JP2014015250A - ヒンジキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャップ本体10と上蓋20とをヒンジ30により開閉自在に連結してなるヒンジキャップにおいて、上蓋20のインナーリング23の先端部に薄肉で下方に向かって外方に延びる掻き取り部25を設け、掻き取り部25の外面がキャップ本体10の注出筒13の内周面に密着することにより、脆弱ライン15の破断後の容器2内の密封を保持することができ、プルリング18により開口予定部16を切除して開封し、注出筒13から容器2内の内容物4を注出した後、キャップ本体10に上蓋20を被せる際、インナーリング23先端の掻き取り部25により、注出筒13の側面に付着し残留した容器2の内容物4を掻き落とせるようにすることで、上記の課題を達成する。
【選択図】 図6
Description
すなわち、本発明によれば、キャップ本体と上蓋とをヒンジにより開閉自在に連結したものであり、前記キャップ本体は、天面と該天面の周縁から垂下し容器の口部に装着するスカート壁とで構成され、前記天面上に注出筒を形成すると共に、該注出筒内に設けた閉鎖中板に環状の脆弱ラインにて囲った開口予定部を形成し、且つ該開口予定部の近傍で該開口予定部より内側の上面に支柱を介してプルリングを立設して、前記天面の前記注出筒より外側に前記上蓋を閉栓固定する外側壁を形成し、前記上蓋は、天板と該天板の周縁から垂下する側壁とで構成され、前記天板の内面から垂下し前記注出筒の内周面に当接してシールするインナーリングを形成し、且つ前記ヒンジの反対側の前記側壁外面から外方に突出する鍔部を設けてなるヒンジキャップにおいて、
前記上蓋のインナーリングの先端部に薄肉で下方に向かって外方に延びる掻き取り部を設け、該掻き取り部の外面が前記インナーリングの内周面に密着することにより、前記脆弱ラインの破断後の容器内の密封を保持することができ、前記プルリングにより前記開口予定部を切除して開封し、前記注出筒から前記容器内の内容物を注出した後、前記キャップ本体に前記上蓋を被せる際、前記インナーリング先端の前記掻き取り部により、前記注出筒の側面に残留した容器内容物を掻き落とせるようにしたことを特徴とするヒンジキャップが提供される。
前記キャップ本体10は、天面11とその天面11の周縁から垂下し容器2の口部3に装着するスカート壁12とで構成され、その天面11上に注出筒13を形成すると共に、この注出筒13内に設けた閉鎖中板14に環状の脆弱ライン15にて囲った開口予定部16を形成し、且つこの開口予定部16の近傍で開口予定部16より内側の上面に支柱17を介してプルリング18を立設して、天面11の注出筒13より外側に前記上蓋20を閉栓固定する外側壁19を形成し、前記上蓋20は、天板21とこの天板21の周縁から垂下する側壁22とで構成され、天板21の内面から垂下し前記注出筒13の内周面に当接してシールするインナーリング23を形成し、且つ前記ヒンジ30の反対側の側壁22外面から外方に突出する鍔部24を設けてなるものである。
注出筒13の内側面が垂直とすることで、注出筒13の内側面に付着し残留した内容物4は自重で流下する可能性が高まり、かつ、上蓋20を被せる際にインナーリング23先端との摺接の開始高さを注出筒13のより上端側からとすることができ、内容物4が自重で流下する効果と相まって、注出筒の上部の内周面に内容物が残留することを有効に回避できる。
まず、キャップ本体10に上蓋20を嵌めて、図1に示す閉じた状態のヒンジキャップ1にし、容器2内に液状味噌などの内容物4を充填したあと、容器2の口部3にヒンジキャップ1を装着、すなわち、容器2の口部3にヒンジキャップ1をあてがい打栓して、容器2内を密封する(図2参照)。その後、必要に応じてヒンジキャップ1付き容器2を包装して最終製品とする。
2、54 容器
3、55 口部
4 内容物
10、50 キャップ本体
11 天面
12 スカート壁
13、56 注出筒
14 閉鎖中板
15 脆弱ライン
15a スコア
16 開口予定部
17 支柱
18 プルリング
19 外側壁
20、51 上蓋
21 天板
22 側壁
22a リング状溝
23、57 インナーリング
24 鍔部
25 掻き取り部
26 ガイド部
27 内容物受け部
30、52 ヒンジ
53 中栓
53a 先端部
56a 内周面
58 膨出環
59 リブ
Claims (4)
- キャップ本体と上蓋とをヒンジにより開閉自在に連結したものであり、
前記キャップ本体は、天面と該天面の周縁から垂下し容器の口部に装着するスカート壁とで構成され、前記天面上に注出筒を形成すると共に、該注出筒内に設けた閉鎖中板に環状の脆弱ラインにて囲った開口予定部を形成し、且つ該開口予定部の近傍で該開口予定部
より内側の上面に支柱を介してプルリングを立設して、前記天面の前記注出筒より外側に前記上蓋を閉栓固定する外側壁を形成し、
前記上蓋は、天板と該天板の周縁から垂下する側壁とで構成され、前記天板の内面から垂下し前記注出筒の内周面に当接してシールするインナーリングを形成し、且つ前記ヒンジの反対側の前記側壁外面から外方に突出する鍔部を設けてなるヒンジキャップにおいて、
前記上蓋のインナーリングの先端部に薄肉で下方に向かって外方に延びる掻き取り部を設け、該掻き取り部の外面が前記注出筒の内周面に密着することにより、前記脆弱ラインの破断後の容器内の密封を保持することができ、前記プルリングにより前記開口予定部を切除して開封し、前記注出筒から前記容器内の内容物を注出した後、前記キャップ本体に前記上蓋を被せる際、前記インナーリング先端の前記掻き取り部により、前記注出筒の側面に残留した容器内容物を掻き落とせるようにしたことを特徴とするヒンジキャップ。 - 前記キャップ本体における脆弱ラインは、上方側からスコアを形成することにより設け、且つ前記注出筒と前記閉鎖中板との境界に設けた請求項1記載のヒンジキャップ。
- 前記上蓋のインナーリングにおける前記ヒンジ側の掻き取り部下に内容物のガイド部を設け、且つ前記キャップ本体の注出筒における前記ヒンジ側には、前記ガイド部からの内容物を受け入れる内容物受け部を設けた請求項1または2記載のヒンジキャップ。
- 前記キャップ本体の注出筒内に設けた閉鎖中板は、前記ヒンジ側に下り傾斜させて、前記プルリングにより前記開口予定部を切除し易くすると共に、前記インナーリングのガイド部を収納し易くした請求項1乃至3のいずれか1項に記載のヒンジキャップ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2012
- 2012-07-11 JP JP2012155905A patent/JP6045060B2/ja active Active
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