JP2011063027A - ネットワークプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】中断したセキュリティプリントジョブの処理を自動的に再開することのないネットワークプリンタを提供することを課題とする。
【解決手段】ネットワーク複合機1が、電源を強制的に切られた後で再起動する。ネットワーク複合機1の再起動後、プリンタ部14が初期化を実行する(ステップS31)。印刷ジョブ管理部113が、スプールされている印刷ジョブを確認する(ステップS32)。処理が中断したセキュリティプリントジョブ(中断ジョブ)がある場合(ステップS23おいてYes)、印刷ジョブ管理部113は、中断ジョブを印刷ジョブメモリ112から削除する(ステップS35)。メール部15は、中断ジョブを送信したユーザに対して、中断ジョブを削除したことを示す削除メッセージをメールで送信する(ステップS36)。
【選択図】図4

Description

本発明は、セキュリティプリント機能を有するネットワークプリンタに関する。
従来から、セキュリティプリントと呼ばれる印刷機能を有するネットワークプリンタが存在する。セキュリティプリントでは、たとえば、パスワードなどの認証情報が付加された印刷ジョブ(セキュリティプリントジョブ)が用いられる。ネットワークプリンタは、セキュリティプリントを実行する際、受信したセキュリティプリントジョブを直ちに処理するのではなく、メインメモリなどに蓄積する。蓄積されたセキュリティプリントジョブは、印刷ジョブに付加されたパスワードと、ユーザによって操作パネルから入力されたパスワードとが一致した場合、印刷された文書(印刷文書)として出力される。
通常プリントの場合、ネットワークプリンタは、印刷ジョブを受信した順に処理して、印刷文書を出力する。このため、出力された印刷文書をユーザが取りに行くまでの間、他人に印刷文書を見られるおそれがある。セキュリティプリントは、機密性の高いデータなどを印刷文書として出力する際に用いられる。つまり、セキュリティプリントでは、ユーザがネットワークプリンタの前にいる状態で印刷文書が出力されるため、データの機密性を確保することができる。
セキュリティプリント機能を有する印刷装置が、たとえば、特許文献1に開示されている。特許文献1が開示する印刷装置は、中断の原因が取り除かれた後に中断したセキュリティプリントジョブの処理を再開させる際に、認証処理を再度要求する。中断の原因は、たとえば、紙詰まりあるいは用紙切れなどである。これにより、ユーザがネットワークプリンタの前から離れている間に中断の原因が取り除かれることによって、印刷装置がセキュリティプリントジョブの処理を自動的に再開することを防いでいる。
特許第3840244号公報
上述したように、特許文献1が開示する印刷装置は、中断の原因が取り除かれた後でセキュリティプリントジョブの処理を再開するための認証処理を行う。しかしながら、特許文献1が開示する印刷装置は、セキュリティプリントジョブの処理の中断を認識できないことがある。たとえば、停電などにより、印刷装置の電源が強制的に切られた場合である。この場合、特許文献1が開示する印刷装置は、紙詰まりを検知するセンサあるいは印刷用紙の有無を検知するセンサなどによって、セキュリティプリントジョブの処理の中断を検知することができない。このため、セキュリティプリントジョブの処理が中断した状態で印刷装置を再起動させた場合、印刷装置は、認証処理を行うことなくセキュリティプリントジョブの処理を自動的に再開するおそれがある。
印刷装置が再起動した際に、セキュリティプリントジョブを送信したユーザが印刷装置の前にいるとは限らない。このため、再起動した後で、印刷装置が中断していたセキュリティプリントジョブの処理が自動的に再開された場合、セキュリティプリントジョブによって出力される印刷文書の機密性が確保できないという問題があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、電源が強制的に切られたために中断したセキュリティプリントジョブの処理を、自動的に再開することのないネットワークプリンタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ネットワークプリンタであって、ユーザからの入力を受け付ける操作部と、照合情報と対応付けられた印刷ジョブを記憶する記憶部と、前記照合情報と一致する印刷指示情報が前記操作部から入力された場合、前記印刷ジョブの処理を指示する印刷ジョブ管理部と、前記印刷ジョブ管理部の指示に基づいて、前記記憶部に記憶された前記印刷ジョブを処理して印刷する印刷部と、を備え、前記印刷部が前記印刷ジョブを処理している時に、電源が強制的に切られた場合、前記印刷ジョブ管理部は、前記電源の復帰後に前記印刷部に前記印刷ジョブの処理の停止を指示し、前記印刷ジョブを前記記憶部から削除することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のネットワークプリンタにおいて、さらに、前記電源の復帰後に、前記印刷ジョブが削除されたことを、前記印刷ジョブを送信したユーザに通知する通知部、を備えることを特徴とする。
本発明に係るネットワークプリンタにおいて、記憶部が照合情報と対応付けられた印刷ジョブを記憶し、照合情報と一致する印刷指示情報が入力された場合、印刷ジョブ管理部が記憶部に記憶された印刷ジョブの処理を印刷部に指示する。そして、電源が強制的に切られることによって印刷部の処理が中断された場合、印刷ジョブ管理部は、再起動後に印刷ジョブの処理の停止を指示し、印刷ジョブの処理が停止された後に印刷ジョブを削除する。
これにより、本発明に係るネットワークプリンタは、電源が強制的に切られた時に中断した印刷ジョブの処理が自動的に再開されることを防ぐことができるため、セキュリティプリントにおけるデータの機密性を確保することできる。
また、電源が強制的に切られたために印刷ジョブが削除されたことを、印刷ジョブを送信したユーザに通知する通知部を有することによって、印刷ジョブの処理が削除されたことを確実にユーザに通知することができる。
第1の実施の形態に係るネットワーク複合機の構成を含むネットワークシステムの構成図である。 第1の実施の形態に係るネットワーク複合機における、セキュリティプリントの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るネットワーク複合機が再起動したときの動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るネットワーク複合機が再起動したときの動作を示すフローチャートである。
{第1の実施の形態}
以下、図面を参照しつつ本発明の第1の実施の形態について説明する。ここでは、ネットワークプリンタの一例として、ネットワーク複合機を例にして説明する。図1は、本実施の形態における、ネットワーク複合機1の構成を含むネットワークシステムの構成図である。図1に示すネットワークシステムは、ネットワーク複合機1と、複数のパーソナルコンピュータ(PC)2,2・・・とがローカルエリアネットワーク(LAN)3に接続された構成となっている。
まず、ネットワーク複合機1の構成について説明する。ネットワーク複合機1は、制御部11と、操作部12と、タッチパネル式ディスプレイ13と、プリンタ部14と、メール部15と、記憶部16と、通信部17とを備える。なお、図1に示すネットワーク複合機1では、本実施の形態の説明で必要な機能部のみを示しており、スキャナ部、コピー部およびファックス部などの表示を省略している。
制御部11は、マイクロプロセッサ、メインメモリ(RAM)などを含み、ネットワーク複合機1の全体制御を行う。また、制御部11は、ユーザ情報管理部111と、印刷ジョブメモリ112と、印刷ジョブ管理部113とを有する。
操作部12は、ネットワーク複合機1に対する各種の指示を入力するためのハードウェアキーなどで構成される。タッチパネル式ディスプレイ13は、ネットワーク複合機1に関する情報表示、および各種の操作メニューを表示する。ユーザは、操作部12およびタッチパネル式ディスプレイ13(以下、「本体操作部」という)を利用して、ネットワーク複合機1の各種操作をすることが可能である。
プリンタ部14は、ネットワークプリンタとして機能する。すなわち、プリンタ部14は、PC2,2・・・から送信された印刷ジョブを処理して、印刷文書を出力する。印刷ジョブは、元データから変換された印刷用の画像データ(以下、単に「画像データ」という)、元データのファイル名およびプリンタ部14を制御するための制御コマンドなどを含む。なお、画像データは、出力する印刷文書のページに対応して作成される。
メール部15は、セキュリティプリントジョブの処理が中断されたことを、セキュリティプリントジョブを送信したユーザに通知するためのメッセージを作成し、通信部17からメールで送信する。記憶部16は、ハードディスク装置(HDD)などで構成される。記憶部16には、各ユーザに割り当てられるユーザフォルダが作成される。
通信部17は、LAN3に接続された各コンピュータとの間で、TCP/IPなどのプロトコルを利用してデータの送受信を行う。
次に、制御部11が有する各機能部について説明する。ユーザ情報管理部111は、ネットワーク複合機1を使用するユーザを認証するためのユーザ管理情報を保持している。ユーザ管理情報には、各ユーザに付与されたユーザID、パスワード、および各ユーザのメールアドレスが記録されている。以下の説明において、ユーザIDおよびパスワードを認証情報と呼ぶ。ユーザ情報管理部111は、たとえば、ユーザが本体操作部を操作してネットワーク複合機1を使用する場合、あるいはユーザがPC2を操作して記憶部16に作成されたユーザフォルダにアクセスする場合などに、ユーザに認証情報の入力を要求する。これにより、ユーザ情報管理部111は、ネットワーク複合機1を使用するユーザを管理することができる。
印刷ジョブメモリ112は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成されており、PC2,2・・・から送信された印刷ジョブをスプールする。このため、印刷ジョブメモリ112は、停電などによりネットワーク複合機1の電源が強制的に切られた場合でも、スプールした印刷ジョブを保持することができる。
印刷ジョブ管理部113は、印刷ジョブメモリ112にスプールされた印刷ジョブを管理する。印刷ジョブ管理部113は、通常プリントの印刷ジョブをスプールした順番でプリンタ部14に処理させる。また、印刷ジョブ管理部113は、セキュリティプリントジョブの処理を開始する指示(出力指示)が入力されるまで、セキュリティプリントジョブのスプールを継続する。
次に、PC2,2・・・について説明する。PC2,2・・・には、ネットワーク複合機1のプリンタ部14を制御するプリンタドライバ21がそれぞれインストールされている。プリンタドライバ21は、ユーザが印刷を指示したデータ(元データ)を画像データに変換して印刷ジョブを生成する。生成された印刷ジョブは、ネットワーク複合機1に送信される。
以下、図1に示す構成を有するネットワーク複合機1における、セキュリティプリントの動作について説明する。まず、図2を用いて、セキュリティプリント実行時のネットワーク複合機1の動作の概要を説明する。
図2は、セキュリティプリント実行時のネットワーク複合機1の動作を示すフローチャートである。まず、図2に示すように、ネットワーク複合機1がセキュリティプリントジョブを受信する(ステップS11)。具体的には、ユーザが、セキュリティプリントジョブの作成をPC2に指示する。これにより、プリンタドライバ21は、ブラウザなどを起動して、ネットワーク複合機1にログインするための認証情報の入力をユーザに要求する。入力された認証情報は、ネットワーク複合機1に送信される。
ネットワーク複合機1のユーザ情報管理部111は、PC2から送信された認証情報が正しいと判断した場合、ユーザがネットワーク複合機1にログインしたことをプリンタドライバ21に通知する。プリンタドライバ21は、ログインの通知を受けて、ユーザの認証情報と対応付けたセキュリティプリントジョブを作成し、ネットワーク複合機1に送信する。
ステップS11に示す処理後、印刷ジョブ管理部113は、受信したセキュリティプリントジョブを待機ジョブとして印刷ジョブメモリ112にスプールする。待機ジョブは、入力された認証情報と対応付けられた状態で保存される。
次に、ユーザが、本体操作部を操作して、待機ジョブに対する出力指示を入力する。具体的には、ユーザは、本体操作部を操作してネットワーク複合機1にログインする。印刷ジョブ管理部113は、ユーザのログインを確認後、タッチパネル式ディスプレイ13にログインしたユーザの認証情報に対応する待機ジョブの一覧を表示させる。ユーザは、表示された一覧から、出力する待機ジョブを選択して出力指示を入力する。
出力指示が入力された場合(ステップS12においてYes)、プリンタ部14は、出力指示のあったセキュリティプリントジョブを処理して印刷文書を出力する(ステップS13)。印刷文書の出力後、出力指示のあったセキュリティプリントジョブは削除される。なお、ステップS13において、プリンタ部14は、セキュリティプリントジョブの処理中に、印刷が終了した画像データに対応するページ番号を印刷ジョブ管理部113に通知する。これにより、印刷ジョブ管理部113は、処理が終了したページ数(出力ページ数)を、出力指示のあったセキュリティプリントジョブと対応付けて記録する。
スプール中の待機ジョブが他にもある場合(ステップS14においてYes)、ネットワーク複合機1は、ステップS12に示す処理に戻る。一方、スプール中の待機ジョブがない場合(ステップS14においてNo)、ネットワーク複合機1は、図2に示す処理を終了する。
次に、ネットワーク複合機1が再起動した際の動作について詳しく説明する。ここで、再起動とは、セキュリティプリントジョブの処理(図2に示すステップS13)中にネットワーク複合機1の電源が強制的に切られた後で、再度電源が投入されることをいう。たとえば、停電あるいは電源コードをユーザが誤って抜くことなどによって、ネットワーク複合機1の電源が強制的に切られる。
図3は、ネットワーク複合機1が再起動した際の、セキュリティプリントジョブの処理を示すフローチャートである。まず、ネットワーク複合機1が、ユーザの操作により再起動する。再起動の操作を行うユーザは、誰であってもよい。再起動後、プリンタ部14が、初期化を実行する(ステップS21)。これにより、自動的に印刷ジョブの処理が再開されることを防止する。
次に、印刷ジョブ管理部113が、印刷ジョブメモリ112にスプールされている印刷ジョブを確認する(ステップS22)。印刷ジョブ管理部113は、通常プリントの印刷ジョブを削除し、セキュリティプリントジョブのスプールを継続する。また、印刷ジョブ管理部113は、電源が強制的に切られることによって処理が中断されたセキュリティプリントジョブ(以下、「中断ジョブ」という)が発生しているか確認する(ステップS23)。具体的には、印刷ジョブ管理部113は、印刷ジョブメモリ112にスプールされているセキュリティプリントジョブのうち、出力ページ数が対応付けて記録されているセキュリティプリントジョブを中断ジョブとして認識する。
中断ジョブが発生していない場合(ステップS23においてNo)、ネットワーク複合機1は、図3に示す処理を終了し、ステップS14(図2参照)に示す処理を実行する。一方、中断ジョブが発生している場合(ステップS23おいてYes)、メール部15は、中断ジョブの発生を示す中断メッセージを作成し、中断メッセージをメールで送信する(ステップS24)。メールの送信先は、中断ジョブを送信したユーザのメールアドレスとなる。また、中断メッセージの内容は、中断ジョブが発生した旨が記載された文章の他に、元データのファイル名、中断ジョブの削除時刻、および出力が完了したページ数などである。メール部15が中断メッセージを送信した後、ネットワーク複合機1は、コピージョブなどの他のジョブを実行することができる。
中断ジョブを送信したユーザは、中断メッセージの内容を確認した後で、本体操作部を操作して中断ジョブの再開指示を入力する。なお、中断ジョブの再開指示の入力手順は、待機ジョブの出力指示の入力手順と同じである。すなわち、ユーザが本体操作部を操作してネットワーク複合機1にログインした際に、中断ジョブおよび待機ジョブの一覧がタッチパネル式ディスプレイ13に表示される。ユーザは、表示された一覧のうち、中断ジョブを選択して再開指示を入力する。
中断ジョブに対する再開指示の入力があった場合(ステップS25においてYes)、プリンタ部14は、中断ジョブの処理を再開する(ステップS26)。このとき、プリンタ部14は、印刷ジョブ管理部113を介して中断ジョブの出力ページ数を取得し、印刷が中断したページから中断ジョブの処理を再開する。セキュリティプリントジョブに含まれる全ての画像データが印刷文書として出力された後で、ネットワーク複合機1は、図3に示す処理を終了し、ステップS14(図2参照)に示す処理を実行する。なお、中断ジョブの処理を再開した後も、印刷ジョブ管理部113は、処理中のセキュリティプリントジョブの出力ページ数を記録する。
このように、本実施の形態に係るネットワーク複合機1は、電源が強制的に切られることに伴い中断ジョブが発生した場合、プリンタ部14を初期化し、中断ジョブの発生を示す中断メッセージを、中断ジョブを送信したユーザにメールで送信する。ユーザは、中断メッセージの確認後、本体操作部を操作して中断ジョブの処理の再開を指示する。これにより、中断ジョブを送信したユーザがネットワーク複合機1の前にいる状態で中断ジョブの処理が再開される。したがって、本実施の形態に係るネットワーク複合機1は、再起動時にセキュリティプリントジョブの処理が自動的に再開されることを防止できるため、元データの機密性を確保することできる。
なお、本実施の形態において、中断ジョブに対する再開指示が入力されない状態が一定の時間継続した場合、印刷ジョブ管理部113は、中断ジョブを削除してもよい。
また、本実施の形態において、印刷が中断したページから中断ジョブの処理を再開する場合を例として説明したが、これに限られない。たとえば、印刷ジョブ管理部113は、印刷ジョブメモリ112に記録される出力ページ数を初期化し、中断ジョブの処理を最初からやり直してもよい。
また、本実施の形態において、メール部15が中断メッセージをメールで送信する場合を例として説明したが、これに限られない。たとえば、中断ジョブを送信したユーザのメールアドレスが登録されていない場合、あるいはメールを送信できない場合などに、メール部15は、中断ジョブを送信したユーザのユーザフォルダ161に中断メッセージを保存してもよい。この場合、中断ジョブを送信したユーザがユーザフォルダ161にアクセスした時に、ネットワーク複合機1が、中断メッセージが保存されたことをユーザに通知する。
また、本実施の形態において、メール部15が中断メッセージをメールで送信する場合を例として説明したが、これに限られない。たとえば、中断ジョブを送信したユーザが本体操作部を操作してネットワーク複合機1にログインした際に、ユーザ情報管理部111が中断ジョブの発生を示すポップアップをタッチパネル式ディスプレイ13に表示させてもよい。あるいは、中断ジョブを送信したユーザがブラウザを介してネットワーク複合機1にログインした際に、ユーザ情報管理部111が中断ジョブの発生を示すポップアップをブラウザ上に表示させてもよい。この場合、ポップアップに表示される内容は、中断ジョブが発生したことが記載された文章および元データのファイル名などが含まれていればよい。
{第2の実施の形態}
次に、本発明の第2の実施の形態に係るネットワーク複合機について説明する。本実施の形態に係るネットワーク複合機の構成は、図1に示すネットワーク複合機1の構成と同じである。また、本実施の形態に係るネットワーク複合機は、図2に示すフローチャートに基づいて、セキュリティプリントジョブの処理を実行する。
以下、本実施の形態に係るネットワーク複合機の動作について、上記第1の実施の形態に係るネットワーク複合機と異なる部分を中心に説明する。図4は、本実施の形態に係るネットワーク複合機が再起動した際の、セキュリティプリントジョブの処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、ネットワーク複合機1の再起動後、プリンタ部14が初期化を実行する(ステップS31)。印刷ジョブ管理部113は、印刷ジョブメモリ112にスプールされている印刷ジョブを確認する(ステップS32)。つまり、印刷ジョブ管理部113は、印刷ジョブメモリ112にスプールされた通常プリントの印刷ジョブを削除し、セキュリティプリントジョブのスプールを継続する。なお、ステップS31およびステップS32と、ステップS21およびステップS22(図3参照)とはそれぞれ対応する。
中断ジョブが発生していない場合(ステップS33においてNo)、ネットワーク複合機1は、図4に示す処理を終了し、ステップS14(図2参照)に示す処理を実行する。一方、中断ジョブが発生している場合(ステップS33においてYes)、メール部15は、中断ジョブが発生し、中断ジョブを削除したこと通知する削除メッセージを作成する(ステップS34)。
印刷ジョブ管理部113は、中断ジョブを印刷ジョブメモリ112から削除する(ステップS35)。その後、メール部15は、中断ジョブを送信したユーザのメールアドレスを送信先として、削除メッセージをメールで送信する(ステップS36)。そして、ネットワーク複合機1は、図4に示す処理を終了し、ステップS14(図2参照)に示す処理を実行する。
このように、本実施の形態に係るネットワーク複合機は、電源が強制的に切られることによって発生した中断ジョブを削除するとともに、中断ジョブを送信したユーザに対して中断ジョブを削除したことをメールで通知する。これにより、ネットワーク複合機が再起動した際に、中断ジョブが自動的に再開されることを防ぐことができる。また、本実施の形態に係るネットワーク複合機は、再起動した段階で中断ジョブを削除するため、RAMの容量を確保しやすくなる。
なお、本実施の形態において、印刷ジョブ管理部113は、中断ジョブに含まれる画像データをユーザフォルダ161に保存してもよい。この場合、メール部15は、削除メッセージに、画像データの保存先のフォルダおよび保存した画像データのファイル名を記載する。これにより、中断ジョブを送信したユーザは、ユーザフォルダ161に保存された画像データを用いて、削除された中断ジョブを容易に復元することができる。
また、上記第1の実施の形態と同様に、印刷ジョブ管理部113は、ユーザフォルダ161に削除メッセージを保存してもよい。
また、上記第1の実施の形態と同様に、中断ジョブを送信したユーザが本体操作部を操作してネットワーク複合機1にログインした際に、ユーザ情報管理部111が中断ジョブの削除を示すポップアップをタッチパネル式ディスプレイ13に表示させてもよい。また、中断ジョブを送信したユーザがウェブブラウザなどを介してネットワーク複合機1にログインした際に、ユーザ情報管理部111が、中断ジョブの削除を示すポップアップをブラウザ上に表示させてもよい。
1 ネットワーク複合機
11 制御部
12 操作部
13 タッチパネル式ディスプレイ
14 プリンタ部
15 メール部
111 ユーザ情報管理部
112 印刷ジョブメモリ
113 印刷ジョブ管理部

Claims (2)

  1. ユーザからの入力を受け付ける操作部と、
    照合情報と対応付けられた印刷ジョブを記憶する記憶部と、
    前記照合情報と一致する印刷指示情報が前記操作部から入力された場合、前記印刷ジョブの処理を指示する印刷ジョブ管理部と、
    前記印刷ジョブ管理部の指示に基づいて、前記記憶部に記憶された前記印刷ジョブを処理して印刷する印刷部と、
    を備え、
    前記印刷部が前記印刷ジョブを処理している時に、電源が強制的に切られた場合、前記印刷ジョブ管理部は、前記電源の復帰後に前記印刷部に前記印刷ジョブの処理の停止を指示し、前記印刷ジョブを前記記憶部から削除することを特徴とするネットワークプリンタ。
  2. 請求項1に記載のネットワークプリンタにおいて、さらに、
    前記電源の復帰後に、前記印刷ジョブが削除されたことを、前記印刷ジョブを送信したユーザに通知する通知部、
    を備えることを特徴とするネットワークプリンタ。
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