JP2014005397A - 水性分散体、およびこれを用いてなる塗料用バインダー組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】酸価が3mgKOH/g以上、数平均分子量が5000〜50000であるポリエステル樹脂(A)と粘着付与剤(B)とを、(A)/(B)=95/5〜30/70(質量比)の範囲で含有することを特徴とする水性分散体。さらにポリエステル樹脂(A)は、ガラス転移温度が30℃以下で、結晶性を有し、融点が100℃以下のものが好適である。
【選択図】なし
Description
一方で、近年、環境保護、消防法による危険物規制、職場環境の改善等の理由で、有機溶剤の使用が抑制される傾向にあるため、前記用途に使用できるポリエステル樹脂を、水性媒体に微分散させた、ポリエステル樹脂水性分散体の開発も進んでいる。
このような分野では、傷付防止のため、塗膜硬度を高めることが検討されてきた。
特許文献1では、ポリエステル樹脂とアミノ樹脂からなるポリエステル樹脂組成物が、鋼板用途で被膜硬度と加工性に優れることが開示されている。
特許文献2では、ポリエステル樹脂とイソシアネート化合物からなる水性接着剤が、金属の密着性や加工性に優れることが開示されている。
(2) ポリエステル樹脂(A)のガラス転移温度が30℃以下であることを特徴とする(1)の水性分散体。
(3) ポリエステル樹脂(A)が結晶性を有し、融点が100℃以下であることを特徴とする(1)または(2)の水性分散体。
(4) ポリエステル樹脂(A)の酸成分として、テレフタル酸を15〜70モル%、およびアルコール成分として1,4−ブタンジオールを70〜100モル%含有することを特徴とする(1)〜(3)の水性分散体。
(5) 粘着性付与剤(B)がロジン類および/またはロジン誘導体、テルペン系樹脂を含むものであることを特徴とする(1)〜(4)の水性分散体。
(6)(1)〜(5)の水性分散体を用いてなる塗料用バインダー組成物。
(7)(6)の塗料用バインダー組成物より得られる塗膜。
(8)(7)の塗膜を積層してなる支持体。
本発明の水性分散体は、ポリエステル樹脂(A)と、粘着性付与剤(B)を含有するものである。
なお、評価、測定方法は下記の通りである。
高分解能核磁気共鳴装置(日本電子社製、ECA500 NMR)を用いて、1H−NMR分析することにより、それぞれの共重合成分のピーク強度から樹脂組成を求めた(分解能:500MHz、溶媒:重水素化トリフルオロ酢酸、温度:25℃)。また、1H−NMRスペクトル上に帰属・定量可能なピークが認められない構成モノマーを含む樹脂については、封管中230℃で3時間メタノール分解をおこなった後に、ガスクロマトグラム分析に供し、定量分析をおこなった。
ポリエステル樹脂(A)を0.5g精秤し、水/1,4−ジオキサン=1/9(体積比)50mlに室温で溶解し、クレゾールレッドを指示薬として0.1Nの水酸化カリウムメタノール溶液で滴定し、中和に消費されたポリエステル樹脂(A)1gあたりの水酸化カリウムのmg数(mgKOH/g)を酸価とした。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて以下の条件でポリスチレン換算の数平均分子量、重量平均分子量を測定した。
[送液ユニット]:島津製作所社製LC−10ADvp
[紫外−可視分光光度計]:島津製作所社製SPD−6AV、検出波長:254nm
[カラム]:Shodex社製KF−803 1本、Shodex社製KF−804 2本を直列に接続して使用
[溶媒]:テトラヒドロフラン
[測定温度]:40℃
上記の数平均分子量(Mnとする)、および重量平均分子量(Mwとする)より、分散度を以下の式により求めた。
分散度=Mw/Mn
ポリエステル樹脂(A)を10mg秤量し、入力補償型示差走査熱量測定装置(パーキンエルマー社製、Diamond DSC、検出範囲:−50℃〜200℃)を用いて、昇温速度10℃/分の条件で測定をおこない、得られた昇温曲線中の、低温側ベースラインを高温側に延長した直線と、ガラス転移の階段状変化部分の曲線の勾配が最大となるような点で引いた接線との交点の温度を求め、ガラス転移温度とした。また、ポリエステル樹脂(A)を10mg秤量し、前記装置を用いて、窒素気流中、−50℃から昇温速度20℃/分で、200℃まで昇温し、昇温時の融解温度のピークをポリエステル樹脂(A)の融点とした。
ポリエステル樹脂(A)分散体を約1g秤量(X1gとする)し、これを150℃で2時間乾燥した後の残存物の質量を秤量(Y1gとする)し、下記式により固形分濃度を求めた。
固形分濃度(質量%)=(Y1/X1)×100
pHメーター(堀場製作所社製F−21)を用いて、pH7およびpH9の標準緩衝液(ナカライテスク社製)により校正した後、測定温度25℃でポリエステル樹脂(A)分散体のpHを測定した。
ポリエステル樹脂(A)分散体中のポリエステル樹脂(A)の濃度が0.1質量%になるように水で希釈し、レーザー回折式粒径測定装置(日機装社製、MICROTRAC UPA(モデル9340−UPA))を用いて、体積平均粒径、および数平均粒径を測定した。ポリエステル樹脂の屈折率は1.57、ポリエステル樹脂の密度は1.21g/cm3と設定した。
ポリエステル樹脂(A)の水性分散体、塗料用バインダー組成物を30g採取した後、50mLのガラス製サンプル瓶に密封し、25℃で90日保存した。保存後、サンプル瓶から上澄み液を採取し、固形分濃度を測定し、下記式より、沈殿物の割合を計算し、分散安定性の評価を行った。
沈殿物の割合(質量%)={保存前の固形分濃度(質量%)−保存後の固形分濃度(質量%)}/{保存前の固形分濃度(質量%)}
◎:0.1質量%未満
○:0.5質量%未満
△:1.0質量%未満
×:1.0質量%以上
××:該組成物が固化していて上澄みが採取できない
支持体上にベース塗装を施し、ベース塗装上に本発明の塗膜を形成しワキの評価を行った。
支持体としては、キシレン処理したTFS(ティンフリースチール)、ベース塗装材としては、ポリエステル樹脂(ユニチカ社製、UE−3200)/メラミン樹脂(サイテックインダストリーズ社製、サイメル325)を、質量比が固形分換算で85/15となるように、溶媒であるトルエン/MEK=50/50(質量比)に混合溶解したものを用いた。
支持体上に、卓上型コーティング装置(安田精機社製、フィルムアプリケータ「No.542−AB型」、バーコータ装着)を用いベース塗装材のコートを行い、170℃で20分間焼付け、塗膜厚みが10μmのベース塗装を形成した。ベース塗装を施した上から、前記装置を用いて、水性分散体、または塗料用バインダー組成物のコートを行い、170℃で10分間乾燥を行い、厚み30μmである塗膜を形成した。
得られた塗膜を目視で観察し、以下の基準でワキの評価をした。なお、ワキとは、乾燥中の被膜内部に存在する溶剤が、突沸的に蒸発し、被膜表面に噴火状の欠陥を残存させる現象を言う。
◎:ワキが全く見られない
○:わずかに凹凸が見られるが、問題ない
△:一部分でワキが見られる
×:全体的にワキが見られる
前記(9)と同様にして、水性分散体または塗料用バインダー組成物をコートし、厚み30μmの塗膜を形成した後、この塗膜をJIS K−5600−5−6に準拠して、クロスカット法によって密着性を確認した。なお、「100/100」が、全く剥がれがなく、最も良い状態であり、「0/100」が、全てが剥がれ、最も良くない状態を示す。100/100〜90/100を合格とし、100/100〜95/100がより優れており、100/100が最も優れていることを示す。
前記(9)と同様にして、水性分散体または塗料用バインダー組成物をコートし、厚み30μmの塗膜を形成した後、この塗膜を60℃の蒸留水に浸漬させ、10日後に静かに引き上げ、風乾させた後、塗膜の外観を目視にて観察し、以下の基準で密着性の評価をした。また、前記(9)と同様の方法を用いて、塗膜の耐水密着性として評価した。
○:外観変化がなかった。
△:一部分で表面が白く曇った。
×:表面状態が変化(表面全体が白く曇る、もしくは膨潤等)した。
調整例1〜7の手順により、実施例および比較例で用いるポリエステル樹脂(a1)〜(a7)を得た。
テレフタル酸1163g、イソフタル酸1412g、セバシン酸1920g、1,4−ブタンジオール2740gからなる混合物をオートクレーブ中で、220℃で4時間加熱してエステル化反応を行った。この時のモノマー成分の配合は、テレフタル酸:イソフタル酸:セバシン酸:1,4−ブタンジオール=28:34:38:122(モル比)とした。次いで、触媒としてテトラブチルチタネートを2.6g(全酸成分の合計1モルあたり3×10−4モル)添加した後、系の温度を230℃に昇温し、系の圧力を徐々に減じて1.5時間後に13Paとした。この条件下でさらに重縮合反応を続け、4時間後に系を窒素ガスで常圧にし、系の温度を下げ、220℃になったところでトリメリット酸を47g(全酸成分の合計1モルあたり0.006モル)添加し、220℃で2時間攪拌して解重合反応を行った。その後、系を窒素ガスで加圧状態にしておきシート状に払い出した。これを室温まで冷却し、シート状のポリエステル樹脂(a1)を得た。
仕込組成を、表1のように変更した以外は、ポリエステル樹脂(a1)と同様にして、ポリエステル樹脂(a2)〜(a7)をそれぞれ得た。なお、ポリエステル樹脂(a3)はストランド状に払出し、水冷後、カッティングして、直径約3mm、長さ約3mmのペレット状にして得た。
TPA:テレフタル酸
IPA:イソフタル酸
SEA:セバシン酸
EG:エチレングリコール
NPG:ネオペンチルグリコール
1,4−BD:1,4−ブタンジオール
TMA:トリメリット酸
調整例8
[溶解工程]
2Lのポリエチレン製容器にポリエステル樹脂(a1)を400g、メチルエチルケトンを600g投入し、系内温度が70℃になるように加熱攪拌し、ポリエステル樹脂(a1)をメチルエチルケトンに完全に溶解させ、固形分濃度40質量%のポリエステル樹脂(a1)溶液を得た。
[転相乳化工程]
ガラス容器(内容量2L)に、前記ポリエステル樹脂(a1)溶液を500g仕込み、系内温度を22℃に保ちながら攪拌し、塩基性化合物としてトリエチルアミンを23g(ポリエステル樹脂(a1)の酸価に対して9倍当量)添加した。続いて40g/分の速度で22℃のイオン交換水542gを添加し、その後、攪拌を30分間続けた。蒸留水を全量添加する間の系内温度は22±1℃、蒸留水添加終了後の固形分濃度は20質量%、転相乳化工程の完了は溶解工程終了から2時間経過後であった。
[脱溶剤工程]
得られたポリエステル樹脂(a1)の分散体800gを丸底フラスコに仕込み、メカニカルスターラーとリービッヒ冷却器を設置し、フラスコをオイルバスで加熱し、常圧で水性媒体を284g留去した。その後、室温まで冷却し、さらに攪拌しながら、28質量%アンモニア水0.9gを添加し、最後に固形分濃度が30質量%となるようにイオン交換水を加えて、ポリエステル樹脂分散体(A−1)を得た。
ポリエステル樹脂(a2)を用い、転相乳化工程時に用いる、トリエチルアミンの配合を6.5g(ポリエステル樹脂(a2)の酸価に対して3倍当量)とし、イオン交換水を559gとすること以外は、ポリエステル樹脂分散体(A−1)と同様の調整を行い、ポリエステル樹脂分散体(A−2)を得た。
ポリエステル樹脂(a3)を用い、転相乳化工程時に用いる、トリエチルアミンの配合を13g(ポリエステル樹脂(a3)の酸価に対して6倍当量)とし、イオン交換水を552gとすること以外は、ポリエステル樹脂分散体(A−1)と同様の調製を行い、ポリエステル樹脂分散体(A−3)を得た。
ポリエステル樹脂(a4)を用い、転相乳化工程時に用いる、トリエチルアミンの配合を9.1g(ポリエステル樹脂(a4)の酸価に対して1.2倍当量)とし、イオン交換水を556gとすること以外は、ポリエステル樹脂分散体(A−1)と同様の調製を行い、ポリエステル樹脂分散体(A−4)を得た。
ポリエステル樹脂(a5)を用い、転相乳化工程時に用いる、トリエチルアミンの配合を7.2g(ポリエステル樹脂(a5)の酸価に対して20倍当量)とし、イオン交換水を558gとすること以外は、ポリエステル樹脂分散体(A−1)と同様の調製を行い、ポリエステル樹脂分散体(A−5)を得た。しかし、得られたポリエステル樹脂分散体(A−5)は脱溶剤工程終了後すぐに固化してしまったため、以後の評価を行うことができなかった。
ポリエステル樹脂(a6)を用い、転相乳化工程時に用いる、トリエチルアミンの配合を49g(ポリエステル樹脂(a6)の酸価に対して9倍当量)とし、イオン交換水を516gとすること以外は、ポリエステル樹脂分散体(A−1)と同様の調製を行い、ポリエステル樹脂分散体(A−6)を得た。
ポリエステル樹脂(a7)を用い、転相乳化工程時に用いる、トリエチルアミンの配合を55g(ポリエステル樹脂(a7)の酸価に対して9倍当量)とし、イオン交換水を510gとすること以外は、ポリエステル樹脂分散体(A−1)と同様の調製を行い、ポリエステル樹脂分散体(A−7)を得た。
調整例8で得られたポリエステル樹脂分散体(A−1)と、粘着付与剤を含有するロジン系水性分散体(B−1)[ハリマ化成社製、ハリエスターSK−323NS、固形分濃度50質量%、軟化点125℃、体積平均粒子径500nm]を、混合攪拌して水性分散体(S−1)を得た。なお、ポリエステル樹脂分散体(A−1)に含有するポリエステル樹脂(a1)と、ロジン系水性分散体(B−1)に含有する粘着付与剤(b1)の質量比(以下、固形分質量比という)が(a1)/(b1)=70/30となるように混合し、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
表4に示す固形分質量比とする以外は、実施例1と同様にして、水性分散体(S−2)〜(S−4)、(S−12)〜(S−14)および(S−16)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
ポリエステル樹脂分散体(A−2)を用いること以外は、実施例1と同様にして、水性分散体(S−5)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
ポリエステル樹脂分散体(A−3)を用いること以外は、実施例1と同様にして、水性分散体(S−6)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
ロジン系水性分散体(B−2)[ハリマ化成社製、ハリエスターSK−385NS、固形分濃度50質量%、軟化点85℃、体積平均粒子径420nm]を用いること以外は、実施例1と同様にして、水性分散体(S−7)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
テルペンフェノール系水性分散体(B−3)[ヤスハラケミカル社製、ナノレットR−1050、固形分濃度50質量%、軟化点105℃、体積平均粒子径370nm]を用いること以外は、実施例1と同様にして、水性分散体(S−8)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
ポリエステル樹脂分散体(A−6)を用いること以外は、実施例1と同様にして、水性分散体(S−9)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
ポリエステル樹脂分散体(A−7)を用いること以外は、実施例1と同様にして、水性分散体(S−10)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
ロジン系水性分散体(B−4)[ハリマ化成社製、ハリエスターSK−822E、固形分濃度50質量%、軟化点170℃、体積平均粒子径470nm]を用いること以外は、実施例1と同様にして、水性分散体(S−11)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
実施例1で用いた水性分散体(S−1)100gに、硬化剤としてメラミン樹脂(日本サイテックインダストリーズ社製、サイメル303)を10g添加し、塗料用バインダー組成物(T−1)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
実施例1で用いた水性分散体(S−1)100gに、着色顔料として二酸化チタン(石原産業社製、CR−95)を10g添加し、塗料用バインダー組成物(T−2)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
実施例1で用いた水性分散体(S−1)100gに、実施例15で用いた硬化剤を10gと、実施例16で用いた着色顔料を10gそれぞれ添加し、塗料用バインダー組成物(T−3)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
ポリエステル樹脂分散体(A−4)を用いること以外は、実施例1と同様にして、水性分散体(S−12)を得て、各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
ポリエステル樹脂分散体(A−1)のみを用い、実施例1と同様に各種特性の評価を行った。その結果を表4に示す。
Claims (8)
- 酸価が3mgKOH/g以上、数平均分子量が5000〜50000であるポリエステル樹脂(A)と粘着付与剤(B)とを、(A)/(B)=95/5〜30/70(質量比)の範囲で含有することを特徴とする水性分散体。
- ポリエステル樹脂(A)のガラス転移温度が30℃以下であることを特徴とする請求項1記載の水性分散体。
- ポリエステル樹脂(A)が結晶性を有し、融点が100℃以下であることを特徴とする請求項1または2記載の水性分散体。
- ポリエステル樹脂(A)の酸成分として、テレフタル酸を15〜70モル%、およびアルコール成分として1,4−ブタンジオールを70〜100モル%含有することを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の水性分散体。
- 粘着性付与剤(B)がロジン類および/またはロジン誘導体、テルペン系樹脂を含むものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の水性分散体。
- 請求項1〜5いずれかに記載の水性分散体を用いてなる塗料用バインダー組成物。
- 請求項6記載の塗料用バインダー組成物より得られる塗膜。
- 請求項7記載の塗膜を積層してなる支持体。
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