関連出願の相互参照
本願は、出願番号が201510093411.4であって、出願日が2015年3月2日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願の内容の全てを本願に援用する。
本発明は、端末技術分野に関し、特に、状態切替方法及び装置に関する。
空気清浄機は空気クリーナーとも称され、各種の空気汚染物を吸着、分解または転化可能であり、空気清浄度を有効に向上させ、ユーザの居住地の空気品質を改善することができる。空気汚染の深刻化に従って、空気清浄機は徐々、ユーザの生活に必要不可欠な家電デバイスになっている。
空気清浄機の消費電力は一般的には大きく、強い電力の状態で動作する必要がある。空気清浄機が動作状態にあるとき、空気清浄機に対してタッチまたは外し操作を行うことは、非常に危険である。子供を有する家庭については、家にいる子供は好奇心を有するため、よく空気清浄機をタッチまたは外そうとする。このとき、動作状態にある空気清浄機は、極めて子供に損傷を与え易い。空気清浄機が子供に損傷を与えることを回避するために、現在では、主として、空気清浄機のオン/オフボタンをタッチして、空気清浄機をオフし、空気清浄機を動作状態から動作停止状態に切り替えることによって実現する。
関連技術に存在する課題を克服するために、本発明は、状態切替方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の第1の態様によれば、ターゲットデバイスに用いられる状態切替方法を提供する。前記方法は、状態切替指令を取得するステップと、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップと、前記動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、前記動作停止状態を保持するステップと、を含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第1種可能な実現形態では、前記状態切替指令を取得するステップは、前記ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチがトリガされたときに送信したトリガ信号を受信し、前記トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、前記ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことを前記ターゲットデバイスにおけるセンサが検出したときに送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、前記ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するステップ、または、前記ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことを前記ターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した状態切替指令を受信するステップを含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第2種可能な実現形態では、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、前記ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するステップをさらに含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第3種可能な実現形態では、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、前記ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバに送信して記憶させるステップをさらに含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第4種可能な実現形態では、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、前記ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように、前記状態プロンプト情報を前記制御端末へ送信するステップをさらに含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第5種可能な実現形態では、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、特定のウェイクアップ指令を取得するステップと、前記特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるステップと、をさらに含む。
第1の態様の第5種可能な実現形態によれば、第1の態様の第6種可能な実現形態では、前記特定のウェイクアップ指令を取得するステップは、ユーザが指定アプリケーションに入力したアンロックパスワードに基づいて制御端末が生成する指令であって、前記制御端末が送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップ、または、前記ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップ、または、前記ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいて生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップ、または、前記ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことを前記ターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップを受信するステップを含む。
本発明の実施例の第2の態様によれば、制御端末に用いられる状態切替方法を提供する。前記方法は、前記制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するステップと、ターゲットデバイスが前記状態切替指令に基づいて現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように、前記状態切替指令を前記ターゲットデバイスへ送信するステップと、を含む。
第2の態様によれば、第2の態様の第1種可能な実現形態では、前記状態切替指令をターゲットデバイスへ送信した後、前記ターゲットデバイスから送信された状態プロンプト情報を受信するステップと、前記状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするステップと、をさらに含む。
第2の態様の第1種可能な実現形態によれば、第2の態様の第2種可能な実現形態では、前記状態プロンプト情報に基づいてプロンプトした後、ユーザが入力したアンロック情報を取得し、または、前記ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップと、前記ターゲットデバイスが前記特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるように、前記特定のウェイクアップ指令を前記ターゲットデバイスへ送信するステップと、をさらに含む。
本発明実施例の第3の態様によれば、ターゲットデバイスに含まれる状態切替装置を提供する。前記装置は、状態切替指令を取得するための第1の取得モジュールと、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるための第1の切替モジュールと、前記動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、前記動作停止状態を保持する状態保持モジュールとを備える。
第3の態様によれば、第3の態様の第1種可能な実現形態では、前記第1の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチがトリガされたときに送信したトリガ信号を受信し、前記トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するためのものであり、または、前記第1の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことを前記ターゲットデバイスにおけるセンサが検出したときに送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するためのものであり、または、前記第1の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するためのものであり、または、前記第1の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことを前記ターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した状態切替指令を受信するためのものである。
第3の態様によれば、第3の態様の第2種可能な実現形態では、前記装置は、前記ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するための再生モジュールをさらに備える。
第3の態様によれば、第3の態様の第3種可能な実現形態では、前記装置は、前記ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバに送信して記憶させるための第1の送信モジュールをさらに備える。
第3の態様によれば、第3の態様の第4種可能な実現形態では、前記装置は、前記ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように前記状態プロンプト情報を前記制御端末へ送信するための第2の送信モジュールをさらに備える。
第3の態様によれば、第3の態様の第5種可能な実現形態では、前記装置は、特定のウェイクアップ指令を取得するための第2の取得モジュールと、前記特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるための第2の切替モジュールと、をさらに備える。
第3の態様の第5種可能な実現形態によれば、第3の態様の第6種可能な実現形態では、前記第2の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するためのものであり、または、前記第2の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいて生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するためのものであり、または、前記第2の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことを前記ターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップを受信するためのものである。
本発明実施例の第4の態様によれば、制御端末を提供する。前記制御端末は、前記制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するための第1の指令生成モジュールと、ターゲットデバイスが前記状態切替指令に基づいて現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように、前記状態切替指令を前記ターゲットデバイスへ送信するための第1の送信モジュールと、を備える。
第4の態様によれば、第4の態様の第1種可能な実現形態では、前記制御端末は、前記ターゲットデバイスから送信された状態プロンプト情報を受信するための受信モジュールと、前記状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするためのプロンプトモジュールと、をさらに備える。
第4の態様の第1種可能な実現形態によれば、第4の態様の第2種可能な実現形態では、前記制御端末は、ユーザが入力したアンロック情報を取得し、または、前記ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するための第2の指令生成モジュールと、前記ターゲットデバイスが前記特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるように、前記特定のウェイクアップ指令を前記ターゲットデバイスへ送信するための第2の送信モジュールと、をさらに備える。
本発明実施例の第5の態様によれば、状態切替装置を提供する。前記状態切替装置は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、前記プロセッサは、状態切替指令を取得し、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替え、前記動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、前記動作停止状態を保持するように構成される。
本発明実施例の第6の態様によれば、制御端末を提供する。前記制御端末は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、前記プロセッサは、前記制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成し、ターゲットデバイスが前記状態切替指令に基づいて現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように、前記状態切替指令を前記ターゲットデバイスへ送信するように構成される。
本開示の実施例で提供される技術案は、下記の格別な効果を含むことができる。状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
なお、上述した一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
ここでの図面は、明細書を構成する一部として見なされ、本開示に適した実施例を示し、かつ、明細書の文字記載とともに本開示の仕組みを解釈するために用いられる。
一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係る状態切替装置を示す構造模式図である。
一例示的な実施例に係る制御端末を示す構造模式図である。
一例示的な実施例に係る状態切替装置を示すブロック図である。
次に、実施例を詳細に説明し、例示が図に示されている。以下の記述が図に係る場合、別途にて示さない限り、異なる図面における同じ数字は、同じまたは類似する要素を示す。以下の実施例に記述される実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するとは限らない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲に記載されているように、本発明の一部の態様と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
図1は、一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。図1に示すように、状態切替方法はターゲットデバイスに用いられ、以下のステップを含む。
ステップ101では、状態切替指令を取得する。
ステップ102では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替える。
ステップ103では、動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、動作停止状態を保持する。
本発明の実施例で提供される方法によれば、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
本発明の別の実施例では、状態切替指令を取得するステップは、マイクロスイッチがトリガされると送信する信号であって、ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチが送信したトリガ信号を受信し、トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことをセンサが検出すると送信する信号であって、ターゲットデバイスにおけるセンサが送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出すると送信する指令であって、ターゲットデバイスの制御端末が送信した状態切替指令を受信するステップを含む。
好ましくは、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことを検出したことは、ユーザがターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したこと、ユーザが特定の方式でターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したことなどであっても良い。好ましくは、特定の方式でターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下することは、所定の回数で特定のボタンまたはボタン組合せを連続的に押下すること、所定の時間で特定のボタンまたはボタン組合せを押下することなどであっても良い。
好ましくは、制御端末における第2のオプションがトリガされたことを検出したことは、ユーザが制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したこと、ユーザが特定の方式で制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したことなどであっても良い。好ましくは、特定の方式で制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下することは、所定の回数で特定のボタンまたはボタン組合せを連続的に押下すること、所定の時間で特定のボタンまたはボタン組合せを押下することなどであっても良い。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバへ送信して記憶させるステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように状態プロンプト情報を当該制御端末へ送信するステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、特定のウェイクアップ指令を取得するステップと、特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるステップと、をさらに含む。
本発明の別の実施例では、特定のウェイクアップ指令を取得するステップは、ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいてが生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップを含む。
好ましくは、ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことを検出したことは、ユーザがターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したこと、ユーザが特定の方式でターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したことなどであっても良い。好ましくは、特定の方式でターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下することは、所定の回数で特定のボタンまたはボタン組合せを連続的に押下すること、所定の時間で特定のボタンまたはボタン組合せを押下することなどであっても良い。
好ましくは、制御端末における第4のオプションがトリガされたことを検出したことは、ユーザが制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したこと、ユーザが特定の方式で制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したことなどであっても良い。好ましくは、特定の方式で制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下することは、所定の回数で特定のボタンまたはボタン組合せを連続的に押下すること、所定の時間で特定のボタンまたはボタン組合せを押下することなどであっても良い。
前記全ての好ましい技術案は、何れの組合せによって本発明の好ましい実施例を形成しても良く、ここでは、再び贅言しない。
図2は、一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。図2に示すように、状態切替方法は制御端末に用いられ、以下のステップを含む。
ステップ201では、制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成する。
ステップ202では、ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように、状態切替指令をターゲットデバイスへ送信する。
本発明の実施例で提供される方法によれば、特定のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成し、生成された状態切替指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えることができ、かつ、動作停止状態において、若し、ターゲットデバイスが特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、ターゲットデバイスが動作停止状態を保持し、これによって、制御端末の経由でターゲットデバイス状態に対する制御が図られ、状態切替方式が豊富になるとともに、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
本発明の別の実施例では、状態切替指令をターゲットデバイスへ送信した後、ターゲットデバイスが送信した状態プロンプト情報を受信するステップと、状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするステップと、をさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態プロンプト情報に基づいてプロンプトした後、ユーザが入力したアンロック情報を取得し、または、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップと、特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるステップと、をさらに含む。
前記全ての好ましい技術案は、何れの組合せによって本発明の好ましい実施例を形成しても良く、ここでは、再び贅言しない。
図3は、一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。図3に示すように、状態切替方法はターゲットデバイス及び制御端末に用いられ、当該方法では、現在状態が動作状態であることを例とし、かつ、動作状態を基に動作停止状態を提供し、ターゲットデバイスを動作状態から動作停止状態に切り替えることにより、ユーザのファミリーメンバーの安全が有効に保護される。本実施例で提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ301では、制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、制御端末は状態切替指令を生成する。
ここで、制御端末はターゲットデバイスの制御装置であり、無線周波数方式またはネットワークの方式でターゲットデバイスと通信する能力を有する。制御端末の種類は二種あり、第1種は携帯電話、タブレットコンピュータなどでっても良く、第2種はターゲットデバイスのリモコンなどであっても良い。制御端末が第1種である場合、ユーザの各種ニーズを満足するために、制御端末には、複数のアプリケーション、例えば、オーディオブロードキャストプログラム、ビデオブロードキャストプログラム、操作制御プログラムなどがインストールされている。本実施例では、指定アプリケーションは操作制御プログラムであり、ターゲットデバイスを制御するためのものである。ターゲットデバイスに対する柔軟な制御を図るために、指定アプリケーションには、オプション、例えば、「オフ」オプション、「リスタート」オプション、「モード」オプションなどを有し、かつ、異なるオプションが制御端末をトリガして生成する制御指令は異なり、例えば、「オフ」オプションは、制御端末をトリガしてオフ指令を生成することができ、「リスタート」オプションは、制御端末をトリガしてリスタート指令を生成することができるといったことがあり、すなわち、オプションと指令との間には対応関係がある。制御端末が第2種である場合、制御端末には、複数のオプション、例えば、「オフ」オプション、「リスタート」オプションなどが提供されており、これらオプションによれば、ターゲットデバイスに対する制御が同様に図られる。
なお、本実施例で提供される状態切替方法は具体的に実施されるとき、機能が異なる複数のオプションに係るため、これらオプションを便利に区分するために、本実施例では、ターゲットデバイスでターゲットデバイスを制御して状態切替指令を生成するオプションを第1のオプションと称し、制御端末で制御端末をトリガして状態切替指令を生成するオプションを第2のオプションと称し、ターゲットデバイスでターゲットデバイスを制御して特定のウェイクアップ指令を生成するオプションを第3のオプションと称し、制御端末で制御端末をトリガして特定のウェイクアップ指令を生成するオプションを第4のオプションと称し、制御端末でアンロックダイアログのポップアップをトリガするオプションを第5のオプションと称する。前記第1のオプション、第2のオプション、第3のオプション、第4のオプション及び第5のオプションは、デバイスでのオプションの配列順番を代表するものではなく、単にそれらの機能及びそれらが所在するデバイスを区分するためのものに過ぎない。
第2のオプションがトリガされたことが検出されると、制御端末はオプションと指令との対応関係に基づいて、状態切替指令を生成し、当該状態切替指令は、制御ターゲットデバイスを制御して現在状態を動作状態から動作停止状態へ切り替えるためのものである。制御端末は第2のオプションがトリガされたことを検出した方式は、ユーザが制御端末のスクリーンでタッチ操作を行った後、制御端末は、内蔵された圧力感知デバイスによってスクリーンにおける圧力変化を感知し、かつ、スクリーンでの圧力変化の位置領域を取得し、取得されたスクリーンでの圧力変化の位置領域とスクリーンでの第2のオプションが所在する位置区域とを比較し、取得されたスクリーンでの圧力変化の位置領域とスクリーンでの第2のオプションが所在する位置区域とが重なる場合、制御端末における第2のオプションがトリガされたことを特定することを含むが、それに限定されない。
ステップ302では、制御端末は状態切替指令をターゲットデバイスへ送信する。
本実施例では、ターゲットデバイスは空気清浄機などであっても良く、かつ、ターゲットデバイスは同様に、無線周波数方式またはネットワーク方式で他のデバイスと通信する能力を有する。
制御端末が生成する状態切替指令は、ターゲットデバイスを制御して状態切替を行うためであるので、状態切替指令が生成されたことを検出した後、制御端末は、生成された状態切替指令をターゲットデバイスへ送信する必要があり、ターゲットデバイスが当該状態切替指令に基づいて、状態切替を行う。ターゲットデバイスと制御端末の通信能力に応じて、制御端末はブルートゥースなどの機能をオンすることにより、状態切替指令をターゲットデバイスへ送信し、または、有線ネットワークまたは無線ネットワークによって状態切替指令をターゲットデバイスへ送信することができる。
ステップ303では、ターゲットデバイスは、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替える。
制御端末が送信した状態切替指令を受信すると、動作状態にあるターゲットデバイスは、受信した状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替える。
上述は、ターゲットデバイスが制御端末が送信した状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えることを例として説明したが、実際の応用では、ターゲットデバイスはさらに他の方式によって状態切替指令を取得しても良い。1つの例としては、ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチがトリガされると、マイクロスイッチはトリガ信号を生成し、生成されたトリガ信号をターゲットデバイスへ送信しても良く、マイクロスイッチが送信したトリガ信号を受信すると、ターゲットデバイスは当該トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成しても良い。もう1つの例として、ターゲットデバイスにおける特定の部分、例えば、羽根が除去されると、ターゲットデバイスにおけるセンサは当該特定の部分が除去されたことを検出し、検出信号を生成し、検出信号をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスは信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成しても良い。更なる例として、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、第1のオプションのトリガの下、ターゲットデバイスは状態切替指令をも生成する。
ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、ユーザを即時に注意を喚起可能にするために、ターゲットデバイスはさらに、特定のオーディオファイルを再生し、当該特定のオーディオファイルが発する音響は、ターゲットデバイスが正常動作状態において発する音響とは異なるため、ユーザはターゲットデバイスがブロードキャストする当該特定のオーディオファイルを聞いたときに、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを知ることができる。
また、本実施例では、ターゲットデバイスが何れの状態にあるにも関らず、ターゲットデバイスは自身状態を表す状態データをサーバへ送信し、サーバが同期を行うことで、ユーザによる検索が便利となる。よって、状態切替指令に基づいて、ターゲットデバイスは現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、現在では動作停止状態にあることを識別する状態情報をサーバへ送信し記憶させる必要がある。
ステップ304では、動作停止状態において、ターゲットデバイスは、状態プロンプト情報をターゲットデバイスの制御端末へ送信する。
動作停止状態において、ユーザをより良く注意させるために、ターゲットデバイスは、特定のオーディオファイルを再生することによりユーザを注意できるだけではなく、さらにプロンプト情報をターゲットデバイスの制御端末へ送信し、これによって、ユーザはターゲットデバイスから遠くてターゲットデバイスがブロードキャストする特定のオーディオファイルが聞こえない場合、同様にターゲットデバイスが動作停止状態にあることを知ることができる。
ステップ305では、ターゲットデバイスが送信した状態プロンプト情報を受信すると、制御端末は状態プロンプト情報に基づいてプロンプトする。
ターゲットデバイスが送信したプロンプト情報を受信すると、制御端末はターゲットデバイスが送信したプロンプト情報を表示インターフェースに表示してもよく、当該プロンプト情報の内容は、「ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあり、ご注意ください」、または「ターゲットデバイスの特定の部分が除去されました」などであっても良い。具体的に表示するとき、制御端末はスクリーンにダイアログをポップアップするように表示してもよく、プロンプト情報をスクロールするように表示しても良い。
ステップ306では、制御端末は特定のウェイクアップ指令を生成する。
ターゲットデバイスが動作停止状態にある場合、若し、ユーザはターゲットデバイスを改めて動作状態に回復させたいならば、制御端末の第4のオプションをトリガしても良く、制御端末は第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成しても良い。
当然、ユーザはさらに、スクリーンにアンロック情報を入力するように、制御端末の指定アプリケーションにおいて第5のオプションをトリガし、制御端末にダイアログをポップアップさせても良い。制御端末は指定アプリケーションでアンロック情報を取得すると、当該アンロック情報に基づいて、特定のウェイクアップ指令を生成することができる。ここで、アンロック情報は、ユーザが予め設けたアンロックパスワード、ユーザの指紋などであってもよく、当該アンロック情報は、ターゲットデバイスが動作停止状態にあることを解除することができる。当アンロック情報がアンロックパスワードである場合、制御端末は、アンロックダイアログで取得されたパスワードと予め記憶されたパスワードとをマッチし、アンロックダイアログで取得されたパスワードと予め記憶されたパスワードとがマッチした場合、特定のウェイクアップ指令を生成することができる。アンロック情報がユーザの指紋である場合、制御端末は、アンロックダイアログで取得されたユーザ指紋と予め記憶された指紋とをマッチし、アンロックダイアログで取得されたユーザ指紋と予め記憶された指紋とがマッチした場合、特定のウェイクアップ指令を生成することができる。
ステップ307では、制御端末は特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信する。
動作停止状態にあるターゲットデバイスが正常に動作可能であるように、特定のウェイクアップ指令を生成した後、制御端末はさらに、生成された特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信する。制御端末とターゲットデバイスとがいずれも無線周波数方式またはネットワーク方式で通信する能力を有するため、制御端末はブルートゥースなどの機能をオンすることにより、特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信し、または、有線ネットワーク無線ネットワークによって特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信することができる。
ステップ308では、ターゲットデバイスは特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替える。
動作停止状態にあるターゲットデバイスは、制御端末が送信した特定のウェイクアップ指令を受信すると、当該特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替える。
上述は、ターゲットデバイスが制御端末が送信した特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えることを例として説明したが、実際の応用では、ターゲットデバイスは、さらに、他の方式で特定のウェイクアップ指令を取得しても良い。1つの例としては、ターゲットデバイスは、ユーザが第3のオプションをトリガしたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令をも生成する。ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことを検出した方式は、ユーザがターゲットデバイスにおける第3のオプションを押下したことをターゲットデバイスが検出した方式、または、ユーザが特定の方式でターゲットデバイスにおける第3のオプションを押下したことをターゲットデバイスが検出する方式などであっても良い。ここで、第3のオプションは、ターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せであってもよく、特定の方式でターゲットデバイスにおける第3のオプションを押下する方式は、3回、4回といった所定の回数で第3のオプションを押下する方式であってもよく、または、3秒、5秒といった所定の時間で第3のオプションを押下する方式であっても良い。もう1つの例としては、ターゲットデバイスは、除去された特定の部分が正しくインストールされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令をも生成する。当然、ターゲットデバイスはさらに、他の方式で特定のウェイクアップ指令を取得しても良く、ここでは詳細に説明しない。
なお、ターゲットデバイスが動作停止状態にある場合、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、何れの操作指令を受信すると、ターゲットデバイスは動作停止状態を保持する。
本発明の実施例で提供される方法によれば、ターゲットデバイスは状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。また、動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得すると、ターゲットデバイスはさらに動作停止状態を動作状態に切り替えることにより、状態切替方式が豊富になる。
図4は、一例示的な実施例に係る状態切替装置を示す構造模式図である。当該状態切替装置はターゲットデバイスに含まれる。図4を参照すると、当該装置は、第1の取得モジュール401と、第1の切替モジュール402と、状態保持モジュール403と、を備える。
当該第1の取得モジュール401は、状態切替指令を取得するように構成される。当該第1の切替モジュール402は、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように構成される。当該状態保持モジュール403は、動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、動作停止状態を保持するように構成される。
本発明の別の実施例では、当該第1の取得モジュール401は、ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチがトリガされたときに送信したトリガ信号を受信し、トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するように構成され、または、当該第1の取得モジュール401は、ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことをターゲットデバイスにおけるセンサが検出したときに送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するように構成され、または、当該第1の取得モジュール401は、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するように構成され、または、当該第1の取得モジュール401は、ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した状態切替指令を受信するように構成される。
本発明の別の実施例では、当該装置は、再生モジュールをさらに備える。
当該再生モジュールは、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するように構成される。
本発明の別の実施例では、当該装置は、第1の送信モジュールをさらに備える。
当該第1の送信モジュールは、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバへ送信し記憶させるように構成される。
本発明の別の実施例では、当該装置は、第2の送信モジュールをさらに備える。
当該第2の送信モジュールは、ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように、状態プロンプト情報を当該制御端末へ送信するように構成される。
本発明の別の実施例では、当該装置は、第2の取得モジュールと、第2の切替モジュールと、をさらに備える。
当該第2の取得モジュールは、特定のウェイクアップ指令を取得するように構成される。当該第2の切替モジュールは、特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるように構成される。
本発明の別の実施例では、当該第2の取得モジュールは、ターゲットデバイスにおける第3のオプションの選択確定時間が所定の時間に達すると、特定のウェイクアップ指令を生成するように構成され、または、当該第2の取得モジュールは、ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいて生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するように構成され、または、当該第2の取得モジュールは、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップ指令を受信するように構成される。
本発明の実施例で提供される装置は、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
前記実施例における装置中の各モジュールが操作を実行する具体的な方式については、当該方法に関する実施例では詳細に記述されており、ここでは詳細に説明しない。
図5は、一例示的な実施例に係る制御端末を示す構造模式図である。図5を参照すると、当該制御端末は、第1の指令生成モジュール501と、第1の送信モジュール502と、を備える。
当該第1の指令生成モジュール501は、制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するように構成される。当該第1の送信モジュール502は、状態切替指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように構成される。
本発明の別の実施例では、当該制御端末は、受信モジュールと、プロンプトモジュールと、をさらに備える。
当該受信モジュールは、ターゲットデバイスが送信した状態プロンプト情報を受信するように構成される。当該プロンプトモジュールは、状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように構成される。
本発明の別の実施例では、当該制御端末は、第2の指令生成モジュールと、第2の送信モジュールと、をさらに備える。
当該第2の指令生成モジュールは、ユーザが入力したアンロック情報を取得し、または、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するように構成される。当該第2の送信モジュールは、特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるように構成される。
本発明の実施例で提供される制御端末によれば、特定のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成し、生成された状態切替指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えることができ、かつ、動作停止状態において、若し、ターゲットデバイスが特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、ターゲットデバイスが動作停止状態を保持し、これによって、制御端末の経由でターゲットデバイス状態に対する制御が図られ、状態切替方式が豊富になるとともに、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
前記実施例における端末装置中の各モジュールが操作を実行する具体的な方式については、当該方法に関する実施例では詳細に記述されており、ここでは詳細に説明しない。
図6は、一例示的な実施例に係る状態切替に用いる装置600を示すブロック図である。例えば、装置600は、携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信機、ゲーム機、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、PDA等のものであってもよい。
図6を参照すると、装置600は、処理ユニット602、メモリ604、電源ユニット606、マルチメディアユニット608、オーディオユニット610、入力/出力(I/O)インタフェース612、センサユニット614、及び通信ユニット616からなる群から選ばれる少なくとも1つを備えてもよい。
処理ユニット602は、一般的には、装置600の全体の操作、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット602は、上述した方法におけるステップの一部又は全部を実現できるように、指令を実行する少なくとも1つのプロセッサ620を備えてもよい。また、処理ユニット602は、他のユニットとのインタラクションを便利にさせるように、少なくとも1つのモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット602は、マルチメディアユニット608とのインタラクションを便利にさせるように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
メモリ604は、装置600での操作をサポートするように、各種のデータを記憶するように構成される。これらのデータは、例えば、装置600で何れのアプリケーション又は方法を操作するための指令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ604は、何れの種類の揮発性又は不揮発性メモリ、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read Only Memory)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、読み出し専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクにより、或いはそれらの組み合わせにより実現することができる。
電源ユニット606は、装置600の各種ユニットに電力を供給するためのものであり、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置600のために電力を生成、管理及び配分することに関連する他のユニットを備えてもよい。
マルチメディアユニット608は、前記移動端末600とユーザとの間に出力インタフェースを提供するスクリーンを備えてもよい。一部の一実施例では、スクリーンは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)やタッチパネル(TP)を備えてもよい。スクリーンは、タッチパネルを備える場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンになることができる。また、タッチパネルは、タッチや、スライドや、タッチパネル上の手振りを感知するように、1つまたは複数のタッチセンサを有する。前記タッチセンサは、タッチやスライド動作の境界を感知できるだけではなく、タッチやスライド操作と関連する持続時間や圧力も感知できる。一部の実施例では、マルチメディアユニット608は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを有してもよい。装置600が、例えば、撮影モードやビデオモードのような操作モードにある時、フロントカメラ及び/又はバックカメラが外部のマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラ及びバックカメラのそれぞれは、固定の光学レンズ系であってもよいし、焦点距離及び光学ズーム能力を有するものであってもよい。
オーディオユニット610は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオユニット610は、マイクロフォン(MIC)を有してもよい。装置600が、例えば、呼び出しモード、記録モード、又は音声認識モードのような操作モードにあるとき、マイクロフォンは、外部のオーディオ信号を受信するように構成される。受信したオーディオ信号は、メモリ604にさらに記憶されてもよいし、通信ユニット616を介して送信されてもよい。一部の実施例では、オーディオユニット610は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに備えてもよい。
I/Oインタフェース612は、処理ユニット602と外部のインタフェースモジュールとの間にインタフェースを提供するためのものである。上記外部のインタフェースモジュールは、キーボードや、クリックホイールや、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタンや、音量ボタンや、スタートボタンや、ロックボタンであってもよいが、それらに限らない。
センサユニット614は、装置600のために各方面の状態を評価する少なくとも1つのセンサを備えてもよい。例えば、センサユニット614は、装置600のオン/オフ状態や、ユニットの相対的な位置を検出することができる。例えば、前記ユニットは、装置600のディスプレイ及びキーパッドである。センサユニット614は、装置600又は装置600の1つのユニットの位置の変化や、ユーザが装置600に接触しているか否かや、装置600の方向又は加速/減速や、装置600の温度変化を検出することができる。センサユニット614は、何れの物理的な接触もない場合に付近の物体を検出するように構成される近接センサを有してもよい。センサユニット614は、イメージングアプリケーションに用いるための光センサ、例えば、CMOS又はCCD画像センサを有してもよい。一部の実施例では、当該センサユニット614は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサをさらに備えてもよい。
通信ユニット616は、装置600と他の設備の間との無線又は有線通信を便利にさせるように構成される。装置600は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2G又は3G、又はそれらの組み合わせにアクセスできる。1つの例示的な実施例では、通信ユニット616は、ブロードキャストチャンネルを介して外部のブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号又はブロードキャストに関する情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信ユニット616は、近距離通信を促進するために近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに備えてもよい。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識装置(RFID:Radio Frequency IDentification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)技術、ブルートゥース(BT:Bluetooth)技術及び他の技術によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、装置600は、上述した方法を実行するために、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、数字信号処理デバイス(DSPD:Digital Signal Processing Device)、プログラム可能論理デバイス(PLD:Programmable Logic Device)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA:Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、又は他の電子機器によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、指令を有する非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、指令を有するメモリ604をさらに提供する。前記指令は、装置600のプロセッサ620により実行されて上述した方法を実現する。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク及び光データメモリ等であってもよい。
非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記記録媒体における指令が移動端末のプロセッサにより実行されると、移動端末が状態切替方法を実行するようにする。前記方法は、状態切替指令を取得するステップと、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップと、動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、動作停止状態を保持するステップと、を含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令を取得するステップは、マイクロスイッチがトリガされると送信する信号であって、ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチが送信したトリガ信号を受信し、トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことをターゲットデバイスにおけるセンサが検出したときに送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した状態切替指令を受信するステップを含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバへ送信し記憶させるステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように、状態プロンプト情報をターゲットデバイスの制御端末へ送信するステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、特定のウェイクアップ指令を取得するステップと、特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるステップと、をさらに含む。
本発明の別の実施例では、特定のウェイクアップ指令を取得するステップは、ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいて生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップを含む。
本発明の実施例で提供される非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、又は適応的な変化を含み、このような変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、又は通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、単に例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
関連出願の相互参照
本願は、出願番号が201510093411.4であって、出願日が2015年3月2日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願の内容の全てを本願に援用する。
本発明は、端末技術分野に関し、特に、状態切替方法、装置、プログラム及び記録媒体に関する。
空気清浄機は空気クリーナーとも称され、各種の空気汚染物を吸着、分解または転化可能であり、空気清浄度を有効に向上させ、ユーザの居住地の空気品質を改善することができる。空気汚染の深刻化に従って、空気清浄機は徐々、ユーザの生活に必要不可欠な家電デバイスになっている。
空気清浄機の消費電力は一般的には大きく、強い電力の状態で動作する必要がある。空気清浄機が動作状態にあるとき、空気清浄機に対してタッチまたは外し操作を行うことは、非常に危険である。子供を有する家庭については、家にいる子供は好奇心を有するため、よく空気清浄機をタッチまたは外そうとする。このとき、動作状態にある空気清浄機は、極めて子供に損傷を与え易い。空気清浄機が子供に損傷を与えることを回避するために、現在では、主として、空気清浄機のオン/オフボタンをタッチして、空気清浄機をオフし、空気清浄機を動作状態から動作停止状態に切り替えることによって実現する。
関連技術に存在する課題を克服するために、本発明は、状態切替方法、装置、プログラム及び記録媒体を提供する。
本発明の実施例の第1の態様によれば、ターゲットデバイスに用いられる状態切替方法を提供する。前記方法は、状態切替指令を取得するステップと、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップと、前記動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、前記動作停止状態を保持するステップと、を含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第1種可能な実現形態では、前記状態切替指令を取得するステップは、前記ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチがトリガされたときに送信したトリガ信号を受信し、前記トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、前記ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことを前記ターゲットデバイスにおけるセンサが検出したときに送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、前記ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するステップ、または、前記ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことを前記ターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した状態切替指令を受信するステップを含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第2種可能な実現形態では、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、前記ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するステップをさらに含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第3種可能な実現形態では、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、前記ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバに送信して記憶させるステップをさらに含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第4種可能な実現形態では、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、前記ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように、前記状態プロンプト情報を前記制御端末へ送信するステップをさらに含む。
第1の態様によれば、第1の態様の第5種可能な実現形態では、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、特定のウェイクアップ指令を取得するステップと、前記特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるステップと、をさらに含む。
第1の態様の第5種可能な実現形態によれば、第1の態様の第6種可能な実現形態では、前記特定のウェイクアップ指令を取得するステップは、ユーザが指定アプリケーションに入力したアンロックパスワードに基づいて制御端末が生成する指令であって、前記制御端末が送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップ、または、前記ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップ、または、前記ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいて生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップ、または、前記ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことを前記ターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップを受信するステップを含む。
本発明の実施例の第2の態様によれば、制御端末に用いられる状態切替方法を提供する。前記方法は、前記制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するステップと、ターゲットデバイスが前記状態切替指令に基づいて現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように、前記状態切替指令を前記ターゲットデバイスへ送信するステップと、を含む。
第2の態様によれば、第2の態様の第1種可能な実現形態では、前記状態切替指令をターゲットデバイスへ送信した後、前記ターゲットデバイスから送信された状態プロンプト情報を受信するステップと、前記状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするステップと、をさらに含む。
第2の態様の第1種可能な実現形態によれば、第2の態様の第2種可能な実現形態では、前記状態プロンプト情報に基づいてプロンプトした後、ユーザが入力したアンロック情報を取得し、または、前記ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップと、前記ターゲットデバイスが前記特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるように、前記特定のウェイクアップ指令を前記ターゲットデバイスへ送信するステップと、をさらに含む。
本発明実施例の第3の態様によれば、ターゲットデバイスに含まれる状態切替装置を提供する。前記装置は、状態切替指令を取得するための第1の取得モジュールと、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるための第1の切替モジュールと、前記動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、前記動作停止状態を保持する状態保持モジュールとを備える。
第3の態様によれば、第3の態様の第1種可能な実現形態では、前記第1の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチがトリガされたときに送信したトリガ信号を受信し、前記トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するためのものであり、または、前記第1の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことを前記ターゲットデバイスにおけるセンサが検出したときに送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するためのものであり、または、前記第1の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するためのものであり、または、前記第1の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことを前記ターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した状態切替指令を受信するためのものである。
第3の態様によれば、第3の態様の第2種可能な実現形態では、前記装置は、前記ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するための再生モジュールをさらに備える。
第3の態様によれば、第3の態様の第3種可能な実現形態では、前記装置は、前記ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバに送信して記憶させるための第1の送信モジュールをさらに備える。
第3の態様によれば、第3の態様の第4種可能な実現形態では、前記装置は、前記ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように前記状態プロンプト情報を前記制御端末へ送信するための第2の送信モジュールをさらに備える。
第3の態様によれば、第3の態様の第5種可能な実現形態では、前記装置は、特定のウェイクアップ指令を取得するための第2の取得モジュールと、前記特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるための第2の切替モジュールと、をさらに備える。
第3の態様の第5種可能な実現形態によれば、第3の態様の第6種可能な実現形態では、前記第2の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するためのものであり、または、前記第2の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいて生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するためのものであり、または、前記第2の取得モジュールは、前記ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことを前記ターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップを受信するためのものである。
本発明実施例の第4の態様によれば、制御端末を提供する。前記制御端末は、前記制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するための第1の指令生成モジュールと、ターゲットデバイスが前記状態切替指令に基づいて現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように、前記状態切替指令を前記ターゲットデバイスへ送信するための第1の送信モジュールと、を備える。
第4の態様によれば、第4の態様の第1種可能な実現形態では、前記制御端末は、前記ターゲットデバイスから送信された状態プロンプト情報を受信するための受信モジュールと、前記状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするためのプロンプトモジュールと、をさらに備える。
第4の態様の第1種可能な実現形態によれば、第4の態様の第2種可能な実現形態では、前記制御端末は、ユーザが入力したアンロック情報を取得し、または、前記ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するための第2の指令生成モジュールと、前記ターゲットデバイスが前記特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるように、前記特定のウェイクアップ指令を前記ターゲットデバイスへ送信するための第2の送信モジュールと、をさらに備える。
本発明実施例の第5の態様によれば、状態切替装置を提供する。前記状態切替装置は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、前記プロセッサは、状態切替指令を取得し、前記状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替え、前記動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、前記動作停止状態を保持するように構成される。
本発明実施例の第6の態様によれば、制御端末を提供する。前記制御端末は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、前記プロセッサは、前記制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成し、ターゲットデバイスが前記状態切替指令に基づいて現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように、前記状態切替指令を前記ターゲットデバイスへ送信するように構成される。
本開示の実施例の第7の態様によれば、プロセッサに実行されることにより、本開示の実施例の第1または第2の態様に記載の状態切替方法を実現するプログラムを提供する。
本開示の実施例の第8の態様によれば、本開示の実施例の第7の態様に記載のプログラムが記録された記録媒体を提供する。
本開示の実施例で提供される技術案は、下記の格別な効果を含むことができる。状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
なお、上述した一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
ここでの図面は、明細書を構成する一部として見なされ、本開示に適した実施例を示し、かつ、明細書の文字記載とともに本開示の仕組みを解釈するために用いられる。
一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係る状態切替装置を示す構造模式図である。
一例示的な実施例に係る制御端末を示す構造模式図である。
一例示的な実施例に係る状態切替装置を示すブロック図である。
次に、実施例を詳細に説明し、例示が図に示されている。以下の記述が図に係る場合、別途にて示さない限り、異なる図面における同じ数字は、同じまたは類似する要素を示す。以下の実施例に記述される実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するとは限らない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲に記載されているように、本発明の一部の態様と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
図1は、一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。図1に示すように、状態切替方法はターゲットデバイスに用いられ、以下のステップを含む。
ステップ101では、状態切替指令を取得する。
ステップ102では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替える。
ステップ103では、動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、動作停止状態を保持する。
本発明の実施例で提供される方法によれば、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
本発明の別の実施例では、状態切替指令を取得するステップは、マイクロスイッチがトリガされると送信する信号であって、ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチが送信したトリガ信号を受信し、トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことをセンサが検出すると送信する信号であって、ターゲットデバイスにおけるセンサが送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出すると送信する指令であって、ターゲットデバイスの制御端末が送信した状態切替指令を受信するステップを含む。
好ましくは、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことを検出したことは、ユーザがターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したこと、ユーザが特定の方式でターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したことなどであっても良い。好ましくは、特定の方式でターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下することは、所定の回数で特定のボタンまたはボタン組合せを連続的に押下すること、所定の時間で特定のボタンまたはボタン組合せを押下することなどであっても良い。
好ましくは、制御端末における第2のオプションがトリガされたことを検出したことは、ユーザが制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したこと、ユーザが特定の方式で制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したことなどであっても良い。好ましくは、特定の方式で制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下することは、所定の回数で特定のボタンまたはボタン組合せを連続的に押下すること、所定の時間で特定のボタンまたはボタン組合せを押下することなどであっても良い。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバへ送信して記憶させるステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように状態プロンプト情報を当該制御端末へ送信するステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、特定のウェイクアップ指令を取得するステップと、特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるステップと、をさらに含む。
本発明の別の実施例では、特定のウェイクアップ指令を取得するステップは、ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいてが生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップを含む。
好ましくは、ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことを検出したことは、ユーザがターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したこと、ユーザが特定の方式でターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したことなどであっても良い。好ましくは、特定の方式でターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せを押下することは、所定の回数で特定のボタンまたはボタン組合せを連続的に押下すること、所定の時間で特定のボタンまたはボタン組合せを押下することなどであっても良い。
好ましくは、制御端末における第4のオプションがトリガされたことを検出したことは、ユーザが制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したこと、ユーザが特定の方式で制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下したことを検出したことなどであっても良い。好ましくは、特定の方式で制御端末における特定のボタンまたはボタン組合せを押下することは、所定の回数で特定のボタンまたはボタン組合せを連続的に押下すること、所定の時間で特定のボタンまたはボタン組合せを押下することなどであっても良い。
前記全ての好ましい技術案は、何れの組合せによって本発明の好ましい実施例を形成しても良く、ここでは、再び贅言しない。
図2は、一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。図2に示すように、状態切替方法は制御端末に用いられ、以下のステップを含む。
ステップ201では、制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成する。
ステップ202では、ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように、状態切替指令をターゲットデバイスへ送信する。
本発明の実施例で提供される方法によれば、特定のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成し、生成された状態切替指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えることができ、かつ、動作停止状態において、若し、ターゲットデバイスが特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、ターゲットデバイスが動作停止状態を保持し、これによって、制御端末の経由でターゲットデバイス状態に対する制御が図られ、状態切替方式が豊富になるとともに、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
本発明の別の実施例では、状態切替指令をターゲットデバイスへ送信した後、ターゲットデバイスが送信した状態プロンプト情報を受信するステップと、状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするステップと、をさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態プロンプト情報に基づいてプロンプトした後、ユーザが入力したアンロック情報を取得し、または、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップと、特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるステップと、をさらに含む。
前記全ての好ましい技術案は、何れの組合せによって本発明の好ましい実施例を形成しても良く、ここでは、再び贅言しない。
図3は、一例示的な実施例に係る状態切替方法を示すフローチャートである。図3に示すように、状態切替方法はターゲットデバイス及び制御端末に用いられ、当該方法では、現在状態が動作状態であることを例とし、かつ、動作状態を基に動作停止状態を提供し、ターゲットデバイスを動作状態から動作停止状態に切り替えることにより、ユーザのファミリーメンバーの安全が有効に保護される。本実施例で提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ301では、制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、制御端末は状態切替指令を生成する。
ここで、制御端末はターゲットデバイスの制御装置であり、無線周波数方式またはネットワークの方式でターゲットデバイスと通信する能力を有する。制御端末の種類は二種あり、第1種は携帯電話、タブレットコンピュータなどでっても良く、第2種はターゲットデバイスのリモコンなどであっても良い。制御端末が第1種である場合、ユーザの各種ニーズを満足するために、制御端末には、複数のアプリケーション、例えば、オーディオブロードキャストプログラム、ビデオブロードキャストプログラム、操作制御プログラムなどがインストールされている。本実施例では、指定アプリケーションは操作制御プログラムであり、ターゲットデバイスを制御するためのものである。ターゲットデバイスに対する柔軟な制御を図るために、指定アプリケーションには、オプション、例えば、「オフ」オプション、「リスタート」オプション、「モード」オプションなどを有し、かつ、異なるオプションが制御端末をトリガして生成する制御指令は異なり、例えば、「オフ」オプションは、制御端末をトリガしてオフ指令を生成することができ、「リスタート」オプションは、制御端末をトリガしてリスタート指令を生成することができるといったことがあり、すなわち、オプションと指令との間には対応関係がある。制御端末が第2種である場合、制御端末には、複数のオプション、例えば、「オフ」オプション、「リスタート」オプションなどが提供されており、これらオプションによれば、ターゲットデバイスに対する制御が同様に図られる。
なお、本実施例で提供される状態切替方法は具体的に実施されるとき、機能が異なる複数のオプションに係るため、これらオプションを便利に区分するために、本実施例では、ターゲットデバイスでターゲットデバイスを制御して状態切替指令を生成するオプションを第1のオプションと称し、制御端末で制御端末をトリガして状態切替指令を生成するオプションを第2のオプションと称し、ターゲットデバイスでターゲットデバイスを制御して特定のウェイクアップ指令を生成するオプションを第3のオプションと称し、制御端末で制御端末をトリガして特定のウェイクアップ指令を生成するオプションを第4のオプションと称し、制御端末でアンロックダイアログのポップアップをトリガするオプションを第5のオプションと称する。前記第1のオプション、第2のオプション、第3のオプション、第4のオプション及び第5のオプションは、デバイスでのオプションの配列順番を代表するものではなく、単にそれらの機能及びそれらが所在するデバイスを区分するためのものに過ぎない。
第2のオプションがトリガされたことが検出されると、制御端末はオプションと指令との対応関係に基づいて、状態切替指令を生成し、当該状態切替指令は、制御ターゲットデバイスを制御して現在状態を動作状態から動作停止状態へ切り替えるためのものである。制御端末は第2のオプションがトリガされたことを検出した方式は、ユーザが制御端末のスクリーンでタッチ操作を行った後、制御端末は、内蔵された圧力感知デバイスによってスクリーンにおける圧力変化を感知し、かつ、スクリーンでの圧力変化の位置領域を取得し、取得されたスクリーンでの圧力変化の位置領域とスクリーンでの第2のオプションが所在する位置区域とを比較し、取得されたスクリーンでの圧力変化の位置領域とスクリーンでの第2のオプションが所在する位置区域とが重なる場合、制御端末における第2のオプションがトリガされたことを特定することを含むが、それに限定されない。
ステップ302では、制御端末は状態切替指令をターゲットデバイスへ送信する。
本実施例では、ターゲットデバイスは空気清浄機などであっても良く、かつ、ターゲットデバイスは同様に、無線周波数方式またはネットワーク方式で他のデバイスと通信する能力を有する。
制御端末が生成する状態切替指令は、ターゲットデバイスを制御して状態切替を行うためであるので、状態切替指令が生成されたことを検出した後、制御端末は、生成された状態切替指令をターゲットデバイスへ送信する必要があり、ターゲットデバイスが当該状態切替指令に基づいて、状態切替を行う。ターゲットデバイスと制御端末の通信能力に応じて、制御端末はブルートゥースなどの機能をオンすることにより、状態切替指令をターゲットデバイスへ送信し、または、有線ネットワークまたは無線ネットワークによって状態切替指令をターゲットデバイスへ送信することができる。
ステップ303では、ターゲットデバイスは、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替える。
制御端末が送信した状態切替指令を受信すると、動作状態にあるターゲットデバイスは、受信した状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替える。
上述は、ターゲットデバイスが制御端末が送信した状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えることを例として説明したが、実際の応用では、ターゲットデバイスはさらに他の方式によって状態切替指令を取得しても良い。1つの例としては、ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチがトリガされると、マイクロスイッチはトリガ信号を生成し、生成されたトリガ信号をターゲットデバイスへ送信しても良く、マイクロスイッチが送信したトリガ信号を受信すると、ターゲットデバイスは当該トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成しても良い。もう1つの例として、ターゲットデバイスにおける特定の部分、例えば、羽根が除去されると、ターゲットデバイスにおけるセンサは当該特定の部分が除去されたことを検出し、検出信号を生成し、検出信号をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスは信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成しても良い。更なる例として、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、第1のオプションのトリガの下、ターゲットデバイスは状態切替指令をも生成する。
ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、ユーザを即時に注意を喚起可能にするために、ターゲットデバイスはさらに、特定のオーディオファイルを再生し、当該特定のオーディオファイルが発する音響は、ターゲットデバイスが正常動作状態において発する音響とは異なるため、ユーザはターゲットデバイスがブロードキャストする当該特定のオーディオファイルを聞いたときに、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを知ることができる。
また、本実施例では、ターゲットデバイスが何れの状態にあるにも関らず、ターゲットデバイスは自身状態を表す状態データをサーバへ送信し、サーバが同期を行うことで、ユーザによる検索が便利となる。よって、状態切替指令に基づいて、ターゲットデバイスは現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、現在では動作停止状態にあることを識別する状態情報をサーバへ送信し記憶させる必要がある。
ステップ304では、動作停止状態において、ターゲットデバイスは、状態プロンプト情報をターゲットデバイスの制御端末へ送信する。
動作停止状態において、ユーザをより良く注意させるために、ターゲットデバイスは、特定のオーディオファイルを再生することによりユーザを注意できるだけではなく、さらにプロンプト情報をターゲットデバイスの制御端末へ送信し、これによって、ユーザはターゲットデバイスから遠くてターゲットデバイスがブロードキャストする特定のオーディオファイルが聞こえない場合、同様にターゲットデバイスが動作停止状態にあることを知ることができる。
ステップ305では、ターゲットデバイスが送信した状態プロンプト情報を受信すると、制御端末は状態プロンプト情報に基づいてプロンプトする。
ターゲットデバイスが送信したプロンプト情報を受信すると、制御端末はターゲットデバイスが送信したプロンプト情報を表示インターフェースに表示してもよく、当該プロンプト情報の内容は、「ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあり、ご注意ください」、または「ターゲットデバイスの特定の部分が除去されました」などであっても良い。具体的に表示するとき、制御端末はスクリーンにダイアログをポップアップするように表示してもよく、プロンプト情報をスクロールするように表示しても良い。
ステップ306では、制御端末は特定のウェイクアップ指令を生成する。
ターゲットデバイスが動作停止状態にある場合、若し、ユーザはターゲットデバイスを改めて動作状態に回復させたいならば、制御端末の第4のオプションをトリガしても良く、制御端末は第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成しても良い。
当然、ユーザはさらに、スクリーンにアンロック情報を入力するように、制御端末の指定アプリケーションにおいて第5のオプションをトリガし、制御端末にダイアログをポップアップさせても良い。制御端末は指定アプリケーションでアンロック情報を取得すると、当該アンロック情報に基づいて、特定のウェイクアップ指令を生成することができる。ここで、アンロック情報は、ユーザが予め設けたアンロックパスワード、ユーザの指紋などであってもよく、当該アンロック情報は、ターゲットデバイスが動作停止状態にあることを解除することができる。当アンロック情報がアンロックパスワードである場合、制御端末は、アンロックダイアログで取得されたパスワードと予め記憶されたパスワードとをマッチし、アンロックダイアログで取得されたパスワードと予め記憶されたパスワードとがマッチした場合、特定のウェイクアップ指令を生成することができる。アンロック情報がユーザの指紋である場合、制御端末は、アンロックダイアログで取得されたユーザ指紋と予め記憶された指紋とをマッチし、アンロックダイアログで取得されたユーザ指紋と予め記憶された指紋とがマッチした場合、特定のウェイクアップ指令を生成することができる。
ステップ307では、制御端末は特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信する。
動作停止状態にあるターゲットデバイスが正常に動作可能であるように、特定のウェイクアップ指令を生成した後、制御端末はさらに、生成された特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信する。制御端末とターゲットデバイスとがいずれも無線周波数方式またはネットワーク方式で通信する能力を有するため、制御端末はブルートゥースなどの機能をオンすることにより、特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信し、または、有線ネットワーク無線ネットワークによって特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信することができる。
ステップ308では、ターゲットデバイスは特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替える。
動作停止状態にあるターゲットデバイスは、制御端末が送信した特定のウェイクアップ指令を受信すると、当該特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替える。
上述は、ターゲットデバイスが制御端末が送信した特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えることを例として説明したが、実際の応用では、ターゲットデバイスは、さらに、他の方式で特定のウェイクアップ指令を取得しても良い。1つの例としては、ターゲットデバイスは、ユーザが第3のオプションをトリガしたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令をも生成する。ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことを検出した方式は、ユーザがターゲットデバイスにおける第3のオプションを押下したことをターゲットデバイスが検出した方式、または、ユーザが特定の方式でターゲットデバイスにおける第3のオプションを押下したことをターゲットデバイスが検出する方式などであっても良い。ここで、第3のオプションは、ターゲットデバイスにおける特定のボタンまたはボタン組合せであってもよく、特定の方式でターゲットデバイスにおける第3のオプションを押下する方式は、3回、4回といった所定の回数で第3のオプションを押下する方式であってもよく、または、3秒、5秒といった所定の時間で第3のオプションを押下する方式であっても良い。もう1つの例としては、ターゲットデバイスは、除去された特定の部分が正しくインストールされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令をも生成する。当然、ターゲットデバイスはさらに、他の方式で特定のウェイクアップ指令を取得しても良く、ここでは詳細に説明しない。
なお、ターゲットデバイスが動作停止状態にある場合、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、何れの操作指令を受信すると、ターゲットデバイスは動作停止状態を保持する。
本発明の実施例で提供される方法によれば、ターゲットデバイスは状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。また、動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得すると、ターゲットデバイスはさらに動作停止状態を動作状態に切り替えることにより、状態切替方式が豊富になる。
図4は、一例示的な実施例に係る状態切替装置を示す構造模式図である。当該状態切替装置はターゲットデバイスに含まれる。図4を参照すると、当該装置は、第1の取得モジュール401と、第1の切替モジュール402と、状態保持モジュール403と、を備える。
当該第1の取得モジュール401は、状態切替指令を取得するように構成される。当該第1の切替モジュール402は、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように構成される。当該状態保持モジュール403は、動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、動作停止状態を保持するように構成される。
本発明の別の実施例では、当該第1の取得モジュール401は、ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチがトリガされたときに送信したトリガ信号を受信し、トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するように構成され、または、当該第1の取得モジュール401は、ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことをターゲットデバイスにおけるセンサが検出したときに送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するように構成され、または、当該第1の取得モジュール401は、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するように構成され、または、当該第1の取得モジュール401は、ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した状態切替指令を受信するように構成される。
本発明の別の実施例では、当該装置は、再生モジュールをさらに備える。
当該再生モジュールは、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するように構成される。
本発明の別の実施例では、当該装置は、第1の送信モジュールをさらに備える。
当該第1の送信モジュールは、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバへ送信し記憶させるように構成される。
本発明の別の実施例では、当該装置は、第2の送信モジュールをさらに備える。
当該第2の送信モジュールは、ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように、状態プロンプト情報を当該制御端末へ送信するように構成される。
本発明の別の実施例では、当該装置は、第2の取得モジュールと、第2の切替モジュールと、をさらに備える。
当該第2の取得モジュールは、特定のウェイクアップ指令を取得するように構成される。当該第2の切替モジュールは、特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるように構成される。
本発明の別の実施例では、当該第2の取得モジュールは、ターゲットデバイスにおける第3のオプションの選択確定時間が所定の時間に達すると、特定のウェイクアップ指令を生成するように構成され、または、当該第2の取得モジュールは、ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいて生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するように構成され、または、当該第2の取得モジュールは、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップ指令を受信するように構成される。
本発明の実施例で提供される装置は、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
前記実施例における装置中の各モジュールが操作を実行する具体的な方式については、当該方法に関する実施例では詳細に記述されており、ここでは詳細に説明しない。
図5は、一例示的な実施例に係る制御端末を示す構造模式図である。図5を参照すると、当該制御端末は、第1の指令生成モジュール501と、第1の送信モジュール502と、を備える。
当該第1の指令生成モジュール501は、制御端末における第2のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するように構成される。当該第1の送信モジュール502は、状態切替指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるように構成される。
本発明の別の実施例では、当該制御端末は、受信モジュールと、プロンプトモジュールと、をさらに備える。
当該受信モジュールは、ターゲットデバイスが送信した状態プロンプト情報を受信するように構成される。当該プロンプトモジュールは、状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように構成される。
本発明の別の実施例では、当該制御端末は、第2の指令生成モジュールと、第2の送信モジュールと、をさらに備える。
当該第2の指令生成モジュールは、ユーザが入力したアンロック情報を取得し、または、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するように構成される。当該第2の送信モジュールは、特定のウェイクアップ指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるように構成される。
本発明の実施例で提供される制御端末によれば、特定のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成し、生成された状態切替指令をターゲットデバイスへ送信し、ターゲットデバイスが状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えることができ、かつ、動作停止状態において、若し、ターゲットデバイスが特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、ターゲットデバイスが動作停止状態を保持し、これによって、制御端末の経由でターゲットデバイス状態に対する制御が図られ、状態切替方式が豊富になるとともに、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
前記実施例における端末装置中の各モジュールが操作を実行する具体的な方式については、当該方法に関する実施例では詳細に記述されており、ここでは詳細に説明しない。
図6は、一例示的な実施例に係る状態切替に用いる装置600を示すブロック図である。例えば、装置600は、携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信機、ゲーム機、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、PDA等のものであってもよい。
図6を参照すると、装置600は、処理ユニット602、メモリ604、電源ユニット606、マルチメディアユニット608、オーディオユニット610、入力/出力(I/O)インタフェース612、センサユニット614、及び通信ユニット616からなる群から選ばれる少なくとも1つを備えてもよい。
処理ユニット602は、一般的には、装置600の全体の操作、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット602は、上述した方法におけるステップの一部又は全部を実現できるように、指令を実行する少なくとも1つのプロセッサ620を備えてもよい。また、処理ユニット602は、他のユニットとのインタラクションを便利にさせるように、少なくとも1つのモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット602は、マルチメディアユニット608とのインタラクションを便利にさせるように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
メモリ604は、装置600での操作をサポートするように、各種のデータを記憶するように構成される。これらのデータは、例えば、装置600で何れのアプリケーション又は方法を操作するための指令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ604は、何れの種類の揮発性又は不揮発性メモリ、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read Only Memory)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、読み出し専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクにより、或いはそれらの組み合わせにより実現することができる。
電源ユニット606は、装置600の各種ユニットに電力を供給するためのものであり、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置600のために電力を生成、管理及び配分することに関連する他のユニットを備えてもよい。
マルチメディアユニット608は、前記移動端末600とユーザとの間に出力インタフェースを提供するスクリーンを備えてもよい。一部の一実施例では、スクリーンは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)やタッチパネル(TP)を備えてもよい。スクリーンは、タッチパネルを備える場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンになることができる。また、タッチパネルは、タッチや、スライドや、タッチパネル上の手振りを感知するように、1つまたは複数のタッチセンサを有する。前記タッチセンサは、タッチやスライド動作の境界を感知できるだけではなく、タッチやスライド操作と関連する持続時間や圧力も感知できる。一部の実施例では、マルチメディアユニット608は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを有してもよい。装置600が、例えば、撮影モードやビデオモードのような操作モードにある時、フロントカメラ及び/又はバックカメラが外部のマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラ及びバックカメラのそれぞれは、固定の光学レンズ系であってもよいし、焦点距離及び光学ズーム能力を有するものであってもよい。
オーディオユニット610は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオユニット610は、マイクロフォン(MIC)を有してもよい。装置600が、例えば、呼び出しモード、記録モード、又は音声認識モードのような操作モードにあるとき、マイクロフォンは、外部のオーディオ信号を受信するように構成される。受信したオーディオ信号は、メモリ604にさらに記憶されてもよいし、通信ユニット616を介して送信されてもよい。一部の実施例では、オーディオユニット610は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに備えてもよい。
I/Oインタフェース612は、処理ユニット602と外部のインタフェースモジュールとの間にインタフェースを提供するためのものである。上記外部のインタフェースモジュールは、キーボードや、クリックホイールや、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタンや、音量ボタンや、スタートボタンや、ロックボタンであってもよいが、それらに限らない。
センサユニット614は、装置600のために各方面の状態を評価する少なくとも1つのセンサを備えてもよい。例えば、センサユニット614は、装置600のオン/オフ状態や、ユニットの相対的な位置を検出することができる。例えば、前記ユニットは、装置600のディスプレイ及びキーパッドである。センサユニット614は、装置600又は装置600の1つのユニットの位置の変化や、ユーザが装置600に接触しているか否かや、装置600の方向又は加速/減速や、装置600の温度変化を検出することができる。センサユニット614は、何れの物理的な接触もない場合に付近の物体を検出するように構成される近接センサを有してもよい。センサユニット614は、イメージングアプリケーションに用いるための光センサ、例えば、CMOS又はCCD画像センサを有してもよい。一部の実施例では、当該センサユニット614は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサをさらに備えてもよい。
通信ユニット616は、装置600と他の設備の間との無線又は有線通信を便利にさせるように構成される。装置600は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2G又は3G、又はそれらの組み合わせにアクセスできる。1つの例示的な実施例では、通信ユニット616は、ブロードキャストチャンネルを介して外部のブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号又はブロードキャストに関する情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信ユニット616は、近距離通信を促進するために近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに備えてもよい。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識装置(RFID:Radio Frequency IDentification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)技術、ブルートゥース(BT:Bluetooth)技術及び他の技術によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、装置600は、上述した方法を実行するために、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、数字信号処理デバイス(DSPD:Digital Signal Processing Device)、プログラム可能論理デバイス(PLD:Programmable Logic Device)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA:Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、又は他の電子機器によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、指令を有する非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、指令を有するメモリ604をさらに提供する。前記指令は、装置600のプロセッサ620により実行されて上述した方法を実現する。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク及び光データメモリ等であってもよい。
非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記記録媒体における指令が移動端末のプロセッサにより実行されると、移動端末が状態切替方法を実行するようにする。前記方法は、状態切替指令を取得するステップと、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップと、動作停止状態において、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、動作停止状態を保持するステップと、を含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令を取得するステップは、マイクロスイッチがトリガされると送信する信号であって、ターゲットデバイスにおけるマイクロスイッチが送信したトリガ信号を受信し、トリガ信号に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの特定の部分が除去されたことをターゲットデバイスにおけるセンサが検出したときに送信した検出信号を受信し、信号と指令との関係に基づいて、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスにおける第1のオプションがトリガされたことが検出されると、状態切替指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末における第2のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した状態切替指令を受信するステップを含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることをユーザにプロンプトするための特定のオーディオファイルを再生するステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスが現在では動作停止状態にあることを識別するための状態情報をサーバへ送信し記憶させるステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、ターゲットデバイスの制御端末が状態プロンプト情報に基づいてプロンプトするように、状態プロンプト情報をターゲットデバイスの制御端末へ送信するステップをさらに含む。
本発明の別の実施例では、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えるステップの後に、特定のウェイクアップ指令を取得するステップと、特定のウェイクアップ指令に基づいて現在状態を動作停止状態から動作状態に切り替えるステップと、をさらに含む。
本発明の別の実施例では、特定のウェイクアップ指令を取得するステップは、ターゲットデバイスにおける第3のオプションがトリガされたことが検出されると、特定のウェイクアップ指令を生成するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末がユーザから入力されたアンロック情報に基づいて生成し送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップ、または、ターゲットデバイスの制御端末における第4のオプションがトリガされたことをターゲットデバイスの制御端末が検出したときに送信した特定のウェイクアップ指令を受信するステップを含む。
本発明の実施例で提供される非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、状態切替指令に基づいて、現在状態を動作状態から動作停止状態に切り替えた後、若し、特定のウェイクアップ指令を取得していなければ、受信された操作指令に関らず、動作停止状態を保持し、これによって、ユーザの干渉がない場合、ターゲットデバイスは改めて動作状態に切り替えて、ユーザのファミリーメンバーに損傷を与えることが回避され、ターゲットデバイスの安全性が向上する。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、又は適応的な変化を含み、このような変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、又は通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、単に例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。