JP2014012956A - 断熱パネル及び断熱パネルの製造方法 - Google Patents

断熱パネル及び断熱パネルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】真空断熱材を保護するだけでなく、表面板への錆びの発生をも防ぐことができる断熱パネル及び断熱パネルの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、表面板1の裏側に真空断熱材4が積層された断熱パネルである。表面板1は、金属板2が樹脂3により被覆されたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、断熱パネル及び断熱パネルの製造方法に関する。
従来、真空断熱材が用いられた断熱パネルが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載の断熱パネルは、面材と、真空断熱体とを備えている。面材は、金属板により形成されている。真空断熱体は、面材の裏側に積層されている。
このように特許文献1記載の断熱パネルによれば、面材が金属板により形成されているため、面材に画鋲などが差し込まれるのを防ぐことができ、真空断熱材に孔が開くのを防ぐことができる。
特開2008−95465号公報
しかしながら、この特許文献1記載の断熱パネルは、金属板からなる面材が露出しているため、面材に錆が生じてしまう場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、真空断熱材を保護するだけでなく、表面板への錆びの発生をも防ぐことができる断熱パネル及び断熱パネルの製造方法を提供することにある。
本発明の断熱パネルは、表面板の裏側に真空断熱材が積層された断熱パネルであって、前記表面板は、金属板が樹脂により被覆されたものであることを特徴とする。
またこの断熱パネルにおいて、前記金属板は、この金属板の第一端部に設けられ表側または裏側に向かって開口する凹溝部と、前記第一端とは反対側の端部の第二端部に設けられ隣接する他の断熱パネルの凹溝部に嵌合接続される突条部とを備え、この金属板が前記樹脂により被覆されたものであることが好ましい。
またこの断熱パネルにおいて、下地材に当接する裏面部を有しており、前記凹溝部が表側に向かって開口しており、前記凹溝部の裏側の面が、前記裏面部よりも表側に位置していることが好ましい。
またこの断熱パネルにおいて、前記金属板の凹溝部を芯材とする嵌合凹部を備えており、この嵌合凹部は、前記凹溝部よりも裏側に設けられて断熱部を形成する凹所を有していることが好ましい。
また本発明の断熱パネルの製造方法は、金属板を樹脂により被覆する被覆工程と、前記金属板の上面に断熱材収容部を形成する収容部形成工程と、前記被覆工程及び収容部形成工程の後、前記断熱材収容部に真空断熱材を配置し、その状態で前記断熱材収容部に樹脂発泡体を充填する断熱材充填工程とを具備することを特徴とする。
またこの断熱パネルの製造方法は、前記被覆工程が、前記金属板の断面形状と略同じ形状の樹脂流出口を有する押出金型を用いて、前記金属板を前記樹脂流出口に通しながら樹脂を押し出し、これにより前記金属板を樹脂で被覆するものであることが好ましい。
またこの断熱パネルの製造方法は、前記収容部形成工程が、前記被覆工程後、前記被覆された金属板の端縁を曲げ加工しこれにより前記断熱材収容部を形成するものであることが好ましい。
またこの断熱パネルの製造方法は、前記収容部形成工程が、前記被覆工程時に押し出し成形により前記金属板の上面に立上部を形成し、これにより前記断熱材収容部を形成するものであることが好ましい。
またこの断熱パネルの製造方法は、前記被覆工程の前に、前記金属板の第一端部に凹溝部を形成し、且つ一端部とは反対側の第二端部に、他の断熱パネルの凹溝部に嵌合接続される突条部を形成する曲げ工程を行ない、前記被覆工程は、前記曲げ工程後の金属板の断面形状と略同じ形状の前記樹脂流出口を有する前記押出金型を用いて、前記金属板を前記樹脂流出口に通しながら樹脂を押し出し、これにより前記金属板を樹脂で被覆するものであることが好ましい。
本発明の断熱パネルによれば、表面板が金属板を樹脂により被覆したものであるため、真空断熱材を保護できるだけでなく、表面板に錆びが発生するのを防ぐことができる。
また本発明の断熱パネルの製造方法によれば、樹脂により被覆された金属板に真空断熱材を取り付けることができるため、真空断熱材を保護することができ、また表面板への錆びの発生を防ぐことができる
実施形態1の断熱パネルの一部を省略した断面図である。 実施形態2の断熱パネルの断面図である。 実施形態2の断熱パネルの一部を省略した断面図である。 実施形態2の断熱パネルの接続部分を示す要部断面図である。 実施形態2の断熱パネルの凹所に断熱材を配置した断面図である。 (a)〜(d)は、製造方法1の製造工程を示す概略図である。 製造方法1の第2の工程を示す概略図である。 (a),(b)は、製造方法2の製造工程を示す概略図である。 製造方法2の押出金型の樹脂流出口の断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
実施形態1の断熱パネルは、建材用のパネルである。断熱用パネルは、例えば、内装パネルや外装パネル等の壁パネル、床パネル、天井パネル、屋根パネル等として使用される。断熱パネルは、図1に示されるように、表面板1と、真空断熱材4と、樹脂発泡体5とを備えている。真空断熱材4および樹脂発泡体5は、表面板1の裏側に積層一体化されている。
表面板1は、金属板2が樹脂3により被覆されることで構成されている。金属板2は、例えば鋼板である。金属板2の厚みは、例えば、約0.15mmである。なお、鋼板として、亜鉛めっき鋼板や、塗装鋼板や、錫めっき鋼板などが使用されていてもよい。金属板2は、鋼板に限らず、特に限定されない。
表面板1を被覆する樹脂3は、合成樹脂であり、例えば、塩化ビニルである。この樹脂3は、表面板1の表側及び裏側を被覆する。言い換えると、樹脂3は、表面板1の表裏両面に積層されている。樹脂3の厚みは、例えば、表側の樹脂層として、0.15〜0.5mmであり、裏側の樹脂層として、0.15〜0.5mmである。なお、表面板1は、金属板2の表面だけに樹脂3で被覆されたものであってもよい。
樹脂3は、熱可塑性樹脂であってもよいし、熱硬化性樹脂であってもよい。樹脂3として、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC樹脂)、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合樹脂(ABS樹脂)、アクリロニトリル-スチレン-アクリルゴム共重合樹脂(ASA樹脂)、アクリロニトリル-スチレン共重合樹脂(AS樹脂)、シリコン系複合ゴム変性アクリロニトリル-スチレン共重合樹脂(SAS樹脂)、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA樹脂)、メチルメタクリレート-ブチルアクリレート共重合樹脂、メチルメタクリレート-スチレン共重合樹脂(MS樹脂)等のアクリル系樹脂またはポリエステル系樹脂もしくはこれらの混合樹脂などが挙げられる。なお、金属板2を被覆する樹脂3は、特に限定されない。
表面板1は、本体部11と、立上部12と、端縁部13とを備えている。本体部11は、断熱パネルの表側の面を構成する。本体部11は、長さと幅とを有しており、正面視矩形状である。例えば、断熱パネルが内装パネルとして使用されている場合、本体部11は部屋の内装面を構成する。この場合、本体部11が室内側に露出して化粧面を構成してもよい。また、本体部11には壁紙が貼着されてもよい。
立上部12は、本体部11の端部から、本体部11に直角となるよう延出している。立上部12は、本体部11の幅方向の両端と、長さ方向の両端とにそれぞれ設けられている。また、立上部12は、長さ方向の全長に亙って設けられている。また立上部12は、幅方向の略全長に亙って設けられている。言い換えると、立上部12は、断熱パネルの全周に設けられている。なお、立上部12は、長さ方向の両端のみに設けられたものであってもよい。また、立上部12は、幅方向の両端のみに設けられたものであってもよい。
端縁部13は、立上部12の裏側の先端から内側に向かって延出している。端縁部13は、本体部11に略平行となっている。端縁部13は、例えば、断熱パネルが下地材(図示せず)の表側に取り付けられると、下地材に当接する。
本体部11と立上部12と端縁部13とは、平板状の金属板2を曲げ加工することで形成されている。本実施形態の表面板1は、金属板2を樹脂3により被覆した後に、被覆した金属板2を曲げ加工することで形成されている。なお、金属板2を曲げ加工して本体部11と立上部12と端縁部13とを形成した後に、この曲げ加工した金属板2を樹脂3により被覆してもよい。断熱パネルの製造方法については、後述する。
表面板1は、断熱材収容部14を備えている。断熱材収容部14は、本体部11と立上部12と端縁部13とに囲まれた箇所である。断熱材収容部14には、真空断熱材4と、樹脂発泡体5とが収容される。断熱材収容部14は、表面板1の裏側に設けられている。
真空断熱材4は、断熱材収容部14内に配置されている。真空断熱材4は、本体部11の裏面に接着により固定されている。言い換えると、真空断熱材4は、表面板1に積層されている。なお、真空断熱材4は、接着固定されていなくてもよい。
真空断熱材4は、所定の幅と、所定の長さとを有し、平面視矩形状をしている。言い換えると、真空断熱材4は、所定のサイズに形成される。例えば、包装材41と、芯材(図示せず)とを備えている。芯材は、包装材41の内部に封入されている。包装材41は、ガスバリア性(ガス不透過性)を有している。包装材41は、内部が真空状態に保持された状態で、外周部がシールされている。なお、芯材としては、シリカやパーライト等の無機質紛体、グラスウール等の無機繊維、連続気泡の発泡ウレタン等の連通フォーム等が用いられる。
樹脂発泡体5は、断熱材収容部14に真空断熱材4が接着された状態で、この断熱材収容部14に充填される。樹脂発泡体5として、例えば、硬質発泡ウレタンが用いられる。硬質発泡ウレタンとしては、例えば、難燃性を有する硬質イソシアヌレートフォームが用いられる。また、その他の樹脂発泡体5としては、例えば、ポリスチレンフォーム・フェノールフォーム等の樹脂発泡体5や、ペンタンからなる発泡剤により構成されたフロン不使用の樹脂発泡体5などが挙げられる。樹脂発泡体5は、特に限定されない。
樹脂発泡体5は、断熱材収容部14に注入された流動性を有する発泡体材料51が、加熱されることで、発泡し硬化する。これにより、樹脂発泡体5は真空断熱材4を外側(裏側及び側方側)から覆う。
以上説明したように、本実施形態の断熱パネルは、表面板1の裏側に真空断熱材4が積層されている。表面板1は、金属板2が樹脂3により被覆されている。
このように本実施形態の表面板1は金属板2により構成されているため、表面板1に画鋲や釘が打ち込まれるのを防ぐことができ、これにより、真空断熱材4に孔が開けられるのを防ぐことができる。そのうえ、本実施形態の表面板1は、金属板2により構成されていたとしても、金属板2が樹脂3により被覆されて露出しないため、表面板1に錆が生じるのを防ぐことができる。
なお、本実施形態の断熱パネルには、裏面材が設けられていないが、裏面材が設けられていてもよい。裏面材は、樹脂発泡体5の裏側に積層される。裏面材は、例えば、クラフト紙や合成樹脂シートにより構成される。
次に、実施形態2について図2に基づいて説明する。なお、本実施形態は実施形態1と大部分において同じであるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態の断熱パネルは、表面板1と、真空断熱材4と、樹脂発泡体5とを備えている。真空断熱材4および樹脂発泡体5は、表面板1の裏側に積層一体化されている。なお、真空断熱材4や樹脂発泡体5は、実施形態1と同じである。
表面板1は、金属板2が樹脂3により被覆されることで構成されている。表面板1は、本体部11と、立上部12と、嵌合凹部15と、嵌合凸部16とを備えている。
嵌合凹部15は、断熱パネルの第一端部18に設けられている。第一端部18は、断熱パネルにおける一端に位置する。嵌合凹部15は、他の断熱パネルの嵌合凸部16に嵌合接続される。嵌合凹部15は、表側に向かって開口している。すなわち、嵌合凸部16は、嵌合凹部15に対して、表側から裏側(前方から後方)に向かって挿入される。
嵌合凹部15は、ガイド部17を有している。ガイド部17は、嵌合凹部15内に嵌合凸部16を導入する。ガイド部17は、図3に示されるように、一対の傾斜部171を有している。各傾斜部171は、嵌合凹部15の開口縁に設けられている。傾斜部171同士は、表側に向かうほど、互いに離れるよう傾斜している。
図4に示されるように、嵌合凹部15の内面には、第1突起部151が設けられている。また、第1突起部151に対向する嵌合凸部16の側面には、第2突起部161が設けられている。嵌合凹部15に嵌合凸部16が挿入されると、第2突起部161が第1突起部151を乗り越え、その後、嵌合凹部15と嵌合凸部16とが接続される。嵌合凹部15と嵌合凸部16とが嵌合接続されると、第1突起部151と第2突起部161とが係合するようになっている。
嵌合凸部16は、図2に示されるように、断熱パネルの第二端部19に設けられている。第二端部19は、断熱パネルにおける第一端とは反対側に位置する第二端に位置する。嵌合凸部16は、他の断熱パネルの嵌合凹部15に嵌合接続される。嵌合凸部16は、本体部11の第二端部19から裏側に向かって突出している。
嵌合凸部16および嵌合凹部15は、本体部11の長さ方向の略全長に亙って設けられている。なお、嵌合凸部16および嵌合凹部15は、長さ方向ではなく幅方向の略全長に亙って設けられていてもよいし、長さ方向と幅方向のいずれにも設けられていてもよい。また、嵌合凸部16および嵌合凹部15は、連続していなくてもよく、断続して設けられていてもよい。
金属板2は、図3に示されるように、本体板部21と、凹溝部22と、突条部23とを備えている。本体板部21と凹溝部22と突条部23とは、平板状の金属板2に曲げ加工を施すことで一体に形成されている。
本体板部21は、表面板1の本体部11の芯材となる。本体板部21は、平坦な面により構成されている。
凹溝部22は、本体板部21の第一端から延出している。言い換えると、凹溝部22は、金属板2の第一端部18に設けられている。凹溝部22は、表側に向かって開口する。凹溝部22は、嵌合凹部15の芯材となる。凹溝部22の裏側の面(底部の裏面)は、断熱パネルの裏面部6よりも表側に位置している。裏面部6は、断熱パネルの裏側の面である。裏面部6は、下地材に当接する。すなわち、凹溝部22の裏側の面は、下地材に非当接となる。したがって、本体部11が熱せられたとしても、その熱が下地材に伝導しにくくなる。
突条部23は、本体板部21の第二端から裏側に向かって延出している。言い換えると、突条部23は、本体板部21の第二端部19に設けられている。突条部23は、嵌合凸部16の芯材となる。嵌合凸部16は、嵌合凹部15に挿入されることで、嵌合凹部15に嵌合接続される。このとき、突条部23は、凹溝部22に挿入され、つまり、凹溝部22に嵌合接続される。
また嵌合凹部15は、嵌合凸部16が挿入される箇所とは別に、凹所152を有している。凹所152は、凹溝部22の裏面よりも裏側に設けられている。凹溝部22は、裏面部6から表側に向かって凹没している。凹所152は断熱部153を形成する。つまり、断熱パネルの本体部11が熱せられた場合に、金属板2の本体板部21から凹溝部22に向かって熱が伝導したとしても、凹溝部22の裏側の面と下地材との間には断熱部153となる凹所152が介在するため、その熱が下地材に伝導しにくくなる。
この凹所152は、空所により構成されている。空所により構成されると、空気層が断熱部153として作用する。またこの凹所152は、図5に示すように、金属板2を被覆する樹脂3よりも熱伝導率の低い断熱材154が収容配置されることで、断熱部153を形成したものであってもよい。
以上説明したように本実施形態の断熱パネルは、金属板2が樹脂3により被覆された表面板1を備えている。金属板2は、凹溝部22と、突条部23とを備えている。凹溝部22は、金属板2の第一端部18に設けられている。凹溝部22は、表側に向かって開口する。突条部23は、第二端部19に設けられている。第二端部19は、第一端部18とは反対側の端部である。突条部23は、隣接する他の断熱パネルの凹溝部22に嵌合接続される。
このように、本実施形態の断熱パネルによれば、嵌合凹部15の厚み内に凹溝部22が埋設されており、凹溝部22を嵌合凹部15の芯材とすることができるため、嵌合凹部15の強度を向上させることができる。また、本実施形態の断熱パネルによれば、嵌合凸部16の厚み内に突条部23が埋設されており、突条部23を嵌合凸部16の芯材とすることができるため、嵌合凸部16の強度を向上させることができる。
ここで、本実施形態の断熱パネルが、下地材としての壁下地板やコンクリート壁(以下、下地板と言う)に接着固定される場合がある。このとき、接着剤が硬化するまでの間、断熱パネルを、両面テープにより下地板に仮支持する必要がある。ところが、仮に、嵌合凹部15が側方に向かって開口していると、接続しようとする他の断熱パネルを、両面テープを貼着した状態で下地板に沿って移動させる必要があるため、作業が難しくなる。
これに対し、本実施形態の断熱パネルは、嵌合凹部15と嵌合凸部16とが、表側から裏側に向かって接続されるため、仮支持のための作業が容易にできる。つまり、施工者は、接続しようとする断熱パネルを、下地板の表面上を滑らせて移動させる必要がないため、両面テープを用いた仮支持も容易にできる。
また本実施形態の断熱パネルは、裏面部6を有している。裏面部6は下地材に当接する。また、凹溝部22は、表側に向かって開口している。また凹溝部22の裏側の面は、裏面部6よりも表側に位置している。
このように、本実施形態の断熱パネルが下地材に取り付けられた状態では、凹溝部22は下地材に接触していないため、金属板2を伝導した熱は凹溝部22を介して下地材に伝導しにくくなる。これにより、本実施形態の断熱パネルによれば、ヒートブリッジ(熱橋)を防ぎ、断熱性を向上させることができる。
また本実施形態の断熱パネルは、嵌合凹部15を備えている。嵌合凹部15は、金属板2の凹溝部22を芯材とする。また、嵌合凹部15は、凹所152を有している。凹所152は、凹溝部22よりも裏側に設けられている。凹所152は断熱部153を形成する。
このように、本実施形態の断熱パネルは、下地材に取り付けられた状態では、凹溝部22が下地材に接触していないだけでなく、凹溝部22の裏面と下地材との間に断熱部153が介在する。このため、本実施形態の断熱パネルによれば、より一層、断熱性を向上させることができる。
なお、実施形態1,2の断熱パネルは、嵌合凹部15が表側に向かって開口し、嵌合凸部16の先端が裏側に臨んでいたが、嵌合方向が前後方向であれば、嵌合凹部15と嵌合凸部16とは逆であってもよい。つまり、嵌合凹部15が裏側に向かって開口し、嵌合凸部16の先端が表側に臨んでいてもよい。
また、本実施形態の断熱パネルには、裏面材が設けられていないが、裏面材が設けられていてもよい。裏面材は、樹脂発泡体5の裏側に積層される。裏面材は、例えば、クラフト紙や合成樹脂3シートにより構成される。裏面部6の大部分は、この裏面材により構成される。
次に、実施形態1の断熱パネルの製造方法について説明する。以下、本製造方法を製造方法1として、図6,7に基づいて説明する。
製造方法1は、被覆工程(図6(a)参照)と、切断工程と、収容部形成工程(図6(b)参照)と、断熱材充填工程(図6(c)(d)参照)とを具備している。本製造方法は、被覆工程を実施し、その後に、切断工程と収容部形成工程とを実施し、その後、断熱材充填工程を行なう。これら全工程は、搬送装置80を用いて順に実施される。
なお、本製造方法は、金属板2がロール状に巻かれたフープ材7を用いて、順に工程を実施する。このため、本製造方法は切断工程を具備しているが、予め所定サイズにカットされた金属板2を用いる場合には、切断工程はなくてもよい。
搬送装置80は、例えば、特に図示しないが、プーリと、プーリに掛け回される搬送ベルトと、駆動プーリを駆動するモータ等の駆動手段とを備えたベルトコンベア装置が挙げられる。また、他の搬送装置80としては、例えば、特に図示しないが、搬送方向に並設されるローラと、ローラを駆動するモータ等の駆動手段と、を備えたローラ装置が挙げられる。このように、搬送装置80としては、既存の搬送装置80が適宜使用可能であり、特に限定されない。この搬送装置80は、全工程において、ワーク(加工対象となる中間生成物)の搬送に用いられるが、一部の工程において用いられてもよい。
被覆工程(図6(a)参照)は、金属板2を樹脂3により被覆する。被覆工程には、押出金型9が用いられる。押出金型9には、フープ材7から金属板2が連続して送り込まれる。
押出金型9は、例えば、コンテナ(図示せず)と、ダイス(図示せず)と、加圧部材(図示せず)とを備えている。コンテナ内には、流動性を有する樹脂材料が供給される。コンテナ内には、フープ材7から送り込まれた金属板2が挿通される。ダイスには、樹脂流出口91が貫設されている。樹脂流出口91は、金属板2の断面形状よりもやや大きく形成される。樹脂流出口91は、金属板2の断面形状と同じ形状を基準として、さらにこの基準から金属板2の表側と裏側に所定の厚み分(被覆する樹脂3の厚み寸法)広がった形状となっている。言い換えると、樹脂流出口91は、金属板2の断面形状と略同じ形状となっている。樹脂流出口91には、コンテナ内に通された金属板2が挿通される。加圧部材は、コンテナ内の樹脂3を加圧する。加圧部材により、コンテナ内の樹脂材料が、樹脂流出口91を介して押し出される。
被覆工程は、金属板2を樹脂流出口91に通しながら樹脂材料を押し出す。これにより、被覆工程は、金属板2を樹脂3で被覆する。
なお、被覆工程による樹脂3の被覆は、押出成形によるものでなくてもよい。例えば、被覆工程は、金属板2の表側に、薄い樹脂膜を接着するものであってもよい。また金属板2の表面に樹脂を蒸着するものであってもよい。
切断工程は、連続する金属板2を、所定のサイズに切断する。なお、切断工程は、被覆工程の後に行なわれてもよいし、被覆工程の前に行なわれてもよい。
収容部形成工程(図6(b)参照)は、金属板2の裏側(上面)に断熱材収容部14を形成する。収容部形成工程には、金属成形装置(図示せず)が用いられる。金属成形装置としては、例えば、プレスブレーキ、ロールフォーミング機など、公知の金属成形装置が用いられる。
収容部形成工程は、被覆工程の後に実施される。収容部成形工程は、被覆された金属板2の端縁を曲げ加工する。これにより、収容部成形工程は、本体部11と、立上部12と、端縁部13とを形成する。言い換えると、収容部成形工程は、金属板2の上面に断熱材収容部14を形成する。
断熱材充填工程(図6(c)(d)参照)は、収容部形成工程により作製されたワーク(表面板1)上に、断熱材を形成する。断熱材充填工程は、真空断熱材4を断熱材収容部14に配置する第1の工程(図6(c)参照)と、樹脂発泡体5を充填する第2の工程(図6(d)参照)とを順に行なう。言い換えると、断熱材充填工程は、被覆工程及び収容部形成工程の後、断熱材収容部14に真空断熱材4を配置し、その状態で断熱材収容部14に樹脂発泡体5を充填する。
第1の工程は、真空断熱材4を表面板1の上面に配置し固定する。第1の工程は、表面板1に真空断熱材4を接着するが、他の手段により固定してもよい。第1の工程は、例えば、産業用ロボットを用いて自動化された作業であってもよいし、人手による作業であってもよい。
第2の工程は、第1の工程後、断熱材収容部14に発泡体材料51を注入する。第2の工程は、図7に示されるように、注入装置81を用いて、発泡体材料51を断熱材収容部14に注入する。
注入装置81は、タンクのような材料貯留部811と、材料貯留部811の内部と連通するノズル812と、材料押出し手段(図示せず)とを備えている。材料貯留部811は、材料の種類毎に複数設けられてもよく、各材料貯留部811は、内部の材料がノズル812へと送られる。ノズル812は、材料貯留部811から送られてくる材料を吐出する。ノズル812は、複数の材料が送られる場合、内部で材料が混合され発泡体材料51が生成される。材料押出し手段は、ノズル812から材料を吐出させる。材料押出手段は、材料貯留部811をシリンダー状として、ピストンをモータ等の駆動手段により駆動するようにしてもよい。また、材料押出し手段として前記のような構成を特に設けず、材料が自重でノズル812から吐出するようにしてもよい。
第2の工程は、断熱材収容部14に発泡体材料51を注入した後、そのワークを加熱する。第2の工程によるワークの加熱は、搬送装置80に沿って設けられた加熱装置82により実施される。第2の工程は、加熱装置82により、断熱材収容部14に注入された発泡体材料51を発泡・膨張・硬化させる。
なお、加熱装置82は、例えば、加熱部821を有する加熱炉820や、ワークを上下方向から加圧しながら加熱する熱盤により構成される。加熱装置82として加熱炉820が用いられる場合、加熱装置82は、押さえベルト83により、ワークを上下方向から押さえながら、加熱部821により加熱する。これにより断熱パネルが完成する。
以上説明したように、本製造方法は、被覆工程と、収容部形成工程と、断熱材充填工程とを具備する。被覆工程は、金属板2を樹脂3により被覆する。収容部形成工程は、金属板2の上面に断熱材収容部14を形成する。断熱材充填工程は、被覆工程及び収容部形成工程の後に行なわれる。断熱材充填工程は、断熱材収容部14に真空断熱材4を配置する。断熱材充填工程は、断熱材収容部14に真空断熱材4を配置した状態で、断熱材収容部14に樹脂発泡体5を充填する。
このため、本製造方法によれば、金属板2を樹脂3により被覆した表面板1に、真空断熱材4を積層した断熱パネルを製造することができる。しかも、本製造方法によれば、真空断熱材4を配置した断熱材収容部14に樹脂発泡体5を充填することができるため、隙間なく樹脂発泡体5を設けることができる。したがって本製造方法による断熱パネルによれば、断熱性を向上させることができる。
また本製造方法は、押出金型9を用いる。押出金型9は、金属板2の断面形状と略同じ形状の樹脂流出口91を有している。本製造方法は、金属板2を樹脂流出口91に通しながら樹脂を押し出し、これにより金属板2を樹脂3で被覆する。
このため本製造方法によれば、簡単に作業性よく、金属板2を樹脂3により被覆することができる。
また本製造方法の収容部形成工程は、被覆工程後、被覆された金属板2の端縁を曲げ加工し、これにより断熱材収容部14を形成するものである。
このように、本製造方法により製造された断熱パネルは、端縁が曲げ加工されたものであるため、剛性が向上するうえに、硬化前の発泡体材料51が漏れてしまうのを防ぐことができる。
なお、本製造方法は、被覆工程の後に、収容部形成工程を行なうものであったが、本発明の製造方法においては、金属板2に対して収容部形成工程を行なった後に、被覆工程を行なってもよい。この場合、ワークの搬送方向の下流端と上流端には、立上部12が設けられないが、この箇所の立上部12に代えて枠体が配置されてもよい。枠体を設けることで、発泡体材料51が漏れ出てしまうのを防ぐことができる。
次に、実施形態2の断熱パネルの製造方法について説明する。以下、本製造方法を製造方法2として図8,9に基づいて説明する。なお、製造方法2における製造方法1と同じ部分については、説明を省略する。
製造方法2は、曲げ工程(図8(a)参照)と、被覆工程(図8(b)参照)と、収容部形成工程(図8(b)参照)と、断熱材充填工程(図示せず)とを具備している。本製造方法は、曲げ工程を実施し、その後、被覆工程と同時に収容部形成工程を実施し、その後、断熱材充填工程を実施する。なお、切断工程は、被覆工程の前に行なわれるのが好ましい。
曲げ工程(図8(a)参照)は、被覆工程の前に行なわれる。曲げ工程は、金属板2の第一端部18に凹溝部22を形成する。また曲げ工程は、金属板2の第二端部19に突条部23を形成する。金属板2の第一端部18は、搬送方向に直角な方向の一方側の端部に位置する。また金属板2の第二端部19は、搬送方向に直角な方向のうち、第一端部18とは反対側の端部に位置する。
曲げ工程には、金属成形装置が用いられる。金属成形装置としては、例えば、プレスブレーキ、ロールフォーミング機など、公知の金属成形装置が用いられる。
被覆工程(図8(b)参照)は、曲げ工程の後に行なわれる。被覆工程は、押出金型9を使用する。押出金型9の樹脂流出口91は、図9に示されるように、金属板2の断面形状と同じ形状を基準として、さらにこの基準から金属板2の表側と裏側に所定の厚み分(被覆する樹脂3の厚み寸法)広がった形状となっている。言い換えると、樹脂流出口91は、金属板2の断面形状と略同じ形状に開口している。
より詳しく説明すると、樹脂流出口91は、本体部形成部92と、立上部形成部93と、嵌合凹部形成部94と、嵌合凸部形成部95とを備えている。本体部形成部92は、本体部11を形成するために設けられている。立上部形成部93は、立上部12を形成するために設けられている。嵌合凹部形成部94は、嵌合凹部15を形成するために設けられている。嵌合凸部形成部95は、嵌合凸部16を形成するために設けられている。本体部形成部92・嵌合凹部形成部94・嵌合凸部形成部95には、金属板2が挿通される。なお、立上部形成部93には、金属板2は通されない。
被覆工程は、曲げ工程により曲げられた金属板2を樹脂流出口91に通しながら樹脂3を押し出し、これにより金属板2を樹脂3で被覆する。このとき、被覆工程は、断熱材収容部14を形成するための立上部12を形成する。つまり本製造方法は、被覆工程と収容部形成工程とを兼用している。言い換えると、収容部形成工程は、被覆工程時に押し出し成形により金属板2の上面に立上部12を形成し、これにより前記断熱材収容部14を形成するものである。
その後、断熱材充填工程が実施される。断熱材充填工程は、製造方法1と同じであるため説明を省略する。
以上説明したように、本製造方法の収容部形成工程は、被覆工程時に押し出し成形により金属板2の上面に立上部12を形成し、これにより断熱材収容部14を形成するものである。
このため、本製造方法によれば、金属板2の断面形状によらず断熱材収容部14を形成することができて、断熱パネルの設計上の自由度が大きくなる。
また本製造方法は、被覆工程の前に曲げ工程を行なう。曲げ工程は、金属板2の第一端部18に凹溝部22を形成し、且つ一端部とは反対側の第二端部19に、他の断熱パネルの凹溝部22に嵌合接続される突条部23を形成する。本製造方法は、被覆工程を備えている。被覆工程は、押出金型9を用いる。押出金型9は、曲げ工程後の金属板2の断面形状と略同じ形状の樹脂流出口91を有する。被覆工程は、金属板2を樹脂流出口91に通しながら樹脂3を押し出し、これにより金属板2を樹脂3で被覆するものである。
このため、凹溝部22や突条部23が形成された複雑な形状の金属板2であったとしても、金属板2に樹脂3を被覆することができる。
1 表面板
11 本体部
12 立上部
13 端縁部
14 断熱材収容部
15 嵌合凹部
152 凹所
153 断熱部
16 嵌合凸部
17 ガイド部
171 傾斜部
18 第一端部
19 第二端部
2 金属板
21 本体板部
22 凹溝部
23 突条部
3 樹脂
4 真空断熱材
5 樹脂発泡体
6 裏面部
9 押出金型
91 樹脂流出口

Claims (9)

  1. 表面板の裏側に真空断熱材が積層された断熱パネルであって、
    前記表面板は、金属板が樹脂により被覆されたものである
    ことを特徴とする断熱パネル。
  2. 前記金属板は、
    この金属板の第一端部に設けられ表側または裏側に向かって開口する凹溝部と、
    前記第一端部とは反対側の端部の第二端部に設けられ隣接する他の断熱パネルの凹溝部に嵌合接続される突条部と
    を備え、
    この金属板が前記樹脂により被覆されたものである
    ことを特徴とする請求項1記載の断熱パネル。
  3. 下地材に当接する裏面部を有しており、
    前記凹溝部が表側に向かって開口しており、
    前記凹溝部の裏側の面が、前記裏面部よりも表側に位置している
    ことを特徴とする請求項2記載の断熱パネル。
  4. 前記金属板の凹溝部を芯材とする嵌合凹部を備えており、
    この嵌合凹部は、前記凹溝部よりも裏側に設けられて断熱部を形成する凹所を有している
    ことを特徴とする請求項3記載の断熱パネル。
  5. 金属板を樹脂により被覆する被覆工程と、
    前記金属板の上面に断熱材収容部を形成する収容部形成工程と、
    前記被覆工程及び収容部形成工程の後、前記断熱材収容部に真空断熱材を配置し、その状態で前記断熱材収容部に樹脂発泡体を充填する断熱材充填工程と
    を具備する
    ことを特徴とする断熱パネルの製造方法。
  6. 前記被覆工程は、
    前記金属板の断面形状と略同じ形状の樹脂流出口を有する押出金型を用いて、前記金属板を前記樹脂流出口に通しながら樹脂を押し出し、これにより前記金属板を樹脂で被覆するものである
    ことを特徴とする請求項5記載の断熱パネルの製造方法。
  7. 前記収容部形成工程は、
    前記被覆工程後、前記被覆された金属板の端縁を曲げ加工しこれにより前記断熱材収容部を形成するものである
    ことを特徴とする請求項5または請求項6のいずれかに記載の断熱パネルの製造方法。
  8. 前記収容部形成工程は、
    前記被覆工程時に押し出し成形により前記金属板の上面に立上部を形成し、これにより前記断熱材収容部を形成するものである
    ことを特徴とする請求項6記載の断熱パネルの製造方法。
  9. 前記被覆工程の前に、前記金属板の第一端部に凹溝部を形成し、且つ一端部とは反対側の第二端部に、他の断熱パネルの凹溝部に嵌合接続される突条部を形成する曲げ工程を行ない、
    前記被覆工程は、
    前記曲げ工程後の金属板の断面形状と略同じ形状の前記樹脂流出口を有する前記押出金型を用いて、前記金属板を前記樹脂流出口に通しながら樹脂を押し出し、これにより前記金属板を樹脂で被覆するものである
    ことを特徴とする請求項6または請求項8のいずれかに記載の断熱パネルの製造方法。
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