JP2014011774A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿の取り忘れを防止できる画像処理装置を提供する。
【解決手段】原稿を光学系で読み取るための載置領域を有する画像処理装置1である。画像処理装置は、原稿の読み取り結果を表示可能な操作パネル31を備える。原稿の読み取り作業が完了した際、原稿が載置領域から取り除かれたと判断されるまで、原稿の読み取り結果から得られた画像処理イメージの画像を操作パネルに表示し続ける。また、原稿の読み取り作業が完了した際、原稿取り忘れ防止用の警告を開始する警告制御部40をさらに備える。
【選択図】図3
【解決手段】原稿を光学系で読み取るための載置領域を有する画像処理装置1である。画像処理装置は、原稿の読み取り結果を表示可能な操作パネル31を備える。原稿の読み取り作業が完了した際、原稿が載置領域から取り除かれたと判断されるまで、原稿の読み取り結果から得られた画像処理イメージの画像を操作パネルに表示し続ける。また、原稿の読み取り作業が完了した際、原稿取り忘れ防止用の警告を開始する警告制御部40をさらに備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像処理装置に関し、詳細には、原稿を光学的に読み取るための載置領域を有する画像処理装置に関する。
この種の画像処理装置は、例えば、原稿読取部の上面に読取ガラスを有しており、読取ガラスの下方には、移動可能なキャリッジが設置されている。原稿の読み取り面を読取ガラスに向けた状態で、原稿を読取ガラス上に載置し、次いで、原稿の読み取り面の裏面を原稿押さえで押さえると、原稿を読取ガラス上にセットできる。スタートキーの押し下げに伴い、原稿の読み取り面が光学的に読み取られる。そして、原稿の画像データが生成され、用紙に印刷される。
ここで、ユーザは、印刷された用紙を画像処理装置から取り出すが、原稿を画像処理装置から取り忘れることが多い。この場合、単なる警告音の吹鳴や案内の表示では、原稿の取り忘れに気付き難い。そこで、例えば、特許文献1,2には、見慣れない画像や作業中のユーザを撮影した画像などを警告画面として表示部に表示し、ユーザの注意を警告画面に向けさせる技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1,2の警告画面は、印刷作業の終了時点から所定時間が経過するまで表示されており、この所定時間が経過した後は表示内容が消える。このため、時間の経過後は原稿の取り忘れに気付けないという問題がある。
特に、画像処理装置がコンビニエンスストアの店舗等に設置された場合、取り忘れた原稿から持ち主を特定し難く、また、申告があっても真の持ち主であるかの判断も困難である点を鑑みると、原稿が取り除かれるまでは、ユーザへの注意喚起を継続する必要がある。
特に、画像処理装置がコンビニエンスストアの店舗等に設置された場合、取り忘れた原稿から持ち主を特定し難く、また、申告があっても真の持ち主であるかの判断も困難である点を鑑みると、原稿が取り除かれるまでは、ユーザへの注意喚起を継続する必要がある。
本発明は、上述の如き実情に鑑みてなされたもので、原稿の取り忘れを防止できる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、原稿を光学的に読み取るための載置領域を有する画像処理装置であって、前記原稿の読み取り結果を表示可能な表示部を備え、前記原稿の読み取り作業が完了した際、前記原稿が前記載置領域から取り除かれたと判断されるまで、前記原稿の読み取り結果から得られた画像処理イメージの画像を前記表示部に表示し続けることを特徴とする画像処理装置である。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記原稿の読み取り作業が完了した際、原稿取り忘れ防止用の警告を開始する警告制御部をさらに備えることを特徴とするものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、該画像処理装置は警告ランプを有し、前記原稿に対する画像処理の完了から所定時間経過した場合、前記警告制御部は、前記画像処理イメージの画像の表示を終了し、前記警告ランプを点灯させることを特徴とするものである。
第4の技術手段は、第1から3のいずれか1の技術手段において、前記原稿を載置する読取ガラスと、該読取ガラス上の原稿を押さえる原稿押さえと、前記読取ガラスに対する前記原稿押さえの開放状態を検出する検出部とをさらに備え、該検出部によって前記原稿押さえの開放状態が検出された場合、前記原稿が前記載置領域から取り除かれたと判断されることを特徴とするものである。
本発明によれば、仮に、印刷作業の完了から所定時間が経過しても、原稿が載置領域から取り除かれない限り、画像処理イメージの画像の表示は終了しない。よって、ユーザへの注意喚起を継続でき、原稿の取り忘れを防止することができる。
また、画像処理イメージの画像を表示部に表示すれば、共有物である画像処理装置が個人の専有状態にあることをユーザに了知させ、ユーザにより強い違和感を与えることができ、原稿取り除きの促進に寄与する。
また、画像処理イメージの画像を表示部に表示すれば、共有物である画像処理装置が個人の専有状態にあることをユーザに了知させ、ユーザにより強い違和感を与えることができ、原稿取り除きの促進に寄与する。
以下、図面を参照しながら本発明の画像処理装置について説明する。図1は、本発明による画像処理装置の外観斜視図であり、画像処理装置1は、コインベンダー(図示省略)とともに例えば、コンビニエンスストアの店舗等に設置されている。ユーザは、画像処理装置1の管理者にその利用料金を支払い、自身が持ち込んだ原稿を画像処理装置1で読み取り、例えば、コピー、FAX、メモリ保存などによるユーザ所望の処理を行う。
画像処理装置1は、例えば、胴内排紙型の装置本体10を有し、装置本体10の上面には原稿読取部11が設けられている。原稿読取部11の上方には、装置本体10に対して回動自在に支持された原稿押さえ12が設置されている。この原稿押さえ12が原稿を覆うため、原稿を画像処理装置1から取り忘れることが多くなる。
原稿読取部11の下方には排紙部14が設けられ、排紙部14は、表示/操作部26を有した装置本体10の正面に向けて開口している。
原稿読取部11の下方には排紙部14が設けられ、排紙部14は、表示/操作部26を有した装置本体10の正面に向けて開口している。
装置本体10内において、排紙部14の下方には印刷部13が設置され、また、印刷部13の下方には、カセット式の給紙部15が設置されている。給紙部15は、例えば、装置本体10の正面側に向けて引き出し可能である。なお、給紙部15は、上下方向に積み重ねられた多段で構成されていてもよい。また、装置本体10の側面には、装置本体10の側面に対して回動自在に構成された手差し部16が設置されている。
図2は、本発明による画像処理装置の読取ガラス周辺の説明図である。図2では、原稿押さえ12の図示を省略しており、原稿読取部11の上面21や、上面21の手前側に位置した表示/操作部26が見えている。
また、原稿読取部11は、原稿を読み取るための幅広の読取ガラス23を有し、読取ガラス23の下方には、移動可能なキャリッジ25が備えられている。キャリッジ25は、その内部に光源、ミラー、レンズ、CCDセンサ等(図示省略)を有している。なお、CCDセンサ等はキャリッジ25の外部に設けられてもよい。また、読取ガラス23が本発明の載置領域に相当する。
また、原稿読取部11は、原稿を読み取るための幅広の読取ガラス23を有し、読取ガラス23の下方には、移動可能なキャリッジ25が備えられている。キャリッジ25は、その内部に光源、ミラー、レンズ、CCDセンサ等(図示省略)を有している。なお、CCDセンサ等はキャリッジ25の外部に設けられてもよい。また、読取ガラス23が本発明の載置領域に相当する。
図3は、本発明による画像処理装置の構成図である。画像処理装置1は、上記構成の他、制御部27、通信I/F30、記憶部36、画像処理部37、警告制御部40、モード設定部41、検出部42等を有し、これらはバス28を介して接続される。
制御部27は、通信I/F30を介して外部装置(図示省略)と通信可能に構成されている。通信I/F30は、例えば、FAX通信部、インターネット用通信部、赤外線通信部等を備えている。
制御部27は、通信I/F30を介して外部装置(図示省略)と通信可能に構成されている。通信I/F30は、例えば、FAX通信部、インターネット用通信部、赤外線通信部等を備えている。
制御部27は、例えば、1あるいは複数個のCPU(Central Processing Unit)等からなり、記憶部36の例えば、ROMに格納されている各種のプログラムやデータをRAMにロードし、このロードしたRAM内のプログラムを実行する。これにより、データを処理しつつ、ユーザからの指示内容等に基づいて画像処理装置1の全体の動作を制御する。なお、制御部27は、例えば、画像処理完了からの経過時間を計測可能なタイマーを有する。
表示/操作部26は、例えば、液晶のディスプレイ33と透明抵抗膜方式のタッチパネル32からなる操作パネル31や、接触接点を用いたハードキー34からなる操作キーで構成される。操作パネル31が本発明の表示部に相当する。なお、表示/操作部26には、後述する警告ランプ35も設置されている。
タッチパネル32は、例えば、ディスプレイ33に重ねて形成され、ディスプレイ33には、画像処理装置1を操作するためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)が表示される。
タッチパネル32は、例えば、ディスプレイ33に重ねて形成され、ディスプレイ33には、画像処理装置1を操作するためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)が表示される。
画像処理部37は、原稿読取部11で読み取られた原稿のデータに種々の処理を行って画像データを生成する。この生成された画像データが印刷部13に出力される。記憶部36は、上記読み取られた原稿のデータや生成された画像データを格納できる。
また、画像処理部37は、この生成された原稿の画像データをプレビュー用の画像処理イメージの画像に編集可能に構成されており、画像処理イメージの画像は操作パネル31に出力される。なお、記憶部36は、画像処理イメージの画像データも格納できる。
また、画像処理部37は、この生成された原稿の画像データをプレビュー用の画像処理イメージの画像に編集可能に構成されており、画像処理イメージの画像は操作パネル31に出力される。なお、記憶部36は、画像処理イメージの画像データも格納できる。
印刷部13は、給紙、画像形成、転写、定着、排紙等を行って印刷を実行可能に構成され、画像処理部37からの画像データを用紙に印刷する。印刷部13が両面印刷機能を備えている場合には、用紙の片面の他、もう一方の面にも画像処理部37からの原稿の画像データを印刷できる。なお、印刷部13は、ユーザがステープルやファイリング用の穴明け等の処理を希望した場合には、後処理装置(図示省略)と連携して動作可能である。
また、警告制御部40は、原稿読取部11で原稿の読み取り作業が完了した際、画像処理イメージの画像を操作パネル31に出力することにより、原稿取り忘れ防止用の警告を開始する。この警告は、例えば、原稿押さえ12が開放されるまで続けられる。
モード設定部41は、画像処理装置1を通常モードと待機モードとに切り替えることができ、待機モードに設定された画像処理装置1は、例えば、操作パネル31が消灯したスタンバイ状態になる。
モード設定部41は、画像処理装置1を通常モードと待機モードとに切り替えることができ、待機モードに設定された画像処理装置1は、例えば、操作パネル31が消灯したスタンバイ状態になる。
検出部42は、読取ガラス23に対する原稿押さえ12の開放状態を検出している。具体的には、原稿読取部11の上面21には発光部や受光部が設けられ、原稿押さえ12には遮光板が設けられている。遮光板は、原稿押さえ12が原稿を押さえた場合、発光部と受光部との間に位置するように、原稿押さえ12に形成されている。これにより、検出部42は、例えば、発光部からの光が遮光板で遮られて受光部に入らない場合、原稿押さえ12の閉じ状態を検出し、発光部からの光が遮光板で遮られずに受光部に入った場合、原稿押さえ12の開放状態を検出する。
図4〜図6は、本発明による警告制御のフローチャートであり、図7,8は、本発明による表示/操作部の説明図である。
図7に示す操作パネル31には、例えば、コピーキー51、FAXキー52、メモリ保存キー53からなる待ち受け画面が表示されており(図4のステップS101)、ユーザがコピーキー51を押し下げた場合(ステップS102のYES)、制御部27はコピーモードに設定する(ステップS105)。
図7に示す操作パネル31には、例えば、コピーキー51、FAXキー52、メモリ保存キー53からなる待ち受け画面が表示されており(図4のステップS101)、ユーザがコピーキー51を押し下げた場合(ステップS102のYES)、制御部27はコピーモードに設定する(ステップS105)。
一方、図7の待ち受け画面において、ユーザがFAXキー52を押し下げた場合(ステップS102のNO、ステップS103のYES)、制御部27はFAXモードに設定する(ステップS106)。これに対し、ユーザがメモリ保存キー53を押し下げた場合(ステップS103のNO、ステップS104のYES)、制御部27はメモリモードに設定する(ステップS107)。なお、いずれのキー51〜53が押し下げられなかった場合(ステップS104のNO)、コピーモードに設定される。
原稿の読み取り面を読取ガラス23に向けた状態で、原稿を読取ガラス23上に載置し、次いで、原稿の読み取り面の裏面を原稿押さえ12で押さえると、原稿が読取ガラス23上にセットされる。
表示/操作部26のスタートキー34aを押し下げると(ステップS108のYES)、制御部27は、ステップS105〜107等で設定したモードに従って、印刷処理、FAX送信処理、メモリ記憶処理を実行する。
表示/操作部26のスタートキー34aを押し下げると(ステップS108のYES)、制御部27は、ステップS105〜107等で設定したモードに従って、印刷処理、FAX送信処理、メモリ記憶処理を実行する。
コピーモードが設定されていた場合(ステップS109のコピー)、印刷部13は印刷準備を開始する(ステップS110)。制御部27は、光学系、記憶部36、画像処理部37に信号を出力し、スキャン/記憶/プレビュー表示を実施させる(ステップS111)。これに対し、FAXモードやメモリ保存モードが設定されていた場合(ステップS109のFAX、メモリ)、制御部27はスキャン/記憶/プレビュー表示を実施させる(ステップS112)。
スキャン/記憶/プレビュー表示は、スタートキー34aの押し下げに伴ってキャリッジ25が移動し、原稿は、その読み取り面がCCDセンサで検出される(図6のステップS201)。次に、記憶部36は、読み取られた原稿のデータを格納する(ステップS202)。画像処理部37は、CCDセンサの検出結果から原稿の画像データを生成すると共に、プレビュー用の画像処理イメージの画像データを、操作パネル31に表示可能なサイズで生成する(ステップS203)。
そして、警告制御部40が、この画像処理イメージの画像データを画像処理部37から受け取り、図8に示すように、プレビュー画像55を操作パネル31に出力し(図6のステップS204)、原稿取り忘れ防止用の警告を開始する。このプレビュー画像55が本発明の画像処理イメージの画像に相当する。その後、例えば、全ての原稿の読み取りが済んだ場合(ステップS205のYES)、当該ルーチンを抜ける。
ここで、コピーモードに設定され(図4のステップS109のコピー)、印刷イメージのプレビュー画像が操作パネル31に表示されている場合(ステップS111)、印刷部13は、印刷準備が完了した後に(図5のステップS113のYES)、印刷処理を実行する(ステップS114)。
一方、FAXモードに設定され(図4のステップS109のFAX)、送信イメージのプレビュー画像が表示されている場合には(ステップS112)、制御部27は、通信I/F30を介してFAX送信処理を実行する(図5のステップS116)。
一方、FAXモードに設定され(図4のステップS109のFAX)、送信イメージのプレビュー画像が表示されている場合には(ステップS112)、制御部27は、通信I/F30を介してFAX送信処理を実行する(図5のステップS116)。
あるいは、メモリ保存モードに設定されており(図4のステップS109のメモリ)、保存イメージのプレビュー画像が表示されている場合(ステップS112)、制御部27は記憶部36へのメモリ記憶処理を実行する(図5のステップS117)。
続いて、ステップS118では、制御部27が、例えば、画像処理完了時点でタイマーを起動させ、画像処理完了時点からの計時を開始する。
続いて、ステップS118では、制御部27が、例えば、画像処理完了時点でタイマーを起動させ、画像処理完了時点からの計時を開始する。
その後、制御部27は、原稿が読取ガラス23から取り除かれたか否かを判断し(ステップS119)、例えば、検出部42が、読取ガラス23に対する原稿押さえ12の開放状態を検出した場合には(ステップS119のYES)、原稿が読取ガラス23から取り除かれたと判断する。これにより、警告制御部40は、原稿取り忘れ防止用の警告を解除し、プレビュー画像の表示を終了する(ステップS120)。
このように、原稿押さえ12が開かれたと判断されるまで、プレビュー画像を操作パネル31に表示し続け、原稿の取り忘れの警告を継続している。よって、ユーザへの注意喚起を継続でき、原稿の取り忘れを確実に防止することができる。
また、プレビュー画像を操作パネル31に表示すれば、共有物である画像処理装置1が個人の専有状態にあることをユーザに了知させ、ユーザにより強い違和感を与えることができ、原稿の取り除きの促進に寄与する。
また、プレビュー画像を操作パネル31に表示すれば、共有物である画像処理装置1が個人の専有状態にあることをユーザに了知させ、ユーザにより強い違和感を与えることができ、原稿の取り除きの促進に寄与する。
ところで、検出部42が原稿押さえ12の開放状態を検出しないまま(ステップS119のNO)、制御部27にて、画像処理完了時点から所定時間、例えば、原稿取り忘れ防止用の警告を継続したいが、画像処理装置1の省電力化を図った方がよいと考えられる時間が経過したと判断された場合(ステップS121のYES)、モード設定部41は、画像処理装置1を待機モードに切り替える。これにより、操作パネル31が消灯し、警告制御部40は、プレビュー画像の表示を終了する(ステップS122)。しかし、警告制御部40は、スタートキー34aの周囲に設けられた警告ランプ35を点灯させており(ステップS123)、原稿取り忘れ防止用の警告を継続する。
なお、その後、検出部42が原稿押さえ12の開放状態を検出し、制御部27が原稿の取り除きを判断した場合(ステップS119のYES)、警告制御部40は、原稿取り忘れ防止用の警告を解除し、警告ランプ35を消灯する(ステップS120)。
このように、画像処理装置1が待機モードに切り替えられたとしても、原稿取り忘れ防止用の警告は継続される。この結果、画像処理装置1の消費電力等を抑えつつ、ユーザへの注意喚起も維持可能になる。
このように、画像処理装置1が待機モードに切り替えられたとしても、原稿取り忘れ防止用の警告は継続される。この結果、画像処理装置1の消費電力等を抑えつつ、ユーザへの注意喚起も維持可能になる。
なお、上記実施例では、図5に示すように、所定時間の経過に伴ってモード設定部41が待機モードに切り替えていた(ステップS121のYES、ステップS122)。しかし、ユーザに違和感を与える点を鑑みれば、制御部27にて、原稿が読取ガラスから取り除かれたと判断されるまで、モード設定部41による待機モードへの切り替えやログアウトを禁止し、プレビュー画像を操作パネル31に表示し続けてもよい。
また、上記実施例では、幅広の読取ガラス23に原稿をセットした例を挙げて説明したが、本発明は、図2に符号22で示す自動読取用のガラス位置で原稿を読み取る場合にも適用可能である。詳しくは、画像処理装置1が、原稿押さえに替えて自動原稿送り装置(ADF、図示省略)を備えている場合には、ADFから原稿読取部11に向けて搬送された原稿は、ADFの下面で上方から押されつつ、ガラス位置22上を通過し、光学的に読み取られる。読み取られた後の原稿はADFの排出トレイ上に載置される。
ここで、排出トレイには、例えば、原稿の有無を検出可能な検出部が設置され、その検出結果も制御部27に出力される。そして、この検出部が排出トレイ上の原稿の無い状態を検出し、制御部27が排出トレイから原稿の取り除きを判断するまで、警告制御部40は、画像処理イメージの画像を操作パネル31に表示し続けて原稿の取り忘れを警告してもよい。
1…画像処理装置、10…装置本体、11…原稿読取部、12…原稿押さえ、13…印刷部、14…排紙部、15…給紙部、16…手差し部、21…上面、22…ガラス位置、23…読取ガラス、25…キャリッジ、26…表示/操作部、27…制御部、28…バス、30…通信I/F、31…操作パネル、32…タッチパネル、33…ディスプレイ、34…ハードキー、34a…スタートキー、35…警告ランプ、36…記憶部、37…画像処理部、40…警告制御部、41…モード設定部、42…検出部、51…コピーキー、52…FAXキー、53…メモリ保存キー、55…プレビュー画像。
Claims (4)
- 原稿を光学的に読み取るための載置領域を有する画像処理装置であって、
前記原稿の読み取り結果を表示可能な表示部を備え、
前記原稿の読み取り作業が完了した際、前記原稿が前記載置領域から取り除かれたと判断されるまで、前記原稿の読み取り結果から得られた画像処理イメージの画像を前記表示部に表示し続けることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記原稿の読み取り作業が完了した際、原稿取り忘れ防止用の警告を開始する警告制御部をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2に記載の画像処理装置であって、
該画像処理装置は警告ランプを有し、前記原稿に対する画像処理の完了から所定時間経過した場合、前記警告制御部は、前記画像処理イメージの画像の表示を終了し、前記警告ランプを点灯させることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
前記原稿を載置する読取ガラスと、
該読取ガラス上の原稿を押さえる原稿押さえと、
前記読取ガラスに対する前記原稿押さえの開放状態を検出する検出部とをさらに備え、
該検出部によって前記原稿押さえの開放状態が検出された場合、前記原稿が前記載置領域から取り除かれたと判断されることを特徴とする画像処理装置。
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