JP2002183628A - 共同電子決済サーバの制御方法及び制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
共同電子決済サーバの制御方法及び制御プログラムを記録した記録媒体Info
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Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の利用者が所有する端末を用いて、共同
電子決済を可能とする共同電子決済サーバの制御方法及
び制御プログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 共同電子決済サーバは、利用者が操作す
る複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な通信手段
を有し、複数の端末へ、複数の利用者が共同で決済すべ
き合計料金の情報を送信する第１の段階と、複数の端末
から、各利用者が支払うことを所望する、合計料金に対
する比率を受信する第２の段階と、利用者毎に比率に応
じた支払料金を算出する第３の段階と、利用者毎に電子
決済を行う第４の段階とを有する。
電子決済を可能とする共同電子決済サーバの制御方法及
び制御プログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 共同電子決済サーバは、利用者が操作す
る複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な通信手段
を有し、複数の端末へ、複数の利用者が共同で決済すべ
き合計料金の情報を送信する第１の段階と、複数の端末
から、各利用者が支払うことを所望する、合計料金に対
する比率を受信する第２の段階と、利用者毎に比率に応
じた支払料金を算出する第３の段階と、利用者毎に電子
決済を行う第４の段階とを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子決済サーバの
制御方法に関する。
制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、オンラインショッピング等のネッ
トワークを介して行われる電子決済は、１ユーザのみを
対象としたものであった。また、このような電子決済
は、今後、携帯電話機又はＰＤＡ等の携帯端末に搭載さ
れた電子マネー機能によって行われつつある。既存の電
子決済方式としては、例えば、特開平１１−２５３２９
「電子決算システム」、ＮＴＴ電子マネープロトコル
「階層型電子現金方式」Theproceedings of the 1998 S
ymposium on Cryptography and Information Security.
SCIS'98-3.1.D,1998、及び柿添,他,「電子マネーによる
複数受領者宛て支払い方式の検討」情報処理学会全国大
会,2000がある。
トワークを介して行われる電子決済は、１ユーザのみを
対象としたものであった。また、このような電子決済
は、今後、携帯電話機又はＰＤＡ等の携帯端末に搭載さ
れた電子マネー機能によって行われつつある。既存の電
子決済方式としては、例えば、特開平１１−２５３２９
「電子決算システム」、ＮＴＴ電子マネープロトコル
「階層型電子現金方式」Theproceedings of the 1998 S
ymposium on Cryptography and Information Security.
SCIS'98-3.1.D,1998、及び柿添,他,「電子マネーによる
複数受領者宛て支払い方式の検討」情報処理学会全国大
会,2000がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子決済の方式では、日常生活で行われているような複
数人による共同現金決済を行うことはできない。あくま
で電子決済は１ユーザのみを対象としたものであるから
である。
電子決済の方式では、日常生活で行われているような複
数人による共同現金決済を行うことはできない。あくま
で電子決済は１ユーザのみを対象としたものであるから
である。
【０００４】そこで、本発明は、複数の利用者が所有す
る端末を用いて、共同電子決済を可能とする共同電子決
済サーバの制御方法及び制御プログラムを記録した記録
媒体を提供することを目的とする。
る端末を用いて、共同電子決済を可能とする共同電子決
済サーバの制御方法及び制御プログラムを記録した記録
媒体を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、利用者
が操作する複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な
通信手段を有する共同電子決済サーバの制御方法であっ
て、複数の端末へ、複数の利用者が共同で決済すべき合
計料金の情報を送信する第１の段階と、複数の端末か
ら、各利用者が支払うことを所望する、合計料金に対す
る比率を受信する第２の段階と、利用者毎に比率に応じ
た支払料金を算出する第３の段階と、利用者毎に電子決
済を行う第４の段階とを有する。これにより、複数の利
用者が所有する端末を用いて、自ら支払う割合に応じて
共同電子決済をすることが可能となる。
が操作する複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な
通信手段を有する共同電子決済サーバの制御方法であっ
て、複数の端末へ、複数の利用者が共同で決済すべき合
計料金の情報を送信する第１の段階と、複数の端末か
ら、各利用者が支払うことを所望する、合計料金に対す
る比率を受信する第２の段階と、利用者毎に比率に応じ
た支払料金を算出する第３の段階と、利用者毎に電子決
済を行う第４の段階とを有する。これにより、複数の利
用者が所有する端末を用いて、自ら支払う割合に応じて
共同電子決済をすることが可能となる。
【０００６】また、本発明によれば、利用者が操作する
複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な通信手段を
有する共同電子決済サーバの制御方法であって、複数の
端末へ、複数の利用者が共同で決済すべき決済項目及び
その料金の情報を送信する第１の段階と、複数の端末か
ら、各利用者が支払うことを所望する決済項目の情報を
受信する第２の段階と、利用者毎に決済項目に応じた支
払料金を算出する第３の段階と、利用者毎に電子決済を
行う第４の段階とを有する。これにより、複数の利用者
が所有する端末を用いて、自ら支払うべき項目に応じて
共同電子決済をすることが可能となる。
複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な通信手段を
有する共同電子決済サーバの制御方法であって、複数の
端末へ、複数の利用者が共同で決済すべき決済項目及び
その料金の情報を送信する第１の段階と、複数の端末か
ら、各利用者が支払うことを所望する決済項目の情報を
受信する第２の段階と、利用者毎に決済項目に応じた支
払料金を算出する第３の段階と、利用者毎に電子決済を
行う第４の段階とを有する。これにより、複数の利用者
が所有する端末を用いて、自ら支払うべき項目に応じて
共同電子決済をすることが可能となる。
【０００７】本発明の他の実施形態によれば、第３の段
階について、１つの決済項目に対して複数の利用者が支
払うことを所望する場合、当該決済項目の料金を等分割
して支払料金を算出することも好ましい。これにより、
通常の商取引における「割り勘」を可能にする。
階について、１つの決済項目に対して複数の利用者が支
払うことを所望する場合、当該決済項目の料金を等分割
して支払料金を算出することも好ましい。これにより、
通常の商取引における「割り勘」を可能にする。
【０００８】本発明の他の実施形態によれば、第３の段
階後で第４の段階前に、利用者の端末毎へ、当該利用者
の支払料金の情報を送信する段階と、利用者の端末毎か
ら、支払料金の支払いに対する確認の情報を受信する段
階とを更に有することも好ましい。これにより、当該利
用者が支払うべき料金を確認することができる。
階後で第４の段階前に、利用者の端末毎へ、当該利用者
の支払料金の情報を送信する段階と、利用者の端末毎か
ら、支払料金の支払いに対する確認の情報を受信する段
階とを更に有することも好ましい。これにより、当該利
用者が支払うべき料金を確認することができる。
【０００９】本発明の他の実施形態によれば、第１の段
階の前に、複数の端末へ、グループ参加要求の情報を送
信する段階と、複数の端末から、グループ参加確認の情
報を受信する段階とを有し、グループ参加確認の情報を
送信した複数の端末で共同電子決済を行うことも好まし
い。これにより、グループを構成することができるの
で、共同決済するメンバだけの通信が可能となる。
階の前に、複数の端末へ、グループ参加要求の情報を送
信する段階と、複数の端末から、グループ参加確認の情
報を受信する段階とを有し、グループ参加確認の情報を
送信した複数の端末で共同電子決済を行うことも好まし
い。これにより、グループを構成することができるの
で、共同決済するメンバだけの通信が可能となる。
【００１０】本発明の他の実施形態によれば、グループ
が構成された複数の端末と共同電子決済サーバとの間の
通信は、秘匿性が確保されることも好ましい。例えば、
ＳＳＬ(Secure Sockets Layer)プロトコルを用いること
により、電子決済情報が、グループ外の端末から閲覧さ
れることを防ぐことができる。
が構成された複数の端末と共同電子決済サーバとの間の
通信は、秘匿性が確保されることも好ましい。例えば、
ＳＳＬ(Secure Sockets Layer)プロトコルを用いること
により、電子決済情報が、グループ外の端末から閲覧さ
れることを防ぐことができる。
【００１１】本発明の他の実施形態によれば、共同電子
決済サーバがＷＷＷサーバ手段を有し、端末はブラウザ
手段を有し、情報はハイパーテキスト形式であることも
好ましい。これにより、端末側に特別に機能を設ける必
要がなくなり、サーバ側の機能だけで実現することが可
能となる。
決済サーバがＷＷＷサーバ手段を有し、端末はブラウザ
手段を有し、情報はハイパーテキスト形式であることも
好ましい。これにより、端末側に特別に機能を設ける必
要がなくなり、サーバ側の機能だけで実現することが可
能となる。
【００１２】本発明の他の実施形態によれば、通信手段
は、無線ＬＡＮ又はブルートゥースの通信アダプタであ
るのが好ましい。
は、無線ＬＡＮ又はブルートゥースの通信アダプタであ
るのが好ましい。
【００１３】本発明の他の実施形態によれば、端末は、
携帯電話機、ＰＨＳ電話機、携帯型情報端末又はカーナ
ビゲーション端末であってもよい。
携帯電話機、ＰＨＳ電話機、携帯型情報端末又はカーナ
ビゲーション端末であってもよい。
【００１４】更に、本発明によれば、利用者が操作する
複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な通信手段を
有する共同電子決済サーバ用の制御プログラムを記録し
た記録媒体であって、複数の端末へ、複数の利用者が共
同で決済すべき合計料金の情報を送信する第１のプログ
ラムと、複数の端末から、各利用者が支払うことを所望
する、合計料金に対する比率を受信する第２のプログラ
ムと、利用者毎に比率に応じた支払料金を算出する第３
のプログラムと、利用者毎に電子決済を行う第４のプロ
グラムとを有する。
複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な通信手段を
有する共同電子決済サーバ用の制御プログラムを記録し
た記録媒体であって、複数の端末へ、複数の利用者が共
同で決済すべき合計料金の情報を送信する第１のプログ
ラムと、複数の端末から、各利用者が支払うことを所望
する、合計料金に対する比率を受信する第２のプログラ
ムと、利用者毎に比率に応じた支払料金を算出する第３
のプログラムと、利用者毎に電子決済を行う第４のプロ
グラムとを有する。
【００１５】また、本発明によれば、利用者が操作する
複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な通信手段を
有する共同電子決済サーバ用の制御プログラムを記録し
た記録媒体であって、複数の端末へ、複数の利用者が共
同で決済すべき決済項目及びその料金の情報を送信する
第１のプログラムと、複数の端末から、各利用者が支払
うことを所望する決済項目の情報を受信する第２のプロ
グラムと、利用者毎に決済項目に応じた支払料金を算出
する第３のプログラムと、利用者毎に電子決済を行う第
４のプログラムとを有する。
複数の端末と同時且つ放送的に送受信可能な通信手段を
有する共同電子決済サーバ用の制御プログラムを記録し
た記録媒体であって、複数の端末へ、複数の利用者が共
同で決済すべき決済項目及びその料金の情報を送信する
第１のプログラムと、複数の端末から、各利用者が支払
うことを所望する決済項目の情報を受信する第２のプロ
グラムと、利用者毎に決済項目に応じた支払料金を算出
する第３のプログラムと、利用者毎に電子決済を行う第
４のプログラムとを有する。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下では、図面を用いて、本発明
の実施形態を詳細に説明する。
の実施形態を詳細に説明する。
【００１７】最初に、複数の利用者が共同で料金を支払
う場合の支払方法を検討する。現在の商慣行において
は、次の方法が考えられる。 （１）グループの合計金額をグループ全員の利用者数で
均等に割った金額を各利用者の支払額とする。 （２）内訳に従って、各利用者が自分の分の項目につい
てのみ支払う。 （３）利用者毎に支払比率を設け、比率に基づいた総和
が合計金額となるようにする。 （４）ある一人の利用者が全て支払う。
う場合の支払方法を検討する。現在の商慣行において
は、次の方法が考えられる。 （１）グループの合計金額をグループ全員の利用者数で
均等に割った金額を各利用者の支払額とする。 （２）内訳に従って、各利用者が自分の分の項目につい
てのみ支払う。 （３）利用者毎に支払比率を設け、比率に基づいた総和
が合計金額となるようにする。 （４）ある一人の利用者が全て支払う。
【００１８】本発明の実施形態として、特に（２）の支
払方法について説明していく。但し、他の支払方法につ
いても、本発明の技術的な範囲の中で容易に実現するこ
とができるものである。
払方法について説明していく。但し、他の支払方法につ
いても、本発明の技術的な範囲の中で容易に実現するこ
とができるものである。
【００１９】図１は、本発明によるシステム構成図であ
って、電子決済サーバから携帯電話機へ決済項目及びそ
の料金の情報を送信し、携帯電話機を所持している利用
者が支払うべき項目をチェックしていることを表してい
る。
って、電子決済サーバから携帯電話機へ決済項目及びそ
の料金の情報を送信し、携帯電話機を所持している利用
者が支払うべき項目をチェックしていることを表してい
る。
【００２０】図１のシステムは、無線基地局を有する電
子決済サーバ１と、携帯電話機２１〜２４と有する。無
線基地局と携帯電話機との間は、例えば無線ＬＡＮ又は
ブルートゥースＴＭのような、アドホック的な高速無線
通信回線を介して接続される。従って、共同で料金決済
を行う場合は、最初に、複数の携帯電話機でグループを
構成する必要がある。図１によれば、電子決済サーバ１
と通信可能な携帯電話機２１〜２３のうち、携帯電話機
２１〜２３がグループを構成している。
子決済サーバ１と、携帯電話機２１〜２４と有する。無
線基地局と携帯電話機との間は、例えば無線ＬＡＮ又は
ブルートゥースＴＭのような、アドホック的な高速無線
通信回線を介して接続される。従って、共同で料金決済
を行う場合は、最初に、複数の携帯電話機でグループを
構成する必要がある。図１によれば、電子決済サーバ１
と通信可能な携帯電話機２１〜２３のうち、携帯電話機
２１〜２３がグループを構成している。
【００２１】電子決済サーバ１は、複数の携帯電話機を
グループとして管理するグループ管理手段と、自動的に
与信及び決済を行う決済手段と、前述の高速無線通信回
線を介して提供するＷＷＷサーバ手段とを有する。グル
ープ管理手段は、あるグループに属する携帯電話機との
間に通信セッションを確立し、携帯電話機に識別子ＩＤ
を付与する。また、携帯電話機が事前にＩＤを保持する
ものであってもよい。決済手段は、既存のクレジットカ
ード番号を用いた方法でも、電子マネー及び電子財布か
らなる電子商取引の方法であってもよい。
グループとして管理するグループ管理手段と、自動的に
与信及び決済を行う決済手段と、前述の高速無線通信回
線を介して提供するＷＷＷサーバ手段とを有する。グル
ープ管理手段は、あるグループに属する携帯電話機との
間に通信セッションを確立し、携帯電話機に識別子ＩＤ
を付与する。また、携帯電話機が事前にＩＤを保持する
ものであってもよい。決済手段は、既存のクレジットカ
ード番号を用いた方法でも、電子マネー及び電子財布か
らなる電子商取引の方法であってもよい。
【００２２】電子決済サーバ１がＷＷＷサーバ手段を有
することにより、携帯電話機は、既存のブラウザを有す
るだけでよい。従って、電子決済サーバ１に機能を実装
するだけで、システムを構築することが可能となる。
することにより、携帯電話機は、既存のブラウザを有す
るだけでよい。従って、電子決済サーバ１に機能を実装
するだけで、システムを構築することが可能となる。
【００２３】図１によれば、携帯電話機２１〜２３のそ
れぞれの画面２１０〜２３０には、共同で決済すべき決
済項目、料金及び税金が表示される。そして、決済項目
それぞれについて、当該携帯電話機を所持している利用
者が支払うことを所望するか否かをチェックすることが
できる欄が表示されている。利用者は、自ら支払うこと
を所望する決済項目にチェックすることができる。その
決済項目は、電子決済サーバ１に送信され、該サーバ１
の画面１０において、グループに属する携帯電話機の使
用者毎にそのチェック項目が表示される。
れぞれの画面２１０〜２３０には、共同で決済すべき決
済項目、料金及び税金が表示される。そして、決済項目
それぞれについて、当該携帯電話機を所持している利用
者が支払うことを所望するか否かをチェックすることが
できる欄が表示されている。利用者は、自ら支払うこと
を所望する決済項目にチェックすることができる。その
決済項目は、電子決済サーバ１に送信され、該サーバ１
の画面１０において、グループに属する携帯電話機の使
用者毎にそのチェック項目が表示される。
【００２４】グループに属する全ての携帯電話機からの
支払い情報を収集すると、電子決済サーバ１は、それぞ
れの携帯電話機に対して、支払うべき料金の確認情報を
送信する。このとき、１つの決済項目に対して複数の利
用者がチェックを入れた場合は、それぞれの利用者の割
勘となる。
支払い情報を収集すると、電子決済サーバ１は、それぞ
れの携帯電話機に対して、支払うべき料金の確認情報を
送信する。このとき、１つの決済項目に対して複数の利
用者がチェックを入れた場合は、それぞれの利用者の割
勘となる。
【００２５】図２は、図１に続いて、携帯電話機を所持
している利用者が支払うべき料金を確認していることを
表している。
している利用者が支払うべき料金を確認していることを
表している。
【００２６】例えば、携帯電話機２１を所持する利用者
は、２つの決済項目にチェックを入れたので、その２つ
の決済項目に相当する当該利用者が支払うべき料金が表
示される。また、携帯電話機２２を所持する利用者は、
３つの決済項目にチェックを入れたので、その３つの決
済項目に相当する当該利用者が支払うべき料金が表示さ
れる。更に、携帯電話機２３を所持する利用者は、１つ
の決済項目にチェックを入れたので、その１つの決済項
目に相当する当該利用者が支払うべき料金が表示され
る。
は、２つの決済項目にチェックを入れたので、その２つ
の決済項目に相当する当該利用者が支払うべき料金が表
示される。また、携帯電話機２２を所持する利用者は、
３つの決済項目にチェックを入れたので、その３つの決
済項目に相当する当該利用者が支払うべき料金が表示さ
れる。更に、携帯電話機２３を所持する利用者は、１つ
の決済項目にチェックを入れたので、その１つの決済項
目に相当する当該利用者が支払うべき料金が表示され
る。
【００２７】それぞれの携帯電話機に表示された画面に
は、「ＯＫ」及び「ＮＧ」の欄があり、表示された料金
に納得した利用者は、「ＯＫ」の欄をチェックすること
ができる。ここで、「ＮＧ」の欄をチェックした場合
は、再度、図１に表示された画面に移行することができ
る。
は、「ＯＫ」及び「ＮＧ」の欄があり、表示された料金
に納得した利用者は、「ＯＫ」の欄をチェックすること
ができる。ここで、「ＮＧ」の欄をチェックした場合
は、再度、図１に表示された画面に移行することができ
る。
【００２８】図３は、本発明によるシーケンス図であ
る。
る。
【００２９】最初に、電子決済サーバ１は、アドホック
的な無線通信手段を用いて、「グループメンバ参加要
求」を、複数の端末へ同報的に送信する（Ｓ１）。次
に、そのグループ参加要求に対して参加を希望する利用
者は、端末を用いて、「参加応答」する旨を、電子決済
サーバ１へ送信する（Ｓ２）。次に、電子決済サーバ１
は、グループへの参加を希望する端末だけに、「グルー
プメンバ確認要求」を送信し、グループに属する端末を
確認する（Ｓ３）。「グループメンバ確認要求」を受信
した端末は、そのメンバリストを画面に表示し、その表
示を確認した利用者は、端末を用いて、「ＯＫ」を送信
する（Ｓ４）。
的な無線通信手段を用いて、「グループメンバ参加要
求」を、複数の端末へ同報的に送信する（Ｓ１）。次
に、そのグループ参加要求に対して参加を希望する利用
者は、端末を用いて、「参加応答」する旨を、電子決済
サーバ１へ送信する（Ｓ２）。次に、電子決済サーバ１
は、グループへの参加を希望する端末だけに、「グルー
プメンバ確認要求」を送信し、グループに属する端末を
確認する（Ｓ３）。「グループメンバ確認要求」を受信
した端末は、そのメンバリストを画面に表示し、その表
示を確認した利用者は、端末を用いて、「ＯＫ」を送信
する（Ｓ４）。
【００３０】次に、電子決済サーバ１は、グループに属
する端末へ「決済項目のチェック要求」を送信する（Ｓ
５）。その表示例は、前述した図１のようになる。利用
者は、端末に表示された決済項目について、自ら料金を
支払うことを所望する項目にチェックを入れる。このチ
ェック情報は、電子決済サーバ１へ送信される（Ｓ
６）。
する端末へ「決済項目のチェック要求」を送信する（Ｓ
５）。その表示例は、前述した図１のようになる。利用
者は、端末に表示された決済項目について、自ら料金を
支払うことを所望する項目にチェックを入れる。このチ
ェック情報は、電子決済サーバ１へ送信される（Ｓ
６）。
【００３１】次に、電子決済サーバ１は、全ての端末か
ら当該チェック情報を収集し、利用者毎に支払うべき料
金を算出する。そして、電子決済サーバ１は、端末毎に
利用者が支払うべき料金情報を送信する（Ｓ７）。該料
金情報を受信した端末は、その情報を画面に表示する。
その表示例は、前述した図２のようになる。利用者は、
端末に表示された料金を確認し、端末を用いて、電子決
済サーバ１へ「確認」を送信する。
ら当該チェック情報を収集し、利用者毎に支払うべき料
金を算出する。そして、電子決済サーバ１は、端末毎に
利用者が支払うべき料金情報を送信する（Ｓ７）。該料
金情報を受信した端末は、その情報を画面に表示する。
その表示例は、前述した図２のようになる。利用者は、
端末に表示された料金を確認し、端末を用いて、電子決
済サーバ１へ「確認」を送信する。
【００３２】最後に、電子決済サーバ１は、グループに
属する全ての端末からの「確認」を受信すると、利用者
毎の料金で決済処理を行う。
属する全ての端末からの「確認」を受信すると、利用者
毎の料金で決済処理を行う。
【００３３】前述した本発明の種々の実施形態は、本発
明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省
略が、当業者によれば容易に行うことができる。前述の
説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするもの
ではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物と
して限定するものにのみ制約される。
明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省
略が、当業者によれば容易に行うことができる。前述の
説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするもの
ではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物と
して限定するものにのみ制約される。
【００３４】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、複数の利用者が所有する端末を用いて共同電子
決済をすることができる。具体的には、複数人で飲食店
等で食事等をした際に、該飲食店に設置された電子決済
サーバと、各自が所持する携帯電話機との間で通信させ
ることにより、割り勘等の共同電子決済処理を実現する
ことができる。
よれば、複数の利用者が所有する端末を用いて共同電子
決済をすることができる。具体的には、複数人で飲食店
等で食事等をした際に、該飲食店に設置された電子決済
サーバと、各自が所持する携帯電話機との間で通信させ
ることにより、割り勘等の共同電子決済処理を実現する
ことができる。
【図１】本発明によるシステム構成図であって、各携帯
電話機の画面には支払項目が表示されている。
電話機の画面には支払項目が表示されている。
【図２】本発明によるシステム構成図であって、各携帯
電話機の画面には支払項目の確認が表示されている。
電話機の画面には支払項目の確認が表示されている。
【図３】本発明によるシーケンス図である。
１ 電子決済サーバ １０ 電子決済サーバの画面 ２１、２２、２３、２４ 携帯電話機 ２１０、２２０、２３０ 携帯電話機の画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 貴仁 埼玉県上福岡市大原二丁目１番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 (72)発明者 堀内 浩規 埼玉県上福岡市大原二丁目１番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 Ｆターム(参考） 5K067 AA29 BB04 DD29 EE02 EE12 FF23 HH22 HH24
Claims (11)
- 【請求項１】 利用者が操作する複数の端末と同時且つ
放送的に送受信可能な通信手段を有する共同電子決済サ
ーバの制御方法であって、 前記複数の端末へ、複数の利用者が共同で決済すべき合
計料金の情報を送信する第１の段階と、 前記複数の端末から、各利用者が支払うことを所望す
る、前記合計料金に対する比率を受信する第２の段階
と、 前記利用者毎に前記比率に応じた支払料金を算出する第
３の段階と、 前記利用者毎に電子決済を行う第４の段階とを有するこ
とを特徴とする共同電子決済サーバの制御方法。 - 【請求項２】 利用者が操作する複数の端末と同時且つ
放送的に送受信可能な通信手段を有する共同電子決済サ
ーバの制御方法であって、 前記複数の端末へ、複数の利用者が共同で決済すべき決
済項目及びその料金の情報を送信する第１の段階と、 前記複数の端末から、各利用者が支払うことを所望する
前記決済項目の情報を受信する第２の段階と、 前記利用者毎に前記決済項目に応じた支払料金を算出す
る第３の段階と、 前記利用者毎に電子決済を行う第４の段階とを有するこ
とを特徴とする共同電子決済サーバの制御方法。 - 【請求項３】 前記第３の段階について、１つの前記決
済項目に対して複数の前記利用者が支払うことを所望す
る場合、当該決済項目の料金を等分割して支払料金を算
出することを特徴とする請求項２に記載の方法。 - 【請求項４】 前記第３の段階後で前記第４の段階前
に、 前記利用者の端末毎へ、当該利用者の支払料金の情報を
送信する段階と、 前記利用者の端末毎から、前記支払料金の支払いに対す
る確認の情報を受信する段階とを更に有することを特徴
とする請求項１から３のいずれか１項に記載の方法。 - 【請求項５】 前記第１の段階の前に、 前記複数の端末へ、グループ参加要求の情報を送信する
段階と、 前記複数の端末から、グループ参加確認の情報を受信す
る段階とを有し、 前記グループ参加確認の情報を送信した複数の端末で共
同電子決済を行うことを特徴とする請求項１から４のい
ずれか１項に記載の方法。 - 【請求項６】 グループが構成された前記複数の端末と
前記共同電子決済サーバとの間の通信は、秘匿性が確保
されることを特徴とする請求項５に記載の方法。 - 【請求項７】 前記共同電子決済サーバがＷＷＷサーバ
手段を有し、前記端末はブラウザ手段を有し、前記情報
はハイパーテキスト形式であることを特徴とする請求項
１から６のいずれか１項に記載の方法。 - 【請求項８】 前記通信手段は、無線ＬＡＮ又はブルー
トゥースの通信アダプタであることを特徴とする請求項
１から７のいずれか１項に記載の方法。 - 【請求項９】 前記端末は、携帯電話機、ＰＨＳ電話
機、携帯型情報端末又はカーナビゲーション端末である
ことを特徴とする請求項１から８のいずれか１項に記載
の方法。 - 【請求項１０】 利用者が操作する複数の端末と同時且
つ放送的に送受信可能な通信手段を有する共同電子決済
サーバ用の制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、 前記複数の端末へ、複数の利用者が共同で決済すべき合
計料金の情報を送信する第１のプログラムと、 前記複数の端末から、各利用者が支払うことを所望す
る、前記合計料金に対する比率を受信する第２のプログ
ラムと、 前記利用者毎に前記比率に応じた支払料金を算出する第
３のプログラムと、 前記利用者毎に電子決済を行う第４のプログラムとを有
することを特徴とする共同電子決済サーバ用の制御プロ
グラムを記録した記録媒体。 - 【請求項１１】 利用者が操作する複数の端末と同時且
つ放送的に送受信可能な通信手段を有する共同電子決済
サーバ用の制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、 前記複数の端末へ、複数の利用者が共同で決済すべき決
済項目及びその料金の情報を送信する第１のプログラム
と、 前記複数の端末から、各利用者が支払うことを所望する
前記決済項目の情報を受信する第２のプログラムと、 前記利用者毎に前記決済項目に応じた支払料金を算出す
る第３のプログラムと、 前記利用者毎に電子決済を行う第４のプログラムとを有
することを特徴とする共同電子決済サーバ用の制御プロ
グラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000378726A JP2002183628A (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 共同電子決済サーバの制御方法及び制御プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000378726A JP2002183628A (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 共同電子決済サーバの制御方法及び制御プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002183628A true JP2002183628A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18847235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000378726A Pending JP2002183628A (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 共同電子決済サーバの制御方法及び制御プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002183628A (ja) |
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