JPH01229620A - 断熱パネルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は断熱パネル材として使用される軽量発泡ウレタ
ンパネル製造方法およびその装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、一般にこの種の断熱パネル材の製造方法には以下
に示すようなものがある。

■第４図に示すように成形機３により成形された金属フ
ープ材１上に発泡性ウレタン原液を注入した後裏面紙７
を供給し、この金属板の開放面を適宜の金型１７で閉鎖
して発泡性ウレタン原液を加圧状態の下に発泡させるこ
とにより製造する方法。

■特開昭６２−５７４９９で既に公表されているが、第
３図のように連続して繰り出される金属フープ材１を一
次成形機でその両側縁部に立ち上がり状の折曲げ片を成
形し、この金属フープ材上に発泡性ウレタン原液を注入
した後、前記折曲げ片の上からニップロール１０により
押圧して該発泡ウレタン原液を均一に押し広げた後に自
然発泡させ、ついで二次成形機１１により前記折曲げ片
を前記裏面紙の側縁部上面側に折曲げ成形することによ
る製造方法。

（考案が解決しようとする問題点） 上述の製造方法には以下のような欠点があった。

■の断熱パネルの製造方法では裏面紙を供給するとき、
金属フープ材１はすでに立ち上がり状に折曲げ成形され
ているため、第６図（ｇ）のように裏面紙７を折曲げて
供給する必要があり、またその際、裏面紙７が折曲げ片
から断熱パネルの外部に外れ易い欠点があった。。

■の断熱パネルの製造方法は発泡ウレタン原液が発泡し
た後二次形成機により折曲げ成形されるため、第６図（
ｄ）に示すように発泡層５が折曲げ片の対向内面間の幅
の寸法より大きくなり、二次形成機１１での折曲げ成形
が困難となったり、仮に折曲げ成形が出来ても第６図（
ｅ）の様に余計な発泡ウレタンがはみ出たり第６図（ｆ
）の様に裏面材７がシワになりやすい等の欠点があった
。

（問題点を解決するための手段） 上記の問題点を解決するため、金属フープ材両側綽部を
立上がり状の折曲げ片を第５図（ａ）のように屈曲成形
し、次いでこの金属フープ材上に発泡性ウレタン原液を
注入した後、この発泡性ウレタン原液上に裏面紙を供給
し、該発泡性ウレタン原液が発泡を開始する以前いわゆ
るクリーム状になっているときに、二次成形機によっ′
Ｃ両側球部の立ち上がり片のそれぞれ少なくとも一方の
先端を内側方向に屈曲成形し該裏面紙の端８Ｂを覆い、
第５図（Ｃ）の様にその復原発泡性ウレタンをキユアオ
ープン下で発泡硬化させることを特徴とする断熱パネル
材の製造方法を提供するものである。

（実　施　例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明方法を実施するためのＨａの概略図であ
って、ｌは一定幅を有する金属フープ材で、着色亜鉛メ
ツキ鋼板、アルミニュウム板等よりなり、アンコイラ−
２に巻装されである、３は第一次成形機、６は発泡ウレ
タン原液供給装置、７は裏面紙、１１は第二次成形機、
１２は恒温炉、１５は走行切断装置である。

次に１図に基づいて断熱パネル材の製造方法を説明する
。

アンコイラ−２から繰り出された金属フープ材１は第一
成形機３により第５図（ａ）の様に両縁に折曲げ片を屈
曲成形する。

続いて発泡ウレタン原液を供給装置６から供給し、その
後、コイル８から裏面紙蛇行防止装置９を介して裏面紙
７を発泡ウレタン原液上に供給する。

裏面紙７を発泡ウレタン上に供給した直後に、裏面紙７
を介してニップロール１０で発泡ウレタン原液を押圧し
て金属フープ材１と裏面紙７との対向面間に添って幅方
向に均一に広げる。このことにより発泡ウレタンの自然
発泡を可能とし発泡時に特別な装置を用いて加圧等を行
う必要をなく均一な厚さのウレタン層が得られ、発泡ウ
レタン層の密度が低くなることにより製造される断熱パ
ネル全体の重量を小さくした。この場合自然発泡とは、
外力等の抑制力を加えつつ発泡を強制的に抑制してその
発泡層の厚さを一定に抑えるようにすることに対して、
発泡に対し全く外力を加えずに発泡するがままに放賀す
ることを意味する。

ついで二次成形！１１１１により金属フープ材を第５図
（ｂ）に示すように前記裏面紙の側縁部上面に折曲げ成
形すると同時に連結用係合片を成形する。

続いて、ヒーター１３を備えた恒温炉１２を通して発泡
性ウレタン原液を自然発泡させ発泡ウレタン層を第５図
（Ｃ）の如く形成させる。このとき金属フープ材の折曲
げ片がが裏面紙両端部上に配置しているのでウレタン原
液が発泡してきても金属フープ材両端部からウレタン層
がはみ出してこない。

最後に恒温炉を出た金属フープ材は走行切断装置１５に
送り込まれ一定の長さに切断される。

第２図は本発明の別の実施例を示すものである。

１６は裏面紙を金属フープ材上に供給するロール、１７
は発泡ウレタンの発泡層の厚さを一定に抑えるための金
型を装着したコンベアーである。

第２図に基づいて断熱パネルの製造方法を説明する。発
泡ウレタン原液が供給された後裏面紙７を発泡ウレタン
原液上に供給する。次に２次成形機で第５図（ｂ）の如
くに金属フープ材を成形し恒温炉１２へと送り込む。恒
温炉内において金型等で裏面紙上から圧力を加えつつ発
泡を強制的に抑制してその発泡層の厚さを一定に抑える
ようにする。このことによりニップロール等により発泡
ウレタン原液を押圧して金属フープ材１と裏面紙７との
対向面間に添って幅方向に均一に広げることが不要とな
る。

（発明の効果） 上述したように本発明の断熱パネル材の製造方法によれ
ば、■裏面紙の供給がスムーズになる、■自然発泡によ
るウレタン層の形成が可能となる、■裏面紙供給の後金
属フープ材はすぐ二次形成機に送り込まれるため発泡ウ
レタン層が金属フープ材両側縁部にはみ出たりすること
はない等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、本発明に係わる断熱パネルの製造
装置を示す図、第３図、第４図は従来の技術を示す図、
第５図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は本発明に係わる断熱パ
ネル製造のそれぞれの過程における金属フープ材を示す
断面図。第６図（ｄ）、（ｅ）、（ｆ）、（ｇ）は従来
の製造途中及び製造後の断熱パネルの断面図である。ま
た図面中の４はガイド板、１４はコロコンベアーである
。 特許出願人　株式会社チューオー （、Ｃ） ゲテロ ソｚ１国

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 連続して繰出される金属フープ材を一次成形機に供給し
   金属フープ材の両側縁部に立上がり状の折曲げ片を屈曲
   成形して該金属フープ材を概ね樋状とし、次いでこの金
   属フープ材上に発泡性ウレタン原液を注入した後、この
   発泡性ウレタン原液上に裏面紙を供給し、該発泡性ウレ
   タン原液が発泡を開始する以前、いわゆるクリーム状に
   なっているときに、二次成形機によって両側縁部のそれ
   ぞれ少なくとも一方の立ち上がり片を内側方向に屈曲成
   形し該裏面紙の端部を覆い、その後該発泡性ウレタンを
   キユアオープン下で発泡硬化させることを特徴とする断
   熱パネル材の製造方法。