JP2008183691A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】スイッチの操作性を損なうことなく作業に合わせてハウジングにおける把持位置を変更可能とする。
【解決手段】スクリュードライバ1において、ハウジング2に形成したハンドル4には、ハンドル側起動スイッチ28が備えられる一方、ボディ3には、把持部3aが形成されると共に、把持部3aを把持した手で操作可能な位置に、ボディ側起動スイッチ34が設けられて、起動スイッチ28,34の何れの操作によってもモータ6の回転駆動が可能となっている。
【選択図】図3
【解決手段】スクリュードライバ1において、ハウジング2に形成したハンドル4には、ハンドル側起動スイッチ28が備えられる一方、ボディ3には、把持部3aが形成されると共に、把持部3aを把持した手で操作可能な位置に、ボディ側起動スイッチ34が設けられて、起動スイッチ28,34の何れの操作によってもモータ6の回転駆動が可能となっている。
【選択図】図3
Description
本発明は、スクリュードライバ等の携帯用の電動工具に関する。
例えばスクリュードライバでは、特許文献1に示すように、モータを収容し先端にビットを突設したハウジングのボディの後方にハンドルが設けられており、作業者はハンドルを利用してスクリュードライバを携帯することができる。
また、ハウジングには、モータを回転駆動させてビットを回転させる起動スイッチが設けられると共に、モータの回転方向を切り替える正逆スイッチが設けられて、作業者は、ハンドルを把持した手で起動スイッチに設けたトリガー等を操作することで、起動スイッチをON/OFFできるようになっている。この場合、正逆スイッチを起動スイッチの近傍に設けて、ハンドルを把持した同じ手で正逆スイッチの操作も可能とすることが多い。
また、ハウジングには、モータを回転駆動させてビットを回転させる起動スイッチが設けられると共に、モータの回転方向を切り替える正逆スイッチが設けられて、作業者は、ハンドルを把持した手で起動スイッチに設けたトリガー等を操作することで、起動スイッチをON/OFFできるようになっている。この場合、正逆スイッチを起動スイッチの近傍に設けて、ハンドルを把持した同じ手で正逆スイッチの操作も可能とすることが多い。
このように通常はハンドルを把持して携帯が行われるが、作業の形態によってはボディを把持して携帯してネジ締めを行う等、把持部分を変えたい場合がある。しかし、この場合はボディを把持した手で起動スイッチや正逆スイッチの操作ができなくなるため、作業者は一方の手でボディを把持して携帯し、他方の手で起動スイッチや正逆スイッチの操作を行う必要があり、両手がふさがって作業性が悪くなってしまう。
そこで、本発明は、スイッチの操作性を損なうことなく作業に合わせてハウジングにおける把持位置を変えることができ、使い勝手に優れる電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングにおけるハンドル以外の部分に、把持部を少なくとも一カ所形成すると共に、把持部を把持した手で操作可能な位置に、別のモータ起動スイッチを設けて、何れのモータ起動スイッチの操作によってもモータの回転駆動を可能としたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に加えて、ハンドルにおける起動スイッチの近傍に、モータの正逆回転を切り替える正逆スイッチを設けたものにあって、モータの正逆回転の切替も容易に行えるようにするために、把持部側の別の起動スイッチの近傍にも別の正逆スイッチを設けると共に、各正逆スイッチ間での正逆切替が互いに逆となる場合にはモータの回転駆動を禁止する制御手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の目的に加えて、ハウジングに、把持部を把持した手の把持状態を補助する補助部を設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に加えて、ハンドルにおける起動スイッチの近傍に、モータの正逆回転を切り替える正逆スイッチを設けたものにあって、モータの正逆回転の切替も容易に行えるようにするために、把持部側の別の起動スイッチの近傍にも別の正逆スイッチを設けると共に、各正逆スイッチ間での正逆切替が互いに逆となる場合にはモータの回転駆動を禁止する制御手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の目的に加えて、ハウジングに、把持部を把持した手の把持状態を補助する補助部を設けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、作業者は作業に合わせてハンドルと把持部との何れかを選択して把持できると共に、何れを選択して把持しても把持側の手で起動スイッチをON操作してモータを回転駆動させることができる。よって、使い勝手が向上して作業性に優れたものとなる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、把持部側にも正逆スイッチを設けたことで、モータの正逆回転の切替も把持側の手で容易に行え、使い勝手の一層の向上が図られる。また、制御手段により、正逆スイッチを複数設けても誤動作は防止されて確実な正逆切替が維持できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、補助部を設けたことで、把持部を把持しても安定した携帯が可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、把持部側にも正逆スイッチを設けたことで、モータの正逆回転の切替も把持側の手で容易に行え、使い勝手の一層の向上が図られる。また、制御手段により、正逆スイッチを複数設けても誤動作は防止されて確実な正逆切替が維持できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、補助部を設けたことで、把持部を把持しても安定した携帯が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具の一例であるスクリュードライバの側面図、図2はその正面図、図3は縦断面図で、スクリュードライバ1において、ハウジング2は、左右の半割ハウジングを組み付けて形成され、前方(図1での左側)にボディ3を、後方にハンドル4を有している。5は、ハンドル4の下方部位に装着されて電源となるバッテリーパックである。また、ボディ3内には、下方にモータ6が収容される一方、ボディ3の上方前面には、筒状の先端ハウジング8が連結されて、ボディ3と先端ハウジング8とに跨ってドライバビット10の回転駆動部9が収容されている。
図1は、電動工具の一例であるスクリュードライバの側面図、図2はその正面図、図3は縦断面図で、スクリュードライバ1において、ハウジング2は、左右の半割ハウジングを組み付けて形成され、前方(図1での左側)にボディ3を、後方にハンドル4を有している。5は、ハンドル4の下方部位に装着されて電源となるバッテリーパックである。また、ボディ3内には、下方にモータ6が収容される一方、ボディ3の上方前面には、筒状の先端ハウジング8が連結されて、ボディ3と先端ハウジング8とに跨ってドライバビット10の回転駆動部9が収容されている。
回転駆動部9は、ボディ3内のボールベアリング12と、ボディ3及び先端ハウジング8に亘って組み付けられたスリーブ13とによってスピンドル11を回転可能に軸支しており、スピンドル11におけるボールベアリング12寄りの後方部分には、駆動ギヤ14が別体で回転可能に外装されている。一方、モータ6と回転駆動部9との間には、モータ6の出力軸7と平行に中間シャフト15が軸支されて、出力軸7に設けた第1ギヤ16が、中間シャフト15の後端に設けた第2ギヤ17と噛合し、中間シャフト15の前端に設けた第3ギヤ18が駆動ギヤ14と噛合して、出力軸7の回転を減速して伝達可能となっている。
また、回転駆動部9において、スピンドル11と駆動ギヤ14との間にはクラッチ機構19が設けられている。このクラッチ機構19は、駆動ギヤ14の前面側でスピンドル11へ別体で回転可能に外装され、駆動ギヤ14との間に跨って嵌合されたスチールボール20によって駆動ギヤ14と回転方向で連結される可動クラッチ21と、可動クラッチ21の前方でスピンドル11へ一体に固着された固定クラッチ22とを有する周知の構造で、両クラッチ21,22の対向面には、互いに噛合するクラッチ爪23,23・・が夫々突設されている。また、可動クラッチ21と固定クラッチ22との間にはコイルバネ24が介在されて、常態では、固定クラッチ22が可動クラッチ21から離れる前進位置に付勢されている。この前進位置では、固定クラッチ22が、スリーブ13に固定した係合リング25と係合して、固定クラッチ22及びスピンドル11の回転を規制するようになっている。
さらに、先端ハウジング8の前端外周には、スピンドル11の先端に差し込み装着されるドライバビット10を軸支するロックリング26がネジ結合されている。27は、ロックリング26の前方に装着されたストップリングで、ロックリング26を回転してストップリング27からのドライバビット10の突出量を変更することで、ねじ込み深さが調整可能となっている。
一方、ハンドル4内の上方には、ハンドル側起動スイッチ28とハンドル側正逆スイッチ29とが設けられている。まずハンドル側起動スイッチ28は、ハンドル4とボディ3との間に形成された把持空間30内へ突出するトリガー31を備えて、トリガー31の押し込みによってON動作するものである。また、ハンドル側正逆スイッチ29は、ハンドル4の上端際で左右方向へスライド可能に設けられた押し込みボタン32にレバー33を介して連結されて、押し込みボタン32の左右のスライドに応じて、正転、逆転、ニュートラルの切替がなされるものである。
さらに、ボディ3の後方には、後方へ僅かに膨らんだ把持部3aが形成されており、この把持部3aの近傍で回転駆動部9とモータ6との間に、ボディ側起動スイッチ34とボディ側正逆スイッチ35とが設けられている。
図4(A)は、ボディ側起動スイッチ34の設置部分の断面図で、ボディ側起動スイッチ34の後方には、両端が夫々ボディ3の左右に突出したスライドボタン37が、左右方向へスライド可能に設けられている。このスライドボタン37の後面で長手方向中央には、挟持片38が直交状に突設されて、ボディ3内で挟持片38を挟んで左右に配された一対のコイルバネ39,39によって、スライドボタン37は、挟持片38がボディ3の左右方向中央に位置する中立位置に付勢されている。また、スライドボタン37とボディ側起動スイッチ34との間には、中央に突起を後方へ向けて形成した板バネ40が左右方向に保持されて、スライドボタン37の中立位置では、スライドボタン37の前面に凹設した凹部42に板バネ40の突起41が嵌合して中立位置を維持するようになっている。この中立位置では、板バネ40の突起41を除く前面にボディ側起動スイッチ34のプランジャ36が当接している。
図4(A)は、ボディ側起動スイッチ34の設置部分の断面図で、ボディ側起動スイッチ34の後方には、両端が夫々ボディ3の左右に突出したスライドボタン37が、左右方向へスライド可能に設けられている。このスライドボタン37の後面で長手方向中央には、挟持片38が直交状に突設されて、ボディ3内で挟持片38を挟んで左右に配された一対のコイルバネ39,39によって、スライドボタン37は、挟持片38がボディ3の左右方向中央に位置する中立位置に付勢されている。また、スライドボタン37とボディ側起動スイッチ34との間には、中央に突起を後方へ向けて形成した板バネ40が左右方向に保持されて、スライドボタン37の中立位置では、スライドボタン37の前面に凹設した凹部42に板バネ40の突起41が嵌合して中立位置を維持するようになっている。この中立位置では、板バネ40の突起41を除く前面にボディ側起動スイッチ34のプランジャ36が当接している。
よって、スライドボタン37を左右何れか一方側から押圧して他方側へスライドさせると、板バネ40の突起41がスライドボタン37の凹部42から外れてスライドボタン37の前面に乗り上がり、板バネ40が前方側へ撓むように変形する。これにより、板バネ40がプランジャ36を押し込んでボディ側起動スイッチ34をONさせることになる。スライドボタン37の押圧を解除すると、コイルバネ39,39の付勢によってスライドボタン37が中立位置へ復帰するため、板バネ40の突起41が再び凹部42に嵌合してプランジャ36の突出を許容し、ボディ側起動スイッチ34をOFFさせることになる。
一方、ボディ側正逆スイッチ35は、ボディ側起動スイッチ34の下方にあって、その下面側には、切替レバー43が設けられている。この切替レバー43は、図4(B)に示すように、ボディ3に形成されて左右に開放する収容部44内にあって左右端をボディ3から突出させた板状体で、上面中央がボディ側正逆スイッチ35の下面に突設されたピン45に嵌合して、ピン45を中心に左右端が前後へ揺動可能となっている。また、切替レバー43の前方には、連結片46が突設されて、この連結片46が、ボディ側正逆スイッチ35の下面で左右方向へスライド可能に設けられた切替ボタン47に嵌合している。すなわち、切替レバー43を揺動させることで切替ボタン47をスライドさせて、ボディ側正逆スイッチ35を正転、逆転、ニュートラルの何れかに切替可能としたものである。
そして、48は、マイコン等を用いた制御手段となるコントローラで、図5に示すように、モータ6とバッテリーパック5が電気的接続されると共に、ハンドル側起動スイッチ28及びハンドル側正逆スイッチ29、ボディ側起動スイッチ34及びボディ側正逆スイッチ35が電気的接続されて、各起動スイッチ28,34のON信号と各正逆スイッチ29,35の切替信号とが夫々入力される。よって、コントローラ48は、各信号の入力に応じてモータ6の回転駆動のON/OFFと回転方向の切替とに係る制御を行うことになるが、ここでは図6の表に示すように、両正逆スイッチ29,35が共に正転又は逆転の時には夫々当該ON側でモータ6が起動し、一方の正逆スイッチが正転又は逆転で、他方の正逆スイッチがニュートラルの時(切替信号の入力がない時、表では−で示す)には一方の正逆スイッチのON側でモータ6が起動して、両正逆スイッチ29,35が互いに逆側でONとなる時にはモータ6は起動しない設定となっている。
また、把持空間30の下方側でハンドル4とボディ3との連結部49の上面には、ロックオンスイッチ50が設けられて、コントローラ48に電気的接続されている。ここではロックオンスイッチ50が1秒以上押し込まれてON信号が当該時間以上入力されると、コントローラ48はモータ6のON状態を継続させ、ロックオンスイッチ50が再び押し込まれてON信号が入力されるか、又は正逆スイッチ29,35の何れかの切替信号が入力されるかすると、モータ6を停止させるようにしている。
このように、コントローラ48を用いて電子制御を行うことで、ボディ側起動スイッチ34とボディ側正逆スイッチ35とに小型のスイッチが使用でき、ボディ3内の狭い空間内でも両スイッチ34,35の搭載が可能となっている。
このように、コントローラ48を用いて電子制御を行うことで、ボディ側起動スイッチ34とボディ側正逆スイッチ35とに小型のスイッチが使用でき、ボディ3内の狭い空間内でも両スイッチ34,35の搭載が可能となっている。
一方、51は、ボディ3の後面側で上下の連結部49,49際間に架設された補助部としてのハンドストラップで、後方の把持空間30内へ膨出するようにやや長めに調節されて、ボディ3とハンドストラップ51との間に手を差し込んで把持部3aを把持した際に、手の甲部分にハンドストラップ51が当接してボディ3を安定状態で把持できるようにしている。勿論長さの変更は可能となっている。
以上の如く構成されたスクリュードライバ1においては、ハンドル4の後方からハンドル4を把持するか、或いはボディ3とハンドストラップ51との間に手を差し込んで把持部3aを把持するかを選択して携帯することができる。
例えば、ハンドル4を把持してネジ締めを行う場合、押し込みボタン32を操作してハンドル側正逆スイッチ29を正転側に切り替えた状態で、ドライバビット10の先端をネジ頭に嵌合させてスクリュードライバ1を前方へ押し付けると、ドライバビット10及びスピンドル11がコイルバネ24の付勢に抗して後退し、固定クラッチ22が係合リング25から離れて可動クラッチ21と噛合する。ここでトリガー31を押し込み操作してハンドル側起動スイッチ28をONさせると、モータ6が回転駆動して出力軸7の回転が中間シャフト15を介して回転駆動部9の駆動ギヤ14に伝わり、その回転がスチールボール20を介して可動クラッチ21に伝わる。よって、可動クラッチ21と噛合する固定クラッチ22を介してスピンドル11及びドライバビット10も回転してネジ締めが行われる。
例えば、ハンドル4を把持してネジ締めを行う場合、押し込みボタン32を操作してハンドル側正逆スイッチ29を正転側に切り替えた状態で、ドライバビット10の先端をネジ頭に嵌合させてスクリュードライバ1を前方へ押し付けると、ドライバビット10及びスピンドル11がコイルバネ24の付勢に抗して後退し、固定クラッチ22が係合リング25から離れて可動クラッチ21と噛合する。ここでトリガー31を押し込み操作してハンドル側起動スイッチ28をONさせると、モータ6が回転駆動して出力軸7の回転が中間シャフト15を介して回転駆動部9の駆動ギヤ14に伝わり、その回転がスチールボール20を介して可動クラッチ21に伝わる。よって、可動クラッチ21と噛合する固定クラッチ22を介してスピンドル11及びドライバビット10も回転してネジ締めが行われる。
ネジ締めが進むにつれてスクリュードライバ1が前進し、ストップリング27がネジ込み面に当接すると、スクリュードライバ1の前進が停止し、ネジ締めを続けるスピンドル11のみが前進する。この最後の締付時の前進で固定クラッチ22が可動クラッチ21から離れると、スピンドル11の回転が停止することになる。
逆に、ネジの取り外し等によってスピンドル11を逆回転させる場合は、押し込みボタン32の操作でハンドル側正逆スイッチ29を逆転側に切り替えてハンドル側起動スイッチ28をONさせればよい。
逆に、ネジの取り外し等によってスピンドル11を逆回転させる場合は、押し込みボタン32の操作でハンドル側正逆スイッチ29を逆転側に切り替えてハンドル側起動スイッチ28をONさせればよい。
一方、ボディ3の把持部3aを把持してネジ締めを行う場合は、把持部3aを把持した手で切替レバー43を揺動操作してボディ側正逆スイッチ35を正転側に切り替えて、スクリュードライバ1を前方へ押し付けて固定クラッチ22と可動クラッチ21とを噛合させ、スライドボタン37を押し込んでボディ側起動スイッチ34をONさせれば、モータ6が回転駆動してネジ締めとその後のクラッチ動作とが行われる。
逆に、スピンドル11を逆回転させる場合は、切替レバー43の揺動操作によってボディ側正逆スイッチ35を逆転側に切り替えて、スライドボタン37を押し込んでボディ側起動スイッチ34をONさせればよい。
逆に、スピンドル11を逆回転させる場合は、切替レバー43の揺動操作によってボディ側正逆スイッチ35を逆転側に切り替えて、スライドボタン37を押し込んでボディ側起動スイッチ34をONさせればよい。
このように、上記形態のスクリュードライバ1によれば、ハンドル4以外の部分となるボディ3に、把持部3aを形成すると共に、把持部3aを把持した手で操作可能な位置に、ボディ側起動スイッチ34を設けて、何れの起動スイッチ28,34の操作によってもモータ6の回転駆動を可能としたことで、作業者は作業に合わせてハンドル4と把持部3aとの何れかを選択して把持できると共に、何れを選択して把持しても把持側の手で起動スイッチ28,34をON操作してモータ6を回転駆動させることができる。よって、使い勝手が向上して作業性に優れたものとなる。
特に、ボディ側起動スイッチ34の近傍にもボディ側正逆スイッチ35を設けると共に、コントローラ48によって各正逆スイッチ29,35間での正逆切替が互いに逆となる場合にはモータ6の回転駆動を禁止するようにしたことで、モータの正逆回転の切替操作も把持側の手で容易に行え、一層の使い勝手の向上が図られる。また、コントローラ48により、正逆スイッチを複数設けても誤動作は防止されて確実な正逆切替が維持できる。
さらに、ハウジング2に、把持部3aを把持した手の把持状態を補助するハンドストラップ51を設けたことで、把持部3aを把持しても安定した携帯が可能となる。
さらに、ハウジング2に、把持部3aを把持した手の把持状態を補助するハンドストラップ51を設けたことで、把持部3aを把持しても安定した携帯が可能となる。
なお、起動スイッチや正逆スイッチの動作構造は、上記形態に限定するものではなく、例えばボディ側の起動スイッチや正逆スイッチではボディの片面側からのみ操作可能としたり、スライドボタンを押し込んでONさせる形態でなく、ボディの側面に沿ってスライドさせてONさせたり等、適宜設計変更可能である。
また、補助部は、上記形態のようなフレキシブルなハンドストラップに限らず、把持部を把持した手が安定する形態であれば、ハウジングに一体成形して設けることもできる。勿論補助部の省略も可能である。
さらに、把持部は、上記形態のようにボディの後部に設けるものに限らず、ハウジングの上部や下部等、作業形態において把持する頻度が高い部分に設けても差し支えないし、把持部は一カ所に限らず、複数箇所形成することも可能である。
また、補助部は、上記形態のようなフレキシブルなハンドストラップに限らず、把持部を把持した手が安定する形態であれば、ハウジングに一体成形して設けることもできる。勿論補助部の省略も可能である。
さらに、把持部は、上記形態のようにボディの後部に設けるものに限らず、ハウジングの上部や下部等、作業形態において把持する頻度が高い部分に設けても差し支えないし、把持部は一カ所に限らず、複数箇所形成することも可能である。
そして、本発明が適用される電動工具は、スクリュードライバに限らず、タッカー等の他の種類でも対象となる。従って、モータの正逆回転が不要なタイプであれば、正逆スイッチを省略することもできる。なお、このように起動スイッチのみが複数設けられる場合は、コントローラを用いずに複数の起動スイッチを並列接続する単純な回路構成を採用してもよい。
1・・スクリュードライバ、2・・ハウジング、3・・ボディ、3a・・把持部、4・・ハンドル、5・・バッテリーパック、6・・モータ、7・・出力軸、8・・先端ハウジング、9・・回転駆動部、10・・ドライバビット、11・・スピンドル、14・・駆動ギヤ、19・・クラッチ機構、28・・ハンドル側起動スイッチ、29・・ハンドル側正逆スイッチ、30・・把持空間、31・・トリガー、32・・押し込みボタン、34・・ボディ側起動スイッチ、35・・ボディ側正逆スイッチ、37・・スライドボタン、43・・切替レバー、48・・コントローラ、51・・ハンドストラップ。
Claims (3)
- モータを収容したハウジングにハンドルを形成し、前記ハンドルを把持した手で操作可能な位置に前記モータの起動スイッチを設けた電動工具であって、
前記ハウジングにおける前記ハンドル以外の部分に、把持部を少なくとも一カ所形成すると共に、前記把持部を把持した手で操作可能な位置に、別の起動スイッチを設けて、何れの起動スイッチの操作によっても前記モータの回転駆動を可能としたことを特徴とする電動工具。 - ハンドルにおける起動スイッチの近傍に、モータの正逆回転を切り替える正逆スイッチを設けたものにあっては、把持部側の別の起動スイッチの近傍にも別の正逆スイッチを設けると共に、前記各正逆スイッチ間での正逆切替が互いに逆となる場合には前記モータの回転駆動を禁止する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
- ハウジングに、把持部を把持した手の把持状態を補助する補助部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
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