JP2013250146A - プローブカード - Google Patents

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Teppei Kimura
哲平 木村
Kazuo Yokoyama
和男 横山
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Abstract

【目的】 本発明の目的は、プローブの電極に対する実装強度を向上させることが可能なプローブカードを提供することにある。
【構成】 プローブカードは、第1面101と、第1面101上に間隔をあけて設けられた複数の電極110とを有する配線基板100と、配線基板100の第1面101上に少なくとも電極110の一部を露出させるように設けられた絶縁性を有する接着層200と、接着層200上に設けられた絶縁板であり且つ電極110に対応する位置に設けられた複数の貫通孔310を有するガイド板300と、ガイド板300の貫通孔310に部分的に挿入された複数のプローブ400と、ガイド板300の貫通孔310内に設けられ、貫通孔310内でプローブ400を電極110と貫通孔310の内面上の金属層322とに接合した複数の導電接合部900とを備えている。
【選択図】 図1B

Description

本発明は、半導体チップの等の電気的所得性を検査するのに使用されるプローブカードに関する。
この種のプローブカードとしては、複数の電極を有する基板と、この基板の電極上にはんだ接続されたプローブとを備えているものがある(特許文献1参照)。
特開2011-112517号公報
近年、半導体デバイスの高集積化に伴って、プローブカードのプローブ及び基板の電極は微細化されている。このため、はんだのプローブと基板の電極とに対する接合面積が低減し、プローブの基板の電極に対する実装強度が低下していた。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、プローブの電極に対する実装強度を向上させることが可能なプローブカードを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のプローブカードは、第1面と、前記第1面上に間隔をあけて設けられた複数の電極とを有する配線基板と、前記配線基板の第1面上に少なくとも前記電極の一部を露出させるように設けられた絶縁性を有する接着層と、前記接着層上に設けられた絶縁板であり且つ前記電極に対応する位置に設けられた複数の貫通孔を有するガイド板と、前記ガイド板の貫通孔に部分的に挿入された複数のプローブと、前記ガイド板の貫通孔内に設けられ、前記プローブを前記電極と前記貫通孔の内面とに接合した複数の導電接合部とを備えている。
このような発明の態様による場合、導電接合部がガイド板の貫通孔内に設けられ、プローブを配線基板の電極及び貫通孔の内面に接合している。よって、導電接合部の接合面積が増大するので、プローブの電極に対する実装強度を向上させることができる。しかも、配線基板とガイド板の間を接着する接着層が、配線基板の第1面上に少なくとも前記電極の一部を露出させるように設けられている。このため、接着層が、溶解した導電接合部が貫通孔から流れ出すのを防ぎ、隣り合う導電接合部が接続されるのを防ぐことができる。
前記ガイド板の貫通孔の内面には、当該内面よりも前記導電接合部と密着性が高い密着増強層が設けられた構成とすることが可能である。前記導電接合部は、前記プローブを前記電極と前記密着増強層とに接合する構成とすることが可能である。
このような発明の態様による場合、密着増強層は、絶縁板であるガイド板の貫通孔の内面よりも導電接合部に対する密着性が高い。このため、導電接合部が、貫通孔内でプローブを電極と密着増強層とに接合することにより、プローブの電極に対する実装強度を更に向上させることができる。
本発明の実施例1に係るプローブカードの概略的断面図である。 前記プローブカードの図1A中のX部分の概略的拡大図である。 前記プローブカードのガイド板の概略的部分平面図である。 前記ガイド板の2B−2B断面図である。 前記ガイド板の製造工程を示す図である。 前記プローブカードの設計変更例を示す図1A中のX部分に相当する部分の概略的拡大図である。 前記ガイド板の別の製造工程を示す図である。
以下、本発明の実施例1に係るプローブカードついて図1A〜図3を参照しつつ説明する。
図1Aに示すプローブカードは、配線基板100と、接着層200と、ガイド板300と、複数のプローブ400と、メイン基板500と、複数の中継部材600と、補強板700と、複数の支持部800と、複数の導電接合部900とを備えている。以下、前記プローブカードの各構成要素について詳しく説明する。
メイン基板500はプリント基板である。メイン基板500は、図1Aに示すように、第1面と、前記第1面の裏側の第2面とを有している。メイン基板500の第1面には複数の電極510が、メイン基板500の第2面の外縁部には複数の外部電極520が設けられている。電極510と外部電極520とはメイン基板500の第1、第2面及び/又は内部に設けられた図示しない複数の導電ラインにより接続されている。
補強板700はメイン基板500よりも硬い板状の部材(例えばステンレス鋼等の板)である。この補強板700は、図1Aに示すように、メイン基板500の第2面にネジ止めされている。この補強板700によりメイン基板500の撓みが抑止される。
各支持部800は、図1Aに示すように、本体部と、フランジとを有している。本体部はメイン基板500に固着されている。フランジは本体部の先端部に内側に向けて突設されている。このフランジが配線基板100の外周部を支持している。
配線基板100は、ST(スペーストランスフォーマ)基板である。配線基板100は、図1Aに示すように、固定用のネジによりメイン基板500及び補強板700に固着されている。また、配線基板100の外周部は支持部800のフランジに支持されている。これにより、配線基板100は、メイン基板500に対して間隔をあけて平行に位置している。配線基板100は、第1面101と、第1面101の裏側の第2面102とを有している。配線基板100の第1面101上には、複数の電極110が間隔をあけて(例えば、マトリックス状に)配設されている。また、配線基板100の第2面102には複数の電極120が間隔をあけて(例えば、マトリックス状に)配設されている。電極120の間隔は、電極110の間隔よりも広く設定されている。電極110と電極120とは配線基板100の第1、第2面101、102及び/又は内部に設けられた図示しない複数の導電ラインにより接続されている。なお、電極110が特許請求の範囲の配線基板の電極に相当する。
各中継部材600は、図1Aに示すように、略く字状のICピンである。この中継部材600がメイン基板500の電極510と配線基板100の電極120との間に介在し、両者を電気的に接続している。
接着層200は、絶縁性を有する熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂である。接着層200は、図1Aに示すように、配線基板100の第1面101上に電極110の中央部を露出させるように設けられている。換言すると、配線基板100の第1面101上に電極110の外周部は、接着層200内に埋まっている。
ガイド板300は、図1A、図2A及び図2Bに示すように、接着層200上に設けられ且つ接着層200により配線基板100の第1面101上に固着された絶縁板である。ガイド板300は、複数の貫通孔310と、第1、第2金属層321、322とを有している。貫通孔310は、配線基板100の電極110に対応する位置でガイド板300を厚み方向に貫通した円柱状の孔である。すなわち、貫通孔310は対応する電極110上に位置している。
各貫通孔310の内面には、図1Bに示すように、第1金属層321が設けられている。各第1金属層321上には第2金属層322が設けられている。すなわち、各貫通孔310の内面には、第1金属層321及び第2金属層322が、この順で積層されている。第1金属層321は円筒状のニッケルめっき層であって、第2金属層322の下地をなしている。第1金属層321の厚みは第2金属層322の厚みより小さい。第2金属層322は円筒状の金めっき層である。第2金属層322は、絶縁板であるガイド板300の貫通孔310の内面よりも導電接合部900に対する密着性が高い。すなわち、第2金属層322が特許請求の範囲の密着増強層に相当している。なお、金めっき層のみが貫通孔310の内面に設けられた場合、金めっき層の厚みが大きくなり過ぎることがある。このため、金めっき層の下地としてニッケルめっき層が設けられている。
各プローブ400は、図1A及び図1Bに示すように、円柱状の針である。プローブ400は、接続部410と、接触部420とを有している。接続部410は、プローブ400の長さ方向の一端部である。接続部410は、ガイド板300の貫通孔310に挿入されている。接触部420は、プローブ400の長さ方向の他端部であり、貫通孔310外に位置している。電極110、貫通孔310及びプローブ400は、半導体ウェハ又は半導体デバイス上の複数の電極に対応して配置されている。接触部420が半導体ウェハ又は半導体デバイス上の電極に接触可能な部位である。
各導電接合部900は、図1Bに示すように、貫通孔310内に設けられたSu-Ag等のはんだであって、プローブ400の接続部410と電極110の中央部との間と、プローブ400の接続部410と第2金属層322との間に充填されている。導電接合部900が、貫通孔310内でプローブ400の接続部410を電極110の中央部及び第2金属層322に接合している。
以下、上述したプローブカードのガイド板300の製造方法について上記図3を参照しつつ説明する。まず、セラミック又はシリコン(Si)で構成された基板10を用意する。この基板10上に電気めっきを行い、銅の犠牲層20を形成する。その後、犠牲層20上に絶縁膜30を形成する。その後、絶縁膜30上にレジスト40を塗布する。その後、レジスト40にマスクを用いて露光・現像を行い、レジスト40に複数の開口41を形成する。その後、レジスト40の開口41から露出する絶縁膜20の一部を除去する。
その後、レジスト40の開口41に電気めっきを行い、開口41に銅を充填する。その後、レジスト40を除去する。開口41に充填された銅が、円柱状のポスト50となる。その後、ポスト50の外面上に電気めっきを行い、金めっき層70を形成する。その後、金めっき層70上に電気めっきを行い、ニッケルめっき層60を形成する。その後、絶縁膜30を除去する。
その後、ポリイミド等の絶縁材80を基板10上に塗布し、絶縁材80にポスト50、金めっき層70及びをニッケルめっき層60埋め込む。その後、絶縁材80を硬化させる。その後、基板10から犠牲層20、ポスト50、ニッケルめっき層60、金めっき層70及び絶縁材80を取り外す。その後、絶縁材80を研磨し、ポスト50の図示上端を絶縁材80から露出させる。その一方で、犠牲層20を研磨して除去し、ポスト50の図示下端を絶縁材80から露出させる。その後、銅(Cu)を選択的に溶解させるエッチング液を用いてポスト50をエッチングする。研磨された絶縁材80がガイド板300となる。ポスト50がエッチングにより除去されることにより、絶縁材80に形成された孔が貫通孔310となる。前記孔の内面上のニッケルめっき層60が第1金属層321、ニッケルめっき層60上の金めっき層70が第2金属層322となる。
以下、上記プローブカードの製造工程について詳しく説明する。まず、配線基板100を用意する。その後、配線基板100の第1面101上に電極110の中央部が接着層200から露出するように接着層200を塗布する。このとき、電極110の外周部が接着層200に埋め込まれる。その後、ガイド板300を用意する。その後、接着層200上にガイド板300を接着させる。このとき、ガイド板300の貫通孔310が配線基板100の対応する電極110上に位置する。その後、接着層200を加熱又は紫外線等の光を照射し、硬化させる。
その後、複数のプローブ400を用意する。その後、プローブ410の接続部410に導電接合部900を付着させる。その後、プローブ400の接続部410及び導電接合部900をガイド板300の対応する貫通孔310に挿入し、当該導電接合部900を対応する電極110に接触させる。この状態で、ガイド板300の外部から加熱し、導電接合部900を溶解させる。溶解した導電接合部900は、配線基板100の電極110間に存在する接着層200により、貫通孔310から流れ出すのが防止される。このため、隣り合う導電接合部900が接続されるのを防ぐことができる。その後、導電接合部900が冷えて硬化する。これにより、導電接合部900が、貫通孔310内でプローブ400の接続部410を電極110の中央部と第2金属層322とに接合する。
その一方で、メイン基板500及び補強板700を用意する。その後、メイン基板500の第2面に補強板700を取り付ける。その後、固定ネジにより、配線基板100をメイン基板500及び補強板700に固着させる。これにより、配線基板100がメイン基板500に対して間隔をあけて平行に配置される。その後、支持部800を用意する。その後、支持部800をメイン基板500に取り付ける。すると、支持部800のフランジが配線基板100の外周部に当接する。これにより、配線基板100の外周部が支持部800のフランジに支持される。
以上のようなプローブカードによる場合、導電接合部900が、ガイド板300の貫通孔310内でプローブ400を電極110及び第2金属層322に接合している。このため、導電接合部900の接合面積が増大するので、プローブ400の電極110に対する実装強度を向上させることができる。しかも、配線基板100とガイド板300の間を接着した接着層200が、配線基板100の第1面101上に電極110の中央部を露出させるように設けられている。このため、接着層200が、溶解した導電接合部900が貫通孔から流れ出すのを防ぐ防波堤として機能する。よって、溶解時に、隣り合う導電接合部900が貫通孔310から流れだし、互いに接続されるのを防ぐことができる。
なお、上述したプローブカードは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
上記実施例では、配線基板100は、第1、第2面101、102と、電極110、120と、複数の導電ラインとを有するとした。しかし、配線基板は、第1面と、前記第1面上に間隔をあけて設けられた複数の電極とを有する限り任意に設計変更することが可能である。例えば、配線基板の第1面に、複数の電極と、別の複数の電極とが設けられた構成とすることが可能である。電極と別の電極との間は、導電ラインにより接続されている。
上記実施例では、接着層200は、配線基板100の第1面101上に電極110の中央部を露出させるように設けられた熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂であるとした。しかし、接着層は、絶縁性を有し且つ配線基板の第1面上に少なくとも当該配線基板の電極の一部を露出させるように設けられている限り任意に設計変更することが可能である。すなわち、接着層は、配線基板の第1面上に当該配線基板の電極全体を露出させるように設けられた構成とすることが可能である。
上記実施例では、ガイド板300の貫通孔310は、配線基板100の電極110に対応する位置でガイド板300を厚み方向に貫通した円柱状の孔であるとした。しかし、貫通孔は、配線基板の電極に対応する位置に設けられ且つガイド板を貫通する限り任意に設計変更することが可能である。すなわち、貫通孔の形状は円柱状に限定されず、任意に設計変更することが可能である。
上記実施例では、貫通孔310の内面上に、第1金属層321及び第2金属層322が、この順で積層されているとした。しかし、金属層は、省略可能である。例えば、図4に示すように、貫通孔310の内面に金属層が設けられていない場合であっても、導電接合部900が、プローブ400の接続部410を配線基板100の電極110と貫通孔310の内面とに接合する。これによっても、導電接合部900の接合面積が増大するので、プローブ400の配線基板100の電極110に対する実装強度を向上させることができる。
また、貫通孔の内面には、当該内面よりも前記導電接合部と密着性が高い密着増強層が設けられた構成とすることが可能である。例えば、密着増強層である一つの金属層(例えば、金めっき層のみ)が貫通孔の内面に設けられた構成とすることが可能である。また、三以上の金属層が、貫通孔の内面に積層された構成とすることも可能である。この場合、最上層の金属層が密着増強層となる。このように密着増強層は、貫通孔の内面に直接的に設けられていても良いし、他の層を介して間接的に設けられていても良い。密着増強層は、上述した第2金属層322(金めっき層)に限定されることはなく、絶縁材で構成されるガイド板の貫通孔の内面よりも、導電接合部と密着性が高い材料で構成されている限り任意に設計変更することが可能である。
上記実施例では、プローブ400に導電接合部900を付着させ、ガイド板300の貫通孔310に挿入するとした。しかし、これに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、ガイド板300を製造する過程で、導電接合部900を貫通孔310に設けることが可能である。
図5に示すガイド板300の製造工程のうち、レジスト40に開口41を形成し、開口41から露出する絶縁膜20の一部を除去するまでの工程は上記した通りである。その後、レジスト40の開口41内にSu-Ag等のはんだ90を塗布する。その後、レジスト40の開口41に電気めっきを行い、開口41に銅を充填する。その後、レジスト40を除去する。これにより、開口41に充填された銅が、円柱状のポスト50となり、ポスト50がはんだ90上に形成される。その後、ポスト50及びはんだ90の外面上に電気めっきを行い、金めっき層70を形成する。その後、金めっき層70を上に電気めっきを行い、ニッケルめっき層60を形成する。その後、絶縁膜30を除去する。
その後、ポリイミド等の絶縁材80を基板10上に塗布し、絶縁材80にポスト50、金めっき層70及びニッケルめっき層60を埋め込む。その後、絶縁材80を硬化させる。その後、基板10から犠牲層20、ポスト50、ニッケルめっき層60、金めっき層70及び絶縁材80を取り外す。その後、絶縁材80を研磨し、ポスト50の図示上端を絶縁材80から露出させる。その一方で、犠牲層20を研磨して除去し、はんだ90を絶縁材80から露出させる。その後、銅(Cu)を選択的に溶解させるエッチング液を用いてポスト50をエッチングする。研磨された絶縁材80がガイド板300となる。ポスト50がエッチングにより除去されることにより、絶縁材80に形成された孔が貫通孔310となる。前記孔の内面上のニッケルめっき層60が第1金属層321、ニッケルめっき層60上の金めっき層70が第2金属層322となる。貫通孔310に残されたはんだ90が導電接合部900となる。この場合、プローブ400の接続部410に導電接合部900を付着させずに、ガイド板300の貫通孔310内に挿入し、導電接合部900に当接させる。この状態で、ガイド板300の外部から加熱し、導電接合部900を溶解させる。導電接合部900が冷えて硬化し、貫通孔310内でプローブ400の接続部410を電極110の中央部及び第2金属層322に接合する。なお、貫通孔内に金属層が設けられない場合にも、ガイド板の作成時に貫通孔内にはんだを設けることが可能である。
上記実施例では、プローブ400は、円柱状の針であるとした。しかし、プローブは、ガイド板の貫通孔に部分的に挿入され、導電接合部により配線基板の電極に接合され得るものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、プローブは、部分的に湾曲、折り曲げ又は傾斜した形状とすることが可能である。また、プローブの接続部の形状は、配線基板の貫通孔の形状に応じて適宜変更することが可能である。
上記実施例では、導電接合部900は、はんだであるとした。しかし、導電接合部は、プローブを配線基板の電極及びガイド板の貫通孔の内面に接合する又はプローブを配線基板の電極及びガイド板の貫通孔の内面上の金属層に接合するものである限り任意に設計変更することが可能である。
メイン基板500、中継部材600、補強板700及び支持部800は、省略可能である。また、配線基板を他の基板(メイン基板を含む。)に接続するか否かについては適宜設計変更することが可能である。配線基板自体をメイン基板として用いることが可能である。配線基板と他の基板との電気的な接続は、中継部材600に限定されることはなく、プローブやケーブル等の周知の接続部材を用いることが可能である。
なお、上記実施例及び設計変更例の説明では、プローブカードの各部を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものである。よって、プローブカードの各部を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等は、上記実施例などと同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。
100・・・配線基板
101・・第1面
102・・第2面
110・・電極
120・・電極
200・・・接着層
300・・・ガイド板
310・・貫通孔
321・・第1金属層
322・・第2金属層
400・・・プローブ
410・・接続部
420・・接触部
500・・・メイン基板
600・・・中継部材
700・・・補強板
800・・・支持部

Claims (2)

  1. 第1面と、前記第1面上に間隔をあけて設けられた複数の電極とを有する配線基板と、
    前記配線基板の第1面上に少なくとも前記電極の一部を露出させるように設けられた絶縁性を有する接着層と、
    前記接着層上に設けられた絶縁板であり且つ前記電極に対応する位置に設けられた複数の貫通孔を有するガイド板と、
    前記ガイド板の貫通孔に部分的に挿入された複数のプローブと、
    前記ガイド板の貫通孔内に設けられ、前記プローブを前記電極と前記貫通孔の内面とに接合した複数の導電接合部とを備えたプローブカード。
  2. 請求項1記載のプローブカードにおいて、
    前記ガイド板の貫通孔の内面には、当該内面よりも前記導電接合部と密着性が高い密着増強層が設けられており、
    前記導電接合部は、前記プローブを前記電極と前記密着増強層とに接合しているプローブカード。
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