JP2013254555A - データ記憶媒体基板用ガラス、データ記憶媒体用ガラス基板および磁気ディスク - Google Patents

データ記憶媒体基板用ガラス、データ記憶媒体用ガラス基板および磁気ディスク Download PDF

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    • G11B5/73911Inorganic substrates
    • G11B5/73921Glass or ceramic substrates

Abstract

【課題】高耐熱性が得られるデータ記憶媒体基板用ガラスの提供。
【解決手段】下記酸化物基準のモル百分率表示で、SiOを60〜70%、Alを2.5〜9%、MgOを2〜10%、CaOを0〜7%、SrOを0.5〜10%、BaOを0〜5%、TiOを0〜1%、ZrOを1〜3.7%、LiOを0〜2.5%、NaOを2〜8%、KOを2〜8%、Laを0.5〜3%含有し、AlおよびZrOの含有量合計(Al+ZrO)が12%以下、LiO、NaOおよびKOの含有量合計(RO)が12%以下、MgO、CaO、SrOおよびBaOの含有量合計が10%以上であるデータ記憶媒体基板用ガラス。
【選択図】なし

Description

本発明は、磁気ディスク、光ディスク等のデータ記憶媒体に用いられるガラス基板、そのガラスおよび磁気ディスクに関する。
磁気ディスク、光ディスク等のデータ記憶媒体基板用ガラスとして、たとえば高ヤング率のリチウム含有アルミノシリケート系ガラスまたはそれに化学強化処理を施したもの(たとえば特許文献1参照)、あるいは特定の組成を有するガラスを熱処理して結晶層を析出させた結晶化ガラス(たとえば特許文献2参照)が使用されている。
近年、ハードディスクドライブの記憶容量の増大に伴い、高記録密度化がハイペースで進行している。しかし、高記録密度化に伴い、磁性粒子の微細化が熱安定性を損ない、クロストークや再生信号のSN比低下が問題となっている。そこで、光と磁気の融合技術として熱アシスト磁気記録技術が注目されている。これは、磁気記録層にレーザ光や近接場光を照射して局所的に加熱した部分の保磁力を低下させた状態で外部磁界を印加して記録し、GMR素子等で記録磁化を読み出す技術であり、高保持力媒体に記録できるため、熱安定性を保ちながら磁性粒子を微細化することが可能となる。ただし、高保持力媒体を多層膜にして成膜するには、基板を十分に加熱する必要があり、高耐熱基板が求められる。
特開2001−180969号公報 特開2000−119042号公報
化学強化処理用基板ガラスは化学強化処理を効率よく施せるようにするべくその耐熱性は低くされており、前記高保持力媒体を多層膜にして成膜する際の加熱により座屈してしまうおそれがある。また、化学強化処理ガラス基板について前記加熱を行うとイオン交換処理した交換層がその加熱により拡散してしまい強度が低下するおそれがある。
また、結晶化ガラス基板を用いようとすると結晶層とバルク体との熱膨張係数の違いにより前記加熱により基板表面が歪んでしまうおそれがある。
本発明は、化学強化処理や結晶化処理を施さなくとも高耐熱性が得られるデータ記憶媒体基板用ガラス、データ記憶媒体用ガラス基板および磁気ディスクの提供を目的とする。
本発明は、下記酸化物基準のモル百分率表示で、SiOを55〜70%、Alを2.5〜9%、MgOを0〜10%、CaOを0〜7%、SrOを0.5〜10%、BaOを0〜12.5%、TiOを0〜2.5%、ZrOを0.5〜3.7%、LiOを0〜2.5%、NaOを0〜8%、KOを2〜8%、Laを0.5〜5%含有し、AlおよびZrOの含有量合計(Al+ZrO)が12%以下、LiO、NaOおよびKOの含有量合計(RO)が12%以下であるデータ記憶媒体基板用ガラス(以下、本発明のガラスという。)を提供する。
また、下記酸化物基準のモル百分率表示で、SiOを60〜70%、Alを2.5〜9%、MgOを2〜10%、CaOを0〜7%、SrOを0.5〜10%、BaOを0〜5%、TiOを0〜1%、ZrOを1〜3.7%、LiOを0〜2.5%、NaOを2〜8%、KOを2〜8%、Laを0.5〜3%含有し、Al+ZrOが12%以下、MgO、CaO、SrOおよびBaOの含有量合計(RO)が10%以上、ROが12%以下であるデータ記憶媒体基板用ガラスを提供する。
また、前記データ記憶媒体基板用ガラスからなるデータ記憶媒体用ガラス基板を提供する。
また、前記データ記憶媒体用ガラス基板上に磁気記録層が形成されている磁気ディスクを提供する。
本発明によれば、化学強化処理や結晶化処理を施さなくとも、熱アシスト磁気記録に好適な高耐熱性のデータ記憶媒体用ガラス基板を得ることが可能になる。
本発明の好ましい態様によれば、アルカリ金属酸化物含有量の少ないガラスが得られ、ガラス基板の耐候性向上を期待できる。
また、従来のガラス基板と同程度の熱膨張係数を有するガラス基板を得ることが可能になる。
また、フロート成型が可能となりガラス基板の大量生産に好適である。
また、ヤング率(E)が75GPa以上のガラスが得られ、ガラス基板がたわみにくくなって記憶容量を増大させることが可能になる、記憶媒体が衝撃を受けても割れにくい。
また、Eを90GPa以下とすればガラス基板の研磨加工がしやすくなる。
また、最終研磨加工をした後のガラス表面粗さを小さくすることが可能になる。
MgOおよびCaOの含有量の和とLaおよびTiOの含有量の和との積をZrO含有量で除した値((((MgO+CaO)×(La+TiO))÷ZrO)、単位:モル%)と、ガラスの小角X線散乱測定を行って得られた散乱ピーク強度(任意単位)との関係を示す図である。 ガラスの小角X線散乱測定を行って得られた散乱ピーク強度(任意単位)と、研磨したガラスの原子間力顕微鏡によって測定した表面粗さRa(単位:nm)との関係を示す図である。
本発明におけるデータ記憶媒体用ガラス基板は典型的には、厚みが0.5〜1.5mm、直径が48〜93mmである円形ガラス板であり、磁気ディスク用ガラス基板等においては通常その中央に直径が15〜25mmである孔が形成される。
本発明の磁気ディスクにおいては本発明のデータ記憶媒体用ガラス基板の主表面に少なくとも磁気記録層たる磁性層が形成されており、その他に必要に応じて下地層、保護層、潤滑層、凹凸制御層などが形成される場合がある。
本発明のデータ記憶媒体用ガラス基板の製造方法は特に限定されない。たとえば、通常使用される各成分の原料を目標組成となるように調合し、これをガラス溶融窯で加熱溶融し、バブリング、撹拌、清澄剤の添加等により溶融ガラスを均質化し、周知のフロート法、プレス法、ダウンドロー法などの方法により、本発明のデータ記憶媒体基板用ガラスからなる所定の厚みの板ガラスに成形する。次いで、徐冷後必要に応じて研削、研磨などの加工を行った後、所定の寸法・形状のガラス基板とされる。成形方法としては、大量生産に適したフロート法が好適である。
本発明のガラスのガラス転移点(Tg)は660℃以上であることが好ましい。660℃未満では磁性層形成に際して行われる熱処理温度が高い前記熱アシスト磁気記録技術の適用が困難になるおそれがある。より好ましくは680℃以上、特に好ましくは690℃以上、特に耐熱性を高めたい場合には700℃以上とすることが好ましい。典型的にはTgは740℃以下である。
本発明のガラスの50〜350℃における平均線膨張係数(α)は75×10−7/℃以上であることが好ましい。αが75×10−7/℃未満では、従来使用されているガラスのαよりも小さく、一方、基板に取り付けられるハブの金属のαは典型的には100×10−7/℃以上であるので、ハブとガラス基板のαの差が大きくなりガラス基板が割れやすくなるおそれがある。αはより好ましくは76×10−7/℃以上、特に好ましくは77×10−7/℃以上、最も好ましくは78×10−7/℃以上であり、典型的には90×10−7/℃以下である。
本発明のガラスは、その粘度が10dPa・sとなる温度(T)と液相温度(T)との差ΔT(=T−T)が−70℃以上であることが好ましい。−70℃未満ではガラス板への成形が困難になるおそれがある。
ΔTはより好ましくは0℃以上である。ΔTが0℃未満ではフロート成形が困難になるおそれがある。ΔTは特に好ましくは10℃以上、最も好ましくは20℃以上である。
本発明のガラスの密度(d)は3.3g/cm以下であることが好ましい。dが3.3g/cm超ではデータ記録媒体の軽量化が困難になる、記録媒体の駆動に要する消費電力が増大する、ディスク回転時に風損の影響を受けて振動し読み取りエラーが起きやすくなるおそれがある、または、記録媒体が衝撃を受けた際に基板がたわみやすくなって応力が発生し割れやすくなるおそれがある。dは、より好ましくは3.0g/cm以下、最も好ましくは2.8g/cm以下である。典型的には2.75g/cm以下である。
本発明のガラスのヤング率(E)は75〜90GPaであることが好ましい。Eが75GPa未満ではディスク回転時に風損の影響を受けて振動し読み取りエラーが起きやすくなるおそれがある、または、記録媒体が衝撃を受けた際に基板がたわみやすくなって応力が発生し割れやすくなるおそれがある。Eは、より好ましくは78GPa以上、最も好ましくは80GPa以上である。Eが90GPa超では研磨レートが低下するおそれがある、または、局所的な応力が発生して割れが生じやすくなるおそれがあり、典型的には87GPa以下である。
E/dは典型的には25〜35MN/kgであり、ガラス2においては典型的には28〜33MN/kgである。
本発明のガラスは、SiOを60モル%以上、MgOを2モル%以上、BaOを0〜5モル%、TiOを0〜1モル%、ZrOを1〜3.7モル%、NaOを2モル%以上、Laを3%以下含有し、ROが10モル%以上であるものである。
本発明のガラスは、dまたはE/dを小さくしたい、分相をしにくくしたい、等に好適である。
次に、本発明のガラスの組成について説明する。なお、特に断らない限り各成分の含有量はモル百分率で表示する。
SiOはガラスの骨格を形成する必須成分である。SiOが55%未満ではガラスが不安定になる、または、耐候性もしくは耐酸性が低下する。SiOは好ましくは57%以上、典型的には60%以上である。SiOが70%超ではαが小さくなりすぎる、またはガラスを作製するための溶解温度が高くなりすぎる。SiOは好ましくは68%以下、典型的には67%以下である。
SiOは60%以上とされる。SiOが60%未満ではガラスが不安定になる、ガラスが分相しやすくなる、または、Tg、耐候性もしくは耐酸性が低下する。SiOは好ましくは61%以上、典型的には63%以上である。
SiOの質量百分率表示含有量は典型的には60.2%未満である。
AlはTg、耐候性、またはEを高くする効果を有し、必須成分である。Alが2.5%未満では前記効果が小さくなり、好ましくは4%以上である。Alが9%超ではZrO系またはK−Al−Si系結晶が析出しやすくなってTが高くなるおそれがあり、好ましくは8%以下である。
MgOは必須成分ではないが、溶融ガラスの粘度を低下させガラスを溶融しやすくする、dを小さくする、Eを高くするなどの効果を有し、10%まで含有してもよい。MgOが10%超では化学耐久性が悪化する、ガラスが不安定になる、またはTが高くなりすぎるおそれがあり、さらにガラスが分相しやすくなるおそれがあり、好ましくは9%以下である。MgOを含有する場合、1%以上含有することが好ましい。ガラス2ではMgOを9%以下とすることが特に好ましい。
MgOは必須成分である。MgOが2%未満では溶融ガラスの粘度が高くなってガラスが溶融しにくくなる、dが大きくなる、またはEが低くなる。MgOは好ましくは4%以上である。
CaOは必須成分ではないが、溶融ガラスの粘度を低下させガラスを溶融しやすくする、またはEを高くする効果を有し、7%まで含有してもよい。CaOが7%超ではSi、Laと結晶を生成しやすくなりTが高くなるおそれがある、ガラスが不安定になる、または化学耐久性が低下するおそれがあり、さらにガラスが分相しやすくなるおそれがある。CaOは好ましくは6%以下、ガラス2では典型的には4%以下である。CaOを含有する場合その含有量は典型的には1%以上である。
SrOはαを大きくする、溶融ガラスの粘度を低下させガラスを溶融しやすくする、またはTを低下させる効果を有し、必須である。SrOが0.5%未満では前記効果が小さく、好ましくは1%以上、より好ましくは2%以上である。SrOが10%超では化学耐久性が低下する、ガラスが不安定になる、またはdが大きくなりすぎるおそれがあり、好ましくは8%以下である。
BaOは必須成分ではないが、αを大きくする、溶融ガラスの粘度を低下させガラスを溶融しやすくする、またはTを低下させる効果を有し、12.5%まで含有してもよい。BaOが12.5%超ではBa−Al−Si系結晶を生成しやすくなりかえってTが高くなるおそれがある、耐候性を低下させる、dが大きくなりすぎる、またはEが低下するおそれがあり、好ましくは10%以下である。BaOを含有する場合その含有量は典型的には0.1%以上である。
BaOを含有する場合その含有量は5%以下とされる。BaOが5%超ではdが大きくなりすぎる、またはEが低下するおそれがあり、好ましくは3%以下である。
MgO、CaO、SrOおよびBaOの含有量合計ROは10%以上であることが好ましい。ROが10%未満ではαが小さくなりすぎるおそれがあり、典型的には12%以上である。
また、ROは30%以下であることが好ましい。ROが30%超ではTgが低下する、またはdが大きくなるおそれがあり、好ましくは25%以下、典型的には22%以下である。
ROは10%以上でなければならない。ROが10%未満ではαが小さくなりすぎ、典型的には12%以上である。
TiOは必須成分ではないが、Tg、耐候性またはEを高くする効果を有するため2.5%まで含有してもよい。TiOが2.5%超ではガラスが不安定になるおそれがあり、好ましくは2%以下である。TiOを含有する場合その含有量は典型的には0.5%以上である。
TiOを含有する場合その含有量は1%以下とされる。TiOが1%超ではガラスが分相しやすくなり、好ましくは0.9%以下、より好ましくは0.5%以下である。分相抑制のためにはTiOは含有しないことが好ましい。
ZrOはTg、耐候性またはEを高くする効果を有するため、必須である。0.5%未満では前記効果が小さく、好ましくは1%以上である。ZrOが3.7%超ではZrO結晶が析出する、Tが高くなる、またはdが大きくなりすぎるおそれがあり、好ましくは3.6%以下である。
AlおよびZrOの含有量合計(Al+ZrO)が12%超ではTが高くなるすぎるおそれがあり、典型的には11%以下である。
ZrOは1%以上とされる。ZrOが1%未満では耐候性が低下する、Eが小さくなる、または分相しやすくなる。
SiOの質量百分率表示含有量のTiOおよびZrOの質量百分率表示含有量の和に対する比(SiO/(TiO+ZrO))は10超であることが好ましい。同比が10以下ではTが高くなるおそれがあり、より好ましくは12以上である。
LiOは必須成分ではないが、αを大きくする、溶融ガラスの粘度を低下させガラスを溶融しやすくする、またはEを高くする効果を有するため、2.5%まで含有してもよい。LiOが2.5%超ではTgが大きく低下する、または耐候性が低下するおそれがあり、ガラス2では加えて分相しやすくなるおそれがあり、好ましくは1%以下であり、典型的にはLiOは含有しない。
NaOは必須成分ではないが、αを大きくする、または溶融ガラスの粘度を低下させガラスを溶融しやすくする効果を有するため、8%まで含有してもよい。NaOが8%超ではTgまたは耐候性が低下するおそれがあり、好ましくは6%以下である。
NaOは必須成分である。NaOが2%未満ではαが小さくなる、または溶融ガラスの粘度が大きくなってガラスが溶融しにくくなり、好ましくは3%以上である。
Oはαを大きくする、または溶融ガラスの粘度を低下させガラスを溶融しやすくする効果を有し、必須である。KOが2%未満では前記効果が小さく、好ましくは3%以上である。KOが8%超ではK−Si−Al系結晶が生成しやすくなりTが高くなるおそれがある、または、耐候性もしくはEが低下するおそれがあり、好ましくは7%以下である。
LiO、NaOおよびKOの含有量合計ROが12%超ではTgまたは耐候性が低下するおそれがあり、好ましくは10%以下である。
Oは5%以上であることが好ましい。5%未満ではαが小さくなりすぎる、またはガラスの粘性が高くなるおそれがある。
LiOおよびNaOの含有量合計とKO含有量とのモル比(LiO+NaO)/KOは3以下であることが好ましい。同モル比が3.0超ではTgが低くなりすぎる、またはαの増加効果よりもTgを低下させる効果の方が無視できなくなるおそれがあり、より好ましくは1.4以下、典型的には1.1以下である。
Laは、Tgを高くする、αを大きくする、またはEを高くする効果を有するため、必須である。Laが0.5%未満では前記効果が小さく、好ましくは1%以上である。Laが5%超ではSi−La系結晶もしくはSi−Ca−La系結晶が生成しやすくなりかえってTが高くなるおそれがある、またはdが大きくなりすぎるおそれがあり、好ましくは3%以下である。
Laは3%以下とされる。Laが3%超ではSi−La系結晶もしくはSi−Ca−La系結晶が生成しやすくなりかえってTが高くなるおそれがある、dが大きくなりすぎるおそれがある、または分相しやすくなるおそれがあり、好ましくは2%以下である。
本発明のガラスに関連して、図1は、モル百分率表示組成がSiO:64.3〜67.3%、Al:7.2〜8.0%、MgO:4.5〜8.5%、CaO:0〜8%、SrO:0.5〜6.0%、BaO:0〜2.0%、TiO:0〜2.0%、ZrO:1.0〜3.0%、NaO:3.0〜6.5%、KO:2.5〜6.3%、La:0.5〜1.3%である20個のガラスについて、MgOおよびCaOの含有量の和とLaおよびTiOの含有量の和との積をZrO含有量で除した値:(Mg+Ca)(La+Ti)/Zr(横軸。単位:モル%。)と、ガラスの小角X線散乱測定を行って得られた散乱ピーク強度SAXS intensity(縦軸。任意単位。)をプロットした図である。
ここで、ガラスの小角X線散乱測定は、ガラス中の微細な分相を評価することを目的として次のようにして行った。すなわち、小角X線散乱装置としてRIGAKU社製NANO−Viewerを、検出器としてメージングプレートを用い、厚さ約0.1mm、大きさ約1cm×1cmのガラスサンプルにX線を透過させ、得られた2次元データを円環平均処理し、これをデータ変換して得られた1次元データについて、透過率補正、空気散乱補正、試料厚み補正を実施し、散乱ピークの強度を求めた。この散乱ピーク強度は後掲図3に示すように、後述する最終研磨時のガラスの表面粗さAFM−Raとの間に相関がある。
1Tb/inch以上の面記録密度を実現したい場合には、このAFM−Raを0.15nm以下とし、より好ましくは0.12nm以下とすることが求められているが、そのためには図3などから、AFM−Raを0.15nm以下としたいのであれば、前記散乱ピーク強度を220(任意単位)以下にすることが好ましく、また、AFM−Raを0.12nm以下としたいのであれば、前記散乱ピーク強度を50(任意単位)以下にすることが好ましい。したがって、このような場合には図2から、(Mg+Ca)(La+Ti)/Zrを12.0%以下とすることが好ましいことがわかる。(Mg+Ca)(La+Ti)/Zrが12.0%超では分相による組成ゆらぎが大きくなり最終研磨時の表面粗さを悪化させるおそれがあり、より好ましくは10.0%以下、特に好ましくは8.0%以下である。
本発明のガラスは本質的に上記成分からなるが、その他の成分を本発明の目的を損なわない範囲で含有してもよい。このようなその他の成分を含有する場合、該その他の成分の含有量合計は、好ましく5%以下、より好ましくは2%以下である。以下、上記その他の成分について例示する。
SO、Cl、As、Sb等の清澄剤は合計で1%まで含有してもよい。
また、基板加熱の際に赤外線照射加熱を行う場合、その照射波長帯域における放射率を大きくし加熱効率を高めるため、Fe、NiO、CoO、Cr、CuO、MnO、CeO、Er、Yb等の着色剤を合計で0.5%まで含有してもよい。
ZnOは溶融ガラスの粘度を低下させガラスを溶融しやすくする、またはTを低下させる効果を有する場合があり、そのような場合には5%まで含有してもよい。ZnOが5%超ではTgが低くなる、またはdが大きくなるおそれがあり、好ましくは3%以下である。
はTを低下させるなどのために5%まで含有してもよい場合があるが、ガラスの均質性または分相特性を低下させる場合があり、このような場合には含有しないことが好ましい。
表1〜8の例1〜21、28〜50、52〜65について、SiOからLaまでの欄にモル百分率表示で示す組成となるように、原料を調合して混合し、白金るつぼを用いて1550〜1650℃の温度で3〜5時間溶解した。典型的には1550〜1650℃の温度で1〜2時間溶融後、1時間撹拌し、さらに1時間清澄した。次いで溶融ガラスを流し出して板状に成形し、徐冷した。
こうして得られたガラス板について、Tg(単位:℃)、α(単位:10−7/℃)、密度d(単位:g/cm)、ヤング率E(単位:GPa)、比弾性率E/d(単位:MNm/kg)、粘度が10P=10dPa・sとなる温度T(単位:℃)、液相温度T(単位:℃)、分相性、前記散乱ピーク強度(任意単位)を以下に示す方法により測定または評価した。結果を表に示す。なお、表中の「−」は測定しなかったことを示し、「*」は組成から計算によって求めた値であることを示す。
Tg:示差熱膨張計を用いて、石英ガラスを参照試料として室温から5℃/分の割合で昇温した際のガラスの伸び率を、ガラスが軟化してもはや伸びが観測されなくなる温度、すなわち屈伏点まで測定し、熱膨張曲線における屈曲点に相当する温度をガラス転移点とした。
α:前記Tgの測定と同様にして得られた熱膨張曲線から50〜350℃における平均線膨張係数を算出した。
d:アルキメデス法により測定した。
E:厚さが4〜10mm、大きさが約4cm×4cmのガラス板について、超音波パルス法により測定した。
:回転粘度計により測定した。
:約1cm×1cm×0.8cmのガラス片を白金皿に置き、1100〜1300℃の温度範囲で10℃刻みに設定された電気炉中に3時間熱処理した。そのガラスを大気放冷後、顕微鏡で観察し、結晶が析出している温度範囲を液相温度とした。
分相性:約1cm×1cm×0.8cmのガラス片を白金皿に置き、850℃および750℃に設定された電気炉中に入れ、約20分間保持した後、それぞれ−1℃/分、−10℃/分の冷却速度で室温まで徐冷後、高輝度光源を照射して白濁しているか否かを目視により確認した。その結果、すべての試験で白濁しなかったものを◎、750℃、−1℃/分の条件で白濁しなかったものを○、750℃、−10℃/分の条件で白濁しなかったものを△、すべての試験で白濁したものを×、とし、表の分相性1の欄に示す。
散乱ピーク強度:先に述べたようにして、ガラスの小角X線散乱測定を行い、データ処理を行って散乱ピークの強度を求めた。結果を表の分相性2の欄に示す。先にも述べたように、後述するAFM−Raを0.15nm以下にしたい場合にはこの散乱ピーク強度は220以下であることが好ましい。
例22〜27、51はガラスの作製はせず、Tgなどをその組成から計算によって求めた。
例9、11、16、28〜48は実施例、例53は参考例、例54〜65は比較例である。
表9〜16は例1〜65のガラスの質量百分率表示組成を示す。
例6、16、28〜31、34,37〜39、41、43、44、52、63〜65の各ガラスの研磨後の表面粗さを測定するために以下の試験を行った。
試験片として、厚さが約1.5mm、大きさが約4cm×4cmのガラス板を、原子間力顕微鏡で測定した表面粗さが0.3〜0.4nmとなるように酸化セリウムスラリーを用いて仕上げたものを準備した。
まず、浜井産業社製小型片面研磨機4BTの研磨定盤にポリウレタン製スウェード状研磨布を張り、ダイヤモンドドレッサーにてツルーイングを行った。この研磨布を純水とブラシを用いて洗浄を行ってからpH=2に調整した平均粒径30nmのコロイダルシリカスラリーを流し研磨作業を行った。研磨圧力は10kPa、サンギア回転数は毎分40回転、研磨時間は20分とした。
研磨後、取り上げた各ガラスは純水およびアルカリ性洗剤を用いて洗浄したのち、乾燥エアーを吹き付けて乾燥させた。
得られた各ガラスの表面粗さRaをエスアイアイ・ナノテクノロジー社製原子間力顕微鏡SPA400を用いて測定した。結果を表の表面粗さの欄に示す(単位:nm)。このようにして得られた表面粗さRaを本明細書ではAFM−Raという。
図3は前記散乱ピーク強度(分相性2)とこのAFM−Raとをプロットしたものであるが、この図から両者の間には正の相関があることがわかる。
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本発明は、データ記録媒体、その基板、およびそれらの製造に利用できる。
なお、平成20年1月28日に出願された日本特許出願2008−16550号の明細書、特許請求の範囲、図面および要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (12)

  1. 下記酸化物基準のモル百分率表示で、SiOを60〜70%、Alを2.5〜9%、MgOを2〜10%、CaOを0〜7%、SrOを0.5〜10%、BaOを0〜5%、TiOを0〜1%、ZrOを1〜3.7%、LiOを0〜2.5%、NaOを2〜8%、KOを2〜8%、Laを0.5〜3%含有し、AlおよびZrOの含有量合計(Al+ZrO)が12%以下、LiO、NaOおよびKOの含有量合計(RO)が12%以下、MgO、CaO、SrOおよびBaOの含有量合計が10%以上であるデータ記憶媒体基板用ガラス。
  2. LiOおよびNaOの含有量合計のKO含有量に対するモル比((LiO+NaO)/KO)が3.0以下である請求項1に記載のデータ記憶媒体基板用ガラス。
  3. MgOおよびCaOの含有量の和とLaおよびTiOの含有量の和との積をZrO含有量で除した値(((MgO+CaO)×(La+TiO))÷ZrO)が12.0モル%以下である請求項1または2に記載のデータ記憶媒体基板用ガラス。
  4. SiOの質量百分率表示含有量のTiOおよびZrOの同表示含有量の和に対する比(SiO/(TiO+ZrO))が10.0超である請求項1〜3のいずれかに記載のデータ記憶媒体基板用ガラス。
  5. TiOを含有しない請求項1〜4のいずれかに記載のデータ記憶媒体基板用ガラス。
  6. Oが5モル%以上である請求項1〜5のいずれかに記載のデータ記憶媒体基板用ガラス。
  7. を含有しない請求項1〜6のいずれかに記載のデータ記憶媒体基板用ガラス。
  8. ガラス転移点が680℃以上である請求項1〜7のいずれかに記載のデータ記憶媒体基板用ガラス。
  9. 50〜350℃における平均線膨張係数が75×10−7/℃以上である請求項1〜8のいずれかに記載のデータ記憶媒体基板用ガラス。
  10. 粘度が10dPa・sとなる温度が液相温度以上である請求項1〜9のいずれかに記載のデータ記憶媒体基板用ガラス。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載のデータ記憶媒体基板用ガラスからなるデータ記憶媒体用ガラス基板。
  12. 請求項11に記載のデータ記憶媒体用ガラス基板上に磁気記録層が形成されている磁気ディスク。
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