JP2013501644A - 印刷方法及びこれに用いられる印刷用助剤 - Google Patents

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Abstract

本発明は印刷方法及びこれに用いられる印刷用助剤を開示する。本発明の印刷方法は、印刷版の装着、インク供給、被印刷媒体の搬送及び加圧印刷を含み、任意の印刷部における加圧印刷位置の前で、加圧印刷される被印刷媒体に水及び/又は常温常圧下で液体である有機物を含有する印刷用助剤を付加する。本発明は、更に、前記印刷用助剤の用途を開示する。本発明の印刷方法及び印刷用助剤は、各種被印刷媒体への印刷及び印刷品質の改善に適用することが可能である。
【選択図】 図2

Description

本発明は印刷分野に関し、特に印刷方法及びこれに用いられる印刷用助剤の応用に関する。
四大発明の1つである印刷方法は、発明以来顕著な進歩を遂げてきた。
従来の印刷工程は、一般的に以下の手順からなる。
1.被印刷媒体の搬送、印刷準備、単色又は多色印刷工程準備。
2.第1色(又は下地色)の印刷:第1印刷部のインクを印刷版(又はスクリーン)を介して被印刷媒体へ転写する。
3.乾燥(強制又は自然揮発乾燥):加熱、通気などの手段を用いて、インク中の水分と有機溶剤を可能な限り揮発乾燥させる。
4.第2色の印刷:第2印刷部のインクを印刷版(又はスクリーン)を介して被印刷媒体に転写し、適切な位置に印刷すると直ちに乾燥させる。
5.続いて、他の印刷手順を行う。
従来の印刷方法では、被印刷媒体(紙、織物、不織紙、ビニールシートなど)の表面の平滑性が劣る場合には、印刷品質が直接影響を受けてしまう。クラフト紙、織物、不織紙など表面が粗い被印刷媒体は、表面が印刷版と完全には接触できないため、必然として印刷結果に断線や白色部分といった現象が発生してしまい、印刷精度が著しく損われ、高水準化が妨げられている。
通常は、製紙工法を改善して紙の平滑度を上げることで、上述の課題を解決している。しかし、このような対策では紙のコストが上がるだけでなく、印刷品質の問題を完全に解決することはできない。
建築装飾業界のハイテク製品である不織物材料に対する印刷においても、同様の課題がある。当該材料は、芸術性を高めるために表面が不規則な繊維構造とされている。しかし、表面に凹凸が形成されているために、被印刷媒体にインクを付加する際に表面の凹部と印刷ローラがうまく接触せず、印刷部分に小さい断裂や大きな白点が現れてしまう。特に、背景色の濃い図案においては、全体の印刷効果が深刻な影響を受けることがある。
本発明は、従来技術の欠点を克服するために、表面の粗い被印刷媒体の表面への印刷の際に断裂や白色部分又は印刷漏れが発生するといった従来技術の課題を解決可能な印刷方法、及び当該印刷方法に使用される印刷用助剤を提供することを目的とする。
上記の技術的課題を解決するため、本発明は以下の印刷方法を用いた。
印刷版の装着、インク供給、被印刷媒体の搬送及び加圧印刷(Coining)を含む印刷方法において、任意に選択された印刷部における加圧印刷位置の前で、加圧印刷される被印刷媒体(選択された印刷部において加圧印刷される予定の被印刷媒体)に対し、水及び/又は常温常圧下で液体である有機物を含有する印刷用助剤を単独で付加することを特徴とする。
前記印刷版の装着、インク供給、被印刷媒体の搬送及び加圧印刷には、一般的な方法が用いられる。
前記印刷部(Printing Station)とは、印刷装置において被印刷媒体の搬送、インク供給、加圧印刷、乾燥等の機能を備えるユニットであって、印刷版、加圧ローラ、インク供給装置、乾燥装置、伝動装置等の部材を含む。通常、印刷装置は1つ又は複数の印刷部を備える。
前記加圧印刷位置とは、印刷部における印刷版と加圧ローラが被印刷媒体と接触する位置のことである。
前記印刷用助剤を単独で付加するとは、印刷用助剤が単体で被印刷媒体に付加されることをいい、このような助剤付加方法は、印刷用助剤を補助剤としてインクに混合し、被印刷媒体に付加するという通常の方法とは異なる。
前記任意に選択された印刷部における加圧印刷位置の前で、加圧印刷される被印刷媒体に対し印刷用助剤を単独で付加するとは、印刷部が1つである印刷方法の場合には、加圧印刷される被印刷媒体が当該印刷部の加圧印刷位置に到達する前に、加圧印刷される被印刷媒体の一部又は全面積に対し印刷用助剤を単独で付加すること、或いは、印刷部が複数である印刷方法の場合には、1つ又は複数の印刷部を選択し、選択された任意の印刷部について、当該印刷部で未だ加圧印刷されていない被印刷媒体が当該印刷部の加圧印刷位置に到達する前に、当該印刷部で未だ加圧印刷されていない被印刷媒体の一部又は全面積に対し印刷用助剤を単独で付加すること、のうちのいずれかを指す。
被印刷媒体に印刷用助剤を単独で付加する方法は、印刷、塗布、スプレー又は浸漬から選択されてもよい。
被印刷媒体に印刷用助剤を付加した後は、その湿潤状態が可能な限り保持されねばならず、前記印刷用助剤が完全には乾燥されない情況で、選択された印刷部で加圧印刷が行われる。
被印刷媒体に印刷用助剤を単独で付加した後に、印刷用助剤中の水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜105gの場合に、被印刷媒体に対して加圧印刷を行う。好ましくは、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり2.5g〜30gである。被印刷媒体の材質の違いによって好ましい総保有量は若干異なり、不織材料からなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり1g〜96gであることが好ましく、織物材料からなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり5g〜105gであることが好ましく、紙からなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり1g〜20gであることが好ましく、プラスチックからなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜15gであることが好ましく、ゴムからなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり0.5〜20gであることが好ましく、セラミックからなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり5g〜50gであることが好ましい。当業者は、印刷用助剤の付加量や付加後の適切な乾燥といった方法によって、総保有量を制御可能である。
本発明の印刷方法では、印刷用助剤を印刷、塗布、スプレー、浸漬する位置は、第1印刷部における加圧印刷位置の前に限らず、印刷の色柄特徴、各種単色印刷の順序に応じて変更可能である。当該方法は、最も印刷抜け又は塗布漏れが発生しやすい印刷部の加圧印刷工程前に用いることで、大きな効果を奏する。なお、印刷用助剤の印刷、塗布、スプレー又は浸漬は一回に限らず、必要に応じて適切な位置で全体的或いは部分的に追加してもよい。
更に、全ての印刷部において加圧印刷工程が終了した後に、乾燥、硬化、切断、巻取り、包装といった一般的な各種後続工程を実施してもよい。
本発明では、前記被印刷媒体は一般的な各種被印刷媒体であればよく、不織材料からなる被印刷媒体、織物材料からなる被印刷媒体、紙からなる被印刷媒体、プラスチックからなる被印刷媒体、ゴムからなる被印刷媒体及びセラミックからなる被印刷媒体等であってもよい。例えば、クラフト紙、新聞用紙、書籍用紙、装飾シート、ドーリング紙(Dowling Paper)、コート紙、包装紙、ポスター紙、唐紙、紙幣用紙、繊維織物、不織物、建築板材、床材、壁材等であってもよい。本発明の印刷方法は、特に、表面が平滑でない前記被印刷媒体に適用される。
本発明の印刷方法は、凸版印刷、凹版印刷、孔版印刷(シルクスクリーン又はロータリースクリーン)、フレキソ印刷等の印刷分野に応用可能である。
本発明の印刷方法は、印刷部における加圧印刷工程前に重要な印刷用助剤を使用することを要点とする。当該印刷用助剤は、インクの転写率を顕著に高めることができる。
前記インクは各種一般インクであればよい。インクとは、溶剤インク、水性インク、UVインク及びその他液体インクの総称であり、有色又は無色であってもよい。
前記印刷用助剤は、以下の特性を満たす必要がある。
1.被印刷媒体の表面(層)を湿潤させることができる。
2.適度な揮発性を有することで、被印刷媒体に対する正式印刷時に当該被印刷媒体が良好な乾燥具合となるようにし、印刷改善効果を保証する。
3.適度な表面張力を持つことで、効果的にインクを積載するとともに、適時にインクを被印刷媒体の凹部に搬送可能とし、印刷品質改善という目的を達成する。
本発明は、上記の特性を満たすとともに、常温常圧下で液体である有機物及び水のうちの一種又は複数種類を含有する印刷用助剤を提供する。
前記印刷用助剤は、溶液、懸濁液又は乳剤とすることができる。
前記印刷用助剤が水及び/又は常温常圧下で液体である有機物を含有するとは、印刷用助剤が水又は常温常圧下で液体である有機物を含有すること、或いは印刷用助剤が水と常温常圧下で液体である有機物とを含有することをいう。例えば、印刷用助剤は水又は常温常圧下で液体である単一の有機物、或いは常温常圧下で液体である複数種類の有機物であって、当然ながら、水と常温常圧下で液体である一種又は複数種類の有機物を同時に含有してもよい。水及び/又は常温常圧下で液体である有機物は、任意の割合で混合すればよい。
前記水と常温常圧下で液体である有機物の印刷用助剤における質量パーセントの和は50〜100%であり、好ましくは70〜100%、より好ましくは80〜100%である。
好ましくは、前記印刷用助剤は均質液体である。
前記常温常圧下で液体である有機物とは、常温常圧下で液体である有機溶剤である。常温常圧下で液体である有機溶剤は、常温常圧下で液体である芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、ハロゲン化合物、アルコール、エーテル、エステル、ケトン、フェノール、ジオール誘導体のうちの一種又は複数種類から選択される。例えば、前記常温常圧下で液体である有機溶剤は、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、及びベンゼン、トルエン、ジメチルベンゼン、アセトン、ブタノン(Butanone)、シクロヘキサノン、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルのうちの一種又は複数種類から選択される。前記溶剤を単独で使用した場合、いずれも平滑でない被印刷媒体に対する印刷品質を改善可能であるため、選択される溶剤を互いに混合しても、平滑でない被印刷媒体に対する印刷品質の改善作用が得られる。
更に、必要に応じて、前記印刷用助剤には、樹脂、共溶媒、表面活性剤、消泡剤、遮蔽剤及びレオロジーコントロール剤のうちの一種又は複数種類を添加してもよい。前記印刷用助剤には、インク用樹脂を含有してもしなくてもよい。
好ましくは、前記印刷用助剤は、水、常温常圧下で液体である有機物の一種、常温常圧下で液体である有機物のうち複数種類の有機物の均質混合液、或いは常温常圧下で液体である有機物のうち一種又は複数種類の有機物と水との均質混合液である。
水及び/又は前記常温常圧下で液体である有機物を含有する印刷用助剤は、表面が平滑でない各種被印刷媒体に対する印刷品質を良好に改善可能である。最良の印刷効果を得るためには、印刷用助剤における各成分の割合は不変ではなく、被印刷媒体の特性、印刷装置における加熱温度、熱風条件、塗布厚、印刷速度、塗布と印刷位置との間隔等要因に応じて変更可能である。
複数種類の成分を含有する印刷用助剤は、選択した原料を割合に応じて均一に混合することで得られる。
本発明の印刷用助剤と印刷方法は各種被印刷媒体の印刷に応用可能であり、特に被印刷媒体の印刷品質問題の改善に適用される。発明者は、予印刷時に印刷抜け、塗布漏れが発生した印刷部の前に、或いは印刷抜け、塗布漏れが発生すると予測される印刷部の前に、一定の流動性を有する印刷用助剤を単独付加する工程を加えるだけで、従来の印刷工程を調整することなく効果的に印刷抜け、塗布漏れといった現象を予防又は改善可能であることを発見した。
前記被印刷媒体は、不織材料からなる被印刷媒体、織物材料からなる被印刷媒体、紙からなる被印刷媒体、プラスチックからなる被印刷媒体、ゴムかならなる被印刷媒体、或いはセラミックからなる被印刷媒体であって、例えばクラフト紙、新聞用紙、書籍用紙、ドーリング紙、装飾シート、コート紙、包装紙、ポスター用紙、唐紙、紙幣用紙、繊維織物、不織物、建築板材、床材及び壁材である。
前記印刷用助剤は、被印刷媒体へのインクの転写を改善することで、被印刷媒体の印刷品質問題を改善可能である。
前記被印刷媒体の印刷品質問題を改善するとは、被印刷媒体への印刷時に表面が平滑でないために発生する印刷抜け又は塗布漏れという品質問題を改善することである。
前記印刷用助剤は、各種被印刷媒体に対する印刷について任意に選択される印刷部の加圧印刷位置の前に適用される。
前記印刷用助剤の使用方法は、選択された任意の印刷部における加圧印刷位置の前で印刷用助剤を単独で被印刷媒体に付加するもので、付加方法は、印刷、塗布、スプレー又は浸漬から選択可能である。
好ましくは、従来の印刷方法で印刷抜け又は塗布漏れが発生した印刷部の加圧印刷位置の前に、加圧印刷される被印刷媒体(選択された印刷部において加圧印刷される予定の被印刷媒体)に対し印刷用助剤を単独で付加する工程を加える。
被印刷媒体に印刷用助剤を付加した後は、その湿潤状態が可能な限り保持されねばならず、前記印刷用助剤が完全には乾燥されない情況で、選択された印刷部で加圧印刷が行われる。
被印刷媒体に印刷用助剤を付加した後に、印刷用助剤中の水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜105gの場合に、被印刷媒体に対して加圧印刷を行う。被印刷媒体の材質の違いによって好ましい総保有量は若干異なり、例えば、不織材料からなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり1g〜96gであることが好ましく、織物材料からなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり5g〜105gであることが好ましく、紙からなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり1g〜20gであることが好ましく、プラスチックからなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜15gであることが好ましく、ゴムからなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜20gであることが好ましく、セラミックからなる被印刷媒体については、総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり5g〜50gであることが好ましい。当業者は、印刷用助剤の塗布量や適切な乾燥といった方法によって、総保有量を制御可能である。
前記印刷用助剤の付加には、印刷装置における従来の又は追加の印刷部や装置を用いて印刷を行えばよく、或いは手動又は印刷装置における従来の又は追加の装置を用いて塗布、スプレー又は浸漬を行えばよい。
前記被印刷媒体に対する印刷方法は、凸版印刷、凹版印刷、フレキソ印刷又は孔版印刷(シルクスクリーン、ロータリースクリーン印刷)等各種印刷方法から選択可能である。
本発明の印刷方法では、印刷用助剤の使用によって被印刷媒体の印刷適性が著しく改善され、インクの被印刷媒体への転写が顕著に向上する。印刷用助剤は、インクと被印刷媒体の物理・化学特性の双方を考慮し、使用するインクと被印刷媒体の材質及び特性に応じて適切な印刷用助剤を選べばよい。また、印刷現場の温度と湿度、加熱乾燥条件、印刷速度等の条件に基づき塗布量を調整することで、被印刷媒体が違っても最良の改善効果を得ることができる。
図1は、実施例2の印刷結果を25倍に拡大し比較した図である。左図は印刷用助剤を付加しなかった場合、右図は印刷用助剤を付加した場合を示す。 図2は、実施例3の印刷結果を25倍に拡大し比較した図である。左図は印刷用助剤を付加しなかった場合、右図は印刷用助剤を付加した場合を示す。 図3は、実施例4の印刷結果を25倍に拡大し比較した図である。左図は印刷用助剤を付加しなかった場合、右図は印刷用助剤を付加した場合を示す。
以下、具体的な例を挙げて本発明について詳細に説明する。なお、下記具体例は本発明の範囲を限定するものでないと解釈されるべきである。
実施例1:印刷用助剤の配合
下記の質量パーセントで印刷用助剤を配合し、調製した。
配合方法:各原料を比率に従い均一に混合した。
Figure 2013501644
Figure 2013501644
実施例2:
クラフト紙を被印刷媒体とし、インクWA-20を用いて凹版印刷装置で印刷を行った。印刷速度は60m/minとした。印刷手順は以下の通りであった。
1.ロール紙の展開
2.印刷用助剤の塗布印刷:印刷装置で従来の第1印刷部を用い、実施例1における配合1の印刷用助剤を被印刷媒体に5.3g/m印刷した。熱乾燥は行わず、そのまま手順3に進んだ。
3.第1色(或いは下地色)の印刷:インクカートリッジのインクを、印刷版を介して被印刷媒体に転写した。
4.後続工程を通常通りに行った。
比較印刷工程:手順2を除いて上述の印刷工程と同様の手順で行われた。
図1に印刷結果を示す。印刷用助剤を塗布した後の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を使用しなかった場合の印刷物の着色率はわずか42%にとどまった(対照写真を参照。着色力の測定には、X‐Rite SP‐62分光光度計を用いた)。本結果より、きめの粗い被印刷媒体表面に印刷を行った場合に表面に発生する白点や印刷漏れといった問題が、印刷用助剤の使用によって著しく改善されたことが明らかである。
実施例3:
コート紙を被印刷媒体とし、マットインクWAにブルー2%を加えた水性インクを用い、凹版印刷装置で印刷を行った。印刷速度は80m/minとした。実施例1における配合3の印刷用助剤を2.5g/m用いたことを除き、印刷工程は実施例2と同様であった。また、比較印刷工程も実施例2と同様に実施した。
図2に印刷結果を示す。印刷用助剤を塗布した後の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を使用しなかった場合の印刷物の着色率はわずか76%にとどまった(対照写真を参照。着色力の測定には、X‐Rite SP‐62分光光度計を用いた)。本結果より、被印刷媒体表面に印刷を行った際に表面に発生する白点や印刷漏れといった問題が、印刷用助剤の使用によって著しく改善されたことが明らかである。
実施例4:
新聞用紙(newsprint)を被印刷媒体とし、WA‐20にブルー2%を加えた水性インクを用い、凹版印刷装置で印刷を行った。印刷速度は50m/minとした。実施例1における配合2の印刷用助剤を3.1g/m用いたことを除き、印刷工程は実施例2と同様であった。また、比較印刷工程も実施例2と同様に実施した。
図3に印刷結果を示す。印刷用助剤を塗布した後の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を使用しなかった場合の印刷物の着色率はわずか80%にとどまった(対照写真を参照。着色力の測定には、X‐Rite SP‐62分光光度計を用いた)。本結果より、きめの粗い被印刷媒体表面に印刷を行った場合に表面に発生する白点や印刷漏れといった問題が、印刷用助剤の使用によって著しく改善されたことが明らかである。
実施例5:書籍用紙への凹版印刷
4色凹版印刷装置を用い、90gの書籍用紙に単色(青色)印刷を行った。着色印刷を行う前に、同一凹版印刷装置の第1位置を利用して180メッシュの凹版印刷用ローラを装着し、一般的な印刷方式で書籍用紙に印刷用助剤(100%の水)を6.2g/m塗布した。そして、熱乾燥は行わないまま、当該書籍用紙を第2版用の180メッシュの凹版アニロックスローラに送り、当該書籍用紙の全面に青色を印刷した。完成した印刷物は全体が均等な青色となり、肉眼検査では明らかな白点は確認されなかった。これに対し、第1版で印刷用助剤を用いなかった印刷物では、視覚検査において明らかな白点が確認された。印刷用助剤を塗布した後の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を使用しなかった場合の印刷物の着色率はわずか57%にとどまった(着色力の測定には、X‐Rite SP‐62分光光度計を用いた)。
実施例6:不織物への凹版印刷
4色凹版印刷装置を用い、147gの不織物に単色(褐色)印刷を行った。着色印刷を行う前に、同一凹版印刷装置の第1位置を利用して100メッシュの凹版印刷用ローラを装着し、一般的な印刷方式で印刷助剤(エチルアルコール)を12g/m塗布した。そして、熱乾燥は行わないまま、当該不織物を第2版用の150メッシュの凹版アニロックスローラに送り、全面に褐色を印刷した。完成した印刷物は全体が均等な褐色となり、肉眼検査では明らかな白点は確認されなかった。これに対し、第1版で印刷用助剤を用いなかった印刷物では、視覚検査において明らかな白点が確認された。印刷用助剤を塗布した後の印刷物着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を使用しなかった場合の印刷物の着色率はわずか39%にとどまった(着色力の測定には、X‐Rite SP‐62分光光度計を用いた)。
なお、同様の方法を用い、印刷用助剤としてメチルアルコール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルをそれぞれエチルアルコールに代えて用いた場合、印刷結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか35〜65%にとどまった。
実施例7:不織物へのシルクスクリーン印刷
シルクスクリーン印刷装置を用い、300メッシュのスクリーンで不織物に紺色を印刷した。着色印刷前に、スプレー装置を用いて不織布の表面に印刷用助剤(実施例1の配合6)を12g/m吹き付け、被印刷媒体の表面に浸潤させた。そして、熱乾燥は行わないまま当該不織布を搬送し、全面に紺色を正常に印刷すると直ちに熱風乾燥させた。完成した印刷物の色合いは鮮明で、肉眼では白点は確認されなかった。これに対し、印刷用助剤を用いなかった印刷物には明らかな白点が確認された。印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか54%にとどまった(着色力の測定には、X‐Rite SP‐62分光光度計を用いた)。
なお、同様の方法を用い、印刷用助剤として水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルをそれぞれ配合6に代えて用いた場合、印刷結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか41〜67%にとどまった。
実施例8:クラフト紙へのフレキソ印刷
3色フレキソ印刷装置を用い、200メッシュのアニロックスローラでクラフト紙に黒色のカラーブロックを印刷した。印刷前に、同一フレキソ印刷装置における第1版位置を利用して、印刷予定の部位に対し通常のフレキソ印刷方式で印刷用助剤(実施例1の配合4)を6.7g/m転写し、熱印刷用助剤を乾燥させないまま、第2版で黒色のカラーブロックを重ね刷りした。完成したカラーブロックは明瞭で色が行き渡っており、全く白点がなかった。印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか51%にとどまった(着色力の測定には、X‐Rite SP‐62分光光度計を用いた)。
なお、同様の方法を用い、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルをそれぞれ印刷用助剤として用いた場合、印刷結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか43〜69%にとどまった。
実施例9:不織物へのロータリースクリーン印刷
6色凹版ロータリースクリーン組み合わせ印刷装置を使用し、150メッシュのロータリースクリーンを用いて不織物に深紅を印刷した。着色印刷前に、同一ロータリースクリーン印刷装置の第1位置を利用して80メッシュの凹版印刷用ローラを装着し、ブレード立ち上げ方式で不織物に印刷用助剤(実施例1の配合6)30g/mを塗布した。そして、加熱乾燥しないまま当該不織物を第2印刷部に搬入し、150メッシュのロータリースクリーンで全面に赤色を印刷すると、直ちに熱風乾燥した。完成した印刷物は全体的に均一な赤色となり、肉眼検査では明らかな白点は確認されなかった。これに対し、印刷用助剤を用いなかった印刷物には明らかな白点が確認された。印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか63%にとどまった(着色力の測定には、X‐Rite SP‐62分光光度計を用いた)。
なお、同様の方法を用い、水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルをそれぞれ印刷用助剤として用いた場合、印刷結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか52〜74%にとどまった。
実施例10:
被印刷媒体を120番手の綿布に代えたことを除き、実施例9と同様の方法を用いた。結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか82%にとどまった。
実施例11:
被印刷媒体を平らでない発砲PVCコーティング紙に代えたことを除き、実施例3と同様の方法を用いた。結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか65%にとどまった。
実施例12:
被印刷媒体を床材に代えたことを除き、実施例7と同様の方法を用いた。結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか78%にとどまった。
実施例13:
印刷用助剤を実施例1の配合7に代えたことを除き、実施例3と同様の方法を用いた。結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか93%にとどまった。
実施例14:
印刷用助剤を実施例1の配合8に代えたことを除き、実施例3と同様の方法を用いた。結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか86%にとどまった。
実施例15:
印刷用助剤を実施例1の配合9に代えたことを除き、実施例3と同様の方法を用いた。結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか79%にとどまった。
実施例16:
印刷用助剤を実施例1の配合10(3.5g/m)に代えたことを除き、実施例4と同じ方法を用いた。結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか76%にとどまった。
なお、同様の方法を用い、ベンゼン、トルエン、ジメチルベンゼン、アセトン、ブタノン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルをそれぞれ印刷用助剤として用いた場合、印刷結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とすれば、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率は73〜88%にとどまった。
実施例17:
印刷用助剤を実施例1の配合11(3.3g/m)に代えたことを除き、実施例4と同じ方法を用いた。結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか79%にとどまった。
実施例18:
印刷用助剤を実施例1の配合12(4g/m)に代えたことを除き、実施例4と同じ方法を用いた。結果として、印刷用助剤を塗布した場合の印刷物の着色率を100%とした場合には、印刷用助剤を用いなかった印刷物の着色率はわずか83%にとどまった。
本発明の開示に基づき、当業者は印刷装置の速度、加熱条件及び給排気状況に応じて、本発明の印刷方法を基に更に印刷用助剤の配合を調整し最良の効果を得ることができるが、このような調整もまた本発明が保護を請求する範囲に含まれる。

Claims (35)

  1. 印刷版の装着、インク供給、被印刷媒体の搬送及び加圧印刷を含む印刷方法において、任意に選択された印刷部における加圧印刷位置の前で、加圧印刷される被印刷媒体に、水及び/又は常温常圧下で液体である有機物を含有する印刷用助剤を単独で付加することを特徴とする印刷方法。
  2. 請求項1に記載の印刷方法において、
    前記任意に選択された印刷部における加圧印刷位置の前で、加圧印刷される被印刷媒体に印刷用助剤を単独で付加するとは、
    印刷部が1つである印刷方法の場合には、加圧印刷される被印刷媒体が当該印刷部の加圧印刷位置に到達する前に、加圧印刷される被印刷媒体の一部又は全面積に対し印刷用助剤を単独で付加すること、或いは、
    印刷部が複数である印刷方法の場合には、1つ又は複数の印刷部を選択し、選択された任意の印刷部について、当該印刷部で未だ加圧印刷されていない被印刷媒体が当該印刷部の加圧印刷位置に到達する前に、当該印刷部で未だ加圧印刷されていない被印刷媒体の一部又は全面積に対し印刷用助剤を単独で付加すること、
    のいずれかを指すことを特徴とする。
  3. 請求項2に記載の印刷方法において、印刷抜け又は塗布漏れが発生しやすい印刷部の加圧印刷位置の前に、加圧印刷される被印刷媒体に印刷用助剤を単独で付加するようにすることを特徴とする。
  4. 請求項1に記載の印刷方法において、加圧印刷される被印刷媒体に印刷用助剤を単独で付加する方法は、印刷、塗布、スプレー及び浸漬から選択されることを特徴とする。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の印刷方法において、加圧印刷される被印刷媒体に印刷用助剤を付加した後に、印刷用助剤中の水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜105gの場合に、被印刷媒体に対して加圧印刷を行うことを特徴とする。
  6. 請求項5に記載の印刷方法において、
    不織材料からなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり1g〜96gであり、
    織物材料からなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり5g〜105gであり、
    紙からなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり1g〜20gであり、
    プラスチックからなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜15gであり、
    ゴムからなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜20gであり、
    セラミックからなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物の総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり5g〜50gであることを特徴とする。
  7. 請求項1に記載の印刷方法において、前記被印刷媒体は、不織材料からなる被印刷媒体、織物材料からなる被印刷媒体、紙からなる被印刷媒体、プラスチックからなる被印刷媒体、ゴムからなる被印刷媒体又はセラミックからなる被印刷媒体であることを特徴とする。
  8. 請求項7に記載の印刷方法において、前記被印刷媒体は、クラフト紙、新聞用紙、書籍用紙、ドーリング紙、コート紙、包装紙、ポスター紙、唐紙、紙幣用紙、繊維織物、不織物、建築板材、装飾シート、床材、及び壁材から選択されることを特徴とする。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の印刷方法において、水と常温常圧下で液体である有機物の前記印刷用助剤における質量パーセントの和は50〜100%であることを特徴とする。
  10. 請求項9に記載の印刷方法において、水と前記常温常圧下で液体である有機物の前記印刷用助剤における質量パーセントの和は70〜100%であることを特徴とする。
  11. 請求項10に記載の印刷方法において、水と前記常温常圧下で液体である有機物の前記印刷用助剤における質量パーセントの和は80〜100%であることを特徴とする。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の印刷方法において、前記印刷用助剤は均質液体であることを特徴とする。
  13. 請求項12に記載の印刷方法において、前記印刷用助剤は、水、常温常圧下で液体である有機物の一種、常温常圧下で液体である有機物のうち複数種類の有機物の均質混合液、或いは常温常圧下で液体である有機物のうち一種又は複数種類の有機物と水との均質混合液であることを特徴とする。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の印刷方法において、前記常温常圧下で液体である有機物は、常温常圧下で液体である芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、ハロゲン化合物、アルコール、エーテル、エステル、ケトン、フェノール、ジオール誘導体のうちの一種又は複数種類から選択されることを特徴とする。
  15. 請求項14に記載の印刷方法において、前記常温常圧下で液体である有機溶剤は、メチルアルコール、エチルアルコール、プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ベンゼン、トルエン、ジメチルベンゼン、アセトン、メブタノン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、酢酸プロピル及び酢酸ブチルのうちの一種又は複数種類から選択されることを特徴とする。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の印刷方法において、前記印刷用助剤はインク用樹脂を含有しないことを特徴とする。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載の印刷方法は、凸版印刷、凹版印刷、孔版印刷又はフレキソ印刷に応用される。
  18. 水及び/又は常温常圧下で液体である有機物を含有する印刷用助剤の用途において、前記印刷用助剤を被印刷媒体への印刷に用いることで、被印刷媒体の表面が平滑でないことによる印刷品質の問題を改善することを特徴とする。
  19. 請求項18に記載の印刷用助剤の用途であって、前記被印刷媒体の表面が平滑でないことによる印刷品質の問題とは、被印刷媒体への印刷時において現れる印刷抜け又は塗布漏れを指すことを特徴とする。
  20. 請求項19に記載の印刷用助剤の用途であって、前記印刷用助剤は、選択された任意の印刷部における加圧印刷位置の前で、加圧印刷される被印刷媒体に単独で付加されることにより被印刷媒体の印刷に用いられることを特徴とする。
  21. 請求項20に記載の印刷用助剤の用途であって、前記印刷用助剤は、従来の印刷方法で印刷抜け又は塗布漏れが発生した印刷部における加圧印刷位置の前で、加圧印刷される被印刷媒体に印刷用助剤を単独で付加する工程を加えることにより、被印刷媒体の印刷に用いられることを特徴とする。
  22. 請求項20又は21に記載の印刷用助剤の用途であって、加圧印刷される被印刷媒体に前記印刷用助剤を単独で付加する方法は、印刷、塗布、スプレー又は浸漬から選択されることを特徴とする。
  23. 請求項18〜22のいずれか一項に記載の印刷用助剤の用途であって、加圧印刷される被印刷媒体に印刷用助剤を単独で付加した後に、印刷用助剤中の水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜105gの場合に、被印刷媒体に対して加圧印刷を行うことを特徴とする。
  24. 請求項18に記載の印刷用助剤の用途であって、
    不織材料からなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり1g〜96gであり、
    織物材料からなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり5g〜105gであり、
    紙からなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり1g〜20gであり、
    プラスチックからなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜15gであり、
    ゴムからなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物との総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり0.5g〜20gであり、
    セラミックからなる被印刷媒体については、前記水と常温常圧下で液体である有機物の総保有量が、被印刷媒体1平方メートルあたり5g〜50gであることを特徴とする。
  25. 請求項18に記載の印刷用助剤の用途であって、前記被印刷媒体は、不織材料からなる被印刷媒体、織物材料からなる被印刷媒体、紙からなる被印刷媒体、プラスチックからなる被印刷媒体、ゴムからなる被印刷媒体又はセラミックからなる被印刷媒体であることを特徴とする。
  26. 請求項25に記載の印刷用助剤の用途であって、前記被印刷媒体は、クラフト紙、新聞用紙、書籍用紙、ドーリング紙、コート紙、包装紙、ポスター紙、唐紙、装飾シート、紙幣用紙、繊維織物、不織物、建築板材、床材、及び壁材から選択されることを特徴とする。
  27. 請求項18に記載の印刷用助剤の用途であって、前記印刷用助剤を凸版印刷、凹版印刷、孔版印刷又はフレキソ印刷に用いることを特徴とする。
  28. 請求項18〜27のいずれか一項に記載の印刷用助剤の用途であって、水と常温常圧下で液体である有機物の前記印刷用助剤における質量パーセントの和は50〜100%であることを特徴とする。
  29. 請求項28に記載の印刷用助剤の用途であって、水と前記常温常圧下で液体である有機物の前記印刷用助剤における質量パーセントの和は70〜100%であることを特徴とする。
  30. 請求項29に記載の印刷用助剤の用途であって、水と前記常温常圧下で液体である有機物の前記印刷用助剤における質量パーセントの和は80〜100%であることを特徴とする。
  31. 請求項18〜30のいずれか一項に記載の印刷用助剤の用途であって、前記印刷用助剤は均質液体であることを特徴とする。
  32. 請求項31に記載の印刷用助剤の用途であって、前記印刷用助剤は、水、常温常圧下で液体である有機物の一種、常温常圧下で液体である有機物のうち複数種類の有機物の均質混合液、或いは常温常圧下で液体である有機物のうち一種又は複数種類の有機物と水との均質混合液であることを特徴とする。
  33. 請求項18〜32のいずれか一項に記載の印刷用助剤の用途であって、前記常温常圧下で液体である有機物は、常温常圧下で液体である芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、ハロゲン化合物、アルコール、エーテル、エステル、ケトン、フェノール、ジオール誘導体のうちの一種又は複数種類から選択されることを特徴とする。
  34. 請求項33に記載の印刷用助剤の用途であって、
    前記常温常圧下で液体である有機溶剤は、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ベンゼン、トルエン、ジメチルベンゼン、アセトン、ブタノン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、酢酸プロピル及び酢酸ブチルのうちの一種又は複数種類から選択されることを特徴とする。
  35. 請求項33又は34に記載の印刷方法において、前記印刷用助剤はインク用樹脂を含有しないことを特徴とする。
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