JP2014013638A - サスペンション用フレキシャー基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、接続端子部の配線強度を確保して断線を効果的に防止しつつ、外部端子との接続信頼性も確保することができるサスペンション用フレキシャー基板を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、金属支持基板と、金属支持基板上の絶縁層と、絶縁層上の配線層と、絶縁層および配線層上の保護層とを有するサスペンション用フレキシャー基板であって、前記金属支持基板、絶縁層および保護層とが開口されて形成された接続端子部の周辺において、絶縁層と保護層の一方または双方が、平面視で配線層と重なる部分を含む領域において存在していない後退領域を有することを特徴とするサスペンション用フレキシャー基板を提供することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハードディスクドライブ(HDD)に用いられるサスペンション用フレキシャー基板に関し、詳しくは接続端子部の強度に優れたサスペンション用フレキシャー基板に関するものである。
近年、インターネットの普及等によりパーソナルコンピュータの情報処理量の増大や情報処理速度の高速化が要求されてきており、それに伴って、パーソナルコンピュータに組み込まれているハードディスクドライブ(HDD)も大容量化や情報伝達速度の高速化が必要となってきている。
ハードディスクドライブは磁気記録媒体である磁気ディスク、それを高速回転させるスピンドルモータ、磁気ディスクに対して情報を読取または書込する磁気ヘッド、それを高精度に保持しつつ移動させるための各部品、これらの駆動制御回路および信号処理回路などによって構成されている。
そして、このハードディスクドライブに用いられる磁気ヘッドを支持している磁気ヘッドサスペンションと呼ばれる部品においては、一般的に、ステンレスのばねに直接銅配線等の信号線が形成されている、いわゆるワイヤレスサスペンションと呼ばれる配線一体型(フレキシャー)が採用されている。
ここで、通常、配線には、磁気ヘッドや外部回路と電気的に接続するための接続端子部が形成されているが、従来、この接続端子部の表面には、電気的接続を良好に行うために、Ni(ニッケル)やAu(金)などの金属めっき層が形成されている。
また、このような接続端子部として、近年、電子・電気機器の高密度化および小型化に対応すべく、導体パターンの片面だけではなく、両面を露出して利用するいわゆるフライングリードが普及しつつある。
図7および図8は、フライングリードを有する接続端子部の構成の一例を例示する説明図であり、図7は概略平面図を、図8は図7におけるD−Dにおける断面図を示す。
図7および図8に示すように、SUS等からなる金属支持基板200と、金属支持基板200の上に形成される第1絶縁層300と、その第1絶縁層300の上に形成される配線層400と、配線層400を被覆する第2絶縁層500とを備えたサスペンション用フレキシャー基板において、フライングリード450を有する接続端子部700は、金属支持基板200および第1絶縁層300を開口して、配線層400の裏面を露出させるとともに、第2絶縁層500を開口して配線層400の表面を露出させ、露出させた配線層400の片面または両面に、必要に応じて金属めっき層を設けることにより形成される。
そして、このようなフライングリード450を有する接続端子部700は、例えば、ボンディングツールなどを用いて、超音波振動を加えることにより、外部端子と接続される。
しかし、このようなフライングリード450を有する接続端子部700では、配線層400の両面が露出しているので、超音波が伝達されやすく、超音波振動による接合には適している反面、物理的強度が弱く、第1絶縁層300および第2絶縁層500の開口の端縁部、すなわち第1絶縁層300および第2絶縁層500と接続端子部の配線層400が交差する部分において配線層400に応力が集中して、配線層400が断線しやすいという不具合がある。
そこで、図9に示すように、第1絶縁層300および第2絶縁層500と接続端子部700の配線層400が交差する部分において配線層400の幅を太くする事により、強度を確保するサスペンション用フレキシャー基板が提案されている(特許文献1)。
また、接続端子部の配線層の露出面の片面に絶縁膜を形成した構成とし、この絶縁膜により接続端子部の配線層を補強して、切れ難くする方法も提案されている(特許文献2)。
特開2003−31915号公報 特開2006−31764号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような、フライングリードが形成された接続端子部の開口端縁部において配線層の幅を太くする方法では、配線層同士の間隔を狭める事ができず、微細化に不利である。また、配線層同士の間隔を狭める事ができないことから、今後、配線数がより増える場合には、配線層間の絶縁信頼性を保つ事ができないという不具合もある。
また、特許文献2に記載されているような、接続端子部の配線の露出面の片面に絶縁膜を形成し、この絶縁膜により配線を補強して切れ難くする方法では、外部端子との接続に際し、ボンディングツールを用いて超音波振動を加える場合に、ボンディングツールと配線の間には絶縁膜が存在するため、配線には超音波振動が直接伝わらず、外部端子との接続強度を確実に保つという接続信頼性に問題が残る。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、配線がより微細化、あるいは高密度化される場合でも、接続端子部の配線強度を確保して断線を効果的に防止しつつ、外部端子との接続信頼性も確保することができるサスペンション用フレキシャー基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明におけるサスペンション用フレキシャー基板は、金属支持基板と、金属支持基板上の絶縁層と、絶縁層上の配線層と、絶縁層および配線層上の保護層とを有するサスペンション用フレキシャー基板であって、前記金属支持基板、絶縁層および保護層とが開口されて形成された接続端子部の周辺において、絶縁層と保護層の一方または双方が、平面視で配線層と重なる部分を含む領域において存在していない後退領域を有することを特徴とする。
また、本発明におけるサスペンション用フレキシャー基板は、前記後退領域の周縁において、絶縁層と保護層の一方または双方の層の端部が曲線であることを特徴とする。
また、本発明におけるサスペンション用フレキシャー基板は、平面視での前記保護層の後退領域の面積が、前記絶縁層の後退領域の面積よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明におけるサスペンション用フレキシャー基板は、平面視での前記絶縁層の後退領域の面積が、前記保護層の後退領域の面積よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明におけるサスペンション用フレキシャー基板は、金属支持基板の開口部が、平面視において前記絶縁層の開口部および後退領域を含むことを特徴とする。
また、本発明におけるサスペンション用フレキシャー基板は、前記後退領域は、前記配線層の前記線幅方向側面に平面視でそれぞれ重なるように別体に設けられていることを特徴とする。
また、本発明におけるサスペンション用フレキシャー基板は、前記絶縁層と前記保護層の双方が、前記後退領域を有し、前記絶縁層の前記後退領域の少なくとも一部と前記保護層の前記後退領域の少なくとも一部とが、平面視で互いに重なり合うことにより積層方向に貫通する貫通領域を形成し、前記貫通領域は、前記配線層の前記線幅方向側面を露出させていることを特徴とする。
本発明によれば、端子接続時における超音波などによる応力が、配線層の特定部分に集中することを緩和でき、配線層の断線や変形の起きにくいサスペンション用フレキシャー基板を提供できる。
本発明のサスペンション用フレキシャー基板の一例を示す概略図である。 本発明のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部の一例を示す拡大平面図である。 本発明のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部の一例を示す断面図である。 接続端子部における後退領域の形状の例を示す平面図である。 本発明のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部の他の例を示す拡大平面図である。 本発明のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部の他の例を示す断面図である。 従来のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部を示す平面図である。 従来のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部を示す断面図である。 従来のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部の他の形態を示す平面図である。 本発明のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法を説明する平面図および断面図である。 図10に続く工程を説明する平面図および断面図である。 図11に続く工程を説明する平面図および断面図である。 図12に続く工程を説明する平面図および断面図である。 図13に続く工程を説明する平面図および断面図である。 図14に続く工程を説明する平面図および断面図である。 図15に続く工程を説明する平面図および断面図である。 図16に続く工程を説明する平面図および断面図である。 図17に続く工程を説明する平面図および断面図である。 図18に続く工程を説明する平面図および断面図である。 図19に続く工程を説明する平面図および断面図である。 本発明のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部の他の例を示す拡大平面図である。 図21に示す接続端子部における後退領域の形状の例を示す平面図である。 図22に示す接続端子部における後退領域の形状の他の例を示す平面図である。 本発明のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部の他の例を示す拡大平面図である。 本発明のサスペンション用フレキシャー基板における接続端子部の他の例を示す断面図である。 図25に示す接続端子部における後退領域の形状の例を示す平面図である。 本発明の実施例で用いた解析対象物を説明するための斜視図である。 本発明の実施例で用いた解析対象物の境界条件を説明するための斜視図である。 本発明の実施例で用いた解析対象物の押圧条件を説明するための図である。 本発明の第2の形態に対応する解析対象物(モデル1)の平面形状を示す図である。 本発明の第4の形態に対応する解析対称物(モデル2)の平面形状を示す図である。 比較例としての解析対象物(モデル3)の平面形状を示す図である。
以下、本発明のサスペンション用フレキシャー基板について詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の概略平面図であり、図1(b)は、図1(a)のX−Xにおける断面図である。フレキシャー基板1は、金属支持基板2と、金属支持基板2上に設けられた絶縁層3と、絶縁層3上に設けられた配線層4と、配線層4上に設けられた保護層5とを有する。図1(a)では、配線層4を簡略化して示しているため、例えばX−X部における配線層は1本で示されているが、配線の本数はこれに限らず、例えば、図1(b)に示すようにX−X部に2本あっても良く、また上下2本ずつの2層構造となっていても良い。
配線層4はその一端がスライダヘッド設置領域6に連結され、他端が接続端子部7に連結されており、接続端子部7において外部回路の端子と超音波ボンディングによって接合される。
図2は、本発明の第1の形態において、接続端子部7の近傍を拡大した平面図である。
図2(a)は保護層5側から見た平面図、図2(b)は金属支持基板2側(あるいは絶縁層3側)から見た平面図である。また、図3(a)は図2のA−Aにおける断面図であり、図3(b)は図2のB−Bにおける断面図である。図2および図3において接続端子部7は、金属支持基板2、絶縁層3および保護層5のいずれもが開口された領域であり、該領域では配線層4の表裏およびその線幅方向側面4aが露出している。すなわち、例えば図2(b)においては、破線で示された領域Xが接続端子部7である。接続端子部7において、配線層4はフライングリードを形成しており、外部回路の端子との接続性を向上させるため、必要に応じてその片面または両面に金めっき等の他の金属層を有していても良い。
一方、接続端子部の外周において、配線層4の絶縁層3側における、絶縁層3の端部31が、接続端子部から遠ざかる方向に後退しており、後退領域80が形成されている。後退領域80において、配線層4の側面は露出していないが、絶縁層3側の面は露出している。図2では、保護層5においては端部51が接続端子部から遠ざかる方向に後退する部分は無い。したがって、後退領域80において、配線層4の一方の面は露出しているが、他方の面および側面は露出していない。
また図2および図3において、金属支持基板2は、接続端子部7と、後退領域80とを含むように開口されている。これは接続端子部7において配線層4をボンディングする際に、配線層4と金属支持基板2が接触してショートするのを防ぐためである。
図4は、後退領域80とその近傍(図2(b)の領域C)を拡大した図である。後退領域80(あるいは絶縁層3)の端部31の形状は、図4(a)に示すように半円状であっても良く、あるいは図4(b)のような多角形状、図4(c)のような台形状もしくは図4(d)のような矩形状であっても良い。さらには、図4(e)のように、配線層4上とその近傍とに跨って、一体的に図4(a)ないし図4(d)のような端部形状を有していても良い。端部形状をこのような形状とすることで、配線層4が露出する部分と露出しない部分との境界線を長くとることができ、配線層4を超音波ボンディングにより外部回路の配線と接続するときに、超音波ボンディングによる絶縁層の端部31への応力の集中を緩和し、配線層4の断線や変形などの不良の発生を抑制することができる。図4においては、後退領域80が図4(a)のように頂点を有さない端部形状、あるいは図4(b)のように頂点の内角が大きい形状であるもののほうが好ましい。図4(a)のように頂点を有さなければ、頂点での応力集中を避けることができ、図4(b)のように頂点の内角が大きい形状であれば、頂点での応力集中は非常に小さいものとなるからである。また、後退領域80の後退長さL(後退領域80の、配線層4の線幅方向と直交する方向における最大長さ)は、特に限定はされないが、配線層4の線幅の0.5〜2倍程度が好ましい。
後退領域80の後退長さLが配線層4の線幅に対して小さすぎると、配線層4の断線や変形を起きにくくする効果が発揮されにくくなり、逆に大きすぎると、配線層4が露出する部分が大きくなって配線層4の劣化が起きやすくなり、導電率の悪化やインピーダンス制御への悪影響が考えられるからである。配線層4の線幅は特に限定されないが、例えば10μm〜200μmの範囲が挙げられる。配線層4の線幅が小さすぎると、導電性が悪くなる可能性があり、配線層4の線幅が大きすぎると、サスペンション用フレキシャー基板を十分に高密度化することができない可能性があるためである。
図5は、本発明の第2の形態において、接続端子部7の近傍を拡大した平面図である。
図5(a)は保護層5側から見た平面図、図5(b)は金属支持基板2側(あるいは絶縁層3側)から見た平面図である。また、図6(a)は図5のA−Aにおける断面図であり、図6(b)は図5のB−Bにおける断面図である。図5および図6において、図2および図3と共通する箇所については同じ符号を付し、説明を省略する。本実施例では、接続端子部の外周において、配線層4の保護層5側における保護層5の端部51が、接続端子部から遠ざかる方向に後退しており、後退領域81が形成されている。
また本実施例においては、図6に示すように、配線層4上において、絶縁層3の端部31の位置と保護層5の端部51の位置とが一致していない。これは絶縁層3と保護層5とで各々の端部の位置をずらすことで、応力の集中を緩和させるためである。図5および図6においては、絶縁層3が存在しない部分の面積が、保護層5が存在しない部分の面積よりも大きくなっているが、保護層5が存在しない部分の面積が、絶縁層3が存在しない部分の面積よりも大きくなっていても良い。ただし、超音波ボンディングを行うときには、配線層4に対して、絶縁層3側に比較的大きな応力が加わるため、図5、図6のように、後退領域における絶縁層3の端部31が、保護層5の端部51よりも接続端子部7から遠ざかるように形成するほうが配線層4の断線、変形等のリスクを軽減することができ、好ましい。
後退領域81(あるいは保護層5)の端部51の形状は、第1の形態で述べた絶縁層3の端部31の形状と同じように形成すれば良い。また、保護層5の端部51の形状と、絶縁層3の端部31の形状とが、同じ形状であっても異なる形状であっても良い。
図21は、本発明の第3の形態において、接続端子部7の近傍を拡大した平面図である。図21(a)は保護層5側から見た平面図、図21(b)は金属支持基板2側(あるいは絶縁層3側)から見た平面図である。また、図22は、後退領域80とその近傍(図2(b)の領域C)を拡大した図である。図21および図22において、図2および図3と共通する箇所については同じ符号を付し、説明を省略する。本実施例では、接続端子部の外周において、後退領域80は、配線層4の線幅方向側面4aに平面視でそれぞれ重なるように別体に設けられている。すなわち、図2(b)に示す領域Cに、2つの後退領域80が設けられ、各後退領域80は配線層4とその近傍とに跨がって形成されている。これにより、配線層4の線幅方向にわたって、配線層4にかかる応力をより一層効果的に緩和することができる。
図21では、保護層5においては端部51が接続端子部7から遠ざかる方向に後退する部分は無い。したがって、後退領域80において、配線層4の一方の面は露出しているが、他方の面は露出していない。また、図22に示すように、保護層5の開口部55の配線層4に直交する縁55aが、絶縁層3の開口部35の配線層4に直交する縁35aより、接続端子部7から遠ざかる方向に形成されている。これは応力の集中を緩和させるためである。なお、保護層5の縁55aが絶縁層3の縁35aより接続端子部7から遠ざかる方向に形成されることで、後退領域80において、配線層4の線幅方向側面4aの一部が露出されている。
図22に示すように、接続端子部7の外周において、互いに隣接する配線層4の間に、絶縁層3の絶縁層残余部37が形成されている。これにより、接続端子部7を支持する絶縁層3の強度を確保している。なお、各後退領域80が、配線層4上の絶縁層3の部分と絶縁層残余部37との間に介在されていることで、配線層4の断線や変形などの不良の発生をより抑制することができる。
また、各後退領域80の端部31の形状は、第1の形態で述べた絶縁層3の端部31の形状と同じように形成すれば良い。これにより、配線層4が露出する部分と露出しない部分との境界線を長くとることができ、配線層4を超音波ボンディングにより外部回路の配線と接続するときに、超音波ボンディングによる絶縁層3の端部31への応力の集中を緩和し、配線層4の断線や変形などの不良の発生を抑制することができる。
なお、図21および図22に示す形態においては、図23に示すように、各後退領域80が、その配線層4側の縁が配線層4の線幅方向側面4aに平面視で重なるとともに、当該配線層4の線幅方向側面4aから配線層4の側方に形成されていても良い。この場合、後退領域は、配線層4の近傍に形成され、後退領域80の配線層4側の縁は、当該配線層4の線幅方向側面4aに平面視で連続するように形成され、配線層4の応力集中をより緩和することができる。
図24は、本発明の第4の形態において、接続端子部7の近傍を拡大した平面図である。図24(a)は保護層5側から見た平面図、図24(b)は金属支持基板2側(あるいは絶縁層3側)から見た平面図である。また、図25(a)は、図24のA−Aにおける断面図であり、図25(b)は、図24のB−Bにおける断面図である。また、図26は、後退領域80とその近傍(図2(b)の領域C)を拡大した図である。図24ないし図26において、図21および図22と共通する箇所については同じ符号を付し、説明を省略する。本実施例では、接続端子部の外周において、配線層4の保護層5側における保護層5の端部51が、接続端子部から遠ざかる方向に後退しており、後退領域81が形成されている。当該後退領域81は、配線層4の線幅方向側面4aに平面視でそれぞれ重なるように別体に設けられている。すなわち、図2(b)に示す領域Cに、2つの後退領域80および2つの後退領域81が設けられている。これにより、配線層4の線幅方向にわたって、配線層4にかかる応力をより一層効果的に緩和することができる。
絶縁層3の後退領域80の一部と対応する保護層5の後退領域81の一部とが、平面視で互いに重なり合うことにより積層方向に貫通する貫通領域85を形成している。各貫通領域85は、対応する配線層4の線幅方向側面4aを露出させている。これにより、互いに対応する後退領域80および81において、配線層4の線幅方向側面4aは露出するとともに、絶縁層3側の面および保護層5側の面は露出し、配線層4への応力の集中をより緩和している。
また本実施例においては、図25および図26に示すように、配線層4上において、絶縁層3の端部31の位置と保護層5の端部51の位置とが一致していない。これは絶縁層3と保護層5とで各々の端部の位置をずらすことで、応力の集中を緩和させるためである。接続端子部7の外周においては、絶縁層3が存在しない部分の面積が、保護層5が存在しない部分の面積よりも小さくなっているが、保護層5が存在しない部分の面積が、絶縁層3が存在しない部分の面積よりも小さくなっていても良い。
図26に示すように、接続端子部7の外周において、互いに隣接する配線層4の間に、保護層5の保護層残余部57が形成されている。これにより、接続端子部7を支持する保護層5の強度を確保している。なお、各後退領域81が、配線層4上の保護層5の部分と保護層残余部57との間に介在されていることで、配線層4の断線や変形などの不良の発生をより抑制することができる。
後退領域81(あるいは保護層5)の端部51の形状は、第1の形態および第3の形態で述べた絶縁層3の端部31の形状と同じように形成すれば良い。また、保護層5の端部51の形状と、絶縁層3の端部31の形状とが、同じ形状であっても異なる形状であっても良い。さらに、図23に示す後退領域80と同様に、図24ないし図26に示す後退領域80、81が、その配線層4側の縁が配線層4の線幅方向側面4aに平面視で重なるとともに、当該配線層4の線幅方向側面4aから配線層4の側方に形成されていても良い。
また、絶縁層3の後退領域80の全体と対応する保護層5の後退領域81の全体とが、貫通領域85を形成するようにしても良い。
次に、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の製造方法について説明する。
図10〜図20は、前記第1の形態のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法の一例を示した図である。図10〜図20において、(a)はフレキシャー基板の上面(保護層側)から見た平面図、(b)はフレキシャー基板の下面(金属支持基板側)から見た平面図、(c)は(a)(b)におけるA−A断面図(配線層となる部分での断面図)である。
まず、図10のように、金属支持基板2、絶縁層3、シード層40および金属めっき層41を備えた基板材料9を用意する。金属支持基板2としては、SUS材が好適であるが、所望の剛性を有するものであれば特に限定されない。絶縁層3としては、例えばポリイミドが挙げられるが、絶縁性を有するものであれば特に限定されない。シード層40としては、例えばニッケル(Ni)、クロム(Cr)、銅(Cu)をスパッタリングにより形成したものが挙げられるが、その層上に金属めっき層41を形成できるものであれば特に限定されない。またシード層40は、配線層4の形成後は金属めっき層41と一体となって配線層4を成す層である。
次に、図11のように、金属めっき層41と金属支持基板2とをそれぞれ覆うようにレジスト層90、91を形成し、さらにパターニングを行う。レジスト層90、91の形成方法としては、ドライフィルムレジストをラミネートする方法や、液状レジストをスピンコートやスリットコートなどの方法により塗布する方法が挙げられる。レジスト層90、91のパターニング方法としては、例えば、所望のパターンが形成されたフォトマスクを用いてレジストを露光した後に現像を行う、いわゆるフォトリソグラフィによる方法が挙げられる。パターニングにより、レジスト層90のうち、配線層4が形成されない部分のレジストが除去され、また、レジスト層91のうち、金属支持基板2が開口される部分のレジストが除去される。
次に、図12のように、シード層40および金属めっき層41のうちのレジスト層90が存在しない部分に対して化学エッチングを行って配線層4を形成し、また、金属支持基板2のうちレジスト層91が存在しない部分に対しても化学エッチングを行って、金属支持基板開口部25が形成される。エッチング後にレジスト90、91は剥離される(図13)。
次に、図14のように、絶縁層3と配線層4とを覆うように保護層5を形成する。保護層5としては絶縁層3と同じ材料を用いることができるが、これには限定されない。
次に、図15のように、保護層5側の面を覆うようにレジスト層92を形成し、また、金属支持基板側の面を覆うようにレジスト層93を形成し、さらにパターニングを行う。
レジスト層92、93の形成方法およびパターニング方法は、上述したレジスト層90、91の形成方法と同様な方法が適用可能である。ここでレジスト層92のパターニング形状を、平面視において並列する複数の配線層4(金属めっき層41)を跨ぐ矩形パターンと、各配線層4上における矩形パターンの外周に接続した半円状のパターンとが、連続的につながった形状としておく。パターニングにより、レジスト層92のうち、保護層5が開口される部分が除去される。
次に、図16のように、保護層5のうち、レジスト層92が形成されていない部分が除去され、次いでレジスト層92およびレジスト層93が除去される(図17)。保護層5の除去方法としては、例えば保護層5がポリイミド材で形成されている場合、有機アルカリ液によるエッチングや、プラズマエッチングが挙げられる。保護層5が除去された部分である、保護層開口部55の形状は、平面視において並列する複数の配線層4(金属めっき層41)を跨ぐ矩形パターンと、各配線層4上における矩形パターンの外周に接続した半円状パターンとが、連続的につながった形状であり、絶縁層3と配線層4とが露出する。
次に、図18のように、保護層5側の面を覆うようにレジスト層94を形成し、また、金属支持基板2側の面を覆うようにレジスト層95を形成し、さらにパターニングを行う。レジスト層94、95の形成方法およびパターニング方法は、上述したレジスト層90〜93の形成方法およびパターニング方法と同様である。ここでパターニング形状を、平面視において並列する複数の配線層4(金属めっき層41)を跨ぐ矩形パターンと、各配線層4上における矩形パターンの外周に接続した半円状のパターンとが、連続的につながった形状としておく。また、絶縁層3が開口された後の絶縁層開口部35(図20参照)が、保護層開口部55よりも平面視で面積が大きくなるように、あるいは、絶縁層3が開口された後の絶縁層開口部35が、保護層開口部55よりも平面視で面積が小さくなるようにしておく。すなわち、配線層4上で絶縁層3の端部31と保護層5の端部51とが平面視位置で一致しない形状とする。さらに、絶縁層開口部35が、金属支持基板開口部25よりも平面視で面積が小さくなるようにしておく。パターニングによって、レジスト層94のうち、絶縁層3が開口される部分が除去される。
次に、図19のように、絶縁層3のうち、レジスト層94が形成されていない部分が除去される。絶縁層3の除去方法としては、例えば絶縁層3がポリイミド材で形成されている場合、保護層5の除去方法で述べた方法と同じ方法が挙げられる。
次に、図20のように、レジスト層94およびレジスト層95が除去され、本発明によるサスペンション用フレキシャー基板が得られる。
以上、本発明によるサスペンション用フレキシャー基板の製造方法を説明したが、製造方法はこれに限定されるものではない。
以下、実施例を用いて、本発明をさらに具体的に説明する。
SUS材からなる金属支持基板と、ポリイミドからなる絶縁層と、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、銅(Cu)のスパッタリング層からなるシード層と、銅めっき層からなる金属めっき層と、を積層した基板材料を用意し、その両面にドライフィルムレジストを貼り合わせた。次いでドライフィルムレジストに対して露光および現像によるパターニングを行った。パターニング形状は、金属めっき層側は配線パターンの形状とし、金属支持基板側は接続端子部を含むような矩形状とした。その後、塩化第二鉄液を用いて金属めっき層と金属支持基板に対してエッチングを行い、また露出した金属めっき層が除去された部分のシード層を除去した。これにより、絶縁層上に配線層が形成され、また、金属支持基板に矩形の開口部が形成された。
続いて、配線層が形成された側の面にポリイミドからなる保護層を形成し、さらにそれを覆うようにレジストを形成した。また、金属支持基板側の面にもレジストを形成した。
次いで、レジストに対して露光、現像によるパターニングを行った。保護層側のレジストのパターニング形状は、金属支持基板の開口部と同じ中心位置を持つ矩形パターンと、各配線層上における矩形パターンの外周に接続した半円状のパターンとが、連続的につながった形状とし、かつ金属支持基板の開口部よりも面積の小さい形状とした。その後、有機アルカリ液を用いて保護層に対してエッチングを行った。これにより、配線層の保護層側の面のうち、接続端子部および後退領域の部分が露出した。
続いて、保護層側の面および金属支持基板側の面を覆うようにレジストを形成し、レジストに対して露光、現像によるパターニングを行った。金属支持基板側のレジストのパターニング形状は、金属支持基板の開口部と同じ中心位置を持つ矩形パターンと、各配線層上における矩形パターンの外周に接続した半円状のパターンとが、連続的につながった形状であり、また金属支持基板の開口部よりも面積が小さい形状とした。尚且つ、各配線層上における矩形パターンの外周に接続した半円状のパターンの端部は、配線層を介して反対側に位置する保護層の端部よりも、矩形パターンの中心位置よりも遠くなるようにした。その後、有機アルカリ液を用いて絶縁層に対してエッチングを行った。これにより、配線層の一部において表裏が露出し、フライングリードが形成された。その後、配線層のうち、外部回路と接続される側の面に対して金メッキを行い、本発明におけるサスペンション用フレキシャー基板を得た。
次に、一例として、図27乃至図32を用いて、金属支持基板2の側からボンディングツールで配線層4を押圧した場合のシミュレーションについて説明する。当該シミュレーションにおける解析対象は、図27に示すように、配線層4のフライングリードを長手方向で半分にするとともに幅方向で半分にしたものである。図27に示す解析対象における金属支持基板2のZ方向長さは100μmであり、絶縁層3のX方向長さは250μmである。なお、図28(a)は、解析対象を、図27中の矢印Eから見た正面図であり、図28(b)は、解析対象を、図27中の矢印Fから見た側方図である。また、図面を明瞭にするために、図27乃至図29においては、後退領域は省略されている。
図28(a)に示すように、金属支持基板2、絶縁層3、配線層4および保護層5を、周期対称を考慮して固定部SによってX方向を固定した。また、図28(b)に示すように、解析対象の配線層4の先端部を、Z方向への変位はないものとして固定部SによってZ方向を固定した。また、解析対象の金属支持基板2を、本来ならば定盤に支持されていることを考慮して固定部SによってY方向を固定し、金属支持基板2、絶縁層3、配線層4および保護層5の基端部を本来ならば構造物が続いていることを考慮して固定部SによってZ方向を固定した。
解析では、配線層4がボンディングツールで押圧されることを模擬するために、図29に示すように、配線層4の先端側の所定の範囲がY方向に10μm変位する状態を模擬した。この変位を与えた範囲の縁と、絶縁層開口部35(図26等参照)の縁35aとの距離は、図29に示すように、50μmとした。また、金属支持基板2の厚さを18μm、絶縁層3の厚さを10μm、配線層4の厚さを9μm、配線層4上の保護層4の厚さを4μmとした。
解析は、図5および図6に示す本発明の第2の形態に対応するモデル1と、図24乃至図26に示す本発明の第4の形態に対応するモデル2と、比較例としてモデル1またはモデル2から後退領域80、81が取り除かれた形態のモデル3と、について行った。モデル1では、図30に示すような金属支持基板2側から見た平面形状を図27に示す解析モデルに反映させ、モデル2では、図31に示すような金属支持基板2側から見た平面形状を解析モデルに反映させた。モデル3では、図32に示すような金属支持基板2側から見た平面形状を解析モデルに反映させた。なお、図30乃至図32において示した寸法の単位はμmである。
このようにして解析を行い、配線層4に発生した最大応力を、表1に示す。
表1に示されているように、モデル3に比べて、モデル1および2において、最大応力が低減することが確認できた。このことにより、後退領域80、81を設けることにより、ボンディングツール等によって配線層4が押圧された場合における配線層4への応力の集中を緩和可能であることがわかる。
なお、上記の実施形態は例示であり、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。すなわち、図1におけるサスペンション用フレキシャー基板1の接続端子部7に本発明が適用可能であることはもちろんのこと、例えば、スライダヘッド接地領域6において、サスペンション用フレキシャー基板1とスライダヘッド(図示せず)との電気的接続を行う端子においても本発明は適用可能である。つまり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一の構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる場合であっても本発明の技術的範囲に包含される。
1 … サスペンション用フレキシャー基板
2 … 金属支持基板
3 … 絶縁層
4 … 配線層
4a … 線幅方向側面
5 … 保護層
6 … スライダヘッド設置領域
7 … 接続端子部
9 … 基板材料
25 … 金属支持基板開口部
31 … (絶縁層の)端部
35 … 絶縁層開口部
35a … 縁
37 … 絶縁層残余部
40 … シード層
41 … 金属めっき層
51 … (保護層の)端部
55 … 保護層開口部
55a … 縁
57 … 保護層残余部
80 … (絶縁層側の)後退領域
81 … (保護層側の)後退領域
85 … 貫通領域
90 … レジスト層
91 … レジスト層
92 … レジスト層
93 … レジスト層
94 … レジスト層
95 … レジスト層
200 … 金属基板
300 … 絶縁層
400 … 配線層
450 … フライングリード
500 … 保護層
700 … 接続端子部
L … 後退長さ

Claims (7)

  1. 金属支持基板と、金属支持基板上の絶縁層と、絶縁層上の配線層と、絶縁層および配線層上の保護層とを有するサスペンション用フレキシャー基板であって、
    前記金属支持基板、絶縁層および保護層がいずれも開口されており、配線層の表裏およびその線幅方向側面が露出している接続端子部を有し、
    前記接続端子部の周辺において、絶縁層と保護層の一方または双方が、平面視で配線層と重なる部分を含む領域において存在していない後退領域を有することを特徴とするサスペンション用フレキシャー基板。
  2. 前記後退領域の周縁において、絶縁層と保護層の一方または双方の層の端部が曲線であることを特徴とする、請求項1に記載のサスペンション用フレキシャー基板。
  3. 平面視での前記保護層の後退領域の面積が、前記絶縁層の後退領域の面積よりも大きいことを特徴とする、請求項1または2に記載のサスペンション用フレキシャー基板。
  4. 平面視での前記絶縁層の後退領域の面積が、前記保護層の後退領域の面積よりも大きいことを特徴とする、請求項1または2に記載のサスペンション用フレキシャー基板。
  5. 前記接続端子部および前記後退領域において、平面視での前記金属支持基板の開口が、前記絶縁層の開口を含んでいることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のサスペンション用フレキシャー基板。
  6. 前記後退領域は、前記配線層の前記線幅方向側面に平面視でそれぞれ重なるように別体に設けられていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のサスペンション用フレキシャー基板。
  7. 前記絶縁層と前記保護層の双方が、前記後退領域を有し、
    前記絶縁層の前記後退領域の少なくとも一部と前記保護層の前記後退領域の少なくとも一部とが、平面視で互いに重なり合うことにより積層方向に貫通する貫通領域を形成し、
    前記貫通領域は、前記配線層の前記線幅方向側面を露出させていることを特徴とする、請求項6に記載のサスペンション用フレキシャー基板。
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