JP2013254279A - 支払い処理システム、コンピュータプログラム、サーバ装置、サーバ処理プログラム、及び支払い処理方法 - Google Patents

支払い処理システム、コンピュータプログラム、サーバ装置、サーバ処理プログラム、及び支払い処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】グループが施設において商取引を行う際の支払い総額の支払い精算を、より効率良く行うことが可能な支払い処理システム、支払い処理要求プログラム、サーバ装置、サーバ処理プログラム、及び支払い処理方法を提供する。
【解決手段】本願の支払い処理システムでは、携帯端末において代表となる利用者が支払い総額を指定することで各利用者が負担する支払い金額を算出し、当該支払い金額を他の利用者に提示して承認依頼し、さらに、代表となる利用者に対して他の利用者による支払い金額の承認状況を提示される。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の利用者から構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者が負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うシステム等の技術分野に関する。
従来、特許文献1に開示されるように、複数の人からなるグループが店舗にて商品を購入した際の合計支払い代金を当該グループの各人が負担する支払い代金に分割して精算処理を行う分割精算システムが知られている。この分割精算システムでは、グループを代表して店舗に合計代金を支払った代表者の携帯端末Aでグループの各人が負担すべき支払い代金を算出し、算出した各人の支払い代金の会計データを携帯端末Aにより各人が携帯する携帯端末B,Cに送信し、携帯端末B,Cにより携帯端末Aへ各人の支払い代金に相当する電子マネーデータを送信させて、携帯端末Aにて受け取ることにより、グループの各人の分割精算を行うようになっている。
特開2008−107874号公報
しかしながら、特許文献1に開示される分割精算システムでは、電子マネーデータ(電子マネーのバリュー)は各携帯端末にチャージされるようになっており、電子マネーデータのやり取りは携帯端末間で行われる。そのため、電子マネーデータのやり取りは、通常の現金のやり取りと同様、グループ内の利用者間で揉める場合がありうる。この場合、合計支払い代金の支払い精算をグループ内で効率的に図れない。
そこで、本発明は、上記点等に鑑みてなされたものであり、グループが施設において商取引を行う際の支払い総額の支払い精算を、より効率良く行うことが可能な支払い処理システム、コンピュータプログラム、サーバ装置、サーバ処理プログラム、及び支払い処理方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の利用者から構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者が負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うサーバ装置であって、通信手段を介して複数の携帯端末と通信を行うことが可能なサーバ装置を備える支払い処理システムにおいて、前記サーバ装置は、前記利用者の電子マネーのバリューを当該利用者毎に固有の利用者識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、前記複数の携帯端末のうち何れか一の携帯端末から送信された識別情報発行要求であって当該一の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い総額を示す総額情報を含む前記識別情報発行要求を受信した場合に、支払い処理毎に固有の支払い識別情報を発行する発行手段と、受信された前記識別情報発行要求に含まれる前記利用者識別情報及び前記総額情報と、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報とを対応付けて登録する第1の登録手段と、前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報を前記一の携帯端末へ送信する第1の送信手段と、を備え、前記サーバ装置から前記支払い識別情報を受信した前記一の携帯端末は、当該支払い識別情報を無線通信により他の携帯端末へ送信する第2の送信手段を備え、前記一の携帯端末から前記支払い識別情報を受信した前記他の携帯端末は、当該他の携帯端末の利用者が負担する支払い金額を当該利用者に提示する第1の提示手段と、前記第1の提示手段により提示された前記支払い金額の承認指示が前記利用者からあった場合に、当該承認を示す承認情報、当該他の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い識別情報を含む承認登録要求を前記サーバ装置へ送信する第3の送信手段と、を備え、前記他の携帯端末から前記承認登録要求を受信した前記サーバ装置は、受信された承認登録要求に含まれる前記承認情報及び前記利用者識別情報を、前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報に対応付けて登録する第2の登録手段と、前記第1登録手段により登録された前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報に基づき前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記承認状況情報を前記一の携帯端末へ送信する第4の送信手段と、を備え、前記サーバ装置から前記承認状況情報を受信した前記一の携帯端末は、前記承認状況情報に示される承認状況を前記利用者に提示する第2の提示手段と、前記第2の提示手段により前記承認状況が前記利用者に提示された後に、当該利用者の前記利用者識別情報を前記施設の決済処理端末、または前記サーバ装置へ送信する第5の送信手段と、を備え、前記決済処理端末または前記一の携帯端末から前記利用者識別情報を受信した前記サーバ装置は、当該利用者識別情報に対応付けられて登録されている情報に基づいて前記一の携帯端末の利用者と前記承認情報を送信した前記他の携帯端末の利用者のそれぞれが負担する支払い金額を特定し、当該特定した支払い金額と当該利用者のそれぞれの前記電子マネーのバリューとを用いて支払い処理を実行する支払い処理手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の支払い処理システムにおいて、前記サーバ装置は、前記受信された承認登録要求に含まれる前記利用者識別情報に対応する前記利用者により承認された前記支払い金額と、当該利用者識別情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている前記電子マネーのバリューの残高とを比較し、当該残高が当該承認された前記支払い金額以上あるか否かを判定する判定手段を更に備え、前記サーバ装置の前記第2の登録手段は、前記判定手段による判定結果を示す情報を、前記受信された承認登録要求に含まれる前記承認情報及び当該利用者識別情報と共に、前記支払い識別情報に対応付けて登録し、前記サーバ装置の前記取得手段は、前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報及び前記判定結果を示す情報に基づき前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報であって残高有無を示す情報を含む承認状況情報を取得することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の支払い処理システムにおいて、前記識別情報発行要求には、前記支払い総額が前記利用者の人数で除された支払い金額であって、各利用者が負担する前記支払い金額を示す支払金額情報が含まれており、前記サーバ装置の前記第1の登録手段は、前記利用者識別情報及び前記支払金額情報を、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報に対応付けて登録することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の支払い処理システムにおいて、前記識別情報発行要求には、前記一の携帯端末において入力された、利用者の人数を示す人数情報が含まれており、前記サーバ装置は、前記総額情報に示される前記支払い総額を、前記人数情報に示される前記人数で除した金額を、各利用者が負担する支払い金額として算出する算出手段を備え、前記サーバ装置の前記第1の登録手段は、前記利用者識別情報、及び前記算出手段により算出された支払い金額を示す支払金額情報を、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報に対応付けて登録することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の支払い処理システムにおいて、前記サーバ装置は、前記総額情報に示される前記支払い総額を、前記他の携帯端末の利用者が施設に入ってから支払いまでの経過時間に応じて分割することにより、当該経過時間に応じた支払い金額を算出する算出手段を備え、前記サーバ装置の第1の送信手段は、前記算出手段により算出された前記支払い金額を示す支払金額情報を前記一の携帯端末へ送信することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3乃至5の何れか一項に記載の支払い処理システムにおいて、前記一の携帯端末の前記第2の送信手段は、前記支払い識別情報及び前記支払金額情報を前記他の携帯端末へ送信し、前記他の携帯端末の前記第1の提示手段は、受信された前記支払金額情報に示される前記支払い金額を前記利用者に提示することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1又は2に記載の支払い処理システムにおいて、前記識別情報発行要求には、前記一の携帯端末において入力された支払い金額であって、当該一の携帯端末の利用者が負担する支払い金額を示す支払金額情報が含まれており、前記サーバ装置の前記第1の登録手段は、前記利用者識別情報及び前記支払金額情報を、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報に対応付けて登録することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の支払い処理システムにおいて、前記他の携帯端末の前記第1の提示手段は、当該他の携帯端末において入力された支払い金額であって、当該他の携帯端末の利用者が負担する前記支払い金額を当該利用者に提示し、前記他の携帯端末の前記第3の送信手段は、前記第1の提示手段により提示された前記支払い金額の承認指示が前記利用者からあった場合に、当該承認を示す承認情報、当該他の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、前記入力された前記支払い金額を示す支払金額情報、及び前記支払い識別情報を含む承認登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置の第2の登録手段は、当該承認登録要求に含まれる前記承認情報、前記支払金額情報、及び当該利用者識別情報を、前記第1の登録手段により登録された前記利用者識別情報及び前記支払金額情報に対応付けて登録することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか一項に記載の支払い処理システムにおいて、前記一の携帯端末は、前記支払い識別情報を前記他の携帯端末へ送信した後、当該支払い識別情報を含む確認要求であって前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を確認する前記確認要求を前記サーバ装置へ送信する第6の送信手段を備え、前記サーバ装置の前記取得手段は、前記一の携帯端末から受信された前記確認要求に含まれる前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報に基づき前記承認状況情報を取得することを特徴とする。
請求項10に記載のコンピュータプログラムの発明は、複数の利用者から構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者が負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うサーバ装置であって、前記利用者の電子マネーのバリューを当該利用者毎に固有の利用者識別情報に対応付けて記憶する前記サーバ装置と通信手段を介して通信可能な携帯端末に含まれるコンピュータに、前記携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い総額を示す総額情報を含む識別情報発行要求を前記サーバ装置に送信するステップと、前記識別情報発行要求に応じて前記サーバ装置により発行された、支払い処理毎に固有の支払い識別情報を前記サーバ装置から受信するステップと、受信された前記支払い識別情報を無線通信により他の携帯端末へ送信するステップと、前記支払い識別情報を受信した前記他の携帯端末の利用者が負担する支払い金額の承認を示す承認情報を当該他の携帯端末から受信した前記サーバ装置により取得された承認状況情報であって前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を当該サーバ装置から受信するステップと、受信された前記承認状況情報に示される承認状況を前記携帯端末の利用者に提示した後に、当該利用者の前記利用者識別情報を前記施設の決済処理端末、または前記サーバ装置へ送信するステップと、を実行させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、複数の利用者から構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者が負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うサーバ装置であって、通信手段を介して複数の携帯端末と通信を行うことが可能なサーバ装置において、前記サーバ装置は、前記利用者の電子マネーのバリューを当該利用者毎に固有の利用者識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、前記複数の携帯端末のうち何れか一の携帯端末から送信された識別情報発行要求であって当該一の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い総額を示す総額情報を含む前記識別情報発行要求を受信した場合に、支払い処理毎に固有の支払い識別情報を発行する発行手段と、受信された前記識別情報発行要求に含まれる前記利用者識別情報及び前記総額情報と、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報とを対応付けて登録する第1の登録手段と、前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報を前記一の携帯端末へ送信する第1の送信手段と、を備え、前記サーバ装置から前記支払い識別情報を受信した前記一の携帯端末は、当該支払い識別情報を無線通信により他の携帯端末へ送信し、当該支払い識別情報を受信した前記他の携帯端末は、当該他の携帯端末の利用者が負担する支払い金額を当該利用者に提示し、当該提示された前記支払い金額の承認指示が前記利用者からあった場合に、当該承認を示す承認情報、当該他の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い識別情報を含む承認登録要求を前記サーバ装置へ送信するものであり、前記他の携帯端末から前記承認登録要求を受信した前記サーバ装置は、受信された承認登録要求に含まれる前記承認情報及び当該利用者識別情報を、前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報に対応付けて登録する第2の登録手段と、前記登録手段により登録された前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報に基づき前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記承認状況情報を前記一の携帯端末へ送信する第4の送信手段と、を更に備え、前記サーバ装置から前記承認状況情報を受信した前記一の携帯端末は、前記承認状況情報に示される承認状況を前記利用者に提示した後に、当該利用者の前記利用者識別情報を前記施設の決済処理端末、または前記サーバ装置へ送信するものであり、前記決済処理端末または前記一の携帯端末から前記利用者識別情報を受信した前記サーバ装置は、当該利用者識別情報に対応付けられて登録されている情報に基づいて前記一の携帯端末の利用者と前記承認情報を送信した前記他の携帯端末の利用者のそれぞれが負担する支払い金額を特定し、当該特定した支払い金額と当該利用者のそれぞれの前記電子マネーのバリューとを用いて支払い処理を実行する支払い処理手段を更に備えることを特徴とする。
請求項12に記載のサーバ処理プログラムの発明は、請求項11に記載のサーバ装置として機能させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、複数の利用者から構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者が負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うサーバ装置であって、通信手段を介して複数の携帯端末と通信を行うことが可能なサーバ装置を備える支払い処理システムにおいて行われる支払い処理方法であって、前記サーバ装置が、前記利用者の電子マネーのバリューを当該利用者毎に固有の利用者識別情報に対応付けて記憶するステップと、前記サーバ装置が、前記複数の携帯端末のうち何れか一の携帯端末から送信された識別情報発行要求であって当該一の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い総額を示す総額情報を含む前記識別情報発行要求を受信した場合に、支払い処理毎に固有の支払い識別情報を発行するステップと、前記サーバ装置が、受信された前記識別情報発行要求に含まれる前記利用者識別情報及び前記総額情報と、前記発行された前記支払い識別情報とを対応付けて登録するステップと、前記サーバ装置が、前記登録された前記支払い識別情報を前記一の携帯端末へ送信するステップと、前記サーバ装置から前記支払い識別情報を受信した前記一の携帯端末が、当該支払い識別情報を無線通信により他の携帯端末へ送信するステップと、前記一の携帯端末から前記支払い識別情報を受信した前記他の携帯端末が、当該他の携帯端末の利用者が負担する支払い金額を当該利用者に提示し、当該支払い金額の承認指示が前記利用者からあった場合に、当該承認を示す承認情報、当該他の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い識別情報を含む承認登録要求を前記サーバ装置へ送信するステップと、前記他の携帯端末から前記承認登録要求を受信した前記サーバ装置が、受信された承認登録要求に含まれる前記承認情報及び当該利用者識別情報を、前記登録された前記支払い識別情報に対応付けて登録するステップと、前記サーバ装置が、前記登録された前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報に基づき前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を取得するステップと、前記サーバ装置が、前記取得された前記承認状況情報を前記一の携帯端末へ送信するステップと、前記サーバ装置から前記承認状況情報を受信した前記一の携帯端末が、前記承認状況情報に示される承認状況を前記利用者に提示した後に、当該利用者の前記利用者識別情報を前記施設の決済処理端末、または前記サーバ装置へ送信するステップと、前記決済処理端末または前記一の携帯端末から前記利用者識別情報を受信した前記サーバ装置が、当該利用者識別情報に対応付けられて登録されている情報に基づいて前記一の携帯端末の利用者と前記承認情報を送信した前記他の携帯端末の利用者のそれぞれが負担する支払い金額を特定し、当該特定した支払い金額と当該利用者のそれぞれの前記電子マネーのバリューとを用いて支払い処理を実行するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末において代表となる利用者に対して他の利用者による支払い金額の承認状況を提示した後に、当該代表となる利用者の利用者識別情報が送信されることで支払い処理が行われるように構成したので、代表となる利用者は、支払い指示を行う前に、他の代表者による承認状況を了承することができるため、グループ内の利用者間で揉めることを極力防止することができる。従って、グループが施設において商取引を行う際の支払い総額の支払い精算を、より効率良く行うことができる。
本実施形態に係る支払い処理システムの概要構成例を示す図である。 (A)は、本実施形態に係るマネーサーバSAの概要構成例を示す図であり、(B)は、本実施形態に係る携帯端末Tnの概要構成例を示す図であり、(C)は、携帯端末Tn内の機能ブロック例を示す概念図である。 実施例1〜実施例3に係る支払い処理システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。 図3に示すステップS29におけるマネーサーバSAの支払い処理の詳細を示すフローチャートである。 実施例1における携帯端末Tnの表示部14に表示される画面例を示す図である。 実施例1における割り勘テーブル及び割り勘承認テーブルの登録内容の一例を示す図である。 実施例1における携帯端末Tnの表示部14に表示される画面例を示す図である。 実施例2における携帯端末Tnの表示部14に表示される画面例を示す図である。 実施例2における割り勘テーブル及び割り勘承認テーブルの登録内容の一例を示す図である。 実施例3における携帯端末Tnの表示部14に表示される画面例を示す図である。 実施例3における割り勘テーブル及び割り勘承認テーブルの登録内容の一例を示す図である。 (A)は、実施例3において、在席時間に応じた比率の一例を示す図である。(B)は、実施例3における割り勘承認テーブルに追加されたの登録内容の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について、図面に基づいて説明する。
[1.支払い処理システムの構成及び機能]
先ず、図1を参照して、本実施形態に係る支払い処理システムの構成及び機能について説明する。図1は、本実施形態に係る支払い処理システムの概要構成例を示す図である。
図1に示すように、支払い処理システムSは、マネーサーバSA、複数の携帯端末Tn(T=1〜4)、及び施設の決済処理端末PT等を備えて構成される。マネーサーバSAは、複数の利用者A〜Dから構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者A〜Dが負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うサーバ装置の一例である。ここで、利用者とは、支払い処理システムS及び携帯端末Tnを利用する人を意味する。施設の例としては、店舗、ホテル、旅館、遊園地、動物園、映画館等が挙げられる。店舗の例としては、商品を販売する店舗、商品を貸し出す店舗、サービスを提供する店舗等が挙げられる。また、「商取引を行う」には、例えば、商品を購入、飲食サービスを利用(例えば、レストランで飲食)、宿泊サービスを利用(例えば、ホテルに宿泊)等が挙げられる。
また、マネーサーバSAは、ネットワークNW(通信手段の一例)を介して携帯端末Tn、及び決済処理端末PTと通信を行うことが可能になっている。ネットワークNWは、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。決済処理端末PTは、例えば店舗に設置されたPOS(Point Of Sales)レジであり、公知の決済処理機能を有する。決済処理端末PTには、リーダライタR/Wが接続されている。リーダライタR/Wは、近距離無線通信規格であるFeliCa(登録商標)が採用されたICチップ、または近距離無線通信規格の国際標準「ISO/IEC 18092」として承認されたNFC(Near Field Communication)が採用されたICチップが搭載された携帯端末Tnとの間で近距離無線通信(非接触近接通信)を行うことが可能になっている。これにより、携帯端末Tnは、リーダライタR/Wを介して決済処理端末PTと通信を行うことが可能になっている。
次に、図2(A)を参照して、本実施形態に係るマネーサーバSAの構成及び機能について説明する。図2(A)は、本実施形態に係るマネーサーバSAの概要構成例を示す図である。図2(A)に示すように、マネーサーバSAは、通信部1、記憶部2(記憶手段の一例)、及びシステム制御部3等を備える。なお、マネーサーバSAは、例えば電子マネー会社により運用される。
通信部1は、ネットワークNWに接続して携帯端末Tnや決済処理端末PTとの通信状態を制御する。
記憶部2は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、オペレーティングシステム及び本発明のサーバ処理プログラム等を記憶する。なお、サーバ処理プログラムは、例えば、所定のサーバ等からネットワークNWを介して配信されるようにしても良いし、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
また、記憶部2には、電子マネーデータベース(DB)21が構築されている。電子マネーデータベース21には、利用者の電子マネーのバリューが当該利用者毎に固有の会員ID(利用者識別情報の一例)に対応付けて登録されている。会員IDは、例えば、携帯端末TnがネットワークNWを介してアプリケーション提供サーバ(図示せず)に接続し、マネーアプリケーションプログラム(以下、「マネーアプリ」という)をダウンロードする際に、当該携帯端末Tnの利用者に対して発行される。このように会員IDが発行されると、携帯端末TnはネットワークNWを介してマネーサーバSAに接続し、当該携帯端末Tnにチャージされた電子マネーのバリューを会員IDと共にマネーサーバSAへ送信して電子マネーデータベース21に登録させることが可能となる。なお、携帯端末Tnへの電子マネーのバリューのチャージは、公知の種々の方法で行うことができる。さらに、電子マネーデータベース21には、施設の電子マネーのバリューが当該施設毎に固有の施設IDに対応付けて登録されている。なお、電子マネーデータベース21には、施設の電子マネーのバリュー自体ではなく、各施設へ支払う電子マネーのバリューに対応する金額情報が、施設毎に固有の施設IDに対応付けられて登録されていてもよい。
システム制御部3は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。そして、コンピュータとしてのシステム制御部3は、サーバ処理プログラムを実行することにより、本発明における発行手段、第1の登録手段、第2の登録手段、取得手段、算出手段、第1の送信手段、第4の送信手段、及び支払い処理手段等として機能する。
より具体的には、システム制御部3は、複数の携帯端末Tnのうち例えば携帯端末T1(複数の携帯端末Tnのうち何れか一の携帯端末の一例)から送信された支払い処理ID発行要求を通信部1を介して受信した場合に、支払い処理毎に固有の支払い処理ID(支払い識別情報の一例)を発行する。ここで、支払い処理ID発行要求には、少なくとも、支払い総額を示す総額情報、及び例えば携帯端末T1の利用者A(支払者)の会員IDが含まれる。支払い総額は、例えば店舗からグループに対して提供されたサービスの利用に対する合計金額である。更に、支払い処理ID発行要求には、支払い人数を示す人数情報、及び割り勘方式を示す割り勘方式情報が含まれてもよい。支払い人数は、グループを構成する利用者の人数であるが、グループ内の全員であるとは限らない。例えば、利用者A〜Dの4人のうちの3人が割り勘で支払う場合もある。割り勘方式には、均等割と不均等割と時間比割とがある。割り勘方式が均等割の場合、支払い総額を支払い人数で除した金額が、各利用者が負担する支払い金額となる。なお、割り勘方式が不均等割の場合、人数情報は必ずしも必要でない。
そして、システム制御部3は、受信された支払い処理ID発行要求に含まれる支払者の会員ID及び総額情報等と、発行した支払い処理IDとを対応付けて割り勘情報として例えば不揮発性メモリに格納される割り勘テーブルに登録する。このとき、システム制御部3は、支払者による支払い金額の承認を示す承認情報、及び支払者の会員ID等を、既に登録されている上記支払い処理IDに対応付けて支払者の割り勘承認情報として例えば不揮発性メモリに格納される割り勘承認テーブルに登録する(つまり、支払者のレコードが新規登録される)。ここで、承認情報には、例えば、承認された支払い金額、及び承認日時等が含まれる。また、システム制御部3は、少なくとも支払い処理IDを通信部1及びネットワークNWを介して携帯端末T1へ送信する。こうして送信された支払い処理IDを受信した携帯端末T1は、当該支払い処理IDを近距離無線通信により例えば携帯端末T2(他の携帯端末の一例)へ送信する。一方、当該支払い処理IDを受信した携帯端末T2は、利用者B(同席者)が負担する支払い金額を当該利用者Bに提示し、当該提示された支払い金額の承認指示が当該利用者Bからあった場合に、当該承認を示す承認情報、当該携帯端末T2の利用者Bの会員ID、及び上記支払い処理IDを含む承認登録要求をマネーサーバSAへ送信する。なお、携帯端末T1が近距離無線通信により例えば携帯端末T3へ支払い処理IDを送信した場合、携帯端末T3からマネーサーバSAへ承認登録要求が送信される。
そして、システム制御部3は、例えば携帯端末T2等から送信された承認登録要求を通信部1を介して受信した場合に、受信された承認登録要求に含まれる承認情報及び同席者の会員IDを、既に登録されている上記支払い処理IDに対応付けて同席者の割り勘承認情報として例えば不揮発性メモリに格納される割り勘承認テーブルに登録する。また、システム制御部3は、支払い処理IDに対応付けられて登録されている承認情報に基づき携帯端末T2等の利用者による支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を取得し、当該取得した承認状況情報を携帯端末T1へ送信する。ここで、承認状況情報には、例えば、承認された支払い金額、及び当該支払い金額を承認した利用者の会員ID等が含まれる。なお、システム制御部3は、例えば、携帯端末T1から送信された確認要求を受信した場合に、上記承認状況情報の取得及び送信を行う。ここで、確認要求には、上記支払い処理IDが含まれる。なお、システム制御部3は、支払い処理IDを割り勘テーブルに登録してから所定時間経過した場合に、上記承認状況情報の取得及び送信を行うようにしてもよい。
こうして送信された承認状況情報を受信した携帯端末T1は、当該承認状況情報に示される承認状況を利用者Aに提示した後に、当該提示された承認状況を確認した利用者Aの会員IDを近距離無線通信によりリーダライタR/Wを介して、例えば店舗に設置された決済処理端末PTに送信する。なお、携帯端末T1から決済処理端末PTへ送信される会員IDは、従来、携帯電話機やスマートフォンからPOSレジへ送信される決済処理要求と同様である。そのため、従来のPOSレジ側のプログラムを改修せずに、本発明を適用することができる。決済処理端末PTは、携帯端末T1から会員IDを受信すると、この会員ID及び支払い総額を示す総額情報を含む支払い処理要求をネットワークNWを介してマネーサーバSAに送信する。ここで、支払い総額は、店舗の店員がPOSレジで金額を打ち込むことにより得られる。或いは、支払い総額を示す総額情報が会員IDと共に携帯端末T1から決済処理端末PTへ送信されるように構成してもよい。なお、会員ID及び上記総額情報を含む支払い処理要求は、携帯端末T1から直接、マネーサーバSAに送信されるように構成してもよい。そして、システム制御部3は、決済処理端末PTまたは携帯端末T1から送信された支払い処理要求を受信した場合に、当該支払い処理要求に含まれる会員ID(支払者の会員ID)に対応付けられて割り勘承認テーブル登録されている情報に基づいて携帯端末T1の利用者Aと上記承認情報を送信した携帯端末T2等の利用者B等のそれぞれが負担する支払い金額を特定し、当該特定した支払い金額と当該利用者のそれぞれの電子マネーのバリューとを用いて支払い処理を実行する。
次に、図2(B)及び図2(C)を参照して、本実施形態に係る携帯端末Tnの構成及び機能について説明する。図2(B)は、本実施形態に係る携帯端末Tnの概要構成例を示す図であり、図2(C)は、携帯端末Tn内の機能ブロック例を示す概念図である。図2(B)に示すように、携帯端末Tnは、アンテナ11、ICチップ12、スピーカ13、表示部14、操作部15、移動体無線通信部16、及び制御部17等を備えて構成される。なお、携帯端末Tnの例としては、携帯電話機やスマートフォン等が挙げられる。
アンテナ11は、携帯端末Tn(ICチップ12)がリーダライタR/Wとの間で近距離無線通信を行うためのアンテナである。ICチップ12は、FeliCa(登録商標)またはNFCが採用されたICチップである。ICチップ12には、該携帯端末Tnの利用者の会員ID(携帯端末T1であれば、利用者Aの会員ID)が記憶される。ICチップ12は、通信圏内に入ったリーダライタR/Wとの間でアンテナ11を介して近距離無線通信を行うことが可能になっている。更に、ICチップ12は、通信圏内に入った他の携帯端末TnのICチップ12との間でアンテナ11を介して近距離無線通信を行うことが可能になっている。
表示部14は、タッチパネル式のディスプレイを備えており、制御部17による制御の下、各種画面をディスプレイ上に表示する。この画面には、例えば、利用者に各種情報を提示するための画面、及び利用者から情報入力や各種指示を受け付けるための画面等がある。また、操作部15には、利用者から情報入力や各種指示を受け付けるための操作ボタンが備えられる。
移動体無線通信部16は、移動体通信網の基地局等との間の通信を担う。これにより、携帯端末Tnは、ネットワークNWに接続してマネーサーバSAと通信を行うことが可能になっている。
制御部17は、CPU,RAM,ROM,不揮発性メモリ等を備える。ROMまたは不揮発性メモリには、プログラムと各データ等が記憶されている。ROMまたは不揮発性メモリに記憶されるプログラムには、オペレーティングシステム、ミドルウェア、ブラウザ、及びアプリケーションプログラムが含まれる。アプリケーションプログラムには、上述したマネーアプリ(本発明のコンピュータプログラムを含む)が含まれる。また、マネーアプリがインストールされた携帯端末Tnの不揮発性メモリには、該携帯端末Tnの利用者の会員ID等が記憶されるように構成してもよい。
そして、コンピュータとしての制御部17は、マネーアプリを実行することにより、本発明における第1の提示手段、第2の提示手段、第2の送信手段、第3の送信手段、第5の送信手段、及び第6の送信手段等として機能し、後述する処理を行う。例えば、マネーアプリがCPUに、上記支払い処理ID発行要求をマネーサーバSAに送信するステップと、当該支払い処理ID発行要求に応じてマネーサーバSAにより発行された支払い処理IDをマネーサーバSAから受信するステップと、受信された支払い処理IDを近距離無線通信により他の携帯端末Tnへ送信するステップと、当該支払い処理IDを受信した他の携帯端末Tnの利用者が負担する支払い金額の承認を示す承認情報を当該他の携帯端末Tnから受信したマネーサーバSAにより取得された承認状況情報をマネーサーバSAから受信するステップと、当該承認状況情報に示される承認状況を携帯端末Tnの利用者に提示した後に、当該利用者の会員IDを決済処理端末PT、またはマネーサーバSAへ送信するステップと、を少なくとも実行させる。なお、マネーアプリは、例えば、アプリケーション提供サーバ等からネットワークNWを介して配信されるようにしても良いし、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。ミドルウェアは、図2(C)に示すように、ICチップ12とアプリケーションプログラムとの間を情報のやりとりを仲介する機能を担う。
[2.支払い処理システムの動作]
次に、図3〜図11を参照して、本実施形態に係る支払い処理システムSにおける動作例について、割り勘方式が均等割の場合の実施例1と、割り勘方式が不均等割の場合の実施例2と、割り勘方式が時間比割の場合の実施例3とに分けて説明する。図3は、実施例1〜実施例3に係る支払い処理システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。図4は、図3に示すステップS29におけるマネーサーバSAの支払い処理の詳細を示すフローチャートである。図5は、実施例1における携帯端末Tnの表示部14に表示される画面例を示す図である。図6は、実施例1における割り勘テーブル及び割り勘承認テーブルの登録内容の一例を示す図である。図7は、実施例1における携帯端末Tnの表示部14に表示される画面例を示す図である。図8は、実施例2における携帯端末Tnの表示部14に表示される画面例を示す図である。図9は、実施例2における割り勘テーブル及び割り勘承認テーブルの登録内容の一例を示す図である。図10は、実施例3における携帯端末Tnの表示部14に表示される画面例を示す図である。図11は、実施例3における割り勘テーブル及び割り勘承認テーブルの登録内容の一例を示す図である。
(実施例1)
先ず、割り勘方式が均等割の場合の実施例1について説明する。携帯端末T1の制御部17は、利用者Aからマネーアプリの起動指示があった場合に当該マネーアプリを起動し(ステップS1)、図5(A)に示すような「割り勘メニュー画面」を表示部14に表示させる。図5(A)に示す割り勘メニュー画面には、選択項目の一覧が利用者により指定可能に表示されている。選択項目には、「1.支払い」、「2.割り勘」、「3.履歴確認」、「4.メッセージ確認」、「5.時刻登録」等がある。「1.支払い」は割り勘を行わない通常の支払い処理を実行させるための選択項目であり、「2.割り勘」は割り勘支払い処理を実行させるための選択項目である。例えば店舗を利用したグループが割り勘で支払い精算をする場合、当該グループ内の利用者Aが割り勘メニュー画面に表示された「2.割り勘」を指定(例えば、画面上をタップ)すると、図5(B)に示すような「割り勘情報入力画面」が表示部14に表示される。次いで、携帯端末T1の制御部17は、利用者Aの操作に応じて、割り勘情報入力画面に設けられた入力欄51から支払い総額(図5(B)に示す例では、18,000円)を、入力欄52から支払い人数(図5(B)に示す例では、4人)を、入力欄53から割り勘方式(図5(B)に示す例では、均等割)を、それぞれ入力する(ステップS2)。なお、支払い総額等は、プルダウン表示された入力候補リストから利用者Aにより選択されることで入力されてもよい。また、図5(B)に示す例では、割り勘方式が均等割であるため、携帯端末T1の制御部17は、入力された支払い総額を、入力された支払い人数で除した支払い金額を算出し、割り勘情報入力画面に表示している。
以上のように支払い総額等が入力された後、割り勘情報入力画面に設けられたOKボタン54が利用者Aにより指定されることにより、携帯端末T1の制御部17は、割り勘準備指示を受け付ける(ステップS3)。このように利用者Aから割り勘準備指示があった場合、携帯端末T1の制御部17は、割り勘準備処理呼び出しを移動体無線通信部16及びネットワークNWを介してマネーサーバSAへ送信する(ステップS4)。ここで、割り勘準備処理呼び出しは、マネーサーバSAに割り勘準備処理を実行させるためのメッセージである。割り勘準備処理呼び出しには、上述した支払い処理ID発行要求が含まれる。この支払い処理ID発行要求には、例えば、入力された支払い総額を示す総額情報、入力された支払い人数を示す人数情報、入力された割り勘方式を示す割り勘方式情報、及び携帯端末T1の利用者Aの会員ID(例えば、1111-1111)が含まれる。また、図5(B)に示す例では、利用者Aが負担するべき支払い金額が表示されているので、利用者AがOKボタン54を指定することは、利用者Aが当該支払い金額を承認したことになる。そのため、この場合、支払い処理ID発行要求には、利用者Aによる支払い金額の承認を示す承認情報が含まれる。また、支払い処理ID発行要求に、携帯端末T1の制御部17により算出された一人あたりの支払い金額を示す支払い金額情報が含まれるように構成してもよい。この構成によれば、マネーサーバSA側で一人あたりの支払い金額を算出する負荷を削減することができる。なお、携帯端末T1がマネーサーバSAにアクセスするためのアドレス情報(例えばIPアドレスやURL)は、マネーアプリで規定されている。
マネーサーバSAのシステム制御部3は、携帯端末T1から送信された割り勘準備処理呼び出しを通信部1を介して受信すると、割り勘準備処理を開始し、上述した支払い処理IDを発行する(ステップS5)。次いで、システム制御部3は、受信された支払い処理ID発行要求に含まれる利用者A(支払者)の会員ID及び総額情報等と、ステップS5で発行された支払い処理IDとを対応付けて割り勘情報として、例えば図6(A)に示すように割り勘テーブルに登録する(ステップS6)。ここで、図6(A)に示す割り勘予約日時は、例えば割り勘情報を割り勘テーブルに登録する日時である。次いで、システム制御部3は、利用者Aによる支払い金額の承認を示す承認情報(例えば、承認された支払い金額、及び承認日時を含む)、及び利用者Aの会員ID等を、ステップS5で発行された支払い処理IDに対応付けて利用者Aの割り勘承認情報として、例えば図6(C)に示すように割り勘承認テーブルに登録する(ステップS7)。ここで、図6(C)に示す支払い金額は、例えば、システム制御部3により割り勘承認情報の登録の際に算出されたものであってもよいし、支払い処理ID発行要求に支払い金額情報が含まれる場合に当該支払い金額情報で示されるものであってもよい。なお、上記ステップS7の別の例として、システム制御部3は、当該支払い金額の承認を要求する承認要求メッセージを携帯端末T1へ送信することで、携帯端末T1から利用者Aによる支払い金額の承認を示す承認情報の返信があった場合に、割り勘承認情報を割り勘承認テーブルに登録するように構成してもよい。
さらに、図6(C)に示す例では、システム制御部3は、割り勘承認情報の登録の際に、利用者Aの会員IDをキーとして、電子マネーデータベース21に登録されている利用者Aの電子マネーのバリューを確認し、利用者Aにより承認された支払い金額以上の残高があるかどうかを判定(残高確認)した結果である(図6(C)に示す例では、判定結果を示す情報として、残高有を示す情報「OK」)を登録している。なお、利用者Aにより承認された支払い金額以上の残高がない場合、システム制御部3は、携帯端末T1に対して当該支払い金額に相当する電子マネーのバリューの登録を促す情報を送信して、携帯端末T1に電子マネーのバリューをマネーサーバSAへ送信させるように構成してもよい。次いで、システム制御部3は、割り勘準備処理返答を通信部1及びネットワークNWを介して携帯端末T1へ送信する(ステップS8)。ここで、割り勘準備処理返答は、割り勘準備処理の結果を示すメッセージである。割り勘準備処理返答には、ステップS5で発行された支払い処理IDが含まれる。さらに、割り勘準備処理返答には、システム制御部3により算出された一人あたりの支払い金額を示す支払金額情報が含まれてもよい。
携帯端末T1の制御部17は、マネーサーバSAから送信された割り勘準備処理返答を移動体無線通信部16を介して受信すると、例えば図5(C)に示すような「割り勘準備中画面」を表示部14に表示させる(ステップS9)。この割り勘準備中画面には、割り勘準備処理結果が表示される。そして、例えば利用者Aが携帯端末T1を携帯端末T2に近づけると、携帯端末T1と携帯端末T2は、公知の近距離無線通信規格に準拠した機能によりお互いのICチップ12を検出する(ステップS10)。これにより、携帯端末T1と携帯端末T2との近距離無線通信が確立した後、図5(C)に示すような割り勘準備中画面が利用者Aにより指定(例えば、タップ)されることにより、携帯端末T1の制御部17は、割り勘承認依頼指示を受け付ける(ステップS11)。このように利用者Aから割り勘承認依頼指示があった場合、携帯端末T1の制御部17は、割り勘承認依頼をICチップ12を介して携帯端末T2に送信する(ステップS12)。ここで、割り勘承認依頼は、携帯端末T2の利用者Bに上記支払い金額の承認を依頼するためのメッセージである。割り勘承認依頼には、上述した支払い処理ID、利用者Aの会員ID、利用者Bが負担するべき支払い金額を示す支払金額情報、及びマネーアプリを起動させるためのコマンド等が含まれる。
携帯端末T2の制御部17は、携帯端末T1から送信された割り勘承認依頼をICチップ12を介して受信すると、マネーアプリを起動し(ステップS13)、図5(D)に示すような「割り勘承認依頼画面」を表示部14に表示させることで利用者B(同席者)が負担する支払い金額を当該利用者Bに提示する。なお、支払い金額の提示は、スピーカ13を通じて音声により行うように構成してもよい。そして、図5(D)に示すような割り勘承認依頼画面に設けられたOKボタン55が利用者Bにより指定されることにより、携帯端末T2の制御部17は、割り勘承認指示(利用者Bに提示された支払い金額の承認指示)を受け付ける(ステップS14)。このように利用者Bから承認指示があった場合、携帯端末T2の制御部17は、割り勘承認処理呼び出しを移動体無線通信部16及びネットワークNWを介してマネーサーバSAへ送信する(ステップS15)。ここで、割り勘承認処理呼び出しは、マネーサーバSAに割り勘承認処理を実行させるためのメッセージである。割り勘承認処理呼び出しには、上述した承認登録要求が含まれる。承認登録要求には、上述したように、利用者Bによる支払い金額の承認を示す承認情報、当該利用者Bの会員ID(例えば、2222-2222)、及び上記支払い処理IDが含まれる。また、承認登録要求に、利用者Bにより承認された支払い金額を示す支払金額情報が含まれるように構成してもよい。
マネーサーバSAのシステム制御部3は、携帯端末T2から送信された割り勘承認処理呼び出しを通信部1を介して受信すると、割り勘承認処理を開始し、受信された承認登録要求に含まれる利用者B(同席者)の会員ID及び承認情報(例えば、承認された支払い金額、及び承認日時を含む)等を、受信された承認登録要求に含まれる支払い処理IDと同一の既に登録されている支払い処理IDに対応付けて同席者の割り勘承認情報として、例えば図6(D)に示すように割り勘承認テーブルに追加登録する(ステップS16)。つまり、同席者のレコードが追加登録される。さらに、図6(D)に示す例では、システム制御部3は、割り勘承認情報の登録の際に、利用者Bの会員IDをキーとして、電子マネーデータベース21に登録されている利用者Bの電子マネーのバリューを確認し、利用者Bにより承認された支払い金額以上の残高があるかどうかを判定した結果(図6(D)に示す例では、判定結果を示す情報として、残高有を示す情報「OK」)を登録している。つまり、システム制御部3は、受信された承認登録要求に含まれる会員IDに対応する利用者Bにより承認された支払い金額と、当該会員IDに対応付けられて電子マネーデータベース21に登録されている電子マネーのバリューの残高とを比較し、当該残高が当該承認された支払い金額以上あるか否かを判定し、当該判定結果を示す情報を、上記支払い処理IDに対応付けて割り勘承認テーブルに登録している。なお、利用者Bの電子マネーのバリュー残高無の場合には、判定結果を示す情報として、残高無を示す情報「NG」が登録される。なお、この場合、システム制御部3は、携帯端末T2に対して当該支払い金額に相当する電子マネーのバリューの登録を促す情報を送信して、携帯端末T2に電子マネーのバリューをマネーサーバSAへ送信させるように構成してもよい。この構成によれば、代表となる利用者Aは、他の利用者が残高不足になることを防止することができる。
次いで、システム制御部3は、割り勘承認処理返答を通信部1及びネットワークNWを介して携帯端末T2へ送信する(ステップS17)。ここで、割り勘承認処理返答は、割り勘承認処理の結果を示すメッセージである。そして、携帯端末T2の制御部17は、マネーサーバSAから送信された割り勘承認処理返答を移動体無線通信部16を介して受信すると、例えば図5(E)に示すような「割り勘承認完了画面」を表示部14に表示させる(ステップS18)。この割り勘承認完了画面には、割り勘承認処理結果が表示される。なお、上記ステップS10からステップS18の処理は、携帯端末T3及びT4においても同じように行われる。
一方、携帯端末T1の制御部17は、利用者Aによる例えば画面更新操作により承認状況確認指示を受け付けると(ステップS19)、承認状況確認処理呼び出しを移動体無線通信部16及びネットワークNWを介してマネーサーバSAへ送信する(ステップS20)。ここで、承認状況確認処理呼び出しは、マネーサーバSAに承認状況確認処理を実行させるためのメッセージである。承認状況確認処理呼び出しには、上述した確認要求が含まれる。これにより、以下に説明するように、利用者Aは、自身が都合の良いタイミングで他の利用者B等による承認状況の確認を行うことができる。マネーサーバSAのシステム制御部3は、携帯端末T1から送信された承認状況確認処理呼び出しを通信部1を介して受信すると、承認状況確認処理を開始し、受信された確認要求に含まれる支払い処理IDに対応付けられて登録されている承認情報(または、承認情報及び上記判定結果を示す情報)に基づき各利用者による支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を取得する(ステップS21)。なお、この承認状況情報には、残高有無を示す情報が含まれることが望ましい。次いで、システム制御部3は、取得した承認状況情報を含む承認状況確認処理返答を通信部1及びネットワークNWを介して携帯端末T1へ送信する(ステップS22)。ここで、承認状況確認処理返答は、承認状況確認処理の結果を示すメッセージである。携帯端末T1の制御部17は、マネーサーバSAから送信された承認状況確認処理返答を移動体無線通信部16を介して受信すると、例えば図5(F)に示すような「割り勘承認状況画面」を表示部14に表示(ディスプレイの表示領域内におさまらない画面部分についてはスクロールにより表示)させる(ステップS23)。この割り勘承認状況画面には、承認状況確認結果が表示される。これにより、各利用者による支払い金額の承認状況が利用者Aに提示される。そのため、代表となる利用者Aは、他の利用者B等の支払い金額の承認状況を迅速に確認することができる。また、上記承認状況情報に残高有無を示す情報を含ませることで、代表となる利用者Aは、図5(F)に示すように、他の利用者B等の電子マネーのバリュー残高が支払い金額以上あるかどうかを迅速に確認することができる。なお、承認状況の提示は、スピーカ13を通じて音声により行うように構成してもよい。ところで、図5(F)に示す割り勘承認状況画面には、各利用者の残高確認の結果(上記判定結果)として、残高有を示す情報「OK」が表示されているが、例えば一部の利用者の残高確認の結果として、残高無を示す情報「NG」が表示される場合もありうる。この場合、利用者Aは、残高無の利用者に対して支払い金額に相当する電子マネーのバリューの登録を促し、電子マネーのバリューをマネーサーバSAへ登録させた後、再度、上記ステップS13以降の処理を行わせるようにしてもよい。この構成によれば、代表となる利用者Aは、他の利用者が残高不足になることを防止することができる。或いは、この場合、利用者Aは、残高無の利用者から支払い金額に相当する現金をもらうことで、割り勘承認状況画面で提示された承認状況を了承してもよい。
そして、利用者Aは、このように提示された承認状況を確認し、了承する場合には、図5(F)に示すような割り勘承認状況画面に設けられたOKボタン56を指定する。これにより、携帯端末T1の制御部17は、支払い総額の支払い指示を受け付け(ステップS24)、例えば、携帯端末をリーダライタにかざすことを促す画面(図示せず)を表示部14に表示させる。そして、例えば利用者Aが携帯端末T1を、利用者Aを含むグループで利用した店舗に設置されたリーダライタR/Wに近づけると、リーダライタR/Wは、携帯端末T1のICチップ12を検出する(ステップS25)。より具体的には、携帯端末T1がリーダライタR/Wの例えば数cm以内に近づけられると、リーダライタR/Wから送出されたポーリングが携帯端末T1のICチップ12により受信され、ICチップ12は、受信したポーリングに対するレスポンスをリーダライタR/Wへ無線送信する。そして、ICチップ12からのレスポンスがリーダライタR/Wにより受信されると、リーダライタR/Wは、ICチップ12を検出することになり、情報の送信要求をICチップ12へ無線送信する。これにより、ICチップ12は、利用者Aの会員IDを近距離無線通信によりリーダライタR/Wへ送信する(ステップS26)。こうして送信された会員IDは、リーダライタR/Wを介して決済処理端末PTにより受信される。決済処理端末PTは、リーダライタR/Wから会員IDを受信し、取得する。更に、決済処理端末PTは、利用者Aを含むグループで利用した店舗の店員により入力された支払い総額を取得する(ステップS27)。なお、支払い総額を示す総額情報は、携帯端末T1から決済処理端末PTへ送信されるように構成してもよい。そして、決済処理端末PTは、所定の処理(例えば、マネーサーバSAへ通信するための処理通番を発行するなど)を行うとともに、上記取得された会員ID及び総額情報と、施設ID(会員ID)とを含む支払い処理要求をネットワークNWを介してマネーサーバSAへ送信する(ステップS28)。なお、施設IDは、利用者Aを含むグループで利用した店舗を識別する識別情報である。なお、利用者Aは、図5(F)に示す割り勘承認状況画面に設けられたOKボタン56を指定する前に、携帯端末T1をリーダライタR/Wに近づけて携帯端末T1のICチップ12を検出させるようにしてもよい。この場合、利用者が、図5(F)に示す割り勘承認状況画面に設けられたOKボタン56を指定すると、携帯端末T1の制御部17は、支払い総額の支払い指示を受け付け、上記ステップS26の処理を行うことになる。また、携帯端末T1の制御部17は、利用者Aの会員ID及び支払い総額を示す総額情報を含む支払い処理要求を、移動体無線通信部16及びネットワークNWを介してマネーサーバSAへ直接送信するように構成してもよい。
マネーサーバSAのシステム制御部3は、携帯端末T1又は決済処理端末PTから送信された支払い処理要求等を通信部1を介して受信すると、支払い処理(ステップS29)を開始する。この支払い処理が開始されると、図4に示すように、システム制御部3は、受信された支払い処理要求から会員ID及び支払い総額を取得する(ステップS291)。次いで、システム制御部3は、取得した会員ID及び支払い総額が登録されている割り勘テーブルがあるか否かを判定する(ステップS292)。つまり、取得された会員IDと支払い総額の組(例えば、1111-1111と18000の組)と一致する会員ID及び支払い総額が登録された割り勘テーブルが検索される。そして、システム制御部3は、取得した会員ID及び支払い総額が登録されている割り勘テーブルがないと判定した場合には(ステップS292:NO)、ステップS293へ進み、取得した会員ID及び支払い総額が登録されている割り勘テーブルがあると判定した場合には(ステップS292:YES)、当該割り勘テーブルを特定し、ステップS294へ進む。ステップS293では、通常の支払い処理が行われる。この通常の支払処理では、取得された会員IDで特定される利用者Aの電子マネーのバリューから支払い総額に相当するバリューが減算され、当該支払い総額が上記受信された施設IDで特定される店舗の電子マネーのバリューに加算される。なお、この支払い処理では、上記支払い総額が、上記受信された施設IDで特定される店舗に対して支払う金額情報として電子マネーデータベース21に登録される場合もある。この場合、電子マネー会社から当該店舗への支払いは、上記支払い総額から手数料を引いた上で、店舗の口座へ振込みされる。
一方、ステップS294では、システム制御部3は、上記特定した割り勘テーブルから支払い処理IDを取得する。次いで、システム制御部3は、上記ステップS294で取得した支払い処理IDが登録された割り勘承認テーブルから利用者(つまり、携帯端末T1の利用者Aと上記承認情報を送信した携帯端末T2等の利用者B等)それぞれの会員ID及び利用者のそれぞれが負担する支払い金額を特定する(ステップS295)。次いで、システム制御部3は、ステップS295で特定した各支払い金額と、ステップS295で特定した各会員IDに対応付けられた電子マネーのバリュー(電子マネーデータベース21に登録されている電子マネーのバリュー)とを用いて割り勘支払い処理を実行する(ステップS296)。この割り勘支払い処理では、上記会員IDで特定される利用者それぞれの電子マネーのバリューから当該利用者それぞれの支払い金額に相当するバリューが減算され、上記支払い総額が上記受信された施設IDで特定される店舗の電子マネーのバリューに加算される。例えば、利用者Aの電子マネーのバリューから当該利用者Aの支払い金額(4,500円)に相当するバリューが減算され、利用者Bの電子マネーのバリューから当該利用者Bの支払い金額(4,500円)に相当するバリューが減算され、利用者Cの電子マネーのバリューから当該利用者Cの支払い金額(4,500円)に相当するバリューが減算され、利用者Dの電子マネーのバリューから当該利用者Dの支払い金額(4,500円)に相当するバリューが減算される。そして、上記支払い総額(18,000円)が施設IDで特定される店舗の電子マネーのバリューに加算される。なお、上記支払い総額(18,000円)が施設IDで特定される店舗に対して支払う金額情報として電子マネーデータベース21に登録される場合もある。この場合、電子マネー会社から当該店舗への支払いは、上記支払い総額から手数料を引いた上で、施設の口座へ振込みされる。また、電子マネーのバリュー残高が支払い金額に満たない利用者がいる場合、支払い総額の不足が生じるが、この不足する金額は利用者Aの電子マネーのバリューから減算されるようにするとよい。次いで、システム制御部3は、割り勘テーブルに登録された割り勘情報を、例えば図6(B)に示すように更新(「支払い状況」項目を「未」→「完了」に更新)し(ステップS297)、支払い処理を終了する。
ところで、支払者である利用者Aが、例えば図5(A)に示す割り勘メニュー画面に表示された「3.履歴確認」を指定すると、利用者Aの会員IDを含む履歴確認要求が携帯端末T1からマネーサーバSAに送信される。マネーサーバSAのシステム制御部3は、携帯端末T1から送信された履歴確認要求を受信すると、当該履歴確認要求に含まれる会員IDに対応付けられて割り勘テーブル及び割り勘承認テーブルに登録されている例えば登録日時が新しい上位所定件数(例えば10件)の登録情報を履歴情報として取得し携帯端末T1へ送信する。そして、携帯端末T1の制御部17が履歴情報を受信すると、例えば図7(A)に示すような「履歴情報画面」を表示部14に表示(ディスプレイの表示領域内におさまらない画面部分についてはスクロールにより表示)させる。これにより、利用者Aは、登録日時が新しい例えば上位10件の履歴情報を迅速に確認することができる。一方、上記ステップS15の割り勘承認処理呼び出しの送信後、同席者である利用者Bが更新情報確認指示(例えば、図5(E)に示すような画面上をタップ)を行うと、当該利用者Bの会員IDを含む更新情報確認要求が携帯端末T2からマネーサーバSAに送信される。マネーサーバSAのシステム制御部3は、携帯端末T2から送信された更新情報確認要求を受信すると、当該更新情報確認要求に含まれる会員IDに対応付けられて割り勘承認テーブルに登録されている支払い処理IDを特定する。そして、システム制御部3は、当該特定した支払い処理IDが登録される割り勘テーブルに登録された支払い状況を示す更新情報(例えば、「未」又は「完了」)を携帯端末T2へ送信する。これにより、携帯端末T2の制御部17が更新情報を受信すると、例えば図7(B)に示すような「更新情報画面」を表示部14に表示させる。これにより、利用者Bは、自分が一部を負担した支払い総額の支払い状況を迅速に確認することができる。
以上説明したように、実施例1によれば、代表となる利用者Aが支払い総額と支払い人数と均等割を指定するだけで自動的に各利用者が負担する支払い金額を算出して当該支払い金額を他の利用者B等に提示して承認依頼するように構成したので、より効率良く割り勘支払い精算を行うことが可能となる。さらに、携帯端末T1において代表となる利用者Aに対して他の利用者B等による支払い金額の承認状況を提示した後にマネーサーバSAに対して支払い処理が要求されるように構成したので、代表となる利用者Aは、支払い指示を行う前に、他の代表者B等による承認状況を了承することができるため、グループ内の利用者間で揉めることを極力防止することができる。従って、グループが店舗等の施設において商取引を行う際の支払い総額の支払い精算を、より効率良く行うことができる。
なお、上記ステップS9において携帯端末T1の表示部14に割り勘準備中画面が表示されてから、携帯端末T1が携帯端末T2に近づけられるまでの間に、利用者Aは例えば操作部15を操作して、利用者Bに対するメッセージ(コメント)を入力できるように構成してもよい。この場合、利用者Bに対するメッセージが入力された後、例えば利用者Aが携帯端末T1を携帯端末T2に近づけ割り勘承認依頼指示を行うことで携帯端末T1から携帯端末T2へ送信される割り勘承認依頼には、上述した支払い処理ID等に加えて入力されたメッセージが含まれる。そして、携帯端末T2の制御部17は、携帯端末T1から送信された割り勘承認依頼を受信すると、マネーアプリを起動し、図7(C)に示すような「割り勘承認依頼画面」を表示部14に表示させる。図7(C)に示す割り勘承認依頼画面には、利用者Aにより入力されたメッセージが表示されている。これにより、利用者Aは、利用者Bに対してメッセージを効果的に伝えることができる。なお、利用者Bが例えば図5(A)に示す割り勘メニュー画面に表示された「4.メッセージ確認」を指定すると、携帯端末T1から受信された利用者Bに対するメッセージが表示部14に表示される。
(実施例2)
次に、割り勘方式が不均等割の場合の実施例2について説明する。なお、実施例1において実施例2と共通する動作については説明を省略するものとする。実施例2では、図3に示すステップS2において、図8(B)に示す割り勘情報入力画面に設けられた入力欄53から割り勘方式として不均等割が入力されると、携帯端末T1の利用者Aが負担する支払い金額の入力欄61が表示される。そして、携帯端末T1の制御部17は、利用者Aの操作に応じて、割り勘情報入力画面に設けられた入力欄51から支払い総額(図8(B)に示す例では、25,000円)を、入力欄52から支払い人数(図8(B)に示す例では、4人)を、入力欄53から割り勘方式(図8(B)に示す例では、不均等割)を、入力欄61から利用者Aが負担する支払い金額(図8(B)に示す例では、10,000円)を、それぞれ入力する。なお、不均等割の場合、支払い人数は必ずしも入力される必要はない。実施例2では、ステップS4でマネーサーバSAに送信される支払い処理ID発行要求には、入力された支払い総額を示す総額情報等に加えて、携帯端末T1の利用者Aが負担する支払い金額を示す支払金額情報が含まれる。そして、マネーサーバSAのシステム制御部3は、ステップS6において、例えば図9(A)に示すように、割り勘情報を割り勘テーブルに登録する。次いで、システム制御部3は、ステップS7において、例えば図9(C)に示すように、支払い処理IDに対応付けて利用者Aの割り勘承認情報を割り勘承認テーブルに登録する。つまり、実施例2では、携帯端末T1において入力された支払い金額を示す支払金額情報が割り勘承認テーブルに登録される。
このように利用者Aの割り勘承認情報が登録された後、実施例1と同様に処理が進み、ステップS13において、携帯端末T2の制御部17がマネーアプリを起動すると、図8(D)に示すような「割り勘承認依頼画面」が表示部14に表示される。図8(D)に示す割り勘承認依頼画面には、携帯端末T2の利用者Bが負担する支払い金額の入力欄62が設けられている。携帯端末T2の制御部17は、利用者Bの操作に応じて、割り勘承認依頼画面に設けられた入力欄62から支払い金額(図8(D)に示す例では、8,000円)を入力する。これにより、入力欄62に表示された支払い金額が携帯端末T2の利用者Bに提示される。そして、携帯端末T2の制御部17は、提示された支払い金額の承認指示が利用者Bからあった場合、上述した承認情報、利用者Bの会員ID及び支払い処理IDに加えて入力された支払い金額を示す支払金額情報を含む承認登録要求(割り勘承認処理呼び出し)をマネーサーバSAへ送信することになる(ステップS15)。これにより、承認登録要求を受信したマネーサーバSAのシステム制御部3は、ステップS16において、例えば図9(D)に示すように、支払い処理IDに対応付けて利用者Bの割り勘承認情報を割り勘承認テーブルに登録する。つまり、実施例2では、携帯端末T2において入力された支払い金額を示す支払金額情報が割り勘承認テーブルに登録される。このように利用者Bの割り勘承認情報が登録された後、実施例1と同様に処理が進むことになる。
以上説明したように、実施例2によれば、代表となる利用者Aが支払い総額と不均等割を指定すれば、各利用者は負担する支払い金額を自身で入力することができるので、グループ内の利用者間の立場や役割等の相違に応じて支払い金額を決めることができ、より効率良く割り勘支払い精算を行うことが可能となる。さらに、実施例2でも、実施例1と同様、他の利用者B等による支払い金額の承認状況を代表となる利用者Aに提示した後にマネーサーバSAへ支払い処理を要求するので、グループ内の利用者間で揉めることを極力防止することができ、グループが店舗等の施設において商取引を行う際の支払い総額の支払い精算を、より効率良く行うことができる。
(実施例3)
次に、割り勘方式が時間比割の場合の実施例3について説明する。なお、実施例1において実施例3と共通する動作については説明を省略するものとする。実施例3は、支払い総額を利用者の在席時間(例えば店舗に入店(施設に入って)から支払いまでの経過時間)に応じて分割する構成である。利用者Aが例えば店舗に入った際に、図10(B)に示す割り勘情報入力画面に設けられた入力欄53から時間比割が入力され、入力欄52から支払い人数が入力される。なお、実施例3では、この時点(すなわち、利用者Aが店舗の利用を開始する時点)では、支払い総額は入力されない。また、実施例3では、ステップS4でマネーサーバSAに送信される支払い処理ID発行要求には、人数情報、割り勘方式情報、及び携帯端末T1の利用者Aの会員IDが含まれる。そして、マネーサーバSAのシステム制御部3は、ステップS6において、例えば図11(A)に示すように、割り勘情報を割り勘テーブルに登録する。ここで、図11(A)に示す割り勘予約日時は、店舗の利用開始日時とされる。次いで、システム制御部3は、ステップS7において、例えば図11(C)に示すように、支払い処理IDに対応付けて利用者Aの割り勘承認情報を割り勘承認テーブルに登録する。このとき、例えば利用者Bが店舗に到着していれば、利用者Aは携帯端末T1を利用者Bの携帯端末T2に近づけ、その結果、上記ステップS10〜S13の処理を経て、図10(D)に示すような「割り勘承認依頼画面」が表示部14に表示される。そして、携帯端末T2の制御部17は、図10(D)に示すような割り勘承認依頼画面に設けられたOKボタン55が利用者Bにより指定されることにより、携帯端末T2の制御部17は、時間比割の承認指示を受け付ける(ステップS14)。これにより、携帯端末T2の制御部17は、時間比割での支払い承認を示す承認情報、利用者Bの会員ID及び支払い処理IDを含む承認登録要求(割り勘承認処理呼び出し)をマネーサーバSAへ送信することになる(ステップS15)。そして、承認登録要求を受信したマネーサーバSAのシステム制御部3は、ステップS16において、例えば図11(D)に示すように、支払い処理IDに対応付けて利用者Bの割り勘承認情報を割り勘承認テーブルに登録する。ここで、図11(D)に示す承認日時は、利用者Bの参加日時とされる。その後、例えば利用者Cが、利用者Aの入店後に遅れて入店した(例えば、1時間遅れた)場合、利用者Aは携帯端末T1を、遅れてきた利用者Cの携帯端末T3に近づける。これにより、利用者Bのときと同様の処理が行われ、利用者Cの割り勘承認情報が割り勘承認テーブルに登録される。ここで登録された承認日時は、利用者Cの参加日時とされる。
その後、時間が経過して店舗の利用を終了して支払い精算をする場合、利用者Aはマネーアプリを起動させて、割り勘メニュー画面に表示された例えば「2.割り勘」を指定すると、図10(F)に示すような「金額入力画面」が表示部14に表示される。携帯端末T1の制御部17は、利用者Aの操作に応じて、金額入力画面に設けられた入力欄63から支払い総額(図10(F)に示す例では、16,500円)を入力する。そして、金額入力画面に設けられたOKボタン64が利用者Aにより指定される、携帯端末T1の制御部17は、入力された支払い総額を示す総額情報、及び支払い処理ID等が移動体無線通信部16及びネットワークNWを介してマネーサーバSAへ送信する。マネーサーバSAのシステム制御部3は、携帯端末T1から送信された総額情報及び支払い処理IDを受信すると、支払い総額を支払い処理IDに対応付けて例えば図11(B)に示すように割り勘テーブルに追加登録する。その後、利用者Aによる承認状況確認指示により、実施例1と同様、ステップS20以降の処理が行われる。ただし、この場合のステップS21では、実施例1とは異なり、時間比割で各利用者の支払い金額が算出される。
時間比割で各利用者の支払い金額を算出する方法を以下に説明する。例えば、システム制御部3は、店舗の利用開始時刻と、店舗の利用終了時刻を取得する。店舗の利用開始時刻は、上記ステップS6で割り勘テーブルに登録された割り勘予約日時から得られる。一方、店舗の利用終了時刻は、例えば総額情報が受信された時刻であってもよいし、ステップS20で承認状況確認処理呼び出しが受信されて時刻であってもよい。次いで、システム制御部3は、各利用者の在席時間(利用者の会員IDに対応付けられて割り勘承認テーブルに登録された参加時刻から、店舗の利用終了時刻までの時間)に応じた比率に基づいて、支払い総額から各利用者の支払い金額を算出する。この比率は、在席時間が短くなるほど小さくなるように設定される。図12(A)は、実施例3において、在席時間に応じた比率の一例を示す図である。図12(A)に示す例では、利用開始時刻から利用終了時刻まで利用時間の1/2が経過する時刻(1/2タイム)までに参加した利用者の比率は「1.0」である。また、1/2タイム以降、利用時間の1/4が経過する時刻(以下、「1/4タイム」という)までに参加した利用者の比率は「0.8」である。また、1/4タイム以降に参加した利用者の比率は「0.5」である。このような比率にしたがって各利用者の支払い金額が算出される。例えば、利用者Aは、1/2タイムまでに参加したので、比率は「1.0」となり、利用者Aの支払い金額は、16,500円×(1(比率)/3.3(比率の総和))=5,000円となる。一方、利用者Cは、1/2タイム以降1/4タイムまでに参加したので、比率は「0.8」となり、利用者Cの支払い金額は、16,500円×(0.8/3.3)=4,000円となる。システム制御部3は、このように算出した各利用者の支払い金額を、各利用者の会員IDに対応付けて、例えば図12(B)に示すように割り勘承認テーブルに追加登録する。システム制御部3は、上述したように算出され登録された各利用者の支払い金額を示す承認状況情報を含む承認状況確認処理返答を、ステップS22で、通信部1及びネットワークNWを介して携帯端末T1へ送信することになる。これにより、例えば図10(G)に示すような「割り勘承認状況画面」が携帯端末T1の表示部14に表示される。
以上説明したように、実施例3によれば、在席時間が他の利用者よりも短いにも拘らず支払い金額が均等とされることが無くなるので、当該在席時間の短い利用者が負担する支払い金額に対して不満を感じることを解消することができる。
次に、上記実施例3の変形例を以下に説明する。上記実施例3の変形例では、例えば、利用者Aが入店時に、図5(A)に示す割り勘メニュー画面に表示された「5.時刻登録」を指定すると、その時の時刻が利用開始時刻として例えば不揮発性メモリに記憶される。また、利用者Aが入店した後、遅れて入店した利用者Bは自らの携帯端末T2のマネーアプリを起動させ、携帯端末T2を携帯端末T1に近づけた後、図5(A)に示す割り勘メニュー画面に表示された「5.時刻登録」を指定すると、その時の時刻が途中参加時刻として携帯端末T2から携帯端末T1へ送信されると共に、当該利用者Bの会員IDが携帯端末T2から携帯端末T1へ送信される。これにより受信された途中参加時刻及び利用者Bの会員IDは、携帯端末T1の例えば不揮発性メモリに記憶される。こうして記憶された利用開始時刻、途中参加時刻及び利用者Bの会員IDは、例えば上記ステップS4において支払い処理ID発行要求に含まれてマネーサーバSAに送信される。そして、システム制御部3は、上記ステップS6において、受信された支払い処理ID発行要求に含まれる利用開始時刻、途中参加時刻、及び利用者Bの会員IDを、利用者Aの会員ID及び総額情報等と共に支払い処理IDに対応付けて割り勘情報として割り勘テーブルに登録する。なお、利用者B以外にも遅れて入店した利用者がいる場合には、当該利用者の途中参加時刻及び会員IDが割り勘テーブルに登録される。
以上のように、途中参加時刻が登録された場合、システム制御部3は、上記ステップS6の処理後、登録された利用開始時刻から、例えば支払い処理ID発行要求を受信した時の利用終了時刻までの利用時間を算出する。次いで、システム制御部3は、例えば利用者Bの会員IDに対応付けられて登録された途中参加時刻から利用終了時刻までの在席時間を算出する。次いで、システム制御部3は、上記算出した利用時間(例えば、2時間)を在席時間(例えば、0.5時間)で除した値を、一人あたりの支払い金額に乗算することで利用者Bが負担する支払い金額を算出する。なお、一人あたりの支払い金額は、実施例1と同様、支払い総額を支払い人数で除した金額である。また、利用者B以外にも途中参加時刻が登録された利用者がいる場合、当該利用者が負担する支払い金額も同様の方法で算出される。次いで、システム制御部3は、支払い総額から利用者Bが負担する支払い金額を減算した減算支払い総額を算出する。なお、利用者B以外にも途中参加時刻が登録された利用者がいる場合、当該減算支払い総額から、当該利用者が負担する支払い金額も減算される。次いで、システム制御部3は、最終的に算出された減算支払い総額を、支払い金額が算出された利用者B等以外の残りの利用者の人数で除した金額を残りの利用者(例えば、利用者A等)が負担する支払い金額として算出する。こうして算出された利用者Aが負担する支払い金額は、上記ステップS7の処理で利用者Aの割り勘承認情報に含められて割り勘承認テーブルに登録される。以上のように算出された各利用者が負担する支払い金額を示す支払金額情報は、上記ステップS8において各利用者の会員IDに対応付けられて割り勘準備処理返答に含められ、携帯端末T1へ送信される。そして、割り勘準備処理返答に含まれる各利用者の支払金額情報及び会員IDは、上記ステップS12において割り勘承認依頼に含められ、携帯端末T2へ送信される。こうして割り勘承認依頼を受信した携帯端末T2の制御部17は、割り勘承認依頼画面の表示処理において、割り勘承認依頼に含まれる各利用者の支払金額情報のうち、利用者Bの会員IDに対応付けられた支払金額情報に示される支払い金額を表示させる。携帯端末T2は、利用者Bの在席時間に応じた支払い金額を当該利用者Bに提示することができる(ステップS14以降の処理は上記と同様)。なお、割り勘承認依頼には、割り勘準備処理返答に含まれる各利用者の支払金額情報のうち、送信先の携帯端末Tnの利用者の会員IDに対応付けられた支払金額情報だけが含まれるように構成してもよい。
なお、上記実施形態において、例えば携帯端末2にマネーアプリがインストールされていない場合、例えば利用者Bが携帯端末T2を、マネーアプリがインストールされている携帯端末T1に近づけることで、携帯端末T1と携帯端末T2との近距離無線通信が確立すると、携帯端末T1は、ICチップ12を介して携帯端末T2へダウンロードURIを送信する。このダウンロードURIは、アプリケーション提供サーバからマネーアプリをダウンロードするための情報である。携帯端末T2の制御部17は、ダウンロードURIを受信すると、携帯端末T2に予めインストールされているマーケットアプリケーション(以下、「マーケットアプリ」という)を起動する。次いで、携帯端末T2の制御部17は、起動したマーケットアプリにより、上記ダウンロードURIで示されるマネーアプリのダウンロード画面を表示する。次いで、携帯端末T2の制御部17は、例えば利用者Bからのダウンロード指示があった場合、アドレス情報(例えば、起動したマーケットアプリ内で記述されたIPアドレス)にしたがって移動体無線通信部16を介してアプリケーション提供サーバへアクセスし、ダウンロードURIで示されるマネーアプリをダウンロードする。こうしてダウンロードされたアプリケーションはインストールされた後、起動される。
1 通信部
2 記憶部
3 システム制御部
11 アンテナ
12 ICチップ
13 スピーカ
14 表示部
15 操作部
16 移動体無線通信部
17 制御部
SA マネーサーバ
Tn 携帯端末
PT 決済処理端末
R/W リーダライタ
NW ネットワーク
S 支払い処理システム

Claims (13)

  1. 複数の利用者から構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者が負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うサーバ装置であって、通信手段を介して複数の携帯端末と通信を行うことが可能なサーバ装置を備える支払い処理システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記利用者の電子マネーのバリューを当該利用者毎に固有の利用者識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記複数の携帯端末のうち何れか一の携帯端末から送信された識別情報発行要求であって当該一の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い総額を示す総額情報を含む前記識別情報発行要求を受信した場合に、支払い処理毎に固有の支払い識別情報を発行する発行手段と、
    受信された前記識別情報発行要求に含まれる前記利用者識別情報及び前記総額情報と、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報とを対応付けて登録する第1の登録手段と、
    前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報を前記一の携帯端末へ送信する第1の送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置から前記支払い識別情報を受信した前記一の携帯端末は、当該支払い識別情報を無線通信により他の携帯端末へ送信する第2の送信手段を備え、
    前記一の携帯端末から前記支払い識別情報を受信した前記他の携帯端末は、
    当該他の携帯端末の利用者が負担する支払い金額を当該利用者に提示する第1の提示手段と、
    前記第1の提示手段により提示された前記支払い金額の承認指示が前記利用者からあった場合に、当該承認を示す承認情報、当該他の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い識別情報を含む承認登録要求を前記サーバ装置へ送信する第3の送信手段と、
    を備え、
    前記他の携帯端末から前記承認登録要求を受信した前記サーバ装置は、
    受信された承認登録要求に含まれる前記承認情報及び前記利用者識別情報を、前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報に対応付けて登録する第2の登録手段と、
    前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報に基づき前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記承認状況情報を前記一の携帯端末へ送信する第4の送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置から前記承認状況情報を受信した前記一の携帯端末は、
    前記承認状況情報に示される承認状況を前記利用者に提示する第2の提示手段と、
    前記第2の提示手段により前記承認状況が前記利用者に提示された後に、当該利用者の前記利用者識別情報を前記施設の決済処理端末、または前記サーバ装置へ送信する第5の送信手段と、
    を備え、
    前記決済処理端末または前記一の携帯端末から前記利用者識別情報を受信した前記サーバ装置は、当該利用者識別情報に対応付けられて登録されている情報に基づいて前記一の携帯端末の利用者と前記承認情報を送信した前記他の携帯端末の利用者のそれぞれが負担する支払い金額を特定し、当該特定した支払い金額と当該利用者のそれぞれの前記電子マネーのバリューとを用いて支払い処理を実行する支払い処理手段を備えることを特徴とする支払い処理システム。
  2. 前記サーバ装置は、前記受信された承認登録要求に含まれる前記利用者識別情報に対応する前記利用者により承認された前記支払い金額と、当該利用者識別情報に対応付けられて前記記憶手段に記憶されている前記電子マネーのバリューの残高とを比較し、当該残高が当該承認された前記支払い金額以上あるか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記サーバ装置の前記第2の登録手段は、前記判定手段による判定結果を示す情報を、前記受信された承認登録要求に含まれる前記承認情報及び当該利用者識別情報と共に、前記支払い識別情報に対応付けて登録し、
    前記サーバ装置の前記取得手段は、前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報及び前記判定結果を示す情報に基づき前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報であって残高有無を示す情報を含む承認状況情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の支払い処理システム。
  3. 前記識別情報発行要求には、前記支払い総額が前記利用者の人数で除された支払い金額であって、各利用者が負担する前記支払い金額を示す支払金額情報が含まれており、
    前記サーバ装置の前記第1の登録手段は、前記利用者識別情報及び前記支払金額情報を、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報に対応付けて登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の支払い処理システム。
  4. 前記識別情報発行要求には、前記一の携帯端末において入力された、利用者の人数を示す人数情報が含まれており、
    前記サーバ装置は、前記総額情報に示される前記支払い総額を、前記人数情報に示される前記人数で除した金額を、各利用者が負担する支払い金額として算出する算出手段を備え、
    前記サーバ装置の前記第1の登録手段は、前記利用者識別情報、及び前記算出手段により算出された支払い金額を示す支払金額情報を、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報に対応付けて登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の支払い処理システム。
  5. 前記サーバ装置は、前記総額情報に示される前記支払い総額を、前記他の携帯端末の利用者が施設に入ってから支払いまでの経過時間に応じて分割することにより、当該経過時間に応じた支払い金額を算出する算出手段を備え、
    前記サーバ装置の第1の送信手段は、前記算出手段により算出された前記支払い金額を示す支払金額情報を前記一の携帯端末へ送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の支払い処理システム。
  6. 前記一の携帯端末の前記第2の送信手段は、前記支払い識別情報及び前記支払金額情報を前記他の携帯端末へ送信し、
    前記他の携帯端末の前記第1の提示手段は、受信された前記支払金額情報に示される前記支払い金額を前記利用者に提示することを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の支払い処理システム。
  7. 前記識別情報発行要求には、前記一の携帯端末において入力された支払い金額であって、当該一の携帯端末の利用者が負担する支払い金額を示す支払金額情報が含まれており、
    前記サーバ装置の前記第1の登録手段は、前記利用者識別情報及び前記支払金額情報を、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報に対応付けて登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の支払い処理システム。
  8. 前記他の携帯端末の前記第1の提示手段は、当該他の携帯端末において入力された支払い金額であって、当該他の携帯端末の利用者が負担する前記支払い金額を当該利用者に提示し、
    前記他の携帯端末の前記第3の送信手段は、前記第1の提示手段により提示された前記支払い金額の承認指示が前記利用者からあった場合に、当該承認を示す承認情報、当該他の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、前記入力された前記支払い金額を示す支払金額情報、及び前記支払い識別情報を含む承認登録要求を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置の第2の登録手段は、当該承認登録要求に含まれる前記承認情報、前記支払金額情報、及び当該利用者識別情報を、前記第1の登録手段により登録された前記利用者識別情報及び前記支払金額情報に対応付けて登録することを特徴とする請求項7に記載の支払い処理システム。
  9. 前記一の携帯端末は、前記支払い識別情報を前記他の携帯端末へ送信した後、当該支払い識別情報を含む確認要求であって前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を確認する前記確認要求を前記サーバ装置へ送信する第6の送信手段を備え、
    前記サーバ装置の前記取得手段は、前記一の携帯端末から受信された前記確認要求に含まれる前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報に基づき前記承認状況情報を取得することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の支払い処理システム。
  10. 複数の利用者から構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者が負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うサーバ装置であって、前記利用者の電子マネーのバリューを当該利用者毎に固有の利用者識別情報に対応付けて記憶する前記サーバ装置と通信手段を介して通信可能な携帯端末に含まれるコンピュータに、
    前記携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い総額を示す総額情報を含む識別情報発行要求を前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記識別情報発行要求に応じて前記サーバ装置により発行された、支払い処理毎に固有の支払い識別情報を前記サーバ装置から受信するステップと、
    受信された前記支払い識別情報を無線通信により他の携帯端末へ送信するステップと、
    前記支払い識別情報を受信した前記他の携帯端末の利用者が負担する支払い金額の承認を示す承認情報を当該他の携帯端末から受信した前記サーバ装置により取得された承認状況情報であって前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を当該サーバ装置から受信するステップと、
    受信された前記承認状況情報に示される承認状況を前記携帯端末の利用者に提示した後に、当該利用者の前記利用者識別情報を前記施設の決済処理端末、または前記サーバ装置へ送信するステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. 複数の利用者から構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者が負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うサーバ装置であって、通信手段を介して複数の携帯端末と通信を行うことが可能なサーバ装置において、
    前記サーバ装置は、
    前記利用者の電子マネーのバリューを当該利用者毎に固有の利用者識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記複数の携帯端末のうち何れか一の携帯端末から送信された識別情報発行要求であって当該一の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い総額を示す総額情報を含む前記識別情報発行要求を受信した場合に、支払い処理毎に固有の支払い識別情報を発行する発行手段と、
    受信された前記識別情報発行要求に含まれる前記利用者識別情報及び前記総額情報と、前記発行手段により発行された前記支払い識別情報とを対応付けて登録する第1の登録手段と、
    前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報を前記一の携帯端末へ送信する第1の送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置から前記支払い識別情報を受信した前記一の携帯端末は、当該支払い識別情報を無線通信により他の携帯端末へ送信し、当該支払い識別情報を受信した前記他の携帯端末は、当該他の携帯端末の利用者が負担する支払い金額を当該利用者に提示し、当該提示された前記支払い金額の承認指示が前記利用者からあった場合に、当該承認を示す承認情報、当該他の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い識別情報を含む承認登録要求を前記サーバ装置へ送信するものであり、
    前記他の携帯端末から前記承認登録要求を受信した前記サーバ装置は、
    受信された承認登録要求に含まれる前記承認情報及び当該利用者識別情報を、前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報に対応付けて登録する第2の登録手段と、
    前記第1の登録手段により登録された前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報に基づき前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記承認状況情報を前記一の携帯端末へ送信する第4の送信手段と、
    を更に備え、
    前記サーバ装置から前記承認状況情報を受信した前記一の携帯端末は、前記承認状況情報に示される承認状況を前記利用者に提示した後に、当該利用者の前記利用者識別情報を前記施設の決済処理端末、または前記サーバ装置へ送信するものであり、
    前記決済処理端末または前記一の携帯端末から前記利用者識別情報を受信した前記サーバ装置は、当該利用者識別情報に対応付けられて登録されている情報に基づいて前記一の携帯端末の利用者と前記承認情報を送信した前記他の携帯端末の利用者のそれぞれが負担する支払い金額を特定し、当該特定した支払い金額と当該利用者のそれぞれの前記電子マネーのバリューとを用いて支払い処理を実行する支払い処理手段を更に備えることを特徴とするサーバ装置。
  12. 請求項11に記載のサーバ装置として機能させることを特徴とするサーバ処理プログラム。
  13. 複数の利用者から構成されるグループが施設において商取引を行う際の支払い総額を当該グループを構成する利用者が負担する支払い金額に分割して支払い処理を行うサーバ装置であって、通信手段を介して複数の携帯端末と通信を行うことが可能なサーバ装置を備える支払い処理システムにおいて行われる支払い処理方法であって、
    前記サーバ装置が、前記利用者の電子マネーのバリューを当該利用者毎に固有の利用者識別情報に対応付けて記憶するステップと、
    前記サーバ装置が、前記複数の携帯端末のうち何れか一の携帯端末から送信された識別情報発行要求であって当該一の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い総額を示す総額情報を含む前記識別情報発行要求を受信した場合に、支払い処理毎に固有の支払い識別情報を発行するステップと、
    前記サーバ装置が、受信された前記識別情報発行要求に含まれる前記利用者識別情報及び前記総額情報と、前記発行された前記支払い識別情報とを対応付けて登録するステップと、
    前記サーバ装置が、前記登録された前記支払い識別情報を前記一の携帯端末へ送信するステップと、
    前記サーバ装置から前記支払い識別情報を受信した前記一の携帯端末が、当該支払い識別情報を無線通信により他の携帯端末へ送信するステップと、
    前記一の携帯端末から前記支払い識別情報を受信した前記他の携帯端末が、当該他の携帯端末の利用者が負担する支払い金額を当該利用者に提示し、当該支払い金額の承認指示が前記利用者からあった場合に、当該承認を示す承認情報、当該他の携帯端末の利用者の前記利用者識別情報、及び前記支払い識別情報を含む承認登録要求を前記サーバ装置へ送信するステップと、
    前記他の携帯端末から前記承認登録要求を受信した前記サーバ装置が、受信された承認登録要求に含まれる前記承認情報及び当該利用者識別情報を、前記登録された前記支払い識別情報に対応付けて登録するステップと、
    前記サーバ装置が、前記登録された前記支払い識別情報に対応付けられて登録されている前記承認情報に基づき前記他の携帯端末の利用者による前記支払い金額の承認状況を示す承認状況情報を取得するステップと、
    前記サーバ装置が、前記取得された前記承認状況情報を前記一の携帯端末へ送信するステップと、
    前記サーバ装置から前記承認状況情報を受信した前記一の携帯端末が、前記承認状況情報に示される承認状況を前記利用者に提示した後に、当該利用者の前記利用者識別情報を前記施設の決済処理端末、または前記サーバ装置へ送信するステップと、
    前記決済処理端末または前記一の携帯端末から前記利用者識別情報を受信した前記サーバ装置が、当該利用者識別情報に対応付けられて登録されている情報に基づいて前記一の携帯端末の利用者と前記承認情報を送信した前記他の携帯端末の利用者のそれぞれが負担する支払い金額を特定し、当該特定した支払い金額と当該利用者のそれぞれの前記電子マネーのバリューとを用いて支払い処理を実行するステップと、
    を含むことを特徴とする支払い処理方法。
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