JP2014007339A - インダクタ部品、その製造方法及びプリント配線板 - Google Patents

インダクタ部品、その製造方法及びプリント配線板 Download PDF

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Abstract

【課題】 薄いインダクタ部品で所望のインダクタンス量を得ることができるプリント配線板を提供する。
【解決手段】 インダクタパターンで挟まれる樹脂絶縁層150A、150C、150Eには、貫通孔170がインダクタパターンと同心状に形成され、貫通孔内には円筒状の第1磁性体層172が充填されている。また、樹脂絶縁層150E上のインダクタパターン158G上には、第2磁性体層174が被覆されている。第1磁性体層172をインダクタパターンの中心部に配置し、インダクタパターン158Gの外側に第2磁性体層174を設けることで、透磁率が増大する。これにより層数の少ない薄いインダクタ部品で所望のインダクタンス量を得ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリント配線板の内部に収容、又はプリント配線板上に実装されるインダクタ部品、その製造方法及びプリント配線板に関するものである。
近年、電子機器の小型化、高機能化に伴って、プリント配線板に搭載される外付け電子部品の部品点数の削減が求められている。例えば特許文献1においては、インダクタ素子をプリント配線板の内部に形成することが開示されている。このインダクタ素子は、平面視略環状のインダクタパターンと、そのインダクタパターンの内周側に設けられている磁性体とから構成されている。
この特許文献1においては、磁性体をインダクタパターンの中心に配置することでインダクタ特性の向上を目的としている。
特開2010−123879号公報
しかしながら、上述した特許文献1においては、インダクタパターンの中心に配置する磁性体をめっきにより形成している。すなわち、インダクタパターンを形成した後、開口部を有するめっきレジスト層を設け、その開口部にめっきによって磁性体を形成する。このため、工程が煩雑となる。
加えて、インダクタの形成領域に厳しい制約がある場合には、磁性体の形成領域も確保しにくくなり、所望のインダクタ特性を得るための磁性体を形成できない可能性がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、所望のインダクタ特性を容易に確保することが可能なインダクタ部品、その製造方法及びプリント配線板を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、プリント配線板の内部に収容、又はプリント配線板上に実装されるインダクタ部品であって、第1貫通穴を有する絶縁層と、前記第1貫通穴の内部に設けられている第1磁性体層と、前記絶縁層上であって、前記第1磁性体層の周囲の少なくとも一部に形成されているインダクタパターンと、を有することを技術的特徴とする。
本願発明のインダクタ部品においては、インダクタパターンの軸心に磁性体層を設けることで、透磁率が増大する。そのため、インダクタパターンの層数を増大することなく所望のインダクタ特性を得ることができる。
さらに、本願発明のインダクタ部品は、絶縁層に貫通穴を形成し、その貫通穴の内部に磁性体層を設けるといった簡易な工程により製造することができる。
本発明の第1実施形態に係るプリント配線板の断面図。 第1実施形態のインダクタ部品の断面図。 第1実施形態に係るインダクタ部品の各インダクタパターンを示す平面図。 第1実施形態のインダクタ部品の製造方法を示す工程図。 第1実施形態のインダクタ部品の製造方法を示す工程図。 第1実施形態のインダクタ部品の製造方法を示す工程図。 第1実施形態のインダクタ部品の製造方法を示す工程図。 第1実施形態のインダクタ部品の製造方法を示す工程図。 第1実施形態のプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第1実施形態のプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第1実施形態のプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第1実施形態のプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第1実施形態のプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第2実施形態に係るインダクタ部品の製造方法を示す工程図。 第2実施形態に係るインダクタ部品の製造方法を示す工程図。 第3実施形態に係るプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第3実施形態に係るプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第3実施形態に係るプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第3実施形態に係るプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第3実施形態に係るプリント配線板の製造方法を示す工程図。 第4実施形態のインダクタ部品の製造方法を示す工程図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係るプリント配線板10の断面が図1に示される。そのプリント配線板10は、第1面(F)とその第1面と反対側の第2面(S)を備える絶縁性基材30と、絶縁性基材30の第1面F上の第1導体層34Aと、第2面S上の第2導体層34Bと、絶縁性基材30の内部に設けられて第1導体層34Aと第2導体層34Bとを接続するスルーホール導体36とを有する。絶縁性基材30には貫通穴20が設けられ、この貫通穴20にはインダクタ部品110が収容されている。
スルーホール導体36は、絶縁性基材に形成されている、スルーホール導体用の貫通孔31内をめっき膜で充填することにより形成される。貫通孔31は、絶縁性基材の第1面側に形成されている第1開口部31aと、第2面側に形成されている第2開口部31bで形成されている。第1開口部31aは第1面から第2面に向かってテーパしているとともに、第2開口部31bは第2面から第1面に向かってテーパしており、該第1開口部31aと該第2開口部31bは絶縁性基材の内部で繋がっている。
絶縁性基材30の第1面Fとインダクタ部品110上とには、第1のビルドアップ層が形成されている。第1のビルドアップ層は、絶縁性基材30の第1面Fとインダクタ部品110とを覆うように形成されている絶縁層50Aと、その絶縁層50A上の導体層(上側の導体層)58Aと、絶縁層50Aを貫通し第1導体層やスルーホール導体と導体層58Aを接続しているビア導体60Aとを有する。さらに、絶縁層50Aには、インダクタ部品の電極158ADと導体層58Aとを接続する接続ビア導体60Aaが形成されている。第1のビルドアップ層は、さらに絶縁層50Cと、絶縁層50C上の導体層(最上の導体層)58Cと、絶縁層50Cを貫通し導体層58Aやビア導体60A、60Aaと導体層58Cとを接続するビア導体60Cを有する。
絶縁性基材30の第2面Sとインダクタ部品110上に第2のビルドアップ層が形成されている。第2のビルドアップ層は、絶縁性基材30の第2面Sとインダクタ部品上に形成されている絶縁層50Bと、その絶縁層50B上の導体層58Bと、絶縁層50Bを貫通し第2導体層やスルーホール導体と導体層58Bを接続しているビア導体60Bとを有する。第2のビルドアップ層は、さらに絶縁層50Dと、絶縁層50D上の導体層58Dと、絶縁層50Dを貫通し導体層58Bと導体層58Dとを接続するビア導体60Dとを有する。
第1ビルドアップ層上及び第2ビルドアップ層上には、開口71を有するソルダーレジスト層70が形成されている。ソルダーレジスト層70の開口71により露出されている導体層58C、58Dやビア導体60C、60Dの上面はパッドとして機能する。パッド上にNi/Au又はNi/Pd/Auなどの金属膜72、74が形成され、その金属膜上に半田バンプ76U、76Dが形成されている。半田バンプ76Uを介してICチップがプリント配線板に搭載される。さらに、半田バンプ76Dを介してプリント配線板はマザーボードに搭載される。
第1実施形態のプリント配線板10では、絶縁性基材30の貫通穴20の内部にインダクタ部品110が収容されている。該貫通孔20には充填材50が充填されている。開口20の側壁(開口20により露出される絶縁性基材の側壁)とインダクタ部品110の隙間は充填材50で充填されている。これにより、貫通穴20の内部においてインダクタ部品110が固定されている。
ここで、絶縁性基材30の両面に設けられている絶縁層50A、50Bは、ガラスクロス等の芯材を備え、絶縁層50A、50Bの外層の絶縁層50C、50Dは芯材を備えない。芯材を含有する絶縁層50A、50Bを採用することで、例えばビルドアップ層を形成する際の熱履歴による反りを抑制することが可能となる。
第1実施形態では、絶縁性基材にインダクタ部品が内蔵されるので、ビルドアップ層の絶縁層の層数を増やすことなく、インダクタ部品をプリント配線板に内蔵することができる。複数のインダクタパターンと樹脂絶縁層が交互に積層されているインダクタ部品がプリント配線板に内蔵されても、第1実施形態では、絶縁性基材上の絶縁層(第1や第2のビルドアップ層の層間樹脂絶縁層)の層数が増えない。絶縁性基材の厚みは絶縁性基材上の絶縁層の厚みより一般的に厚いので、第1実施形態では、絶縁性基材上の絶縁層の層数を増やすことなく、インダクタパターンの層数の多いインダクタ部品をプリント配線板に内蔵することができる。薄いプリント配線板にインダクタンスの高いインダクタ部品が内蔵される。第1実施形態では、プリント配線板の内部に設けられるインダクタのインダクタンスを増大するためにビルドアップ層の導体層を増やす必要がない。仮に、ビルドアップ層に複数層のインダクタパターンを設けると、絶縁性基材の第1面側及び第2面側における導体割合の差が大きくなり、反りが発生しやすくなる。
しかしながら、第1実施形態は、第1ビルドアップ層と第2ビルドアップ層とにインダクタパターンは設けられないため、絶縁性基材の第1面側及び第2面側における導体割合の差を小さくすることが可能である。その結果、プリント配線板の反りが小さい。
図1中のインダクタ部品110の拡大図が図2に示される。インダクタ部品110は、最下の樹脂絶縁層150Aと、絶縁層150A上のインダクタパターン158Aと、インダクタパターン158Aを覆うように絶縁層150A上に設けられている絶縁層150Cと、絶縁層150C上のインダクタパターン158Cと、インダクタパターン158Cを覆うように絶縁層150C上に設けられている絶縁層150Eと、絶縁層150E上のインダクタパターン158Eと、インダクタパターン158Eを覆うように絶縁層150E上に設けられている絶縁層150Gと、絶縁層150G上のインダクタパターン158Gと、インダクタパターン158Gを覆うように絶縁層150G上に設けられている第2磁性体層174と、第2磁性体層174を覆うように絶縁層150G上に設けられている絶縁層150Iと、を有している。
異なる層に位置するインダクタパターン同士は、各絶縁層150C,150E,150Gの内部に設けられているビア導体160C、160E、160Gにより接続されている。
インダクタパターン150A上に電極158ADを有する。
第1のインダクタパターン158Aの一部は電極158ADとして機能する。その電極158AD上に接続ビア導体160Cが形成される。第1実施形態のインダクタ部品は、交互に積層されている樹脂絶縁層とインダクタパターンを有し、異なる層のインダクタパターンは樹脂絶縁層内のビア導体で接続されている。第1実施形態のインダクタ部品は、このような積層コイルCA、CBを複数有し、各積層コイルは並列または直列で繋げられる。図2のインダクタ部品は、2つの積層コイルで形成されている(CA:図中左、CB:図中右)。各積層コイルが容易に接続される。
インダクタパターンで挟まれる樹脂絶縁層150C、150E、150Gには、貫通孔170がインダクタパターンと同心状に形成され、貫通孔内には円筒状の第1磁性体層172が充填されている。また、インダクタパターン158G上には、第2磁性体層174が被覆されている。第1磁性体層172と第2磁性体層174は、鉄-ニッケル合金、鉄合金、アモルファス合金等の磁性体粒子を含む樹脂から成り、同一材料で形成される。磁性体粒子の量は30〜60vol%である。磁性体粒子を混合した樹脂から成る第1磁性体層172をインダクタパターンの中心部に配置し、インダクタパターン158Gの外側に第2磁性体層174を設けることで、透磁率が増大する。これにより層数の少ない薄いインダクタ部品で所望のインダクタンス量を得ることができる。そのため、絶縁性基材にインダクタ部品を内蔵しているプリント配線板の厚みを薄くすることが出来る。
第1実施形態では、インダクタの中心付近に第1絶縁体層(磁性体コア)が設けられることで、少ない巻数で大きなインダクタンスが得られるようになる。
さらに、インダクタ部品の最外のインダクタパターン上に磁性体層が形成されることで、インダクタ部品内の磁束が外部に漏れ難くなる。インダクタンスの値の減少やQ値の低下防止のため、インダクタ部品の直上や直下に導体回路の非形成領域を設ける必要がない。第1のビルドアップ層と第2のビルドアップ層で導体回路の体積のバランスが崩れがたい。反りの少ないプリント配線板が提供される。
積層コイルの例が図3に示されている。
図1中に示すビア導体60Aa(第1のビルドアップ層の接続ビア導体)が、第4のインダクタパターン(最上のインダクタパターン)158ABの電極(入力電極)158ADに接続され、電流は反時計回りに略1周流れて、第1のインダクタパターン158ABの出力接続部P10に至る(図3(A))。第4のインダクタパターン158ABは、ビア導体160Cを介して第3のインダクタパターン158C1の入力ビアパッドV2Iに接続される。電流は反時計回りに略半周流れて、第2のインダクタパターン158E2の入力接続部V3Iに至る(図3(C))。第2のインダクタパターン158E2は、ビア導体160Gを介して第4のインダクタパターン158G2の入力ビアパッドV4Iに接続される(図3(D))。電流は反時計回りに略半周流れて、第1のインダクタパターン158G2の入力接続部L10に至り、隣接配置された積層コイル側へ出力される。
一方、隣接配置された積層コイル側からの出力が、第1のインダクタパターン158G1に、入力パッド158GDIから接続される(図3(D))。電流は反時計回りに第1のインダクタパターン158G1を略半周し、該第1のインダクタパターン158G1の出力ビアパッドV40から、ビア導体160Gを介して第2のインダクタパターン158E1の入力接続部P3Iに接続される(図3(C))。電流は反時計回りに半周流れて、第3のインダクタパターン158C1の入力ビアパッドP2Iに至る(図3(B))。第2のインダクタパターンはビア導体160Cを介して第4のインダクタパターン158E2の出力接続部158ADに接続される(図3(A))。
第4のインダクタパターン(最上のインダクタパターン)は略1周のコイル形状の配線パターンで形成されている。
最下のインダクタパターン以外のインダクタパターンは2つの配線パターンで形成されている。第1実施形態では、積層コイルは隣接する同形状の積層コイルと接続配線L10を介して接続される。第1実施形態のインダクタ部品110は、2個の積層コイルで形成されている。
インダクタ部品が複数の積層インダクタを有する場合、インダクタ部品は共通な出力電極を有することができる。その場合、各積層インダクタは並列で接続される。各積層コイルの各出力電極に接続ビア導体が形成されてもよい。その場合、各積層コイルはビルドアップ層内の接続回路で接続端子に繋げられる。複数の積層コイルがビルドアップ層内で繋げられる。複数の積層コイルが並列で繋げられると、複数の積層コイルが低い抵抗で繋げられる。そのため、複数の積層コイルでインダクタ部品が形成されても、低抵抗なインダクタ部品が得られる。
図2や図3に示されているインダクタ部品は電極を有している。そのため、このようなインダクタ部品がプリント配線板の絶縁性基材に内蔵されると、接続ビア導体用の開口を電極上に形成することができる。インダクタ部品の電極と接続ビア導体間の接続信頼性が高い。
インダクタ部品は無機粒子を含む樹脂膜で覆われても良い。樹脂膜は磁性を有していない。樹脂膜やコーティング膜は粒子以外にエポキシなどの樹脂を含む。インダクタ部品と充填樹脂との接合強度が高くなる。インダクタ部品と充填樹脂間での剥がれによるプリント配線板内の導体層の断線などの不具合が防止される。コーティング膜は磁性体粒子以外に磁性を有さない無機粒子を含んでもよい。磁性を有さない無機粒子としてシリカ粒子やアルミナ粒子が挙げられる。コーティング膜の熱膨張係数を小さくできる。
インダクタ部品が交互に積層されている樹脂絶縁層とインダクタパターンで形成され、プリント配線板の接続ビア導体と接続するための電極を有する。そのため、樹脂絶縁層の層数やインダクタパターンの層数を調整することでインダクタ部品の厚みが調整される。従って、絶縁性基材の厚みを考慮してインダクタ部品が製造される。そして、インダクタンスの値はインダクタパターンの層数や積層インダクタの数で調整される。従って、本発明の実施形態のインダクタ部品は絶縁性基材に内蔵されるための部品に適している。また、接続ビア導体でプリント配線板とインダクタ部品が接続されるので、本発明の実施形態のインダクタ部品はプリント配線板に内蔵されるための部品に適している。インダクタ部品は磁性を有していない樹脂膜で覆われても良い。インダクタ部品の劣化が抑制される。
実施形態では、ビルドアップ層とインダクタ部品がプリント配線板の技術分野で使われている技術で製造されている。ビルドアップ層とインダクタ部品が別々に製造されているので、インダクタパターンの配線パターンの厚みをビルドアップ層の導体層の厚みより厚くすることができる。そのため抵抗値の低いインダクタ部品がプリント配線板に内蔵され、微細な導体回路を有するプリント配線板が製造される。(インダクタパターンの配線パターンの厚み)/(ビルドアップ層の導体層の厚み)は1.2〜3倍であることが好ましい。抵抗値が低くインダクタンスの値が大きいインダクタ部品が得られる。薄くて微細な回路を有するプリント配線板が得られる。
また、各インダクタパターンの表面を粗化してもよい。この場合、樹脂絶縁層や磁性体層との密着性が向上する。さらに、貫通孔170の内壁を粗化してもよい。この場合、貫通孔170の内部に充填される磁性体層と樹脂絶縁層との密着性が向上する。
図4〜図8は第1実施形態のインダクタ部品の製造工程を示す。
(磁性体粒子を含む樹脂製の絶縁材料の作成)
(A)樹脂含有溶液の作製
MEK6.8gとキシレン27.2gの混合溶媒に、エポキシ樹脂(ジャパン・エポキシ・レジン社製、商品名:エピコート1007)85gと酸化鉄(III)などの磁性体粒子が添加される。磁性体粒子の例として、クロム酸化鉄(フェリクロム)、コバルト酸化鉄、バリウムフェライトなどが挙げられる。
(B)磁性材料用溶液の作製
前記(A)の樹脂含有溶液に硬化剤としてのジシアンジアミド(ビィ・ティ・アイ・ジャパン社製、商品名:CG−1200)と硬化触媒(四国化成社製、商品名:キュアゾール2E4HZ)が添加される。その後、これらの混合物は三本ローラで混練され、磁性材料用溶液が形成される。硬化剤と硬化触媒の添加量はエポキシ100gに対してそれぞれ3.3gである。
この磁性材料用溶液がロールコータ(サーマトロニクス貿易社製)でポリエチレンテレフタレートのシート上に塗布される。そして、その溶液は、160℃、5分間の条件で加熱乾燥され、溶媒が除去される。磁性体粒子を含む磁性体層用フィルムが得られる。厚みが約20μm〜50μmである。
磁性材料用溶液及び磁性体層用フィルム中の磁性体粒子の量は30vol%から60vol%である。
市販の両面銅張り積層板130Zと銅箔134A、134Bが準備され、両面銅張り積層板の両面に銅箔が積層される。超音波で銅箔の外周部と支持板としての両面銅張り積層板130Zの外周部が接合される(図4(A))。図4(A)では接合部は136A、136Bで示されている。銅箔134A、134B上に層間樹脂絶縁層用フィルムが積層され、その後、そのフィルムを硬化することで樹脂絶縁層150A、150Bが形成される(図4(B))。樹脂絶縁層150A、150B上に、Cu/Ni/Cu膜から成る第1のインダクタパターン158AB、158BBが形成される(図4(C))。第1のインダクタパターン158AB、158BBに層間樹脂絶縁層用フィルムが積層され、その後、そのフィルムを硬化することで樹脂絶縁層150C、150Dが形成される(図4(D))。第1実施形態の樹脂絶縁層はエポキシなどの樹脂と無機粒子で形成されている。レーザで樹脂絶縁層150Cに開口151Cが、樹脂絶縁層150Dに開口151Dが形成される(図4(E))。
第1実施形態の樹脂絶縁層は、粗化処理に用いられる溶液に対して、相対的に溶解しやすい樹脂と、相対的に溶解しにくい樹脂とを含む。粗化処理に用いられる溶液に対して相対的に溶解しやすい樹脂としては、例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂が挙げられる。粗化処理に用いられる溶液に対して相対的に溶解しにくい樹脂としては、上述したエポキシ樹脂類が挙げられる。
樹脂絶縁層150C、150D上に無電解めっき膜152C、152Dが形成される(図5(A))。無電解めっき膜上に所定パターンのめっきレジスト154、145が形成され(図5(B))、電解めっきにより、めっきレジストから露出する無電解めっき膜152C、152D上に電解めっき膜156C、156Dが形成される(図5(C))。その後、めっきレジストが除去され電解めっき膜156C、156D間の無電解めっき膜が除去される。無電解めっき膜152C、152Dと無電解めっき膜上の電解めっき膜156C、156Dで形成されるインダクタパターン158C、158D、ビア導体160C、160Dが形成される(図6(A))。図4(C)〜図6(A)に示されている処理が繰り返され、ビア導体160E、160F、インダクタパターン158E、158Fを備える樹脂絶縁層150E、150F、ビア導体160G、160H、インダクタパターン158G、158Hを備える樹脂絶縁層150G、150Hが形成される(図6(B))。
例えばレーザーにより、各インダクタパターンと中心を同じくする貫通孔170が、樹脂絶縁層150G、150E、150C、樹脂絶縁層150H、150F、150Dに形成される(図7(A))。貫通孔170内に、上述した磁性材料用溶液が充填され、インダクタパターン158G、158H上に上述した磁性体層用フィルムが積層され、加熱により硬化され、貫通孔170内に第1磁性体層172が、インダクタパターン158G、158H上に第2磁性体層174が形成される(図7(B))。第2磁性体層174、174上に樹脂絶縁層150I、150Jが形成される(図8(A))。
図8(A)に示されている接合箇所136A、136Bの内側のX1、X1線に沿って積層体がルータなどで切断され、積層体が銅箔134A、134B付の積層コイルと両面銅張り積層板130に分離される(図8(B))。銅箔134Aがエッチングで除去される、インダクタ部品110が完成する(図2)。
第1実施形態のプリント配線板10の製造方法が図9〜図13に示される。
(1)絶縁性基材30Aとその両面に銅箔32が積層されている両面銅張積層板30Zが出発材料である。絶縁性基材の厚さは、100〜400μmである。厚みが100μmより薄いと基板強度が低すぎる。厚みが400μmを越えるとプリント配線板の厚さが厚くなる。絶縁性基材は第1面Fとその第1面と反対側の第2面Sを有する。銅箔32の表面に図示されない黒化処理が施される(図9(A))。
(2)絶縁性基材の第1面F側から両面銅張積層板30Zにレーザが照射される。絶縁性基材の第1面から第2面に向けて細くなっている第1開口部31aが形成される(図9(B))。
(3)絶縁性基材の第2面S側から両面銅張積層板30Zにレーザが照射される。絶縁性基材の第2面から第1面に向けて細くなっている第2開口部31bが形成される(図9(C))。第2開口部31bは絶縁性基材内で第1開口部31aと繋がりスルーホール導体用の貫通孔31が形成される。
(4)無電解めっき処理により無電解めっき膜33が貫通孔31の内壁と銅箔32上に形成される(図9(D))。
(5)電解めっき処理により、無電解めっき膜33上に電解めっき膜37が形成される。貫通孔内にスルーホール導体36が形成される。スルーホール導体36は貫通孔の内壁に形成されている無電解めっき膜33と貫通孔を充填している電解めっき膜37で形成される(図9(E))。
(6)絶縁性基材30の表面の電解めっき膜37に所定パターンのエッチングレジスト35が形成される(図9(F))。
(7)エッチングレジストから露出する電解めっき膜37、無電解めっき膜33、銅箔32が除去される。その後、エッチングレジストが除去され導体層34A、34B及びスルーホール導体36が形成される(図10(A))。
(8)絶縁性基材30Aの中央部にインダクタ部品を収容するための開口20がドリルにより形成され、絶縁性基材が完成する(図10(B))。絶縁性基材の厚みCT(図10(B))は約150μmである。
(9)絶縁性基材30の第2面Sにテープ94が貼られる。開口20はテープで塞がれる(図10(C))。テープ94の例としてPETフィルムが挙げられる。
(10)開口20により露出するテープ94上にインダクタ部品110が置かれる(図10(D))。絶縁性基材の開口20に収容されるインダクタ部品の厚みは絶縁性基材の厚みの30%〜100%である。
(11)絶縁性基材30の第1面F上にB−ステージのプリプレグが積層される。加熱プレスによりプリプレグから樹脂が開口内にしみ出て、開口20が充填剤(樹脂充填剤)50で充填される(図10(E))。開口の内壁とインダクタ部品間の隙間が充填剤で満たされる。インダクタ部品が絶縁性基材に固定される。プリプレグの代わりに層間絶縁層用樹脂フィルムが積層されてもよい。プリプレグはガラスクロスなどの補強材を有するが層間樹脂絶縁層用樹脂フィルムは補強材を有していない。両者ともガラス粒子などの無機粒子を含むことが好ましい。充填剤はシリカなどの無機粒子を含んでいる。
(12)テープ剥離後(図11(A))、絶縁性基材30の第2面S上にB−ステージのプリプレグが積層される。絶縁性基材の第1面と第2面上のプリプレグが硬化される。絶縁性基材の第1面と第2面上に絶縁層(層間樹脂絶縁層)50A、50Bが形成される(図11(B))。
(13)第1面側からCO2ガスレーザにて絶縁層50Aにインダクタ部品110の電極158ADに至る接続ビア導体用の開口51Aが形成される。同時に、導体層34Aやスルーホール導体36に至るビア導体用の開口51が形成される。第2面側から絶縁層50Bに導体層34Bやスルーホール導体36に至るビア導体用の開口51が形成される(図11(C))。絶縁層50A、50Bに粗面が形成される(図示せず)。
(14)無電解めっき処理により、ビア導体用の開口の内壁と絶縁層上に無電解めっき膜52が形成される(図11(D))。
(15)無電解めっき膜52上にめっきレジスト54が形成される(図12(A))。
(16)次に、電解めっき処理により、めっきレジストから露出する無電解めっき膜上に電解めっき膜56が形成される(図12(B))。
(17)続いて、めっきレジスト54が5%NaOHで除去される。その後、電解銅めっき膜から露出する無電解めっき膜52がエッチングにて除去され、無電解めっき膜52と電解めっき膜56からなる導体層58A、58Bが形成される。導体層58A、58Bは複数の導体回路やビア導体のランドを含む。同時に、ビア導体60A、60Bや接続ビア導体60Aaが形成される(図12(C))。ビア導体60A、60Bは絶縁性基材の導体層やスルーホール導体と絶縁層上の導体層58A、58Bを接続している。接続ビア導体60Aaはインダクタ部品の電極(入力電極、出力電極)と絶縁層上の導体層58Aを接続している。
(18)図11(A)〜図12(C)の処理が繰り返され、絶縁層50A、50B上に最上と最下の絶縁層50C、50Dが形成される。最上と最下の絶縁層50C、50D上に導体層58C、58Dが形成される。最上と最下の絶縁層50C、50Dにビア導体60C、60Dが形成され、導体層58A、58Bと導体層58C、58Dはそれらのビア導体60C、60Dで接続される(図12(D))。絶縁性基材の第1面上に第1のビルドアップ層が形成され、絶縁性基材の第2面上に第2のビルドアップ層が形成される。各ビルドアップ層は絶縁層と導体層と異なる導体層を接続するためのビア導体を有する。第1実施形態では、第1のビルドアップ層はさらに接続ビア導体を有する。
(19)第1と第2のビルドアップ層上に開口71を有するソルダーレジスト層70が形成される(図13(A))。開口71は導体層やビア導体の上面を露出する。その部分はパッドとして機能する。
(20)パッド上にニッケル層72とニッケル層72上の金層74で形成される金属膜が形成される(図13(B))。ニッケル−金層以外にニッケル−パラジウム−金層からなる金属膜が挙げられる。図1に示されるプリント配線板では、接続ビア導体を第1のビルドアップ層のみ有する。そのため、第2のビルドアップ層はインダクタ部品の下側に導体回路を有しなくてもよい。インダクタンスの値の低下が抑制される。インダクタ部品の直下の第2のビルドアップ層が導体回路を有さないとプリント配線板に反りが生じ易い。その場合、第1のビルドアップ層の絶縁層の厚みは第2のビルドアップ層の厚みよりも厚いことが好ましい。別の例として、第1のビルドアップ層の絶縁層は補強材を有さず、第2のビルドアップ層は補強材を有することが好ましい。この場合、プリント配線板の反りが減少する。
(21)この後、第1のビルドアップ層のパッドに半田バンプ76Uが形成され、第2のビルドアップ層のパッドに半田バンプ76Dが形成される。半田バンプを有するプリント配線板10が完成する(図1)。
半田バンプ76Uを介してICチップがプリント配線板10へ実装される(図示せず)。その後、半田バンプ76Dを介してプリント配線板がマザーボードに搭載される。
[第2実施形態]
図15(C)に第2実施形態に係るインダクタ部品110が示される。第2実施形態のインダクタ部品110は、第1実施形態と同様にプリント配線板の絶縁性基材に収容される。第1実施形態では、インダクタ部品110の片面に磁性材料膜が形成されたが、第2実施形態のインダクタ部品110は、両面に第2磁性体層174A、174Bが形成されている。
樹脂絶縁層150Z、150A、150C、150Eには、貫通孔170がインダクタパターンと同心状に形成され、貫通孔内には円筒状の第1磁性体層172が充填されている。また、樹脂絶縁層150E上のインダクタパターン158G上に第2磁性体層174Aが被覆されている。第2磁性体層174Aの開口174aが端子158GDを露出させている。樹脂絶縁層150Zの下面側に第2磁性体層174Bが被覆されている。第1磁性体層172と第2磁性体層174A、174Bは、第1実施形態と同一の材料で形成される。
第2実施形態のインダクタ部品110では、磁性体粒子を混合した樹脂から成る第1磁性体層172をインダクタパターンの中心部に配置し、両面に第2磁性体層174A、174Bを設けることで、透磁率が増大する。これにより層数の少ない薄いインダクタ部品で所望のインダクタンス量を得ることができる。そのため、絶縁性基材にインダクタ部品を内蔵しているプリント配線板の厚みを薄くすることが出来る。
第2実施形態のインダクタ部品110では、最外層のインダクタパターンを覆うように磁性体層を設けることで、磁束が遮蔽され、外部に漏れ難くなる。その結果、所望のインダクタ特性を確保することが容易となる。
図14、図15に第2実施形態のインダクタ部品110の製造方法が示される。
第1実施形態の図4(A)〜図6(B)と同様にして樹脂絶縁層150Z、150A、150C、150E、インダクタパターン158AB、158C、158E、158G、ビア導体160C、160E、160Gからなる積層体が形成される(図14(A))。ここで、インダクタパターン158ABの裏面側に樹脂絶縁層150Zが設けられている。
レーザもしくはドリルで、各インダクタパターンと中心を同じくする貫通孔170が、樹脂絶縁層150E、150、150A、150Zに形成される(図14(B))。樹脂絶縁層150Zの裏面にテープ175が貼られる。貫通孔170はテープで塞がれる(図14(C))。テープ94の例としてPETフィルムが挙げられる。貫通孔170内に、第1実施形態と同様な磁性材料用溶液が充填され、ポストキュアされ貫通孔170内に第1磁性体層172が形成される(図14(D))。
インダクタパターン158G上に第1実施形態と同様な磁性体層用フィルムが積層され、インダクタパターン158G上に開口174aを備える第2絶縁体層174Aが形成される(図15(A))。テープが剥離され(図15(B))、樹脂絶縁層150の裏面に磁性体層用フィルムが積層され、加熱により硬化され、第2絶縁体層174Bが形成される(図15(C))。
[第3実施形態]
図20は、第3実施形態のプリント配線板を示す。
第1、第2実施形態では、プリント配線板の絶縁性基材にインダクタ部品が内蔵された。第3実施形態では、絶縁性基材の第1面(F)側のビルドアップ層にインダクタ210が形成されている。インダクタ210は、層間樹脂絶縁層50B上に形成されたインダクタパターン58C、層間樹脂絶縁層150B上に形成されたインダクタパターン158Cと、層間樹脂絶縁層250B上に形成されたインダクタパターン258Cと、インダクタパターン58C、158C、258Cを接続するビア導体60B、160B、260Bと、層間樹脂絶縁層150B、250Bに形成された貫通孔270内に充填された第1磁性体層272と、インダクタパターン258C上に被覆された磁性材料膜274とから形成されている。
図16〜図19はプリント配線板へのインダクタ形成の工程を示している。
図16に示されるように第3実施形態では、図9〜図12に示されたと同様にして、絶縁性基材30上に、導体パターン58A、58B、ビア導体60A、60Bを備える層間樹脂絶縁層50A、50Bと、導体パターン158A、158B、ビア導体160A、160Bを備える層間樹脂絶縁層150A、150Bと、導体パターン258A、258B、ビア導体260A、260Bを備える層間樹脂絶縁層250A、250Bとがビルドアップ積層される。ここで、層間樹脂絶縁層50B上には、導体パターン58Bと共にインダクタパターン58Cが形成され、層間樹脂絶縁層150B上には、導体パターン158Bと共にインダクタパターン158Cが形成され、層間樹脂絶縁層250B上には、導体パターン258Bと共にインダクタパターン258Cが形成される。
図17に示されるように、層間樹脂絶縁層250B、層間樹脂絶縁層150Bに、インダクタパターン58C、158C、258Cと同心状にレーザーで貫通孔270が形成される。
図18に示されるように、貫通孔270内に、第1実施形態と同様な磁性材料用溶液が充填され、インダクタパターン258C上に第1実施形態と同様な磁性体層用フィルムが積層され、貫通孔270内に第1磁性体層272、インダクタパターン258C上に絶縁材料膜274が形成される。
図19に示されるように、最外層の層間樹脂絶縁層250A、250B上に開口71A、71Bを備えるソルダーレジスト層70A、70Bが形成される。
図20に示されるように、ソルダーレジスト層の開口71A、71Bに半田バンプ76A、76Bが形成される。
[第4実施形態]
図21(D)は第4実施形態の係るインダクタの断面図を示す。
第4実施形態のインダク部品210は、インダクタパターンの外周側方にインダクタ非形成領域に第2貫通孔170C、170Dが形成され、該第2貫通孔170C、170Dの内部に第3磁性体層172C、172Dが充填されている。該第2貫通孔170C、170Dは、横断面視、円弧状に形成されている。
第4実施形態では、インダクタ非形成領域にも磁性体層を設けることで、インダクタの側方への磁束が遮蔽されやすくなり、所望のインダクタ特性を確保しやすくなる。
第4実施形態のインダク部品の製造方法は、第1実施形態と同様に、樹脂絶縁層150A、150C、150E及びインダクタパターン158A、158C、158E、158Gが形成される(図21(A))。そして、積層体のインダクタパターン中央位置に第1貫通孔170が、インダクタパターンの外周側方にインダクタ非形成領域に第2貫通孔170C、170Dが形成される(図21(B))。第1貫通孔170内に第1絶縁体層72が充填され、第2貫通孔170C、170Dの内部に第3磁性体層172C、172Dが充填される(図21(C))。最上層のインダクタパターン158A上に第2磁性体層174Aが、最下層のインダクタパターン上に第2磁性体層174Gが形成されて、完成する(図12(D))。
10 プリント配線板
20 開口
30 絶縁性基材
34 導体層
50A 第1の層間樹脂絶縁層
58A 上側の導体層
60A ビア導体
60Aa 接続ビア導体
110 インダクタ部品
150G 樹脂絶縁層
158G インダクタパターン
160G ビア導体
170 貫通孔
172 第1磁性体層
174、174A、174B 第2絶縁体層

Claims (13)

  1. プリント配線板の内部に収容、又はプリント配線板上に実装されるインダクタ部品であって、
    第1貫通穴を有する絶縁層と、
    前記第1貫通穴の内部に設けられている第1磁性体層と、
    前記絶縁層上であって、前記第1磁性体層の周囲の少なくとも一部に形成されているインダクタパターンと、
    を有することを特徴とするインダクタ部品。
  2. 請求項1のインダクタ部品であって:
    前記インダクタパターン上及び前記絶縁層上には第2磁性体層が設けられている。
  3. 請求項1のインダクタ部品であって:
    前記インダクタパターンは、平面視略環状に形成され、前記第1磁性体層を囲むように設けられている。
  4. 請求項1のインダクタ部品であって:
    前記絶縁層と前記インダクタパターンとは交互に積層され、該絶縁層の内部に設けられているビア導体により、異なる層のインダクタパターン同士が接続されている。
  5. 請求項4のインダクタ部品であって:
    前記第1貫通穴は前記複数の絶縁層を貫通する。
  6. 請求項1のインダクタ部品であって:
    前記インダクタパターンが形成されているインダクタ形成領域と、該インダクタ形成領域の周囲に位置するインダクタ非形成領域とを有し、
    該インダクタ非形成領域には、前記絶縁層を貫通する第2貫通穴が設けられ、
    該第2貫通穴の内部には第3磁性体層が充填されている。
  7. 請求項2のインダクタ部品であって:
    前記第2磁性体層は、前記インダクタ形成領域の全体に亘って設けられている。
  8. 請求項1のインダクタ部品であって:
    前記絶縁層は、粗化処理に用いられる溶液に対して、相対的に溶解しやすい樹脂と、相対的に溶解しにくい樹脂とを含む。
  9. プリント配線板の内部に収容、又はプリント配線板上に実装されるインダクタ部品の製造方法であって、
    支持基材を用意することと、
    該支持基材上に絶縁層を形成することと、
    該絶縁層上にインダクタパターンを設けることと、
    前記絶縁層に第1貫通穴を設けることと、
    該第1貫通穴の内部に第1磁性体層を充填することと、
    前記インダクタパターン上及び前記絶縁層上に第2磁性体層を設けることと、
    前記支持基材を前記絶縁層から剥離することと、を含み、
    前記インダクタパターンは、前記第1磁性体層の周囲の少なくとも一部に形成されることを特徴とするインダクタ部品の製造方法。
  10. 請求項9のインダクタ部品の製造方法であって:
    前記インダクタパターンはセミアディティブ法により形成される。
  11. 請求項9のインダクタ部品の製造方法であって:
    前記インダクタ部品は、前記インダクタパターンが形成されているインダクタ形成領域と、該インダクタ形成領域の周囲に位置するインダクタ非形成領域とを有し、
    該インダクタ非形成領域に、前記絶縁層を貫通する第2貫通穴を設け、該貫通穴の内部に第3磁性体層を充填する。
  12. 請求項11のインダクタ部品の製造方法であって:
    前記第1貫通穴の内部に前記第1磁性体層を設けることと、前記第2貫通穴の内部に前記第3磁性体層を設けることとを同時に行う。
  13. 層間絶縁層と導体層とが交互に積層され、異なる層に位置する導体層同士がビア導体を介して接続されているプリント配線板であって、
    前記層間絶縁層のうち少なくとも一層を貫通する貫通穴を有し、
    前記貫通穴の内部には磁性体層が設けられ、
    前記層間絶縁層上であって、前記磁性体層の周囲の少なくとも一部に位置する導体層はインダクタパターンを含んでいる。
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