JPH11156237A - 空気清浄機 - Google Patents
空気清浄機Info
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- JPH11156237A JPH11156237A JP32851697A JP32851697A JPH11156237A JP H11156237 A JPH11156237 A JP H11156237A JP 32851697 A JP32851697 A JP 32851697A JP 32851697 A JP32851697 A JP 32851697A JP H11156237 A JPH11156237 A JP H11156237A
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Links
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来のイオン式空気清浄機はイオン式集塵部に
て発生するイオン風に対して、吸込側にのみ粗大塵埃の
侵入を防止するプレフィルターを設けているが、空気流
が本体の下方から上方へ向かう構成の場合、停止時に吹
出口から塵埃が侵入し電極付近へ堆積するのを防止する
ことはできなかった。 【解決手段】イオン式集塵部にて発生するイオン風の上
流側と下流側にポリエステル繊維製の不織布等からなる
フィルターを設け、吹出口の開口部が本体の上方に向い
ている場合において、空気清浄機の停止時にもハウスダ
ストなどが隙間から本体内部へ侵入堆積することを防止
して安全性の向上を図る。
て発生するイオン風に対して、吸込側にのみ粗大塵埃の
侵入を防止するプレフィルターを設けているが、空気流
が本体の下方から上方へ向かう構成の場合、停止時に吹
出口から塵埃が侵入し電極付近へ堆積するのを防止する
ことはできなかった。 【解決手段】イオン式集塵部にて発生するイオン風の上
流側と下流側にポリエステル繊維製の不織布等からなる
フィルターを設け、吹出口の開口部が本体の上方に向い
ている場合において、空気清浄機の停止時にもハウスダ
ストなどが隙間から本体内部へ侵入堆積することを防止
して安全性の向上を図る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気清浄機に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】イオン式をはじめ、電気集塵式の空気清
浄機において、空気の吸込口に粗大塵埃の進入を防止す
るためのプレフィルターを設置する事は公知である。
浄機において、空気の吸込口に粗大塵埃の進入を防止す
るためのプレフィルターを設置する事は公知である。
【０００３】また、イオン風の流れを補助するためのフ
ァンの設置については特開平７−３０８６０２号公報に
記載されている。
ァンの設置については特開平７−３０８６０２号公報に
記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】イオン式をはじめとす
る電気集塵式の空気清浄機において、その電極部分への
可燃性の粗大塵埃の進入は安全性の面から防止しなけれ
ばならない問題であり、プレフィルターの設置はこの問
題を解決する上で有効な手段となっている。しかしなが
ら、本発明の構成のように空気の流れが本体の下方から
上方へ向かい、吹出口の開口部が上方へ向いている場合
においては、不使用時にハウスダスト等の自然浮遊塵埃
が開口部から侵入し、電極部分に堆積する可能性があ
る。
る電気集塵式の空気清浄機において、その電極部分への
可燃性の粗大塵埃の進入は安全性の面から防止しなけれ
ばならない問題であり、プレフィルターの設置はこの問
題を解決する上で有効な手段となっている。しかしなが
ら、本発明の構成のように空気の流れが本体の下方から
上方へ向かい、吹出口の開口部が上方へ向いている場合
においては、不使用時にハウスダスト等の自然浮遊塵埃
が開口部から侵入し、電極部分に堆積する可能性があ
る。
【０００５】イオン風の補助を目的とするファンにおい
ても、上記特開平７−３０８６０２号公報に記載の技術
においては、イオン風の流路とファンによる流路が異な
り、対流効果を上げることはできるが、ファンによって
吸い込まれた空気は集塵部を通過しないため、汚れを含
んだ空気が再び室内に放出されてしまう虞れがあった。
ても、上記特開平７−３０８６０２号公報に記載の技術
においては、イオン風の流路とファンによる流路が異な
り、対流効果を上げることはできるが、ファンによって
吸い込まれた空気は集塵部を通過しないため、汚れを含
んだ空気が再び室内に放出されてしまう虞れがあった。
【０００６】光触媒フィルターの採用に際してもＵＶラ
ンプの搭載など機器の重量増加、コストアップ等の問題
も発生する。
ンプの搭載など機器の重量増加、コストアップ等の問題
も発生する。
【０００７】本発明の目的は、上記課題を解決し、空気
清浄機の運転時、停止時においても電極部分への粗大塵
埃の進入を防止し、安全性の向上を図るとともに、ファ
ンによるイオン風の補助においても集塵部を通過した空
気を室内に放出する構成とし、自然光を有効に活用し、
本体内部に配置した光触媒の作用を増進させる空気清浄
機を提供することにある。
清浄機の運転時、停止時においても電極部分への粗大塵
埃の進入を防止し、安全性の向上を図るとともに、ファ
ンによるイオン風の補助においても集塵部を通過した空
気を室内に放出する構成とし、自然光を有効に活用し、
本体内部に配置した光触媒の作用を増進させる空気清浄
機を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とするところは、放電電極と集塵電極
とを備え、高電圧印加による放電により、塵埃を帯電さ
せて集塵を行う空気清浄機において、放電時に発生する
イオン風の上流側及び下流側にそれぞれフィルターを設
け、本体の構成において吹出口が本体上面に開口してい
る場合において、機器の停止時にもその開口部から電極
への粗大塵埃の落下堆積を防止する構造にある。
に、本発明の特徴とするところは、放電電極と集塵電極
とを備え、高電圧印加による放電により、塵埃を帯電さ
せて集塵を行う空気清浄機において、放電時に発生する
イオン風の上流側及び下流側にそれぞれフィルターを設
け、本体の構成において吹出口が本体上面に開口してい
る場合において、機器の停止時にもその開口部から電極
への粗大塵埃の落下堆積を防止する構造にある。
【０００９】また、イオン風の補助を目的とするファン
を備え、このファンはイオン荷電による集塵部を通過し
た空気を吸い込む位置に設置しているため、清浄空気を
室内に放出しながらイオン風を補助し、対流効果を高め
ることができる。
を備え、このファンはイオン荷電による集塵部を通過し
た空気を吸い込む位置に設置しているため、清浄空気を
室内に放出しながらイオン風を補助し、対流効果を高め
ることができる。
【００１０】清浄空気の吹出口を本体の上方に向けて配
置することで本体内部へ光を進入させ、本体内部に設置
している光触媒フィルターの触媒作用を増進させるが、
集塵電極板を薄い形状にする事で本体下方の吸入側フィ
ルターにも上部からの光を届かせることが可能となる。
置することで本体内部へ光を進入させ、本体内部に設置
している光触媒フィルターの触媒作用を増進させるが、
集塵電極板を薄い形状にする事で本体下方の吸入側フィ
ルターにも上部からの光を届かせることが可能となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、添付の図面を用いて説明する。
を、添付の図面を用いて説明する。
【００１２】図１は本発明の実施の形態の一例の空気清
浄機の略斜視図である。
浄機の略斜視図である。
【００１３】本発明における構成は、吸入側フィルター
１、放電ユニット２、集塵ユニット３、排気側フィルタ
ー４により、イオン式集塵部を構成し、放電ユニット２
と集塵ユニット３に高電圧を印加することにより発生す
るイオン風は本体の下方から上方に流れる。このイオン
風により吸込口５から空気を吸い込み、集塵部を通過し
て清浄された空気が吹出口６より排気される。
１、放電ユニット２、集塵ユニット３、排気側フィルタ
ー４により、イオン式集塵部を構成し、放電ユニット２
と集塵ユニット３に高電圧を印加することにより発生す
るイオン風は本体の下方から上方に流れる。このイオン
風により吸込口５から空気を吸い込み、集塵部を通過し
て清浄された空気が吹出口６より排気される。
【００１４】従来公知のイオン式空気清浄機は吸入口と
放電ユニットの間に、ポリプロピレン製ネット等から成
るプレフィルターを設け、放電ユニット等の高電圧部へ
の可燃性の粗大塵埃の侵入を防止している。本発明にお
ける構成においては当該吸入側にポリエステル繊維製不
織布等から成る吸入側フィルター１を設けるとともに吹
出口６と集塵ユニット３との間にも同一製の排気側フィ
ルター４を設けるものであり、吸込口５から吸い込まれ
た空気は、まず吸入側フィルター１を通過する際に粗大
塵埃を取り除くとともに、該吸入側フィルター１には光
触媒処理を施していることにより、従来公知のプレフィ
ルターでは捕集できない更に微細な塵やにおいの粒子を
捕集することが可能である。この吸入側フィルター１を
通過した空気は次に放電ユニット２を通過する。放電ユ
ニット２を通過する際にコロナ放電により空気に含まれ
た塵埃が帯電（本実施例ではプラスの放電によりプラス
に帯電）し、反対の電荷を帯びるように高電圧（本実施
例ではマイナス）を印加している集塵ユニット３に吸着
される。集塵ユニット３を通過した空気は最後に排気側
フィルター４を通過する際にも前記吸入側フィルター１
と同じ光触媒処理を施されていることにより更に清浄化
されて排出される。空気が排出される際にはイオン化電
極７により発生するマイナスイオンを付加する。マイナ
スイオンは一般的に森林や高原などの空気中に多く含ま
れ、体に良い影響を与えると言われている。
放電ユニットの間に、ポリプロピレン製ネット等から成
るプレフィルターを設け、放電ユニット等の高電圧部へ
の可燃性の粗大塵埃の侵入を防止している。本発明にお
ける構成においては当該吸入側にポリエステル繊維製不
織布等から成る吸入側フィルター１を設けるとともに吹
出口６と集塵ユニット３との間にも同一製の排気側フィ
ルター４を設けるものであり、吸込口５から吸い込まれ
た空気は、まず吸入側フィルター１を通過する際に粗大
塵埃を取り除くとともに、該吸入側フィルター１には光
触媒処理を施していることにより、従来公知のプレフィ
ルターでは捕集できない更に微細な塵やにおいの粒子を
捕集することが可能である。この吸入側フィルター１を
通過した空気は次に放電ユニット２を通過する。放電ユ
ニット２を通過する際にコロナ放電により空気に含まれ
た塵埃が帯電（本実施例ではプラスの放電によりプラス
に帯電）し、反対の電荷を帯びるように高電圧（本実施
例ではマイナス）を印加している集塵ユニット３に吸着
される。集塵ユニット３を通過した空気は最後に排気側
フィルター４を通過する際にも前記吸入側フィルター１
と同じ光触媒処理を施されていることにより更に清浄化
されて排出される。空気が排出される際にはイオン化電
極７により発生するマイナスイオンを付加する。マイナ
スイオンは一般的に森林や高原などの空気中に多く含ま
れ、体に良い影響を与えると言われている。
【００１５】排気側フィルター４は排出する空気の清浄
化のみならず空気清浄機の停止時に、吹出口６のすき間
からハウスダストが侵入し、集塵ユニット３、放電ユニ
ット２の電極部への堆積を防止する効果をも持つもので
ある。これは空気清浄機が停止状態で長期的に室内に放
置された場合、機器内部へハウスダスト等の可燃性物質
が進入堆積し、次の運転時に通電した際、電極付近に堆
積した塵埃が、放電エネルギーにより燃焼する可能性が
考えられるため、この危険性を防止するうえで有効な手
段となるものである。
化のみならず空気清浄機の停止時に、吹出口６のすき間
からハウスダストが侵入し、集塵ユニット３、放電ユニ
ット２の電極部への堆積を防止する効果をも持つもので
ある。これは空気清浄機が停止状態で長期的に室内に放
置された場合、機器内部へハウスダスト等の可燃性物質
が進入堆積し、次の運転時に通電した際、電極付近に堆
積した塵埃が、放電エネルギーにより燃焼する可能性が
考えられるため、この危険性を防止するうえで有効な手
段となるものである。
【００１６】１１は芳香装置であり、８は芳香剤を収め
たカートリッジで、ＤＣファン９により吸込口１０より
吸い込まれた空気流によって芳香剤の芳香成分を発散さ
せるものである。
たカートリッジで、ＤＣファン９により吸込口１０より
吸い込まれた空気流によって芳香剤の芳香成分を発散さ
せるものである。
【００１７】本発明における空気清浄機では芳香装置１
１の単独運転機能を備えているが、前記イオン式集塵と
芳香装置１１を組みあわせたプログラム運転も可能であ
る。
１の単独運転機能を備えているが、前記イオン式集塵と
芳香装置１１を組みあわせたプログラム運転も可能であ
る。
【００１８】図２は本発明の実施の形態の一例の空気清
浄機の略断面図である。
浄機の略断面図である。
【００１９】集塵ユニット３の一方の側面には空気流を
通過させるための通風穴１２があいており、集塵ユニッ
ト３を本体に収納した際にこの通風穴１２はシロッコフ
ァン１３、モータ１４、導風管１５から成る送風部１６
への開口部となる。この送風部１６へは吸込口５から吸
入され、吸入側フィルター１と集塵ユニット３を通過し
清浄された空気が導かれるため、汚染空気をそのまま室
内へ再放出することがなく、また、対流効果を高めるこ
とができる。
通過させるための通風穴１２があいており、集塵ユニッ
ト３を本体に収納した際にこの通風穴１２はシロッコフ
ァン１３、モータ１４、導風管１５から成る送風部１６
への開口部となる。この送風部１６へは吸込口５から吸
入され、吸入側フィルター１と集塵ユニット３を通過し
清浄された空気が導かれるため、汚染空気をそのまま室
内へ再放出することがなく、また、対流効果を高めるこ
とができる。
【００２０】１７は空気清浄機の運転制御を行う制御
部、１８は集塵を行うための高圧電源である。
部、１８は集塵を行うための高圧電源である。
【００２１】図３は本発明の実施の形態の一例の空気清
浄機の制御回路ブロック図である。
浄機の制御回路ブロック図である。
【００２２】異常検出回路１９は、放電ユニット２、集
塵ユニット３が塵埃の多量な付着等によるリーク等の異
常を起こした場合、高圧電源１８からその信号を受ける
と、マイコン２０に入力し高圧電源１８への電源供給を
遮断するのはもちろんのこと、点検・清掃用メモリ回路
２１が運転時間を積算し、使用者が通常のメンテナンス
を実施しなかった場合においても、ある一定時間の運転
時間に達するとその信号をマイコン２０に入力し、電源
を遮断し塵埃の異常堆積等による危険を未然に防止する
など更に安全性を高めた制御を行うものである。
塵ユニット３が塵埃の多量な付着等によるリーク等の異
常を起こした場合、高圧電源１８からその信号を受ける
と、マイコン２０に入力し高圧電源１８への電源供給を
遮断するのはもちろんのこと、点検・清掃用メモリ回路
２１が運転時間を積算し、使用者が通常のメンテナンス
を実施しなかった場合においても、ある一定時間の運転
時間に達するとその信号をマイコン２０に入力し、電源
を遮断し塵埃の異常堆積等による危険を未然に防止する
など更に安全性を高めた制御を行うものである。
【００２３】図４は本発明の実施の形態の一例の空気清
浄機の略分解斜視図である。
浄機の略分解斜視図である。
【００２４】２１は放電ユニット３を構成する集塵板で
ある。集塵板２１はイオン風の流路方向に対して薄いＵ
字形状とする事により、本体上方の吹出口６から進入し
た光が光触媒処理を施した排気側フィルター４を通過し
た後吸入側フィルター１まで届くようにし、自然光によ
る触媒作用を増進させ、また、表面積を増やし集塵効果
を高めるとともに下方からのイオン風の流れを妨げる事
がなく、また、薄いＵ字状であることからイオン風を補
助する為のシロッコファン１３への通風穴１２の開口面
積を増やし、集塵した微細塵埃を再飛散させるような流
速の増加を起こさずに風量を上げる事ができる。
ある。集塵板２１はイオン風の流路方向に対して薄いＵ
字形状とする事により、本体上方の吹出口６から進入し
た光が光触媒処理を施した排気側フィルター４を通過し
た後吸入側フィルター１まで届くようにし、自然光によ
る触媒作用を増進させ、また、表面積を増やし集塵効果
を高めるとともに下方からのイオン風の流れを妨げる事
がなく、また、薄いＵ字状であることからイオン風を補
助する為のシロッコファン１３への通風穴１２の開口面
積を増やし、集塵した微細塵埃を再飛散させるような流
速の増加を起こさずに風量を上げる事ができる。
【００２５】２２は吸入側フィルター１を外した際に交
流入力の１次側を遮断するための安全スイッチ（Ａ）で
あり、２３は排気側フィルター４を外した際に交流入力
の１次側を遮断するための安全スイッチ（Ｂ）、２４は
本体のメンテナンスをする際に外すパネルを外した場合
に同じく交流入力の１次側を遮断するための安全スイッ
チ（Ｃ）である。前記の安全スイッチは使用者がメンテ
ナンスの際にコンセントからプラグを抜き忘れた場合に
おいても感電の危険を防ぐためのものであり、このうち
２個所のスイッチを交流入力に対し両極を遮断する配置
とし、もう１個所はさらにどちらかの極に対して配置
し、より安全性を高めるとともに吸入側フィルター１、
排気側フィルター４の例えばどちらか一方をセットせず
に運転しようとしても電源が入らないため不用意な運転
による可燃性粗大塵埃の電極部分への侵入を未然に防ぐ
効果を持つものである。
流入力の１次側を遮断するための安全スイッチ（Ａ）で
あり、２３は排気側フィルター４を外した際に交流入力
の１次側を遮断するための安全スイッチ（Ｂ）、２４は
本体のメンテナンスをする際に外すパネルを外した場合
に同じく交流入力の１次側を遮断するための安全スイッ
チ（Ｃ）である。前記の安全スイッチは使用者がメンテ
ナンスの際にコンセントからプラグを抜き忘れた場合に
おいても感電の危険を防ぐためのものであり、このうち
２個所のスイッチを交流入力に対し両極を遮断する配置
とし、もう１個所はさらにどちらかの極に対して配置
し、より安全性を高めるとともに吸入側フィルター１、
排気側フィルター４の例えばどちらか一方をセットせず
に運転しようとしても電源が入らないため不用意な運転
による可燃性粗大塵埃の電極部分への侵入を未然に防ぐ
効果を持つものである。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、放電ユニット、集塵ユ
ニットから成る集塵部のイオン風の上流側、下流側にそ
れぞれフィルターを設けることにより、空気清浄機の運
転時、停止時ともに高電圧の放電を行う集塵部への可燃
性粗大塵埃の長期的堆積を防止して安全性の向上を図る
事ができる。前記フィルターにはポリエステル繊維製の
不織布等に光触媒処理を施し、塵埃や汚れ成分の吸着効
果を高めている一方、本体の構成を上方の開口部から内
部へ自然光が進入できるようにし触媒効果を高める事が
できる。また、集塵部が塵埃の堆積に伴いリーク等の異
常を起こした場合、それを検知して電源の供給を停止す
る安全策に加え、運転時間を積算して使用者がメンテナ
ンスを行わなかった場合でも、一定時間の運転を続ける
と電源の供給を停止して塵埃の多量な付着によるリーク
を未然に防ぐなど更に安全性の向上を図っている。メン
テナンスに際しても感電の防止を考慮しているのはもち
ろんフィルターのセット忘れによる可燃性のゴミの侵入
を防止するために、フィルターをセットしなければ通電
を遮断するスイッチを設け、安全性を高めている。
ニットから成る集塵部のイオン風の上流側、下流側にそ
れぞれフィルターを設けることにより、空気清浄機の運
転時、停止時ともに高電圧の放電を行う集塵部への可燃
性粗大塵埃の長期的堆積を防止して安全性の向上を図る
事ができる。前記フィルターにはポリエステル繊維製の
不織布等に光触媒処理を施し、塵埃や汚れ成分の吸着効
果を高めている一方、本体の構成を上方の開口部から内
部へ自然光が進入できるようにし触媒効果を高める事が
できる。また、集塵部が塵埃の堆積に伴いリーク等の異
常を起こした場合、それを検知して電源の供給を停止す
る安全策に加え、運転時間を積算して使用者がメンテナ
ンスを行わなかった場合でも、一定時間の運転を続ける
と電源の供給を停止して塵埃の多量な付着によるリーク
を未然に防ぐなど更に安全性の向上を図っている。メン
テナンスに際しても感電の防止を考慮しているのはもち
ろんフィルターのセット忘れによる可燃性のゴミの侵入
を防止するために、フィルターをセットしなければ通電
を遮断するスイッチを設け、安全性を高めている。
【図１】本発明の実施の形態の一例に係る空気清浄機の
略斜視図である。
略斜視図である。
【図２】本発明の実施の形態の一例に係る空気清浄機の
略断面図である。
略断面図である。
【図３】本発明の実施の形態の一例に係る空気清浄機の
制御回路ブロック図である。
制御回路ブロック図である。
【図４】本発明の実施の形態の一例に係る空気清浄機の
略分解斜視図である。
略分解斜視図である。
１…吸入側フィルター、２…放電ユニット、３…集塵ユ
ニット、４…排気側フィルター、５…吸込口、６…吹出
口、７…イオン化電極、８…カートリッジ、９…ＤＣフ
ァン、１０…吸込口、１１…芳香装置、１２…通風穴、
１３…シロッコファン、１４…モータ、１５…導風管、
１６…送風部、１７…制御部、１８…高圧電源、１９…
異常検出回路、２０…マイコン、２１…集塵板、２２…
安全スイッチ（Ａ）、２３…安全スイッチ（Ｂ）、２４
…安全スイッチ（Ｃ）。
ニット、４…排気側フィルター、５…吸込口、６…吹出
口、７…イオン化電極、８…カートリッジ、９…ＤＣフ
ァン、１０…吸込口、１１…芳香装置、１２…通風穴、
１３…シロッコファン、１４…モータ、１５…導風管、
１６…送風部、１７…制御部、１８…高圧電源、１９…
異常検出回路、２０…マイコン、２１…集塵板、２２…
安全スイッチ（Ａ）、２３…安全スイッチ（Ｂ）、２４
…安全スイッチ（Ｃ）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｂ０１Ｊ 35/02 Ｂ０３Ｃ 3/02 Ａ Ｂ０３Ｃ 3/02 Ｂ 3/36 Ｚ 3/155 3/47 3/36 3/66 3/47 Ｂ０１Ｄ 53/36 Ｊ 3/66 Ｂ０３Ｃ 3/14 Ａ (72)発明者 永久保 功 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 日 立多賀テクノロジ−株式会社内 (72)発明者 菅野 善之 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 日 立多賀テクノロジ−株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 放電電極と集塵電極とを備え、高電圧印
加による放電により塵埃を帯電させて集塵を行う空気清
浄機において、放電時に発生するイオン風に対し、集塵
部の上流側と下流側に粗大塵埃の進入を防止するための
フィルターを配置し、前記フィルターをセットしなけれ
ば通電を遮断するスイッチを設けるとともに、前記スイ
ッチは交流入力の両極をそれぞれ遮断するように配置し
た事を特徴とする空気清浄機。 - 【請求項２】 請求項１において、 粗大塵埃の進入を防止するためのフィルターにポリエス
テル繊維製の不織布に光触媒処理を施した事を特徴とす
る空気清浄機。 - 【請求項３】 請求項１または２において、 集塵電極板の形状をイオン風の流路方向に対して薄いＵ
字形状としたことを特徴とする空気清浄機。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか１項において、 イオン風の風量を増加させるためのファンを付加した事
を特徴とする空気清浄機。 - 【請求項５】 請求項１〜４のいずれか１項において、 固形粒状の芳香剤と芳香発散のためのファンを備え、フ
ァンの駆動、停止により芳香の発散を制御する事を特徴
とする空気清浄機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32851697A JPH11156237A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32851697A JPH11156237A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 空気清浄機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11156237A true JPH11156237A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18211160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32851697A Pending JPH11156237A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 空気清浄機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11156237A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002528260A (ja) * | 1998-11-05 | 2002-09-03 | シャーパー イメージ コーポレイション | 動電空気搬送調節装置 |
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-
1997
- 1997-11-28 JP JP32851697A patent/JPH11156237A/ja active Pending
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