JP2014000984A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した状態で小型容器が収納され、緩衝能力が充分に発揮され、組み立て作業にも手間がかかることない包装箱を提供する。
【解決手段】右側板1、前板2、左側板3、後板4、貼着板5を折線を介し順次連設し、前板には、上端に、上貼着板6、上支持孔を設けた上仕切板7、連結板8、下支持孔を設けた下仕切板9、下貼着板10を折線を介し順次連設し、下端に前底板11を折線を介し連設し、右側板及び左側板には、それぞれ上端に折線を介し上内蓋12、13を連設し、それぞれ下端に折線を介し側底板14、15を連設し、後板には、上端に折線を介し上蓋17を連設し、下端に、底板18、前側支持板19、載置板20、後側支持板21を折線を介し順次連設し、各折線で各構成板及び構成片を折り曲げ、所定個所を貼着して組み立てることにより、小型容器Bの収納部Xを設け、小型容器Bの底面の緩衝空間Sを底板18と載置板20の間に設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、試験管などの多数の小型容器や、薬品、化粧品、飲料などを収容した多数の小型容器を収納し、輸送するのに使用される包装箱に関するものである。
従来、この種の包装箱としては、前記小型容器を収納し、輸送する際に、特に底面側から落下した場合などの衝撃を緩和するために、箱底部に緩衝空間を有した中仕切りを設けたものが存在する。
このような包装箱としては、中仕切りを包装箱と別体として構成したものが存在する。例えば図15、16に示したように、中仕切りは、包装箱31の平面形状に対応する外形の横方向の上仕切板32、下仕切板33、載置板34及び底面板35を、互いに所定の間隔を開けて上から順に並設している。これら上仕切板32、下仕切板33、載置板34及び底面板35の互いに対向する二辺は、包装箱31の正面36及び背面37に対応する縦方向の前面板38及び後面板39にそれぞれ接着している。前記上仕切板32及び下仕切板33には、小形容器Bの胴部を支持する複数の上支持孔32a及び下支持孔33aを設けている。前記載置板34と底面板35との間には、緩衝空間Sを設けている。そして、このようにした包装箱31内に、複数本の小形容器Bを互いに離間させた状態で収納するようにしている(特許文献1)。
さらに、このような包装箱としては、中仕切りを包装箱と一体として構成したものが存在する。例えば図17〜19に示したように、包装箱41内において、中仕切板42と第二仕切板43の間に張設された内連結板44によって、各収納部Xの下方に底上げ部とした緩衝空間Sが設けられるようにしている。そして、各収納部Xには、それぞれ小形容器Bを挿入して、小形容器Bの底面の一部が内連結板44の上辺44aに接触するようにして、各収納部Xの底上げ部の上に配置することができるようにしている(特許文献2)。
特開2009ー298448号公報 特開2012ー46191号公報
しかしながら、上記従来の包装箱は、中仕切りを包装箱とは別体として構成したものでは、中仕切りの前面板38及び後面板39を、包装箱31の正面36及び背面37にそれぞれ接着しなければならず、その中仕切りを包装箱にセットするのに手間がかかると共に、包装箱と中仕切りとの数量管理も面倒であるなどという問題点を有していた。
さらに、上記従来の包装箱は、中仕切りを包装箱と一体として構成したものでは、小形容器Bの底面の一部が内連結板44の上辺44aに接触するようにして置かれ、各収納部Xの緩衝空間Sの上に配置したものとしているので、収納した小形容器Bが不安定な状態となったり、緩衝能力が充分に発揮されないなどという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、収納した小形容器の底面全体を載置板の平坦な底面で保持することにより、安定した状態で小型容器を収納することができ、さらに緩衝能力が充分に発揮され、しかも仕切りを包装箱と一体として構成することにより、組み立て作業にも手間がかかることなく、包装箱と仕切りとの数量管理も不要な包装箱を提供することを目的としてなされたものである。
この発明の包装箱は、右側板1、前板2、左側板3、後板4、貼着板5を折線a、b、c、dを介して順次連設し、前板2には、上端に、上貼着板6、複数の上支持孔H1 を設けた上仕切板7、連結板8、複数の下支持孔H2 を設けた下仕切板9、下貼着板10を折線e、f、g、h、iを介して順次連設し、下端に前底板11を折線jを介して連設し、右側板1及び左側板3には、それぞれ上端に折線m、nを介して上内蓋12、13を連設し、それぞれ下端に折線o、pを介して側底板14、15を連設し、後板4には、上端に折線sを介して上蓋17を連設し、下端に、底板18、前側支持板19、載置板20、後側支持板21を折線u、v、w、xを介して順次連設し、各折線a〜xにしたがって各構成板及び構成片を折り曲げ、所定個所を貼着して組み立てることにより、多数の小型容器Bの収納部Xを設け、これら小型容器Bの底面の緩衝空間Sを底板18と載置板20の間に設けたものとしている。
そして、この発明の包装箱は、前記下貼着板10の上端縁に切欠部10aを設け、前側支持板19に支持突片19aを設け、この支持突片19aが、前記下貼着板10に設けた切欠部10aに係止され、載置板20が浮き上がらないようにしている。
さらに、この発明の包装箱は、前記下仕切板9に係止突片9aを設け、後側支持板21に係止孔21aを設け、この係止孔21aに、前記下仕切板9に設けた係止突片9aが係止され、下仕切板9が浮き上がらないようにしている。
また、この発明の包装箱は、前側支持板19及び載置板20のそれぞれの横尺を、底板18の横尺の寸法内に収まる寸法にしている。
この発明の包装箱は、収納した小形容器の底面全体を載置板の平坦な底面で保持することができるようにしたので、安定した状態で小型容器を収納することができ、しかも緩衝能力が充分に発揮されるものとなった。
さらに、この発明の包装箱は、仕切りを包装箱と一体として構成したので、組み立て作業に手間がかかることなく、包装箱と仕切りとの数量管理も不要なものとなる。
また、この発明の包装箱は、各折線にしたがって各構成板及び構成片を縦方向と横方向の二方向に折り曲げ、所定個所を貼着することにより構成されるので、手作業は勿論、自動製函機(サックマシン)でも作製でき、量産化がし易いものとなる。
この発明の包装箱の展開図である。 この発明の包装箱を組み立てるための折る順序を示しており、図1から折り進めた状態の説明図である。 この発明の包装箱を組み立てるための折る順序を示しており、図2から折り進めた状態の説明図である。 この発明の包装箱を組み立てるための折る順序を示しており、図3から折り進めた状態の説明図である。 この発明の包装箱を組み立てるための折る順序を示しており、図4から折り進めた状態の説明図である。 この発明の包装箱を組み立てるための折る順序を示しており、図5から折り進めた状態の説明図である。 この発明の包装箱を組み立てるための折る順序を示しており、図6から折り進めた状態の説明図である。 この発明の包装箱を組み立てるための折る順序を示しており、図7から折り進めた状態の説明図である。 この発明の包装箱を組み立てるための折る順序を示しており、図8から折り進めた状態の説明図である。 この発明の包装箱を組み立てた状態の斜視図である。 この発明の包装箱を組み立てた状態の一部を切欠いて示す拡大斜視図である。 この発明の包装箱を組み立てた状態の平面図である。 図12中のA−A線によるこの発明の包装箱の閉蓋状態の断面図である。 図12中のB−B線によるこの発明の包装箱の閉蓋状態の断面図である。 従来の包装箱の一例を示す斜視図である。 図15に示す従来の包装箱の縦断面図である。 従来の包装箱の他の例を示す斜視図である。 図17に示す従来の包装箱の水平断面図である。 図17に示す従来の包装箱の一部切欠き拡大斜視図である。
以下、この発明の包装箱を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この発明の包装箱は、図1に示したように、一枚の台紙において、右側板1、前板2、左側板3、後板4、貼着板5を折線a、b、c、dを介して順次連設している。
右側板1は左側板3と同形状にし、前板2は後板4と同形状に形成している。そして、右側板1及び左側板3の横尺は、前板2及び後板4の横尺の略1/2〜1/3の寸法にし、貼着板5の横尺は、右側板1及び左側板3の横尺の略1/3〜1/4の寸法にしているが、これらの寸法に限定されるものではない。
前板2には、上端に、上貼着板6、複数の上支持孔H1 を設けた上仕切板7、連結板8、複数の下支持孔H2 を設けた下仕切板9、下貼着板10を折線e、f、g、h、iを介して順次連設しており、下端に前底板11を折線jを介して連設している。なお、前記前板2には、後に述べる上蓋17を開放する際に、この上蓋17の差込片16といっしょに持ち上げるための補助片2aが破断線Aを介して折線eに接するようにして設けられている。また、前記上貼着板6には、前記補助片2に対向する位置に抜孔6aが折線eに接するようにして設けられている。さらに、前記上仕切板7には、両端に折線k、lを介して側折片7a、7bを連設している。
上支持孔H1 は、折線fに接するようにした5個の前板側孔H1a、折線gに接するようにした5個の後板側孔H1bとを2列に設けたものとしており、小型容器Bの胴形状に略一致する円形部に、指が差し込める程度の四角部を連設した形状にしている。さらに、下支持孔H2 も、折線hに接するようにした5個の後板側孔H2bと、折線iに接するようにした5個の前板側孔H2aを前記上支持孔H1 の前板側孔H1a及び後板側孔H1bに対応するようにして、同様の配置とし、同様の形状としている。このようにした上支持孔H1 及び下支持孔H2 は、小型容器Bの胴部を安定した状態で支持することができると共に、小型容器Bを取り出す場合にも前記四角部に指を差し込むことにより簡単に取り出すことができるものとなる。なお、上支持孔H1 、下支持孔H2 ともに、これらの配置や形状に限定されるものではない。
前記連結板8には、下支持孔H2 の後板側孔H2b内にかけて、支持片8aが連設されている。なお、前記支持片8aは、下支持孔H2 のすべての後板側孔H2b内にかけて連設したものとしてもよいが、図示したように下支持孔H2 の後板側孔H2b内にかけて、交互に連設したものとするなど、下支持孔H2 のすべての後板側孔H2b内にかけて連設したものとする必要はない。
前記下貼着板10の上端縁には、後に述べる前側支持板19の支持突片19aを係止するための切欠部10aを設けたものとしている。さらに、前記下仕切板9には、後に述べる後側支持板21の係止孔21aに係止する係止突片9aを折線hから連結板8にかけて略コ字状に切り欠いて設けたものとしている。
前記前底板11は、縦長を後に述べる底板18の縦長の略1/2の寸法にしており、下端縁にはこの底板18の係止孔18aに係止するための係止突片11aを設けたものとしており、包装箱を組み立てたときに、この係止突片11aを、底板18の係止孔18aに係止させることにより、前底板11と底板18とが離れないようにしている。このようにすると、包装箱の底部は、前底板11と底板18との二重底になると共に、前底板11と底板18とが離れなくなるので、より強度性に優れたものとなる。
右側板1及び左側板3には、それぞれ上端に折線m、nを介して上内蓋12、13を連設し、それぞれ下端に折線o、pを介して、斜折線q、rを介し連結片14a、15aを連設した側底板14、15を連設している。
後板4には、上端に折線sを介して、折線tを介し差込板16を連設した上蓋17を連設し、下端に、底板18、前側支持板19、載置板20、後側支持板21を折線u、v、w、xを介して順次連設している。
上蓋17は、横尺を後板4の横尺と同一寸法にし、縦尺を右側板1及び左側板3の横尺と同一寸法にしている。差込板16は、横尺を上蓋17の横尺と同一寸法にし、縦尺を右側板1及び左側板3の縦尺の略1/3〜1/4の寸法にしている。なお、この差込板16の縦尺の寸法は、これに限定されるものではない。
底板18は、後板4に接する横尺をこの後板4の横尺と同一寸法にし、前側支持板19に接する横尺をこの前側支持板19の横尺と同一寸法になるように徐々に短い寸法とし、縦尺を上蓋17の縦尺と同一寸法にしている。なお、この底板18の略中央には、前記した前底板11の係止孔11aに係止するための係止突片11aを設けたものとしている。
前側支持板19は、横尺を後板4の横尺より短い寸法にし、底板18の横尺の寸法内に収まる寸法にしており、縦尺を後板4の縦尺の略1/7〜1/8の寸法にしている。なお、この前側支持板19の縦尺の寸法は、これに限定されるものではないが、後に述べる底板18と載置板20の間に設けられる緩衝空間Sの緩衝力に影響を与えるものであり、この緩衝力が充分に発揮される寸法にしている。
載置板20は、前側支持板19に接する横尺をこの前側支持板19の横尺と同一寸法にし、後側支持板21に接する横尺を底板18の横尺の最長部より短い寸法にして、この底板18の横尺の寸法内に収まる寸法にしており、縦尺を底板18の縦尺と同一寸法にしている。
前側支持板19及び載置板20のそれぞれの横尺を、底板18の横尺の寸法内に収まる寸法にしているのは、包装箱を組み立てる場合、これら前側支持板19及び載置板20を内側(底板18側)に折り曲げるときに、底板18の両端を前側支持板19及び載置板20の両端から食み出させて、自動製函機(サックマシン)で押さえておき、作業性をよくするためである。
さらに、前側支持板19には、折線wから載置板20に掛けて略コ字状に切り欠いて支持突片19aを設けたものとしており、包装箱を組み立てたときに、この支持突片19aが、前記下貼着板10に設けた切欠部10aに係止され、載置板20が浮き上がらないようにしている。このようにすると、載置板20は、包装箱内に安定した状態に配置されることになる。
後側支持板21は、横尺を後板4の横尺より短い寸法にして、この後板4の横尺の寸法内に収まる寸法にしており、縦尺を後板4の縦尺の略1/2の寸法にしている。この後側支持板21には、略中央に横長の係止孔21aを切り欠いて設けたものとしており、包装箱を組み立てたときに、この係止孔21aに、前記下仕切板9に設けた係止突片9aが係止され、下仕切板9が浮き上がらないようにしている。このようにすると、下仕切板9は、包装箱内に安定した状態に配置されることになる。
なお、図中の網かけで示した部分は貼着部Pである。この貼着部Pは、包装箱の組み立て前又は組み立て中に、適当な糊を塗布するなどして設けたものとしている。すなわち、右側板1の左端縁部、上貼着板6の両端部、下貼着板10の両端部、連結片14aの略中央部、連結片15aの略中央部及び後側支持板21の両端部を貼着部Pとしている。
そして、この発明の包装箱は、図1〜図9に示したように、各折線a〜xにしたがって各構成板及び構成片を折り曲げ、所定個所を貼着して組み立てることにより、多数の小型容器Bの収納部Xを上仕切板7及び下仕切板8によって設け、これら小型容器Bの底面の緩衝空間Sを底板18と載置板20の間に設けたものとしている。
以下、この発明の包装箱の組み立て順序について、詳細に説明する。
先ず、図1〜図2に示したように、前側支持板19を折線vにしたがって内側に折り曲げて、前側支持板19を底板18に、載置板20を底板18と後板4に、後側支持板21を後板4に、それぞれ重ね合わせ、後側支持板21を後板4に貼着部Pで貼着する。
次に、図2〜図3に示したように、上貼着板6を折線eにしたがって内側に折り曲げて、上貼着板6を前板2に、上仕切板7を前板2と前底板11に、連結板8を前底板11に、それぞれ重ね合わせ、上貼着板6を前板2に貼着部Pで貼着する。
さらに、図3〜図4に示したように、上仕切板7を折線fにしたがって内側に折り曲げ、続いて図4〜図5に示したように、連結板8を折線gにしたがって内側に折り曲げて、下貼着板10を前板2に重ね合わせ、下貼着板10を前板2に貼着部Pで貼着する。
そして、図5〜図6に示したように、側底板14を折線oにしたがって内側に折り曲げて右側板1に重ね合わせ、連結片14aを折線qにしたがって内側に折り曲げて側底板14に重ね合わせると共に、側底板15を折線pにしたがって内側に折り曲げて左側板3に重ね合わせ、連結片15aを折線rにしたがって内側に折り曲げて側底板15に重ね合わせる。
次に、図6〜図7に示したように、載置板20を折線xにしたがって内側に折り曲げると共に、底板18を折線uにしたがって内側に折り曲げて、載置板20を後側支持板21と後板4に重ね合わせる。
さらに、図7〜図8に示したように、前底板11を折線jにしたがって内側に折り曲げて下貼着板10に重ね合わせる。
そして、図8〜図9に示したように、後板4を折線cにしたがって内側に折り曲げて、底板18を側底板15に貼着部Pで貼着し、右側板1を折線aにしたがって内側に折り曲げて、右側板1を貼着板5に貼着部Pで貼着すると共に、側底板14を前底板11に貼着部Pで貼着する。
すると、図9に示した状態では、この発明の包装用箱は、偏平状に折り畳まれたものとなっているので、輸送、保管などの際、場所をとらず、非常に便利なものとなる。
次に、図9の状態において、この発明の包装用箱に左右方向から力を加えると、右側板1、左側板3、後板4がそれぞれ起き上がる。そして、図10、図11に示したように、底板18を折線uにしたがって外側に折り返して真横にする共に、載置板20を折線xにしたがって外側に折り返して真横にし、前側支持板19の支持突片19aを下貼着板10の切欠部10aに係止させ、載置板20及び底板18が真横から上方に浮き上がらないようにする。
さらに、図10、図11に示したように、上仕切板7を折線fにしたがって外側に折り返して真横にすると共に、下仕切板9を折線iにしたがって内側に折り曲げて真横にする。すると、連結板8が折線gにしたがって外側に折り返されて立ち上がり、支持片8aが後板側孔H2b内から抜け出て立ち上がり、係止突片9aが下仕切板9の外側に突出する。そこで、支持片8aの下端を載置板20に当接させ、係止突片9aを後側支持板21の係止孔21aに係止させ、下仕切板9及び上仕切板7が真横から上方に浮き上がらないようにする。
以上のようにして組み立てられたこの発明の包装箱は、図10〜図15に示したように、箱体内に多数の小型容器Bの収納部Xが上仕切板7及び下仕切板9によって設けられ、その収納部Xの下方の載置板20と底板18の間に、小型容器Bの底面の緩衝空間Sが設けられる。
そこで、この発明の包装箱に小型容器Bを収納する場合には、小型容器Bを上支持孔H1 の前板側孔H1aから下支持孔H2 の前板側孔H2a、又は上支持孔H1 の後板側孔H1bから下支持孔H2 の後板側孔H2bに差し込み、小型容器Bの底面が載置板20の上に載るようにする。そして、小型容器Bと上蓋17との隙間には、図13、図14に示したように、添付文書Wを差し込む。
すると、この発明の包装箱に収納された小型容器Bは、上面を添付文書Wによって保護され、胴部を前板側孔H1aと前板側孔H2a、又は後板側孔H1bと下支持孔H2 に包囲されることによって保護され、底面を載置板20の上に載せられ緩衝空間Sによって保護されるので、輸送する際などに、包装箱を底面側から落下させた場合にも、収納された小型容器Bは破損し難いものとなる。
さらに、この発明の包装箱に収納された小型容器Bは、底面が載置板20の上に載せられているので、安定した収納状態となり、輸送する際などにも、その包装箱に収納された小型容器Bが、がたつくようなこともないものとなる。
また、この発明の包装箱は、前記した組み立て順序によって、折線a〜xにしたがって各構成板及び構成片を縦方向と横方向の二方向に折り曲げればよいので、自動製函機(サックマシン)でも作製できるものとなり、量産化がし易いものとなる。
1 右側板
2 前板
3 左側板
4 後板
5 貼着板
6 上貼着板
7 上仕切板
8 連結板
9 下仕切板
9a 係止突片
10 下貼着板
10a 切欠部
11 前底板
17 上蓋
18 底板
19 前側支持板
19a 支持突片
20 載置板
21 後側支持板
21a 係止孔
a〜x 折線
B 小型容器
H1 上支持孔
H2 下支持孔
S 緩衝空間
X 収納部

Claims (4)

  1. 右側板(1)、前板(2)、左側板(3)、後板(4)、貼着板(5)を折線(a、b、c、d)を介して順次連設し、
    前板(2)には、上端に、上貼着板(6)、複数の上支持孔(H1 )を設けた上仕切板(7)、連結板(8)、複数の下支持孔(H2 )を設けた下仕切板(9)、下貼着板(10)を折線(e、f、g、h、i)を介して順次連設し、下端に前底板(11)を折線(j)を介して連設し、
    右側板(1)及び左側板(3)には、それぞれ上端に折線(m、n)を介して上内蓋(12、13)を連設し、それぞれ下端に折線(o、p)を介して側底板(14、15)を連設し、
    後板(4)には、上端に折線(s)を介して上蓋(17)を連設し、下端に、底板(18)、前側支持板(19)、載置板(20)、後側支持板(21)を折線(u、v、w、x)を介して順次連設し、
    各折線(a〜x)にしたがって各構成板及び構成片を折り曲げ、所定個所を貼着して組み立てることにより、多数の小型容器(B)の収納部(X)を設け、これら小型容器(B)の底面の緩衝空間(S)を底板(18)と載置板(20)の間に設けたことを特徴とする包装箱。
  2. 前記下貼着板(10)の上端縁に切欠部(10a)を設け、前側支持板(19)に支持突片(19a)を設け、この支持突片(19a)が、前記下貼着板(10)に設けた切欠部(10a)に係止され、載置板(20)が浮き上がらないようにしていることを特徴とする請求項1記載の包装箱。
  3. 前記下仕切板(9)に係止突片(9a)を設け、後側支持板(21)に係止孔(21a)を設け、この係止孔(21a)に、前記下仕切板(9)に設けた係止突片(9a)が係止され、下仕切板(9)が浮き上がらないようにしていることを特徴とする請求項1又は2記載の包装箱。
  4. 前側支持板(19)及び載置板(20)のそれぞれの横尺を、底板(18)の横尺の寸法内に収まる寸法にしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装箱。
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