JP2013245418A - タイヤコード製織装置の経糸張力調整装置における経糸付勢方法及びその装置 - Google Patents
タイヤコード製織装置の経糸張力調整装置における経糸付勢方法及びその装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】
クリール装置2から引き出された経糸の張力を均一化するダンサローラ10a,b及びダンサローラ10a,bよりも上流側に配置されるドロッパ装置8を含む経糸張力調整装置3と、経糸張力調整装置3を経由して供給される経糸によりタイヤコード織物を製織する織機4と、を含むタイヤコード製織装置1において、経糸の上側で経糸の進行方向と直交する方向に延在し上下動する付勢ローラ10aと、付勢ローラ10aに対し引き下げる方向の付勢力Fを作用させる流体圧シリンダ15を含む付勢装置11とにより、織機4の停止時点以降の第1の時点から織機4の再始動までの期間に亘って付勢ローラ10aに対し付勢力を作用させる。
【選択図】図2
Description
2本のダンサローラ、すなわち第1のダンサローラ10a及び第2のダンサローラ10bは、シート状の経糸列上に載置された状態で設けられている。前記のとおり、本実施例では、第1のダンサローラ10aは、第1のガイドロール36aと第2のガイドロール36bとの間に位置し、第2のダンサローラ10bは、第2のガイドロール36bと第3のガイドロール36cとの間に位置している。これらダンサローラは、その自重を経糸7に作用させることにより、各経糸7の張力を均一化し、かつ一定の範囲に保つことを目的として設けられるものであり、その自重と経糸張力との釣り合いを維持するように、経糸の張力変動にともなって上下動する。
図2に示すとおり、作動伝達機構12は、主要な構成として、付勢ローラとしての第1のダンサローラ10aの両端部に相対回転可能に連結された一対の第1のレバー16と、各第1のレバー16に対し第1の軸17を介して連結された一対の第2のレバー18とを含む。更に、本実施例では、作動伝達機構12は、第2のレバー18と後述の付勢装置11におけるエアシリンダ15aとの間に介装されてエアシリンダ15aのロッド24の推力を第2のレバー18に伝達するための第3のレバー20と、エアシリンダ15aのロッド24に取り付けられて第3のレバー20と係合する係合部材21とを含む。作動伝達機構12は、エアシリンダ15aのロッド24の推力を、第1のダンサローラ10aを引き下げる付勢力に変換して第1のダンサローラ10aへ伝達することを目的として設けられている。
エアシリンダ15aのロッド24が伸び方向(縮動方向と正反対の方向)のストロークエンドに位置し、かつ第1のダンサローラ10aが上下動の上限に位置するとき、すなわち経糸7が第1のガイドロール36aと第2のガイドロール36bとの間で直線状に張られた状態であるとき、ロッド24に固定された係合部材21の係合用ローラ44は第3のレバー20の係合面20aよりも下流側に位置する。
次に、エアシリンダ15a及びエアシリンダ15aを作動させる流体供給装置13を備える付勢装置11について説明する。本実施例の経糸張力調整装置3では、付勢装置11は、流体圧シリンダ15として一対のフレーム6の各々に設置された二つのエアシリンダ15aを有しており、各エアシリンダ15aは、作動流体を供給するための流体供給装置13に接続されている。なお、以下の説明では、二つのエアシリンダ15aのうちの一方に着目して付勢装置11を説明するが、エアシリンダ15aのロッド24の位置を検出する位置検出器22の有無以外は他方のエアシリンダ15a側の付勢装置11の構成も基本的に同じである。
図7のタイムチャートは織機4の運転状況に対する経糸張力調整装置3の動作を示すタイムチャートである。タイムチャートの左端に示すとおり、織機4の運転中、特にスダレ製織部の製織中において、制御装置23は、第1、第2の電磁弁51、29をともに非励磁状態(図7における「OFF」の状態)としている。第1、第2の電磁弁51、29がともに非励磁状態(OFF)のとき、図5に示すとおり、第2の供給・排出経路28が流体供給源50に接続されるとともに、第1の供給・排出経路27が第1の電磁弁51の排出ポートに接続される。また、第2の電磁弁29により、第1の流体流路28aが第2の圧力室26へ接続される。したがって、織機運転中、エアシリンダ15aには流体供給源50から供給される圧力空気が第1の流体流路28aを経由して第2の圧力室26に供給されている。その結果、エアシリンダ15aのピストン34に対し伸び方向(図5のピストン34における左側の面)に空気圧が作用しており、ロッド24は伸び方向のストロークエンドに位置した状態となっている。
織機4の運転中におけるスダレ製織部の製織中において、製織不良の発生、あるいは作業者による停止ボタン等の操作にともない織機4が停止すると共に、織機4の主制御装置は制御装置23に対し停止信号S1を出力する。図7に示すとおり、停止信号S1の入力を受けた制御装置23は、第1の電磁弁51を励磁状態(図7における「ON」の状態)とする。第1の電磁弁51が非励磁状態(OFF)から励磁状態(ON)に切り換えられることにより、第2の供給・排出経路28が流体供給源50に接続された状態から、第1の供給・排出経路27が流体供給源50に接続された状態へと切り換えられる。また、第2の供給・排出経路28は、第1の電磁弁51の排出ポートに接続された状態となる。
タイヤコード製織装置1においては、スダレ製織部を製織中に停止した織機4を再始動する際、その再始動に伴ってクリール装置2のボビン2aから経糸7が急激に引き出されて乱れることを防止する目的で、織機4を、任意設定された起動主軸回転数(例えば、300rpm)で始動させ、その後、数ピック(例えば、30ピック程度、時間にして3〜5秒間)をかけて加速させてスダレ製織の定常運転回転数(例えば900rpm)に達するような始動運転を行う場合があり、本実施例でも、そのような始動運転が行われるものとする。
制御装置23は、予め設定された時間が経過したことを示す信号を前記タイマーから受信すると、第1の電磁弁51を非励磁状態(OFF)にする。これにともない、第1の供給・排出経路27が流体供給源50に接続された状態から第2の供給・排出経路28が流体供給源50に接続された状態へ切り換えられる。また、第1の供給・排出経路27は、第1の電磁弁51の排出ポートに接続された状態となる。したがって、第2の時点以降では、流体供給源50から供給される圧力空気は第2の供給・排出経路28を経由してエアシリンダ15aの第2の圧力室26に供給される。
図1〜図7で示した実施例では、流体圧シリンダ15として複動式のエアシリンダ15aを採用しているが、これに代えて、流体圧シリンダ15として単動式のシリンダを採用してもよい。このように、本発明の流体圧シリンダ15は、複動式及び単動式のいずれの作動方式でもよい。例えば、図8、図9に示す流体供給装置14では、流体圧シリンダ15として単動型式の流体圧シリンダ15を採用している。
以上で説明した図5、図6の実施例や図8、図9の変形例では、第1の電磁弁と切換装置としての第2の電磁弁とをそれぞれ別体の電磁弁として設けているが、これに限らない。第1の電磁弁と切換装置としての第2の電磁弁とを切換装置としての一体の電磁弁として設けるようにしてもよい。例えば、図10に示す実施例の流体供給装置60は、図8、図9に示した流体供給装置14における二つの電磁弁すなわち第1の電磁弁55、第2の電磁弁33に換えて、切換装置としての電磁弁61を一つ設けたものである。油圧シリンダ15bは、供給・排出経路63を介して流体供給源58に接続されている。流体供給装置58の下流には油圧を調整するリリーフ弁62が接続されている。供給・排出経路63は、第1の流体流路63aと、絞り弁64が取り付けられる第2の流体流路63bと、第1の流体流路63a及び第2の流体流路63bの一方から他方へ切り換える切換装置としての電磁弁61とを備えている。
以上で説明した実施例では、流体圧シリンダ15を作動させる始点である第1の時点を織機停止時点、すなわち、織機4の主制御装置が停止信号S1を発生した時点としているが、第1の時点は織機停止時点に限定されない。第1の時点は、停止信号S1が発生した時点から織機4の停止にともなう経糸の緩みをドロッパ装置8が経糸切れとして誤検出してしまうまでの間の期間内であればよく、その期間内において任意に設定可能である。
以上で説明した実施例では、流体圧シリンダ15の作動を制御する制御装置23、31、66がタイマーを備え、制御装置自身が織機再始動時点から第2の時点までの期間(織機再始動時点からスダレ製織の定常運転回転数に達する時点)までの期間の経過を監視するものとしたが、期間の経過を監視する装置は制御装置に限定されない。例えば、織機4の主制御装置が第2の時点までの期間の経過を監視するものとし、第2の時点に達した時点で織機4の主制御装置から経糸張力調整装置3の制御装置23、31、66に対し信号が出力され、信号を受けた制御装置23、31、66が流体圧シリンダ15を作動方向と逆方向へ動作させ、第1のダンサローラ10aに対する付勢力を解除してもよい。なお、この場合、制御装置23、31、66に備えられていたタイマーは省略される。
以上で説明した実施例では、第1の時点からの付勢ローラとしての第1のダンサローラ10aの下方への変位過程において、流体圧シリンダ15におけるロッド24、57の変位速度を変化させて付勢ローラの下方への変位速度を変化させているが、本発明においては、付勢ローラの下方への変位速度を変化させることは必須では無く、付勢ローラの下方への変位が一定の速度で行われるようにしてもよい。なお、その場合、例えば図1〜図7で示した実施例では、第2の供給・排出経路28における第2の電磁弁29及び第2、第3の流体流路28b、28cを省略することが可能である。また、図8、図9に示す実施例では、供給・排出経路32における第2の電磁弁33及び第2の流体流路32bを省略することが可能である。
以上で説明した実施例、例えば、図1〜図7で示した実施例では、第2の供給・排出経路28の第2の流体流路28bに絞り弁52を設け、絞り弁52の調節により第2の流体流路28bの流量を第1の流体流路28aの流量よりも少なくしているが、流量の調整は、絞り弁によるものに限らない。例えば、第2の流体流路28bに絞り弁52を設けずに、第2の流体流路28bを第1の流体流路28aよりも直径の小さい管(エアチューブ)で構成することにより、第2の流体流路28bの流量を第1の流体流路28aの流量に対して少なく設定するようにしてもよい。
以上で説明した実施例、例えば、図1〜図7で示した実施例では、流体圧シリンダ15としてのエアシリンダ15aを一対のフレーム6のそれぞれに設けているが、これに限らない。例えば、図1〜図7で示した実施例において、流体圧シリンダ15をひとつのみ設け、一対のフレーム6間に掛け渡された通しの第2の軸19を介して第1のダンサローラ10aに対し引き下げる方向の付勢力を作用させるようにしてもよい。なお、流体圧シリンダ15をひとつのみ設ける場合、幅方向における流体圧シリンダ15の配置は、流体圧シリンダ15を一対のフレーム6間の任意の位置としてもよいし、一対のフレーム6のいずれか一方側に配置するようにしてもよい。
以上で説明した実施例では、第1のダンサローラ10aを付勢ローラとして兼用するために、作動伝達機構12に第3のレバー20と係合部材21とを設け、付勢装置11が付勢ローラとしての第1のダンサローラ10aの自重を支えない構成としているが、例えば図16(e)に示すとおり、作動伝達機構12に係合部材21や第3のレバー20を設けずに、付勢ローラの自重を付勢装置11の流体圧シリンダ15により直接支えるようにしてもよい。この場合、経糸張力調整装置3に、付勢装置11に連結した付勢ローラと付勢装置に連結しないダンサローラとを別々に設けることが考えられる。
図1〜図7で示した実施例では、主として疵戻し操作等により生じる経糸7の緩みを吸収させる目的で第2のダンサローラ10bを設けられているが、第2のダンサローラ10bは必須ではないため、経糸張力調整装置3が第2のダンサローラ10bを備えないものであってもよい。また、図1〜図7で示した実施例のように経糸張力調整装置3が第2のダンサローラ10bを備える場合において、図16(f)に示すとおり、第1のダンサローラ10aと同様に、第2のダンサローラ10bにも付勢装置11が連結され、織機4の停止時に第1のダンサローラ10aと同様に第2のダンサローラ10bが作動する構成としてもよい。
2 クリール装置
2a ボビン
3 経糸張力調整装置
4 織機
4a 送り出し装置
4b ニップ式ロール
4c フィードロール
5 別巻き取り装置
6 フレーム
6a 第1のフレーム
6b 第2のフレーム
6c ビーム
7 経糸
8 ドロッパ装置
8a ドロッパピン
8b コンタクトバー
10a 付勢ローラとしての第1のダンサローラ
10b 第2のダンサローラ
11 付勢装置
12 作動伝達機構
13 流体供給装置
14 流体供給装置
15 流体圧シリンダ
15a エアシリンダ
15b 油圧シリンダ
16 第1のレバー
17 第1の軸
18 第2のレバー
19 第2の軸
20 第3のレバー
20a 係合面
21 係合部材
22 位置検出器
22a 近接センサ
22b センサプレート
23 制御装置
24 ロッド
25 第1の圧力室
25a 給排気ポート
26 第2の圧力室
26a 給排気ポート
27 第1の供給・排出経路
28 第2の供給・排出経路
28a 第1の流体流路
28b 第2の流体流路
28c 第3の流体流路
29 切換装置としての第2の電磁弁
30 圧力室
30a 吸排ポート
30b スプリング
31 制御装置
32 供給・排出経路
32a 第1の流体流路
32b 第2の流体流路
32c 第3の流体流路
33 切換装置としての第2の電磁弁
34 ピストン
35 リーズロッド
36a 第1のガイドロール
36b 第2のガイドロール
36c 第3のガイドロール
36d 第4のガイドロール
37 軸受
38 連結軸
39 軸受
40 軸受
41 クレビス
41a 開口部
42 係合プレート
43 支持軸
44 係合用ローラ
45 転動用ローラ
46 ベース部材
47 載置部
48 揺動ブラケット
49 穴
50 流体供給源
51 第1の電磁弁
52 絞り弁
52a 逆止弁
53 減圧弁
54 ブラケット
54a 長孔
55 第1の電磁弁
56 絞り弁
56a 逆止弁
57 ロッド
58 流体供給源
59 減圧弁
60 流体供給装置
61 切換装置としての電磁弁
62 リリーフ弁
63 供給・排出経路
63a 第1の流体流路
63b 第2の流体流路
64 絞り弁
65 作動油タンク
66 制御装置
67 流体供給装置
68 制御装置
70 第2の供給・排出経路
70a 第1の流体流路
70b 第2の流体流路
71 切換装置としての第2の電磁弁
72 逆止弁付きの絞り弁
73 流体供給装置
74 制御装置
75 第2の供給・排出経路
75a 第1の流体流路
75b 第2の流体流路
76 流体供給装置
77 制御装置
78 供給・排出経路
78a 第1の流体流路
78b 第2の流体流路
79 絞り弁
91 タイヤコード製織装置
92 経糸張力調整装置
93 ダンサローラ
94 ドロッパ装置
95 ガイドロール
S1 停止信号
S2 検出信号
Claims (7)
- スダレ製織部とタビー部とを含むタイヤコード織物を製織するためのタイヤコード製織装置(1)であって、
経糸を供給するクリール装置(2)と、
前記クリール装置(2)から引き出された多数本の経糸の張力を均一化するためのダンサローラ(10a,10b)及び前記ダンサローラ(10a,10b)よりも経糸の上流側に配置される経糸切れ検出用のドロッパ装置(8)を含む経糸張力調整装置(3)と、
前記経糸張力調整装置(3)を経由して供給される経糸によりタイヤコード織物を製織する織機(4)と、
を含むタイヤコード製織装置(1)における経糸張力調整装置(3)において、
シート状の経糸の上側の位置で経糸の進行方向と直交する方向に延在するとともに上下方向に移動可能に設けられる付勢ローラ(10a)と、
前記付勢ローラ(10a)に対し引き下げる方向の付勢力を作用させるための流体圧シリンダ(15)を含む付勢装置(11)と、
を備え、
スダレ製織部を製織中に前記織機(4)が停止したことにともない、その停止時点以降の第1の時点から前記織機(4)の再始動までの期間に亘って前記流体圧シリンダ(15)を作動させることにより、前記付勢ローラ(10a)に対し前記付勢力を流体圧シリンダ(15)によって作用させる、
ことを特徴とするタイヤコード製織装置の経糸張力調整装置における経糸付勢方法。 - 前記織機(4)の再始動後の第2の時点までに亘り、前記流体圧シリンダ(15)の作動を継続することを特徴とする請求項1に記載のタイヤコード製織装置の経糸張力調整装置における経糸付勢方法。
- 前記第1の時点からの前記流体圧シリンダ(15)の作動にともなう前記付勢ローラ(10a)の下方への変位の過程において、前記付勢ローラ(10a)の変位速度が遅くなる方向へ変化するように前記流体圧シリンダ(15)の作動を調整することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤコード製織装置の経糸張力調整装置における経糸付勢方法。
- スダレ製織部とタビー部とを含むタイヤコード織物を製織するためのタイヤコード製織装置(1)であって、
経糸を供給するクリール装置(2)と、
前記クリール装置(2)から引き出された多数本の経糸の張力を均一化するためのダンサローラ(10a,10b)及び前記ダンサローラ(10a,10b)よりも経糸の上流側に配置される経糸切れ検出用のドロッパ装置(8)を含む経糸張力調整装置(3)と、
前記経糸張力調整装置(3)を経由して供給される経糸によりタイヤコード織物を製織する織機(4)と、
を含むタイヤコード製織装置(1)における経糸張力調整装置(3)において、
シート状の経糸の上側の位置で経糸の進行方向と直交する方向に延在するとともに上下方向に移動可能に設けられる付勢ローラ(10a)と、
前記付勢ローラ(10a)に連結された付勢装置(11)であって前記付勢ローラ(10a)に対し引き下げる方向の付勢力を作用させるための流体圧シリンダ(15)を含む付勢装置(11)と、
前記付勢ローラ(10a)と前記流体圧シリンダ(15)とに連結されて前記流体圧シリンダ(15)に作用する流体圧による力を前記付勢ローラ(10a)に付勢力として作用させる作動伝達機構(12)であって、一端が前記付勢ローラ(10a)の両端のそれぞれに対し相対回転するように連結される一対の第1のレバー(16)、及び一対のフレーム(6)に支持された第2の軸(19)を介して前記フレーム(6)に対し回動するように一端が支持されるとともに前記第2の軸(19)の軸心と前記付勢ローラ(10a)の軸心とを結ぶ直線上を除く位置に軸心が位置する第1の軸(17)を介して前記一対の第1のレバー(16)の他端のそれぞれと相対的に回動するように他端が連結された一対の第2のレバー(18)を含む作動伝達機構(12)と、
を備え、
前記付勢装置(11)は、前記流体圧シリンダ(15)がその作動によって前記第2のレバー(18)に対し前記第2の軸(19)の軸線周りに回動させる力を作用させるように設けられており、
前記流体圧シリンダ(15)の作動にともなって前記第2のレバー(18)が前記軸線周りで回動されることにより、前記付勢ローラ(10a)に対し前記第1のレバー(16)を介して前記付勢力を作用させることを特徴とするタイヤコード製織装置の経糸張力調整装置(3)。 - 前記作動伝達機構(12)は、
前記フレーム(6)に対して回転するように支持されるとともに前記第2のレバー(18)に連結される第3のレバー(20)と、
前記流体圧シリンダ(15)のロッド(24)に取り付けられるとともに前記付勢ローラ(10a)に対し前記付勢力を作用させるように前記第2のレバー(18)を回動させる作動方向へ前記ロッド(24)が変位することによって前記第3のレバー(20)を押圧する係合部材(21)であって前記押圧方向に関し第3のレバー(20)と離間可能に連結される係合部材(21)と、
を備えることを特徴とする請求項4に記載のタイヤコード製織装置の経糸張力調整装置(3)。 - 前記付勢装置(11)は、前記流体圧シリンダ(15)に圧力流体を供給する流体供給装置(13,67,73)を備え、
前記流体供給装置(13,67,73)は、
前記流体圧シリンダ(15)におけるピストンに対し前記ロッド(24)を前記作動方向へ変位させる流体圧を作用させる第1の圧力室(25)へ圧力流体が供給されることにともなって圧力流体が排出される第2の圧力室(26)に接続された圧力流体の供給・排出経路(28,70,75)と、
前記流体圧シリンダ(15)のロッド位置を検出する位置検出器(22)と、
前記流体圧シリンダ(15)への圧力流体の供給・排出を制御する制御装置(23,68,74)と、
を備え、
前記供給・排出経路(28,70,75)は、
前記第2の圧力室(26)に接続される第1の流体流路(28a,70a,75a)と、
前記第2の圧力室(26)に接続される第2の流体流路であって圧力流体の流量を前記第1の流体流路(28a,70a,75a)よりも少なく設定される第2の流体流路(28b,70b,75b)と、
前記第2の圧力室(26)から排出される圧力流体の経路を前記第1の流体流路(28a,70a,75a)及び前記第2の流体流路(28b,70b,75b)のいずれか一方に選択的に切り換える切換装置(29,71)と、
を備え、
前記制御装置(23,68,74)は、前記流体圧シリンダ(15)の作動にともなう前記ロッド(24)の前記作動方向への変位過程で、前記位置検出器(22)からの検出信号に基づいて前記ロッド(24)の移動量が所定量に達したことを把握し、その時点で圧力流体の排出経路を前記第1の流体流路(28a,70a,75a)から前記第2の流体流路(28b,70b,75b)に切り換えるように前記切換装置(29,71)を動作させることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のタイヤコード製織装置の経糸張力調整装置(3)。 - 前記付勢装置(11)は、前記流体圧シリンダ(15)に圧力流体を供給する流体供給装置(14,60,76)を備え、
前記流体供給装置(14,60,76)は、
前記流体圧シリンダ(15)におけるピストンに対し前記ロッド(57)を前記作動方向へ変位させる流体圧を作用させる圧力室(30)に接続された圧力流体の供給・排出経路(32,63,78)と、
前記流体圧シリンダ(15)のロッド位置を検出する位置検出器(22)と、
前記流体圧シリンダ(15)への圧力流体の供給・排出を制御する制御装置(31,66,77)と、
を備え、
前記供給・排出経路(32,63,78)は、
前記圧力室(30)に接続される第1の流体流路(32a,63a,78a)と、
前記圧力室に接続される第2の流体流路であって圧力流体の流量を前記第1の流体流路(32a,63a,78a)よりも少なく設定される第2の流体流路(32b,63b,78b)と、
前記圧力室(30)へ供給される圧力流体の経路を前記第1の流体流路(32a,63a,78a)及び前記第2の流体流路(32b,63b,78b)のいずれか一方に選択的に切り換える切換装置(33,61)と、
を備え、
前記制御装置(31,66,77)は、前記流体圧シリンダ(15)の作動にともなう前記ロッド(57)の前記作動方向への変位過程で、前記位置検出器(22)からの検出信号に基づいて前記ロッド(57)の移動量が所定量に達したことを把握し、その時点で圧力流体の供給経路を前記第1の流体流路(32a,63a,78a)から前記第2の流体流路(32b,63b,78b)に切り換えるように前記切換装置(33,61)を作動させることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のタイヤコード製織装置の経糸張力調整装置(3)。
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