JP2014013650A - コネクタ端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子接触部の間隔を拡げずに、雄接続端子との接触面を、折り曲げ加工後の滑らかな板面にめっき処理した端子接触部の接触面とすることで、小型で、接続信頼性の高いコネクタ端子を提供する。
【解決手段】コネクタ端子30は、板状接続端子を接触固定する一対の端子接触部32を備えている。端子接触部32は、端子本体33に連設された折曲片が折り曲げられて形成されている。端子本体33は、底部に基板接続部31が連設され、先端部に一対の端子接触部32が連設されている。端子本体33の先端部に、向き合うように突出させた押圧部33cが形成されている。折曲片は、二つ折りされた折り曲げ部321と、押圧部33cの前方に折り曲げされた接触部322とから形成されている。接触部322のめっき面である板面が、板状接続端子に接触するので、傷つけたり、削れが発生したりすることを防止することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、一対の端子接触部の間に、雄接続端子を圧入して接触固定させるコネクタ端子に関するものである。
一対の板状接続端子が溶断する本体部の両端から同方向に突出した平型ヒューズまたは板ヒューズと称されるヒューズを装着する電気コネクタが知られている。この電気コネクタには、雄接続端子であるヒューズの板状接続端子が圧入されて挟持される一対の端子接触部を有するフォーク端子またはY端子と称されるコネクタ端子が備えられている。
このようなコネクタ端子について、特許文献1,2に記載されたものが知られている。特許文献1には、Cu合金等からなる金属板の母材の表面にAu,Ag等のメッキ層が形成された金属板をパンチ処理により打ち抜いて形成され、電気接続係止部の相互の対向面が、他の電気部品の端子(雄接続端子)との接続面であり、めっき層が現れるようにバーリング加工が施されたフォーク端子およびその製造方法が記載されている。
また、特許文献2には、金属板を打ち抜いて形成した雌コンタクトと接触するチューニングフォーク型をした雌コンタクト(雄接続端子)の接触部が、互いに逆方向に略直角に折曲されたコネクタが記載されている。
破断面を雄接続端子との対向面とすれば、雄接続端子との摺動により、雄接続端子を傷つけたり、削れが発生してカスが破断面に堆積したりして、接続信頼性を劣化させるだけでなく、摩擦が大きくなり、滑らかな挿抜が困難である。特許文献1,2に記載の従来のコネクタ端子では、雄接続端子との接触面が、腐食防止による接続信頼性向上を目的として、打ち抜き加工される際の破断面とならないよう、折り曲げ加工によりめっき面を対向面として向けているため、このような問題を防止することができる。
特開2001−326010号公報 特開平04−206175号公報
しかし、特許文献1,2に記載の従来のコネクタ端子のように、一対の端子接触部の接触部を、雄接続端子の挿抜方向の折り目を介して折り曲げて形成すると、端子接触部同士の間が大きな隙間となってしまう。端子接触部同士の間隔が拡がってしまうと、雄接続端子をしっかりと挟持することができないので、接続信頼性が低下してしまう。また、端子接触部同士の間隔が広がってしまうことにより小型化を阻害する。
そこで本発明は、端子接触部の間隔を拡げずに、雄接続端子との接触面を、折り曲げ加工後の滑らかな板面にめっき処理した端子接触部の接触面とすることで、小型で、接続信頼性の高いコネクタ端子を提供することを目的とする。
本発明のコネクタ端子は、板材を打ち抜き折り曲げ加工を施して形成される、雄接続端子を挟持して接触固定する一対の端子接触部と前記一対の端子接触部を支持する端子本体とを備えたコネクタ端子であって、
前記一対の端子接触部は、対向位置からずれた位置で前記端子本体の中心軸方向に突出させた接触部を折り曲げて接触面が形成されていることを特徴とする。
本発明のコネクタ端子によれば、端子接触部が、対向位置からずれた位置に端子本体の中心軸方向に突出させた接触部を折り曲げて形成されているため、接触部を板材から形成する際に、互いに干渉し合うことなくめっき処理した接触部同士を形成することができるので、対向する接触面同士の間を拡げることなく形成することができる。
前記接触部は、前記端子本体の中心軸を超えた位置まで突出させているのが望ましい。接触部を、端子本体の中心軸を超えた位置まで突出させていると、対向する接触面同士の間を拡げることなく、接触面を広く形成することができる。
前記一対の端子接触部のそれぞれは、前記雄接続端子の挿抜方向に延びた折り曲げ部と、前記折り曲げ部から突出させた前記接触部とを備えた折曲片が折り曲げられて形成されたものであり、前記接触部が挿抜方向と交差する方向に折り曲げられ、前記接触部の接触面を、前記中心軸に向けて対向させ、前記折り曲げ部が二つ折りされるのが望ましい。このように、一対の端子接触部を形成することで、接触面を近接させることができる。
前記端子本体に、前記中心軸に向けて突出させた一対の押圧部が形成され、前記接触部は、前記押圧部の前方に折り曲げられて形成されているのが望ましい。接触部を押圧部の前方に位置させ、接触面を雄接続端子に向けて配置することができる。
前記押圧部は、先端部が円弧状に形成され、前記接触部は、前記押圧部の先端部に沿って円弧面に形成されているのが望ましい。接触部が円弧面に形成されていることで、雄接続端子との摩擦を小さいものとすることができるので、滑らかな挿抜が可能である。また、接触部が押圧部の先端部の円弧に沿って円弧面に形成されているため、押圧部の押圧力を接触部の裏面にしっかりと伝達させることができるので、接触部同士の間に位置する雄接続端子をしっかりと挟持することができる。
前記折曲片は、前記端子本体より薄板に形成されているのが望ましい。折曲片が薄板に形成されていることで、折り返しても板厚が厚くならないため、前記端子本体とほぼ同じ厚みにできるので、ハウジングなどに嵌入する際に引っ掛かりなくスムーズに嵌入させることができる。
前記端子本体には、前記薄板とした折曲片との境界に段差部が形成され、前記折り曲げ部は、前記段差部より内側に折り曲げられているのが望ましい。折曲片が段差部より幅方向の内側に折り曲げられているので、折曲片は段差部により撓みが規制される。従って、雄接続端子を接触面で挟持したときの反力により、折曲片が幅方向の外側に撓むことを防止することができる。
本発明は、対向する接触面同士の間を拡げることなく、接触面を形成することができるので、端子本体を大きくすることなくめっき面とした滑らかな端子接触部の接触面で、雄接続端子を挟持することができる。従って、本発明は、端子接触部の間隔を拡げずに、雄接続端子との接触面を、折り曲げ加工後の滑らかな板面にめっき処理した端子接触部の接触面とすることで、小型で接続信頼性の高いコネクタ端子とすることができる。
本発明の実施の形態に係る電気コネクタと、この電気コネクタに装着されるヒューズとを示す斜視図である。 図1に示す電気コネクタの平面図である。 図1に示す電気コネクタの正面図である。 図2に示す電気コネクタのA−A線断面図である。 図2に示す電気コネクタのB部拡大図である。 図1に示す電気コネクタのコネクタ端子にヒューズを挿入した状態の正面図である。 図6に示すコネクタ端子にヒューズを挿入した状態の斜視図である。 図7に示すコネクタ端子の斜視図である。 図8に示すコネクタ端子の正面図である。 図8に示すコネクタ端子の側面図である。 図8に示すコネクタ端子の製造工程を説明するための図であり、(A)は打ち抜き加工した後、折曲片に潰し加工を施した状態を示す正面図、(B)は(A)の斜視図である。 図11に続くコネクタ端子の製造工程を説明するための図であり、(A)は接触部をしごき曲げ加工により折り曲げた状態を示す正面図、(B)は(A)の斜視図である。 図12に続くコネクタ端子の製造工程を説明するための図であり、(A)は一方の折り曲げ部を切り曲げ加工により二つ折りした状態を示す正面図、(B)は(A)の斜視図である。 図13に続くコネクタ端子の製造工程を説明するための図であり、(A)は他方の折り曲げ部を折り返し曲げ加工により二つ折りした状態を示す正面図、(B)は(A)の斜視図である。
本発明の実施の形態に係る電気コネクタを図面に基づいて説明する。
図1から図5に示す電気コネクタ10は、過電流から電気回路を保護するために、一対の雄接続端子である板状接続端子101がヒューズ本体102の両端から同方向に突出したヒューズ100を、プリント基板(図示せず)に、電気的に接続するものである。
電気コネクタ10は、樹脂により成形された絶縁ハウジング20と、コネクタ端子30とから形成されている。
絶縁ハウジング20は、板状接続端子101の挿入側から見て略矩形状に形成されている。絶縁ハウジング20のハウジング本体部21の底部のそれぞれの角部に、4本の支持脚22が形成されている。また、絶縁ハウジング20の底部の中央部に、実装されるプリント基板に挿入され、電気コネクタ10を固定させるための固定脚23が形成されている。固定脚23は、一対の半円筒形状を対向させて円筒形とし、プリント基板に挿入されたときにスルーホールの開口縁に係止する楔部が先端に形成された構成である。絶縁ハウジング20には、端子収容室24が4室×2段で合計8室形成されている。
端子収容室24には、一対のコネクタ端子30を対向させた状態で圧入される2つの端子圧入孔24aと、ヒューズ本体102が収容されるヒューズ挿入孔24bとが形成されている。端子圧入孔24aの下端部には、絶縁ハウジング20の下方から圧入されるコネクタ端子30の圧入係止部に係止する狭幅部24cが形成されている。
図6から図10に示すように、コネクタ端子30は、めっき加工された板材に、打ち抜き加工を施すと共に、折り曲げ加工を施して形成され、全体の輪郭がY字状に形成されたフォーク端子である。コネクタ端子30は、電気コネクタ10が実装されるプリント基板に挿入される基板接続部31と、雄接続端子を挟持して接触固定する一対の端子接触部32と、一対の端子接触部32をそれぞれ支持する端子本体33とを備えている。
端子接触部32は、端子本体33の先端部に設けられている。端子接触部32は、板状接続端子101の抜き方向に延びる一方の折曲片320(図11においては左側の折曲片320)と、挿入方向に延びる他方の折曲片320(図11においては右側の折曲片320)とをそれぞれに折り曲げて形成される。
折曲片320は、図9に示すように、二つ折りされる折り曲げ部321と、二つ折りされた折り曲げ部321から押圧部33cの前方に折り曲げされて接触面となる接触部322とを備えている。
折り曲げ部321は、略矩形状に形成されている。端子本体33から先端方向に設けられた一方の折り曲げ部321(図9においては左側の折り曲げ部321)には、幅方向の外側の位置に切り欠き部321aが形成されている。本実施の形態では、切り欠き部321aが折り曲げ部321の先端角部に形成されている。
一対の接触部322は、折り曲げ部321の先端部から互いが接近する方向へ、中心軸Lの位置を超えて突出させて設けられている。接触部322は、略扇状に形成されている。
端子本体33は、底部に基板接続部31が設けられていると共に、先端部に一対の端子接触部32が設けられ、V字状に形成されている。端子本体33の基端部に、端子収容室24への圧入の際に、絶縁ハウジング20の端子収容室24に形成された狭幅部24cに係止する圧入係止部33aと、端子収容室24の開口より幅広に形成されていることで、コネクタ端子30の端子収容室24への過度な進入を抑止する幅広部33bとが形成されている。端子本体33の先端部に、向き合うように突出させた押圧部33cが形成されている。押圧部33cは、略半円状に形成されていることで、先端部が円弧状に形成されている。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る電気コネクタのコネクタ端子の製造方法について、図面に基づいて説明する。
板面がめっき加工された板材を、図11(A)および同図(B)に示す輪郭形状に打ち抜き加工して、コネクタ端子30となる型板を形成する。このとき、他方の折曲片320と端子本体33との間に、押圧部33cを残して切り込みを入れる。
次に、折曲片320と押圧部33cと基端方向に延びる矩形状領域とを含む範囲(図11から図14においては斜線にて範囲を示す。)を潰し加工により端子本体33より薄板とする。このとき、一方の折曲片320(図11においては左側の折曲片320)を薄板としたときに、一方の折曲片320と端子本体33との境界に凸状の段差部33dができる。また、他方の折曲片320(図11においては右側の折曲片320)にも、折り曲げ部321に沿って段差部33dができる。
次に、図12(A)および同図(B)に示すように、接触部322を、しごき曲げ加工により雄接続端子である板状接続端子101の挿抜方向と交差する方向に折り曲げる。
次に、図13(A)および同図(B)に示すように、他方の折り曲げ部321(図13においては右側の折り曲げ部321)を切り曲げ加工により二つ折りする。更に、図14(A)および同図(B)に示すように、一方の折り曲げ部321(図12においては左側の折り曲げ部321)を折り返し曲げ加工(ヘミング)により二つ折りする。一対の接触部322は、一対の押圧部33cの前方に位置で向き合うように折り曲げられた状態となる。
以上のようにしてコネクタ端子30の端子接触部32を加工することで、接触部322を押圧部33cの前方に位置させ、接触部322の接触面を板状接続端子101に向けて配置することができる。また、折曲片320が薄板に形成されていることで、折り曲げ部321を折り返しても板厚が厚くならないため、意匠性を向上させるだけでなく、絶縁ハウジング20の端子圧入孔24aに嵌入する際に引っ掛かりなくスムーズに嵌入させることができる。
なお、図12に示すしごき曲げ加工と、図13の切り曲げ加工および図14の折り返し曲げ加工とが、入れ替わってもよい。また、図13に示す一方の折り曲げ部321の切り曲げ加工と、図14に示す他方の折り曲げ部321の折り返し曲げ加工とは、入れ替わってもよい。
次に、本発明の実施の形態に係る電気コネクタ10の使用状態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ヒューズ100の板状接続端子101をコネクタ端子30へ挿入すると、打ち抜き加工の際の破断面と異なり、接触部322の滑らかなめっき面である板面(接触面)が、ヒューズ100の板状接続端子101に接触するので、板状接続端子101を傷つけたり、削れが発生したりすることを防止することができる。また、接触部322がめっき面であるため、接触部322と板状接続端子101との摩擦を小さいものとすることができるので、滑らかな挿抜が可能である。更に、接触部322が板状接続端子101の挿入方向で円弧状に湾曲しているため、板状接続端子101をしっかりと挟持しながら、板状接続端子101との摩擦を小さいものとすることができる。
接触部322が、しごき曲げされ、押圧部33cの先端部の円弧に沿って円弧面に形成されているため、接触部322と押圧部33cとが接触して一体的になることで、接触部322の強度を増加させることができ、接触部322の撓みを防止することができる。また、接触部322が、押圧部33cの押圧力を接触部322の裏面にしっかりと伝達させることができるので、接触部322同士の間に位置する板状接続端子101をしっかりと挟持することができる。
一方の折曲片320(図13においては左側の折曲片320)を薄板としたときにできる凸状の段差部33dに、折り曲げ部321を折り曲げたときの凹状の切り欠き部321aが噛み合うため、外側への撓みが規制される。また、他方の折曲片320(図13においては右側の折曲片320)を薄板としたときにできる段差部33dに、折り曲げ部321の外側への撓みが規制される。このように、折曲片320が段差部33dより幅方向の内側に折り曲げられていることで、板状接続端子101を接触部322で挟持したときの反力により、折り曲げ部321が幅方向の外側に撓むことを防止することができる。
以上のように本実施の形態に係るコネクタ端子30によれば、それぞれの接触部322が突出した位置が中心軸Lを超えても、反対方向に延びる折り曲げ部321の先端部から接触部322を互いに接近する方向へ突出させることで、接触部322が対向位置からずれるため、接触部322を板材から形成する際に、互いに干渉し合うことなく接触部322同士を形成することができる。従って、対向する接触部322の接触面同士の間を近接させることができ、接触面を広く形成することができるので、板状接続端子101を、めっき面とした接触面でしっかりと挟持することができる。よって、電気コネクタ10は、小型で、高い接続信頼性を図ることができる。
なお、本実施の形態では、折曲片320の折り曲げ部321を挿抜方向の互いが反対となる方向へ延びるように形成されているが、折り曲げ部321の長さを変え、接触部322が干渉しないように対向位置からずれた位置となるようにすれば、同方向へ延びるようにしてもよいし、折り曲げ部321を省略して、接触部を端子本体に直接設けるようにしてもよい。
本発明は、一対の端子接触部の間に、雄接続端子を圧入して接触固定させるコネクタ端子に好適であるため、プリント基板と嵌合する各種電気・電子機器用のコネクタ、あるいは車載用のコネクタとして、電気・電子産業や自動車産業などの分野において広く利用することができる。
10 電気コネクタ
20 絶縁ハウジング
21 ハウジング本体部
22 支持脚
23 固定脚
24 端子収容室
24a 端子圧入孔
24b ヒューズ挿入孔
24c 狭幅部
30 コネクタ端子
31 基板接続部
32 端子接触部
320 折曲片
321 折り曲げ部
321a 切り欠き部
322 接触部
33 端子本体
33a 圧入係止部
33b 幅広部
33c 押圧部
33d 段差部
100 ヒューズ
101 板状接続端子
102 ヒューズ本体
L 中心軸
本発明のコネクタ端子は、板材を打ち抜き折り曲げ加工を施して形成される、雄接続端子を挟持して接触固定する一対の端子接触部と前記一対の端子接触部を支持する端子本体とを備えたコネクタ端子であって、
前記一対の端子接触部のそれぞれは、前記雄接続端子の挿抜方向に延びた折り曲げ部と、前記折り曲げ部から前記端子本体の中心軸方向に突出させた、対向位置からずれた位置の接触部とを備えた折曲片により形成され、前記接触部を挿抜方向と交差する方向に折り曲げて接触面が形成され、前記折り曲げ部を挿抜方向と交差する方向に二つ折りして、前記接触面を前記中心軸に向けて対向させたことを特徴とする。
本発明のコネクタ端子によれば、端子接触部が、対向位置からずれた位置に端子本体の中心軸方向に突出させた接触部を折り曲げて形成されているため、接触部を板材から形成する際に、互いに干渉し合うことなくめっき処理した接触部同士を形成することができるので、対向する接触面同士の間を拡げることなく形成することができる。また、このように、一対の端子接触部を形成することで、接触面を近接させることができる。
前記接触部は、前記折り曲げ部を挿抜方向と交差する方向に二つ折りする前の状態のときに、前記端子本体の中心軸を超えた位置まで突出させているのが望ましい。接触部を、端子本体の中心軸を超えた位置まで突出させていると、対向する接触面同士の間を拡げることなく、接触面を広く形成することができる。

Claims (7)

  1. 板材を打ち抜き折り曲げ加工を施して形成される、雄接続端子を挟持して接触固定する一対の端子接触部と前記一対の端子接触部を支持する端子本体とを備えたコネクタ端子であって、
    前記一対の端子接触部は、対向位置からずれた位置で前記端子本体の中心軸方向に突出させた接触部を折り曲げて接触面が形成されていることを特徴とするコネクタ端子。
  2. 前記接触部は、前記端子本体の中心軸を超えた位置まで突出させている請求項1記載のコネクタ端子。
  3. 前記一対の端子接触部のそれぞれは、前記雄接続端子の挿抜方向に延びた折り曲げ部と、前記折り曲げ部から突出させた前記接触部とを備えた折曲片が折り曲げられて形成されたものであり、
    前記接触部が挿抜方向と交差する方向に折り曲げられ、前記接触部の接触面を、前記中心軸に向けて対向させ、前記折り曲げ部が二つ折りされた請求項1または2記載のコネクタ端子。
  4. 前記端子本体に、前記中心軸に向けて突出させた一対の押圧部が形成され、
    前記接触部は、前記押圧部の前方に折り曲げられて形成された請求項3記載のコネクタ端子。
  5. 前記押圧部は、先端部が円弧状に形成され、
    前記接触部は、前記押圧部の先端部に沿って円弧面に形成されている請求項4記載のコネクタ端子。
  6. 前記折曲片は、前記端子本体より薄板に形成されている請求項1から5のいずれかの項に記載のコネクタ端子。
  7. 前記端子本体には、前記薄板とした折曲片との境界に段差部が形成され、
    前記折り曲げ部は、前記段差部より内側に折り曲げられている請求項6記載のコネクタ端子。
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