JP2006166805A - 粉粒体等の凍結、冷却、加熱方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置の大型化や複雑化を招くことなく、簡便な方法で、粉粒体等を、貯留タンク内でのくっつきや固化、あるいはブリッジング現象等を引き起こすことなく、バラバラの状態、あるいはバルク状態で、凍結や冷却又は加熱等の処理を行なうことができる方法及びその方法を実施するための装置を提供する。
【解決手段】 低温又は高温に維持された空間1内に被処理対象の粉粒体等Fを収納するタンク4及び同粉粒体等を同タンクから供給され再び同タンクに戻す搬送装置9,10,11を設け、前記紛粒体等Fを前記タンク4から前記搬送装置に供給した後、同紛粒体等Fを同搬送装置で前記空間内の低温又は高温雰囲気に曝しながら同タンクに戻す工程を繰り返し行なうことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明方法では、これの問題点を解決する手段として、たとえば凍結又は冷却の場合、冷蔵庫(一般に−30℃〜+20℃)の中に常時払い出し可能なフィーダ、供給機等の装置を設置し、排出口から払出された粉粒体等を冷やされた冷蔵庫内の空気を使って搬送したり、スクリューコンベア又はバケットコンベア、メッシュコンベア等で搬送したりして、途中で凍結又は冷却させながら、タンクに戻す。それを繰り返すことで、粉粒体等をバラの状態で所定の温度まで凍結又は冷却することができる。
また好ましくは、凍結、冷却、加熱による処理を施された前記粉粒体等の一部を前記空間の気密性を有したまま同空間の外に取り出すようにする。これによって処理された粉粒体等の前記空間からの取り出しが容易となる。
なお前記搬送装置は、たとえばエア式搬送装置、スクリューコンベア又はバケットコンベア、メッシュコンベア等を使用できる。
また常にフィーダ内やタンク内で粉粒体等が流動しているので、氷結によるブリッジング現象や引っ掛かり状態を防止でき、また攪拌装置を用いた強制攪拌も必要としない。
さらに装置を高さ方向に構成できるので、ベッドによる連続処理のように平面的なスペースを取らず、粉粒体等を循環するので、時間の調整(出荷調整)ができ、保管も可能である等多くの利点がある。
図1は本発明の第1実施例に係る、粉粒体等を冷凍処理する装置の概略断面図、図2は本発明の第2実施例に係る、粉粒体等を冷凍処理する装置の概略断面図、図3は麺類等を冷凍処理する場合に適用された本発明の第3実施例の平面図、図4は前記第3実施例の立面図、図5は前記第3実施例の右側面図、図6は前記第3実施例における麺類の処理工程を示すフローチャートである。
4は、空間1内に設けられた粉粒体等Fの貯留タンクで、その上部に、搬送コンベア(又は搬入シュート)7から送られてきた粉粒体等Fを受け入れ、タンク4内に投入する投入口6を有するとともに、その下部に、タンク4内の粉粒体等をエア式搬送管9に送り出すフィーダ5が設けられている。
エア式搬送管9に排出された粉粒体等は、エア搬送用ブロワ10によって導入された冷気によって搬送され、循環管11を通ってタンク4に戻される。
循環管11内で冷凍又は冷却処理された粉粒体等Fは、再び投入口6からタンク4内に循環され、このような循環工程を繰り返される。
図2において、図1の装置構成と異なるところは、タンク4の下部に設けられたフィーダ5から排出された粉粒体等は一旦ベルトコンベア12で受けられ、タンク13に搬送された後、スクリューコンベア14によってタンク4の上部まで運ばれ、投入口6から再びタンク4内に戻される。
そして粉粒体等Fは、タンク4の上部投入口6から再びタンク4内に戻される。そして粉粒体等Fはこのような循環工程を繰り返し施行される。
図3〜5において、図示しない製麺装置から図示しない搬送管により製造された麺類が冷凍空間21内に設けられたタンク24内に供給される。タンク24内に供給された麺類は、タンク24の下部に設けられたディスクフィーダ25により排出管29に排出され、循環管31内を搬送され、タンク24の上部に到達した後、循環管31の投入口31aから再びタンク24内に戻される。なおディスクフィーダ25の内部には図示しない回転可能な底板が設けられ、同回転底板が一定速度で回転することにより、時間当り一定量の粉流体等が下部の排出管29に排出される。また循環管31の代りに、エア式搬送管を用いてもよい。
2 冷凍機
3 冷却器
4、24、35 貯留タンク
5、25 ディスクフィーダ
6 投入口
7 搬送コンベア
8 回転底板
9 エア式搬送管
10 エア搬送用ブロワ
11、31 循環管
12、33 ベルトコンベア
13 タンク
14 スクリューコンベア
15 ファン
29 排出管
32 搬送シュート
34 バケットコンベア
36 出荷室
Claims (4)
- 低温又は高温に維持された空間内に被処理対象の粉粒体等を収納するタンク及び同粉粒体等を同タンクから供給され再び同タンクに戻す搬送装置を設け、前記紛粒体等を前記タンクから前記搬送装置に供給した後、同紛粒体等を同搬送装置で前記空間内の低温又は高温雰囲気に曝しながら同タンクに戻す工程を繰り返し行なうことを特徴とする粉粒体等の凍結、冷却、加熱方法。
- 凍結、冷却、加熱による処理を施された前記粉粒体等の一部を前記空間の気密性を有したまま同空間の外に取り出すことを特徴とする請求項1記載の粉粒体等の凍結、冷却、加熱方法。
- 低温又は高温に維持された空間内に被処理対象の粉粒体等を収納するタンク及び同粉粒体等を同タンクから受け取り再び同タンクに戻す搬送装置を設け、前記タンクの底部に、前記粉粒体等を前記搬送装置に排出する排出口を有する回転可能な底板及び同底板を回転駆動する駆動装置を設けたことを特徴とする粉粒体等の凍結、冷却、加熱装置。
- 前記搬送装置が、エア式搬送装置、スクリューコンベア又はバケットコンベア、メッシュコンベアであることを特徴とする請求項3記載の粉粒体等の凍結、冷却、加熱装置。
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JP2004364415A JP2006166805A (ja) | 2004-12-16 | 2004-12-16 | 粉粒体等の凍結、冷却、加熱方法及び装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013517004A (ja) * | 2010-01-20 | 2013-05-16 | コナグラ フーズ フード イングレディエンツ カンパニー,インコーポレイティド | 粉砕製品の加工ストリームにおける微生物の低減 |
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2004
- 2004-12-16 JP JP2004364415A patent/JP2006166805A/ja active Pending
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