JP2013247436A - コイルアンテナおよび通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コイルアンテナは、磁性体コア1と、磁性体コア1の外周面Fsに巻回するように形成された第一コイル導体2と、第一コイル導体2の一方端に自身の一方端が接続され、かつ該第一コイル導体と同一方向に巻回するように形成された第二コイル導体3と、を備え、第二コイル導体3の少なくとも一部は磁性体コア1の内部に形成されている。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の各実施形態に係るコイルアンテナの説明に先立ち、各図に示すX軸,Y軸,Z軸を定義する。X軸,Y軸,Z軸は、コイルアンテナの左右方向(横方向)、前後方向(縦方向)および上下方向(高さ方向または厚さ方向)を示す。
図1および図2において、コイルアンテナは、磁性体コア1と、第一コイル導体2と、第二コイル導体3と、第三コイル導体4と、絶縁体層5と、第一外部電極6aと、第二外部電極6bと、第一ビア電極7aと、第二ビア電極7bと、を備えている。
次に、上記コイルアンテナの製法の一例について説明する。この製法は、磁性体コア1が磁性体層1aの積層体からなる場合のものであり、下記(1)〜(6)の工程からなる。
(1)例えば、焼結後に所望の透磁率μh が得られるように、仮焼粉がバインダや可塑剤等と共にボールミルで混合される。これにより得られたスラリーは、ドクターブレード法等により、焼結時に所定サイズになるように成形加工され、磁性体コア1の基礎となる第一シート材が得られる。
上記のコイルアンテナは、13.56MHz帯のNFC(Near Field Communication)に対応した通信端末装置に使用される。ここで、図4には、筐体カバー91を開けた時の通信端末装置9の筐体92に収容された各種部品や各種部材が示されている。この通信端末装置9は、典型的には携帯電話であり、筐体92の内部に、例えば、プリント配線板93と、コイルアンテナ94と、ICチップ95と、ブースターアンテナ96と、を備えている。なお、筐体92の内部には、上述以外にも、バッテリーパック、カメラ、UHF帯アンテナ、各種回路素子が高密度に実装・配置されているが、これらについては本発明の要部では無いので、説明を省略する。
上記実施形態において、ブースターアンテナ96は、二個の第一平面コイル導体75bおよび第二平面コイル導体75cと、これらの線間容量とを用いて共振するように構成されていた。しかし、これに限らず、ブースターアンテナ96は、以下に示すものでも構わない。
上記実施形態では、前後方向で対称な指向性を得るため、第一コイル導体2および第三コイル導体4は第二コイル導体3を挟んで前後方向に互いに対称に形成されていた。しかし、対称な指向性が要求されない場合、図9に示すように、第三コイル導体4は省略されても構わない。
また、磁性体コア1が3に示すような積層構造を有する場合には、図10に示すように、積層方向Nからの平面視した時に、コイル導体において互いに隣り合うターンの導体パターン101は重なり合わせることが好ましい。これにより、各導体パターンの線幅を広くすることが可能となるため、導体損を小さくすることが可能となる。なお、図10では、磁性体コア1および導体パターン101以外の構成要素の図示は省略されている。
上記実施形態では、導体パターン3a〜3dの全てが磁性体コア1の内部に形成されるとして説明した。しかし、これに限らず、導体パターン3a〜3dの一部が周面Fs上に形成されていても構わない。例えば、図11に示すように、導体パターン3aだけが周面Fs(具体的には上面F11)上に形成され、残りの導体パターンが磁性体コア1の内部に形成されても構わない。
1a 磁性体層
2 第一コイル導体
3 第二コイル導体
4 第三コイル導体
5 絶縁体層
6a 第一外部電極
6b 第二外部電極
7a 第一ビア電極
7b 第二ビア電極
9 通信端末装置
91 筐体カバー
92 筐体
93 プリント配線板
94 コイルアンテナ
95 ICチップ
96 ブースターアンテナ
97 コンデンサ
98 給電回路
Claims (6)
- 磁性体コアと、
前記磁性体コアの外周面に巻回するように形成された第一コイル導体と、
前記第一コイル導体の一方端に自身の一方端が接続され、かつ該第一コイル導体と同一方向に巻回するように形成された第二コイル導体と、を備え、
前記第二コイル導体の少なくとも一部は前記磁性体コアの内部に形成されている、コイルアンテナ。 - 前記第二コイル導体の他方端と接続され、かつ前記第一コイル導体と同一方向に巻回するように前記磁性体コアの外周面に形成された第三コイル導体を、さらに備える、請求項1に記載のコイルアンテナ。
- 前記第二コイル導体の全てが前記磁性体コアの内部に形成されている、請求項1または2に記載のコイルアンテナ。
- 前記磁性体コアは、複数の磁性体層を所定の積層方向に積層した積層体であり、
前記第一コイル導体および/または前記第二コイル導体は、複数ターン分の導体パターンからなり、
前記積層方向からの平面視した時に、前記第一コイル導体および/または前記第二コイル導体において互いに隣り合うターンの導体パターンは重なり合っている、請求項1〜3のいずれかに記載のコイルアンテナ。 - 送信データで変調した高周波信号を生成し、または受信高周波信号からデータを再生する集積回路と、
前記集積回路で生成された高周波信号が与えられ、または空間からの受信高周波信号を集積回路に出力するコイルアンテナと、を備え、
前記コイルアンテナは、
磁性体コアと、
前記磁性体コアの外周面に巻回するように形成された第一コイル導体と、
前記第一コイル導体の一方端に自身の一方端が接続され、かつ該第一コイル導体と同一方向に巻回するように形成された第二コイル導体と、を備え、
前記第二コイル導体の少なくとも一部は前記磁性体コアの内部に形成されている、通信端末装置。 - 前記コイルアンテナと磁界結合可能に配置され、平面コイルからなるブースターアンテナを、さらに備える請求項5に記載の通信端末装置。
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