JPH06286119A - 紙巾伸縮装置 - Google Patents

紙巾伸縮装置

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JPH06286119A
JPH06286119A JP5072652A JP7265293A JPH06286119A JP H06286119 A JPH06286119 A JP H06286119A JP 5072652 A JP5072652 A JP 5072652A JP 7265293 A JP7265293 A JP 7265293A JP H06286119 A JPH06286119 A JP H06286119A
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JP
Japan
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paper
water
paper width
shaped
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5072652A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Ishibashi
宣行 石橋
Tsurumatsu Takano
鶴松 高野
Yoshio Mori
芳雄 森
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KIN YOSHA KK
Original Assignee
KIN YOSHA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、走行する紙にシワが発生することを
回避し、またファンアウト現象を回避することを主要な
目的とする。 【構成】両面刷タイプのオフセット輪転機のユニットを
縦方向に2段〜4段配置した形式の多段式両面多色輪転
機に用いられる紙巾伸縮装置において、最初の前記ユニ
ットに入る直前に走行される用紙を予め水で濡らす給湿
設備を設け、かつ用紙を巾方向に伸ばすためのためのV
字型状のスクラッチを表面に施した2本の対をなすロー
ラを設けたことを特徴とする紙巾伸縮装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙巾伸縮装置に関し、特
に新聞オフセット輪転機のうち、多段式両面多色機の印
刷において用いられる紙の巾方向の延びを制御する紙巾
伸縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多段式両面多色機は、新聞業界ではタワ
ーユニット又はタワープレス(図1)と総称される。図
1のタワープレスは、第1ユニット,第2ユニット,第
3ユニット,第4ユニットから構成され、各ユニットは
主として印刷用紙1を挟んで搬送させるブランケット胴
2と,版胴3と,水付ロール4と,インキロール5とか
ら構成される。
【0003】片面4色のサテライトを重ねたタイプで
は、ファンアウトと称する障害は発生しないが、両面1
色のB−B型機を4段重ねて両面4色とした機械は、特
に4High 機と称され、多くの利点を有するが、唯一フ
ァンアウトと称する障害が必らず発生し、完全な対処策
は未だ見出だされていない。
【0004】ファンアウト現象とは、第1色目の印刷時
に版に付けられた湿し水がブランケットを介して紙に転
移し、巾方向に伸び、第2,第3,第4色目と重ねるに
従って同様に湿し水が紙に転移して、更に紙巾が広が
り、各色の見当が合わなくなる現象である。湿し水を吸
収する前の紙巾がブランケット胴を通過するに従って扇
状に広がっていくことから、ファン(扇)アウトと称す
るようになった。
【0005】その根本原因は、製紙工程で繊維が流れ方
向に配向していること及び紙を引張りながら脱水,乾燥
をしており、その時に巾方向に縮んでおり、これが逆に
吸湿によって巾方向へ緩みが生じて伸びることにある。
紙の中では、吸湿性が大きい新聞用紙でこの現象が顕著
に見られる。
【0006】実際に新聞用紙を200mm角に切って水に
浸したところ、縦方向には変化が見られないのに対し、
巾方向は5mm(2.5%)も伸びることからもそのこと
が実証される。従って、この巾方向の伸びは製紙工程の
各種条件、使用材料、印刷時の湿し水量等によって異な
ることが推定される。
【0007】新聞印刷機上では、この例のように完全に
濡らすわけではないので、実体としては0.1〜0.2
%の伸びに押えるられているが、それでもこれだけ伸び
ると印刷物としては用をなさなくなる。
【0008】それで、対処策としては、2,3,4段目
に装着する版を徐々に紙の伸びに合わせて外側に装着す
る手法をとっていた。しかし、これでは見当合わせとし
ては極めて不充分である。その反省の上に立って機械的
にこの対処策を取る試みがなされている。
【0009】第1は、第1ユニットに入る前の用紙をス
プレーで濡らして巾方向に予め伸ばしておき、以後の変
化は少ないと見て対処する考えである(特公平4−73
148号)。第2は、濡らすばかりでなく、ブランケッ
ト胴と同じように圧力もかけて固定し、更にエキスパン
ダーロールを利用して強制的に広げて平衡状態を作る試
みである(新聞技術Vol142 p.129 )。この新しい
試みでは補完設備として第2,第3,第4ユニットに入
る前の用紙については逆に巾方向に見掛け上縮めること
を目的として互い違いに並んだ2本のダンゴ状ロールに
挟んで紙に波打たせ、見当合わせ効果を生み出してい
る。この考え方は一部コート紙を使う商業オフ輪でも形
を変えて実施されている。ファンアウトの根本原因は紙
が濡れた時に広がるということから発生しており、第1
ユニットに入る前に予め濡らせば対策となり得ることは
容易に推定できることである。
【0010】また、予め濡らすと言っても、その装置が
無い状態での第1〜第4ユニットで転移されるはずの水
分量を予め与えることができれば、計算上はファンアウ
トをより軽減することができるわけであるが、それでは
現実には第4ユニットでは通常の2倍量の水分をもつこ
とになる。その結果、用紙強度やインク受理性等にマイ
ナス効果をもたらすので、その与え得る水分量も自ずと
制限が発生する。従って、濡らすという工程のみでは、
ファンアウトの対策として不十分であることも容易に推
定されることで、補完設備としてエキスパンダーロール
を配することが必要になってくる。
【0011】エキスパンダーロールの効果については、
疑うところを要さず、また紙質によって若干当り角度又
は曲げ角度を変更することで拡大率を若干は制御できる
ことも周知の事実である。
【0012】しかし、前述の如く、水で濡らす工程と紙
巾を補完的に拡大する工程とは不可欠であり、2段構え
の設備構成となっている。4段に重ねる4High型オフ輪
は、その作業性を保証するためには各種設備についてそ
のスペースを最小限にすることが至上命題となってい
る。その意味では、2段構えの工程の為には、2種の設
備を要するということで機械構成上の難点を最初から持
っているとも言える。一方、第2〜第4ユニットで吸湿
し、紙巾が広がること自体は、平衡状態の2.5%に達
するまで必ず発生することであり、ユニットに入る前に
紙巾を収縮させることが必要になってくる。収縮させる
為には逆に乾燥させれば目的は達成されるが、高速で走
行している用紙に対してはスペース的に不可能である。
そこで、前述の如く互い違いに押えられるようにした2
本のダンゴ状ローラで挟み込んで紙に波を打たせて見掛
け上の収縮を発生させる方法が実施されている(図2参
照)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これに
は紙に波を打たせる関係上シワが入り易いという欠点を
有する。また、例えば、エキスパンダーロールを逆方向
にセットすれば可能であるが、蛇行を起こすこと、中央
部の当りが弱くなることでシワになり、採用できない。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、走行する紙にシワが発生することを回避するととも
に、版に付けられた浸し水に起因して紙巾が扇状の広が
る現象,いわゆるファンアウト現象を回避しえる紙幅伸
縮装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述したように、ファン
アウト対策としては第1ユニットの直前では用紙を予め
水で濡らす工程と巾方向に延ばす工程とを具備すること
が必要である。本発明は、この2つの工程を1つの装置
で達成しようとするものである。
【0016】即ち、第1段階の水を付けると共に、第2
段階の巾方向に拡げる機能を持たせるものである(図3
及び図4参照)。なお、図3は給湿兼拡大装置を示し、
図中の符号11は印刷用紙12を搬送するV溝ロールを、符
号13は水練ロールを、符号14はスプレーノズルを示す。
【0017】水のスプレー量を調整することでも拡大率
を制御できるが、2本の組み合わせにしてその位置を図
3の破線の如く変えることによりこのV字状スクラッチ
と接触する長さを変えることができ、結果として用紙品
質によってその拡大率を調整する。なお、2本のロール
のレイアウトは横型でもよい。
【0018】ローラのV字型状スクラッチの対角度とし
ては、10度〜120度の範囲が考えられ、望ましくは
30度〜90度が良い。スクラッチそのものは、ピッ
チ,巾,密度等は各種検討できる。連続した1本溝を多
数配しても良いが、給水の均一性が要求されることか
ら、非連続の多数のスクラッチ状のものが望ましい。
【0019】従来から、例えばゴムロールにV字型状の
溝を形成させて広巾シート物に接触させてシワを防止し
たり、広げる機能を持たせることは公知の技術であり、
多方面に応用されている。しかし、それらは溝切り加工
によって定型の連続した溝を形成するもので、研磨治具
の事情から細かいパターンは作りにくく、また細かなも
のは必要がなかった。給湿を均一に行ない、しかもパタ
ーン目がシワの原因になったり紙に転移しないようにす
るためには定型の溝ではなく、無数のスクラッチ状の表
面形状が必要になる。
【0020】V字型状の対角は、ローラーの中央から端
部にいくに従って徐々に広がる形状にすることで、拡大
機能はより有効になることが考えられる。本発明による
ローラは、従来から存在するエキスパンダーを必要とす
る用途にも適用できるものである。また、フィルムのガ
イドロール用として使用した場合は、シワを防止できる
ことに合わせてフィルムとガイドロールとの間にスムー
ズなエアーの流れを保証することになり、ガイドローラ
ーへの巻き付けを防止できる機能を持つことができる。
【0021】紙巾を縮めることは、乾燥する以外に方法
がないことから見掛上縮まったように作動させるしかな
い。その方法としては、これまで述べてきた拡大用機能
ロールとは逆にハの字型にスクラッチを施した1〜2本
のローラーに添わせることで目的を達成することができ
る。
【0022】図5は、これに用いられるローラーを示
す。図6(A)は2本にしてS字型に紙通しをした例で
あり、相互の位置関係を実線から破線のようにすること
で収縮量を制御する。なお、図6(A)中の符号21はハ
の字状スクラッチロールを、符号22はガイドロールを示
す。図6(B)は、収縮機能ロールは1本でガイドロー
ルによって接触長さを変えられるようにしている例であ
る。この場合にも、ハの字の対角度を中央から外側に行
くに従って広くすることで大きな効果を期待できる。
【0023】
【作用】本発明においては、第1ユニットの直前では用
紙を予め水で濡らす工程と巾方向に延ばす工程とを1つ
の装置で達成しえ、ファンアウト対策を達成できる。つ
まり、この装置を配置することにより、第1段階の水を
付けると共に、第2段階の巾方向に拡げる機能を持たせ
ることができる。
【0024】また、V字型の多数のスクラッチを表面に
形成したロールを使用することにより、シワを防止でき
ることに合わせてフィルムとガイドロールとの間にスム
ーズなエアーの流れを保証することになり、ガイドロー
ラーへの巻き付けを防止できる機能を持つ。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0026】硬度40゜の耐磨耗性に配慮したゴムロー
ル表面にレーザによりローラーの中心を境をにして対角
45゜で巾約0.5〜1.0mm,長さ約5〜10mmのス
クラッチ状キズを深さ0.3〜0.7mmでランダムに配
したものを8本作り、前述の如き、多段式多色印刷機の
第1ユニットに入る前の給湿兼拡大装置にはV字型状に
配し、第2〜第4ユニットに入る前の収縮装置にはハの
字状に配置した。
【0027】給湿装置には8ケのスプレーノズルを付
け、所定量の給水を行い両面4色の新聞印刷を行なっ
た。ローラの位置関係が図3及び図6(A)の破線の位
置であった時、色ズレは約0.8mmであった。給湿装置
について図3の実線位置にしたところ、色ズレは0.3
mmまで少なくなり、図6(A)の収縮装置の実線位置に
したところ、ほとんど色ズレはなくなった。この間、紙
シワは発生しなかった。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、走行
する紙にシワが発生することを回避するとともに、版に
付けられた浸し水に起因して紙巾が扇状の広がる現象,
いわゆるファンアウト現象を回避しえる紙幅伸縮装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タワープレスと称される多段式両面多色機の説
明図。
【図2】ダンゴ状ロールの説明図。
【図3】給湿兼拡大装置。
【図4】給湿兼拡大機能を有するロール表面の説明図。
【図5】紙巾収縮機能を有するロール表面の説明図。
【図6】紙巾を収縮させる機能を有する巾収縮装置の例
を示し、図6(A)は2本のロールを用いた場合、図6
(B)は1本のロールを用いた場合。
【図7】伸縮装置付き多段式多色機の説明図。
【符号の説明】
1,12…印刷用紙、 2…ブランケット胴、 3
…版胴、4…水付ロール、 5…インキ付ロール、
11…V溝付ロール、13…スプレーノズル、 14…
水練ロール、 21…スクラッチロール、22…ガ
イドロール。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面刷タイプのオフセット輪転機のユニ
    ットを縦方向に2段〜4段配置した形式の多段式両面多
    色輪転機に用いられる紙巾伸縮装置において、最初の前
    記ユニットに入る直前に走行される用紙を予め水で濡ら
    す給湿設備を設け、かつ用紙を巾方向に伸ばすためのV
    字型状のスクラッチを表面に施した2本の対をなすロー
    ラを設けたことを特徴とする紙巾伸縮装置。
  2. 【請求項2】 第2〜第4段目の前記ユニットの前に、
    表面にハの字型の多数のスクラッチを形成した1本又は
    2本のローラを設けた請求項1記載の紙巾伸縮装置。
  3. 【請求項3】 V字型状のスクラッチを表面に施した2
    本の対をなすロールのうち、両者のロールの相互の位置
    を変えるか、あるいは走行する用紙がいずれか一方のロ
    ールに接する2点での接線の交差する角を変える請求項
    1記載の紙巾伸縮装置。
  4. 【請求項4】 前記ローラが、傾斜角がローラの軸方向
    中心部を境に10度〜120度のV字型状でかつ不連続
    のスクラッチを有し、材質がゴム又は樹脂又は金属であ
    る請求項1記載の紙巾伸縮装置。
JP5072652A 1993-03-31 1993-03-31 紙巾伸縮装置 Pending JPH06286119A (ja)

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JP5072652A JPH06286119A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 紙巾伸縮装置

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JP5072652A JPH06286119A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 紙巾伸縮装置

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JP5072652A Pending JPH06286119A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 紙巾伸縮装置

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JP (1) JPH06286119A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501644A (ja) * 2010-03-12 2013-01-17 上海東星環保油墨有限公司 印刷方法及びこれに用いられる印刷用助剤
KR102096904B1 (ko) * 2019-11-25 2020-04-03 이운학 평면 스크린 날염기 및 이를 이용한 날염방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501644A (ja) * 2010-03-12 2013-01-17 上海東星環保油墨有限公司 印刷方法及びこれに用いられる印刷用助剤
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