JP2013517004A - 粉砕製品の加工ストリームにおける微生物の低減 - Google Patents

粉砕製品の加工ストリームにおける微生物の低減 Download PDF

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Abstract

高い信頼レベルで微生物活性を低減するために粉砕製品を処理するための方法が開示される。無菌の高い信頼度で無菌のすぐに食べられる粉砕製品が、また開示される。

Description

関連出願
本出願は、表題「MICROBIAL REDUCTION IN A PROCESSING STREAM OF MILLED PRODUCTS」で、2010年1月20日に出願した米国特許仮出願番号第61/296,477の35U.S.C.§119(e)の下、利益を請求する。本出願は、表題「TRANSPORT SCHEDULING FOR LOW MICROBIAL BULK PRODUCTS」で、2010年6月15日に出願した米国特許仮出願番号第61/354,962の35U.S.C.§119(e)の下、利益をさらに請求する。上記出願は、それらの全体について本明細書中に組み込まれる。
粉砕製品(milled product)は、様々な消費者調理適用について使用され得る。粉砕製品は、また消費者食品を製造するための原料として食品会社により使用され得る。何度も粉砕製品は、消費前に調理されている。しかしながら、多くの状況において、消費者は、生の粉砕製品(例えば、生のクッキー生地、生のケーキバター、生の小麦粉、生の穀物など)を消費し得る。最終製品として、生の粉砕製品は、消費者に対し、健康上のリスクを有し得る。こられの健康上のリスクは、生の粉砕製品中の微生物活性の低減についての信頼レベルの不確実性に起因し得る。
本概要は、以下の詳細な説明でさらに記載される概念の選択を簡略化された形態で導入するために提供される。本概要は、請求された主題のキーおよび/または本質的な特徴を同定することを意図していない。また、本概要は、任意の態様で、請求された主題の範囲を制限することを意図していない。
開示の態様は、高い信頼レベルで微生物活性を低減するために粉砕製品を処理するための方法に関する。開示の態様はさらに、すぐに食べられる無菌の高い信頼度で無菌の粉砕製品に関する。
図1は、粉砕製品の加工ストリームにおいて微生物低減のための典型的な装置を例示した典型的な装置図である。 図2は、粉砕製品の加工ストリームにおいて微生物低減のための典型的な方法を例示した典型的な操作上の流れ図である。 図3は、粉砕製品の加工ストリームにおいて微生物低減のための様々な態様で使用され得る典型的な演算装置である。
詳細な説明
開示の態様は、添付する図面に関して本明細書の下文でより十分に記載しており、そしてそれは本明細書の一部を形成し、および実例を介して、例の特徴を示す。特徴は、しかしながら、多くの異なる形態で具現化でき、および本明細書で述べられた組み合わせに限定して解釈すべきでなく、むしろ、これらの組み合わせは、本開示が徹底的および完全となり、および十分に範囲を伝達するように提供される。他のものの中で、開示の特徴は、方法、プロセスおよび/または装置として具現化され得る。以下の詳細な説明は、従って、限定的な意味で解釈されない。
粉砕製品は、様々な原料から製造され得る。本明細書中の開示は、小麦粉に関連するいくつかの例を使用する。しかし、本開示は、そのような製品に限定されない。粉砕製品は、すべての種類の小麦粉、ふすま、麦芽、穀物、小麦、ライ麦、大麦などを含むが、限定されない。本明細書中の方法を使用する粉砕製品が、砂糖、スパイスなどの様々な原料の種類を含み得ることがさらに企図される。本明細書中の方法を使用する粉砕製品は、最初に脱水され、およびその後、粉砕されまたは粉にされたペッパー、野菜、フルーツなどの製品を含むことができることがまた企図される。
粉砕製品は、料理産業で多数の用途を有する。小麦粉に関連する例として、小麦粉は、マイクロレベルでベーキングするために消費者により利用され得る。そのような状況では、小麦粉の比較的小さいパッケージが、ベーキングするために消費者により得られ得る。例えば、消費者は、家庭でクッキーの小さなバッチをベーキングするために小麦粉の小さなパッケージを購入し得る。小麦粉は、最終製品中の原料として、大きな食品会社により、また使用され得る。そのような状況では、大量の小麦粉は、食品会社の通常の活動のために必要とされ得る。例えば、食品会社は、最終消費者が、最終的に焼くクッキー生地を大量に製造するために何千ポンドもの小麦粉を購入し得る。何度も、粉砕製品は、消費の前に、最終的に調理される。例えば、消費者は、焼いたクッキーを消費する前に、クッキー生地を焼くことができる。しかしながら、多くの状況では、消費者は、生の形態で粉砕製品を消費するかもしれない。例えば、消費者は、生地を調理する前に、生の形態でクッキー生地を消費するかもしれない。そのような生の粉砕製品の消費は、生の粉砕製品中の微生物活性のため、消費者に健康上のリスクを有するかもしれない。これらの健康上のリスクは、粉砕製品が加工されたとき、微生物の低減における不確実性に起因し得る。
本明細書中の開示の態様は、粉砕製品の加工ストリームにおける微生物の低減に関する。一つの態様では、粉砕製品のストリームは、粉砕製品の顆粒の流動性のストリームである。より完全に以下で述べるように、本方法は、実質的に連続である。粉砕製品のストリームは、衛生的な環境内に導入され得る。例えば、衛生的な環境は、ベルトの運搬ネットワークであり得る。他の態様では、運搬ネットワークは、プロセスを通じて粉砕製品を運搬するために衛生的な空気を強制的に有する閉鎖されたダクトネットワークを含み得る。粉砕製品のストリームは、例えば、ストリームを水和するための水分制御装置に運搬される。水分制御装置は、ストリームをくまなく、水分含量を標準化し得る。また、水分制御は、粉砕および/または微生物低減装置を介しての運搬の前に、生じてもよい。ストリームは、その後、ストリームが、ストリーム中の粉砕製品の機能性を実質的に変性および/または実質的に影響することなしに、適当な微生物レベルを保証するための微生物低減装置を介して運搬される微生物低減装置に運搬される。微生物低減装置の時間および温度は、少なくとも部分的に、製品の水和されたストリームの水分含量に基づいて決定される。本製品は、実質的にダウンストリームプロセスにダクトネットワークを経由して運搬され、および強制的な冷気を経由して保存される。そのような冷却は、装置全体で、結露の形成を最小限に抑えることができる。積出の段階で、粉砕製品は、消費者包装、バルク包装、貯蔵タンクを介してバルク車両輸送、および/または二次製造施設に運搬のために準備され得る。
態様はさらに、すぐに食べることができる無菌粉砕製品に関する。無菌性は、高い信頼レベルを含む。無菌粉砕製品は、消費者使用のために包装され得る。例えば、粉砕製品は、1ポンド‐20ポンドバッグなど、消費者容量で包装され得る。他の態様では、粉砕製品は、包装されない。例えば、本明細書中で記載された方法は、二次加工または食品製造施設に粉砕製品ストリームのための流路を提供するための導管または運搬ネットワークを含み得る。さらに他の態様では、粉砕製品は、バルクで輸送され得る。例えば、製品ストリームは、貨物輸送用コンテナまたは容器内で運搬され得る。バルク形態で粉砕製品を輸送するためのいくつかの態様は、2010年6月15日に出願された米国特許仮出願番号第61/354,962号、表題「TRANSPORT SCHEDULING FOR LOW MICROBIAL BULK PRODUCTS」で開示されている。
A.装置
図1は、粉砕製品の加工ストリームにおける微生物低減のための一つの典型的な装置100を示す。装置100は、装置の概要を示す。装置100は、本明細書に述べられた機能性から逸脱することなく様々な構成を含み得る。図1で示した構成要素および記載された機能性は、複合的な機能性を含む単一の構成要素および/または構成要素の組み合わせとして加工ストリーム内に統合され得る。例えば、図1において、様々な構成要素および構成要素の間の矢印は、機能性の態様を説明するための目的で示され、および構成要素が構造的にどこに「存在する」または構成要素がフロー内に単一体であることを示すために必ずしも必要でない。構成要素は、複合的な機能を遂行するための組み合わせ装置および/または単一の機能を遂行するための単一装置を含み得ることが企図される。図1で示される構成要素は、所望、加工効率、経済などに依拠した無数の施設場所について位置し得ることが企図される。分類されおよび名前を付けられた構成要素の図1における描写は、単に、本明細書中で述べられたように装置100の説明の理論的フローを容易にするために過ぎない。
図1で示したように、装置100は、場合により、製品に製粉操作を遂行するためのミル102を含み得る。製品は、また貯蔵、第三者、他のプロセスなどから受け入れ得る。上で示したように、粉砕製品は、例えば、すべての種類の小麦粉、ふすま、胚芽、穀物、オーツ麦、小麦、ライ麦、大麦などを含み得る。本明細書中の方法を使用する粉砕製品は、様々な原料の種類、砂糖、スパイスなどを含み得ることが企図される。本明細書中の方法を使用する粉砕製品は、第一に脱水され、およびその後、ペッパー、野菜、フルーツなどを粉砕しまたは粉にした製品を含み得ることがまた企図される。ミル102から、粉砕製品は、ビタミン、タンパク質、栄養補助食品、ミネラルなどで粉砕製品を濃縮するために、濃縮加工装置(複数)104に運搬され得る。他の態様では、以下に示されたように水分制御は、ミル102で生じ得る。
濃縮加工装置(複数)104から、ミル製品ストリームは、衛生的な環境(sanitary environment)106内に流れ得る。一つの例では、粉砕製品ストリームは、強制的な空気により輸送され得る顆粒製品の流動性のストリームとして記載され得る。しかし、強制的な空気によって輸送されるための能力は、製品が強制的な空気により輸送されなければならないことを意味しない。衛生的な環境106は、様々な構成および形態を含み得る。例えば、衛生的な環境106は、装置100の構成要素の間を強制的な衛生的な気流を介して粉砕製品を輸送するためのダクトのネットワークを含み得る。他の例のように、衛生的な環境106は、装置100の示された構成要素を取り囲むクリーンルームを含み得る。衛生的な環境106は、製造ライン内のいくつかの構成で使用され得る。例えば、衛生的な環境106の「開始」が、濃縮加工装置(複数)からの流れの後に示されているにも関わらず、衛生的な環境106の「開始」が、粉砕製品ストリームが、微生物低減装置112に入ったとき、または粉砕製品が、微生物低減装置112から出て行くときから開始してもよい。衛生的な環境106は、衛生的な最新の機能性をまた含み得る。例えば、閉鎖されたダクトネットワークは、強制的な衛生的な空気および/または不活性な微生物を熱することにより浄化し得る。閉鎖されたダクトネットワークの加熱は、微生物を不活性化する前に、装置を加熱するためのダクトと関連する加熱コイルの装置および/またはネットワークを通じて強制的に加熱された空気を介して生じ得る。衛生的な環境106は、一またはそれ以上のコンピュータ装置によりさらに自動化され得る。典型的な演算装置は、以下の図3で示される。演算装置は、衛生的な環境106に特有な個々の演算装置であってもよい。他の状況では、コンピュータ装置は、図1の構成要素のための通信およびいくつかのアクション/イベントを協調するためのネットワーク化された演算装置であってもよい。例えば、演算装置は、加熱構成要素、冷却構成要素、強制的な空気装置などに制御シグナルを送るために構成され得る。演算装置は、装置の操作のスケジューリング、流速操作などを実行するためにさらに構成され得る。そのような操作は、ダクト内の活性化時間、衛生的な中断時間および流速感知、ダクト内の流速制御ならびに他のプロセスを含み得る。
濃縮加工装置104から、粉砕製品ストリームが、衛生的な環境106中に位置され得る水分制御装置108に搬送され得る。水分制御装置108は、同じものを介して粉砕製品ストリームを連続的に輸送するためのチャンバーを含み得る。水分制御装置108は、加工機能性および/または粉砕製品の標的水分含量を受信するための、粉砕製品の現在の水分含量を感知するための、および標的水分含量に粉砕製品を水和するための水流速度を計算するための制御を含み得る。一つの態様では、水は、粉砕製品上に噴霧または滴下される。他の態様では、水流は、スチーム適用から区別され得る。一つの態様では、水分制御装置は、粉砕製品の現在の水分を感知するための水分センサーおよび水分を粉砕製品に施すための水和器具を含む。水分制御装置108が、水和機能性を有しているように本明細書中で記載されているにも関わらず、粉砕製品のある適用の必要性のために、水分制御装置108が、粉砕製品を脱水できることが企図される。水分制御装置108の目的は、粉砕製品の水分含量が、運搬装置中のストリームの全体で一般的に均一である保証を助けることである。そのような重要性は、以下に、より完全に述べる。
水分制御装置108は、一またはそれ以上のコンピュータ装置でさらに自動化され得る。典型的な演算装置は、以下の図3で、示される。演算装置は、水分制御装置108に特有の個々の演算装置であり得る。他の状況では、コンピュータ装置は、図1の構成要素のための通信およびいくつかのアクション/イベントを協調するためのネットワーク化された演算装置であり得る。例えば、演算装置は、標的水分含量を受信し、ネットワークセンサーから実際の水分含量を受信し、および水和を提供するために水分量を計算するために構成され得る。コンピュータ装置は、いくつかのプロセスの自動化をもたらすために図1のネットワーク化された構成要素に制御シグナルを送信するためにさらに構成され得る。例えば、コンピュータ装置は、微生物低減装置112から標的温度、微生物低減装置112から標的時間、および/または微生物低減装置から加工速度をさらに受信し得る。コンピュータ装置は、任意のファクターに基づき最適な水分含量、最適な加工温度、および/または最適な加工時間を計算するために構成され得る。演算装置は、計算に従って、図1の構成要素を制御するためにさらに構成され得る。
一般的に、粉砕製品は、約13%‐約14.5%の水分含量を有する水分制御装置108に入り得る。一般的に、水分含量は、水分の穀物の違いおよび粉砕前の保存状態の違いのため、ストリーム全体を通して一貫していない。粉砕製品の水分含量は、水分制御装置108に入ったとき、前加工イベントに依拠して上記範囲からまた変化し得る。例えば、粉砕製品ストリームの部分は、約4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%から約4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%および20%の水分含量を有する水分制御装置108に入り得る。
一つの態様では、水分制御装置108は、粉砕製品ストリームを、ストリーム全体を通して標的水分含量に標準化できる。例えば、ストリーム全体を通して標的水分含量は、約12%‐約16%であり得る。他の態様では、ストリーム全体を通して標的水分含量は、約12.5%‐約14.5%であり得る。さらに他の態様では、標的水分含量は、約13.5%であり得る。しかし、水分制御装置108は、約4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%から約4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%および20%の水分含量に粉砕製品ストリームを水和/脱水し得る。水分制御装置108は、水分含量20%または20%未満に粉砕製品ストリームを水和/脱水し得る。水分制御装置108は、水分含量4%または4%超に粉砕製品ストリームを水和/脱水し得る。さらに、水分制御装置108は、約0.5%、1%、1.5%、2%、2.5%、3%、3.5%、4%、4.5%、5.0%、5.5%、6.0%、6.5%、7.0%、7.5%、8.0%、8.5%、9.0%、9.5%、10.0%、10.5%、11.0%、11.5%、12.0%、12.5%、13.0%、13.5%、14.0%、14.5%、15.0%、15.5%、16.0%、16.5%、17.0%、17.5%、18.0%、18.5%、19.0%、19.5%、20.0%から約0.5%、1%、1.5%、2%、2.5%、3%、3.5%、4%、4.5%、5.0%、5.5%、6.0%、6.5%、7.0%、7.5%、8.0%、8.5%、9.0%、9.5%、10.0%、10.5%、11.0%、11.5%、12.0%、12.5%、13.0%、13.5%、14.0%、14.5%、15.0%、15.5%、16.0%、16.5%、17.0%、17.5%、18.0%、18.5%、19.0%、19.5%、20.0%まで粉砕製品ストリームの水分含量に変化し得る。粉砕製品ストリームの水分含量は、ストリーム全体を通して水分の一貫性を有し得る。例えば、水分含量は、ストリーム全体を通して約0.5%未満、標的水分含量から逸脱し得る。他の態様では、水分含量は、ストリーム全体を通して約0.2%未満、逸脱し得る。
水分制御装置108が、粉砕製品を水和する状況では、粉砕製品ストリームは、解凝集(declumping)装置110に流れ得る。解凝集装置110は、微生物低減装置112に流れ込む実質的に均一な粉砕製品を提供するために、粉砕製品内の任意の凝集塊を取り除き得る。例えば、解凝集装置110は振動ユニットなどを伴う供給ホッパーであり得る。他の状況では、粉砕製品ストリームは、解凝集を必要としなくてもよくおよび従って、解凝集装置110は、装置100において、微生物処理装置112の前になくてもよい。
粉砕製品フローは、微生物低減装置112に入る。微生物低減装置112は、高周波(「RF」)装置を含み得る。一つの態様では、RF装置は、約20MHz‐2450MHzの範囲で作動する。他の態様では、RF装置は、915MHz‐約2450MHzの範囲で作動するマイクロ波である。さらに他の態様では、RF装置は、約40MHzで作動し得る。約40MHzで作動するRF装置の一つの例は、マサチューセッツ州、ミルズ(Mills)にある、ラジオフリークエンシー社(Radio Frequency Company)製のマクロウェーブ(Macrowave)(商標)オムニターム(OmniTerm)(商標)シミュレーター(Simulator)である。微生物低減装置112は、2つの電極の間に交流電場を作り出すためのRFジェネレーターをもたらすプロセスを含め得る。粉砕製品ストリームは、交流のエネルギーが、粉砕製品ストリームで極性分子を反対の極に面するために連続的に再配向させることをもたらす電極の間に搬送される。分子運動により生じる摩擦は、粉砕製品ストリームの質量全体を通して、粉砕製品ストリームを急速に加熱することをもたらす。
微生物低減装置112は、クリーンエリアで囲まれおよびベルト運搬により粉砕製品を輸送し得る。他の態様では、微生物低減装置112は、本明細書中で記載されたダクト運搬ネットワークで通じおよびダクトを貫流する粉砕製品ストリームとしてダクトネットワーク内の粉砕製品を加工する。微生物低減装置112は、さらに一またはそれ以上のコンピュータ装置で自動化され得る。典型的な演算装置は、図3で以下に示す。演算装置は、微生物低減装置特有の個々の演算装置であり得る。他の状況では、コンピュータ装置は、通信および図1のエレメントのためのいくつかのアクション/イベントを調整するためのネットワーク化された演算装置であり得る。例えば、演算装置は、標的加工時間、標的温度、標的流速、標的スケジューリングなどを受信するために構成され得る。コンピュータ装置は、任意のファクターに基づいて最適な水分含量、最適な加工温度、および/または最適な加工時間を計算するために構成され得る。コンピュータ装置は、さらに計算に基づいて図1中の一またはそれ以上のエレメントの操作を制御するための制御シグナルを送信するために構成され得る。
粉砕製品は、水分制御装置108内に存在する水分含量と同じ水分含量で微生物低減装置112に入り得る。微生物低減装置112は、約150°F‐240°Fまでの温度に粉砕製品ストリームを加工し得る。他の態様では、微生物低減装置112は、約170°F‐約210°Fまでの温度に粉砕製品ストリームを加工し得る。さらに他の態様では、微生物低減装置112は、約180°F‐約200°Fまでの温度に粉砕製品ストリームを加工し得る。さらに他の態様では、微生物低減装置112は、約190°Fの温度に粉砕製品ストリームを加工し得る。微生物低減装置112は、約150°F、151°F、152°F、153°F、154°F、155°F、156°F、157°F、158°F、159°F、160°F、161°F、162°F、163°F、164°F、165°F、166°F、167°F、168°F、169°F、170°F、171°F、172°F、173°F、174°F、175°F、176°F、177°F、178°F、179°F、180°F、181°F、182°F、183°F、184°F、185°F、186°F、187°F、188°F、189°F、190°F、191°F、192°F、193°F、194°F、195°F、196°F、197°F、198°F、199°F、200°F、201°F、202°F、203°F、204°F、205°F、206°F、207°F、208°F、209°F、210°F、211°F、212°F、213°F、214°F、215°F、216°F、217°F、218°F、219°F、220°F、221°F、222°F、223°F、224°F、225°F、226°F、227°F、228°F、229°F、230°F、231°F、232°F、233°F、234°F、235°F、236°F、237°F、238°F、239°F、240°Fから約150°F、151°F、152°F、153°F、154°F、155°F、156°F、157°F、158°F、159°F、160°F、161°F、162°F、163°F、164°F、165°F、166°F、167°F、168°F、169°F、170°F、171°F、172°F、173°F、174°F、175°F、176°F、177°F、178°F、179°F、180°F、181°F、182°F、183°F、184°F、185°F、186°F、187°F、188°F、189°F、190°F、191°F、192°F、193°F、194°F、195°F、196°F、197°F、198°F、199°F、200°F、201°F、202°F、203°F、204°F、205°F、206°F、207°F、208°F、209°F、210°F、211°F、212°F、213°F、214°F、215°F、216°F、217°F、218°F、219°F、220°F、221°F、222°F、223°F、224°F、225°F、226°F、227°F、228°F、229°F、230°F、231°F、232°F、233°F、234°F、235°F、236°F、237°F、238°F、239°F、240°Fの温度に、粉砕製品ストリームを加工し得る。微生物低減装置112は、240°Fまたは240°F未満の温度で、粉砕製品ストリームを加工し得る。微生物低減装置112は、150°Fまたは150°F超の温度で、粉砕製品ストリームを加工し得る。温度は、粉砕製品ストリームの開始水分含量および微生物低減の所望するレベルに少なくとも部分的に依拠するであろう。
他の態様では、微生物低減装置112内の滞留時間は、約1.0分‐約10.0分であり得る。他の態様では、微生物低減装置112内の滞留時間は、約5分であり得る。微生物低減装置112内の滞留時間は、約1.0分、1.5分、2.0分、2.5分、3.0分、3.5分、4.0分、4.5分、5.0分、5.5分、6.0分、6.5分、7.0分、7.5分、8.0分、8.5分、9.0分、9.5分、10.0分から約1.0分、1.5分、2.0分、2.5分、3.0分、3.5分、4.0分、4.5分、5.0分、5.5分、6.0分、6.5分、7.0分、7.5分、8.0分、8.5分、9.0分、9.5分、10.0分であり得る。微生物低減装置112内の滞留時間は、1.0分または1.0分超であり得る。微生物低減装置112内の滞留時間は、10.0分または10.0分未満であり得る。滞留時間は、粉砕製品ストリームの開始水分含量、および微生物低減の所望するレベルに少なくとも部分的に依拠するであろう。
他の態様では、微生物低減装置112は、任意の微生物レベルの低減について信頼レベルで微生物低減装置112を出て行くための粉砕製品ストリームをもたらし、さらに、実質的に維持された製品機能性(ほとんどまたは全く変性しない)を伴う製品を製造する。例えば、微生物低減装置112により変性した粉砕製品ストリームのパーセンテージは、約5%、6%、7%、8%、9%、10%から約5%、6%、7%、8%、9%、10%であり得る。他の例では、変性した粉砕製品ストリームのパーセンテージは、約1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%から約1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%であり得る。
他の態様では、粉砕製品ストリームは、任意の微生物中の約3.0log CFU/g低減という検出できない微生物レベルで、微生物低減装置112を出て行く。任意の微生物レベルでの低減は、約3.0log CFU/g、3.2log CFU/g、3.4log CFU/g、3.6log CFU/g、3.8log CFU/g、4.0log CFU/g、4.2log CFU/g、4.4log CFU/g、4.6log CFU/g、4.8log CFU/g、5.0log CFU/g、5.2log CFU/g、5.4log CFU/g、5.6log CFU/g、5.8log CFU/g、6.0log CFU/g、6.2log CFU/g、6.4log CFU/g、6.6log CFU/g、6.8log CFU/g、7.0log CFU/gから約3.0log CFU/g、3.2log CFU/g、3.4log CFU/g、3.6log CFU/g、3.8log CFU/g、4.0log CFU/g、4.2log CFU/g、4.4log CFU/g、4.6log CFU/g、4.8log CFU/g、5.0log CFU/g、5.2log CFU/g、5.4log CFU/g、5.6log CFU/g、5.8log CFU/g、6.0log CFU/g、6.2log CFU/g、6.4log CFU/g、6.6log CFU/g、6.8log CFU/g、7.0log CFU/gであり得る。任意の微生物レベルでの低減は、3.0log CFU/g超であり得る。任意の微生物レベルでの低減は、4.0log CFU/g超であり得る。任意の微生物レベルでの低減は、5.0log CFU/g超であり得る。任意の微生物レベルでの低減は、6.0log CFU/g超であり得る。
微生物低減装置112から、粉砕製品ストリームの一部分が、装置100の前のエレメントに戻り得る。また、他の態様では、粉砕製品は、粉砕製品は、解凝集装置114から装置100の前のエレメントに戻り得る。チャージ戻り(charge return)は、装置100が作動したとき、粉砕製品ストリームの一部分が、製品ストリーム最初の一部分である場合に、所望され得る。粉砕製品ストリームは、実質的に均一の粉砕製品フローを提供するために粉砕製品内の任意の凝集を除去するために解凝集装置114をさらに続け得る。例えば、解凝集装置114は、振動ユニットなどを伴う供給ホッパーであり得る。他の状況では、粉砕製品ストリームは、解凝集を必要としなくてもよく、およびそれゆえ、解凝集装置114は、装置100中になくてもよいであろう。
解凝集装置114から、任意の冷却装置は、運搬ネットワークとインラインでつながり得る。例えば、冷却装置116は、衛生的な空気を利用し、およびダクトネットワークの空気を冷却し得る。冷却装置116が、解凝集装置114の下流で装置100において結合するように示されているとしても、冷却装置116は、微生物低減装置112の下流で同じように装置100に結合し得る。述べたように、冷却装置116は、粉砕製品ストリームを運搬するための運搬ネットワーク内に冷気を強制し得る。運搬の間、および装置100により示された後の操作の間、冷却装置からの強制的な空気は、約70°F‐約230°Fの温度に粉砕製品ストリームを戻し得る。他の態様では、冷却装置からの強制的な空気は、およそ周囲の温度に粉砕製品ストリームを戻し得る。運搬の間、および装置100により示された後の操作の間、冷却装置からの強制的な空気は、約70°F、75°F、80°F、85°F、90°F、95°F、100°F、105°F、110°F、115°F、120°F、125°F、130°F、135°F、140°F、145°F、150°F、155°F、160°F、165°F、170°F、175°F、180°Fから約70°F、75°F、80°F、85°F、90°F、95°F、100°F、105°F、110°F、115°F、120°F、125°F、130°F、135°F、140°F、145°F、150°F、155°F、160°F、165°F、170°F、175°F、180°F、185°F、190°F、195°F、200°F、205°F、210°F、215°F、220°F、225°F、230°Fの温度に粉砕製品ストリームを戻し得る。温度は、周囲の状況および所望する最終製品に依拠して与えられた範囲外の値を含み得る。上で述べたように、温度低下は、装置全体を通して結露の形成を最小にし、そしてそれは、微生物生育を促進する条件であり得る。
場合により、粉砕製品ストリームは、さらなる冷却およびろ過のために、冷却およびろ過装置118に運搬し得る。また、粉砕製品ストリームは、場合により、粉砕製品ストリームの粒状サイズを確認するために、さらにシフター(ふるい)120に運搬され得る。
粉砕製品ストリームは、積出装置122に運搬し得る。運搬装置122は、輸送および/または粉砕製品の排出を容易にするために、保持容器、バルブ、および/または運搬排出口を含み得る。例えば、積出装置122は、消費者包装操作124への粉砕製品の運搬を容易にするため、粉砕製品を保持し得る。消費者包装操作124は、消費者サイズのバッグ内に粉砕製品の注入を容易にする一またはそれ以上の二次保持容器に粉砕製品を運搬することを含み得る。他の例として、積出装置122は、バルク包装操作126への粉砕製品の運搬を容易にするために粉砕製品を保持し得る。バルク包装操作126は、バルクサイズのバッグ内に粉砕製品の注入を容易にする一またはそれ以上の二次保持容器に粉砕製品を運搬することを含み得る。さらに他の例として、積出装置122は、バルク輸送操作128への粉砕製品の運搬を容易にするために粉砕製品を保持し得る。粉砕製品は、衛生的なトラックコンポーネント、衛生的なトレインコンポーネントなどの中に積出装置122から放出され得る。粉砕製品の輸送は、2010年6月15日に出願された米国特許仮出願番号第61/354,962号、表題「TRANSPORT SCHEDULING FOR LOW MICROBIAL BULK PRODUCTS」でより十分に記載されている。さらに他の例として、積出装置122は、二次製造施設130への粉砕製品の運搬を容易にするために粉砕製品を保持し得る。粉砕製品は、大量に食品を作るために食品製造施設に運搬ネットワークを介して輸送され得る。
B.方法およびプロセス
図2は、粉砕製品の加工ストリームについて微生物低減用の典型的な方法を説明するための典型的な操作上のフロー図である。操作上のフロー200は、開始操作202で開始し、および粉砕製品ストリームのための標的水分含量が、決定されおよび装置中で設定される操作204に続く。粉砕製品ストリームのための標的水分含量は、上でより十分に述べられる。一つの態様では、標的水分含量は、図3で示された演算装置などの、演算装置上で設定される。他の態様では、標的水分含量は、水分制御装置108および/または微生物低減装置112上で設定し得る。標的水分含量は、オペレータにより手動で設定し得、および/または標的水分含量は、スケジュールに応じておよび/または決定された変数または値に応じて、コンピュータ命令を介して、自動的に設定し得る。
操作上のフロー200は、粉砕製品ストリームのための温度が決定されおよび装置中で設定される操作206に続く。粉砕製品ストリームのための標的温度は、上でより十分に述べられる。一つの態様では、図3で示された演算装置などの、演算装置上で設定される。他の態様では、標的温度は、微生物低減装置112上で設定し得る。標的温度は、オペレータにより手動で設定し得、および/または標的温度は、スケジュール、イベントに応じておよび/または決定された変数に応じて、コンピュータ命令を介して、自動的に設定し得る。さらに他の態様では、演算装置は、粉砕製品ストリームのための標的水分含量を受信し、およびその後対応する温度を計算する。
操作206から、操作上のフロー200は、微生物低減装置112のための標的滞留時間が決定されおよび/または装置中で設定される操作208に続く。粉砕製品ストリームのための標的時間は、上でより十分に述べられる。一つの態様では、標的時間は、図3で示された演算装置などの、演算装置上で設定される。他の態様では、標的時間は、微生物低減装置112上で設定され得る。標的時間は、オペレータにより手動で設定され得、および/または標的温度は、スケジュール、イベントに応じておよび/または決定された変数に応じて、コンピュータ命令を介して、自動的に設定され得る。さらに他の態様では、演算装置は、粉砕製品ストリームのための標的水分含量を受信しおよびその後、対応する時間を計算する。
操作上のフロー200は、操作210に続き、そしてそこで加工ラインが起動される。他の態様では、加工ラインは、操作204の前に起動され得る。ラインの起動は、ライン内の任意の装置を例示する。操作上のフロー200は、その後、粉砕製品ストリームが、製造ラインで受け取られる操作212に続く。図1で示したように、製造ラインは、クリーンルームで粉砕製品を受け取ることおよび/またはダクトネットワークを通じて粉砕製品ストリームを運搬するための衛生的にされた強制的な空気を受け取る衛生上のダクトの閉鎖されたネットワーク中で粉砕製品ストリームを受け取ることを含み得る。
操作212から、操作上のフロー200は、水分制御操作が行われる操作216に続く。水分含量装置は、運搬ネットワークでインラインに設置され得る。他の態様では、水分制御操作は、粉砕で生じ得る。水分制御操作は、水分センサーから粉砕製品ストリームの現在の水分含量の表示を受信する演算装置を含み得る。粉砕製品ストリームの現在の水分含量は、操作204で設定した標的水分含量と比較し得る。水分比較は、現在の水分含量および標的水分含量の間の水分差異を示し得る。差異から、水分添加/減少量(流速)が、決定され得る。一つの態様では、コンピュータ装置は、標的水分含量を達成するために粉砕製品ストリームを処理するための水分制御ノズルを作動する。
解凝集装置が、製造ライン中である状況では、操作上のフロー200は、決定操作218に続く。インライン解凝集装置は、粉砕製品ストリームを運搬する運搬ネットワークでインラインに配置され得る。決定操作218で、図1で上に示したように、粉砕製品ストリームを解凝集するかどうかを決定する。解凝集が所望されるとき、粉砕製品ストリームは、解凝集プロセスが起こる解凝集装置に運搬ネットワークを通じて運搬され得る。解凝集が所望されないとき、操作上のフロー200は、その後、操作220に続く。
操作上のフロー200は、粉砕製品ストリームが、微生物低減処理を受ける操作220に続く。粉砕製品ストリームは、衛生的なダクトのネットワークを介して、微生物低減装置に運搬され得る。微生物低減装置は、上の図1のテキスト中で示されたようなものである。設定標的温度および設定標的時間は、操作204および206のそれぞれから同定され得る。粉砕製品ストリームは、その後、粉砕製品ストリームを処理するための微生物低減装置を通じて運搬され得る。粉砕製品ストリームの特性は、上の図1でより十分に述べられる。
図2は、操作220から決定操作222までのプロセスフローを示す。しかしながら、開示の他の態様では、操作220は、決定操作222の前に他の操作に流れ得る。例えば、下流および/または微生物低減装置に関係する計器が、粉砕製品ストリームの一またはそれ以上の状態を検出し得る。他の態様では、オペレータが、粉砕製品ストリームと関係する一またはそれ以上の状態を検出してもよい。決定は、一またはそれ以上の状態が、適当でないことを行い得る。そのような状況では、操作上のフロー200は、以下に示した操作234‐242で述べられるように決定操作のセットを続け得る。操作上のフロー200は、その後、標的水分、標的温度および/標的時間に対する任意の調節に従って、下流の粉砕製品を加工するために操作212にループバックし得る。他の言い方をすれば、調節は、ストリームが加工されるように、「オンザフライ(on‐the‐fly)」でなされ得る。
解凝集装置が、製造ライン中にある状況では、操作上のフロー200は、決定操作222に続き得る。インライン解凝集装置は、粉砕製品ストリームを運搬する運搬ネットワークでインラインに配置され得る。決定操作222で、上の図1に関係するテキストで示されるような粉砕製品ストリームを解凝集するかどうかを決定する。解凝集が所望されるとき、粉砕製品ストリームは、解凝集プロセスが起こる解凝集装置に運搬ネットワークを通じて運搬され得る。操作上のフロー200は、その後、操作224に続く。解凝集が所望されないとき、操作上のフロー200は、また操作224に続く。
操作224は、決定操作222の前に、または決定操作222の後に生じ得る。操作224で、粉砕製品ストリームは、冷却される。一つの態様では、冷却ユニットは、粉砕製品ストリームを運搬する運搬ネットワークでインラインである。冷却された空気は、結露形成を最小にするために、運搬ネットワークを通じて運搬されるとき、およそ周囲の温度に粉砕製品ストリームを冷却する。
場合により、操作上のフロー200は、粉砕製品ストリームをふるいにかけるかどうかを決定する決定操作226に続く。粉砕製品ストリームをふるいにかけることを決定するとき、製品ストリームは、運搬ネットワークを介してふるい装置に運搬され得る。操作上のフロー200は、その後、操作228に続く。粉砕製品ストリームをふるいにかけないことを決定したとき、操作上のフロー200は、操作228に続く。
操作228で、粉砕製品ストリームは、場合により、粉砕製品ストリームが、衛生的な状態の下保持される保持容器に運搬され得る。操作上のフロー200は、その後、積出が起こる操作230に続く。他の態様では、操作上のフローは、決定操作226から、直接的に操作230に続き得る。積出は、さまざまな形態で起こる。例えば、上の図1に関係するテキストで示したように、粉砕製品は、消費者包装操作、バルク包装操作、バルク輸送操作および/または二次製造操作に運搬され得る。
操作上のフロー200は、ラインを非活動化(deactivate)するかどうかを決定する決定操作232に続く。決定操作232が、操作230の後に示されているにも関わらず、決定操作232は、操作上のフロー200中のどこでも起こり得る。例えば、ラインは、いつでも緊急のために、またはラインで機能性または品質問題を修正するために非活動化され得る。粉砕製品ストリームが、ダクトを通っておよびサイクルが終了したとき、まだラインは、一回非活動化され得る。ラインを非活動化するかどうかの決定は、オペレータ介入を通じて、および/またはコンピュータからのシグナルを介して起こり得る。ラインの非活動化は、演算装置に関係した既定のイベントおよび/またはスケジュールに応じ得る。ラインを非活動化しないことを決定するとき、操作上のフロー200は、操作212にループバックし、そこで粉砕製品ストリームは、さらに連続的に受け取られる。ラインを非活動化することを決定するとき、操作上のフロー200は、決定操作234に続く。
決定操作232から、操作上のフロー200は、決定操作234‐246のセットに続く。図2は、そのような決定操作がある順序で起こることを示すにも関わらず、決定操作234‐246は、任意の順序であり得る。さらに、決定操作234‐246は、装置が機能している間、「オンザフライ」で起こり得る。決定操作234で、粉砕製品ストリームの標的水分を調節するかどうかを決定する。再び、粉砕製品ストリームの標的水分含量を調節するための決定は、施設オペレータからの手動入力を通じて起こり得る。粉砕製品ストリームの標的水分含量を調節するための決定は、受け取った値に応じて、決定された変数に応じて、および/またはライン上の変化された状態に応じて、演算装置を介して、自動的であり得る。粉砕製品ストリームの標的水分含量を調節することを決定する状況では、操作上のフロー200は、新たな標的水分含量が、操作204で記載したことと同様の態様で設定される操作236に続く。操作236から、操作上のフロー200は、決定操作238に続く。また粉砕製品ストリームの標的水分を調節しないことを決定する状況では、操作上のフロー200はまた、決定操作238に続く。
決定操作238で、粉砕製品ストリームの標的温度を調節するかどうかを決定する。再び、粉砕製品ストリームの標的温度を調節するための決定は、施設オペレータからの手動入力を通じて起こり得る。粉砕製品ストリームの標的温度を調節するための決定は、受け取った値に応じて、決定された変数に応じて、および/またはライン上の変化された状態に応じて、演算装置を介して、自動的であり得る。粉砕製品ストリームの標的温度を調節することを決定する状況では、操作上のフロー200は、新たな標的温度が、操作206で記載したことと同様の態様で設定される操作240に続く。操作240から、操作上のフロー200は、決定操作242に続く。また、粉砕製品ストリームの標的水分を調節しないことを決定する状況では、操作上のフロー200はまた、決定操作242に続く。
決定操作242で、微生物低減処理において粉砕製品ストリームの標的滞留時間を調節するかどうかを決定する。再び、粉砕製品ストリームの標的時間を調節するための決定は、施設オペレータから手動入力を通じて起こり得る。粉砕製品ストリームの標的時間を調節するための決定は、受け取った値に応じて、決定された変数に応じて、および/またはライン上の変化された状態に応じて、演算装置を介して、自動的であり得る。粉砕製品ストリームの標的時間を調節することを決定する状況では、操作上のフロー200は、新たな標的時間が、操作208で記載したことと同様の態様で設定される操作244に続く。操作244から、操作上のフロー200は、決定操作246に続く。また、粉砕製品ストリームの標的時間を調節しないことを決定する状況では、操作上のフロー200はまた、決定操作246に続く。
決定操作246で、ラインで衛生上の中断(Sanitary break)を容易にするかどうかを決定する。ラインで衛生上の中断を容易にするための決定は、施設オペレータから手動入力を通じて起こり得る。ラインで衛生上の中断を容易にするための決定は、受け取った値に応じて、決定された変数に応じて、および/またはライン上の変化された状態に応じて、演算装置を介して、自動的であり得る。衛生上の中断を容易にしないことを決定するとき、操作上のフロー200は、ラインが起動する操作210にループバックし得る。衛生上の中断を容易にすることを決定するとき、操作上のフロー200は、操作248に続き得る。操作248で、装置のラインは、きれいにされ得る。一つの態様では、ダクトネットワークは、装置を通じて空気を強制することによりまたは手動洗浄により任意の残っている粉砕製品をきれいにし得る。
操作上のフロー200は、ラインまたはダクトが加熱され得る操作250に続く。上で示したように、ラインまたはダクトは、強制的な空気を介して加熱され得る。他の態様では、ダクトは、ダクトおよび衛生化する装置を加熱するために起動される加熱コイルを含み得る。操作250から、操作上のフロー200は、ラインが起動される操作210にループバックする。
C.製品
さらに本明細書中で示したように、無菌粉砕製品が、さらに開示されている。上で述べたように、無菌粉砕製品は、例えば、すべての種類の小麦粉、ふすま、胚芽、穀物、オーツ麦、小麦、ライ麦、大麦などを含み得る。本明細書中の方法を使用する粉砕製品は、さまざまな原料の種類、糖、スパイスなどを含み得ることをさらに企図する。本明細書中の方法を使用する粉砕製品は、第一に脱水され、およびその後、ペッパー、野菜、フルーツなどを粉砕しまたは粉にした製品を含み得ることをまた企図する。
無菌粉砕製品は、消費者使用のために包装され得る。例えば、粉砕製品は、1パウンド‐20パウンドバッグなどの消費者分量で包装され得る。他の態様では、粉砕製品は、包装されない。例えば、上で記載された装置100は、二次加工または食品製造施設に製品ストリームのための流路を提供するための導管または運搬ネットワークを含み得る。さらに他の態様では、粉砕製品は、バルクで輸送され得る。例えば、製品ストリームは、貨物輸送用コンテナまたは容器内で運搬され得る。
他の態様では、無菌粉砕製品は、活性微生物の検出可能な微量を含まない粉砕製品であり得る。他の態様では、無菌粉砕製品は、例えば、アメリカ食品医薬品局(または他の国の政府機関)などの、政府機関により設定された閾値超の活性微生物の検出可能な微量を含まない粉砕製品であり得る。無菌の信頼レベルは、約50%‐約99.99%であり得る。無菌の信頼レベルは、約50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%、99.1%、99.2%、99.3%、99.4%、99.41%、99.42%、99.43%、99.44%、99.45%、99.46%、99.47%、99.48%、99.49%、99.50%、99.51%、99.52%、99.53%、99.54%、99.55%、99.56%、99.57%、99.58%、99.59%、99.60%、99.61%、99.62%、99.63%、99.64%、99.65%、99.66%、99.67%、99.68%、99.69%、99.70%、99.71%、99.72%、99.73%、99.74%、99.75%、99.76%、99.77%、99.78%、99.79%、99.80%、99.81%、99.82%、99.83%、99.84%、99.85%、99.86%、99.87%、99.88%、99.89%、99.90%、99.91%、99.92%、99.93%、99.94%、99.95%、99.96%、99.97%、99.98%、99.99%、100%から約50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%、99.1%、99.2%、99.3%、99.4%、99.41%、99.42%、99.43%、99.44%、99.45%、99.46%、99.47%、99.48%、99.49%、99.50%、99.51%、99.52%、99.53%、99.54%、99.55%、99.56%、99.57%、99.58%、99.59%、99.60%、99.61%、99.62%、99.63%、99.64%、99.65%、99.66%、99.67%、99.68%、99.69%、99.70%、99.71%、99.72%、99.73%、99.74%、99.75%、99.76%、99.77%、99.78%、99.79%、99.80%、99.81%、99.82%、99.83%、99.84%、99.85%、99.86%、99.87%、99.88%、99.89%、99.90%、99.91%、99.92%、99.93%、99.94%、99.95%、99.96%、99.97%、99.98%、99.99%、100%であり得る。無菌の信頼レベルは、99.6%超である。
無菌粉砕製品の変性のパーセンテージは、約1%‐約10%であり得る。無菌粉砕製品の変性のパーセンテージは、約1.0%、1.5%、2.0%、2.5%、3.0%、3.5%、4.0%、4.5%、5.0%、5.5%、6.0%、6.5%、7.0%、7.5%、8.0%、8.5%、9.0%、9.5%、10%から約1.0%、1.5%、2.0%、2.5%、3.0%、3.5%、4.0%、4.5%、5.0%、5.5%、6.0%、6.5%、7.0%、7.5%、8.0%、8.5%、9.0%、9.5%、10%であり得る。他の態様では、変性のパーセンテージは、約10%超であり得る。さらに他の態様では、変性のパーセンテージは、約5%未満である。
無菌粉砕製品の水分含量は、約12%‐約16%までであり得る。他の態様では、無菌粉砕製品の水分含量は、約12.5%‐約14.5%までであり得る。さらに他の態様では、無菌粉砕製品の水分含量は、約13.5%であり得る。無菌粉砕製品の水分含量は、約4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%から約4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%および20%であり得る。
無菌粉砕製品の水分活性は、約0.01、0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.35、0.40、0.45、0.50、0.55,0.60から約0.01、0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.35、0.40、0.45、0.50、0.55,0.60であり得る。無菌粉砕製品の水分活性は、約0.6未満であり得る。
無菌粉砕製品の灰分含量は、約0.30%、0.35%、0.40%、0.45%、0.50%、0.55%、0.60%、0.65%、0.70%から約0.30%、0.35%、0.40%、0.45%、0.50%、0.55%、0.60%、0.65%、0.70%であり得る。
無菌粉砕製品の粘度は、落下スターラーで小麦および水ペーストの抵抗を測定することで、フォーリングナンバー計器により測定され得る。フォーリングナンバー分析は、無菌粉砕製品中のα‐アミラーゼ活性量の指標を与え得る。フォーリングナンバー計器に関係する粘度値は、約200秒、225秒、250秒、275秒、300秒、325秒、350秒、375秒、400秒、425秒、450秒、475秒、500秒から約200秒、225秒、250秒、275秒、300秒、325秒、350秒、375秒、400秒、425秒、450秒、475秒、500秒であり得る。
ファリノグラフは、無菌粉砕製品および水から生地の抵抗を測定することにより、無菌粉砕製品サンプルの生地およびグルテン特性を決定する。ファリノグラフは、約50分、51分、52分、53分、54分、55分、56分、57分、58分、59分、60分、61分、62分、63分、64分、65分、66分、67分、68分、69分、70分から約50分、51分、52分、53分、54分、55分、56分、57分、58分、59分、60分、61分、62分、63分、64分、65分、66分、67分、68分、69分、70分の吸水範囲(absorption range)を示し得る。
ファリノグラフは、約1.0分、1.5分、2.0分、2.5分、3.0分、3.5分、4.0分、4.5分、5.0分、5.5分、6.0分、6.5分、7.0分、7.5分、8.0分、8.5分、9.0分、9.5分、10.0分、10.5分、11.0分、11.5分、12.0分、12.5分、13.0分、13.5分、14.0分、14.5分、15.0分、15.5分、16.0分、16.5分、17.0分、17.5分、18.0分、18.5分、19.0分、19.5分、20.0分から約1.0分、1.5分、2.0分、2.5分、3.0分、3.5分、4.0分、4.5分、5.0分、5.5分、6.0分、6.5分、7.0分、7.5分、8.0分、8.5分、9.0分、9.5分、10.0分、10.5分、11.0分、11.5分、12.0分、12.5分、13.0分、13.5分、14.0分、14.5分、15.0分、15.5分、16.0分、16.5分、17.0分、17.5分、18.0分、18.5分、19.0分、19.5分、20.0分のピーク時間範囲を示し得る。
ファリノグラフは、約5BU、10BU、15BU、20BU、25BU、30BU、35BU、40BU、45BU、50BU、55BU、60BU、65BU、70BU、75BU、80BU、85BU、90BU、95BU、100BU、105BU、110BU、115BU、120BUから約5BU、10BU、15BU、20BU、25BU、30BU、35BU、40BU、45BU、50BU、55BU、60BU、65BU、70BU、75BU、80BU、85BU、90BU、95BU、100BU、105BU、110BU、115BU、120BUの機械耐性指数(mechanical tolerance index)範囲を示し得る。
ファリノグラフは、約1分、2分、3分、4分、5分、6分、7分、8分、9分、10分、11分、12分、13分、14分、15分、16分、17分、18分、19分、20分、21分、22分、23分、24分、25分、26分、27分、28分、29分、30分から約1分、2分、3分、4分、5分、6分、7分、8分、9分、10分、11分、12分、13分、14分、15分、16分、17分、18分、19分、20分、21分、22分、23分、24分、25分、26分、27分、28分、29分、30分の安定性範囲を示し得る。
エクステンシグラフは、無菌粉砕製品から作られた生地の抵抗および伸張性を決定する。一つの態様では、抵抗および伸張性は、約5分、10分、15分、20分、25分、30分、35分、40分、45分、50分、55分、60分、65分、70分、75分、80分、85分、90分、95分、100分、105分、110分、115分、120分、125分、130分、135分、140分、145分、150分で測定され得る。無菌粉砕製品から作られた生地は、約20BU、40BU、60BU、80BU、100BU、120BU、140BU、160BU、180BU、200BU、220BU、240BU、260BU、280BU、300BU、320BU、340BU、360BU、380BU、400BU、420BU、440BU、460BU、480BU、500BU、520BU、540BU、560BU、580BU、600BU、620BU、640BU、660BU、680BU、700BU、720BU、740BU、760BU、780BU、800BU、820BU、840BU、860BU、880BU、900BU、920BU、940BU、960BU、980BU、1000BUから約20BU、40BU、60BU、80BU、100BU、120BU、140BU、160BU、180BU、200BU、220BU、240BU、260BU、280BU、300BU、320BU、340BU、360BU、380BU、400BU、420BU、440BU、460BU、480BU、500BU、520BU、540BU、560BU、580BU、600BU、620BU、640BU、660BU、680BU、700BU、720BU、740BU、760BU、780BU、800BU、820BU、840BU、860BU、880BU、900BU、920BU、940BU、960BU、980BU、1000BUの抵抗を有し得る。無菌粉砕製品から作られた生地は、1000BU超の抵抗を有し得る。
エクステンシグラフは、約0cm、5cm、10cm、15cm、20cm、25cm、30cm、35cm、40cm、45cm、50cm、55cm、60cm、65cm、70cm、75cm、80cm、85cm、90cm、95cm、100cmから約0cm、5cm、10cm、15cm、20cm、25cm、30cm、35cm、40cm、45cm、50cm、55cm、60cm、65cm、70cm、75cm、80cm、85cm、90cm、95cm、100cmの伸張性を示し得る。
グルトマチック(glutomatic)は、無菌粉砕製品サンプル中のグルテンの量および品質を決定するために使用される。グルトマチックは、約10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%、21%、22%、23%、24%、25%、26%、27%、28%、29%、30%から約10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%、21%、22%、23%、24%、25%、26%、27%、28%、29%、30%のウェットグルテン範囲を示し得る。
溶媒保持能力は、異なる溶媒を保持するための無菌粉砕製品の能力を測定するために使用される試験である。一般的に、乳酸は、グルテンタンパク質特性に関係する。炭酸ナトリウムは、損傷スターチのレベルと関係する。スクロースは、ペントース構成成分に関連する。水溶媒保持能力は、無菌粉砕製品のすべての水吸水化合物により影響を受ける。組みあわせパターンは、無菌粉砕製品品質および機能性プロファイルを示し得る。
溶媒保持試験は、約40%、41%、42%、43%、44%、45%、46%、47%、48%、49%、50%、51%、52%、53%、54%、55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%から約40%、41%、42%、43%、44%、45%、46%、47%、48%、49%、50%、51%、52%、53%、54%、55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%の水溶媒保持能力範囲を示し得る。
溶媒保持試験は、約40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、100%、105%、110%、115%、120%、125%、130%、135%、140%、145%、150%、155%、160%、165%、170%、175%、180%から約40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、100%、105%、110%、115%、120%、125%、130%、135%、140%、145%、150%、155%、160%、165%、170%、175%、180%の乳酸溶媒保持範囲を示し得る。
溶媒保持試験は、約40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、100%から約40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、100%の炭酸ナトリウム範囲を示し得る。
溶媒保持試験は、約50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、100%、105%、110%、115%、120%、125%、130%から約50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、100%、105%、110%、115%、120%、125%、130%のスクロース溶媒保持範囲を示し得る。
ラピッドビスコアナライザー試験は、無菌粉砕製品スターチ特性を測定する。ラピッドビスコアナライザーは、加熱と冷却の間、無菌粉砕製品および水スラリーの抵抗を測定することによりスターチ粘度を示す。
ラピッドビスコアナライザーは、約0RVU、25RVU、50RVU、75RVU、100RVU、125RVU、150RVU、175RVU、200RVU、225RVU、250RVU、275RVU、300RVU、325RVU、350RVU、375RVU、400RVU、425RVU、450RVU、475RVU、500RVU、525RVU、550RVU、575RVU、600RVU、625RVU、650RVU、675RVU、700RVU、725RVU、750RVU、775RVU、800RVUから約0RVU、25RVU、50RVU、75RVU、100RVU、125RVU、150RVU、175RVU、200RVU、225RVU、250RVU、275RVU、300RVU、325RVU、350RVU、375RVU、400RVU、425RVU、450RVU、475RVU、500RVU、525RVU、550RVU、575RVU、600RVU、625RVU、650RVU、675RVU、700RVU、725RVU、750RVU、775RVU、800RVUのピーク粘度範囲を示し得る。
ラピッドビスコアナライザーは、約0RVU、25RVU、50RVU、75RVU、100RVU、125RVU、150RVU、175RVU、200RVU、225RVU、250RVU、275RVU、300RVU、325RVU、350RVU、375RVU、400RVU、425RVU、450RVU、475RVU、500RVU、525RVU、550RVU、575RVU、600RVU、625RVU、650RVU、675RVU、700RVU、725RVU、750RVU、775RVU、800RVU、825RVU、850RVU、875RVU、900RVU、925RVU、950RVU、975RVU、1000RVUから約0RVU、25RVU、50RVU、75RVU、100RVU、125RVU、150RVU、175RVU、200RVU、225RVU、250RVU、275RVU、300RVU、325RVU、350RVU、375RVU、400RVU、425RVU、450RVU、475RVU、500RVU、525RVU、550RVU、575RVU、600RVU、625RVU、650RVU、675RVU、700RVU、725RVU、750RVU、775RVU、800RVU、825RVU、850RVU、875RVU、900RVU、925RVU、950RVU、975RVU、1000RVUの最終粘度範囲を示し得る。
無菌粉砕製品の一またはそれ以上の上の特性は、無菌粉砕製品が、微生物低減装置を出た1日、2日、3日、4日、5日、6日、7日、8日、9日、10日、11日、12日、13日、14日、15日、16日、17日、18日、19日、20日、21日、22日、23日、24日、25日、26日、27日、28日、29日、30日、31日、32日、33日、34日、35日、36日、37日、38日、39日、40日、41日、42日、43日、44日、45日、46日、47日、48日、49日、50日、51日、52日、53日、54日、55日、56日、57日、58日、59日、60日、61日、62日、63日、64日、65日、66日、67日、68日、69日、70日、71日、72日、73日、74日、75日、76日、77日、78日、79日、80日、81日、82日、83日、84日、85日、86日、87日、88日、89日、90日、95日、100日、105日、110日、115日、120日、125日、130日、135日、140日、145日、150日、155日、160日、165日、170日、175日、180日、185日、190日、195日、200日、210日、220日、230日、240日、250日、260日、270日、280日、290日、300日、310日、320日、330日、340日、350日、360日から1日、2日、3日、4日、5日、6日、7日、8日、9日、10日、11日、12日、13日、14日、15日、16日、17日、18日、19日、20日、21日、22日、23日、24日、25日、26日、27日、28日、29日、30日、31日、32日、33日、34日、35日、36日、37日、38日、39日、40日、41日、42日、43日、44日、45日、46日、47日、48日、49日、50日、51日、52日、53日、54日、55日、56日、57日、58日、59日、60日、61日、62日、63日、64日、65日、66日、67日、68日、69日、70日、71日、72日、73日、74日、75日、76日、77日、78日、79日、80日、81日、82日、83日、84日、85日、86日、87日、88日、89日、90日、95日、100日、105日、110日、115日、120日、125日、130日、135日、140日、145日、150日、155日、160日、165日、170日、175日、180日、185日、190日、195日、200日、210日、220日、230日、240日、250日、260日、270日、280日、290日、300日、310日、320日、330日、340日、350日、360日のその後の期間から無菌粉砕製品により示され得る。無菌粉砕製品の一またはそれ以上の上の特性は、無菌粉砕製品が、微生物低減装置を出た360日超のその後の期間から無菌粉砕製品により示され得る。
D.典型的な演算装置
図3は、粉砕製品の加工ストリームにおける微生物低減のためのさまざまな管理態様で利用され得る典型的な演算装置である。図3を参照すると、典型的な装置は、演算装置300などの、演算装置を含む。基本的な構成では、演算装置300は、少なくとも一つのプロセシングユニット302およびシステムメモリー304を典型的に含む。正確な構成および演算装置の種類に依拠して、システムメモリー304は、揮発性(RAMなど)、非揮発性(例えばROM、フラッシュメモリーなど)または2つのいくつかの組み合わせであり得る。システムメモリー304は、操作システム305、一またはそれ以上のアプリケーション306を典型的に含み、およびプログラムデータ307を含み得る。一つの態様では、アプリケーション306は、粉砕製品加工ストリーム管理のためのアプリケーション320をさらに含む。この基本的な構成は、破線308内にそれらのコンポーネントにより図3中に図示される。
演算装置300は、追加的な特徴または機能性をまた有し得る。例えば、演算装置300は、例えば、磁気ディスク、光学ディスク、またはテープなど、追加的なデータストレージ装置(リムーバブルおよび/または非リムーバブル)をまた含み得る。そのような追加的なストレージは、コンピュータ可読記憶媒体309および非リムーバブルストレージ310により図3で図示される。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、格納されているコンピュータ可読命令、格納されているデータ構造、格納されているプログラムモジュールまたは他の格納データにより実装された揮発性および非揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含み得る。システムメモリー304は、コンピュータ可読記憶媒体309および非リムーバブルストレージ310は、コンピュータ記憶媒体のすべて例である。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリーもしくは他のメモリー技術、CD‐ROM、デジタル多機能ディスク(DVD)もしくは他の光学ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージ装置、または所望する情報を保存するために使用され得、および演算装置300によりアクセスし得る任意の他の有形媒体を含むが、限定されない。任意のそのようなコンピュータ記憶媒体は、装置300の一部であり得る。演算装置300は、キーボード、マウス、ペン、音声入力装置、タッチ入力装置などの、入力装置(複数)312を、また有し得る。ディスプレイ、スピーカー、プリンタなどの出力装置(複数)314が、また含まれ得る。すべてのこれらの装置は、当該技術分野で知られおよび本明細書中で詳細に述べる必要がない。
演算装置300は、ネットワークまたはワイヤレスネットワーク全域など、他の演算装置318と通信するための装置を可能にする通信接続(複数)316をまた含む。通信接続(複数)316は、通信媒体の例である。通信媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは運搬波もしくは他の転送メカニズムなどの変調された(modulated)データシグナル中の他のデータを典型的に具現化しおよび任意の情報配信媒体を含む。用語「変調されたデータシグナル」は、シグナルについての情報をコードするようなそのような様式で設定されまたは変化されたその特性の一またはそれ以上を有するシグナルを意味する。例として、および限定ではなく、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接有線通信などの有線媒体、並びに音波の、RF、赤外線の、および他のワイヤレス媒体などのワイヤレス媒体を含む。
結論
主題は、構造的特徴および/または方法論的な行為に対する特定の言語で記載されているが、添付された請求項中で定義された主題は、上記特定の特徴または行為に限定される必要はないことが理解されるべきである。むしろ、上記特定の特徴および行為は、請求項を実施するための実施例の形態として開示される。

Claims (25)

  1. 以下:
    粉砕製品の流動性のストリームを提供すること、ここで前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、前記ストリーム全体を通して一般的に均一のあらかじめ設定された水分含量を有するためにあらかじめ調整され、ここで前記ストリーム全体を通して前記一般的に均一のあらかじめ設定された水分含量が、約12%‐約16%であり、ここで前記一般的に均一のあらかじめ設定された水分含量が、前記ストリーム全体を通して約0.5%未満の逸脱であり;
    高周波(RF)微生物低減装置を通って前記粉砕製品の前記流動性のストリームを運搬すること、ここで前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、前記微生物低減装置を通って運搬される時に、前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、約170°F‐210°Fまでの温度に加熱され;および
    前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、前記微生物低減装置を通って運搬された後、およそ周囲の温度に前記粉砕製品の前記流動性のストリームの温度低下をもたらすために冷気を有する運搬ネットワーク内に前記粉砕製品の前記流動性のストリームを運搬すること
    を含む、粉砕製品ストリームの微生物処理方法。
  2. 前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、小麦粉の流動性のストリーム、ふすまの流動性のストリーム、麦芽の流動性のストリーム、穀物の流動性のストリーム、オーツ麦の流動性のストリーム、ライ麦の流動性のストリーム、大麦の流動性のストリーム、原料の流動性のストリーム、スパイスの流動性のストリーム、糖の流動性のストリーム、粉砕脱水野菜の流動性のストリーム、粉砕脱水フルーツの流動性のストリームおよび粉砕脱水ペッパーの流動性のストリームを含むグループの少なくとも一つのメンバーである、請求項1に記載の方法。
  3. 粉砕製品の前記流動性のストリームが、前記ストリーム全体を通して約12.5%水分‐14.5%水分までの一般的に均一のあらかじめ設定された水分含量を有するためにあらかじめ調整され、ここで前記一般的に均一のあらかじめ設定された水分含量が、前記ストリーム全体を通して約0.2%未満の逸脱である、請求項1に記載の方法。
  4. 高周波装置が、約40MHzで周波数を生じるために構成される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、約180°F‐約200°Fまでの温度に前記RF微生物低減装置により加熱される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記運搬ネットワークが、ダクトのネットワークである、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ダクトのネットワークが、ダクトの閉鎖された衛生的なネットワークである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記ダクトの閉鎖された衛生的なネットワークが、前記ダクトの閉鎖された衛生的なネットワークの温度増加を引き起こすために加熱エレメントと通信する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記加熱エレメントが、加熱コイルおよび空気ヒーターを含むグループの少なくとも一つのメンバーである、請求項8に記載の方法。
  10. 請求項1に記載の方法に従って製造された無菌粉砕製品。
  11. 以下:
    粉砕製品の流動性のストリームを提供すること、ここで前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、前記ストリーム全体を通して一般的に均一のあらかじめ設定された水分含量を有するためにあらかじめ調整され;
    高周波(RF)微生物低減装置を通って前記粉砕製品の前記流動性のストリームを輸送すること、ここで前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、前記RF微生物低減装置を通って流れる間に、約150°F‐約240°Fまでの温度に加熱され;および
    前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、前記RF微生物低減装置を通って運搬された後、前記粉砕製品の前記流動性のストリームの温度低下をもたらす閉鎖された衛生的な運搬ネットワーク内に前記粉砕製品の前記流動性のストリームを運搬すること
    を含む、粉砕製品ストリームの微生物処理方法。
  12. 前記粉砕製品の前記流動性のストリームが、小麦粉の流動性のストリーム、ふすまの流動性のストリーム、麦芽の流動性のストリーム、穀物の流動性のストリーム、オーツ麦の流動性のストリーム、ライ麦の流動性のストリーム、大麦の流動性のストリーム、原料の流動性のストリーム、スパイスの流動性のストリーム、糖の流動性のストリーム、粉砕脱水野菜の流動性のストリーム、粉砕脱水フルーツの流動性のストリームおよび粉砕脱水ペッパーの流動性のストリームを含むグループの少なくとも一つのメンバーである、請求項11に記載の方法。
  13. 前記RF微生物低減装置が、約20MHz‐約2450MHzまでのRF周波数を生じるために構成される、請求項11に記載の方法。
  14. 粉砕製品の前記流動性のストリームが、高周波(RF)微生物低減装置を通って輸送されるとき、前記流動性のストリームの10%未満が変性される、請求項11に記載の方法。
  15. 前記閉鎖された衛生的な運搬ネットワークが、ダクトのネットワークであり、および粉砕製品の前記流動性のストリームが、冷却された衛生的な強制的な空気を介して前記ダクトの閉鎖された衛生的なネットワーク中に輸送される、請求項11に記載の方法。
  16. 積出装置で前記輸送を停止することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記積出装置が、消費者袋詰め装置、バルク袋詰め装置、バルク輸送車両、および食品加工装置を含むグループの少なくとも一つのメンバーを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 請求項11に記載の方法に従って製造された無菌粉砕製品。
  19. 以下:
    粉砕穀物製品の流動性のストリームを受け取ること;
    水分制御装置に粉砕穀物製品の前記流動性のストリームを輸送すること、ここで粉砕穀物製品の前記流動性のストリームが前記水分制御装置を通過するときに、前記水分制御装置が、約12.5%‐約14.5%までの一般的に均一のあらかじめ設定された水分含量を有するための粉砕穀物製品の前記流動性のストリームをあらかじめ調整し、ここで前記一般的に均一のあらかじめ設定された水分含量が、前記ストリームを通して約0.5%未満の逸脱であり、ここで前記流動性のストリームの少なくとも一部が、微生物活性レベルを有し;
    粉砕穀物製品の前記流動性のストリームが、前記水分制御装置を通過した後、運搬ネットワークにより、前記運搬ネットワークでインラインに高周波(RF)微生物低減装置に粉砕穀物製品の前記流動性のストリームを輸送すること、ここで粉砕穀物製品の前記流動性のストリームが、少なくとも3.0log CFU/gの前記微生物活性レベルで低減をもたらし、および10%未満の変性をもたらすための前記RF微生物低減装置を通って運搬されるときに、前記RF微生物低減装置が、約180°F‐約200°Fまでの温度に粉砕穀物製品の前記流動性のストリームを加熱し;および
    粉砕穀物製品の前記流動性のストリームが、前記RF微生物低減装置を通って運搬された後、およそ周囲の温度に粉砕穀物製品の前記流動性のストリームの温度低下を引き起こすために、冷却された強制的な空気より前記運搬ネットワーク内に粉砕穀物製品の前記流動性のストリームを運搬すること
    を含む、粉砕穀物製品ストリームの微生物処理方法。
  20. 請求項19に記載の方法に従って製造される無菌粉砕製品。
  21. 第一態様、ここで前記粉砕製品ストリームが、前記第一態様であるとき、前記粉砕製品ストリームが以下:
    前記粉砕製品ストリームの全体を通して約12%‐約16%までの一般的に均一の水分含量を有するための前記粉砕製品ストリームをもたらす追加の水分、
    微生物活性レベルを含む前記粉砕製品ストリームの少なくとも一部、および
    天然の機能性
    を含み;
    第二態様、ここで前記粉砕製品ストリームが、前記第二態様であるとき、粉砕製品ストリームが以下:
    少なくとも3.0log CFU/gの前記第一態様に関して前記微生物活性レベルで低減、および
    前記第一態様の前記天然の機能性に関して10%未満の変性、および
    前記粉砕製品ストリーム全体を通して約12%‐約16%までの一般的に均一の水分含量
    を含む、
    を含む、粉砕製品ストリーム。
  22. 前記微生物活性レベルで前記低減が、少なくとも4.0log CFU/gである、請求項21に記載の粉砕製品ストリーム。
  23. 前記微生物活性レベルで前記低減が、少なくとも5.0log CFU/gである、請求項21に記載の粉砕製品ストリーム。
  24. 前記微生物活性レベルで前記低減が、少なくとも6.0log CFU/gである、請求項21に記載の粉砕製品ストリーム。
  25. 前記微生物活性レベルについて前記低減が、少なくとも7.0log CFU/gである、請求項21に記載の粉砕製品ストリーム。
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