JPH0835717A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JPH0835717A
JPH0835717A JP6169411A JP16941194A JPH0835717A JP H0835717 A JPH0835717 A JP H0835717A JP 6169411 A JP6169411 A JP 6169411A JP 16941194 A JP16941194 A JP 16941194A JP H0835717 A JPH0835717 A JP H0835717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
air conditioner
setting
temperature
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6169411A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Matsumoto
公一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6169411A priority Critical patent/JPH0835717A/ja
Publication of JPH0835717A publication Critical patent/JPH0835717A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者が操作部の操作内容を確認することが
でき、誤操作を直ちに認識させる。 【構成】 マイコン72Cに音声基板77が接続されて
いる。この音声基板にはスピーカ77A及び駆動回路が
設けられている。スピーカ77Aからは、予め電子合成
音で作られた複数のメッセージの中から、1つが選択さ
れて出力されるようになっている。例えば、メッセージ
には、「電源が入りました」、「タイマを設定しまし
た」」、「風量を自動(又は強、中、弱)に設定しまし
た」・・・等が準備されている。このメッセージは、前
記リモコンが操作され、その操作信号のコードに基づい
て選択されるようになっている。すなわち、リモコンに
よる操作を音声によって認識可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒と熱交換を行っ
て、室内の少なくとも温度又は湿度の一方を、所望の温
度又は湿度に調整するための空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、冷媒と熱交換を行
うことにより、例えば暖房モード、冷房モード、ドライ
モード及び、設定温度と運転開始時の室温とを比較して
暖房モードと冷房モードとのいずれかを自動的に選択す
る自動運転モード等の各モードで運転可能になってお
り、これらのモードの変更等を付属のリモコンで操作し
て、室内を空調し得るようになっている。
【0003】一般に、リモコンで操作すると、空気調和
機本体(室内機)に設置されたスピーカ等から、例えば
「ピッピッ」と電子音が出力され、操作の確認ができる
ようになっており、操作の確実性を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リモコ
ンによる操作内容は多種に亘る。すなわち、電源のオン
・オフ、冷房/暖房/ドライ/自動の各モード、室内温
度設定、風量設定、タイマ(入/切)設定等があり、高
級機種によっては、リズム風、オートルーバ、複数タイ
マ設定等、操作内容な増加する傾向にある。
【0005】このため、単に上記のような電子音のみで
は、実際に操作しようとした操作内容か否かが判断でき
ず、誤った設定がなされることがある。特に、暗い室内
での操作では、目視による判断がしにくく、その操作性
が低下する。
【0006】このため、操作内容に応じて電子音の種類
(音質、音量、リズム等)を変えることが考えられる
が、増加傾向にある操作内容に追従して、その種類が増
加し操作者が覚えきれないことが考えられ、完全な解決
に至っていない。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、操作者が操作
部の操作内容を確認することができ、誤操作を直ちに認
識することができる空気調和機を得ることが目的であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、冷媒と熱交換を行って、室内の少なくとも温度又は
湿度の一方を、所望の温度又は湿度に調整するための運
転を行う空気調和機であって、前記空気調和機の運転を
設定するための操作部と、前記操作部の操作に応じて、
前記運転の設定又は変更を行う運転状態設定変更手段
と、前記操作部の操作内容の少なくとも1つに対応する
音声メッセージを記憶する記憶手段と、前記音声メッセ
ージを出力する発音手段と、前記運転状態設定変更手段
で前記空気調和機の運転の設定に変更があった場合に、
前記記憶手段から操作部の操作内容に該当する音声メッ
セージを検索し、前記発音手段を制御して検索された音
声メッセージを出力する制御手段と、を有している。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、運転の設定を
変更すべく、操作部を操作すると、操作部の操作に応じ
て、運転状態設定変更手段では、空気調和機の運転を変
更する。一方、制御手段では、運転状態設定変更手段で
運転状態に変更があった場合に、前記記憶手段から操作
部の操作内容に該当する音声メッセージを検索し、前記
発音手段を制御して検索された音声メッセージを出力す
る。これにより、操作部の操作者は、希望した操作と、
実際の操作内容とが合致しているか否かを聴覚によって
簡単に認識できる。例えば、暗い室内での操作でも、誤
操作を迅速に判別でき、操作のやり直しをすることがで
きる。
【0010】なお、操作部での操作内容は、電源オン・
オフ、冷房/暖房/ドライ等の運転モード、設定温度、
設定風量、タイマ等があり、特に近年の操作部の操作内
容は増加傾向にあり、誤操作は充分にあり得る傾向にあ
る。このため、音声メッセージによって操作内容を操作
者に報知することによって、操作性を向上することがで
きる。
【0011】また、例えば、温度設定時の設定温度の報
知等は、電子合成音を用いれば、所謂ひな型(例えば、
「温度を○○℃に設定しました」等)に設定した温度に
対応する数値の音声を前記○○部分に組み合わせること
により、容易に適正な音声メッセージを作成することが
できる。
【0012】
【実施例】図1には、本実施例に係る空気調和機(以下
エアコンという)が示されている。空気調和機(エアコ
ン)は、それぞれ冷媒を循環させる冷媒循環路を有した
室内ユニット10と室外ユニット12とを備えると共
に、この空気調和機を遠隔操作するために操作信号を赤
外線によって送り出すリモコン14を備えている。
【0013】リモコン14には、電源オン・オフ、冷暖
房切換設定、温度設定、タイマ設定等の様々な操作キー
が配設され、この操作キーを操作することによって、各
項目に該当するコードを持つ操作信号が出力されるよう
になっている。本実施例では、赤外線等の電波を適用し
ており、室内ユニット10側にこの赤外線を受光するた
めの光センサー76B(後述)が設けられている。
【0014】ここで、リモコン14から送られる操作信
号は室内ユニット10内の後述する光センサー76Bで
受信されると、エアコンは、受信された操作信号のコー
ドに従って室内の温度、湿度等をコントロールしてい
る。なお、リモコン14と室内ユニット10とを信号線
で接続してもよい。
【0015】図2は本発明の実施例の制御装置によって
制御される空気調和機の冷媒回路である。図において、
26はコンプレッサ、27は四方弁、28は室外ユニッ
ト12内に設けられた室外熱交換器、30はキャピラリ
チューブ、16は室内ユニット10内に設けられた室内
熱交換器、24はアキュムレータであり、これらの要素
を順次冷媒配管で環状に接続して冷凍サイクルを構成し
ている。この空気調和機によれば、四方弁27が図に示
す実線の状態にある時は、コンプレッサ26から吐出さ
れた冷媒が実線矢印のように流れ、室外熱交換器28で
冷媒が凝縮し、室内熱交換器16で冷媒が蒸発して室内
の冷房が行なわれる。また、四方弁27が図に示す破線
の状態にある時は、コンプレッサ26から吐出された冷
媒が破線矢印のように流れ、室内熱交換器16で冷媒が
凝縮し、室外熱交換器28で冷媒が蒸発して室内の暖房
が行なわれる。
【0016】なお、112Aは室外側送風機を構成する
ファンモータであり、70Eは室内側送風機を構成する
ファンモータであり、各々室外熱交換器28及び室内熱
交換器16に送風するものである。
【0017】図3は、室内ユニット10の電気回路を示
すものであり、この電気回路は電源基板70及びコント
ロール基板72を備えている。電源基板70には、室内
に供給される風量を調整するファンモータ70Eが接続
された駆動回路70A、各種モータを駆動するための電
力を生成するモータ電源回路70B、制御回路用の電力
を生成する制御回路用電源回路70C、及びシリアル回
路用の電力を生成するシリアル回路用電源回路70Dが
設けられている。
【0018】コントロール基板72には、シリアル回路
用電源回路70Dに接続されたシリアル回路72A、モ
ータを駆動する駆動回路72B、及び制御回路としての
マイクロコンピュータ(マイコン)72Cが設けられて
いる。駆動回路72Bには、フラップを上下動させる上
下フラップモータ74A、左右フラップモータ74B、
74C、及び床面全面の温度を検出するために床面の温
度を検出するフロアセンサを回転駆動するフロアセンサ
モータ74Dが接続されている。
【0019】また、マイコン72Cには、表示基板76
に設けられた運転モード等を表示する表示用LED、リ
モコン14からの赤外線の操作信号を受光する光センサ
76B、この光センサ76Bが受光した操作信号を受信
する受信回路76Aが接続されている。
【0020】さらに、マイコン72Cには、センサ基板
78に設けられた床面の温度検出エリアを表示するエリ
アLED及びフロアセンサが接続されている。
【0021】このリモコン14で、暖房モード、冷房モ
ード、ドライモード及び自動運転モード等の各モードの
選択、設定温度の変更、吹き出し風量の変更、フラップ
モータ74A、74B、74Cを駆動してフラップ角度
の変更等の空気調和機の制御がなされる。
【0022】ここで、本実施例では、マイコン72Cに
音声基板77が接続されている。この音声基板にはスピ
ーカ77A及びこのスピーカ77Aを駆動するための駆
動回路(図示省略)が設けられている。
【0023】このスピーカ77Aからは、予め電子合成
音で作られた複数のメッセージの中から、1つが選択さ
れて出力されるようになっている。例えば、メッセージ
には、「電源が入りました」、「タイマを設定しまし
た」」、「風量を自動(又は強、中、弱)に設定しまし
た」・・・等が準備されている。
【0024】このメッセージは、前記リモコン14が操
作され、その操作信号のコードに基づいて選択されるよ
うになっている。すなわち、リモコン14による操作を
音声によって認識可能となる。
【0025】さらに、マイコン72Cには、室温を検出
する室温センサ80A、室内熱交換器16の冷媒コイル
の温度を検出する熱交換器用温度センサ80B、室内の
湿度を検出する湿度センサ80Cが接続されると共に、
スイッチ基板82に設けられた自己診断用LED、運転
モードを暖房モード、冷房モード、ドライモード及び自
動運転モードに切り換える運転切換スイッチ及び自己診
断スイッチが接続されている。
【0026】この運転切換スイッチには、「暖房モー
ド」、「冷房モード」、「ドライモード」及び「自動運
転モード」の各表示が設けられており、現在の切り換え
状態が表示基板76に設けられた表示用LEDによって
表示されると共に前記スピーカ77Aから音声によって
報知する。すなわち、マイコン72Cには、メッセージ
の1つとして「運転モードを(暖房、冷房、ドライ、自
動に)変更しました」が記憶され、この運転切換スイッ
チが操作された場合にも音声による報知がなされるよう
になっている。
【0027】図4は、室外ユニット12の電気回路を示
すものであり、この電気回路は整流回路100及びコン
トロール基板102を備えている。なお、室外ユニット
12の電気回路は、〜において図3の室内ユニット
10の電気回路に接続されている。
【0028】コントロール基板102には、室内ユニッ
ト10のシリアル回路用電源回路70Dに接続されたシ
リアル回路102A、ノイズを除去するノイズフィルタ
102B、102C、120D、インバータ104をス
イッチングするための電力を生成するスイッチング電源
回路102E、制御回路としてのマイコン102Fが設
けられている。
【0029】スイッチング電源回路102Eにはインバ
ータ104が接続され、インバータ104には、冷媒を
圧縮するコンプレッサ26が接続されている。
【0030】また、マイコン102Fには、外気温度を
検出する外気温センサとしての外気温度サーミスタ11
0A、室外熱交換器28の冷媒コイルの温度を検出する
コイル温センサとしてのコイル温度サーミスタ110
B、コンプレッサ26の温度を検出する温度センサとし
てのコンプレッサ温度サーミスタ110Cが接続されて
いる。
【0031】さらに、ノイズフィルタ102Bには、室
外熱交換器28に送風するファンモータ112A及びフ
ァンモータ用コンデンサ112Bが接続されており、こ
れらファンモータ112A及びファンモータ用コンデン
サ112Bと並列的に、コンプレッサ26から吐出され
た冷媒の流れ方向を変更する四方弁27と電磁弁29と
がノイズフィルタ102Bに接続それぞれされている。
【0032】以下に本実施例の作用を図5及び図6のフ
ローチャートに従い説明する。運転停止状態で、まず、
ステップ200では、リモコン14が操作されて出力さ
れる操作信号を受信回路76Aで受信したか否かが判断
され、肯定判定されると、ステップ202へ移行してこ
の受信した操作信号のコードを解析する。
【0033】次のステップ204では、解析の結果が電
源オン指令か否かを判断し、否定判定であれば、ステッ
プ206へ移行してタイマ設定の指令か否かを判断し、
否定判定の場合はステップ200に戻る。すなわち、ス
テップ204、206において共に否定判定の場合は、
リモコン14で操作された操作信号は電源オフ時には、
キャンセルされる信号、例えば、温度設定、風量設定等
であるため、この場合には受け付けず、受信状態で待機
する。
【0034】ここで、リモコン14の操作者は、所定時
間後にエアコンを運転させるべく、タイマを設定する。
例えば、2時間後にエアコンを運転させるようにセット
し、リモコン14を操作して、操作信号を出力する。こ
れにより、ステップ206において、肯定判定され、ス
テップ208へ移行しタイマ(入時間)が設定される。
この設定により、2時間後に自動的に運転を開始させる
ことができる。
【0035】次のステップ210では、音声制御がなさ
れる。すなわち、図6に示される如く、ステップ300
受信したコードに基づいてメッセージを検索し、検索さ
れるとステップ302スピーカ77Aを駆動して、検索
されたメッセージ(例えば、「タイマを設定しまし
た」)がスピーカ77Aから出力される。これにより、
操作者はタイマ設定の確認を音声によって行うことがで
きる。
【0036】なお、この場合、メッセージとして詳細情
報を出力してもよい(例えば、タイマを設定しました。
2時間後に運転を開始します。」等)。この場合、数字
音声のみを分割して組み合わせるようにすればよい。
【0037】ステップ210による音声制御が終了した
後は、ステップ200へ移行して再度受信待機状態とな
る。
【0038】一方、ステップ204において電源オン指
令であることを認識すると(肯定判定すると)、ステッ
プ211へ移行して音声制御がなされる。この音声制御
は、前述と同様に図6のステップ300、302が実行
される。この場合は、電源オンの指令であるため、メッ
セージとしては、「電源をはいりました」が選択され、
スピーカ77Aによって出力される。
【0039】なお、この場合、詳細にメッセージとし
て、現在の温度や風量の設定状態を併せて出力するよう
にしてもよい(例えば、「電源がはいりました。設定温
度は24℃、風量は中です。」等)。
【0040】次のステップ212では、前回運転が停止
する前の設定モードで運転が開始され、ステップ214
へ移行する。ステップ214では、操作信号の受信の有
無を判別し、否定判定されるとステップ216へ移行す
る(後述)。また、肯定判定されると、ステップ218
へ移行して受信した操作信号のコードを解析し、ステッ
プ220へ移行する。ステップ220では、解析された
内容が電源オフ指令であるか否かを判断する。ここで、
肯定判定された場合はステップ222へ移行して運転を
停止し、次いでステップ224へ移行して音声制御が実
行される。この音声制御は、図6のステップ300、3
02であり、この場合のメッセージとしては、「運転を
停止しました」が選択され、スピーカ77Aから出力さ
れる。これにより、操作者は音声によって運転の停止を
認識することができる。
【0041】ステップ224での音声制御が終了する
と、ステップ214へ戻り、受信状態で待機する。
【0042】また、ステップ220で否定判定、すなわ
ち運転が継続されている場合は、ステップ226へ移行
して解析された内容が風量の設定(変更)か否かが判断
され、否定判定の場合はステップ228へ移行して解析
された内容が温度の設定(変更)か否かが判断され、否
定判定の場合はステップ230へ移行して解析された内
容がタイマの設定(変更)か否かが判断され、否定判定
の場合はステップ216へ移行して運転切換スイッチが
操作されて運転モードが切り換わったか否かが判断さ
れ、否定判定の場合はステップ214へ戻る。
【0043】すなわち、ステップ214で操作信号の受
信を確認し、運転が継続されている場合は、ステップ2
26、228、230において解析内容に該当する項目
を選別し、ステップ216で運転モードを判別すること
を繰り返す。また、ステップ214で操作信号の受信を
確認しない場合は、ステップ216で運転モードのみを
判別することを繰り返す。
【0044】上記の繰り返し中にステップ226又はス
テップ228で肯定判定された場合は、ステップ232
へ移行して、運転モードの設定を変更し、次いでステッ
プ234において、音声制御を実行する。すなわち、ス
テップ226で風量の設定信号が確認された場合は、そ
の指示通りの設定を行った後、「風量を強(又は、中、
弱、自動)に設定しました」のメッセージをスピーカ7
7Aから出力する。また、ステップ228で温度の設定
信号が確認された場合は、その指示通りの設定を行った
後、「設定温度を(24℃)に設定しました」のメッセ
ージをスピーカ77Aから出力する。
【0045】さらに、ステップ230で肯定判定された
場合には、ステップ236へ移行してタイマ(切時間)
が設定されたと判別され、ステップ234へ移行する。
例えば、3時間後に運転を停止するように設定された場
合は、ステップ236で3時間後に運転が停止するよう
にタイマがセットされ、ステップ234へ移行して、音
声制御がなされる。すなわち、図6に示される如く、ス
テップ214で受信したコードに基づいてメッセージを
検索し、検索されるとステップ234でスピーカ77A
を駆動して、検索されたメッセージ(例えば、「タイマ
を設定しました」)がスピーカ77Aから出力される。
これにより、操作者はタイマ設定の確認を音声によって
行うことができる。
【0046】なお、この場合、メッセージとして詳細情
報を出力してもよい(例えば、タイマを設定しました。
3時間後に運転を停止します。」等)。
【0047】次に、ステップ216で肯定判定された場
合は、運転切換スイッチが操作されたと判断され、ステ
ップ238へ移行して切り換えられた運転モードに設定
すると共に、ステップ234へ移行して音声制御を実行
する。すなわち、図6のステップ300、302が実行
され、メッセージとしては「運転モードを切換えまし
た」が選択され、スピーカ77Aによって出力される。
なお、詳細なメッセージとして「運転モードを(自動、
冷房、暖房、ドライ)に切換えました」を準備しておい
てもよい。
【0048】このように、本実施例では、リモコン14
(又は運転切換スイッチ)が操作される度に、スピーカ
77Aから出力される音声(合成音声)によって、その
操作内容を確認することができるため、操作ミスがあっ
た場合には、直ちにそのミスを認識し、再操作すること
ができる。また、暗い室内での操作でも間違いなく操作
することができる。
【0049】なお、本実施例で示した、音声出力は、図
7に示すように、室内ユニット10と室外ユニット12
とを備えると共に、室内ユニット10と室外ユニット1
2とに冷媒を循環させる冷媒循環路と温水を循環させる
温水循環路とが設けられた装置にも適用可能である。以
下、この構成を詳細に説明する。
【0050】図7に示される如く、室内ユニット10に
は、冷媒コイルを備え冷媒コイル内を流通する冷媒によ
り熱交換を行う冷媒熱交換器と温水コイルを備え温水コ
イル内を流通する冷媒により熱交換を行う温水熱交換器
とを備えた室内熱交換器16が設けられている。この室
内熱交換器16の近傍には、室内熱交換器16を通過さ
せて送風するためのファンモータ70E(図7上、図示
せず)によって駆動されるファンが設けられている。
【0051】室内熱交換器16の冷媒熱交換器は、太管
で構成された冷媒配管18を介して室外ユニット12の
バルブ20に接続されている。バルブ20は、マフラー
22、アキュムレータ24、コンプレッサ26、冷媒コ
イルを備え冷媒コイル内を流通する冷媒により熱交換を
行う室外熱交換器28、及びキャピラリーチューブ30
を介してバルブ32に接続されている。そして、バルブ
32が、細管で構成された冷媒配管34を介して室内熱
交換器16の冷媒熱交換器に接続されることにより、密
閉された冷媒循環路すなわち冷凍サイクルが形成されて
いる。なお、室外熱交換器28の近傍には、室外熱交換
器28を通過させて送風するためのファンモータ112
A(図7上、図示せず)によって駆動されるファンが設
けられている。
【0052】また、室内熱交換器16の温水熱交換器
は、温水ペアチューブ36を介して室外ユニット12の
温水入口ニップル38に接続されている。温水入口ニッ
プル38は、プレッシャーキャップ41を備えたプレッ
シャータンク40、ポンプ42、及び温水熱交換器44
を介して温水出口ニップル46に接続されている。そし
て、温水出口ニップル46が、温水循環路を流れる温水
流量を制御する流量可変弁62を介して室内熱交換器1
6の温水熱交換器に接続されることにより密閉された温
水循環路が形成されている。
【0053】この温水熱交換器44はガスバーナ50に
より加熱されて温水を生成する。従って、これら温水熱
交換器44及びガスバーナ50がボイラを構成すること
になる。また、温水循環路のプレッシャータンク40
は、ドレインに接続されたドレインタンク52にプレッ
シャーキャップ41を介して接続される。温水循環路は
逆止弁54を備えた注入管56を介して加圧注入口に接
続され、温水循環路には注入管56を介して水道水等が
注入される。さらに、温水循環路は熱動弁58を備えた
分岐管60を介して床暖房用の床マットに接続されてい
る。なお、61は低温サーミスタ、63は高温サーミス
タである。
【0054】この温水循環路では、水温が上昇し内圧が
所定値(例えば、0.9kg/cm2)以上になるとプレッシ
ャーキャップ41の圧力弁が作動し、温水は圧力逃がし
口からドレインタンク52へ流入する。一方、運転を停
止して温水の温度が低下し、温水循環路の内圧が所定値
未満に低下すると、負圧弁が作動し、ドレインタンク5
2から温水が回収される。
【0055】なお、この装置の電気回路は、図3及び図
4に示す電気回路をそのまま適用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る空気調和
装置は、操作者が操作部の操作内容を確認することがで
き、誤操作を直ちに認識することができるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る空気調和機のブロック図であ
る。
【図2】本実施例に係る空気調和機の冷媒回路の概略図
である。
【図3】本実施例の空気調和機の室内ユニットの回路図
である。
【図4】本実施例の空気調和機の室外ユニットの回路図
である。
【図5】本実施例の運転制御ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図6】音声出力制御サブルーチンを示すフローチャー
トである。
【図7】変形例に係る空気調和機の冷媒回路図及び温水
回路図である。
【符号の説明】
10 室内ユニット 12 室外ユニット 14 リモコン(操作部) 72C マイコン(運転状態設定変更手段、記憶手
段、制御手段) 77A スピーカ(発音手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒と熱交換を行って、室内の少なくと
    も温度又は湿度の一方を、所望の温度又は湿度に調整す
    るための運転を行う空気調和機であって、 前記空気調和機の運転を設定するための操作部と、 前記操作部の操作に応じて、前記運転の設定又は変更を
    行う運転状態設定変更手段と、 前記操作部の操作内容の少なくとも1つに対応する音声
    メッセージを記憶する記憶手段と、 前記音声メッセージを出力する発音手段と、 前記運転状態設定変更手段で前記空気調和機の運転の設
    定に変更があった場合に、前記記憶手段から操作部の操
    作内容に該当する音声メッセージを検索し、前記発音手
    段を制御して検索された音声メッセージを出力する制御
    手段と、 を有する空気調和機。
JP6169411A 1994-07-21 1994-07-21 空気調和機 Pending JPH0835717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6169411A JPH0835717A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6169411A JPH0835717A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0835717A true JPH0835717A (ja) 1996-02-06

Family

ID=15886107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6169411A Pending JPH0835717A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0835717A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005241053A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Chofu Seisakusho Co Ltd 浴室暖房乾燥装置
CN105637299A (zh) * 2013-10-10 2016-06-01 大金工业株式会社 空调机
KR20160116290A (ko) * 2015-03-02 2016-10-07 시아오미 아이엔씨. 상태 전환 방법, 장치, 프로그램 및 기록매체
WO2018190003A1 (ja) * 2017-04-10 2018-10-18 シャープ株式会社 空気清浄機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005241053A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Chofu Seisakusho Co Ltd 浴室暖房乾燥装置
CN105637299A (zh) * 2013-10-10 2016-06-01 大金工业株式会社 空调机
EP3056832A4 (en) * 2013-10-10 2017-06-14 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner
CN105637299B (zh) * 2013-10-10 2018-11-02 大金工业株式会社 空调机
KR20160116290A (ko) * 2015-03-02 2016-10-07 시아오미 아이엔씨. 상태 전환 방법, 장치, 프로그램 및 기록매체
JP2017517992A (ja) * 2015-03-02 2017-06-29 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. 状態切替方法、装置、プログラム及び記録媒体
US10174965B2 (en) 2015-03-02 2019-01-08 Xiaomi Inc. Methods and apparatuses for switching state
WO2018190003A1 (ja) * 2017-04-10 2018-10-18 シャープ株式会社 空気清浄機
JPWO2018190003A1 (ja) * 2017-04-10 2020-02-20 シャープ株式会社 空気清浄機
US11530834B2 (en) 2017-04-10 2022-12-20 Sharp Kabushiki Kaisha Air-cleaning device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3118382B2 (ja) 空気調和機
JPH08105644A (ja) 空気調和機
JP3546544B2 (ja) 空気調和機の起動運転制御装置
JPH0835717A (ja) 空気調和機
JP4027183B2 (ja) 空気調和装置
JP4046575B2 (ja) 空気調和装置
JP3118374B2 (ja) 空気調和機の遠隔操作装置
JP3503123B2 (ja) 空気調和機の自動運転装置
JP2004205071A (ja) 空気調和機
JP3575288B2 (ja) 空気調和機の制御方法
JPH08193742A (ja) 空気調和機
JP2006207846A (ja) 空気調和機
JPH11241850A (ja) 空気調和システム
JP3118372B2 (ja) 空気調和機
JP3813266B2 (ja) 空気調和機
KR100858542B1 (ko) 인버터 에어컨에서 압축기 주파수제어방법
JPH062918A (ja) 空気調和機の制御装置
JP3118385B2 (ja) 空気調和機
JP3096603B2 (ja) 空気調和システム
JP3738123B2 (ja) 空気調和システム
JP4155680B2 (ja) 空気調和装置
JP2001241731A (ja) 室内空調システム
JPH07195935A (ja) 車両用空気調和装置
JPH102599A (ja) 空気調和機のリモコン信号判断方法
JP2003120988A (ja) 冷媒加熱式多室形空気調和装置