2速の変速段とを提供する。なお、クラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2の少なくとも何れかは、ドグクラッチといった噛み合い係合要素とされてもよい。
図3は、動力伝達装置20のカウンタシャフト40周辺の構成を示す断面図であり、図4は、動力伝達装置20の要部拡大断面図である。図3に示すように、カウンタシャフト40は、軸受45および46を介してトランスミッションケース22により回転自在に支持され、自動変速機25の入力軸26と平行に延在する。軸受45および46は、図示するように、ラジアルベアリングおよびスラストベアリングとして機能するテーパーローラーベアリングである。なお、トランスミッションケース22には、軸受45に潤滑冷却媒体としての作動油を供給するための図示しない吐出口(油路)が当該軸受45の近傍に位置するように形成されると共に、軸受46に潤滑冷却媒体としての作動油を供給するための図示しない吐出口(油路)が当該軸受46の近傍に位置するように形成されている。
図3および図4に示すように、カウンタシャフト40は、中空に形成されて当該カウンタシャフト40の軸方向に延びる中空部400を有しており、軽量化を図るべく全体が肉薄化されている。中空部400は、両端で開放されており、一端側(図中右端側)に開口401を有すると共に、他端側(図中左端側)に開口402を有する。また、カウンタシャフト40の一端(図3中右端)には、シャフト外径(外寸)を縮径することにより軸受45が取り付けられる縮径部403が形成されており、縮径部403とカウンタシャフト40の他端側(図3中左端側)の部分との間には、カウンタシャフト40の径方向に延びる環状面404が形成される。すなわち、カウンタシャフト40の一端の外周には段差(外径差)が形成され、縮径部403には、軸受45のインナーレース45iが固定(圧入)される。そして、インナーレース45iの側面は、図3および図4に示すように、ドライブピニオンギヤ28cのギヤ歯の側面と当接することはなく環状面404と当接し、それにより軸受45がカウンタシャフト40の軸方向に位置決めされる。更に、カウンタシャフト40には、図3に示すように、径方向に延在して中空部400と外部とを連通する貫通孔405が複数形成されている。
カウンタシャフト40の中空部400には、当該カウンタシャフト40の他端側(図3中左端側)の開口402を介して、トランスミッションケース22を貫通するように当該トランスミッションケース22に固定される通気管47が差し込まれる。実施例において、通気管47は、樹脂等により略L字形に形成されると共に、それぞれ開口を有する内側端部47aと外側端部47bとを有する。図3に示すように、通気管47の内側端部47aは、カウンタシャフト40と略同軸に延在するように中空部400の開口402に差し込まれ、通気管47の外側端部47bは、一端が大気開放されると共にトランスミッションケース22の外面に固定される図示しないホースの他端に接続される。これにより、中空部400は、通気管47およびホースを介してトランスミッションケース22の外部すなわち大気と連通し、トランスミッションケース22内の温度に応じた作動油の体積変動に起因するケース内外の圧力差を、いわゆる息継ぎにより無くすためのブリーザ室として機能する。
更に、中空部400には、図3に示すように、開口402を介して通気プラグ48が嵌め込まれる。通気プラグ48は、金属等からなる有底筒体として形成されており、通気プラグ48の底壁部には、通気管47の内側端部47aの外径(外寸)よりも大きい直径(寸法)を有する貫通孔48aが形成されている。通気プラグ48は、貫通孔48aに通気管47の内側端部47aが挿通された状態で開口402を介して中空部400内に圧入・固定される。これにより、通気プラグ48は、通気管47の内側端部47aの周囲に間隙を形成すると共に中空部400の内周面と密接する。すなわち、通気プラグ48は、トランスミッションケース22内と中空部400との間の空気の流通を許容しつつ中空部400への作動油の流入を規制するように中空部400の内周面と通気管47の内側端部47aの外周面との間を塞ぐ。
また、中空部400は、図3および4に示すように、カウンタシャフト40の一端の開口401に連通すると共に縮径部403よりもカウンタシャフト40の他端寄り位置まで略一定の内径を有する第1中空部400aと、当該第1中空部400aの内端から開口402までカウンタシャフト40の他端側に延びる第2中空部400bとを含む。実施例において、第1中空部400aは、開口401に形成された面取り加工部401tの内端(図4中左端)から縮径部403よりも当該カウンタシャフト40の他端寄りの位置までの範囲(図4における両矢印参照)において一定の内径を有し、当該第1中空部400aの内周面には平滑表面加工が施されている。これにより、第1中空部400aと第2中空部400bとの間には、僅かな段差400sが形成され、第2中空部400bは、第1の位置を規定する段差400sからカウンタシャフト40の他端側へと延在する。そして、中空部400すなわち第1中空部400a内には、カウンタシャフト40の一端側(図3中右端側)の開口401を介してプラグ50が嵌め込まれる。なお、例えば平滑表面加工を施す範囲を広げることにより段差400sが実質的に形成されないようにしてもよい。
プラグ50は、図4に示すように、開口を有さない円盤状の底壁部51および当該底壁部51の外周から延出された外周部52を有する有底筒体として構成されており、図4に示すように、第1中空部400aへの嵌め込み前に少なくとも外周部52の遊端側が第1中空部400aの内径よりも大きい外径を有するように形成される。このように構成されるプラグ50は、開口401を介して段差400sの端面と突き当たるまで第1中空部400a内に圧入され、それによりカウンタシャフト40に固定される。この結果、プラグ50は、図4に示すように、全体が縮径部403よりもカウンタシャフト40の他端寄り(図3および図4中左端寄り)かつドライブピニオンギヤ28cの内側に位置するように第1中空部400a(中空部400)内に嵌め込まれる。すなわち、プラグ50は、縮径部403を形成することで画成される環状面404よりもカウンタシャフト40の軸方向において他端寄りに位置するように第1中空部400a内に圧入される。こうして、中空部400すなわち第2中空部400bの通気管47側とは反対側の端部は、プラグ50により閉鎖されることになる。
上述のように構成された動力伝達装置20では、カウンタシャフト40の中空部400すなわち第2中空部400bが通気管47と通気プラグ48の貫通孔48aとの間の隙間や、軸受46の周囲に形成される隙間等を介して、トランスミッションケース22の内部、すなわちクラッチC1〜C4、ブレーキB1およびB2、第1および第2遊星歯車機構30,35等が配置される領域等と連通する。また、カウンタシャフト40の中空部400すなわち第2中空部400bは、通気管47および図示しないホースを介してトランスミッションケース22の外部すなわち大気と連通する。従って、トランスミッションケース22内の温度に応じた作動油の体積変動に起因してケース内外の圧力差が生じると、いわゆる息継ぎ作用によってブリーザ室としての第2中空部400b(中空部400)を介してケース内外間で空気が流通することにより当該圧力差を低減することが可能となる。
ここで、動力伝達装置20の作動中には、カウンタシャフト40の軸方向における中央部付近に比べて縮径部403の肉厚が薄いことから、カウンタシャフト40の回転に伴って当該縮径部403が変形しがちである。そして、縮径部403の変形が繰り返されると、縮径部403から径方向内側のプラグ50に繰り返し荷重が加えられ、それによりカウンタシャフト40とプラグ50との嵌め合いが緩むおそれがある。これを踏まえて、実施例の動力伝達装置20では、プラグ50を全体が縮径部403すなわち環状面404よりもカウンタシャフト40の他端寄りに位置するように中空部400すなわち第1中空部400a内に圧入している。これにより、縮径部403からプラグ50を遠ざけて、肉厚が薄くカウンタシャフト40の回転に伴って変形しがちな縮径部403からプラグ50に加えられる荷重を減らし、それにより、カウンタシャフト40とプラグ50との嵌め合いが緩むのを抑制することができる。従って、動力伝達装置20では、カウンタシャフト40の第1中空部400a(中空部400)内に嵌め込まれたプラグ50を第1中空部400a内に良好に保持することが可能となる。
また、動力伝達装置20の作動中、カウンタシャフト40の他端を支持する軸受46には、トランスミッションケース22に形成された吐出口等から潤滑・冷却媒体としての作動油が供給されるが、ブリーザ室としての第2中空部400b(中空部400)には、上述のように開口402を介して通気プラグ48が嵌め込まれることから、通気管47の周辺を流れる作動油の第2中空部400b(中空部400)への流入は通気プラグ48によって規制される。加えて、車両の旋回走行中等に動力伝達装置20の姿勢変化によりトランスミッションケース22内の油面が一時的に変化して通気管47の周辺に作動油が流れ込んでも、当該作動油の第2中空部400b(中空部400)への流入は通気プラグ48によって規制される。
更に、動力伝達装置20の作動中、カウンタシャフト40の一端を支持する軸受45にもトランスミッションケース22に形成された吐出口等から潤滑・冷却媒体としての作動油が供給されるが、中空部400には、上述のように開口401を介してプラグ50が嵌め込まれることから、軸受45の周辺を流れる作動油の第2中空部400b(中空部400)への流入はプラグ50によって規制される。そして、実施例の動力伝達装置20では、上述のようにカウンタシャフト40の中空部400内にプラグ50を良好に保持することができるので、軸受45の周辺を流れる作動油の第2中空部400b(中空部400)への流入をプラグ50によって極めて良好に規制することができる。そして、実施例の動力伝達装置20では、第2中空部400b(中空部400)内に作動油が流入したとしても、カウンタシャフト40の回転に伴って発生する遠心力による気液分離作用によって作動油を第2中空部400b(中空部400)の外周側(内周面側)へと導いた上で、複数の貫通孔405から中空部400外に排出することができる。
以上説明したように、動力伝達装置20のカウンタシャフト40は、軸方向に延在すると共に両端に開口401,402を有する中空部400を含み、カウンタシャフト40の一端には、シャフト外径を縮径することにより軸受45が取り付けられる縮径部403が形成されている。また、中空部400は、カウンタシャフト40の一端の開口401に連通すると共に縮径部403よりもカウンタシャフト40の他端寄りの段差400s(第1の位置)まで一定の内径を有する第1中空部400aと、段差400sから更にカウンタシャフト40の他端側に延びる第2中空部400bとを含む。そして、第1中空部400a内には、開口401を介して、全体が縮径部403すなわち環状面404よりもカウンタシャフト40の他端寄りに位置するようにプラグ50が嵌め込まれる。
これにより、カウンタシャフト40の一端を支持する軸受45に潤滑・冷却媒体として供給される作動油の第2中空部400bへの流入をプラグ50によって抑制することができる。そして、プラグ50を全体が縮径部403(環状面404)よりもカウンタシャフト40の他端寄りに位置するように第1中空部400a内に嵌め込むことで、肉厚が薄くカウンタシャフト40の回転に伴って変形しがちな縮径部403からプラグ50全体に加えられる荷重を減らし、それにより、カウンタシャフト40とプラグ50との嵌め合いが緩むのを抑制することができる。従って、動力伝達装置20では、カウンタシャフト40の第1中空部400a内に嵌め込まれたプラグ50を当該第1中空部400a内に良好に保持することが可能となる。そして、プラグ50を全体がカウンタシャフト40の他端寄りに位置するように第1中空部400a内に嵌め込むことで中空部400の容積が減ることから、結果として中空部400(第2中空部400b)内に滞留する作動油の量を減らすことが可能となり、トランスミッションケース22内で循環する作動油の量を確保しつつ作動油の総量の増加を抑制することができる。
また、上記実施例では、プラグ50の全体がカウンタシャフト40に形成または固定されたドライブピニオンギヤ28cの内側に位置するように第1中空部400a内に嵌め込まれる。これにより、プラグ50をカウンタシャフト40の肉厚部に配置してカウンタシャフト40とプラグ50との嵌め合いが緩むのをより良好に抑制することが可能となる。
ただし、必ずしもプラグ50の全体が縮径部403よりもカウンタシャフト40の他端寄りに位置するように第1中空部400a内に嵌め込まれる必要はなく、プラグ50は、例えば少なくとも底壁部51が縮径部403よりもカウンタシャフト40の他端寄りに位置するように第1中空部400a(中空部400)内に嵌め込まれてもよい。これにより、カウンタシャフト40の縮径部403からプラグ50の底壁部51に加えられる荷重を減らし、当該荷重によって底壁部51が撓む(塑性変形する)ことでカウンタシャフト40とプラグ50との嵌め合いが緩むのを良好に抑制することができる。すなわち、プラグ50は、少なくとも一部が縮径部403よりもカウンタシャフト40の他端寄りに位置するように第1中空部400a(中空部400)内に嵌め込まれればよい。
更に、実施例の動力伝達装置20では、中空部400内にカウンタシャフト40の他端側に形成された開口402を介して通気管47が差し込まれ、第2中空部400b(中空部400)は、ブリーザ室として機能する。すなわち、動力伝達装置20では、カウンタシャフト40とプラグ50との嵌め合いが緩むのを抑制してプラグ50を中空部400内に良好に保持することができるので、ブリーザ室として機能するカウンタシャフト40の第2中空部400b(中空部400)への作動油の流入をプラグ50により極めて良好に抑制することが可能となる。
ただし、通気管47の設置を省略して、カウンタシャフト40の中空部400を油路として利用すると共に、プラグ50に孔を形成して当該プラグ50をオリフィスとして機能させてもよい。このような態様においても、プラグ50を少なくとも一部が縮径部403よりもカウンタシャフト40の他端寄りに位置するように中空部400内に嵌め込むことで、カウンタシャフト40の中空部400内に嵌め込まれたオリフィスとしてのプラグ50を当該中空部400内に良好に保持することが可能となる。なお、動力伝達装置20は、有段式の自動変速機25の代わりに、ベルト式等の無段変速機を含むものとして構成されてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。すなわち、上記実施例では、複数の変速段を形成可能な変速機としての自動変速機25と、左右の駆動輪DWに連結される差動機構29と、自動変速機25および差動機構29を収容するトランスミッションケース22と、軸受45,46を介してトランスミッションケース22により支持されると共に自動変速機25から差動機構29に動力を伝達するカウンタシャフト40とを備えた動力伝達装置20が「動力伝達装置」に相当し、カウンタシャフト40の軸方向に延在すると共に第1中空部400a、第2中空部400bおよび開口401を有する中空部400が「中空部」に相当し、カウンタシャフト40の一端にシャフト外径を縮径することにより形成されると共に軸受45が取り付けられる縮径部403が「縮径部」に相当し、第1中空部400a内に少なくとも一部が縮径部403よりもカウンタシャフト40の他端寄りに位置するように嵌め込まれるプラグ50が「プラグ」に相当する。
ただし、実施例等の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載された発明の主要な要素との対応関係は、実施例等が課題を解決するための手段の欄に記載された発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。すなわち、実施例等はあくまで課題を解決するための手段の欄に記載された発明の具体的な一例に過ぎず、課題を解決するための手段の欄に記載された発明の解釈は、その欄の記載に基づいて行なわれるべきものである。
以上、実施例を用いて本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
本発明は、動力伝達装置の製造産業において利用可能である。
20 動力伝達装置、22 トランスミッションケース、23 流体伝動装置、23c ロックアップクラッチ、23o ワンウェイクラッチ、23p ポンプインペラ、23s ステータ、23t タービンランナ、24 オイルポンプ、25 自動変速機、26 入力軸、27 出力軸、28 ギヤ機構、29 差動機構、30 第1遊星歯車機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、33a,33b ピニオンギヤ、34 プラネタリキャリア、35 第2遊星歯車機構、36a 第1サンギヤ、36b 第2サンギヤ、37 リングギヤ、38a ショートピニオンギヤ、38b ロングピニオンギヤ、39 プラネタリキャリア、40 カウンタシャフト、400 中空部、400a 第1中空部、400b 第2中空部、400s 段差、401,402 開口、401t 面取り加工部、403 縮径部、404 環状面、405 貫通孔、45,46 軸受、45i インナーレース、47 通気管、47a 内側端部、47b 外側端部、48 通気プラグ、48a 貫通孔、50 プラグ、51 底壁部、52 外周部、B1,B2 ブレーキ、C1,C2,C3,C4 クラッチ、DW 駆動輪、F1 ワンウェイクラッチ。

Claims (6)

  1. 変速機と、左右の駆動輪に連結される差動機構と、前記変速機および前記差動機構を収容するケースと、軸受を介して前記ケースにより支持されると共に前記変速機から前記差動機構に動力を伝達するカウンタシャフトとを備えた動力伝達装置において、
    前記カウンタシャフトは、該カウンタシャフトの軸方向に延在すると共に少なくとも一端に開口を有する中空部を含み、
    前記カウンタシャフトの一端には、シャフト外径を縮径することにより前記軸受が取り付けられる縮径部が形成されており、
    前記中空部は、前記一端の前記開口に連通すると共に前記縮径部よりも前記カウンタシャフトの他端寄りの第1の位置まで略一定の内径を有する第1中空部と、前記第1の位置から更に前記他端側に延びる第2中空部とを含み、
    前記第1中空部内には、少なくとも一部が前記縮径部よりも該カウンタシャフトの他端寄りに位置するようにプラグが嵌め込まれることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1または2に記載の動力伝達装置において、
    前記プラグは、底壁部および該底壁部から延出された外周部を有する有底筒体であり、前記底壁部が前記縮径部よりも前記カウンタシャフトの前記他端寄りに位置するように前記第1中空部内に嵌め込まれることを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項2に記載の動力伝達装置において、
    前記プラグは、全体が前記縮径部よりも前記カウンタシャフトの前記他端寄りに位置するように前記第1中空部内に嵌め込まれることを特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の動力伝達装置において、
    前記プラグの少なくとも一部は、前記カウンタシャフトに形成または固定されたギヤの内側に位置するように前記第1中空部内に嵌め込まれることを特徴とする動力伝達装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の動力伝達装置において、
    前記第1中空部は、前記開口に形成された前記プラグを嵌め込むための面取り部の内端から前記第1の位置まで同一の内径を有するように形成されることを特徴とする動力伝達装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の動力伝達装置において、
    前記中空部内には、前記カウンタシャフトの前記他端側に形成された開口を介して通気管が差し込まれ、前記中空部は、ブリーザ室として機能することを特徴とする動力伝達装置。
JP2012075863A 2012-03-29 2012-03-29 動力伝達装置 Pending JP2013204754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012075863A JP2013204754A (ja) 2012-03-29 2012-03-29 動力伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012075863A JP2013204754A (ja) 2012-03-29 2012-03-29 動力伝達装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013204754A true JP2013204754A (ja) 2013-10-07

Family

ID=49524054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012075863A Pending JP2013204754A (ja) 2012-03-29 2012-03-29 動力伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013204754A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020153421A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ギヤ軸及びギヤ軸の製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07239011A (ja) * 1994-02-24 1995-09-12 Mazda Motor Corp 4輪駆動車用動力伝達装置の潤滑構造
JP2003131632A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Sharp Corp 表示装置の駆動方法およびそれを用いた表示装置
KR20090041102A (ko) * 2007-10-23 2009-04-28 현대자동차주식회사 자동변속기의 출력축 베어링 윤활장치
WO2012132738A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 動力伝達装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07239011A (ja) * 1994-02-24 1995-09-12 Mazda Motor Corp 4輪駆動車用動力伝達装置の潤滑構造
JP2003131632A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Sharp Corp 表示装置の駆動方法およびそれを用いた表示装置
KR20090041102A (ko) * 2007-10-23 2009-04-28 현대자동차주식회사 자동변속기의 출력축 베어링 윤활장치
WO2012132738A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 動力伝達装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020153421A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ギヤ軸及びギヤ軸の製造方法
CN111734812A (zh) * 2019-03-19 2020-10-02 爱信艾达株式会社 齿轮轴以及齿轮轴的制造方法
JP7280724B2 (ja) 2019-03-19 2023-05-24 株式会社アイシン ギヤ軸及びギヤ軸の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5626455B2 (ja) 動力伝達装置
US9784345B2 (en) Transmission device
US9885404B2 (en) Power transfer device
US9874211B2 (en) Oil pump and power transmitting device equipped with the same
WO2015076291A1 (ja) プラネタリキャリヤ
JP2018123857A (ja) 油路構造およびそれを備えた動力伝達装置
EP2937600A1 (en) Power transmission device
US9863509B2 (en) Power transmission device
JP6119379B2 (ja) 動力伝達装置
JP6333613B2 (ja) オイルレシーバ
WO2015146750A1 (ja) 動力伝達装置
JP2013204754A (ja) 動力伝達装置
JP6658225B2 (ja) 遊星歯車装置
JP6313201B2 (ja) 動力伝達装置
US11162588B2 (en) Seal structure and transmission including the same
JP2014199064A (ja) オイルポンプ
JP2014214857A (ja) 変速装置
WO2016129346A1 (ja) 動力伝達装置
JP4970395B2 (ja) 車両用自動変速機の潤滑構造
JP6156201B2 (ja) 動力伝達装置
JP2014202105A (ja) オイルポンプおよびそれを備えた動力伝達装置
JP2017180524A (ja) 変速装置
JP2015102163A (ja) 変速装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150331