JP2014018894A - 電動工具 - Google Patents

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卓也 寺西
Masanori Watanabe
雅範 渡邊
Keita Saito
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Abstract

【課題】
折り曲げタイプの電動工具において、ストレート時でも折り曲げ時でもどちらも使いやすくし、小形化を同時に達成して操作性の向上を図る。
【解決手段】
モータ4の回転力を出力軸に伝達する動力伝達機構(15,20)と、これらを収容する筒状の前方ハウジング3と、電池パック30を収容すると共にグリップ部を形成する筒状の後方ハウジング2を有し、前方ハウジング3と後方ハウジング2を回動軸10を中心に回動可能に接続する。後方ハウジング2側にモータを起動するスイッチ6を設け、スイッチ6のトリガ部7の前後位置Lが、後方ハウジング2内に収容された電池30の前後位置Lとオーバーラップ(LLAP)するように配置した。スイッチ6は可変抵抗スイッチで、トリガ部7の操作量によってモータ4の回転数を調整できる。
【選択図】図2

Description

本発明は電動工具における改良したスイッチ機構に関し、特に、モータと動力伝達機構を収容する前方ハウジングと、バッテリを収容すると共にグリップ部を構成する後方ハウジングを折り曲げ可能にした電動工具においてスイッチの配置や構成を改良することにある。
従来のいわゆる折り曲げ可能な電動工具のスイッチ構造としては、工具保持部の回転軸を中心として回動可能なSWで、回動角度に応じて変速する機能を備えている特許文献1の技術が知られている。特許文献1では、モータ部とモータ部で発生させた回転力を伝達する減速機構部等を収納した樹脂製の二つ割りハウジング(前側のハウジング)と、二つ割りハウジングに回動可能に接続され内部空間にバッテリを収容する後側のハウジングにより構成され、モータのオン又はオフをするためのスイッチが前方ハウジングの後端側に設けられる。
特開2011−73087号公報
従来技術なるスイッチでは、前方ハウジングと後方ハウジングを折り曲げた状態、即ちガンタイプの形状で使用する際には、スイッチの位置が前方ハウジングとなるために一般的なインパクト機構を備えたドライバのトリガ式変速スイッチに慣れた作業者にとっては、操作し難いとの声が少なからずあった。この原因を発明者らが検討したところ、インパクト機構を備えたドライバの一般的なトリガ式変速スイッチは、人差し指、または中指でトリガを引き込むことによりモータが回動し、ネジ締め/穴あけ等の作業が可能となるのに対して、特許文献1によるスイッチでは、先端工具の回転軸方向からみて人差し指と中指でスイッチを挟みながら回動させることにより操作することになり、指1本で操作ができないためである。
作業者が作業に使用する際、用途に応じて一般的なインパクト機構を備えたガンタイプのハウジングを有するドライバと、特許文献1のようなスイッチを備えた電動工具を交互に使用することがあるが、その際のスイッチの操作方法は統一されていた方が好ましい。また、特許文献1のようなスイッチを備えた電動工具をストレートタイプで使用する際は、本体を横向/上向で使用する際は使い勝手が良いが、紐などで吊るして下向きで使用する際は、本体を握った状態で一動作でのスイッチをONすることが難しい場合があった。加えて、作業者からは、電動工具の小形、軽量化の要望に関しても年々高まって来ており、発明者らはスイッチ操作性の向上に加えて、小形、軽量化を同時に達成することにより、真の操作性の向上が図れることとなると考えた
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、折り曲げタイプの電動工具においてスイッチの位置を後方ハウジング側に移動して使いやすいスイッチ手段を実現することにある。
本発明の他の目的は、折り曲げタイプの電動工具においてパドル式のスイッチを実現してストレート時でも折り曲げ時でもどちらも使いやすい電動工具を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、電動工具を床等に置いた際に、意に反してトリガ部や正逆切り替えレバーが動かないようにした折り曲げ式の電動工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、モータと、先端工具が装着される出力軸と、モータの回転力を出力軸に伝達する動力伝達機構と、これらを収容する筒状の前方ハウジングと、モータに電力を供給するバッテリを収容すると共にグリップ部を形成する筒状の後方ハウジングを有し、前方ハウジングの後端部と後方ハウジングの前端部で回動可能に接続する回動機構が設けられ、少なくとも前方ハウジングと後方ハウジングがストレートに配置される状態と、前方ハウジングと後方ハウジングが折り曲げて配置される状態で作業可能な電動工具において、後方ハウジング側に、バッテリからモータへの電力供給を制御するスイッチを設けた。バッテリは着脱可能に構成されたパック形式とするのが望ましく、後方ハウジングにはバッテリを着脱するための開口部を有し、スイッチはバッテリと回動機構の間に配置され、スイッチを操作するトリガ部が、後方ハウジングの下側(折り曲げによって挟まれる角に面する側)に配置される。
本発明の他の特徴によれば、トリガ部の前後位置が、後方ハウジング内に収容されたバッテリの前後位置とオーバーラップするように配置される。スイッチは可変抵抗スイッチで、トリガの操作量によってモータの回転数を調整できる。スイッチは上下方向に移動するプランジャを有し、トリガ部はパドル式であって。後端側に揺動軸を有し前方側が上下方向に揺動することによってプランジャを移動させる。揺動軸は、その軸方向が折り曲げ機構の折り曲げ方向と直交する方向であって、バッテリの前後位置とオーバーラップする位置に設けられる。
本発明のさらに他の特徴によれば、前方ハウジングの内部にはモータと回動機構が同軸上に配置され、モータの後端は回動機構(回動軸)と隣接する。モータの回転方向を切り替えるスライド式の正逆切替スイッチを有し、正逆切替スイッチはスイッチと回動軸の間に配置され、その操作レバーが後方ハウジングから左右方向に突出するように配置される。また後方ハウジングの操作レバーが突出する部分を径方向内側に窪ませることにより、操作レバーを操作した際に操作レバーの端部が後方ハウジングの径方向最外位置よりも内側に位置するようにした。バッテリの直径Dはモータの直径Dよりも小さくすれば、トリガ部をオーバーラップして配置するスペースが確保できる。後方ハウジングのトリガ部周囲には、電動工具を載置した際に自重でトリガ部が動かないように保護する突出部を形成すると良い。
請求項1の発明によれば、折り曲げ式の電動工具において、後方ハウジング側にバッテリからモータへの電力供給を制御するスイッチを設けたので、ハウジングを折り曲げてガンタイプにして作業する際にも使いやすい位置にスイッチを配置することができる。
請求項2の発明によれば、スイッチはバッテリと回動機構の間に配置され、スイッチを操作するトリガ部が後方ハウジングの下側に配置されるので、トリガ部を配置することによって後方ハウジングの全長が長くなってしまうことを防止でき、後方側ハウジングの重量バランスが良く使い勝手の良い折り曲げ式の電動工具を実現できる。
請求項3の発明によれば、トリガ部の前後位置が、後方ハウジング内に収容されたバッテリの前後位置とオーバーラップするように配置されるので、トリガ部の前後長さを比較的長めに確保しつつも後方ハウジングの全町を短く構成することができ、小型で使いやすい電動工具を実現できる。
請求項4の発明によれば、トリガの操作量によってモータの回転数を調整できるので、作業がし易い折り曲げ式の電動工具を実現できる。
請求項5の発明によれば、トリガ部はパドル式であって。後端側に揺動軸を有し前方側が上下方向に揺動することによってプランジャを移動させるので、グリップ部分を把持した際に力を入れやすく使いやすいスイッチ機構を実現できる。
請求項6の発明によれば、揺動軸はバッテリの前後位置とオーバーラップする位置に設けられるので、バッテリの配置位置に影響されることなく、ストロークを長めに確保したパドル式のスイッチ機構を実現できる。
請求項7の発明によれば、前側ハウジング内においてモータの後端は回動機構と隣接するように配置されるので、前側ハウジングを小型化することが可能となる。この結果、折り曲げ機構部から前方側のハウジングを小型化した電動工具を実現できる。
請求項8の発明によれば、正逆切替スイッチの操作レバーが後方ハウジングから左右方向に突出するように配置されるので、作業者はグリップ部から大きく手を放すことなく正逆切替スイッチを操作することができ、使いやすい折り曲げ式の電動工具を実現できる。
請求項9の発明によれば、後方ハウジングの操作レバーが突出する部分を径方向内側に窪ませたので、ストレート状の電動工具が床で転がったりした場合でも操作レバーが不用意に動くことを防止でき、安全性の一層高い電動工具を実現できる。
請求項10の発明によれば、バッテリの直径Dはモータの直径Dよりも小さいので、バッテリの下側にトリガ部を延在させるスペースを確保することができ、前後長の長いトリガ部と全長のコンパクトなハウジングを実現するという矛盾する要求を満たすことができる。
請求項11の発明によれば、後方ハウジングのトリガ部周囲には、電動工具を載置した際に自重でトリガ部が動かないように突出部を形成したので、トリガ部のスプリングによる反発力だけでなく、突起部によるストッパ的な役割によりトリガ部の誤動作をほぼ防止することができる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具1(インパクトドライバ)の全体構造を示す縦断面図であり、ストレート時の状態を示す図である。 本発明の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具1(インパクトドライバ)の全体構造を示す縦断面図であり、折り曲げ時の状態を示す図である。 図1のA−A部の断面図である。 本発明の実施例に係る電動工具のストレート時の使用状態を説明するための側面図である。 本発明の実施例に係る電動工具のストレート時の使用状態を説明するための側面図であって、本体を下向きにして作業する状態を示している図である。 本発明の実施例に係る電動工具の折り曲げ時の使用状態を説明するための側面図である。 本発明の第2の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具51(ドライバドリル)の全体構造を示す縦断面図であり、ストレート時の状態を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具51(ドライバドリル)の全体構造を示す縦断面図であり、折り曲げ時の状態を示す図である。 本発明の第3の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具の部分断面図である。 本発明の第4の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具の部分断面図である。 本発明の第5の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具の部分断面図である。 本発明の第6の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具の部分断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
電動工具1は、充電可能な電池パック30を電源とし、モータ4を駆動源として動力伝達機構を介して出力軸26に回転力と打撃力を与え、スリーブ27に覆われる装着穴26aに保持されるドライバビット等の図示しない先端工具に回転打撃力を間欠的に伝達してねじ締めやボルト締め等の作業を行う。電動工具1のハウジングは、前方ハウジング3と後方ハウジング2によって構成される。前方ハウジング3はプラスチック等の合成樹脂の成形によって左右に2分割可能に構成され、図示しないネジによって左右部分が固定される。前方ハウジング3のスリーブ27の下側には、先端工具や被締め付け材等を照射するためのLED28が設けられる。後方ハウジング2は後端に開口部2cを有する円筒形状に形成され、プラスチック等の高分子樹脂製の一体成型により製造される。前方ハウジング3と後方ハウジング2は回動軸10によって連結され、回動軸10を中心に約70度程度回動可能である。この回動する面は図1でみて前後及び上下方向を含む面(紙面と同じ面)であって、図1のように後方ハウジング2と前方ハウジング3が同軸上に並ぶ、いわゆるストレートタイプの形状から、後述する図2のように回動させた形状、いわゆるガンタイプの形状に変化させることができる。作業者は作業する場所や対象に応じてストレートタイプ又はガンタイプの形状のいずれかにセットして作業を行うことができる。
モータ4は、図示しない先端工具を回転させる駆動源として用いられるブラシ付きの直流モータであって、前方ハウジング3の後方側に収容される。本実施例ではモータ4を駆動するための電源として電池パック30が用いられる。モータ4の回転軸は、先端工具を回転させるための動力伝達機構に接続される。本実施例では動力伝達機構は、遊星歯車を用いた減速機構15と、ハンマ22とアンビル25を有する打撃機構20により構成され、モータ4と同軸上に直列に配置される。減速機構15は、モータ4の回転軸に取り付けられるサンギヤと、複数の遊星ギヤと、遊星ギヤの外周側にある固定式のリングギヤを有し、複数の遊星ギヤの回転軸を固定する遊星キャリヤを回転させる。打撃機構20は、広く使われている公知の打撃機構(インパクト機構)を用いて構成することができ、遊星キャリヤに接続されるスピンドル21、軸方向に移動可能なハンマ22、ハンマ22を付勢するスプリング24、カム溝、ボール等を含んで構成される。
電池パック30は後方ハウジング2の端部の開口部2cから内部空間に装着及び取り外しが可能な略円筒形の筐体を有するもので、いわゆるカセット式で容易に交換可能な電源である。電池パック30の筐体には図示しない2箇所の掛止部が形成され、後方ハウジング2の内壁に形成された凹部(図示せず)と係合することにより電池パック30が保持される。電池パック30を取り外すには、左右に2箇所設けられたラッチ部31を押しながら電池パック30を開口部2cから引き出す。電池パック30の後端部の形状は、後方ハウジング2の開口部2cを覆うように形成され、電池パック30の後面が後方ハウジング2の外縁部分の一部を形成する。電池パック30の前端の略四角形の角部には端子32が設けられ、一方、後方ハウジング2の基台11には複数の金属製の端子32が固定される。電池パック30を後方ハウジング2内に装着することにより端子32が電動工具1側の複数のターミナル12と接触することにより、電池パック30からの電力がモータ4に供給できる状態となる。
後方ハウジング2の内部であって電池パック30と回動軸10の間の空間には、モータ4への電力の供給・停止を制御するスイッチ(メインスイッチ)6と、モータ4の回転方向を切り替えるための正逆切替スイッチ8が収容される。本実施例においてスイッチ6は、プランジャ6aの操作量によって抵抗値が変化する、いわゆる可変抵抗スイッチを採用し、スイッチ6の操作量に応じてモータ4の回転数が変化するように構成される。スイッチ6のプランジャ6aは、プランジャ6aとの接続部分が上下方向にスライドする、いわゆるパドル式のトリガ部7により操作される。トリガ部7は前後方向に所定の長さを有し、後方側が揺動軸(回動支点)13を中心に所定の角度だけ揺動(回動)することにより、プランジャ6aとの接触部分が上下方向にスライド可能な構成とされる。本実施例では前後方向に比較的大きいトリガ部7としたため、グリップ部を兼ねる後方ハウジング2を把持した作業者は容易に握ることができ、使いやすいスイッチ機構を有する電動工具1を実現できた。トリガ部7の先端部分は、作業者が握りやすく、トリガ部7の先端部分が触覚により判断できるように下方に突出する突出部7aを設けている。尚、トリガ部7の引き荷重(=プランジャ6aの圧縮加重)は、後方ハウジング2側の全重量(電池パックを含む)をM2、前方ハウジング3側の重量をM1とすると、初期荷重Pを下式のように設定すれば良い。
(1)M2>M1の場合
P≧(M1+M2)/2
(2)M2≦M1
P≧(M1+M2)
このようにトリガ部7の引き荷重を設定すれば電動工具1を床に置いた等で、何らかの理由で電動工具1の自重がトリガ部7にかかるような状態におかれてもトリガ部7の引き荷重の方が自重よりも強いため、勝手にスイッチ6がオンになることを効果的に防止できる。
スイッチ6の前方側であって、スイッチ6と回動軸10の間の空間には正逆切替スイッチ8が設けられる。正逆切替スイッチ8はモータ4の回転方向を“正回転方向(締め付け方向)”、“逆回転方向(緩め方向)”に切り替えるためのスイッチである。正逆切替スイッチ8は操作レバー9を左右方向にスライドさせることによって操作可能であるが、操作レバー9が正回転方向位置、逆回転方向位置の2箇所だけでなく、それらの間にロック位置を設けて、それ位置に操作レバー9を固定した際に、トリガ部7が機械的に引けないようにロックするか、もしくはモータ4が電気的にオンにならないようにして、ロック機構を実現すると良い。
図2は、図1の状態から後方ハウジング2と前方ハウジング3を相対的に回動させて、いわゆるガンタイプの状態にした電動工具1の縦断面図である。本図において理解できるように、トリガ部7は、後方ハウジング2の軸方向に見て電池パック30とオーバーラップするように設けている。つまり回動軸10から後方ハウジング2の後端部までの軸方向の長さのうち、電池パック30の占める長さがLであり、トリガ部7の占める長さがLである。この図から後方ハウジング2の軸方向に見て、電池パック30とトリガ部7が、距離LLAP分だけ重なっていることが理解できるであろう。また、揺動軸13はこの重なっている部分に配置されるようにしたので、電池パック30と回動軸10の間の空間の軸方向長さに制限があってもトリガ部7の長さを十分長く構成でき、しかも後方ハウジング2の軸方向の長さがトリガ部7の形状に応じて長くなってしまうことを効果的に防止している。また前方ハウジング3においても、特許文献1で示した従来技術と違ってモータ4と回動軸10の間にスイッチ機構を収容する必要が無いので、スイッチ機構の分だけ前側ハウジングの軸方向長さを短く構成することができる。ここで電池パック30の外径DBは18mm、モータ4の直径DMは29mmであり、電池パック30の外径をモータに対して十分小さく構成したので、電池パック30側の下方に十分なスペースが確保でき、パドル式のトリガ部7を設けたとしてもグリップ部分が太くなってしまうことを防止でき、握りやすい電動工具を実現できる。
揺動軸13の軸方向は、後方ハウジング2の左右方向になるように配置される。これは回動面からみて垂直な方向である。トリガ部7の前端付近の内側には、後方ハウジング2のストッパ壁2bの内側に当接する凸部7bが形成される。またトリガ部7のスイッチ側の面は、その一部においてプランジャ6aと当接するが、プランジャ6aは図示しない圧縮スプリングによってプランジャ6aがスイッチ6から突出する方向に付勢され、作業者がトリガ部7を握ることを解除するとスプリングの作用によって凸部7bがストッパ壁2bに当接する位置、即ちモータ4がオフとなる位置まで復帰する。
本実施例では後方ハウジング2の内部空間において、電池パック30の前端面と回動軸10の間にスイッチ6と正逆切替スイッチ8の2つのスイッチを配置した。本実施例ではこれら2つのスイッチを別々の部品としているが、これらを一体型としたコンビネーションタイプの電動工具用のスイッチユニットを用いても良い。後方ハウジング2の前方上側端部は、前方ハウジング3の後部の段差部3aと当接して、ストレート時のストッパとなる突起部2dとなっている。
図3は図1のA−A部の断面図である。本実施例においては後方ハウジング2の形状は点線で示した外郭線33のようになるが、正逆切替スイッチ8を操作する操作レバー9が左右方向に移動した際に、その右端9a又は左端9bが略円形の外郭線33よりも径方向外側に突出しないように構成される。このため後方ハウジング2の左右両側において、操作レバー9の近傍付近に窪み部2eを形成し、窪み部2e内に操作レバー9の突出部が位置するように構成した。正逆切替スイッチ8はプランジャ8aを左右方向に移動させると、モータ4の回転方向が正回転又は逆回転に切り替わる。プランジャ8aは操作レバー9に固定された作用部14によって操作レバー9の移動に連動して左右に移動される。このように操作レバー9を配置すると、特にストレートタイプの形状にした電動工具1を床等において転がったりした場合に、その自重によって操作レバー9が移動してしまうことを効果的に防止できる。尚、図3の実施例では窪み2eを外郭線33に比べて比較的大きめに形成したが、窪み2eをどの程度形成するのかは任意であり、本体が転がった場合に操作レバー9が移動しないような形状ならばその他の任意の形状であっても良い。
次に図4〜図6を用いて、本実施例の電動工具1の操作時の状態を説明する。図4は電動工具1のストレート時の使用状態を示す図である。ストレート状態においては、作業者が後方ハウジング2を把持して、実際に図中矢印の方向に押し付け力をかけて電動工具を使用する。この際、作業者は、後方ハウジング2のやや直径が細くなったグリップ部分を握りながら親指でトリガ部7を操作できる。また、モータの回転方向を切り替えるための操作レバー9は親指の近傍に配置されるので、親指又は人差し指を少し移動することで容易に操作することができ、大変使いやすい折り曲げ式の電動工具1が実現できる。
図5は電動工具1のストレート時の使用状態であって、電動工具1を下向きにして作業する状態を示す図である。ここで電動工具1を下向きにする場合は、作業者40の手の握り方は図示のようにすることが多く、この場合は親指でなく、人差し指から小指にかけてトリガ部7を操作することになる。このような握り状態での使用であってもトリガ部7が長手方向に長いので容易に操作でき、モータ4の回転数を任意に調整しながらの締め付け作業を効果的に行うことができる。尚、このような握り方であっても正逆切り替え用の操作レバー9は手の直下にあるので、容易に操作をすることができる。
図6は電動工具1の折り曲げ時の使用状態を説明するための側面図であって、いわゆるガンタイプの形態にして作業する状態を示す図である。この状態では図中矢印の方向に押し付け力をかけて電動工具を使用するため、通常のインパクトドライバでの操作と同じく、図のような握り方をして操作をする。この際、作業者はトリガ部7を人差し指から小指にかけて操作することになる。尚、後方ハウジング2のもう少し下方を握って、人差し指だけでトリガ部7を操作しても良い。このように握る場合は、操作レバー9が親指のすぐ上に位置するため握った状態をさほど崩す必要も無く親指又は小指を動かすだけで容易に操作レバー9を動かすことができる。また、操作レバー9は、側面視で角が丸められた長方形状とされているが、その長手方向中心線はモータ4から先端工具までの軸線と平行になるように配置されるので、図6のようにガンタイプの形状で作業をする場合に大変使いやすい操作レバー9を実現できる。尚、図4〜6の図においては作業者の手が小さい場合を図示しているが、手のサイズが大きい作業者の場合も同様の効果が得られる。
以上説明したように図4〜図6の3つの状態においてグリップ部の握り方が異なっているが、いずれの場合においても、小形で尚且つスイッチ6のトリガ部7が手にフィットし、操作し易い仕様(配置、及び形状)の電動工具を実現できた。また、スイッチ6のトリガ部7の形状(長さ方向)を決める際、使用者の操作し易い大型のトリガ部7とすることができ、しかも電源となる電池パック30の配置位置に制約を受けることなく設定が可能となる。さらに、スイッチ6のトリガ部7と電池パック30のラップ量LLAPを最大限稼ぐことにより、グリップ部の軸方向長さを短縮することが可能となり、ストレート時は全長を短くでき、ガンタイプ時は全高を短縮することができ、コンパクトな電動工具を実現できる。
次に図7及び図8を用いて本発明の第2の実施例を説明する。図7は本発明の第2の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具51(ドライバドリル)の全体構造を示す縦断面図であり、ストレート時の状態を示す図である。電動工具51は後方ハウジング2の内部構造及び電池パック30は第1の実施例で説明した電動工具1と同一構造である。第2の実施例では前方ハウジング53側の構造が異なり、動力伝達機構として減速機構65とクラッチ機構70を含む構成となっている。
電動工具51は、電池パック30により供給される電力を利用し、駆動源たるモータ54を回転させる。モータ54の回転は減速機構65によって減速され、クラッチ機構70を介して出力軸76が所定の速度で回転駆動する。減速機構65は、モータ54の回転軸のピニオンギヤに噛合う、例えば、3段の遊星歯車減速機構(変速ギヤケース)から構成される。また減速機構65は、変速比を切換えるためのシフトノブ68を有し、作業者によるシフトノブ68の切換え操作により低速と高速の2段階の変速が可能となる。電動工具51のハウジングは、前方ハウジング53と後方ハウジング2によって構成される。前方ハウジング53と後方ハウジング2は、回動軸10を中心に約70度だけ回動可能であり、図7のように前方ハウジング53と後方ハウジング2が同軸上になるいわゆるストレートタイプの形状と、図7の状態から回動軸10を中心に回動させた、いわゆるガンタイプの形状(図8で後述)にして作業を行うことができる。前方ハウジング53は、プラスチック等の合成樹脂の成形によって左右に2分割可能に構成され、図示しないネジによって左右部分が固定される。
前方ハウジング53の先端側に配置されるクラッチ機構70は、減速機構65の出力軸に得られる回転トルクを負荷に応答して出力軸76に伝達するか否かを制御する。これにより、予めトルク調整及びモード切り替え用のダイヤル79によって所望の締付けトルク(負荷トルク)に設定しておくと、クラッチ機構70は、減速機構65の出力軸の回転力が設定した締付けトルクに達したとき、その出力軸が空転して減速機構65から出力軸76への回転伝達を遮断する機能を持つ。
クラッチ機構70は、クラッチ爪たるピン72と、第3段目の遊星歯車減速機構を構成するリングギヤ69の前端面に形成されたクラッチ爪と、ピン72を軸方向後方に押圧するコイルスプリング74と、コイルスプリング74の前方側で軸方向に移動可能な押圧部材75を含んで構成される。押圧部材75はダイヤル79を回転することによって同期して回転するように構成され、ダイヤル79を回転操作されると押圧部材75が軸方向に移動する。この押圧部材75の軸方向(前後方向)に移動することによりピン72の後方への付勢力の強さを調整することが可能となり、締付けトルク(負荷トルク)を調整できる。尚、図7では出力軸76の上側には、最前位置にある押圧部材75の断面図を示しており、出力軸76の下側には、最後位置にある押圧部材75’の断面図を示しているが、これらは理解を助けるために仮想的に上下で非対称に図示したものである。75がダイヤルを回す前であってコイルスプリング74が最も伸びた状態であり、75’がダイヤル79を回した後でコイルスプリング74が圧縮された状態である。押圧部材75は、円周方向に連続したリング状の部材であるため、実際には上下で対称な形状となる。
図8は本発明の第2の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具51(ドライバドリル)の全体構造を示す縦断面図であり、折り曲げ時の状態を示す図である。本実施例においては、従来技術である特許文献1の技術と異なりモータ54と回動軸10の間にスイッチを配置しないので、クラッチ機構70を含めることにより全長が長くなりがちな折り曲げ式ドライバドリルの前方ハウジング53を短く構成できる。第2の実施例においても図4〜図6で説明したのと同等の操作性を実現でき、コンパクトで使いやすい折り曲げ式の電動工具を実現できる。
次に図9を用いて本発明の第3の実施例を説明する。図9は電動工具101の部分断面図であって、スイッチ6及びトリガ部7の構成は同じであるものの、正逆切替スイッチ108とその操作レバー109の取り付け位置が異なる。後方ハウジング102の前方上方側には、ストレート状にした時のストッパとなる突起部102dが形成される。この突起部102dの内部に使われていない空間が存在するため、ここに操作レバー109を配置した。ここに操作レバー109を設けると、図4〜図6における操作レバー9との操作感とは異なるものの、特許文献1に示した従来技術よりも良好な操作を実現できる。
次に図10を用いて本発明の第4の実施例を説明する。図10は電動工具151の部分断面図であって、スイッチ6、正逆切替スイッチ8、及び、操作レバー9の構成は第1の実施例と同じである。しかしながら、トリガ部157の構成や形状が異なり、パドル式のスイッチとしないで、広く用いられるインパクトドライバやドライバドリル等で用いられるトリガ操作部と同じ形状に構成した。トリガ部157に接続されるスイッチ6は第1の実施例と同じ部品を用いることができ、プランジャ6aをトリガ部157によって上下方向にスライド移動させることによってモータの回転数を調整できる。第4の実施例のトリガ部157の前後方向の長さLT1は比較的短めであって、作業者が人差し指又は親指で引き操作をするのに好適なサイズとしている。また電池パックが収容される長さLと軸方向にオーバーラップしないように構成されるので、比較的にシンプルなスイッチ機構を実現でき、原価低減を効果的に行うことができる。
トリガ部157が設けられる後方ハウジング152の前側部分には、下方向にトリガ部157よりも突出する突起部152aが形成され、作業者がストレート状の電動工具151を床に置いた際に、不用意にトリガ部157が引かれた状態とならないようにストッパの役目を果たしている。プランジャ6aの周囲には図示しない圧縮スプリングが配置され、作業者がトリガ部157を引いていないときには圧縮スプリングの反発力によってトリガ部157の凸部157bが突起部152aの内壁に当接する。この当接した位置がモータの停止する位置である。
次に図11を用いて本発明の第5の実施例を説明する。図11は電動工具201の部分断面図であって、スイッチ6、正逆切替スイッチ8、及び、操作レバー9の構成は第4の実施例と同じである。しかしながら、トリガ部207の構成が異なり、図10に示したトリガ部157に比べて、パドル式でないなどその構造は同じであるが前後方向に長めに形成されている。トリガ部207に接続されるスイッチ6は第1の実施例と同じ部品を用いることができ、プランジャ6aをトリガ部207によって上下方向にスライド移動させることによってモータの回転数を調整できる。第5の実施例のトリガ部207の前後方向の長さLT2は第1の実施例に比べると短めであって、作業者が人差し指と中指で引き操作をするのに好適なサイズとしている。また電池パックが収容される長さLと軸方向にわずかにオーバーラップするように構成されるので、後方ハウジング2の全長を長くすることなく長めのトリガ部207を実現できる。トリガ部207が設けられる後方ハウジング202の前側部分には、下方向にトリガ部207よりも突出する突起部202aが形成され、作業者がストレート状の電動工具201を床に置いた際に、不用意にトリガ部207が引かれた状態とならないようにストッパの役目を果たしている。プランジャ6aの周囲には図示しない圧縮スプリングが配置され、作業者がトリガ部207を引いていないときには圧縮スプリングの反発力によってトリガ部207の凸部207bが突起部202aの内壁に当接する。この当接した位置がモータの停止する位置である。
次に図12を用いて本発明の第6の実施例を説明する。図12は電動工具251の部分断面図であって、スイッチ6、正逆切替スイッチ8、及び、操作レバー9の構成は第1の実施例と同じである。本実施例においての改良点は、パドル式のスイッチ構造を採用し、作業者が電動工具1を床に置いた際に、あやまってトリガ部257が引かれた状態となってモータが回転してしまうことを防止することにある。そのためトリガ部257及びその付近のハウジング252の形状を改良した。ハウジング252には、揺動軸263の後方に下方向に突出する突起部252bを形成し、トリガ部257の前方側には下方向に突出する突出部252aを形成した。ここで、突出部252aと突起部252bを結ぶ仮想直線(点線264)とトリガ部257の下側縁とは最低でも距離Dだけ確保するように構成した。このように構成することにより作業者がストレート状にした電動工具251を床に置いた際に、床面に当たってトリガ部257が引かれた状態となることを効果的に防止でき、安全性を一層高めた電動工具を実現できる。
以上、本発明を複数の実施例をもとに説明したが、これらの電動工具のスイッチの配置方法は、いずれの場合においても、スイッチ操作性の向上に加えて、小形化を同時に達成することができ、真の操作性の向上が図れることとなる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施例では着脱可能な電池パック30を用いて構成したが、着脱可能な構成だけでなく電池セルを直接後方ハウジングに内蔵する電動工具に適用しても良い。また、折りたたみ式の電動工具の前方ハウジングの内部に収容される動力伝達機構は、インパクト機構やクラッチ機構を含んで構成するモノだけでなく、その他の任意の機構を用いた折り曲げ式の電動工具にも同様に適用できる。さらに前方ハウジング内に収容されるモータの種類は、ブラシ付きのモータだけでなくブラシレスDCモータを用いて構成するようにしても良い。
1 電動工具 2 後方ハウジング
2b ストッパ壁 2c 開口部
2d 突起部 2e 窪み部
3 前方ハウジング 3a 段差部
4 モータ 6 スイッチ
6a プランジャ 7 トリガ部
7a 突出部 7b 凸部
8 正逆切替スイッチ 8a プランジャ
9 操作レバー 9a 右端
9b 左端 10 回動軸
11 基台 12 ターミナル
13 揺動軸 14 作用部
15 減速機構 20 打撃機構
21 スピンドル 22 ハンマ
24 スプリング 25 アンビル
26 出力軸 26a 装着穴
27 スリーブ 28 LED
30 電池パック 31 ラッチ部
32 端子 33 外郭線
40 作業者 51 電動工具
53 前方ハウジング 54 モータ
65 減速機構 68 シフトノブ
69 リングギヤ 70 クラッチ機構
72 ピン 74 コイルスプリング
75 押圧部材 76 出力軸
79 ダイヤル 101 電動工具
102 後方ハウジング 102d 突起部
108 正逆切替スイッチ 109 操作レバー
151 電動工具 152 後方ハウジング
152a 突起部 157 トリガ部
157b 凸部 201 電動工具
202 後方ハウジング 202a 突起部
207 トリガ部 207b 凸部
251 電動工具 252 ハウジング
252a 突出部 252b 突起部
257 トリガ部 263 揺動軸

Claims (11)

  1. モータと、先端工具が装着される出力軸と、前記モータの回転力を前記出力軸に伝達する動力伝達機構と、これらを収容する前方ハウジングと、
    前記モータに電力を供給するバッテリを収容すると共にグリップ部を形成する後方ハウジングを有し、
    前記前方ハウジングの後端部と前記後方ハウジングの前端部で回動可能に接続する回動機構が設けられ、
    少なくとも前記前方ハウジングと前記後方ハウジングがストレートに配置される状態と、前記前方ハウジングと前記後方ハウジングが折り曲げて配置される状態で作業可能な電動工具において、
    前記後方ハウジングに、前記バッテリから前記モータへの電力供給を制御するスイッチを設けたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記バッテリは着脱可能に構成されたパック形式であり、
    前記後方ハウジングには前記バッテリを着脱するための開口部を有し、
    前記スイッチは前記バッテリと前記回動機構の間に配置され、
    前記スイッチを操作するトリガ部が、前記後方ハウジングの下側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記トリガ部の前後位置が、前記後方ハウジング内に収容された前記バッテリの前後位置とオーバーラップするように配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
  4. 前記スイッチは可変抵抗スイッチで、前記トリガの操作量によって前記モータの回転数を調整できることを特徴とする請求項2又は3に記載の電動工具。
  5. 前記スイッチは上下方向に移動するプランジャを有し、
    前記トリガ部はパドル式であって。後端側に揺動軸を有し前方側が上下方向に揺動することによって前記プランジャを移動させることを特徴とする請求項4に記載の電動工具。
  6. 前記揺動軸は、その軸方向が前記折り曲げ機構の折り曲げ方向と直交する方向であって、前記バッテリの前後位置とオーバーラップする位置に設けられることを特徴とする請求項5に記載の電動工具。
  7. 前記前方ハウジングの内部には前記モータと前記回動機構が同軸上に配置され、
    前記モータの後端は前記回動機構と隣接することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電動工具。
  8. 前記モータの回転方向を切り替えるスライド式の正逆切替スイッチを有し、
    前記正逆切替スイッチは前記スイッチと回動軸の間に配置され、その操作レバーが前記後方ハウジングから左右方向に突出するように配置されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の電動工具。
  9. 前記後方ハウジングの前記操作レバーが突出する部分を径方向内側に窪ませることにより、前記操作レバーを操作した際に前記操作レバーの端部が前記後方ハウジングの径方向最外位置よりも内側に位置することを特徴する請求項8に記載の電動工具。
  10. 前記バッテリの直径Dは前記モータの直径Dよりも小さいことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の電動工具。
  11. 前記後方ハウジングの前記トリガ部周囲には、前記電動工具を載置した際に自重で前記トリガ部が動かないように突出部を形成したことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の電動工具。
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