JP2000244226A - アンテナ装置およびその給電装置 - Google Patents

アンテナ装置およびその給電装置

Info

Publication number
JP2000244226A
JP2000244226A JP11047081A JP4708199A JP2000244226A JP 2000244226 A JP2000244226 A JP 2000244226A JP 11047081 A JP11047081 A JP 11047081A JP 4708199 A JP4708199 A JP 4708199A JP 2000244226 A JP2000244226 A JP 2000244226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
antenna device
wavelength
spiral
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11047081A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Fukazawa
徹 深沢
Isamu Chiba
勇 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11047081A priority Critical patent/JP2000244226A/ja
Publication of JP2000244226A publication Critical patent/JP2000244226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 螺旋状導体2の外部には高誘電率の直方体状
誘電体1が隙間無く充填されているため、その直方体状
誘電体1により生じる電波の電界損失が大きくなり、ア
ンテナ装置の放射効率が低下してしまう。 【解決手段】 断面が概略方形であり、波長に比べて小
さく形成された中心部が空洞の筒状誘電体11と、その
筒状誘電体11の表面または内部に形成された螺旋状導
体12と、その螺旋状導体12の一端に接続された導体
面13とを備えるようにしたので、螺旋状導体12の内
部の中空部分の誘電体により生じる電界損失分をなくす
ことができ、その筒状誘電体11による小型化と共に、
アンテナ装置の放射効率を改善し、高性能にすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機等の
小形無線端末に適したアンテナ装置およびその給電装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は例えば特開平9−51221号
公報に示された従来のアンテナ装置を示す概略構成図で
あり、図において、1は直方体状誘電体、2はその直方
体状誘電体1の内部に巻回された螺旋状導体、3はその
直方体状誘電体1の表面に設けられた給電用端子、4は
その螺旋状導体2の一端に設けられ、給電用端子3に接
続される給電端である。
【0003】次に動作について説明する。従来のアンテ
ナ装置は、材料を誘電体とした直方体状に形成された直
方体状誘電体1の内部に、その直方体状誘電体1の長手
方向に巻回された螺旋状導体2を納め、さらに、その螺
旋状導体2の一端に設けられた給電端4が直方体状誘電
体1の表面に設けられた給電用端子3に接続されてい
る。螺旋状導体2は、螺旋状に巻かれており、且つその
外部には高誘電率の直方体状誘電体1が隙間無く充填さ
れているので、その螺旋状導体2の等価的な電気長が短
縮され、アンテナ装置の小形化を可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように構成されているので、螺旋状導体2の外部
には高誘電率の直方体状誘電体1が隙間無く充填されて
いるため、その直方体状誘電体1により生じる電界損失
が大きくなり、螺旋状導体2により発生する電波に損失
が生じ、アンテナ装置の放射効率が低下してしまう。こ
のように、従来のアンテナ装置では、小形化を可能にし
ているものの性能を維持することができないなどの課題
があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、小形と共に、高性能なアンテナ装
置およびその給電装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るアンテナ
装置は、断面が概略方形であり、波長に比べて小さく形
成された中心部が空洞の筒状誘電体と、その筒状誘電体
の表面または内部に形成された螺旋状導体と、その螺旋
状導体の一端に接続された導体面とを備えたものであ
る。
【0007】この発明に係るアンテナ装置は、螺旋径が
波長に比べて十分に小さく、且つ給電端側の螺旋径が小
さく、開放端側の螺旋径が大きく、長手方向の長さが波
長に比べて小さく形成された螺旋状導体を備えたもので
ある。
【0008】この発明に係るアンテナ装置は、螺旋径が
波長に比べて十分に小さく、且つ給電端側の螺旋径が大
きく、開放端側の螺旋径が小さく、長手方向の長さが波
長に比べて小さく形成された螺旋状導体を備えたもので
ある。
【0009】この発明に係るアンテナ装置は、断面が概
略方形であり、給電端側のその方形の一辺の長さが小さ
く、開放端側のその方形の一辺の長さが大きく、波長に
比べて小さく形成された柱状誘電体と、その柱状誘電体
の表面または内部に給電端側の螺旋径が小さく、開放端
側の螺旋径が大きく形成された螺旋状導体と、その螺旋
状導体の一端に接続された導体面とを備えたものであ
る。
【0010】この発明に係るアンテナ装置は、断面が概
略方形であり、給電端側のその方形の一辺の長さが大き
く、開放端側のその方形の一辺の長さが小さく、波長に
比べて小さく形成された柱状誘電体と、その柱状誘電体
の表面または内部に給電端側の螺旋径が大きく、開放端
側の螺旋径が小さく形成された螺旋状導体と、その螺旋
状導体の一端に接続された導体面とを備えたものであ
る。
【0011】この発明に係るアンテナ装置は、断面が概
略方形であり、波長に比べて小さく形成された柱状誘電
体と、その柱状誘電体の表面または内部に給電端側の螺
旋径が小さく、開放端側の螺旋径が大きく形成される
か、または、給電端側の螺旋径が大きく、開放端側の螺
旋径が小さく形成された螺旋状導体と、その螺旋状導体
の一端に接続された導体面とを備えたものである。
【0012】この発明に係るアンテナ装置は、断面が概
略方形であり、波長に比べて小さく形成された柱状誘電
体と、その柱状誘電体の表面または内部に形成された螺
旋状導体と、その柱状誘電体の表面に設けられ、その螺
旋状導体の一端に接続された第1の導体面と、その柱状
誘電体の表面に設けられ、その螺旋状導体の一端と他端
との間の複数の点に各々接続された複数の第2の導体面
と、それら複数の第2の導体面と接地との間に各々接続
された電気容量とを備えたものである。
【0013】この発明に係るアンテナ装置は、電気容量
を、基板上のパターンにより形成したものである。
【0014】この発明に係るアンテナ装置は、螺旋径が
波長に比べて十分に小さく、長手方向の長さが波長に比
べて小さく、給電端側の導体径が小さく、開放端側の導
体径が大きく形成された螺旋状導体を備えたものであ
る。
【0015】この発明に係るアンテナ装置は、断面が概
略方形であり、波長に比べて小さく形成された柱状誘電
体と、その柱状誘電体の表面または内部に給電端側の導
体径が小さく、開放端側の導体径が大きく形成された螺
旋状導体と、その螺旋状導体の一端に接続された導体面
とを備えたものである。
【0016】この発明に係るアンテナ装置は、柱状誘電
を、中心部が空洞の筒状誘電体で構成したものである。
【0017】この発明に係るアンテナ装置の給電装置
は、導体面、給電端、または第1の導体面に線路を介し
て接続された給電回路と、その線路に直列に接続された
電気容量素子と、その線路に並列に接続されたリアクタ
ンス素子と、その電気容量素子の電気容量を可変制御
し、アンテナ装置のインピーダンスと給電回路のインピ
ーダンスとを整合させる周波数を調整する電気容量制御
回路とを備えたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるア
ンテナ装置を示す概略構成図であり、図において、11
は断面が概略方形であり、その方形の一辺の長さaが波
長(λ)に比べて十分に小さく、長手方向の長さbが波
長に比べて小さく形成された中心部が空洞の筒状誘電体
である。12はその筒状誘電体11の表面または内部に
形成された螺旋状導体であり、この図1では、筒状誘電
体11の表面に螺旋状導体12を形成した一例を示して
いる。13,14は筒状誘電体11の両端面の表面下部
に設けられた導体面であり、この図1では、導体面13
に螺旋状導体12の一端が接続されている。この螺旋状
導体12の等価的な電気長は1/4波長を有するもので
ある。
【0019】次に動作について説明する。導体面13,
14は、このアンテナ装置が設置される基板上に設けら
れたパッド(図示せず)等にハンダ付けされ、このアン
テナ装置を支持するものである。導体面13が接続され
るパッドにはRF電源(図示せず)が接続されており、
そのRF電源から螺旋状導体12に給電される。螺旋状
導体12は、1/4波長の等価的な電気長を有し、且つ
その螺旋径は波長に比べて十分に小さいため、モノポー
ルアンテナとして動作する。一般に、螺旋状導体は、そ
の自己の螺旋状導体によるインダクタンスおよびキャパ
シタンスにより波長短縮効果があるため、螺旋状導体1
2の物理的長さは1/4波長より小さく構成することが
可能であり、アンテナ装置全体を小形化することができ
る。ところで、一般に波長に比べて小さいアンテナ装置
は、放射される電力に比べて、その周囲に蓄えられるリ
アクティブな電力が大きくなるという特徴がある。その
ため、アンテナ装置近傍における誘電体により生じる電
界損失は、アンテナ装置の放射効率を大きく劣化させ
る。このアンテナ装置の誘電体は、筒状誘電体11であ
り、螺旋状導体12の内部は中空構造なので、従来の技
術に比較して、中空部分の誘電体により生じる電界損失
分をなくすことができ、アンテナ装置の放射効率を改善
することができる。
【0020】尚、図1では、筒状誘電体11の表面に螺
旋状導体12を形成した一例を示したが、この製造は、
まず、筒状誘電体11を成形し、次に、その筒状誘電体
11の両端面を含む表面に導体材料を塗布し、さらに、
所望の螺旋状導体12、および導体面13,14が形成
されるように、それら螺旋状導体12、および導体面1
3,14以外の導体材料を除去することによって製造で
きる。また、筒状誘電体11の内部に螺旋状導体12を
形成する場合の製造は、まず、薄形の筒状誘電体を複数
枚成形し、次に、各々の薄形の筒状誘電体の一面に方形
状の導体を形成すると共に、スルーホールを成形する。
さらに、それら複数の薄形の筒状誘電体を重ね合わせる
ことにより、筒状誘電体11を合成成形すると共に、ス
ルーホールに導体を挿入、または注入することにより、
各方形状の導体をつなぎ合わせ、螺旋状導体12を合成
成形する。さらに、その筒状誘電体11の両端面に導体
面13,14を成形することによって製造できる。この
ように、製造されたアンテナ装置は、筒状誘電体11か
ら螺旋状導体12が大きくはみ出ることなく、導体面1
3,14と基板上に設けられたパッドとの接合を良くす
ることができ、アンテナ装置の基板上での支持を容易
に、且つ強度も強く行うことができる。さらに、アンテ
ナ装置全体は、チップ状のブロック形に構成され、その
表面にハンダ付け可能な導体面13,14が形成されて
いるので、携帯電話機等の小形無線端末向けに適してお
り、量産性を容易にすることができる。尚、図1では、
筒状誘電体11の中空部分の断面を方形状に形成した
が、円、三角、または多角形など、その他の形状であっ
ても良い。
【0021】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、波長に比べて小さいアンテナ装置において、筒状誘
電体11を備えるように構成したので、螺旋状導体12
の内部の中空部分の誘電体により生じる電界損失分をな
くすことができ、その筒状誘電体11による小型化と共
に、アンテナ装置の放射効率を改善し、高性能にするこ
とができる効果が得られる。また、筒状誘電体11の表
面に螺旋状導体12を形成する場合であっても、筒状誘
電体11の表面に導体材料を塗布し、螺旋状導体12、
および導体面13,14以外の導体材料を除去すること
によって製造するように構成したので、筒状誘電体11
から螺旋状導体12が大きくはみ出ることなく、導体面
13,14と基板上に設けられたパッドとの接合を良く
することができ、アンテナ装置の基板上での支持を容易
に、且つ強度も強く行うことができる効果が得られる。
さらに、アンテナ装置全体は、チップ状のブロック形に
構成したので、その表面にハンダ付け可能な導体面1
3,14が形成されているので、携帯電話機等の小形無
線端末向けに適しており、量産性を容易にすることがで
きる効果が得られる。
【0022】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるアンテナ装置を示す概略構成図であり、図に
おいて、17はRF電源、18はそのRF電源17の接
地である。19は給電端20がRF電源17に接続され
た螺旋径が小さい螺旋状導体、21は開放端22側の螺
旋径が大きい螺旋状導体であり、それら螺旋状導体1
9,21は、一体成形され、それら螺旋径cが波長に比
べて十分に小さく、且つ長手方向の長さdが波長に比べ
て小さく、電気長は1/4波長を有するものである。
【0023】次に動作について説明する。螺旋状導体1
9,21は、1/4波長の電気長を有するため、螺旋状
導体19,21の線に沿った座標でみた電流分布は正弦
波状の分布を有する。螺旋状導体19,21は、RF電
源17の給電端20側の螺旋径が小さく、開放端22側
の螺旋径が大きいため、全体が同一の螺旋径の場合に比
べ、螺旋の軸に沿った電流分布は均一分布に近くなる。
このため、このアンテナ装置は、同一の螺旋径を用い、
且つ同一の物理長を有するアンテナ装置より実効長が長
くなり、放射抵抗の増大、および広帯域化が可能とな
る。また、螺旋状導体19,21は、自己の螺旋状導体
19,21により波長短縮効果があるため、螺旋状導体
19,21の物理的長さは1/4波長より小さく構成す
ることができ、アンテナ装置全体を小形化することがで
きる。尚、図2では、螺旋径が小さい螺旋状導体19
と、螺旋径が大きい螺旋状導体21とが一体成形された
螺旋状導体を示したが、図3に示すように、給電端20
から開放端22にかけて螺旋径が一律に大きくなる螺旋
状導体23を設けても良い。
【0024】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、波長に比べて小さいアンテナ装置において、給電端
20側の螺旋径が小さく、開放端22側の螺旋径が大き
い螺旋状導体を備えるように構成したので、自己の螺旋
状導体による小型化と共に、放射抵抗の増大、および広
帯域化等、高性能にすることができる効果が得られる。
【0025】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるアンテナ装置を示す概略構成図であり、図に
おいて、25は給電端26がRF電源17に接続された
螺旋径が大きい螺旋状導体、27は開放端28側の螺旋
径が小さい螺旋状導体であり、それら螺旋状導体25,
27は、一体成形され、それら螺旋径が波長に比べて十
分に小さく、且つ長手方向の長さが波長に比べて小さ
く、電気長は1/4波長を有するものである。その他の
構成については、図2と同一なので同一符号を付してそ
の重複する説明を省略する。
【0026】次に動作について説明する。螺旋状導体2
5,27は、1/4波長の電気長を有し、螺旋状導体2
5,27は、RF電源17の給電端26側の螺旋径が大
きいので、給電端26側の誘導特性を増大し、また、開
放端28側の螺旋径が小さいので、開放端28側の誘導
特性を低下させる。このため、このアンテナ装置を、こ
のアンテナ装置と接地18による鏡像との線路として見
た場合、給電端26側の特性抵抗を増大し、開放端28
側の特性抵抗を低下させる。以上のように、給電端26
側に高い特性抵抗の線路を用い、開放端28側に低い特
性抵抗の線路を用い、1/4波長共振器を形成した場
合、波長短縮効果を生じる。また、螺旋状導体25,2
7自体にも波長短縮効果があるため、両者を合わせるこ
とにより、小さい物理長にて1/4波長共振が得られ
る。このため、アンテナ装置全体を小形化することがで
きる。尚、図4では、螺旋径が大きい螺旋状導体25
と、螺旋径が小さい螺旋状導体27とが一体成形された
螺旋状導体を示したが、図5に示すように、給電端26
から開放端28にかけて螺旋径が一律に小さくなる螺旋
状導体29を設けても良い。
【0027】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、波長に比べて小さいアンテナ装置において、給電端
20側の螺旋径が大きく、開放端22側の螺旋径が小さ
い螺旋状導体を備えるように構成したので、給電端26
側に高い特性抵抗の線路を用い、開放端28側に低い特
性抵抗の線路を用いた1/4波長共振器を形成した場合
に波長短縮効果が生じ、また、螺旋状導体25,27自
体にも波長短縮効果があるため、アンテナ装置全体を小
形化することができる効果が得られる。また、誘電体が
ない構成なので、誘電体により生じる電界損失がなく、
高性能にすることができる効果が得られる。
【0028】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4によるアンテナ装置を示す概略構成図であり、図に
おいて、31,32は概略直方体状に形成された直方体
状誘電体(柱状誘電体)であり、それら直方体状誘電体
31,32の断面の方形の一辺の長さは、直方体状誘電
体31が小さく、直方体状誘電体32が大きく形成さ
れ、さらに、直方体状誘電体32の方形の一辺の長さe
が波長に比べて十分に小さく、長手方向の長さfが波長
に比べて小さく形成されている。33,34は直方体状
誘電体31,32の表面または内部に形成された螺旋状
導体であり、この図6では、直方体状誘電体31,32
の表面に螺旋状導体33,34を形成した一例を示して
いる。13は直方体状誘電体31の端面の表面下部に設
けられた導体面であり、この図6では、導体面13に螺
旋状導体33の一端が接続されている。14は直方体状
誘電体32の端面の表面下部に設けられた導体面であ
る。この一体成形された螺旋状導体33,34の等価的
な電気長は1/4波長を有するものである。
【0029】次に動作について説明する。図6に示した
アンテナ装置は、実施の形態2の図2に示した螺旋状導
体19,21を直方体状誘電体31,32の表面または
内部に形成したものと同等である。導体面13,14
は、このアンテナ装置が設置される基板上に設けられた
パッド等にハンダ付けされ、このアンテナ装置を支持す
るものである。導体面13が接続されるパッドにはRF
電源が接続されており、そのRF電源から螺旋状導体3
3,34に給電される。この図6では、図2に示した構
成による自己の螺旋状導体による小型化、放射抵抗の増
大、および広帯域化の他、それら直方体状誘電体31,
32による小型化と共に、アンテナ装置の基板上での支
持を容易に、且つ強度も強く行うことができる。
【0030】また、図6では、導体面13から給電した
が、導体面14に螺旋状導体34の一端を接続し、導体
面13と螺旋状導体33とを非接続にして、導体面14
にRF電源を接続すれば、実施の形態3の図4に示した
螺旋状導体25,27を直方体状誘電体31,32の表
面または内部に形成したものと同等となる。この場合
は、図4に示した構成による自己の螺旋状導体による小
型化、波長短縮効果による小型化の他、それら直方体状
誘電体31,32による小型化と共に、アンテナ装置の
基板上での支持を容易に、且つ強度も強く行うことがで
きる。尚、図3および図5では、螺旋状導体の螺旋径を
一律に大きくしたり小さくしたが、これら構成に対応し
て、直方体状誘電体31,32の代わりに台方形錐状誘
電体(柱状誘電体)を用いても良い。さらに、直方体状
誘電体31,32、または台方形錐状誘電体の表面また
は内部に、螺旋状導体を形成する製造方法は、実施の形
態1と同様な方法によって行うことができる。
【0031】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、柱状誘電体としての直方体状誘電体31,32、ま
たは台方形錐状誘電体の表面または内部に、実施の形態
2,3で示した螺旋状導体を形成するように構成したの
で、実施の形態2,3の効果に加えて、それら直方体状
誘電体31,32、または台方形錐状誘電体による小型
化と共に、アンテナ装置の基板上での支持を容易に、且
つ強度も強く行うことができる効果が得られる。
【0032】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5によるアンテナ装置を示す概略構成図であり、図に
おいて、35,36は図6に示した直方体状誘電体3
1,32において、中心を空洞にした直方体状誘電体
(筒状誘電体)であり、その他の構成については、図6
と同一なので同一符号を付してその重複する説明を省略
する。
【0033】次に動作について説明する。図7に示した
アンテナ装置の誘電体は、筒状の直方体状誘電体35,
36であり、螺旋状導体33,34の内部は中空構造な
ので、実施の形態4に比較して、中空部分の誘電体によ
り生じる電界損失分をなくすことができ、アンテナ装置
の放射効率を改善することができる。その他、この実施
の形態5の動作、効果、他の実施の形態への適用、およ
び製造方法は、実施の形態4と同一である。
【0034】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、実施の形態4に示した柱状誘電体としての直方体状
誘電体31,32、または台方形錐状誘電体の中心を空
洞にするように構成したので、実施の形態4の効果に加
えて、中空部分の誘電体により生じる電界損失分をなく
すことができ、アンテナ装置の放射効率を改善すること
ができる効果が得られる。
【0035】実施の形態6.図8はこの発明の実施の形
態6によるアンテナ装置を示す概略構成図であり、図に
おいて、41は断面が概略方形であり、その方形の一辺
の長さが波長に比べて十分に小さく、長手方向の長さが
波長に比べて小さく形成された直方体状誘電体(柱状誘
電体)、42は直方体状誘電体41の表面または内部
に、導体面13から導体面14にかけて螺旋径が一律に
大きくなるように形成された螺旋状導体であり、その螺
旋状導体42の一端は導体面13に接続されている。こ
の螺旋状導体42の等価的な電気長は1/4波長を有す
るものである。
【0036】次に動作について説明する。図8に示した
アンテナ装置は、実施の形態2の図3に示した螺旋状導
体23を直方体状誘電体41の表面または内部に形成し
たものと同等である。この図8では、図2に示した構成
による自己の螺旋状導体による小型化、放射抵抗の増
大、および広帯域化の他、それら直方体状誘電体41に
よる小型化と共に、アンテナ装置の基板上での支持を容
易に、且つ強度も強く行うことができる。さらに、直方
体状誘電体41は、その断面が長手方向に対して一定な
ので、製造を容易にすることができる。
【0037】また、図8では、導体面13から給電した
が、導体面14に螺旋状導体42の一端を接続し、導体
面13と螺旋状導体42とを非接続にして、導体面14
にRF電源を接続すれば、実施の形態3の図5に示した
螺旋状導体29を直方体状誘電体41の表面または内部
に形成したものと同等となる。この場合も、図5に示し
た構成による自己の螺旋状導体による小型化、波長短縮
効果による小型化の他、それら直方体状誘電体31,3
2による小型化と共に、アンテナ装置の基板上での支持
を容易に、且つ強度も強く行うことができる。さらに、
直方体状誘電体41は、その断面が長手方向に対して一
定なので、製造を容易にすることができる。さらに、直
方体状誘電体41の表面または内部に、螺旋状導体42
を形成する製造方法は、実施の形態1と同様な方法によ
って行うことができる。
【0038】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、断面が長手方向に対して一定な直方体状誘電体41
の表面または内部に、実施の形態2,3で示した螺旋状
導体を形成するように構成したので、実施の形態4の効
果に加えて、直方体状誘電体41は、その断面が長手方
向に対して一定なので、製造を容易にすることができる
効果が得られる。
【0039】実施の形態7.図9はこの発明の実施の形
態7によるアンテナ装置を示す概略構成図であり、図に
おいて、43は図8に示した直方体状誘電体41におい
て、中心を空洞にした直方体状誘電体(筒状誘電体)で
あり、その他の構成については、図8と同一なので同一
符号を付してその重複する説明を省略する。
【0040】次に動作について説明する。図9に示した
アンテナ装置の誘電体は、筒状の直方体状誘電体43で
あり、螺旋状導体42の内部は中空構造なので、実施の
形態6に比較して、中空部分の誘電体により生じる電界
損失分をなくすことができ、アンテナ装置の放射効率を
改善することができる。その他、この実施の形態7の動
作、効果、他の実施の形態への適用、および製造方法
は、実施の形態6と同一である。
【0041】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、実施の形態6に示した柱状誘電体としての直方体状
誘電体41の中心を空洞にするように構成したので、実
施の形態6の効果に加えて、中空部分の誘電体により生
じる電界損失分をなくすことができ、アンテナ装置の放
射効率を改善することができる効果が得られる。
【0042】実施の形態8.図10はこの発明の実施の
形態8によるアンテナ装置を示す概略構成図であり、図
において、45は直方体状誘電体41の表面または内部
に形成された螺旋状導体、46,47はその螺旋状導体
45の両端面の表面下部に設けられた導体面(第1の導
体面)であり、この図10では、導体面46に螺旋状導
体45の一端が接続されている。この螺旋状導体45の
電気長は1/4波長を有するものである。48はその螺
旋状導体45の側面の表面下部に複数設けられた導体面
(第2の導体面)、49は直方体状誘電体41の表面ま
たは内部に形成され、螺旋状導体45の一端と他端との
間の複数の点と各々の導体面48とを接続する分岐線で
ある。51はアンテナ装置を設置する基板、52はその
基板51上に設けられた接地パターン領域(接地)、5
3はアンテナ装置を設置するために接地パターン領域5
2に切り欠かかれた設置領域、54はその設置領域53
の導体面46,47に対応した箇所に設けられたパッ
ド、55はその設置領域53の導体面48に対応した箇
所に設けられた複数のパッド、56は導体面46と接合
されるパッド54に接続されるRF電源、57は接地パ
ターン領域52と複数のパッド55との間に各々接続さ
れた電気容量である。
【0043】次に動作について説明する。導体面46〜
48は、基板51の設置領域53に設けられたパッド5
4,55にハンダ付けされ、アンテナ装置を支持する。
導体面46が接続されるパッド54にはRF電源56が
接続され、螺旋状導体45に給電される。ところで、螺
旋状導体45と接地パターン領域52とから構成される
線路には、螺旋状導体45が有するインダクタンスと、
螺旋状導体45と接地パターン領域52との間の浮遊キ
ャパシタンスとにより決定される特性抵抗を有する。ア
ンテナ装置のインピーダンスのリアクタンスの周波数依
存性は、この特性抵抗の大きさに比例する。この実施の
形態8では、螺旋状導体45と接地パターン領域52と
の間に電気容量57を接続することにより、特性抵抗を
低下させ、アンテナ装置のインピーダンスのリアクタン
スの周波数依存性を小さくすることができる。また、ア
ンテナ装置が基板51上に設けられたパッド54,55
上にハンダ付けされる際に位置ずれを生じた場合、前記
浮遊キャパシタンスが変化し、アンテナ性能が劣化する
という問題が生じる。この場合においても、螺旋状導体
45と接地パターン領域52との間に電気容量57を接
続することにより、その浮遊キャパシタンスの変化量は
緩和されるため、アンテナ特性の劣化を防ぐことができ
る。さらに、螺旋状導体45は波長短縮効果を有するた
め、螺旋状導体45の物理的長さは1/4波長より小さ
く構成することができ、アンテナ装置全体を小形化する
ことができる。尚、誘電体と螺旋状導体との構成は、図
10に示した構成に限ることなく、実施の形態1,実施
の形態4〜実施の形態7の任意の構成との組み合わせた
ものであっても良く、その場合は、その構成に応じた効
果を奏する。
【0044】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、螺旋状導体45の一端と他端との間の複数の点と接
地パターン領域52との間に電気容量57を接続するよ
うに構成したので、特性抵抗を低下させ、アンテナ装置
のインピーダンスのリアクタンスの周波数依存性を小さ
くすることができる。また、パッド54,55上のハン
ダ付けの際の位置ずれによる浮遊キャパシタンスの変化
量を緩和することができ、アンテナ特性の劣化を防ぐこ
とができる。さらに、螺旋状導体45は波長短縮効果を
有するため、螺旋状導体45の物理的長さは1/4波長
より小さく構成することができ、アンテナ装置全体を小
形化することができる効果が得られる。
【0045】実施の形態9.図11はこの発明の実施の
形態9によるアンテナ装置を示す概略構成図であり、図
において、58は複数のパッド55にそれぞれ接続され
設置領域53に設けられたパターン、59はそれら各パ
ターン58と接地パターン領域52とによって生じる浮
遊容量(電気容量)である。その他の構成については、
図10と同一なので同一符号を付してその重複する説明
を省略する。
【0046】次に動作について説明する。図11は、図
10における電気容量57を、複数のパッド55にそれ
ぞれ接続されたパターン58と接地パターン領域52と
によって生じる浮遊容量59により構成したものであ
る。この浮遊容量59の大きさは、パターン58の大き
さや、パターン58と接地パターン領域52との距離に
よって調整することができる。
【0047】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、複数のパッド55にそれぞれ接続されたパターン5
8と接地パターン領域52とによって生じる浮遊容量5
9により構成したので、電気容量57を設ける必要がな
く、パターン58によって代用することができ、製造を
容易にすることができる。また、複数のパッド55をそ
のまま延長して、それら複数のパッド55と接地パター
ン領域52とによって生じる浮遊容量により電気容量を
構成しても良く、この場合は、さらに製造を容易にする
ことができる効果が得られる。
【0048】実施の形態10.図12はこの発明の実施
の形態10によるアンテナ装置を示す概略構成図であ
り、図において、61は給電端62がRF電源17に接
続された導体径が小さい螺旋状導体、63は開放端64
側の導体径が大きい螺旋状導体であり、それら螺旋状導
体61,63は、一体成形され、それら螺旋径が波長に
比べて十分に小さく、且つ長手方向の長さが波長に比べ
て小さく、電気長は1/4波長を有するものである。そ
の他の構成については、図2と同一なので同一符号を付
してその重複する説明を省略する。
【0049】次に動作について説明する。螺旋状導体6
1,63は、1/4波長の電気長を有し、螺旋状導体6
1,63は、給電端62側で導体径を小さく、開放端6
4側で導体径を大きくしているため、このアンテナ装置
を、このアンテナ装置と接地18による鏡像との線路と
して見た場合、給電端62側の誘導特性を増大させ、特
性抵抗を増大させる。また、開放端64側の容量特性を
増大させ、特性抵抗を低下させる。以上のように、給電
端62側に高い特性抵抗の線路を用い、開放端64側に
低い特性抵抗の線路を用い、1/4波長共振器を形成し
た場合、波長短縮効果を生じる。また、螺旋状導体6
1,63自体にも波長短縮効果があるため、両者を合わ
せることにより、小さい物理長にて1/4波長共振が得
られる。このため、アンテナ装置全体を小形化すること
ができる。
【0050】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、波長に比べて小さいアンテナ装置において、給電端
62側の導体径が小さく、開放端64側の導体径が大き
い螺旋状導体61,63を備えるように構成したので、
給電端62側に高い特性抵抗の線路を用い、開放端64
側に低い特性抵抗の線路を用いた1/4波長共振器を形
成した場合に波長短縮効果が生じ、また、螺旋状導体6
1,63自体にも波長短縮効果があるため、アンテナ装
置全体を小形化することができる効果が得られる。
【0051】実施の形態11.図13はこの発明の実施
の形態11によるアンテナ装置を示す概略構成図であ
り、図において、66は断面が概略方形であり、その方
形の一辺の長さが波長に比べて十分に小さく、長手方向
の長さが波長に比べて小さく形成された直方体状誘電体
(柱状誘電体)、67は直方体状誘電体66の表面また
は内部に、導体面13から導体面14にかけて導体径が
一律に大きくなるように形成された螺旋状導体であり、
その螺旋状導体67の一端は導体面13に接続されてい
る。この螺旋状導体67の等価的な電気長は1/4波長
を有するものである。
【0052】次に動作について説明する。図13に示し
たアンテナ装置は、実施の形態10に示した螺旋状導体
61,63の導体径を一律に大きくして、直方体状誘電
体66の表面または内部に形成したものと同等である。
この図13では、実施の形態10に示した構成による波
長短縮効果、および、螺旋状導体自体の波長短縮効果に
よるアンテナ装置全体の小形化の他、それら直方体状誘
電体66による小型化と共に、アンテナ装置の基板上で
の支持を容易に、且つ強度も強く行うことができる。さ
らに、直方体状誘電体66は、その断面が長手方向に対
して一定なので、製造を容易にすることができる。ま
た、図10,図11に示した基板51上に配置しても良
く、その場合は、図10,図11に示した効果を奏す
る。さらに、直方体状誘電体66の表面または内部に、
螺旋状導体67を形成する製造方法は、実施の形態1と
同様な方法によって行うことができる。
【0053】以上のように、この実施の形態11によれ
ば、断面が長手方向に対して一定な直方体状誘電体66
の表面または内部に、導体径を一律に大きくした螺旋状
導体67を形成するように構成したので、実施の形態1
0の効果に加えて、直方体状誘電体66は、その断面が
長手方向に対して一定なので、製造を容易にすることが
できる効果が得られる。
【0054】実施の形態12.図14はこの発明の実施
の形態12によるアンテナ装置を示す概略構成図であ
り、図において、68は実施の形態11に示した直方体
状誘電体66において、中心を空洞にした直方体状誘電
体(筒状誘電体)であり、その他の構成については、図
13と同一なので同一符号を付してその重複する説明を
省略する。
【0055】次に動作について説明する。図14に示し
たアンテナ装置の誘電体は、筒状の直方体状誘電体68
であり、螺旋状導体67の内部は中空構造なので、実施
の形態11に比較して、中空部分の誘電体により生じる
電界損失分をなくすことができ、アンテナ装置の放射効
率を改善することができる。その他、この実施の形態1
2の動作、効果、他の実施の形態への適用、および製造
方法は、実施の形態11と同一である。
【0056】以上のように、この実施の形態12によれ
ば、実施の形態11に示した柱状誘電体としての直方体
状誘電体66の中心を空洞にするように構成したので、
実施の形態11の効果に加えて、中空部分の誘電体によ
り生じる電界損失分をなくすことができ、アンテナ装置
の放射効率を改善することができる効果が得られる。
【0057】実施の形態13.図15はこの発明の実施
の形態13によるアンテナ装置の給電装置を示す概略構
成図であり、図において、71は実施の形態1から実施
の形態12に示したいずれかのアンテナ装置、72は基
板(給電装置)である。73はRF電源(給電回路)、
74はRF電源73からの線路、75はアンテナ装置7
1とRF電源73からの線路74とを接続する接続点で
あり、実施の形態1から実施の形態12に示した導体面
13,46、または給電端20,26,62に相当する
ものである。76は線路74に直列に接続された可変キ
ャパシタ(電気容量素子)、77は線路74に並列に接
続されたインダクタ素子(リアクタンス素子)、78は
可変キャパシタ76の端子間のバイアス電圧を変化さ
せ、その可変キャパシタ76の電気容量を可変制御する
バイアス回路(電気容量制御回路)であり、このバイア
ス回路78はアンテナ装置71のインピーダンスとRF
電源73のインピーダンスとを整合させる周波数を調整
するものである。
【0058】次に動作について説明する。アンテナ装置
71として、1/4波長共振特性を利用した実施の形態
9に示したアンテナ装置を用いた場合、そのインピーダ
ンスの周波数特性を表す等価回路は図16に示すよう
に、インダクタL、キャパシタC、抵抗Rの直列回路で
表すことができる。インダクタLとキャパシタCはアン
テナの周囲に蓄積されるリアクティブなエネルギーを表
すものであり、抵抗Rはアンテナの放射を表すものであ
る。そして、図16に示した等価回路のインピーダンス
Zの周波数特性は次式で表される。 Z=R+j(ωL−1/ωC) 但し、ω:2πf このように、インピーダンスZの実部Rは周波数fによ
って不変であり、虚部は周波数によって変化する。
【0059】一方、この実施の形態13におけるアンテ
ナ装置の給電装置では、可変キャパシタ76にかかるバ
イアス電圧を変化させることにより、その可変キャパシ
タ76の電気容量を変化させることができる。よって、
複数の使用する周波数に対してバイアス電圧を適切に変
化させることで、使用する周波数によらず同一のインピ
ーダンスを得ることができる。その同一のインピーダン
スは、例えばインダクタ素子77にて50Ω整合ができ
る。即ち、バイアス回路78によるバイアス電圧を変化
させることで、50Ω整合が得られる周波数をチューニ
ング可能となる。尚、ここでは、インダクタ素子77の
周波数特性は、アンテナ装置71のインピーダンスZの
周波数特性に比べ小さいものとして無視した。可変キャ
パシタ76の電気容量変化量は有限であるため、アンテ
ナ装置71のインピーダンス特性としてリアクタンスの
周波数変化が小さいほど、広い周波数に亘りチューニン
グが可能となる。このようなアンテナ装置71として
は、例えば、実施の形態例9に示したようなアンテナ装
置が挙げられる。尚、図15では、リアクタンス素子と
して、インダクタ素子77を用いたが、状況に応じて
は、キャパシタ素子を用いても良い。
【0060】以上のように、この実施の形態13によれ
ば、バイアス回路78により可変キャパシタ76の電気
容量を適切に変化させることにより、リアクタンス素子
として用いられるインダクタ素子77と共に、使用する
周波数によらず同一のインピーダンスを得るアンテナ装
置71の給電装置を構成したので、広い周波数に渡って
チューニングが可能となり、アンテナ装置71を広帯域
化することができる効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、断面
が概略方形であり、波長に比べて小さく形成された中心
部が空洞の筒状誘電体と、その筒状誘電体の表面または
内部に形成された螺旋状導体と、その螺旋状導体の一端
に接続された導体面とを備えるように構成したので、螺
旋状導体の内部の中空部分の誘電体により生じる電界損
失分をなくすことができ、その筒状誘電体による小型化
と共に、アンテナ装置の放射効率を改善し、高性能にす
ることができる効果が得られる。また、アンテナ装置全
体は、チップ状のブロック形に構成したので、その表面
にハンダ付け可能な導体面が形成されているので、携帯
電話機等の小形無線端末向けに適しており、量産性を容
易にすることができる効果が得られる。
【0062】この発明によれば、螺旋径が波長に比べて
十分に小さく、且つ給電端側の螺旋径が小さく、開放端
側の螺旋径が大きく、長手方向の長さが波長に比べて小
さく形成された螺旋状導体を備えるように構成したの
で、自己の螺旋状導体による小型化と共に、放射抵抗の
増大、および広帯域化等、高性能にすることができる効
果が得られる。
【0063】この発明によれば、螺旋径が波長に比べて
十分に小さく、且つ給電端側の螺旋径が大きく、開放端
側の螺旋径が小さく、長手方向の長さが波長に比べて小
さく形成された螺旋状導体を備えるように構成したの
で、波長短縮効果が生じ、また、自己の螺旋状導体にも
波長短縮効果があるため、アンテナ装置全体を小形化す
ることができる効果が得られる。また、誘電体がない構
成なので、誘電体により生じる電界損失がなく、高性能
にすることができる効果が得られる。
【0064】この発明によれば、断面が概略方形であ
り、給電端側のその方形の一辺の長さが小さく、開放端
側のその方形の一辺の長さが大きく、波長に比べて小さ
く形成された柱状誘電体と、その柱状誘電体の表面また
は内部に給電端側の螺旋径が小さく、開放端側の螺旋径
が大きく形成された螺旋状導体と、その螺旋状導体の一
端に接続された導体面とを備えるように構成したので、
自己の螺旋状導体による小型化と共に、放射抵抗の増
大、および広帯域化等、高性能にすることができる効果
が得られる。さらに、柱状誘電体による小型化と共に、
アンテナ装置の基板上での支持を容易に、且つ強度も強
く行うことができる効果が得られる。
【0065】この発明によれば、断面が概略方形であ
り、給電端側のその方形の一辺の長さが大きく、開放端
側のその方形の一辺の長さが小さく、波長に比べて小さ
く形成された柱状誘電体と、その柱状誘電体の表面また
は内部に給電端側の螺旋径が大きく、開放端側の螺旋径
が小さく形成された螺旋状導体と、その螺旋状導体の一
端に接続された導体面とを備えるように構成したので、
波長短縮効果が生じ、また、自己の螺旋状導体にも波長
短縮効果があるため、アンテナ装置全体を小形化するこ
とができる効果が得られる。さらに、柱状誘電体による
小型化と共に、アンテナ装置の基板上での支持を容易
に、且つ強度も強く行うことができる効果が得られる。
【0066】この発明によれば、断面が概略方形であ
り、波長に比べて小さく形成された柱状誘電体と、その
柱状誘電体の表面または内部に給電端側の螺旋径が小さ
く、開放端側の螺旋径が大きく形成されるか、または、
給電端側の螺旋径が大きく、開放端側の螺旋径が小さく
形成された螺旋状導体と、その螺旋状導体の一端に接続
された導体面とを備えるように構成したので、自己の螺
旋状導体による小型化と共に、放射抵抗の増大、および
広帯域化等、高性能にすることができる効果が得られる
か、または、波長短縮効果が生じ、また、自己の螺旋状
導体にも波長短縮効果があるため、アンテナ装置全体を
小形化することができる効果が得られる。さらに、柱状
誘電体による小型化と共に、アンテナ装置の基板上での
支持を容易に、且つ強度も強く行うことができる効果が
得られる。さらに、柱状誘電体は、その断面が長手方向
に対して一定なので、製造を容易にすることができる効
果が得られる。
【0067】この発明によれば、断面が概略方形であ
り、波長に比べて小さく形成された柱状誘電体と、その
柱状誘電体の表面または内部に形成された螺旋状導体
と、その柱状誘電体の表面に設けられ、その螺旋状導体
の一端に接続された第1の導体面と、その柱状誘電体の
表面に設けられ、その螺旋状導体の一端と他端との間の
複数の点に各々接続された複数の第2の導体面と、それ
ら複数の第2の導体面と接地との間に各々接続された電
気容量とを備えるように構成したので、特性抵抗を低下
させ、アンテナ装置のインピーダンスのリアクタンスの
周波数依存性を小さくすることができる。また、第1、
第2の導体面上のハンダ付けの際の位置ずれによる浮遊
キャパシタンスの変化量を緩和することができ、アンテ
ナ特性の劣化を防ぐことができる。さらに、螺旋状導体
は波長短縮効果を有するため、螺旋状導体の物理的長さ
は1/4波長より小さく構成することができ、アンテナ
装置全体を小形化することができる効果が得られる。
【0068】この発明によれば、電気容量を、基板上の
パターンにより構成したので、電気容量をパターンによ
って代用することができ、製造を容易にすることができ
る効果が得られる。
【0069】この発明によれば、螺旋径が波長に比べて
十分に小さく、長手方向の長さが波長に比べて小さく、
給電端側の導体径が小さく、開放端側の導体径が大きく
形成された螺旋状導体を備えるように構成したので、波
長短縮効果が生じ、また、螺旋状導体自体にも波長短縮
効果があるため、アンテナ装置全体を小形化することが
できる効果が得られる。
【0070】この発明によれば、断面が概略方形であ
り、波長に比べて小さく形成された柱状誘電体と、その
柱状誘電体の表面または内部に給電端側の導体径が小さ
く、開放端側の導体径が大きく形成された螺旋状導体
と、その螺旋状導体の一端に接続された導体面とを備え
るように構成したので、波長短縮効果が生じ、また、螺
旋状導体自体にも波長短縮効果があるため、アンテナ装
置全体を小形化することができる効果が得られる。さら
に、柱状誘電体は、その断面が長手方向に対して一定な
ので、製造を容易にすることができる効果が得られる。
【0071】この発明によれば、柱状誘電を、中心部が
空洞の筒状誘電体で構成したので、中空部分の誘電体に
より生じる電界損失分をなくすことができ、アンテナ装
置の放射効率を改善することができる効果が得られる。
【0072】この発明によれば、導体面、給電端、また
は第1の導体面に線路を介して接続された給電回路と、
その線路に直列に接続された電気容量素子と、その線路
に並列に接続されたリアクタンス素子と、その電気容量
素子の電気容量を可変制御し、アンテナ装置のインピー
ダンスと給電回路のインピーダンスとを整合させる周波
数を調整する電気容量制御回路とを備えるように構成し
たので、広い周波数に渡って調整が可能となり、アンテ
ナ装置を広帯域化することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるアンテナ装置
を示す概略構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるアンテナ装置
を示す概略構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるアンテナ装置
を示す概略構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるアンテナ装置
を示す概略構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるアンテナ装置
を示す概略構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるアンテナ装置
を示す概略構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態5によるアンテナ装置
を示す概略構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態6によるアンテナ装置
を示す概略構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態7によるアンテナ装置
を示す概略構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態8によるアンテナ装
置を示す概略構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態9によるアンテナ装
置を示す概略構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態10によるアンテナ
装置を示す概略構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態11によるアンテナ
装置を示す概略構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態12によるアンテナ
装置を示す概略構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態13によるアンテナ
装置を示す概略構成図である。
【図16】 アンテナ装置の等価回路を示す回路図であ
る。
【図17】 従来のアンテナ装置を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
11 筒状誘電体、12,19,21,23,25,2
7,29,33,34,42,45,61,63,67
螺旋状導体、13 導体面、20,26,62 給電
端、22,28,64 開放端、31,32,41,6
6 直方体状誘電体(柱状誘電体)、35,36,4
3,68 直方体状誘電体(筒状誘電体)、46,47
導体面(第1の導体面)、48 導体面(第2の導体
面)、52接地パターン領域(接地)、57 電気容
量、58 パターン、59 浮遊容量(電気容量)、7
2 基板(給電装置)、73 RF電源(給電回路)、
74線路、76 可変キャパシタ(電気容量素子)、7
7 インダクタ素子(リアクタンス素子)、78 バイ
アス回路(電気容量制御回路)。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が概略方形であり、その方形の一辺
    の長さが波長に比べて十分に小さく、長手方向の長さが
    波長に比べて小さく形成された中心部が空洞の筒状誘電
    体と、前記筒状誘電体の表面または内部に形成された螺
    旋状導体と、前記筒状誘電体の表面に設けられ、前記螺
    旋状導体の一端に接続された導体面とを備えたアンテナ
    装置。
  2. 【請求項2】 螺旋径が波長に比べて十分に小さく、且
    つ給電端側の螺旋径が小さく、開放端側の螺旋径が大き
    く、長手方向の長さが波長に比べて小さく形成された螺
    旋状導体を備えたアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 螺旋径が波長に比べて十分に小さく、且
    つ給電端側の螺旋径が大きく、開放端側の螺旋径が小さ
    く、長手方向の長さが波長に比べて小さく形成された螺
    旋状導体を備えたアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 断面が概略方形であり、その方形の一辺
    の長さが波長に比べて十分に小さく、且つ給電端側のそ
    の方形の一辺の長さが小さく、開放端側のその方形の一
    辺の長さが大きく、長手方向の長さが波長に比べて小さ
    く形成され、表面または内部に螺旋状導体が形成された
    柱状誘電体と、前記柱状誘電体の表面に設けられ、前記
    螺旋状導体の一端に接続された導体面とを備えたことを
    特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 断面が概略方形であり、その方形の一辺
    の長さが波長に比べて十分に小さく、且つ給電端側のそ
    の方形の一辺の長さが大きく、開放端側のその方形の一
    辺の長さが小さく、長手方向の長さが波長に比べて小さ
    く形成され、表面または内部に螺旋状導体が形成された
    柱状誘電体と、前記柱状誘電体の表面に設けられ、前記
    螺旋状導体の一端に接続された導体面とを備えたことを
    特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 断面が概略方形であり、その方形の一辺
    の長さが波長に比べて十分に小さく、長手方向の長さが
    波長に比べて小さく形成され、表面または内部に螺旋状
    導体が形成された柱状誘電体と、前記柱状誘電体の表面
    に設けられ、前記螺旋状導体の一端に接続された導体面
    とを備えたことを特徴とする請求項2または請求項3記
    載のアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 断面が概略方形であり、その方形の一辺
    の長さが波長に比べて十分に小さく、長手方向の長さが
    波長に比べて小さく形成された柱状誘電体と、前記柱状
    誘電体の表面または内部に形成された螺旋状導体と、前
    記柱状誘電体の表面に設けられ、前記螺旋状導体の一端
    に接続された第1の導体面と、前記柱状誘電体の表面に
    設けられ、前記螺旋状導体の一端と他端との間の複数の
    点に各々接続された複数の第2の導体面と、前記複数の
    第2の導体面と接地との間に各々接続された電気容量と
    を備えたアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 電気容量は、基板上のパターンにより形
    成したことを特徴とする請求項7記載のアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 螺旋径が波長に比べて十分に小さく、長
    手方向の長さが波長に比べて小さく、給電端側の導体径
    が小さく、開放端側の導体径が大きく形成された螺旋状
    導体を備えたアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 断面が概略方形であり、その方形の一
    辺の長さが波長に比べて十分に小さく、長手方向の長さ
    が波長に比べて小さく形成され、表面または内部に螺旋
    状導体が形成された柱状誘電体と、前記柱状誘電体の表
    面に設けられ、前記螺旋状導体の一端に接続された導体
    面とを備えたことを特徴とする請求項9記載のアンテナ
    装置。
  11. 【請求項11】 柱状誘電体は、中心部が空洞の筒状誘
    電体であることを特徴とする請求項4から請求項8、お
    よび請求項10のうちのいずれか1項記載のアンテナ装
    置。
  12. 【請求項12】 導体面、給電端、または第1の導体面
    に線路を介して接続された給電回路と、前記線路に直列
    に接続された電気容量素子と、前記線路に並列に接続さ
    れたリアクタンス素子と、前記電気容量素子の電気容量
    を可変制御し、請求項1から請求項11のうちのいずれ
    か1項記載のアンテナ装置のインピーダンスと前記給電
    回路のインピーダンスとを整合させる周波数を調整する
    電気容量制御回路とを備えたアンテナ装置の給電装置。
JP11047081A 1999-02-24 1999-02-24 アンテナ装置およびその給電装置 Pending JP2000244226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11047081A JP2000244226A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 アンテナ装置およびその給電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11047081A JP2000244226A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 アンテナ装置およびその給電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000244226A true JP2000244226A (ja) 2000-09-08

Family

ID=12765232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11047081A Pending JP2000244226A (ja) 1999-02-24 1999-02-24 アンテナ装置およびその給電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000244226A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005175665A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナモジュール
JP2010074842A (ja) * 2009-11-13 2010-04-02 Panasonic Corp アンテナモジュール
WO2011078561A2 (ko) * 2009-12-21 2011-06-30 주식회사 이엠따블유 안테나, 안테나용 기판 및 이를 구비한 안테나 장치
JP2011151573A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Harada Ind Co Ltd 車両用のヘリカルアンテナ
JP2011228767A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Harada Ind Co Ltd 車両用のam/fm受信用ヘリカルアンテナ
KR101180891B1 (ko) * 2011-04-26 2012-09-07 주식회사 엘트로닉스 공진 커플러 및 이를 이용한 무선 에너지 전송 시스템
JP2013247436A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Murata Mfg Co Ltd コイルアンテナおよび通信端末装置
JP2014154896A (ja) * 2013-02-04 2014-08-25 Murata Mfg Co Ltd アンテナ、アンテナ装置、及び携帯端末
JP2016066915A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 横浜ゴム株式会社 アンテナおよびその製造方法
JP2019039740A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 シチズン時計株式会社 携帯型電波時計

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005175665A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナモジュール
JP2010074842A (ja) * 2009-11-13 2010-04-02 Panasonic Corp アンテナモジュール
WO2011078561A2 (ko) * 2009-12-21 2011-06-30 주식회사 이엠따블유 안테나, 안테나용 기판 및 이를 구비한 안테나 장치
WO2011078561A3 (ko) * 2009-12-21 2011-09-22 주식회사 이엠따블유 안테나, 안테나용 기판 및 이를 구비한 안테나 장치
JP2011151573A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Harada Ind Co Ltd 車両用のヘリカルアンテナ
JP2011228767A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Harada Ind Co Ltd 車両用のam/fm受信用ヘリカルアンテナ
KR101180891B1 (ko) * 2011-04-26 2012-09-07 주식회사 엘트로닉스 공진 커플러 및 이를 이용한 무선 에너지 전송 시스템
WO2012148152A1 (ko) * 2011-04-26 2012-11-01 주식회사 엘트로닉스 공진 커플러 및 이를 이용한 무선 에너지 전송 시스템
JP2013247436A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Murata Mfg Co Ltd コイルアンテナおよび通信端末装置
JP2014154896A (ja) * 2013-02-04 2014-08-25 Murata Mfg Co Ltd アンテナ、アンテナ装置、及び携帯端末
JP2016066915A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 横浜ゴム株式会社 アンテナおよびその製造方法
JP2019039740A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 シチズン時計株式会社 携帯型電波時計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8212731B2 (en) Antenna device and communication apparatus
US6809687B2 (en) Monopole antenna that can easily be reduced in height dimension
KR101731672B1 (ko) 안테나 장치
JP2005150937A (ja) アンテナ構造およびそれを備えた通信機
JP2007194995A (ja) アンテナ及び無線通信機
JPWO2008035526A1 (ja) アンテナ構造およびそれを用いた無線通信装置
KR20030066779A (ko) 안테나 디바이스
KR20020081490A (ko) Pifa 안테나 장치
JP2005295493A (ja) アンテナ装置
JP2009111999A (ja) マルチバンドアンテナ
KR20050085870A (ko) 휴대 무선 장치를 위한 저체적 안테나
WO2004051800A1 (ja) チップアンテナ、チップアンテナユニット及びこれらを用いた無線通信装置
JPH0529818A (ja) Temモード共振器
JP2000244226A (ja) アンテナ装置およびその給電装置
KR100554634B1 (ko) 임피던스-정합 장치
JP2005020266A (ja) 多周波アンテナ装置
CN109473770B (zh) 一种基于平行板电容加载的螺旋天线
JPH1127025A (ja) アンテナ装置
JPH05275919A (ja) 小形携帯無線機用メアンダ・ヘリカルアンテナ
JPH10242731A (ja) アンテナ装置
KR101776263B1 (ko) 메타머티리얼 안테나
JP2001320292A (ja) アンテナ整合装置及び通信用アンテナ整合装置並びに整合方法
KR20010052065A (ko) 1/4 파-1/4 파 접개식 안테나 및 이와 관계된 전화기
JPH05347509A (ja) プリントアンテナ
JPH09307331A (ja) 整合回路及びそれを用いたアンテナ装置