JP2019113810A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費する電力の効率的な低減を図ることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、画像を形成する画像形成部15を備え、第一の消費電力で待機するスリープモード、および第一の消費電力よりも多い消費電力で待機し、スリープモードよりも早い時間で画像を形成することができるスタンバイモードを有する。画像形成装置は、表示部としての操作部13と、画像読み取り部14と、定着部25と、センサー61と、モード移行制御部121と、を備える。センサー61は、表示部上に配置され、表示部の上方において、物体の近接を検知する。モード移行制御部121は、スリープモード時に、センサー61によって、物体の近接を検知すれば、スタンバイモードに移行する。【選択図】図4

Description

この発明は、画像形成装置に関するものである。
複合機に代表される画像形成装置においては、画像形成の要求がなされていない状態において、待機時の消費電力を節約する観点から、定着部への電力の供給を抑制したり、表示部のタッチパネルを消灯したりする省電力モードが備えられているものがある。省電力モードを備えた画像処理装置に関する技術が、特開2015−174296号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1に開示の画像処理装置では、画像形成装置の判断部が、画像形成装置に斜め上方に向けて設置されたセンサーの検出結果を用いて、画像形成装置の電力状態をスリープ状態から通常電力状態に復帰するかどうかを判断して移行を制御する。判断部は、センサーのいずれの素子から所定温度以上の温度を検知し始めたかに応じて、スリープ復帰する条件を切り替える。
特開2015−174296号公報
特許文献1に開示の技術では、省電力モードにおいてセンサーによりユーザーを検知すると、定着部を定着可能な温度に加熱したり、表示部を点灯したりして復帰する。しかしながら、ユーザーが画像形成装置の前や横を通っただけで復帰する場合もある。そうすると、無駄な電力を消費していることとなる。
この発明の目的は、消費する電力の効率的な低減を図ることができる画像形成装置を提供することである。
この発明に係る画像形成装置は、画像を形成する画像形成部を備え、第一の消費電力で待機するスリープモード、および第一の消費電力よりも多い消費電力で待機し、スリープモードよりも早い時間で画像を形成することができるスタンバイモードを有する画像形成装置である。画像形成装置は、表示部と、画像読み取り部と、定着部と、センサーと、モード移行制御部と、を備える。表示部は、情報を表示する。画像読み取り部は、原稿の画像を読み取る。定着部は、用紙にトナー像を定着させる。センサーは、表示部上に配置され、表示部の上方において、物体の近接を検知する。モード移行制御部は、スリープモード時に、センサーによって、物体の近接を検知すれば、スタンバイモードに移行する。
このような画像形成装置によると、センサーが表示部の上方側の領域において人の手等の物体が近づいた場合に検知する指向性を有するため、画像形成装置を使用しない人物が画像形成装置の横や前に近付いたとしても、センサーは検知せず、スリープモードが維持される。このため、消費する電力の効率的な低減を図ることができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置を複合機に適合した場合の複合機の外観を示す概略図である。 複合機の構成を示すブロック図である。 表示部の概略的な構成を示す外観図である。 複合機において画像形成の要求がなされた場合の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置を複合機に適合した場合の複合機の外観を示す概略図である。図2は、複合機の構成を示すブロック図である。図1において、上下方向はZ軸方向であり、左右の方向はX軸方向であり、前後の方向はY軸方向である。
図1および図2を参照して、画像形成装置としての複合機11は、画像処理に関し、コピー機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。複合機11は、制御部12と、表示部としての操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、給紙カセット16と、ハードディスク17と、メモリ接続部18と、ファクシミリ通信部19、センサー61と、後処理装置71と、ソーター72と、を備える。
制御部12は、複合機11全体の制御を行う。なお、制御部12は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、一時的にデータを記憶する主記憶メモリ23を含む。操作部13は、複合機11側から発信される情報やユーザーの入力内容を表示するタッチパネル型式の液晶ディスプレイ(LCD(Liquid Crystal Display))である表示画面21を含む。操作部13は、押下により数値等の入力を受け付けるテンキー31等も有し、印刷部数や階調等の画像形成の条件といった画像形成に関するユーザーからの入力を受け付ける。画像読み取り部14は、セット位置にセットされた原稿を読み取り位置に搬送する原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22を含む。画像読み取り部14は、ADF22または載置台上にセットされた原稿の画像を読み取る。画像読み取り部14は、光源と、複数のミラーと、光を集光するレンズと、イメージセンサーとしてのCCD(Charge Coupled Device)センサーとを含む。
給紙カセット16は、複数設けられており、それぞれ複数枚の用紙をその内部に収納することができる。画像形成部15は、画像形成を行う。例えば、表示画面21に表示される画像データを生成したり、ファクシミリ通信部19から送信される画像データを生成したり、用紙に画像形成を行ったりする。画像形成部15は、用紙にトナー像を定着させる定着部25を含む。定着部25は、トナー像の用紙への定着時には、所定の温度まで加熱される。画像形成部15によって用紙へ画像形成を行う場合、画像読み取り部14により読み取られた原稿から画像データを生成し、給紙カセット16から搬送されてきた用紙に画像を形成する。記憶部としてのハードディスク17は、いわゆる不揮発性であり、画像データや入力された画像形成条件等、画像形成に関するデータを記憶する。メモリ接続部18は、画像データが記憶されたUSBメモリ等の外部メモリが接続される。メモリ接続部18を介して、複合機11は外部メモリから画像データを取得する。ファクシミリ通信部19は、公衆回線26に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行う。画像形成部15により画像が形成された用紙は、後処理装置71によって後処理をされた後、ソーター72に排出される。ソーター72には、複数の排出トレイが設けられており、画像形成を要求するユーザー毎に排出トレイの位置を設定することができる。
次に、上記した操作部13の構成について説明する。図3は、操作部13の概略的な構成を示す外観図である。図3を参照して、操作部13は、平板状である操作パネル131上に配置される複数のキーを含む。操作部13は、印刷部数等を入力させるための0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号をユーザーに入力させるテンキー31と、印刷の開始やファクシミリ送信の開始を指示させるスタートキー32と、複合機11の電源のオンまたはオフを入力させる電源キー33と、複合機11の有する機能の選択を指示させるメニューキー34と、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録を指示させる登録キー35と、テンキー31等を用いてユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせるリセットキー36と、スリープモードへの移行またはスリープモードからの移行のキーとなる節電キー37と、画像読み取り部14におけるADF22または載置台上にセットされた原稿の画像を読み取ることを受け付けるスキャンキー51と、用紙への画像形成を受け付ける印刷キー52と、ファクシミリ送信を受け付けるファクシミリキー53と、上記した表示画面21とを含む。なお、上記したテンキー31等は、いわゆるハードキーである。表示画面21では、ユーザーの指での押圧等により、画像形成条件等を入力することができると共に、機能の選択等を行うことができる。なお、表示画面21に別途スタートキーやメニューキー等を表示させることもできる。また、操作部13は、バックライト24を含む。バックライト24の点灯により、表示画面21上に表示されている情報をより容易に視認することができる。バックライト24を点灯または消灯することにより、表示画面21の点灯または消灯を切り換えることができる。
次に、上記したセンサー61の構成について説明する。センサー61は、人の手等の物体の近接を検知する。図3を参照して、センサー61は、操作パネル131の外縁の近傍に配置されている。本実施の形態においては、センサー61は赤外線センサーである。センサー61は、操作パネル131に対して垂直な方向(Z軸方向)に送信波を出射し、物体からの反射波を検出するものである。より具体的には、送信波を出射して、反射波が検知されるまでの時間が検知される。操作パネル131における上方側(Z軸方向側)の領域に物体が近接することで、反射波が検知される。そして、物体からセンサー61までの距離が近付くに従って、反射波が検知されるまでの時間が短くなる。このため、反射波が検知されるまでの時間が、所定時間よりも短くなったか否かを判断することで、複合機11を使用するユーザーが近付いたか否かを判断することができる。このように指向性を有するセンサー61を用いることで、複合機11を使用しない人物が複合機11の横や前に近付いたとしても、センサーが検知しないようにすることができる。
複合機11は、第一の消費電力で待機するスリープモードを有する。スリープモードは、画像形成の要求があれば、即時には画像形成を行うことができないモードである。このスリープモードは、画像形成部15に含まれる定着部25を比較的低い温度に維持しており、表示画面21も非表示にしている状態であるため、少ない消費電力で済むモードである。なお、スリープモードにおける第一の消費電力をAとする。
複合機11は、第一の消費電力よりも多い第二の消費電力で待機するスタンバイモードを有する。スタンバイモードは、スリープモードよりも早い時間で画像を形成することができる。スタンバイモードは、第一のレディモード、第二のレディモード、第三のレディモードおよび第四のレディモードを有する。第一のレディモード、第二のレディモード、第三のレディモードおよび第四のレディモードは、それぞれスリープモードから移行可能である。
第一のレディモードは、表示画面21を点灯させて、操作部13において情報の入力等を即時に受け付ける状態のモードである。第二のレディモードは、表示画面21を点灯させて、画像読み取り部14により原稿の画像を読み取り可能な状態のモードである。より具体的には、画像読み取り部14に含まれる光源から光を出射可能な状態にされる。第三のレディモードは、表示画面21を点灯させて、画像形成部15により用紙に画像を形成可能な状態のモードである。より具体的には、画像形成部15に含まれる定着部25が加熱され、定着可能な温度にされる。第四のレディモードは、表示画面21を点灯させて、画像読み取り部14により原稿の画像を読み取り可能な状態にすると共に、画像形成部15により用紙に画像を形成可能な状態のモードである。より具体的には、画像読み取り部14に含まれる光源から光を出射可能な状態にすると共に、画像形成部15に含まれる定着部25が加熱され、定着可能な温度にされる。なお、第一のレディモードで消費される電力をA、第二のレディモードで消費される電力をA、第三のレディモードで消費される電力をA、第四のレディモードで消費される電力をAとすると、それぞれのモードで消費される電力はA<A<A<A<Aとなる。
なお、第一のレディモード、第二のレディモード、第三のレディモードまたは第四のレディモードにおいて、例えば、一定期間画像形成の要求がなされず、操作部13における操作等の信号の入力がない場合、消費電力の少ないスリープモードに移行する。
次に、制御部12の構成について説明する。図2を参照して、制御部12は、モード移行制御部121を含む。モード移行制御部121は、スリープモード時に、センサー61によって、物体の近接を検知すれば、スタンバイモードに移行する。これらの構成の詳細については、後に詳述する。
次に、このような複合機11を用いて、画像形成の要求がなされた場合について説明する。図4は、複合機11において画像形成の要求がなされた場合の処理の流れを示すフローチャートである。複合機11は、スリープモードの状態であるとする。
図4を参照して、まず、センサー61が人の手等の物体の近接を検知したか否かが判断される(図4において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。センサー61により物体の近接が検知されれば、モード移行制御部121により、待機モードから第一のレディモードに移行する(S12)。
図3を参照して、操作パネル131における上方側(Z軸方向側)の領域に複合機11を使用するユーザーの手が近付くと、センサー61は検知する。そして、表示画面21を点灯させて、操作部13における情報の入力等を即時に受け付ける状態に復帰する。
次に、モード移行制御部121により、メモリ接続部18に外部メモリが接続されたか否かが判断される(S13)。メモリ接続部18に外部メモリが接続されたと判断されれば(S13においてYES)、用紙への画像形成を受け付けたか否かが判断される(S14)。用紙への画像形成を受け付けたと判断されれば(S14においてYES)、第一のレディモードから第三のレディモードへ移行する(S15)。そして、画像形成して出力する(S16)。
図1および図2を参照して、メモリ接続部18に画像データが記憶されたUSBメモリが接続されたか否かが制御部12により判断される。メモリ接続部18にUSBメモリが接続された場合には、USBメモリから画像データを取得することとなる。そして、操作部13における用紙への画像形成を受け付ける印刷キー52が押下されたか否かが判断される。印刷キー52が押下されたと判断されれば、画像形成部15に含まれる定着部25を加熱し、定着可能な温度にする。そして、スタートキー32が押下されると、USBメモリから取得した画像データから用紙に画像を形成して、用紙が出力される。このように用紙への画像形成を受け付けた後に、定着部25を復帰させることで、複合機11における電力の消費を効率的なものにすることができる。
ここで、このような複合機11によると、センサー61が操作パネル131の上方側の領域において人の手等の物体が近づいた場合に検知する指向性を有するため、複合機11を使用しない人物が複合機11の横や前に近付いたとしても、センサー61は検知せず、スリープモードが維持される。このため、消費する電力の効率的な低減を図ることができる。
なお、S13において外部メモリの接続を受け付けない場合(S13においてNO)、および、S13において外部メモリの接続を受け付け(S13においてYES)、S14において用紙への画像形成を受け付けない場合(S14においてNO)には、センサー61の検知から所定時間が経過していなければ、第一のレディモードを維持する(S17)。表示画面21の点灯が維持されると共に、操作部13における情報の入力等を即時に受け付ける状態が維持される。このように定着部25や画像読み取り部14を復帰させずに、第一のレディモードが維持されることで、無駄な電力の消費が低減される。
なお、S13において、メモリ接続部18に外部メモリが接続されたか否かの判断(S13)と並行して、原稿の画像の読み取りを受け付けたか否かが判断される(S18)。原稿の画像の読み取りを受け付ければ(S18においてYES)、用紙への画像形成を受け付けたか否かが判断される(S19)。用紙への画像形成を受け付ければ(S19においてYES)、第一のレディモードから第四のレディモードに移行する(S21)。そして、画像形成して出力する(S16)。
具体的には、図1および図3を参照して、複合機11における載置台やADF22上に原稿がセットされたか否かを判断することで、原稿の画像の読み取りを受け付けたか否かを判断する。なお、スキャンキー51がユーザーによって押下された場合に、原稿の画像の読み取りを受け付けたと判断するようにしてもよい。複合機11における載置台やADF22上に原稿がセットされたと判断されれば、操作部13における印刷キー52が押下されたか否かが判断される。印刷キー52が押下されれば、表示画面21の点灯が維持され、画像形成部15に含まれる定着部25を加熱し、定着可能な温度にするとともに、画像読み取り部14に含まれる光源から光を出射可能なように復帰する。スタートキー32が押下されると、画像読み取り部14によって原稿の画像が読み取られる。そして、画像形成部15によって用紙に画像が形成され、用紙が出力される。このように、ユーザーが所望の機能を選択することで必要な箇所の復帰を行うことで、複合機11における電力の消費をより効率的なものにすることができる。
なお、S18において、原稿の画像の読み取りを受け付けたと判断されない場合(S18においてNO)、センサー61の検知から所定時間が経過していなければ、第一のレディモードが維持される(S17)。
なお、S19において、用紙への画像形成を受け付けたと判断されなければ(S19においてNO)、画像データの送信を受け付けたか否かが判断される(S22)。画像データの送信を受け付ければ(S22においてYES)、第二のレディモードに移行する(S23)。そして、画像形成して出力する(S16)。具体的には、図1および図3を参照して、定着部25を復帰させずに、画像読み取り部14に含まれる光源を復帰させて、光を出射可能な状態にする。スタートキー32が押下されると、画像読み取り部14によって原稿が読み取られる。そして、画像データが生成され、出力される。その後、ユーザーからファクシミリ送信を受け付けた場合には、ファクシミリ通信部19によって画像データがファクシミリ送信される。また、ユーザーから画像データの転送を受け付けた場合には、転送先の指定に応じてメモリ接続部18に接続された外部メモリや、ネットワークを介して接続された端末に画像データを転送する。このように定着部25を復帰させずに、画像読み取り部14に含まれる光源を復帰させることで、複合機11における消費電力を低減させることができる。
また、センサー61の検知(S11)から所定時間が経過する間に、ユーザーからの指示を受け付けなかった場合(S17においてYES)には、スリープモードに移行する(S24)。なお、画像形成して出力する(S16)処理が終了してから所定時間が経過する間に、ユーザーからの指示を受け付けなかった場合にスリープモードに移行するようにしてもよい。
なお、スリープモード時に、センサー61により物体の近接が検知されれば、即時に用紙に画像を形成することができるスタンバイモードに移行するようにしてもよい。より具体的には、操作パネル131における上方側(Z軸方向側)の領域に複合機11を使用するユーザーの手が近付くと、センサー61が検知して、表示画面21を点灯させる。そして、画像形成部15に含まれる定着部25を加熱して定着可能な温度にするとともに、画像読み取り部14に含まれる光源から光を出射可能なように復帰する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像形成装置は、消費する電力の効率的な低減が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 給紙カセット、17 ハードディスク、18 メモリ接続部、19 ファクシミリ通信部、21 表示画面、22 ADF、23 主記憶メモリ、24 バックライト、25 定着部、26 公衆回線、31 テンキー、32 スタートキー、33 電源キー、34 メニューキー、35 登録キー、36 リセットキー、37 節電キー、51 スキャンキー、52 印刷キー、53 ファクシミリキー、61 センサー、71 後処理装置、72 ソーター、121 モード移行制御部、131 操作パネル。

Claims (6)

  1. 画像を形成する画像形成部を備え、第一の消費電力で待機するスリープモード、および前記第一の消費電力よりも多い消費電力で待機し、前記スリープモードよりも早い時間で画像を形成することができるスタンバイモードを有する画像形成装置であって、
    情報を表示する表示部と、
    原稿の画像を読み取る画像読み取り部と、
    用紙にトナー像を定着させる定着部と、
    前記表示部上に配置され、前記表示部の上方において、物体の近接を検知するセンサーと、
    前記スリープモード時に、前記センサーによって、前記物体の近接を検知すれば、前記スタンバイモードに移行するモード移行制御部と、を備える、画像形成装置。
  2. 前記スタンバイモードは、前記第一の消費電力よりも多い消費電力で待機し、前記表示部の点灯を行う第一のレディモードを有し、
    前記モード移行制御部は、前記センサーによって、前記物体の近接を検知すれば、前記スリープモードから前記第一のレディモードに移行する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像データが記憶された外部メモリを接続するためのメモリ接続部をさらに備え、
    前記スタンバイモードは、前記第一の消費電力よりも多い消費電力で待機し、前記表示部の点灯を行うと共に、前記定着部を定着可能な温度に加熱する第三のレディモードを有し、
    前記モード移行制御部は、前記スリープモードから前記スタンバイモードに移行する際に、前記メモリ接続部に前記外部メモリが接続されたことを検知し、前記用紙への画像形成を受け付ければ、前記スリープモードから前記第三のレディモードに移行する、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記スタンバイモードは、前記第一の消費電力よりも多い消費電力で待機し、前記表示部の点灯を行うと共に、前記画像読み取り部により前記原稿の画像を読み取り可能にする第二のレディモードを有し、
    前記モード移行制御部は、前記スリープモードから前記スタンバイモードに移行する際に、前記原稿の画像の読み取りを受け付ければ、前記スリープモードから前記第二のレディモードに移行する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記スタンバイモードは、前記第一の消費電力よりも多い消費電力で待機し、前記表示部の点灯を行うと共に、前記定着部を定着可能な温度に加熱し、前記画像読み取り部により前記原稿の画像を読み取り可能にする第四のレディモードを有し、
    前記モード移行制御部は、前記スリープモードから前記スタンバイモードに移行する際に、前記原稿の画像の読み取り、および前記用紙への画像形成を受け付ければ、前記スリープモードから前記第四のレディモードに移行する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記センサーは、赤外線センサーである、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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