JP2013528714A - 針布用ワイヤー異形材 - Google Patents

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Abstract

リブ部分および前記リブ部分の長さの全体に及ぶ複数の歯を備える針布用ワイヤー異形材である。前記歯は、前記歯の骨格を表す後斜面および繊維に直接接触する側を表す前斜面で傾斜している。前記後斜面は、リブ部分に対して後角を形成する接線を有しており、前記前斜面は、少なくとも2つの区域、すなわち先端区域およびアンダーカット区域に分割されている。前記先端区域は、前記後斜面に収束し、前記歯の先端を形成している。前記先端区域は、繊維間に挿入するようになっており、リブ部分に対して先端角を形成する接線を有している。前記アンダーカット区域は、繊維を保持するようになっており、リブ部分に対してアンダーカット角を形成する接線を有している。前記アンダーカット角は、アンダーカット区域の各点において、後角の最大値よりも大きくなっており、先端角の最小値よりも小さくなっている。

Description

本発明は、リブ部分および前記リブ部分の長さの全体にわたって複数の歯を備える針布用ワイヤー異形材に関する。
梳綿(カーディング)は、糸の製造およびカード式不織布品の製造における基本的な工程の1つである。梳綿は、綿繊維、羊毛繊維、またはポリエステル繊維のような原材料を、該繊維のもつれをほぐし、真っ直ぐにし、かつ望ましくない材料を除去することによって、結束したウエブに変えるプロセスである。カード機の出口側において、ウエブは、所謂、「スライバー(sliver)」、すなわち、一次元的な繊維のリボンに結集されるか、またはウエブとして次のプロセスに移送されるようになっている。梳綿プロセス中の繊維の制御は、金属針布および/または柔軟針布を介して、かつ気流の制御によって行われている。梳綿プロセスの基礎をなす基本的な原理は、100年にわたって変更されていないが、製造技術の改良が常に行われており、これによって、速度および効率の改良がもたらされている。
特許文献1,2,3,4,5は、種々の金属針布に関する。特許文献6は、細長の異形断面ワイヤーを備える針布を記載している。このワイヤーは、複数の長手方向に配列された歯を有しており、これらの歯は、それぞれ、張り出した先端を有している。張り出した先端の下方の各歯のエッジ面は、先端からエッジ面に沿って互いに離間した少なくとも1つのアンダーカットされたエッジ区域を備えている。このアンダーカットされたエッジ区域は、梳綿中に、エッジ面によって、具体的には、アンダーカット区域における好ましくは実質的に水平方向の段によって、繊維の保持率を高めている。特許文献6は、性能および寿命に関連する理由から、アンダーカットされたエッジ区域を慎重な設計によって最適化することができると記載している。しかし、この文献は、ワイヤーをロータリー打抜技術によって作製することができないという欠点が未解決なままである。
先行技術は、以下の特性(i)〜(v)を有する望ましい針布に対処することができない。(i)第1の特性は、繊維の完全な制御であるが、これは、梳綿中の極めて重要なステップである。何故なら、針布は、繊維材料を突き通すことができねばならないのみならず、繊維を損傷させることなく保持しなければならないからである。(ii)望ましい針布は、繊維をワイヤーが巻着されたローラ間、例えば、主シリンダーからドッファとして知られている取出しシリンダーに繊維を移送することができるようになっているべきである。当技術分野において知られているワイヤー異形材について留意すべき問題点は、強い繊維取込み能力が複数のカード機の終端―始端(stop-start)における繊維の装填につながるということである。繊維の種類も移送に関して大きな役割を果たしていることに留意されたい。例えば、針布は、織布ユニットまたは不織布ユニットに用いられている。(iii)望ましい針布は、繊維に対する種々の巨視的な変形、例えば、横方向の圧縮、伸張、および捩れを最小限に抑えるべきである。(iv)当技術分野において、例えば、特許文献6において知られているいくつかのワイヤー異形材は、ロータリー打抜技術によって作製することができない。しかし、ロータリー打抜技術を用いて、特定の幾何学的形状のために針布を大量生産することが可能であることが望ましい。(v)針布は、梳綿機のローラおよびプレートへの針布の取換えを頻繁に行わないことによって、時間を節約し、保守コストを軽減させるために、耐摩耗性を有していなければならない。当技術分野において知られているワイヤー異形材は、エッジへの応力集中によって、歯の強度が低下し、歯の一部の破断が生じやすく、繊維保持能力が失われる問題を有している。
望ましい針布を得るために、研究の大部分は、針布の幾何学的形状に重点を置いてなされてきた。これらのフック状の針布は、繊維に直接作用し、房状の塊を壊し、個々の繊維に解きほぐし、かつこれらの繊維を配向させるためのものである。
針布を製造するために、ワイヤーは基礎をなす出発材料を形成する。この出発材料は、一回または複数回の引抜加工および圧延加工が施され、続いて、特許文献7に記載されているような適切な機械的打抜装置を用いて連続的な一連の溝孔を打抜き、歯が形成される。
特許文献7は、2つの打抜技術、具体的には、垂直方向打抜技術およびロータリー打抜技術について詳細に述べている。これらの技術は、いずれも、ブレード(刃部)に歯を作製するための技術として知られている。垂直方向打抜技術では、垂直方向に往復運動するカッター工具が成形ダイ内に出入りするようになっており、この工程中、該ブレードは、一時的に止まった状態で保持されている。すなわち、この周知の技術によれば、ブレードは、打抜加工を行うために、間欠的に移動され、かつ周期的に静止状態で保持されねばならない。この技術の欠点の1つは、この技術が、鋸歯付きワイヤーを製造する極めて遅いプロセスであり、生産性が低いことによって、鋸歯付きワイヤーを有するローラの製造の効率またはローラ、シリンダー、ドッファの取換えの効率に著しく影響を与えることである。一方、ロータリー打抜技術は、成形ダイを貫通するように設置されている回転切削工具を用いており、この工程中、ブレードは、連続的に成形ダイを通過するようになっている。この技術の利点は、高速度であり、短期間の内にkm長さの鋸歯付きワイヤーを製造する能力を有していることである。特許文献8は、1つの回転切削工具を記載している。この工具は、回転フライススピンドルを有しており、該スピンドルに、打抜工具が取り付けられている。フライススピンドルの角位置は、角度デコーダによって連続的に登録可能であり、供給機構は、このようにして決定された角位置に基づいて制御可能になっている。しかし、このロータリー打抜技術の欠点は、鋸歯付きワイヤーの製造が、幾何学的形状および形状に関して、制限されていることである。さらに、特許文献9は、(垂直方向打抜およびロータリー打抜に関して述べた)機械的な工具手段を用いる針布の製造の欠点について述べており、特に、熱処理中の酸化物の残滓の問題および工具の摩耗および引裂きによる製造精度の劣化の問題について述べており、レーザを用いて針布を作製することを提案している。レーザビームは、プロセス中に摩耗を生じさせないので、精度は、良好なものになる。このレーザ切断の欠点は、高エネルギーを必要とすることである。一部の幾何学的形状のものについて、レーザは、より多くの熱を吸収する局部をもたらし、その結果、制御できない高熱または溶断のような激しい反応をもたらす可能性がある、という問題を有している。
米国特許第4,233,711号明細書 米国特許第4,964,195号明細書 米国特許第4,643,89号明細書 米国特許第5,755,012号明細書 米国特許第6,408,487号明細書 国際特許出願公開第00/26450号パンフレット 英国特許出願公開第2257164A号明細書 米国特許出願公開第6,195,843号明細書 英国特許出願公開第2439638号明細書
本発明の目的は、ロータリー打抜技術を用いて容易にかつ一貫して作製可能な針布用ウィヤ異形材の歯の特定の明確な幾何学的形状により、周知の梳綿ワイヤーの欠点を解消する針布用ワイヤー異形材を提供することにある。
本発明の他の目的は、梳綿プロセス中に、合成繊維および天然繊維を効率的に突き通し、該繊維を効率的に捕獲し、かつ制御するワイヤー異形材を提供することにある。
本発明の他の目的は、多量の繊維がカード機ワイヤー内に保持されることを可能にする繊維空間をもたらすワイヤー異形材を提供することにある。本発明をカード機のドッファに用いることによって、シリンダーへの繊維再循環が低減されることになる。
本発明の他の目的は、梳綿プロセス中に繊維に摩擦抵抗を与えるワイヤー異形材を提供することにある。
従って、本発明の一態様は、リブ部分および前記リブ部分の長さの全体に及ぶ複数の歯を備える針布用ワイヤー異形材である。前記歯は、前記歯の骨格を表す後斜面および繊維と直接接触する側を表す前斜面で傾斜している。前記後斜面は、リブ部分に対して後角を形成する接線を有しており、前記前斜面は、少なくとも2つの区域、すなわち先端区域およびアンダーカット区域に分割されている。前記先端区域は、前記後斜面に収束し、前記歯の先端を形成している。前記先端区域は、繊維間に挿入するようになっており、リブ部分に対して先端角を形成する接線を有している。前記アンダーカット区域は、繊維を保持することができるようになっており、リブ部分に対してアンダーカット角を形成する接線を有している。前記アンダーカット角は、アンダーカット区域の各点において、後角の最大値よりも大きくなっており、先端角の最小値よりも小さくなっている。本発明の他の態様では、ワイヤー異形材は、前記アンダーカット区域の下方から始まっている基部区域をさらに備えている。前記基部区域は、前記リブ部分に向かって収束している。前記基部区域は、リブ部分に対して基部角を形成する接線を有しており、前記基部角の最大値は、前記アンダーカット角よりも大きくなっている。
本発明のワイヤー異形材は、ロータリー打抜技術によって製造される可能性を有するものである。
従って、本発明の他の態様は、(i)連続的供給機構によってワイヤーを供給するステップと、(ii)ロータリー刃を用いて切断手順を行うステップであって、前記ロータリー刃は、成形ダイを貫通するように設定されている、ステップと、を含むプロセスによって、本発明のワイヤー異形材を製造する方法である。
本発明によるワイヤー異形材の種々の実施形態の側面図である。 本発明によるワイヤー異形材の種々の実施形態の側面図である。 本発明によるワイヤー異形材の種々の実施形態の側面図である。 本発明による先端形状の実施形態を示す図である。 本発明による1対の歯間の離間区域の実施形態を示す図である。 本発明によるワイヤー異形材の実施形態の軸方向断面図である。
図1は、リブ部分および前記リブ部分114の長さの全体に及ぶ複数の歯を備える針布用ワイヤー異形材110を示している。前記歯は、前記歯の骨格を表す後斜面112および繊維に直接接触する側を表す前斜面118,120,122で傾斜している。前記後斜面は、リブに対して後角βを形成する接線を有している。前記前斜面は、少なくとも2つの区域、すなわち先端区域およびアンダーカット区域120に分割されている。先端区域は、前記後斜面に収束し、前記歯の先端116を形成している。前記先端区域118は、繊維間に挿入するようになっており、リブ部分に対して先端角μを形成する接線を有している。アンダーカット区域120は、繊維を保持するためのものであり、リブ部分に対してアンダーカット角を形成する接線を有している。前記アンダーカット角αは、アンダーカット区域の各点において、後角の最大値よりも大きくなっており、先端角μの最小値よりも小さくなっている。前斜面は、さらなる基部区域122を備えている。基部区域122は、前記アンダーカット区域120の下方から始まって、前記リブ部分に向かって収束している。前記基部区域は、リブ部分に対して基部角λを形成する接線を有しており、前記基部角λの最大値は、前記アンダーカット角αよりも大きくなっている。
図2は、リブ部分および前記リブ部分214の長さの全体に及ぶ複数の歯を備える針布用ワイヤー異形材210を示している。前記歯は、前記歯の骨格を表す後斜面212および繊維に直接接触する側を表す前斜面218,220,222で傾斜している。前記後斜面は、リブに対して後角βを形成する接線を有している。前記前斜面は、少なくとも2つの区域、すなわち先端区域およびアンダーカット区域220に分割されている。先端区域は、前記後斜面に収束し、前記歯の先端216を形成している。前記先端区域218は、繊維間に挿入するようになっており、リブ部分に対して先端角μを形成する接線を有している。アンダーカット区域220は、繊維を保持するためのものであり、リブ部分に対してアンダーカット角を形成する接線を有している。前記アンダーカット角αは、アンダーカット区域の各点において、後角の最大値よりも大きくなっており、先端角μの最小値よりも小さくなっている。前斜面は、さらなる基部区域222を備えている。基部区域222は、前記アンダーカット区域220の下方から始まっており、前記リブ部分に向かって収束している。前記基部区域は、リブ部分に対して基部角λを形成する接線を有しており、前記基部角λの最大値は、前記アンダーカット角αよりも大きくなっている。
図3は、リブ部分および前記リブ部分314の長さの全体に及ぶ複数の歯を備える針布用ワイヤー異形材310を示している。前記歯は、前記歯の骨格を表す後斜面312および繊維に直接接触する側を表す前斜面318,320,322で傾斜している。前記後斜面は、リブに対して後角βを形成する接線を有している。前記前斜面は、少なくとも2つの区域、すなわち先端区域およびアンダーカット区域320に分割されている。先端区域は、前記後斜面に収束し、前記歯の先端316を形成している。前記先端区域318は、繊維間に挿入するようになっており、リブ部分に対して先端角μを形成する接線を有している。アンダーカット区域320は、繊維を保持するためのものであり、リブ部分に対してアンダーカット角を形成する接線を有している。前記アンダーカット角αは、アンダーカット区域の各点において、後角の最大値よりも大きくなっており、先端角μの最小値よりも小さくなっている。前斜面は、さらなる基部区域322を備えている。基部区域322は、前記アンダーカット区域320の下方から始まっており、前記リブ部分に向かって収束している。前記基部区域は、リブ部分に対して基部角λを形成する接線を有しており、前記基部角λの最大値は、前記アンダーカット角αよりも大きくなっている。本発明の1つの好ましい実施形態では、前斜面は、少なくとも1つの付加的なアンダーカット区域をさらに備えている。本発明の1つの好ましい実施形態では、前斜面は、2つ、3つ、または4つのアンダーカット区域を備えており、前記アンダーカット区域は、リブ部分に対してアンダーカット角(例えば、α’,α’’,α’’’)を形成する接線を有している。図3の前斜面は、3つのアンダーカット角(α,α’,α’’)を有する3つのアンダーカット区域を有している。本発明の1つの好ましい実施形態では、3つのアンダーカット角(α’,α’’’,α’’’)は、互いに等しくなっている。
αとβとの間の差は、0.1°から20°の範囲内、好ましくは、0.5°から10°の範囲内、さらに好ましくは、0.5°から5°の範囲内にある。本発明の1つの好ましい実施形態では、角度αは、39°であり、角度βは、35°であり、角度λは、57°であり、角度μは、52°である。
本発明の1つの好ましい実施形態では、針布用ワイヤー異形材は、リブ部分および前記リブ部分の長さの全体に及ぶ複数の歯を備えている。前記歯は、前記歯の骨格を表す後斜面および繊維に直接接触する側を表す前斜面で傾斜している。前記後斜面は、リブ部分に対して後角を形成する接線を有しており、前記前斜面は、3つの区域、先端区域、アンダーカット区域、および基部区域に分割されている。前記先端区域は、前記後斜面に収束し、前記歯の先端を形成している。前記先端区域は、繊維間に挿入するようになっており、リブ部分に対して先端角を形成する接線を有している。前記アンダーカット区域は、繊維を保持することができるようになっており、リブ部分に対してアンダーカット角を形成する接線を有している。前記アンダーカット角は、アンダーカット区域における各点において、後角の最大値よりも大きくなっており、先端角の最小値よりも小さくなっている。前記前斜面は、前記アンダーカット区域の下方から始まっているさらなる基部区域を備えている。前記基部区域は、前記リブ部分に向かって収束している。前記基部区域は、リブ部分に対して基部角を形成する接線を有しており、ロータリー打抜を可能にするために、前記基部角の最大値は、前記アンダーカット角よりも大きくなっている。
本発明の1つの好ましい実施形態では、前記基部角λは、先端角μの最小値よりも小さくなっている。
本発明の1つの好ましい実施形態では、前記先端角は、40°から135°の範囲内、好ましくは、45°から90°の範囲内、さらに好ましくは、45°から70°の範囲内、最も好ましくは、50°から65°の範囲内にある。
本発明の1つの好ましい実施形態では、前記後角は、10°から80°の範囲内、好ましくは、20°から50°の範囲内、さらに好ましくは、30°から45°の範囲内にある。
図4は、本発明の歯の先端の種々の形状を示している。本発明の1つの実施形態では、先端の形状は、切点430である。本発明の他の実施形態では、先端の形状は、半鷲鼻状432である。本発明のさらに他の実施形態では、先端の形状は、完全鷲鼻状434である。本発明のさらに他の実施形態では、先端の形状は、二重後角436である。本発明のさらに他の実施形態では、先端の形状は、平坦ランド438である。本発明のさらに他の実施形態では、先端の形状は、丸形439である。
「条線(striations)(124,224)」という用語は、ワイヤー異形材の長手方向に沿った多数の小さい平行溝/筋を指している。このような形状は、好ましくは、歯のアンダーカット区域に作製されており、繊維を保持するためのものである。本発明の一実施形態では、ワイヤー異形材の歯は、前記ワイヤー異形材の長手方向に沿った条線を備えている。本発明の他の実施形態では、これらの条線は、前記アンダーカット区域に沿って配置されている。本発明のさらに他の実施形態では、条線は、繊維保持能力を高めるために、ワイヤー異形材のいずれかの側に沿った代替的な形状に現れる溝および筋の形態にある。
「離間区域(spaced segment)」という用語は、1対の歯の間の間隔を指しており、特にこの区域は、前記歯の基部を指しており、1つの歯の前斜面および隣接歯の後斜面は、リブ部分に向かって収束している。図5は、本発明の種々の離間区域を示している。本発明の一実施形態では、第1の歯540のリブ部分と後斜面との合流点と、第1の歯に最隣接している第2の歯541のリブ部分と前斜面との合流点との間の距離が、「離間区域」として定義されている。本発明の一実施形態では、離間区域は、半径方向に湾曲した区域542である。本発明のさらに他の実施形態では、離間区域は、合流点R1,R2において半径方向に湾曲しており、前記合流点間の部分が平坦な底をなしている区域544である。本発明のさらに他の実施形態では、離間区域は、合流点において半径方向に湾曲しており、前記合流点間の部分が鋭角で傾斜している区域546である。
図6は、本発明のワイヤー異形材のリブ部分の種々の形状を示している。本発明の一実施形態では、リブの形状は楔状カードワイヤー650を形成するために矩形である。本発明の他の実施形態では、リブの形状は、v字状の連結部(interlocking)652である。本発明のさらに他の実施形態では、リブの形状はL字状ワイヤー654を形成するために矩形である。
「梳綿機」という用語は、カードワイヤー(card wire)が巻装された回転円筒体および(もしあれば)疑似静止フラットプレートまたは静止フラットプレートを備える機械を指している。例えば、「梳綿機」という用語は、(不織布/長繊維梳綿の場合)、ワーカー(worker)、ドッファ(doffer)、ストリッパー、コンデンサ、および移送ローラを指し、さらにリッカリン(likerin)またはシリンダーも含まれる。短繊維梳綿の場合、ドッファワイヤー、可能であれば、金属製トップを指している。梳綿機は、本発明のワイヤー異形材を備えている。本発明の一実施形態では、梳綿機は、短繊維用のドッファである。
本発明の他の実施形態では、梳綿機は、不織布または長繊維用のローラカード機のワーカーである。
本発明の他の実施形態では、梳綿機は、不織布または長繊維梳綿用のローラカード機のドッファである。
本発明の他の実施形態では、梳綿機は、不織布または長繊維梳綿用のローラカード機の移送ローラである。
本発明の他の実施形態では、梳綿機は、不織布または長繊維梳綿用のローラカード機のストリッパーである。
本発明のワイヤー異形材は、次に述べる方法によって、作製することができる。出発材は、以下の鋼組成を有するワイヤーロッド(通常の直径:1.20mmまたは0.7mm)である。鋼組成は、0.30%から2.0%の範囲内、例えば、0.5%から1.2%の範囲内、例えば、0.6%から1.1%の範囲内の炭素含量;0.10%から2.5%の範囲内、例えば、0.15%から1.60%の範囲内の珪素含量;0.10%から2.0%の範囲内、例えば、0.50%から0.90%の範囲内のマンガン含量;0.0%から2.0%の範囲内、例えば、0.10%から1.50%の範囲内、例えば、0.10%から0.90%の範囲内のクロム含量;0.0%から2.0%の範囲内、例えば、0.05%から0.60%の範囲内、例えば、0.10%から0.50%の範囲内のバナジウム含量;および0.0%から1.5%の範囲内、例えば、0.1%から0.70%の範囲内のタングステン含量を含んでいる。
本発明の一実施形態では、ワイヤー異形材の組成は、クロムまたはバナジウムのいずれかを含んでいてもよい。いくつかの他の組成では、クロムおよびバナジウムの両方が含まれている。硫黄および燐の量は、好ましくは、可能な限り少なくなっており、例えば、いずれも、0.05%未満、例えば、0.025%未満になっている。
ワイヤーロッドには、所望の非円形断面が得られるまで、冷間引抜および乾式引抜(dry drawn)が施されるようになっている。タークスヘッド(Turks head)またはロールによる圧延が行われてもよい。引抜加工は、異形材引抜ダイによって行うことができる。断面形状は、用途によって決められるが、正方形、矩形、またはL字状とすることができる。L字状の基部脚は、リブ部分をなし、L字状の上側脚は、最終的に歯をもたらす箇所である。この異形加工の後、切削加工、好ましくは、打抜加工によって、異形断面ワイヤーに歯が形成されることになる。歯の形成に続いて、バリ取り加工が行なわれるとよい。
その後、形成された鋸歯付きワイヤー異形材には、いくつかの熱処理が施される。これらの熱処理は、鋸歯付きワイヤーのリブ部分の応力除去および歯の硬化を目的とするものである。それ故、鋸歯付きワイヤーの全体が、600℃近くの温度まで加熱され、追加的に、歯が約900℃の温度に達するまで加熱されることになる。その後、ワイヤーの全体が焼入れされ、これによって、脚が応力除去され、歯が硬化されることになる。何故なら、歯は、より高い温度の加熱を受けているからである。600℃までの全体的な加熱は、誘導加熱によって行われてもよいし、ガスバーナによって行われてもよい。900℃までの歯の加熱は、ガスバーナを付加して行われてもよいし、または歯をプラズマアークまたはプラズマトーチに晒すことによって行われてもよい。焼入れ作業は、油槽またはポリマーの槽内において行うことができる。
カードワイヤーの性能は、ウエブの規則性およびウエブに存在するネップの数の視覚的な観察によって、検証することができる。スライバーまたはスラブがカード機の出口で形成される場合(これらが、短繊維紡糸または長繊維紡糸によってさらに処理される)、スライバーまたはスラブは、ネップの数および繊維長さの分布に関して試験されてもよい。綿スライバーの場合、AFIS(ウステル社の先進繊維情報システム)試験装置は、スライバーパラメータ、例えば、ネップの数、夾雑物粒子、ならびに繊維長さおよび繊維長さ分布を試験するのに用いられる周知の装置である。紡績糸の場合、該糸は、規則性試験機によって試験可能であり、ネップの数、薄い箇所の数および厚い箇所の数が決定され、これによって、糸の品質を評価することができる。
本発明によるカードワイヤーをドッファローラまたはワーカーローラに用いることによって、従来のワイヤーを用いたときよりも多くの繊維が、これらのローラ上に存在することになる。本発明によるカードワイヤーの1片を取り出し、歯上に繊維を置き、次いで、歯と共にワイヤー片を下に向けたとき、従来のワイヤーを用いた同じ実験と比較して、より多くの繊維が歯上に保持され、脱落する繊維がより少ない。
どのような参照符号も、請求項の範囲を制限するものではない。

Claims (15)

  1. リブ部分および前記リブ部分(114)の長さの全体に及ぶ複数の歯を備える針布用ワイヤー異形材(110)であって、
    前記歯は、前記歯の骨格を表す後斜面(112)および繊維に直接接触する側を表す前斜面(118,120,122)で傾斜しており、
    前記後斜面は、前記リブに対して後角(β)を形成する接線を有しており、
    前記前斜面は、少なくとも2つの区域、すなわち先端区域およびアンダーカット区域に分割されており、
    前記先端区域は、前記後斜面に収束し、前記歯の先端(116)を形成しており、前記先端区域(118)は、繊維間に挿入するようになっており、前記先端区域は、前記リブ部分に対して先端角(μ)を形成する接線を有しており、
    前記アンダーカット区域(120)は、前記繊維を保持することができるようになっており、前記アンダーカット区域は、前記リブ部分に対してアンダーカット角(α)を形成する接線を有している
    ワイヤー異形材において、
    ロータリー打抜を可能にするために、前記アンダーカット角(α)は、前記アンダーカット区域の各点において、前記後角(β)の最大値よりも大きくなっており、前記先端角(μ)の最小値よりも小さくなっている、ことを特徴とするワイヤー異形材。
  2. 前記前斜面は、前記アンダーカット区域(120)の下方から始まっているさらなる基部区域(122)を備えており、前記基部区域は、前記リブ部分に向かって収束しており、
    前記基部区域は、前記リブ部分に対して最大基部角(λ)を形成する接線を有しており、前記基部角は、前記アンダーカット角(α)よりも大きくなっている、ことをさらに特徴とする請求項1に記載のワイヤー異形材。
  3. 前記前斜面は、少なくとも1つの付加的なアンダーカット区域を備えている、ことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤー異形材。
  4. 前記基部角(λ)は、前記先端角(μ)の最小値よりも小さくなっている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のワイヤー異形材。
  5. 前記先端角(μ)は、40°から135°の範囲内にある、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のワイヤー異形材。
  6. 前記後角(β)は、10°から80°の範囲内にある、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの記載のワイヤー異形材。
  7. 前記先端の形状は、(i)切点(430)、(ii)半鷲鼻状(432)、(iii)完全鷲鼻状(434)、(iv)二重後角(436)、(v)平ランド(438)、および(vi)丸形(439)からなる群から選択されるようになっている、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のワイヤー異形材。
  8. 前記歯は、前記ワイヤー異形材の長手方向に沿って条線(124,224)をさらに備えている、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のワイヤー異形材。
  9. 前記条線(124,224)は、前記アンダーカット区域(120)に沿って配置されている、ことを特徴とする請求項8に記載のワイヤー異形材。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つに記載のワイヤー異形材を備えている梳綿機。
  11. 前記梳綿機は、短繊維用のドッファであることを特徴とする請求項10に記載の梳綿機。
  12. 前記梳綿機は、不織布または長繊維梳綿用のローラカード機上のワーカーであることを特徴とする請求項10に記載の梳綿機。
  13. 前記梳綿機は、不織布または長繊維梳綿用のローラカード機上のドッファである、ことを特徴とする請求項10に記載の梳綿機。
  14. 前記梳綿機は、不織布または長繊維梳綿用のローラカード機上の移送ローラである、ことを特徴とする請求項10に記載の梳綿機。
  15. (i)連続的供給機構によってワイヤーを供給するステップと、
    (ii)ロータリー刃を用いて切断手順を行うステップであって、前記ロータリー刃は、成形ダイを貫通するように設定されているステップと
    を備えるプロセスによって、請求項1〜9のいずれか1つに記載のワイヤー異形材を製造する方法。
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