JP2013239831A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置の状態が通常電力操作により当該画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることが望ましくない特殊状態である場合に、ユーザがそのことに気付かずに電力の供給/停止を切り替えてしまうことを抑制しつつ、特殊状態であることを承知の上で電力の供給/停止を切り替えたいユーザが電力の供給/停止を切り替えることができること。
【解決手段】画像処理装置は、特殊状態ではない場合(S102:NO)は電源操作部によって受け付けられた電力制御操作に応じて電源部に動作を行わせ、特殊状態である場合(S102:YES)は、電源操作部によって受け付けられた電力制御操作が特殊電力制御操作であるか否かを判断し(S103)、特殊電力制御操作である場合(S103:YES)は電源部に前記動作を行わせ、特殊電力制御操作ではない場合(S103:NO)は前記動作を行わせない電力制御処理を実行する。
【選択図】図2

Description

画像処理部への電力の供給/停止を切り替える技術に関する。
従来、印刷装置において、ページバッファに未印刷データが格納されている状態で電源スイッチがオフにされた場合は電源をオフにしないものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−246118号公報
しかしながら、電源をオフにすると未印刷データが消えてしまうなどの電源をオフにすることが望ましくない状況であっても、ユーザはそのことを承知の上で印刷装置の電源をオフにしたい場合もある。従来はこのような場合について検討されていなかった。
本明細書では、画像処理装置の状態が通常電力制御操作により画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることが望ましくない特殊状態である場合に、ユーザがそのことに気付かずに電力の供給/停止を切り替えてしまうことを抑制しつつ、特殊状態であることを承知の上で電力の供給/停止を切り替えたいユーザが電力の供給/停止を切り替えることができる技術を開示する。
本明細書によって開示される画像処理装置は、画像処理部と、前記画像処理部に電力を供給する電源部と、前記電源部を制御する制御部と、ユーザから電力制御操作を受け付ける電源操作部であって、通常電力制御操作、及び、前記通常電力制御操作とは異なる特殊電力制御操作を受け付ける電源操作部と、を備え、前記制御部は、前記電力制御操作が開始されると、当該画像処理装置の状態が、前記通常電力制御操作に応じて前記画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることを抑制する特殊状態であるか否かを判断する状態判断処理と、前記電源操作部によって受け付けられた前記電力制御操作が前記特殊電力制御操作であるか否かを判断する特殊操作判断処理と、前記電源部を制御して前記画像処理部に電力を供給する動作又は電力の供給を停止する動作を行わせる電力制御処理であって、前記状態判断処理によって前記画像処理装置の状態が前記特殊状態ではないと判断された場合、又は、前記状態判断処理によって前記画像処理装置の状態が前記特殊状態であると判断され、且つ、前記特殊操作判断処理によって前記電力制御操作が前記特殊電力制御操作であると判断された場合は前記電源操作部によって受け付けられた前記電力制御操作に応じて前記電源部に前記動作を行わせ、前記状態判断処理によって前記画像処理装置の状態が前記特殊状態であると判断され、且つ、前記特殊操作判断処理によって前記電力制御操作が前記特殊電力制御操作ではないと判断された場合は前記動作を行わせない電力制御処理と、を実行する。
上記画像処理装置によると、特殊状態ではない場合は、通常電力制御操作及び特殊電力制御操作のいずれの操作が行われても電力の供給/停止が切り替えられる。これに対し、特殊状態である場合は特殊電力制御操作でなければ電力の供給/停止が切り替えられない。
このため、普段通常電力制御操作によって電力の供給/停止を切り替えているユーザの場合は、ユーザが特殊状態であることに気付かずに通常電力制御操作を行ってしまっても電力の供給/停止が切り替えられない。
通常電力制御操作を行っても電力の供給/停止が切り替えられない場合は、ユーザは特殊状態であることに気付くことができる。その場合に、特殊状態であることを承知の上で電力の供給/停止を切り替えたいユーザは、特殊電力制御操作を行うことにより、電力の供給/停止を切り替えることができる。
よって上記画像処理装置によると、画像処理装置の状態が通常電力制御操作により画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることが望ましくない特殊状態である場合に、ユーザがそのことに気付かずに電力の供給/停止を切り替えてしまうことを抑制しつつ、特殊状態であることを承知の上で電力の供給/停止を切り替えたいユーザが電力の供給/停止を切り替えることを可能にすることができる。
また、前記制御部は、前記電源操作部によって受け付けられた前記電力制御操作が前記通常電力制御操作であるか否かを判断する通常操作判断処理を実行し、前記電力制御処理において、前記状態判断処理によって当該画像処理装置の状態が前記特殊状態ではないと判断された場合であっても、前記通常操作判断処理によって前記電力制御操作が前記通常電力制御操作ではないと判断された場合は前記電源部に前記動作を行わせないようにしてもよい。
上記画像処理装置によると、全てのユーザについて、特殊状態ではないときの電力制御操作と特殊状態であるときの電力制御操作とを異ならせることができるので、特殊状態であることに気付かずに電力の供給/停止が切り替えられることをより確実に低減できる。
また、上記画像処理装置は、前記画像処理部に電力が供給されたことがあるか否かを示す電力供給情報を記憶する不揮発性メモリを備え、当該画像処理装置が工場から出荷される時点では、前記不揮発性メモリには前記画像処理部に電力が供給されたことがないことを示す前記電力供給情報が記憶されており、前記制御部は、前記状態判断処理において、前記画像処理部に電力が供給されたことがないことを示す前記電力供給情報が前記不揮発性メモリに記憶されている場合は前記特殊状態であると判断し、前記電力制御処理において、前記状態判断処理によって前記画像処理装置の状態が前記特殊状態であると判断され、且つ、前記特殊操作判断処理によって前記電力制御操作が前記特殊電力制御操作であると判断された場合は前記電源部を制御して前記画像処理部への電力の供給を行わせるとともに、前記電力供給情報を、工場出荷後に前記画像処理部に電力が供給されたことがあることを示す情報に書き換えてもよい。
輸送時の振動から画像処理部を保護するために工場出荷の際に画像処理部が保護シートによって保護されている場合がある。その場合、保護シートを取り除かずに画像処理部に電力を供給すると画像処理部が故障する虞がある。つまり、工場出荷後に画像処理部に電力が供給されたことがない状態は、通常電力制御操作により画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることが望ましくない特殊状態であるといえる。
上記画像処理装置によると、工場出荷後に画像処理部に電力が供給されたことがない場合は通常電力制御操作が受け付けられても画像処理部に電力を供給しないことにより、保護シートが取り除かれずに画像処理部に電力が供給されてしまう虞を低減できる。
また、前記動作は前記画像処理部に電力を供給する動作であり、前記特殊状態は、前記画像処理部への電力の供給が停止されてからの経過時間が基準時間以内である状態であってもよい。
上記画像処理装置によると、チャタリングによって画像処理部に誤って電力が供給されてしまうことを低減できる。
また、上記画像処理装置は、前記画像処理部によって処理されるデータを記憶する揮発性メモリを備え、前記動作は前記画像処理部への電力の供給を停止する動作であり、前記特殊状態は、前記揮発性メモリに前記データが記憶されている状態であってもよい。
上記画像処理装置によると、揮発性メモリにデータが記憶されていることを知らずにユーザが画像処理部への電力の供給を停止してしまう虞を低減できる。
また、前記データは第1種のデータと第2種のデータとに区分され、前記特殊状態は、前記第1種のデータが前記揮発性メモリに記憶されている状態であってもよい。
例えば、画像処理装置への電力の供給が停止されて揮発性メモリからデータが消えてしまったとしても、同じデータを揮発性メモリに再度記憶させることが容易であれば、そのデータは消えてしまっても影響が小さいといえる。
これに対し、元のデータがないことにより同じデータを揮発性メモリに再度記憶させることが困難である場合は、データが消えてしまうと影響が大きいといえる。
上記画像処理装置によると、例えば消えてしまうと影響が大きいデータを第1種のデータに区分し、消えてしまっても影響が小さいデータを第2種のデータに区分することにより、消えてしまった場合の影響が大きいデータを消え難くすることができる。
なお、データをどのような基準で第1種のデータと第2種のデータとに区分するかは適宜に決定することができる。
また、前記特殊状態は、前記画像処理部に異常が発生している状態であってもよい。
画像処理部に異常が発生した場合は、異常が解消された後に特定の処理を実行することがある。この場合、異常が発生している状態で画像処理部への電力の供給が停止されると、次回電力が供給されたとき、電力の供給が停止している間に異常が解消されたか否かが判らず、上述した特定の処理を実行すべきか否かを正確に判断することが困難になる。
また、画像処理部に異常が発生した場合は、異常が解消されずに画像処理部に電力が供給されると、電力を供給した後の初期化動作によって異常が深刻化する虞がある。
このように、画像処理部に異常が発生した場合は、画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることは望ましくない。
上記画像処理装置によると、画像処理部に異常が発生している場合は特殊電力制御操作を行わなければ画像処理部への電力の供給/停止が切り替えられないので、異常が発生している状態で電力の供給/停止が切り替えられてしまう虞を低減できる。
また、前記特殊電力制御操作は、前記通常電力制御操作よりも複雑な操作であってもよい。
上記画像処理装置によると、通常電力制御操作により画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることが望ましくない特殊状態である場合に、特殊状態であることを知らないユーザによって容易に電力の供給/停止が切り替えられてしまい難くすることができる。
なお、本明細書によって開示する技術は、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
実施形態1に係る複合機のブロック図。 電源オン処理の流れを示すフローチャート。 電源をオンにする場合における状態判断処理の流れを示すフローチャート。 電源オフ処理の流れを示すフローチャート。 電源をオフにする場合における状態判断処理の流れを示すフローチャート。 実施形態2に係る電源オン処理の流れを示すフローチャート。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
(1)複合機の電気的構成
先ず、図1を参照して、実施形態1に係る画像処理装置の電気的構成について説明する。実施形態1に係る画像処理装置は、PCプリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ送受信機能、メール印刷機能、メール通知機能などを有する所謂複合機である。以降の説明ではファクシミリをFAXと略す。
複合機1は、制御部10、設定記憶部11、印刷部12、画像読取部13、FAX送受信部14、操作パネル15、電源部16、電源操作部17、通信インタフェース部18などを備えて構成されている。
制御部10は、CPU10a、ROM10b、RAM10cを備えている。CPU10aはROM10bに記憶されているプログラムを実行することによって複合機1の各部を制御する。また、CPU10aは所定のプログラムを実行することによってソフトウェアクロックとしても機能する。ROM10bにはCPU10aによって実行されるプログラムやデータなどが記憶されている。RAM10cはCPU10aが各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。RAM10cは揮発性メモリの一例である。
設定記憶部11は、フラッシュメモリやハードディスクなどの不揮発性のメモリを用いて構成されており、各種の設定値を記憶する。設定記憶部11は不揮発性メモリの一例である。
印刷部12は、印刷用紙などのシートが収容されるシートトレイ、シートトレイに収容されているシートを1枚ずつ搬送する搬送部、搬送部によって搬送されているシートに電子写真方式やインクジェット方式によって画像を形成する画像形成部などを備えて構成されている。
また、印刷部12はシートの搬送経路に沿って互いに離間して配置されている複数のジャムセンサを有している。各ジャムセンサはそのジャムセンサの検出範囲内のシートの有無を検出し、検出結果を制御部10に出力する。制御部10は各ジャムセンサから検出結果を取得することにより、ジャムが発生しているか否かを判断することができる。
画像読取部13は、原稿が積載される原稿トレイ、原稿トレイに積載されている原稿を1枚ずつ搬送する搬送部、イメージセンサなどを備えており、搬送部によって搬送されている原稿を読み取って画像データを生成する。画像読取部13もジャムセンサを有している。
FAX送受信部14は、電話回線を介して外部のFAX装置との間で画像データのFAX送受信を行う。
印刷部12、画像読取部13、及び、FAX送受信部14はそれぞれ画像処理部の一例である。
操作パネル15は、複数の操作ボタンや液晶ディスプレイなどの表示装置を備えており、ユーザから各種の操作を受け付ける。
電源部16は例えばスイッチング電源であり、複合機1の各部に電力を供給する。
ここで、複合機1の電源をオンにするとは、電源部16から複合機1の制御部10以外の各部(少なくとも画像処理部のうちのいずれか)に電力を供給することをいう。「制御部10以外」としたのは、電源がオフの状態で電源キー17aが押下されると先ず制御部10に電力が供給され、電力が供給された制御部10が電源部16を制御して各部に電力を供給させるからである。つまり、ここでいう各部には、既に電力の供給が開始されている制御部10は除外される。
また、複合機1の電源をオフにするとは、電源部16から検出部17b以外(少なくとも画像処理部のうちのいずれか)への電力の供給を停止することをいう。また、ここでは電源をオフにする場合は制御部10への電力の供給も停止されるものとする。
なお、ここでは電源がオフのときに検出部17b以外への電力の供給を停止する場合を例に説明するが、これは一例であり、必要であれば電源がオフのときに検出部17b以外の部にも電力を供給してもよい。例えば制御部10は電源がオフのときにも電力が供給されてもよい。
電源操作部17は電源キー17aと検出部17bとを備えている。
電源キー17aは複合機1の電源をオン/オフする電力制御操作をユーザから受け付けるスイッチである。電源キー17aは、次に説明する通常電力制御操作、及び、通常電力制御操作とは異なる特殊電力制御操作を受け付ける。
通常電力制御操作は電源キー17aを連続して押している時間が例えば2秒未満の操作である。つまり、通常電力制御操作は所謂「短押し」である。例えば複合機1の操作マニュアルには通常電力制御操作によって電源をオン/オフするよう記載されており、ユーザは普段は通常電力制御操作によって電源のオン/オフを行っているものとする。
特殊電力制御操作は、電源キー17aを連続して押している時間が例えば2秒以上の操作である。つまり、特殊電力制御操作は所謂「長押し」である。特殊電力制御操作は通常電力制御操作よりも電源キー17aを押下する時間が長いので、通常電力制御操作よりも複雑な操作である。
検出部17bは電源キー17aと電気的に接続されており、電源キー17aによる電力制御操作を検出する。具体的には、検出部17bは電源キー17aを監視し、電源キー17aが押下されると電力制御操作が開始されたことをCPU10aに通知する。また、検出部17bは計時機能を有しており、電源キー17aが押下されてから離されるまでの時間を計測することによって通常電力制御操作及び特殊電力制御操作のいずれが行われたかを判断し、いずれか行われた電力制御操作をCPU10aに通知する。
ここで、複合機1の電源がオフのときはCPU10aに電力が供給されていない。このため、検出部17bは、複合機1の電源がオフのときに電源キー17aが押下された場合は、先ず電源部16を制御してCPU10aに電力を供給させる。そして、検出部17bは、CPU10aが起動した後に、電力制御操作が開始されたこと、及び、行われた電力制御操作をCPU10aに通知する。
通信インタフェース部18はパーソナルコンピュータ(PC)などの外部の装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース部18はLAN(Local Area Network)やインターネットなどの通信ネットワークを介して外部の装置と通信するものであってもよいし、USB(Universal Serial Bus)ケーブルやパラレルケーブルを介して外部の装置と通信するものであってもよい。また、通信インタフェース部18は外部の装置と有線によって通信するものであってもよいし、無線によって通信するものであってもよい。
(2)複合機の機能
以下、複合機1が備える機能のうち、PCプリント機能、FAX送受信機能、メール印刷機能、及び、メール通知機能について説明する。
(a)PCプリント機能
PCプリント機能は、PCから印刷ジョブを受信し、受信した印刷ジョブに基づいてシートに画像を印刷する機能である。PCプリント機能によって受信した印刷ジョブは、印刷待ち状態の印刷ジョブとしてRAM10cに記憶される。印刷待ち状態の印刷ジョブは、プリンタがその印刷ジョブを印刷可能な状態になり次第、印刷される。
PCプリント機能ではセキュア印刷を実行することもできる。以下、セキュア印刷の流れについて説明する。
PCはユーザからセキュア印刷が指示されると印刷ジョブに認証情報を設定して複合機1に送信する。以降の説明では認証情報が設定されている印刷ジョブのことをセキュア印刷ジョブという。複合機1はPCからセキュア印刷ジョブを受信した場合はそのセキュア印刷ジョブを直ぐには実行せず、認証待ち状態のセキュア印刷ジョブとしてRAM10cに記憶する。
そして、複合機1は、ユーザが複合機1の操作パネル15を操作して認証情報を入力したことを受け付けると、認証待ち状態のセキュア印刷ジョブのうちユーザが操作パネル15を操作して入力した認証情報と一致する認証情報が設定されているセキュア印刷ジョブを印刷待ち状態に変更する。このようにすれば、PCで印刷を指示したユーザが印刷結果を取りに複合機1まで行く間にその印刷結果が他人に見られてしまわないようすることができる。
(b)FAX送受信機能
FAX送受信機能は、画像読取部13によって原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データをFAX送受信部14によって外部のFAX装置にFAX送信する機能、及び、FAX送受信部14によって外部のFAX装置からFAX受信した画像データが表す画像を印刷部12によってシートに印刷する機能である。
画像データをFAX送信する場合は、生成した画像データはFAX送信待ち状態の画像データとしてRAM10cに記憶され、送信先のFAX装置との接続が確立されるのを待ってFAX送信される。
画像データをFAX受信した場合は、複合機1は受信した画像データから印刷ジョブを生成し、印刷待ち状態の印刷ジョブとしてRAM10cに記憶させる。
(c)メール印刷機能
メール印刷機能は、外部のPCから電子メールに画像データを添付して複合機1に送信し、電子メールを受信した複合機1がその電子メールに添付されている画像データを印刷する機能である。電子メールによって画像データを受信した場合は、複合機1は受信した画像データから印刷ジョブを生成し、印刷待ち状態の印刷ジョブとしてRAM10cに記憶させる。
(d)メール通知機能
メール通知機能は、複合機1の状態を管理者に電子メールで通知する機能である。複合機1の状態を示す情報はRAM10cに記憶され、1日に1回などの所定のタイミングで管理者に送信される。
(3)特殊状態
次に、通常電力制御操作により画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることが望ましくない特殊状態について、停止から供給に切り替える場合、及び、供給から停止に切り替える場合に分けて説明する。なお、特殊状態とは通常電力制御操作に応じて画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることを抑制する状態であると言い換えることができる。
ここで、停止から供給に切り替える場合とはすなわち複合機1の電源をオンにする場合である。供給から停止に切り替える場合とはすなわち複合機1の電源をオフにする場合である。
(3−1)停止から供給に切り替える場合(電源をオンにする場合)
以下、電源をオンにする場合の特殊状態の例を説明する。
(a)工場出荷後に電力が供給されたことがない状態
輸送時の振動から画像処理部を保護するために、工場出荷の際に画像処理部が保護シートによって保護されている場合がある。例えば印刷部12が電子写真方式によってシートに画像を印刷するものである場合、輸送時の振動によって感光体ドラムが他の構成部品に接触して傷ついてしまうことを防止するために、感光体ドラムと他の構成部品との間に保護シートを配置する場合がある。
その場合、保護シートを取り除かずに印刷を行うと複合機1内部の可動部に保護シートが巻き込まれてしまう虞がある。このため、保護シートを配置した場合は工場出荷後に最初に複合機1の電源をオンにする前にユーザによって保護シートが取り除かれることが望ましい。
しかしながら、ユーザはそれに気付かずに電源をオンにしてしまう可能性もある。従って、工場出荷後に画像処理部に電力が供給されたことがない状態は、保護シートが取り除かれていない可能性もあるので、通常電力制御操作により画像処理部に電力を供給することが望ましくない状態であるといえる。
ただし、ユーザによって保護シートが取り除かれている場合もあるので、電源をオンにすることを完全に禁止することは望ましくない。
設定記憶部11には、工場出荷後に電力が供給されたことがあるか否かを示す出荷フラグが記憶されている。工場出荷の時点では出荷フラグには電力が供給されたことがない状態であることを示す値「オン」が設定されている。CPU10aは出荷フラグを参照することにより、工場出荷後に電力が供給されたことがない状態であるか否かを判断する。出荷フラグは電力供給情報の一例である。
(b)ジャムが解消されないまま電源がオフにされた状態
シートのジャムが発生した場合に、そのジャムが解消されないまま複合機1の電源がオフにされる可能性もある。その場合、ユーザは電源がオフの間にジャムを解消する作業を行う場合もあるが、行わない場合もある。
電源がオフの間にジャムが解消されていない場合は、複合機1の電源をオンにして印刷を行うとジャムが深刻化する虞がある。従って、ジャムが解消されないまま複合機1の電源がオフにされた状態は、通常電力制御操作により画像処理部に電力を供給することが望ましくない状態であるといえる。
ただし、電源がオフの間にジャムを解消する作業が行われている場合もあるので、電源をオンにすることを完全に禁止することは望ましくない。
ここで、CPU10aはジャムが発生するとジャム発生中であることを示す情報を設定記憶部11に記憶させるものとする。そして、CPU10aは当該情報を参照することにより、ジャムが解消されないまま電源がオフにされたか否かを判断する。
(c)画像処理部への電力の供給が停止されてからの経過時間が基準時間以内である状態
電力の供給を停止した直後はチャタリングによってCPU10aに誤信号が入力されてしまうことがある。チャタリング(chattering)とは、接点スイッチが切り替わった際に振動によって電気信号が断続を繰り返す現象をいう。画像処理部への電力の供給が停止されてからの経過時間が基準時間以内である状態は、電源キー17aから検出部17bに入力された電気信号がチャタリングによって入力された誤信号であるか電源キー17aが押下されたことによって入力された信号であるかを区別できないので、通常電力制御操作により画像処理部に電力を供給することが望ましくない状態であるといえる。
ただし、経過時間が基準時間以内であってもユーザは複合機1を使用したい場合もあるので、電源をオンにすることを完全に禁止することは望ましくない。
なお、上述した基準時間は実験などによって適宜に決定することができる。
(3−2)供給から停止に切り替える場合(電源をオフにする場合)
以下、電源をオフにする場合の特殊状態の例を説明する。
(a)ジャムが解消されていない状態
ジャムが発生した場合は、ジャムが解消された後に特定の処理を実行することがある。複合機1の電源がオフにされ、その後電源がオンにされたときにジャムが発生していない状態だと、それが電源がオフにされている間にジャムが解消された状態なのか電源オフ時にジャムが発生していなかった状態だったのかが判らず、上述した特定の処理を実行すべきか否かを正確に判断することが困難になる。このため、ジャムが発生した場合は複合機1の電源をオフにする前にジャムを解消することが望ましい。
つまり、ジャムが解消されていない状態は、通常電力制御操作により画像処理部への電力の供給を停止することが望ましくない状態であるといえる。ジャムが解消されていない状態は、画像処理部に異常が発生している状態の一例である。
ただし、ユーザはジャムが解消されていないことを承知の上で複合機1の電源をオフにしたい場合もあるので、電源をオフにすることを完全に禁止することは望ましくない。
(b)消えてしまった場合の影響が大きいデータがRAM10cに記憶されている状態
RAM10cに記憶されているデータとは、前述した印刷待ち状態の印刷ジョブ、認証待ち状態のセキュア印刷ジョブ、印刷待ち状態のセキュア印刷ジョブ、FAX送信待ち状態の画像データ、複合機1の状態を示す情報などである。
これらのデータには、複合機1の電源がオフにされてRAM10cから消えてしまっても影響が小さいものと、RAM10cから消えてしまうと影響が大きいものとがある。
例えばPCプリント機能によって受信した通常の印刷ジョブは、消えてしまってもユーザが再度PCから印刷ジョブを送信し直せばよいので影響は小さいといえる。FAX送信待ち状態の画像データも原稿を再度読み取ればよいので影響は小さいといえる。複合機1の状態を示す情報も、消えてしまった場合の影響は小さいといえる。
これに対し、FAX受信した画像データに基づいて生成された印刷ジョブは、消えてしまうと送信元に再送信を依頼しなければならないので影響が大きいといえる。また、セキュア印刷ジョブは通信ネットワーク上で不正に取得されて機密情報が漏洩してしまう虞があるので何度も送信することは望ましくない。このため、セキュア印刷ジョブも影響が大きいといえる。
ここでは、消えてしまった場合の影響が大きいデータを第1種のデータに区分し、消えてしまった場合の影響が小さいデータを第2種のデータに区分する。第1種のデータがRAM10cに記憶されている状態は、通常電力制御操作により画像処理部への電力の供給を停止することが望ましくない状態である。
ただし、ユーザはRAM10cに第1種のデータが記憶されていることを承知の上で複合機1の電源をオフにしたい場合もあるので、電源をオフにすることを完全に禁止することは望ましくない。
なお、FAX受信した画像データに基づいて生成された印刷ジョブであっても、送信元によっては消えてしまっても影響は小さい場合もある。そのため、FAXの送信元の電話番号とその送信元からFAX受信した画像データが消えてしまった場合の影響の大小とを対応付けておき、それに基づいて第1種のデータであるか否かを個別に判断してもよい。
また、データを第1種のデータと第2種のデータとに区分する基準は、データが消えてしまった場合の影響の大きさに限られるものではない。例えばデータの重要度によって区分してもよい。具体的には例えば、PCプリント機能の場合に、印刷ジョブに付加されているユーザIDから重要度を判断して第1種のデータであるか否かを判断してもよい。データを第1種のデータと第2種のデータとに区分する基準は適宜に設定することができる。この設定はユーザが行ってもよいし、予め複合機1に固定で設定されていてもよい。
また、ここでは上述したデータを揮発性のメモリであるRAM10cに記憶する場合を例に説明するが、複合機1の機種によっては上述したデータをフラッシュメモリやハードディスクなどの不揮発性のメモリに記憶するものもある。上述したデータを不揮発性のメモリに記憶する機種の場合は、データが記憶されている状態で電源をオフにしてもデータは消えないので、第1種のデータが記憶されている状態であっても特殊状態ではないことになる。
(4)CPUによる電源オン処理、及び、電源オフ処理
CPU10aは、電力制御操作が開始されると、複合機1の状態が特殊状態であるか否かを判断し、特殊状態ではない場合は電源部16を制御して画像処理部に電力を供給する動作又は電力の供給を停止する動作を行わせる。
一方、特殊状態である場合は、CPU10aは電源キー17aによって受け付けられた電力制御操作が特殊電力制御操作であるか否かを判断し、特殊電力制御操作である場合は電源部16に上述した動作を行わせ、特殊電力制御操作ではない場合、すなわち通常電力制御操作である場合は上述した動作を行わせない。
複合機1の状態が特殊状態である場合に通常電力制御操作が受け付けられても電源部16に上述した動作を行わせない理由は、ユーザは特殊状態であることを知らずに電源をオン/オフしようとしている可能性があるからである。
一方、複合機1の状態が特殊状態であっても特殊電力制御操作が受け付けられた場合に電源部16に上述した動作を行わせる理由は、ユーザは通常電力制御操作とは異なる特殊電力制御操作を敢えて行っていることから、特殊状態であることを承知の上で電源をオン/オフしようとしていると推測できるからである。
以下、電力制御操作が検出されたときのCPU10aの処理について、電源オン処理と電源オフ処理とに分けて説明する。
(4−1)電源オン処理
先ず、図2を参照して、電源オン処理について説明する。本処理は複合機1の電源がオフのときに検出部17bによって電力制御操作が検出され、それにより検出部17bが電源部16を制御してCPU10aに電力を供給させることによってCPU10aが起動した後、検出部17bからCPU10aに電力制御操作が開始されたことが通知されると開始される。
S101では、CPU10aは複合機1の状態が特殊状態であるか否かを判断する「電源をオンにする場合における状態判断処理」を実行する。
詳しくは後述するが、「電源をオンにする場合における状態判断処理」では、特殊状態である場合には特殊状態であるか否かを示す特殊状態フラグに「オン」が設定される。
S102では、CPU10aは上述した特殊状態フラグを参照して特殊状態であるか否かを判断し、特殊状態である場合はS103に進み、特殊状態ではない場合はS104に進む。
S103では、CPU10aは検出部17bから通知された電力制御操作が特殊電力制御操作(長押し)であるか否かを判断する。ただし、S103の時点では未だユーザが電力制御操作を行っている途中であり、検出部17bから電力制御操作が通知されていない場合もある。その場合は検出部17bから電力制御操作が通知されるのを待って判断するものとする。S103は特殊操作判断処理の一例である。
CPU10aは、検出部17bから通知された電力制御操作が特殊電力制御操作である場合はS104に進み、特殊電力制御操作でない場合、すなわち通常電力制御操作である場合は本処理を終了する。
S104では、CPU10aは電源部16を制御して複合機1の各部に電力を供給する動作を行わせる。これにより複合機1の電源がオンになる。S104は電力制御処理の一例である。
ここで、実施形態1ではS102で特殊状態ではないと判断された場合は検出部17bから通知された電力制御操作が通常電力制御操作であるか特殊電力制御操作であるかを判断することなくS104に進むので、特殊状態ではない場合は通常電力制御操作及び特殊電力制御操作のいずれの操作が行われても電源がオンにされることになる。
次に、図3を参照して、S101で実行される「電源をオンにする場合における状態判断処理」について説明する。
S201では、CPU10aは特殊状態フラグに初期値として特殊状態ではないことを示す値「オフ」を設定する。
S202では、CPU10aは前述した出荷フラグがオンであるか否かを判断し、オンの場合はS203に進み、オフの場合はS205に進む。
S203では、CPU10aは出荷フラグに、工場出荷後に電力が供給されたことがあることを示す値「オフ」を設定する。
S204では、CPU10aは特殊状態フラグに特殊状態であることを示す値「オン」を設定する。S204の処理を実行した後は図2の処理に戻る。
S205では、CPU10aはジャムが解消されないまま電源がオフされたか否かを判断する。CPU10aはジャムが解消されないまま電源をオフする際にジャム発生中であることを示す情報を設定記憶部11に記憶させるものとする。そして、CPU10aは当該情報を参照することにより、ジャムが解消されないまま電源がオフにされたか否かを判断する。CPU10aは、ジャムが解消されないまま電源がオフされた場合はS204に進み、そうでない場合はS206に進む。ジャムが解消されないまま電源がオフにされた場合はS204に進むので、特殊状態フラグに特殊状態であることを示す値「オン」が設定される。
S206では、CPU10aは電源がオフにされたときからの経過時間が前述した基準時間以内であるか否かを判断する。ここで、電源がオフにされたときからの経過時間は検出部17bによって計測が行われており、CPU10aはその時間を参照するものとする。
CPU10aは、経過時間が基準時間以内である場合はS204に進み、基準時間を超えている場合は本処理を終了して図2の処理に戻る。基準時間以内である場合はS204に進むので、特殊状態フラグに特殊状態であることを示す値「オン」が設定される。
(4−2)電源オフ処理
次に、図4を参照して、電源オフ処理について説明する。本処理は複合機1の電源がオンのときに検出部17bからCPU10aに電力制御操作が開始されたことが通知されると開始される。
電源オフ処理は電源オン処理のS101に替えてS301が実行される点、S104に替えてS302が実行される点を除いて実質的に同一である。ここでは電源オン処理と実質的に同一の処理については同一の符号を付して説明を省略する。
S301では、CPU10aは複合機1の状態が特殊状態であるか否かを判断する「電源をオフにする場合における状態判断処理」を実行する。
S302では、CPU10aは電源部16を制御して検出部17b以外への電力の供給を停止する動作を行わせる。これにより複合機1の電源がオフになる。S302は電力制御処理の一例である。ここで、検出部17bは電源をオフしたときからの経過時間の計測を開始する。
次に、図5を参照して、S301で実行される「電源をオフにする場合における状態判断処理」について説明する。
S401では、CPU10aは特殊状態フラグに初期値として特殊状態ではないことを示す値「オフ」を設定する。
S402では、CPU10aはジャムが発生しているか否かを判断し、ジャムが発生している場合はS403に進み、発生していない場合はS404に進む。
S403では、CPU10aは特殊状態フラグに特殊状態であることを示す値「オン」を設定する。
S404では、CPU10aは前述した印刷待ち状態の印刷ジョブ、認証待ち状態のセキュア印刷ジョブ、FAX送信待ち状態の画像データ、複合機1の状態を示す情報などのデータがRAM10cに記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合はS405に進み、記憶されていない場合は本処理を終了して図4の処理に戻る。
S405では、CPU10aはデータが揮発性メモリであるRAM10cに記憶されているか又はフラッシュメモリやハードディスクなどの不揮発性メモリに記憶されているかを判断する。データが揮発性メモリに記憶されるか不揮発性メモリに記憶されるかは複合機1の機種によって決まるので、CPU10aは複合機1の機種を判断することによって揮発性メモリに記憶されているか不揮発性メモリに記憶されているかを判断する。CPU10aは、データが揮発性メモリに記憶されている場合はS406に進み、不揮発性メモリに記憶されている場合は本処理を終了して図4の処理に戻る。
S406では、CPU10aはRAM10cに記憶されているデータの中に第1種のデータが含まれているか否かを判断し、第1種のデータが含まれている場合はS403に進み、第1種のデータが含まれていない場合、すなわち第2種のデータのみである場合は本処理を終了して図4の処理に戻る。第1種のデータが含まれている場合はS403に進むので、特殊状態フラグに特殊状態であることを示す値「オン」が設定される。
(5)実施形態の効果
複合機1によると、特殊状態ではない場合は、通常電力制御操作及び特殊電力制御操作のいずれの操作が行われても電力の供給/停止が切り替えられる。これに対し、特殊状態である場合は特殊電力制御操作でなければ電力の供給/停止が切り替えられない。
このため、普段通常電力制御操作によって電力の供給/停止を切り替えているユーザの場合は、ユーザが特殊状態であることに気付かずに通常電力制御操作を行ってしまっても電力の供給/停止が切り替えられない。
通常電力制御操作を行っても電力の供給/停止が切り替えられない場合は、ユーザは特殊状態であることに気付くことができる。その場合、ユーザは特殊状態であると判断された原因を解消した上で通常電力制御操作を行うことにより、あるいは特殊状態であることを承知の上で電力の供給/停止を切り替えたい場合はそのまま特殊電力制御操作を行うことにより、電力の供給/停止を切り替えることができる。
よって複合機1によると、画像処理装置の状態が通常電力制御操作により当該画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることが望ましくない特殊状態である場合に、ユーザがそのことに気付かずに電力の供給/停止を切り替えてしまうことを抑制しつつ、特殊状態であることを承知の上で電力の供給/停止を切り替えたいユーザが電力の供給/停止を切り替えることができる。
更に、複合機1によると、工場出荷後に画像処理部に電力が供給されたことがない場合は通常電力制御操作が受け付けられても画像処理部に電力を供給しないことにより、保護シートが取り除かれずに画像処理部に電力が供給されてしまう虞を低減できる。
更に、複合機1によると、チャタリングによって画像処理部に誤って電力が供給されてしまうことを低減できる。
更に、複合機1によると、消えてしまうと影響が大きい第1種のデータがRAM10cに記憶されている場合は通常電力制御操作が受け付けられても画像処理部に電力を供給しないことにより、消えてしまった場合の影響が大きいデータを消え難くすることができる。
更に、複合機1によると、ジャムが発生している場合は通常電力制御操作が受け付けられても画像処理部への電力の供給/停止を切り替えないので、ジャムが発生している状態で電力の供給/停止が切り替えられてしまう虞を低減できる。
更に、複合機1によると、特殊電力制御操作は通常電力制御操作よりも複雑な操作であるので、特殊状態である場合に、特殊状態であることを知らないユーザによって容易に電力の供給/停止が切り替えられてしまい難くすることができる。なお、通常電力制御操作よりも複雑な操作とは、通常電力制御操作よりも時間のかかる操作、通常電力制御操作よりも電源キー17aを押下する回数が多い操作、あるいは、通常電力制御操作よりも操作するキーの数が多い操作ということもできる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図6によって説明する。
実施形態1では、複合機1の状態が特殊状態でない場合は、通常電力制御操作であっても特殊電力制御操作であっても電力を供給する動作又は電力の供給を停止する動作を電源部16に動作を行わせる。これに対し、実施形態2では、複合機1の状態が特殊状態でない場合であっても、通常電力制御操作ではない場合は電源部16に当該動作を行わせない。
図6を参照して、実施形態2に係る電源オン処理について説明する。ここでは実施形態1と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
CPU10aは、S102において特殊状態ではないと判断された場合は、S501において、検出部17bから通知された電力制御操作が通常電力制御操作であるか否かを判断する。そして、CPU10aは、通常電力制御操作である場合はS104に進み、通常電力制御操作ではない場合は本処理を終了する。S501は通常操作判断処理の一例である。
S501で通常電力制御操作であると判断した場合はS104に進むので、複合機1の電源がオンにされる。これに対し、通常電力制御操作ではない場合、すなわち特殊電力制御操作である場合は本処理を終了するので、複合機1の電源はオンにされない。
以上説明した実施形態2に係る複合機1によると、複合機1の状態が特殊状態ではない場合は、通常電力制御操作しか受け付けられない。このようにすると、全てのユーザについて、特殊状態ではないときの電力制御操作と特殊状態であるときの電力制御操作とを異ならせることができるので、特殊状態であることに気付かずに電力の供給/停止が切り替えられることをより確実に低減できる。
なお、ここでは電源オン処理を例に説明したが、電源オフ処理についても同様である。
<他の実施形態>
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では複合機1の電源をオンにする場合及びオフにする場合の両方について、特殊状態であるか否かを判断しているが、いずれか一方の場合のみ判断し、他方の場合には特殊状態であるか否かを判断することなく電源をオンまたはオフするようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、検出部17bは電力制御操作が開始されたこと、及び、行われた電力制御操作をそれぞれ別々にCPU10aに通知する場合を例に説明した。これに対し、検出部17bは、電力制御操作が開始されたことについてはCPU10aに通知せず、ユーザによる電力制御操作が完了した後に、その電力制御操作を通知してもよい。
言い換えると、CPU10aは電力制御操作が開始されるとその電力制御操作が完了するのを待たずに状態判断処理を開始してもよいし、電力制御操作が開始されるとその電力制御操作が完了するのを待って状態判断処理を開始してもよい。
(3)上記実施形態では特殊電力制御操作が「長押し」である場合を例に説明したが、特殊電力制御操作は通常電力制御操作と異なる操作であれば「長押し」に限られない。例えば、特殊電力制御操作は電源キー17aを特定のパターンで断続的に押下する操作であってもよい。
また、電源操作部17は一つの電源キー17aによって構成されるものに限られるものではなく、例えば2つの操作キーで構成されてもよい。そして、通常電力制御操作はそのうちいずれか一方を短押しする操作であり、特殊電力制御操作は二つの操作キーを同時に押す操作であってもよい。
(4)上記実施形態では通常電力制御操作よりも特殊電力制御操作の方が複雑な操作である場合を例に説明した。しかしながら、少なくとも通常電力制御操作と特殊電力制御操作とが異なっていればよく、通常電力制御操作の方が特殊電力制御操作よりも複雑であってもよい。
(5)上記実施形態ではRAM10cに第2種のデータが記憶されていても第1種のデータが記憶されていなければ特殊状態ではないと判断する場合を例に説明した。これに対し、RAM10cにデータが記憶されている場合はそのデータの区分によらず特殊状態であると判断してもよい。
(6)上記実施形態では画像処理部に異常が発生している状態としてジャムが発生している状態を例に説明した。しかしながら、画像処理部に異常が発生している状態は、異常が発生していることによって電力の供給/停止を切り替えることが望ましくない状態であれば他の状態であってもよい。例えば、画像処理部を構成するいずれかの構成部品に故障が発生している状態であってもよい。
(7)上記実施形態1では最初に特殊状態であるか否かを判断し、その後に特殊電力制御操作であるか否かを判断する場合を例に説明した。しかしながら、判断の順序はこれに限定されるものではなく、適宜に決定することができる。例えば最初に特殊電力制御操作であるか否かを判断し、その後に特殊状態であるか否かを判断してもよい。実施形態2についても同様である。
(8)上記実施形態では制御部10が一つのCPU10aを備える場合を例に説明した。これに対し、制御部10は複数のCPUによって構成されてもよいし、ASICによって構成されてもよいし、1以上のCPUと1以上のASICとの組み合わせによって構成されてもよい。
1・・・複合機、10・・・制御部、10a・・・CPU、10b・・・ROM、10c・・・RAM、11・・・設定記憶部、12・・・印刷部、13・・・画像読取部、14・・・FAX送受信部、15・・・操作パネル、16・・・電源部、17a・・・電源キー、17b・・・検出部、18・・・通信インタフェース部

Claims (8)

  1. 画像処理装置であって、
    画像処理部と、
    前記画像処理部に電力を供給する電源部と、
    前記電源部を制御する制御部と、
    ユーザから電力制御操作を受け付ける電源操作部であって、通常電力制御操作、及び、前記通常電力制御操作とは異なる特殊電力制御操作を受け付ける電源操作部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記電力制御操作が開始されると、当該画像処理装置の状態が、前記通常電力制御操作に応じて前記画像処理部への電力の供給/停止を切り替えることを抑制する特殊状態であるか否かを判断する状態判断処理と、
    前記電源操作部によって受け付けられた前記電力制御操作が前記特殊電力制御操作であるか否かを判断する特殊操作判断処理と、
    前記電源部を制御して前記画像処理部に電力を供給する動作又は電力の供給を停止する動作を行わせる電力制御処理であって、
    前記状態判断処理によって前記画像処理装置の状態が前記特殊状態ではないと判断された場合、又は、前記状態判断処理によって前記画像処理装置の状態が前記特殊状態であると判断され、且つ、前記特殊操作判断処理によって前記電力制御操作が前記特殊電力制御操作であると判断された場合は前記電源操作部によって受け付けられた前記電力制御操作に応じて前記電源部に前記動作を行わせ、
    前記状態判断処理によって前記画像処理装置の状態が前記特殊状態であると判断され、且つ、前記特殊操作判断処理によって前記電力制御操作が前記特殊電力制御操作ではないと判断された場合は前記動作を行わせない電力制御処理と、
    を実行する、画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記電源操作部によって受け付けられた前記電力制御操作が前記通常電力制御操作であるか否かを判断する通常操作判断処理を実行し、
    前記電力制御処理において、前記状態判断処理によって当該画像処理装置の状態が前記特殊状態ではないと判断された場合であっても、前記通常操作判断処理によって前記電力制御操作が前記通常電力制御操作ではないと判断された場合は前記電源部に前記動作を行わせない、画像処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部に電力が供給されたことがあるか否かを示す電力供給情報を記憶する不揮発性メモリを備え、
    当該画像処理装置が工場から出荷される時点では、前記不揮発性メモリには前記画像処理部に電力が供給されたことがないことを示す前記電力供給情報が記憶されており、
    前記制御部は、
    前記状態判断処理において、前記画像処理部に電力が供給されたことがないことを示す前記電力供給情報が前記不揮発性メモリに記憶されている場合は前記特殊状態であると判断し、
    前記電力制御処理において、前記状態判断処理によって前記画像処理装置の状態が前記特殊状態であると判断され、且つ、前記特殊操作判断処理によって前記電力制御操作が前記特殊電力制御操作であると判断された場合は前記電源部を制御して前記画像処理部への電力の供給を行わせるとともに、前記電力供給情報を、工場出荷後に前記画像処理部に電力が供給されたことがあることを示す情報に書き換える、画像処理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記動作は前記画像処理部に電力を供給する動作であり、
    前記特殊状態は、前記画像処理部への電力の供給が停止されてからの経過時間が基準時間以内である状態である、画像処理装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部によって処理されるデータを記憶する揮発性メモリを備え、
    前記動作は前記画像処理部への電力の供給を停止する動作であり、
    前記特殊状態は、前記揮発性メモリに前記データが記憶されている状態である、画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置であって、
    前記データは第1種のデータと第2種のデータとに区分され、
    前記特殊状態は、前記第1種のデータが前記揮発性メモリに記憶されている状態である、画像処理装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記特殊状態は、前記画像処理部に異常が発生している状態である、画像処理装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、
    前記特殊電力制御操作は、前記通常電力制御操作よりも複雑な操作である、画像処理装置。
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