JP2013500927A - モノシランを製造するための設備および方法 - Google Patents

モノシランを製造するための設備および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013500927A
JP2013500927A JP2012523306A JP2012523306A JP2013500927A JP 2013500927 A JP2013500927 A JP 2013500927A JP 2012523306 A JP2012523306 A JP 2012523306A JP 2012523306 A JP2012523306 A JP 2012523306A JP 2013500927 A JP2013500927 A JP 2013500927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
column
monosilane
distillation
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012523306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5722890B2 (ja
JP2013500927A5 (ja
Inventor
ペトリック アドルフ
ハーン ヨヘム
シュミット クリスティアン
Original Assignee
シュミット シリコン テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シュミット シリコン テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical シュミット シリコン テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JP2013500927A publication Critical patent/JP2013500927A/ja
Publication of JP2013500927A5 publication Critical patent/JP2013500927A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5722890B2 publication Critical patent/JP5722890B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • B01D3/009Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping in combination with chemical reactions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/04Hydrides of silicon
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/04Hydrides of silicon
    • C01B33/043Monosilane
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/10Process efficiency

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】トリクロロシラン(SiHCl)を接触的に不均化することによりモノシラン(SiH)を製造するための設備および方法を提供する。
【解決手段】トリクロロシランが触媒と接触して反応塔(100)中で変換され、次いで精留塔(109)中で精製され、反応塔(100)中の反応および蒸留の反応領域(104、105)と精留塔(109)との間に、反応塔(100)からのモノシラン含有反応生成物が部分的に凝縮される1つ以上のコンデンサー(103)が配置され、このコンデンサー(103)のどれもが−40℃より高い温度で操作される、前記設備および前記設備を用いる方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、トリクロロシラン(SiHCl)の接触的不均化によりモノシラン(SiH)を製造するための設備、およびその設備で実施され得る付随する方法に関する。
高純度シリコンは通常比較的高い比率の不純物を含有することのある金属シリコンから進む多段工程で製造される。金属シリコンを精製するためには、金属シリコンを例えばトリクロロシリコン(SiHCl)のようなトリハロシリコンに変換する。トリハロシリコンは、続いて熱的に分解されて高純度シリコンができる。そのような方法は、例えばドイツ特許第2919086号により公知である。あるいは、高純度シリコンは例えばドイツ特許第3311650号に記載されているように、モノシランの熱的分解によっても得ることができる。
モノシランは、特にトリクロロシランの不均化によって得ることができる。後者のトリクロロシランは同じく、例えば金属シリコンと四塩化ケイ素および水素との反応によって製造することができる。
他の複数の公報の中でドイツ特許第19860146号は、反応および蒸留の原理によってトリクロロシランの不均化が進むことを開示している。反応および蒸留は、1つの装置、特に1つの塔の中での反応と蒸留分離との組合せによって特徴付けられる。この装置の中では、装置の各空間構成要素の中で複数の低沸点成分又は最も低い沸点成分の平衡状態含有量と実際の含有量との最適勾配を常に保つことを試みながら、その都度最も低い沸点成分が連続的に蒸留によって除かれる。
少なくとも部分的に触媒活性固体で充填された反応および蒸留(反応/蒸留)の反応領域を有する1つの塔の中でトリクロロシランが四塩化ケイ素およびモノシランに不均化する特定の優先がある。適した固体は、例えばドイツ特許第3311650号に記載されている。
ヨーロッパ特許第1268343号は、触媒活性固体を含有する少なくとも2つの反応および蒸留の反応領域の中でトリクロロシランの不均化を行うことを開示している。これは、中間のコンデンサー中の第一の反応および蒸留の反応領域中において、−40℃〜50℃の温度で得られたモノシラン含有の生成物混合物の中間凝縮を含んでいる。この未凝縮の生成物混合物は少なくとも1つのさらなる反応および蒸留の反応領域に移される。下流は、順に分離塔に続く最上部のコンデンサーに接続される。この最上部のコンデンサーは−40℃未満、例えば通常−60℃未満の温度で操作されることさえある。
また、類似の方法がヨーロッパ特許第1144307号により公知である。前記公報には、トリクロロシランの不均化で得られたモノシラン含有の生成物混合物が−25℃〜50℃の温度で中間凝縮され、続いて未凝縮の生成物混合物が反応塔の最上部のコンデンサー中で全て凝縮されることが記載されている。このケースでも、さらなる別の分離塔が最上部のコンデンサーの下流に接続され得る。
ヨーロッパ特許第1144307号およびヨーロッパ特許第1268343号に述べられている下流の分離塔は特に精留塔である。そのような塔の使用は、得られるモノシランの純度が特に重要であるときには通常必要である。クロロシランのような不純物が原因で下流の精留塔に過度に負担させないために、過去においては前記の中間および最上部のコンデンサーによって実質的な程度まで不純物を除くことが必要であると常に考えられてきた。しかしながら、これは極めて高い装置の複雑さとエネルギー消費と結び付いていた。
ドイツ特許第2919086号公報 ドイツ特許第3311650号公報 ドイツ特許第19860146号公報 ヨーロッパ特許第1268343号公報 ヨーロッパ特許第1144307号公報
本発明の目的は、高いエネルギー効率を有していながら装置が簡易である、高純度のモノシランを製造するための技術的な解決策を提供することである。
本発明の目的は、特許請求の範囲の請求項1の特徴を有するモノシランを製造するための設備、および特許請求の範囲の請求項13の特徴を有するモノシランを製造するための方法によって達成される。
本発明の設備の好適な実施態様は従属する請求項2〜12に規定されている。全ての請求項に係る表現は参照により本明細書に組み込まれる。
図1は、本発明の反応塔、精留塔および精留塔の上流に接続されたコンデンサーを有する設備の略図である。
モノシランを製造するための本発明の設備は、ヨーロッパ特許第1268343号およびヨーロッパ特許第1144307号に記載の設備に類似していて、トリクロロシランが触媒と接触して不均化され得る反応および蒸留の反応領域を備えた1つの反応塔を有する。前記反応塔は、不均化で形成されたモノシラン含有反応生成物のための1つの出口を含む。この反応生成物は続いて、同様に本発明の設備の一部である精留塔で精製される。
本発明の設備は、反応塔の反応および蒸留の反応領域と精留塔との間に、モノシラン含有反応生成物が精留塔で精製される前に部分的に凝縮される1つ以上のコンデンサーを有する。
本発明の設備は、反応塔の反応および蒸留の反応領域と精留塔との間に配置された複数のコンデンサーのどれもが−40℃未満の操作温度を有さないことに特に注目すべきである。
本発明においては、反応および蒸留の反応領域と精留塔との間の1つ又は複数のコンデンサーの操作温度は好適には−20℃〜−40℃である。この領域内では、−20℃〜−30℃の値がさらに好適である。特に、前記操作温度は約−25℃である。
それゆえ、反応塔と精留塔との間の1つ又は複数のコンデンサーは、好適には−40℃より高い、好適には−20℃〜−40℃、特に−20℃〜−30℃、その中でも約−25℃の温度を有する冷却剤で充填されている。この温度範囲に適した冷却剤は当業者に周知である。
前記の1つ又は複数のコンデンサーは例えば反応塔の最上部内で統合され得る。しかしながら、反応塔と精留塔との間に1つ以上の別々のコンデンサーを接続することも可能である。
これに関連して、本発明の設備が1つより多い反応塔および/又は1つより多い精留塔を有し得ることも当然考えられるということも言及されるべきである。例えば、本発明の設備による変換を増加させるために並行して複数の反応塔と精留塔とを接続することは困難を伴うことなく可能である。また、同様のことが複数の精留塔と複数の反応塔との間に配置される複数のコンデンサーに当てはまる。
精留塔と反応塔との間に配置された1つ又は複数のコンデンサーが操作される比較的低い温度の結果として、クロロシラン、特にモノクロロシランがそれらを通り抜けることも可能である。その結果は、精留塔に入るモノシラン含有の生成物混合物が通常かなりの割合のクロロシラン、特にモノクロロシランを有しているということである。
精留塔は、好適には反応塔から入るモノシラン含有の又はモノクロロシラン含有の反応生成物が完全に蒸発され得る加熱領域を有している。好適な実施態様において、この加熱領域は0℃〜20℃の温度に設定される。この温度では、四塩化ケイ素又はトリクロロシランのみは蒸発されることがない。しかしながら、これらの2成分は通常上流のコンデンサーを仮に通過するとしてもほんのわずかである。
精留塔は、好適には精留塔の加熱領域に直接続く冷却領域を有している。この冷却領域内では、温度が精留塔の加熱領域から始まって徐々に下降する。前記温度が−80℃〜−100℃、好適には約−90℃まで下降することが好適である。精留塔の冷却された領域での圧力は好適には1バール〜5バール、特に2〜3バールである。その温度では、基本的に純モノシランが精留塔を出るように、全てのクロロシランを通常完全に除去できる。さらなる貯蔵の目的のため、このモノシランは、続いて完全に凝縮され得るか又は適切な場合さらに直接さらなる精製に進むかあるいは精製に送られる。しかしながら、そのようなさらなる精製は、極めて高い要求がモノシランの純度になされるときにのみ必要である。驚いたことに、特に上記のおよび下記の反応塔および精留塔のための好適な反応条件に従うときは、−40℃未満の操作温度でクロロシランを除くための上流の複数のコンデンサーがなくても、モノシランを高純度で製造するために1つの精留塔だけで全く可能であることが見出された。
そのようなコンデンサーなしで済ますことは様々な利点を生じさせる。先ず、設備が装置の観点から比較的簡素に保ち得る。従来技術により周知のように、−60℃未満の操作のためよりも−25℃での操作のための方がコンデンサーの設計が簡易である。異なる、安価な冷却剤を用い得て、低温冷却装置が必要でなく、そして単離費用が低い。さらに、従来技術により周知の多くの設備と比較して、特に反応塔の最上部に到達するモノシラン含有の生成物混合物の全凝縮が予測される設備と比較して、顕著なエネルギー利益が生じる。このような場合でも精留塔中での下流の精製は避けられず、そしてどのような場合でも凝縮したモノシラン含有生成物は再度蒸発されねばならないであろうから、全凝縮なしで済ますことは疑う余地なく適切である。
本発明の設備の好適な実施態様において、精留塔で凝縮されそして除かれたクロロシランを反応塔に戻すことができるように、精留塔はリサイクルラインを通って反応塔に接続される。
本発明の設備における反応塔の反応および蒸留の反応領域は、好適な実施態様においては、2つ以上の別々の反応および蒸留の個々の領域で形成され得る。これらは互いに直列および/又は並列に配置され得る。さらに好適には、2つ以上の反応および蒸留の個々の領域は反応塔に重ねて配置されて、この場合には好適には上方の反応領域は下方の反応領域よりも低い温度で操作される。
好適な実施態様において、本発明の設備は、2つのそのような個々の領域間に配置された少なくとも1つの中間コンデンサーを有する。そのような中間コンデンサーは、例えば−20℃〜+30℃、好適には0℃〜25℃の温度で操作され得る。例えば、冷却水を用いた室温での操作が可能である。
反応および蒸留の反応領域中の温度は通常10℃〜200℃、特には10℃〜150℃の値に設定される。反応塔内の圧力は、好適には1バール〜5バール、特に2バール〜3バールである。個々の反応領域中で設定される温度が大きく異なることはない。
また、既に述べたように、モノシランを製造するための方法も本願の主題の一部をなす。また、特に、本発明による方法は本発明の設備において効果的に実施され得る。
本発明による方法において、1つの反応および蒸留の反応領域を有する反応塔中でトリクロロシランを変換してモノシラン含有反応生成物を形成する。このモノシラン含有反応生成物を、続いて精留塔内に移す前に少なくとも1つのコンデンサー中で部分的に凝縮し、−40℃未満の温度で操作されるコンデンサーを通過することなく精留塔内で精製する。
反応塔、精留塔そして中間コンデンサーの操作パラメーター、およびそれらの最も重要な他の特性は既に前に述べたので、繰り返しを避けるために対応する説明が参照される。
本発明のさらなる特徴は、従属項と併せて続く好適な実施態様の記載から明らかである。本明細書では、個々の特徴にとって各々のケースを単独であるいは互いにいくつかを組み合わせて、本発明の実施態様において実施することが可能である。記載された好適な実施態様は、本発明の説明と理解のために単に役立つもので、決して制限的に解釈されてはならない。
図1は、反応塔、精留塔および精留塔の上流に接続されたコンデンサーを有する本発明の設備の略図である。
図1は、不均化条件下にトリクロロシランが変換され得る反応塔100を示す。トリクロロシランは入口101に通って供給され得る。反応塔は、トリクロロシランを蒸発させるために必要なエネルギーが提供される加熱領域106を有する。実際の変換は、互いに反応塔100の反応および蒸留の反応領域を形成する反応および蒸留の個々の領域104および105中で進行する。触媒的に活性な固体は2つの個々の領域の各々の中に存在する。それゆえ、入口101を通って反応塔に導入されたトリクロロシランは、個々の領域104中の第1段階で変換され、個々の領域105に流出し得るモノシラン含有の生成物混合物を形成する。逆に言えば、高密度で且つ高沸点を有する不均化生成物、例えばテトラクロロシランは下方に降下する。個々の領域105中では、第2のさらなる不均化が進み得て、この場合は変換された反応混合物中のモノシランの比率がさらに増える。最後に、モノシラン含有反応混合物は出口102を通って精留塔109中に移され、その中では反応混合物のさらなる分離が進行し得る。
精留塔109と個々の領域105又は反応塔100の反応および蒸留の反応領域との間には、反応塔100の最上部に統合されそして−25℃の温度で操作されるコンデンサー103が配置されている。加えて、反応塔は、個々の領域104および105の間に配置され且つ約20℃の温度で操作される中間のコンデンサー108を有する。
精留塔109に入るモノシラン含有の生成物混合物は約0℃の温度で操作される加熱領域110内で蒸発され得る。精留塔の下流の冷却領域では、さらなる分離が進行する。凝縮されたクロロシランはライン111を通って除去される。この場合、凝縮されたクロロシランを反応塔に戻すことができるように、ライン111は反応塔100に接続される。精留塔の最上部では、約−90℃の温度が設定される。ここでは、基本的にモノシランのみが通過可能であり、モノシランはそのさらなる使用のため出口112を通って送り出される。

Claims (13)

  1. トリクロロシランが反応領域中の触媒と接触してモノシラン含有反応生成物に変換される反応および蒸留の反応領域(104、105)、およびモノシラン含有反応生成物のための1つの出口(102)を備えた1つの反応塔(100)、
    モノシラン含有反応生成物が精製される精留塔(109)、および
    反応塔(100)中の反応および蒸留の反応領域(104、105)と精留塔(109)との間に、モノシラン含有反応生成物が精留塔(109)中で精製される前に部分的に凝縮される1つ以上のコンデンサー(103)
    を有するトリクロロシランを接触的に不均化することによりモノシランを製造するための設備であって、
    反応および蒸留の反応領域(104、105)と精留塔(109)との間に配置された前記コンデンサー(103)のどれもが−40℃未満の操作温度を有しない、前記設備。
  2. 前記反応および蒸留の反応領域(104、105)と精留塔(109)との間の1つ又は複数のコンデンサー(103)の操作温度が、−20℃〜−40℃、好適には−20℃〜−30℃、特に約−25℃であることを特徴とする請求項1に記載の設備。
  3. 前記1つ又は複数のコンデンサー(103)が、反応塔(100)の最上部に統合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の設備。
  4. 前記精留塔(109)が、前記反応塔(100)から入るモノシラン含有反応生成物が完全に蒸発され得る加熱領域(110)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の設備。
  5. 前記加熱領域(110)が0℃〜20℃の温度に設定されていることを特徴とする請求項4に記載の設備。
  6. 前記精留塔(109)が、温度が精留塔(109)の加熱領域(110)から徐々に下降する冷却領域を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の設備。
  7. 前記精留塔(109)内の温度が、−80℃〜−100℃、好適には約−90℃に下降することを特徴とする請求項6に記載の設備。
  8. 前記精留塔(109)が、精留塔(109)内で凝縮したクロロシラン含有生成物が反応塔(100)に戻り得るようにリサイクルラインを通って反応塔(100)に接続されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の設備。
  9. 前記反応および蒸留の反応領域が、互いに直列および/又は並列で配置された2つ以上の別個の反応および蒸留の個々の領域(104、105)から形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の設備。
  10. 前記反応および蒸留の反応領域が、2つの個々の領域(104、105)の間に配置された少なくとも1つの中間コンデンサー(108)を有することを特徴とする請求項9に記載の設備。
  11. 前記少なくとも1つの中間コンデンサー(108)が、−20℃〜30℃、好適には0℃〜25℃の温度で操作されることを特徴とする請求項10に記載の設備。
  12. 前記反応および蒸留の反応領域(104、105)中の温度が50℃〜200℃の値に設定されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の設備。
  13. トリクロロシラン(SiHCl)を接触的に不均化することによる、特に請求項1〜12のいずれか1項に記載の設備中でモノシラン(SiH)を製造するための方法であって、
    トリクロロシランを反応および蒸留の反応領域(104、105)を備えた反応塔(100)中で変換してモノシラン含有反応生成物を形成し、このモノシラン含有反応生成物を、続いて精留塔(109)に移す前に少なくとも1つのコンデンサー(103)中で部分的に凝縮し、−40℃未満の温度で操作されるコンデンサーを通過することなく精留塔(109)中で精製する、前記方法。
JP2012523306A 2009-08-04 2010-08-02 モノシランを製造するための設備および方法 Active JP5722890B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102009037154A DE102009037154B3 (de) 2009-08-04 2009-08-04 Verfahren zur Herstellung von Monosilan
DE102009037154.0 2009-08-04
PCT/EP2010/061199 WO2011015548A1 (de) 2009-08-04 2010-08-02 Anlage und verfahren zur herstellung von monosilan

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013500927A true JP2013500927A (ja) 2013-01-10
JP2013500927A5 JP2013500927A5 (ja) 2013-08-29
JP5722890B2 JP5722890B2 (ja) 2015-05-27

Family

ID=42983497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012523306A Active JP5722890B2 (ja) 2009-08-04 2010-08-02 モノシランを製造するための設備および方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20120183465A1 (ja)
EP (1) EP2461882A1 (ja)
JP (1) JP5722890B2 (ja)
KR (1) KR20120068848A (ja)
CN (1) CN102548628A (ja)
CA (1) CA2769192A1 (ja)
DE (1) DE102009037154B3 (ja)
RU (1) RU2012106749A (ja)
TW (1) TWI510433B (ja)
WO (1) WO2011015548A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102874817B (zh) * 2012-09-14 2014-10-08 浙江精功新材料技术有限公司 一种二氯二氢硅歧化制备硅烷的方法
KR20160003696A (ko) 2013-05-04 2016-01-11 시텍 게엠베하 실란을 제조하기 위한 시스템 및 방법
CN103449444B (zh) * 2013-08-23 2015-10-28 中国恩菲工程技术有限公司 纯化硅烷的方法
US20170297916A1 (en) * 2014-10-14 2017-10-19 Sitec Gmbh Distillation process
DE102015203618A1 (de) * 2015-02-27 2016-09-01 Schmid Silicon Technology Gmbh Kolonne und Verfahren zur Disproportionierung von Chlorsilanen zu Monosilan und Tetrachlorsilan sowie Anlage zur Gewinnung von Monosilan
CN104925813B (zh) * 2015-05-18 2017-12-01 中国化学赛鼎宁波工程有限公司 一种三氯氢硅制备硅烷的设备及其方法
CN104986770B (zh) * 2015-07-14 2017-12-12 天津市净纯科技有限公司 三氯氢硅歧化反应精馏生产硅烷的装置及方法
CN106241813B (zh) * 2016-08-16 2021-01-01 上海交通大学 一种由三氯氢硅生产高纯硅烷的系统及方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527890A (en) * 1978-08-18 1980-02-28 Jiee Shii Shiyumatsuchiyaa Co Manufacture of highly pure silicon
DE3311650A1 (de) * 1982-03-31 1983-10-13 Union Carbide Corp., 06817 Danbury, Conn. Verfahren zur herstellung von hoch reinem silan sowie hoch reinem polykristallinem und einkristallinem silicium fuer solarzellen und halbleiter
DE19860146A1 (de) * 1998-12-24 2000-06-29 Bayer Ag Verfahren und Anlage zur Herstellung von Silan
JP2003530290A (ja) * 2000-04-07 2003-10-14 ソーラーワールド・アクチエンゲゼルシヤフト シラン製造方法および装置
JP2009509901A (ja) * 2005-09-27 2009-03-12 エボニック デグサ ゲーエムベーハー モノシランの製造方法
JP2012532821A (ja) * 2009-07-08 2012-12-20 シュミット シリコン テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング モノシランを製造するための方法及びシステム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042216A (ja) * 1983-08-10 1985-03-06 Osaka Titanium Seizo Kk トリクロロシラン・ジクロロシラン・モノクロロシランの不均斉化方法
US6723886B2 (en) * 1999-11-17 2004-04-20 Conocophillips Company Use of catalytic distillation reactor for methanol synthesis
CN101486727B (zh) * 2009-02-13 2011-05-18 李明成 高纯硅烷气体连续制备方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527890A (en) * 1978-08-18 1980-02-28 Jiee Shii Shiyumatsuchiyaa Co Manufacture of highly pure silicon
DE2919086A1 (de) * 1978-08-18 1980-03-06 Schumacher Co J C Verfahren zur herstellung von polykristallinem silizium
DE3311650A1 (de) * 1982-03-31 1983-10-13 Union Carbide Corp., 06817 Danbury, Conn. Verfahren zur herstellung von hoch reinem silan sowie hoch reinem polykristallinem und einkristallinem silicium fuer solarzellen und halbleiter
JPS58217422A (ja) * 1982-03-31 1983-12-17 ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン 高純度シランの製造方法
JPS6379718A (ja) * 1982-03-31 1988-04-09 ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン 高純度シリコンの製造方法
DE19860146A1 (de) * 1998-12-24 2000-06-29 Bayer Ag Verfahren und Anlage zur Herstellung von Silan
JP2002533293A (ja) * 1998-12-24 2002-10-08 ソーラーワールド・アクチエンゲゼルシヤフト シランを製造する方法と設備
EP1144307B1 (de) * 1998-12-24 2004-03-24 SolarWorld Aktiengesellschaft Verfahren und anlage zur herstellung von silan
JP2003530290A (ja) * 2000-04-07 2003-10-14 ソーラーワールド・アクチエンゲゼルシヤフト シラン製造方法および装置
EP1268343B1 (de) * 2000-04-07 2004-12-22 SolarWorld Aktiengesellschaft Verfahren und anlage zur herstellung von silan
JP2009509901A (ja) * 2005-09-27 2009-03-12 エボニック デグサ ゲーエムベーハー モノシランの製造方法
JP2012532821A (ja) * 2009-07-08 2012-12-20 シュミット シリコン テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング モノシランを製造するための方法及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
CA2769192A1 (en) 2011-02-10
RU2012106749A (ru) 2013-09-10
CN102548628A (zh) 2012-07-04
JP5722890B2 (ja) 2015-05-27
DE102009037154B3 (de) 2010-12-09
KR20120068848A (ko) 2012-06-27
TWI510433B (zh) 2015-12-01
WO2011015548A1 (de) 2011-02-10
TW201109277A (en) 2011-03-16
EP2461882A1 (de) 2012-06-13
US20120183465A1 (en) 2012-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5722890B2 (ja) モノシランを製造するための設備および方法
KR101292545B1 (ko) 트리클로로실란의 정제 방법 및 정제 장치
JP4620694B2 (ja) 高純度トリクロロシランの製造方法
CN106573182B (zh) 通过蒸馏和吸附进行氯硅烷提纯
US10076713B2 (en) Method and apparatus for the separation by distillation of a three- or multi-component mixture
TWI546113B (zh) 蒸餾分離三或更多組分混合物的方法和裝置
US20130052118A1 (en) Systems and methods of producing trichlorosilane
CN104030293B (zh) 一种四氯化硅提纯工艺及系统
US20150123038A1 (en) Advanced off-gas recovery process and system
CN103253676A (zh) 一种三氯氢硅的制备方法
JP2010184831A (ja) 高純度多結晶シリコン製造方法
CN102616789B (zh) 超纯三氯氢硅分离的热泵精馏间壁塔装置及操作方法
US10294110B2 (en) Pentachlorodisilane production method and pentachlorodisilane produced by same
CN106115719B (zh) 氯硅烷精馏提纯过程中热量梯级利用的系统及方法
KR20160096655A (ko) 트리클로로실란의 제조 방법
JP6391389B2 (ja) オクタクロロトリシランの製造方法並びに該方法により製造されるオクタクロロトリシラン
CN210084964U (zh) 一种用于三氯氢硅精馏提纯的装置
RU2608523C1 (ru) Способ получения силана и хлорсиланов
KR101256593B1 (ko) 트리클로로실란의 정제장치 및 정제방법
JP2014234335A (ja) シラン化合物の製造装置および製造方法
KR101556824B1 (ko) 폴리실리콘 제조용 화학기상증착 반응기에서 배출되는 배기가스의 분리 장치 및 이를 이용한 배기가스의 분리 방법
CN117339486A (zh) 固定床制备及提纯硅烷的节能型装置及方法
EP2991930A1 (en) System and process for silane production
CN116808958A (zh) 氯硅烷歧化反应制备硅烷的装置及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130710

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140516

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140814

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5722890

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250