JP2013238580A - 電流センサ - Google Patents

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高明 宮腰
Takao Kashiwagi
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裕幸 平野
Seiji Fukuoka
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Abstract

【課題】磁気遮蔽用の磁性体のヒステリシスに起因するバスバー非通電時(0アンペア時)の測定誤差の発生を低減し、測定精度の向上を図る。
【解決手段】相互に対向する磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体30A,30Bと、磁性体30A,30B間に配置されるバスバー10及びホールIC20とを備え、バスバー10に電流が流れたときに、対向する磁性体30A,30Bが互いに逆方向に磁化され、磁性体30Aが磁化されたことにより発生する磁界と、磁性体30Bが磁化されたことにより発生する磁界とによって、ホールIC20に印加される磁界が弱まる位置にホールIC20を配置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばハイブリッドカーや電気自動車のバッテリー電流やモータ駆動電流を測定する電流センサに関し、特に、ホール素子等の感磁素子を用いてバスバーに流れる電流を測定する電流センサに関する。
ホール素子等の感磁素子を用いてバスバーに流れる電流(被測定電流)を非接触状態で検出する電流センサとして、空隙を有するリング状の磁気コアと、空隙に配置された感磁素子とを有する磁気比例式のものが従来から知られている。また、近年のハイブリッドカーや電気自動車用のモータは、位相がそれぞれ120度ずれた三相交流電流で駆動される。そのため、外部との電気的接続には三相交流電源(U相、V相、W相)用の3本のバスバーが用いられる。装置の小型化の要求のため、バスバー間のピッチはさらに狭くすることが求められ、それに伴って電流センサも小型化が必要となっている。
特開2010−127896号公報
特許文献1のような、コアレス電流センサでは、外部からの磁界の影響を受けて電流検出精度が悪化しやすいため、磁気遮蔽のための磁性体を感磁素子及びバスバーを囲むように設けている。
図15はこの種のコアレス電流センサの従来例(特許文献1に開示された構造に相当)であり、被測定電流が流れる導体であるバスバー1と、バスバー1の電流によって発生する磁界が感磁面に印加されるようにバスバー1に対し固定配置された感磁素子2と、感磁素子2を磁気遮蔽する断面コ字状磁性体3とを有している。この場合、断面コ字状磁性体3は感磁素子2及びこれが装着されたバスバー部分の底面及び両側面を囲むものである。
上記コアレス電流センサは、磁気遮蔽用の磁性体を具備し、その磁性体は少なからずヒステリシス特性を有しているため、感磁素子が検出する磁界は、磁性体のヒステリシス特性に起因する残留磁界も検出してしまう。すなわち、バスバーに被測定電流が流れた後、バスバーの電流が0アンペアになっても磁性体による残留磁界が残り、バスバー非通電時(0アンペア時)の測定精度が低下するという問題があった。また、従来例には磁気遮蔽用の磁性体のヒステリシスに起因する残留磁界の影響についての対策は述べられていなかった。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、バスバー非通電時(0アンペア時)の測定誤差の発生を低減し、測定精度の向上を図り得る電流センサを提供することにある。
本発明のある態様は、電流センサである。この電流センサは、相互に対向する磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体と、前記第1及び第2の磁性体間に配置されるバスバー及び感磁素子とを備え、
前記バスバーに電流が流れたときに、対向する前記第1及び第2の磁性体が互いに逆方向に磁化され、
前記第1の磁性体が磁化されたことにより発生する磁界と、前記第2の磁性体が磁化されたことにより発生する磁界とによって、前記感磁素子に印加される磁界が弱まる位置に前記感磁素子を配置したものである。
前記態様において、前記第1及び第2の磁性体の保磁力が互いに等しい又は近似するものであるとよい。
前記態様において、前記第1及び第2の磁性体の断面が同形状又は類似の形状であるとよい。
前記態様において、前記第1及び第2の磁性体の断面が非対称の形状であってもよい。
前記態様において、前記第1及び第2の磁性体の両端縁はそれぞれ空隙を介して対向し、かつ前記第1及び第2の磁性体は全体として前記バスバーと前記感磁素子とを内側に取り囲んでおり、
前記感磁素子が、前記第1の磁性体の両端縁を結ぶ第1の直線と、前記第2の磁性体の両端縁を結ぶ第2の直線との間に位置するか、あるいは前記第1又は第2の直線上に位置する構成であるとよい。
前記態様において、前記感磁素子の感磁面が、前記第1の直線と、前記第2の直線との間に位置するとよい。
前記態様において、前記感磁素子の感磁面が、前記第1及び第2の磁性体の両端縁における空隙長の中点を結んだ直線上又はその近傍に位置するとよい。
前記態様において、前記バスバーは幅広主面を有する平板形状であって前記幅広主面が前記直線に対して平行であり、前記感磁素子は前記幅広主面上に固定配置されているとよい。
前記態様において、前記第1及び第2の磁性体の両端縁の空隙を通過する平面に略垂直で前記感磁素子を通過する直線と、前記第1及び第2の磁性体との交点を包含する開口穴が、前記第1及び第2の磁性体にそれぞれ設けられているとよい。
前記態様において、前記空隙を介して対向している前記第1及び第2の磁性体の両端縁の中間部に切欠部がそれぞれ設けられているとよい。
前記態様において、前記第1及び第2の磁性体の両端縁はそれぞれ対向し、かつ前記第1及び第2の磁性体は全体として前記バスバーと前記感磁素子とを内側に取り囲んでおり、前記感磁素子が、前記第1の磁性体の両端縁と、前記第2の磁性体の両端縁との対向面を結ぶ直線上に位置する構成でもよい。この場合において、前記感磁素子の感磁面が、前記第1及び第2の磁性体の両端縁との対向面を結ぶ直線上又はその近傍に位置するとよい。また、前記バスバーは幅広主面を有する平板形状であって前記幅広主面が前記直線に対して平行であり、前記感磁素子は前記幅広主面上に固定配置されているとよい。また、前記第1及び第2の磁性体の両端縁の対向面を通過する平面に略垂直で前記感磁素子を通過する直線と、前記第1及び第2の磁性体との交点を包含する開口穴が、前記第1及び第2の磁性体にそれぞれ設けられているとよい。さらに、前記対向している前記第1及び第2の磁性体の両端縁の中間部に切欠部がそれぞれ設けられていてもよい。
前記態様において、各磁性体の形状が半角筒状、半長円筒状、半円筒状又は半楕円筒状であるとよい。
前記態様において、前記バスバーの電流による発生磁界を打ち消す磁界を発生するフィードバックコイルが設けられているとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る電流センサによれば、感磁素子の磁気遮蔽に用いる磁性体のヒステリシス特性に起因する電流測定誤差を低減可能であり、バスバー非通電時若しくは0アンペア近傍での測定精度の向上を図ることができる。また、磁性材料特有の保磁力に関わらずヒステリシスに起因する残留磁界を低減できるため、廉価な磁性材料で優れた電流検出特性を実現可能であり、コスト低減も可能となる。
本発明に係る電流センサの第1の実施の形態であって、(A)は感磁素子としてのホールICの感磁面が、磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体の両端縁における空隙長の中点を結んだ直線上にある場合、(B)はホールICが、第1の磁性体の両端縁を結ぶ第1の直線上に位置するときの上限位置、又は第2の磁性体の両端縁を結ぶ第2の直線上に位置するときの下限位置をそれぞれ示す正断面図、(C)は第1の実施の形態の斜視図である。 バスバーに通電したときの磁気遮蔽用の磁性体に生じる磁化及び残留磁界を説明するもので、(A)は第1の実施の形態においてバスバー通電時の磁化を、(B)は第1の実施の形態においてバスバー通電停止時の残留磁界を、(C)は従来例の場合の残留磁界をそれぞれ示す説明図である。 図4のグラフを得るために、磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体内において、バスバー及びホールICを下方から上方に移動させる場合を説明する説明図である。 前記第1及び第2の磁性体の両端縁における空隙長の中点を結んだ直線からホールICの感磁面までのずれ(距離)(mm)と、ヒステリシスによる残留磁界(mT)との関係を示すグラフである。 本発明に係る電流センサの第2の実施の形態を示す平面図である。 本発明に係る電流センサの第3の実施の形態を示す側面図である。 各実施の形態において、第1及び第2の磁性体間の位置ずれの有無を示すものであり、(A)は位置ずれ無しの場合、(B)は第1の磁性体が上方向へ位置ずれした場合、(C)は第1の磁性体が右方向へ位置ずれした場合、(D)は第1の磁性体が左方向へ位置ずれした場合をそれぞれ示す正断面図である。 各実施の形態において、感磁素子としてのホールICの感磁面位置の発生磁界(mT)が位置ずれ有無により変化することを示すものであり、(A)は第1の実施の形態の場合、(B)は第2の実施の形態の場合、(C)は第3の実施の形態の場合の説明図(表)である。 本発明に係る電流センサの第4の実施の形態を示す正断面図であって、(A)は感磁素子としてのホールICの感磁面が、磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体の両端縁における対向面を結んだ直線上にある場合、(B)はホールICが、第1及び第2の磁性体の両端縁の対向面を結ぶ直線上に位置するときの上限位置、(C)は下限位置、をそれぞれ示す正断面図であり、(D)は、残留磁界が低減される好ましいホールIC20の配置範囲Wを示す正断面図である。 本発明に係る電流センサの第5の実施の形態であって、磁気平衡式の構成を示す斜視図である。 第5の実施の形態におけるフィードバックコイル付きMR素子ブリッジの内部構造を示す概略平面図である。 図11のa−a’断面図である。 第5の実施の形態の回路図である。 磁気遮蔽用の磁性体及びバスバーの変形例であって、(A)は各磁性体が半長円筒状、(B)は各磁性体が半円筒状、(C)は各磁性体が半楕円筒状、(D)は各磁性体の断面が異なる場合、(E)はバスバーが略半円柱状である場合の説明図(正断面図)である。 従来例の正断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一又は同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は本発明に係る電流センサの第1の実施の形態であり、被測定電流が流れる導体であるバスバー10と、絶縁基板40を介してバスバー(電流導通部)10に対して固定配置された感磁素子としてのホールIC20と、ホールIC20を磁気遮蔽する対をなす第1及び第2の断面コ字状磁性体30A,30Bとを有している。対をなす第1及び第2の断面コ字状磁性体30A,30Bの両端縁は空隙Gを隔てて対向している。なお、図1において、高さ方向と幅方向を矢印で定義する。
バスバー10は平板形状(例えば銅板)であり、ホールIC20は、バスバー10に流れる電流によって発生する磁界(バスバーを周回する磁界)が感磁面P(ホールIC20に内蔵のホール素子の感磁面)に印加されるように、バスバー10の幅広主面上に絶縁基板40を介して固定配置される。ホールIC20は絶縁基板40上に搭載、固定されている。ホールIC20はバスバー10の幅方向の中間に位置し、その感磁面Pは好ましくはバスバー幅方向の略中央に位置して幅方向と略垂直(感磁方向はバスバー10の幅方向)である。この場合、バスバー電流によって発生する磁界とホールIC20の感磁面は略垂直となる。
磁気遮蔽用の断面コ字状磁性体30A,30Bは、四角筒の2側面に長手方向の空隙Gを形成して2分割した形状、つまり個々の磁性体30A,30Bは半角筒形状となっている。磁性体30A,30Bは、高透磁率磁性材(例えば珪素鋼板)を断面コ字状に折曲げ加工したもので、同一外形で所定の空隙長(空隙Gの高さ方向の長さ)で対向している。そして、一対の断面コ字状磁性体30A,30Bは、全体としてホールIC20とこれが配置されているバスバー部分とを内側に取り囲んで、外部磁界から磁気遮蔽するものである。
バスバー10が通電されると、バスバー10を周回する磁束が発生し、その一部は磁気遮蔽用の磁性体30A,30Bにも流れ、図2(A)の矢印の方向に磁化される。バスバー10が非通電状態になってもヒステリシス特性により磁性体30A,30Bに残留磁化が残り、これにより磁性体30A,30Bで囲まれた空間内に図2(B)のように残留磁界が生じてしまう。図2(B)中に磁性体30Aの残留磁化に起因する磁束の向き(磁力線)と、磁性体30Bの残留磁化に起因する磁束の向き(磁力線)を示す。
本実施の形態では、その磁性体30A,30Bによる残留磁界の影響を排除若しくは低減するために、図1(A)のように、ホールIC20の感磁面Pの位置が、磁性体30A,30Bの両端縁における空隙長の中点を結んだ直線L上に存在するように設定する。なお、磁性体30A,30Bの幅方向に関してのバスバー10及びホールIC20の感磁面Pの位置は、それらが磁性体30A,30Bの幅方向中心上若しくはその近傍に位置するように設定する。図1(A)の配置は、図2(B)からわかるように磁性体30Aが磁化されたことにより発生する磁界と、磁性体30Bが磁化されたことにより発生する磁界とが互いに相殺される位置となっており、図3及び図4でも後述するが、最も残留磁界の影響を受けにくいことが分かった。また、図1(A)の配置の近傍であっても残留磁界の影響を充分低減できることは明らかである。なお、図1(C)のように高さ方向、奥行き方向、幅方向を定義した場合、磁性体30A及び、磁性体30Bの奥行き寸法を等しくし、磁性体30A及び、磁性体30Bの厚み寸法も等しくしたときに、より残留磁界の影響の低減が可能となる。
なお、ホールIC20の感磁面Pの位置は、ホールIC20の外形から正確に推定することが困難な場合であっても、おおよそホールIC20の厚み寸法の1/2の高さ位置にあると推定して配置すれば、同様の効果が得られる。ホールIC20の感磁面の大きさは、空隙Gの高さ方向長さに比較して充分小さいため、感磁面の大きさについては無視して1点Pとして考察可能である。
図1(B)は図1(A)に準ずる実施の形態の配置であって、残留磁界の影響を充分抑制可能なバスバー10及びホールIC20の配置範囲を示すものである。この場合、ホールIC20(外形)が、磁性体30Aの両端縁を結ぶ第1の直線L1と、磁性体30Bの両端縁を結ぶ第2の直線L2との間に位置するか、あるいは第1又は第2の直線L1,L2上に位置する(外形線J,Kのように直線L1,L2上にホールIC20の外形線がある場合も含む)ものである。図1(B)に示すホールIC20の配置範囲であっても図2(B)からわかるように磁性体30Aが磁化されたことにより発生する磁界と、磁性体30Bが磁化されたことにより発生する磁界とが互いに打ち消し合う方向となっているため、残留磁界が低減されている範囲にホールIC20が配置されることとなる。
また、ホールIC20の感磁面Pの位置が、第1の直線L1と、第2の直線L2の間に位置すれば、更に好ましい。
なお、従来例の場合には、図2(C)のように磁性体3に起因する一方向の残留磁界を感磁素子2が検出してしまう。
図3は、第1の実施の形態における残留磁界を示す図4のグラフの数値を得るために、磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体30A,30B内において、バスバー10及びホールIC20を下方から上方に移動させる場合を説明している。なお、磁性体30A,30Bの幅方向に関してのバスバー10及びホールIC20の感磁面Pの位置は、それらが磁性体30A,30Bの幅方向中心上にあるものとした。図3において、空隙長(空隙Gの高さ方向の長さ)の中点同士を通過する直線Lを基準とし、ホールIC20の感磁面Pの位置(ここではホールIC20の外形高さの1/2の高さ位置とした)を−10mm〜+10mmまで移動させた場合であって、各ずれ量においてバスバー10に300アンペア通電後、バスバーを非通電状態としたときの残留磁界を測定した結果が図4のグラフである。
図4のグラフから、最も残留磁界の低いのは図1(A)の配置のように空隙長の中点同士を通過する直線L上に感磁面Pが位置するときであり、図1(B)の配置範囲(直線Lに対して感磁面Pの位置が±1.5mm以内)であっても、残留磁界に対して配慮の無い配置に比較して50%以上の低減効果が得られる。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) バスバー10の通電時に磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体30A,30Bが磁化されたことに起因する残留磁界の影響を排除若しくは低減可能であり、電流センサの検出出力のヒステリシスを原理的にゼロ(若しくはゼロ近傍)にすることが可能である。すなわち、電流センサのゼロアンペア測定精度の向上を図ることができる。
(2) 磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体30A,30Bに用いる磁性材料特有の保磁力(ヒステリシス特性)に関わらず、電流センサの検出出力のヒステリシスを低減することが可能なため、廉価な磁性材料で優れた電流センサの検出出力特性を実現でき、コストダウンが可能となる。
(3) 第1及び第2の磁性体30A,30Bを対面させる構造であるため、従来例のように1個の磁気遮蔽用の磁性体を用いる構造に比べて、感磁素子へ流れ込む磁束、つまり感磁素子に印加される磁界が少なくなるため、より広範囲の電流測定が可能である。
(4) 従来例のような1個の磁気遮蔽用の磁性体を用いる構造では、広範囲の電流を測定するためには、感磁素子へ流れ込む磁束を少なくするため、磁気遮蔽用の磁性体の幅方向寸法を大きくしなければならないが、本実施の形態では、第1及び第2の磁性体30A,30Bを対面させることにより、感磁素子に流れ込む磁束を抑制可能なため、大電流を測定する際にも、磁気遮蔽用の各磁性体の幅方向寸法は小さくて済み、電流センサの小型化が可能である。
図5は本発明の第2の実施の形態を示す。この場合、バスバー10と、感磁素子としてのホールIC20と、第1及び第2の断面コ字状磁性体30A,30Bとの位置関係は第1の実施の形態と同じであるが、第1及び第2の磁性体30A,30Bの両端縁の空隙を通過する平面に略垂直でホールIC20の感磁面Pを通過する直線と、第1及び第2の磁性体30A,30Bとの交点を包含する開口穴31が、第1及び第2の磁性体30A,30Bの天面(第1の磁性体30Aの天井面及び第2の磁性体30Bの底面)にそれぞれ同一形状で設けられている。
図5の第2の実施の形態の場合、ホールIC20を上下から挟む磁性体部分が開口穴31として除去されるため、ホールIC20を上下から挟む磁性体部分から受けていた磁界による影響が低減され、この結果、第1及び第2の磁性体30A,30B相互の上下方向の位置ずれに起因するホールIC20の感磁面位置での発生磁界の変動が抑制されることになる。このことを以下の図7及び図8で説明する。
図7は各実施の形態において、第1及び第2の磁性体30A,30B間の位置ずれの有無を示すものであり、(A)は両者に位置ずれ無しの場合、(B)は第1の磁性体30Aが上方向へ位置ずれした場合、(C)は第1の磁性体30Aが右方向へ位置ずれした場合、(D)は第1の磁性体30Aが左方向へ位置ずれした場合の正断面図である。図8は各実施の形態において、感磁素子としてのホールICの感磁面位置のバスバー通電時の発生磁界(mT)が位置ずれ有無により変化することを示すものであり、(A)は第1の実施の形態の場合、(B)は第2の実施の形態の場合、(C)は第3の実施の形態の場合の説明図(表)である。
図5の第2の実施の形態で図7(B)のように上ずれを起こした場合、図8(B)のようにずれ無しと上ずれ時との差ΔmTは0.690となり、開口穴31の無い第1の実施の形態における図8(A)のずれ無しと上ずれ時との差ΔmT0.860よりも減少していることがわかる。また、開口穴31を設けることで軽量化を図ることができる。
なお、図5の第2の実施の形態において、開口穴31は方形である場合を図示したが、開口穴31の形状は円形、長円、楕円等の任意形状でよい。但し、磁性体30A,30Bの縁には達しない形状である。
図6は本発明の第3の実施の形態を示す。この場合、バスバー10と、感磁素子としてのホールIC20と、第1及び第2の断面コ字状磁性体30A,30Bとの位置関係は第1の実施の形態と同じであるが、空隙Gを介して対向している第1及び第2の磁性体30A,30Bの両端縁(側面における相互に対向する縁)の中間部に切欠部32がそれぞれ対称形状で形成されている。
図6の第3の実施の形態の場合、ホールIC20を幅方向から挟む磁性体部分が切欠部32として除去されるため、ホールIC20を幅方向から挟む磁性体部分から受けていた磁界による影響が低減され、この結果、第1及び第2の磁性体30A,30B相互の左右方向(横方向)の位置ずれに起因するホールIC20の感磁面位置での発生磁界の変動が抑制されることになる。このことを以下の図7及び図8で説明する。
図6の第3の実施の形態で図7(C),(D)のように右又は左方向に横ずれを起こした場合、図8(C)のようにずれ無しと右ずれ(又は左ずれ)時との差ΔmTは−0.014となり、切欠部32の無い第1の実施の形態における図8(A)のずれ無しと右ずれ(又は左ずれ)時との差ΔmT−0.039よりも減少していることがわかる。また、切欠部32を形成することで軽量化を図ることができる。
なお、図6の第3の実施の形態において、切欠部32は方形に切り欠いた場合を図示したが、切欠部32の形状は半円形、半長円、半楕円等の任意形状で切り欠いた場合であってもよい。但し、磁性体30A,30Bの左右端には達しない形状である。
図9は本発明の第4の実施の形態を示す。図9(A)は感磁素子としてのホールIC20の感磁面Pが、磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体30A,30Bの両端縁の対向面を結んだ直線上にある場合、図9(B)はホールIC20が、第1及び第2の磁性体30A,30Bの両端縁の対向面を結ぶ直線上に位置するときの上限位置、図9(C)は下限位置を示す正断面図である。本実施の形態の電流センサは、図1等に示す第1の実施の形態のものと比較して、対をなす第1及び第2の磁性体30A,30Bの先端面(両端縁)同士の間に空隙Gが無い(両端縁同士が接触している)点で相違し、その他の点で一致する。本実施の形態も、第1の実施の形態とほぼ同様の効果を奏することができる。空隙Gが無くても、第1及び第2の磁性体30A,30Bが別体であれば(一体でなければ)、両者の境界の磁気抵抗は大きく、電流センサの検出出力のヒステリシスを低減する効果がある。つまり、空隙Gの有無に関係なく、第1の磁性体30Aが磁化されたことにより発生する磁界と、第2の磁性体30Bが磁化されたことにより発生する磁界とによって、感磁素子に印加される磁界が弱まる位置に感磁素子を配置することが重要となる。図9(B)、(C)は、図9(A)に準ずる実施の形態の配置であって、残留磁界の影響を充分抑制可能なバスバー10及びホールIC20の配置を示すものである。この場合、ホールIC20(外形)の下面が、第1及び第2の磁性体の両端縁の対向面を結ぶ直線上に位置するか(図9(B))、あるいはホールIC20(外形)の上面が、第1及び第2の磁性体の両端縁の対向面を結ぶ直線上に位置するものである(図9(C))。図9(B)、(C)に示すホールIC20の配置であっても、磁性体30Aが磁化されたことにより発生する磁界と、磁性体30Bが磁化されたことにより発生する磁界とが互いに打ち消し合う方向となっているため、残留磁界の影響を充分抑制可能である。図9(D)は、ホールIC20の好ましい配置範囲Wを示す図である。
図10は本発明の第5の実施の形態であって、磁気平衡式電流センサを構成した場合の全体図であり、絶縁基板40を介してバスバー10に対して固定配置されたホールIC20の代わりに、図11に示すフィードバックコイル付きMR素子ブリッジ50(以下、「MRパッケージ50」という)を用いたものである。磁性体30A,30Bに対するバスバー10、絶縁基板40及びMRパッケージ50の位置関係は第1の実施の形態と同様である。
図11はMRパッケージ50の内部構造を示し、平行配置の4個のスピンバルブ型MR素子51A,51B,51C,51Dとフィードバックコイル52とを備える。MR素子51A,51B,51C,51Dのフリー(Free)及びピン(Pined)のベクトル方向は図示の通りである。フィードバックコイル52は、平行配置の4個のスピンバルブ型MR素子51A,51B,51C,51Dと重なるように配置されている。すなわち、各MR素子51A,51B,51C,51Dのフリー(Free)方向に沿ってフィードバックコイル52は配置され、図12のようにフィードバックコイル52による発生磁界はMR素子51A,51B,51C,51Dのピン(Pined)方向(フリー方向と直交)であり、MR素子51A,51Bには順方向、MR素子51C,51Dには逆方向に加わる。
図13は磁気平衡式の原理でセンサ検出出力を得るための回路構成を示す。この図に示すように、電源61の高電圧側と低電圧側の間に4つのMR素子51A〜51Dがフルブリッジ接続される。MR素子51A,51Cの相互接続点と、MR素子51D,51Bの相互接続点とが、負帰還用差動増幅器62の入力端子にそれぞれ接続される。負帰還用差動増幅器2の出力端子にはフィードバックコイル52と検出抵抗66が直列接続される。演算増幅器67及び電源電圧を分圧する分圧抵抗68,69は、電源電圧を分圧した中間電圧を安定化するためのバッファを構成しており、演算増幅器67の出力端の中間電圧が出力用差動増幅器64の一方の入力端子に印加される。検出抵抗66の両端子は出力用差動増幅器64の両入力端子にそれぞれ接続される。フィードバックコイル52は図11及び図12に示したようにMR素子51A,51B,51C,51Dの近傍に例えば素子基板上の導体パターンとして形成される。
バスバー10に通電するとMR素子51A,51B,51C,51Dに磁界が印加される。負帰還用差動増幅器62の作用により、フィードバックコイル52には、MR素子51A,51Cの相互接続点と、MR素子51D,51Bの相互接続点との電位差がゼロになるように、すなわちフィードバックコイル52による発生磁界がバスバー10による発生磁界を打ち消してMR素子51A,51B,51C,51Dに印加される磁界がゼロになるように、フィードバック電流が流れる。フィードバック電流は被測定電流に比例するから、フィードバック電流を検出抵抗66で電圧に変換して出力用差動増幅器64で増幅したセンサ出力電圧から被測定電流の大きさを特定できる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
上記各実施の形態では相互に対向する2つの磁性体30A,30Bは同じ保磁力を有する同材質で形成されているとしたが、保磁力が互いに近似していれば、同様の効果が得られる。また、前記第1及び第2の磁性体の断面が同形状である場合で説明したが、互いに類似する形状であっても同様の効果が得られる。
上記各実施の形態では相互に対向する2つの磁性体30A,30Bの形状をそれぞれ半角筒状としたが、変形例では図14(A)〜(C)のように相互に対向する2つの磁性体30A,30Bの形状をそれぞれ半長円筒状、半円筒状又は半楕円筒状としてもよい。図14(A)〜(C)ではホールIC20の感磁面Pの位置が、磁性体30A,30Bの両端縁における空隙長の中点を結んだ直線L上に存在する場合を図示したが、感磁面Pの位置と空隙Gとの関係が図1(B)と同様であってもよい。また、ホールIC20の感磁面Pでの残留磁界が弱まる配置であれば、相互に対向する2つの磁性体30A,30Bの形状は対称形状でなくともよく、図14(D)のように相互に対向する2つの磁性体30A,30Bの断面が異なっていてもよい(非対称形状でもよい)。
各実施の形態ではバスバー10の形状を平板状としたが、変形例では断面が正方形、円形又は楕円形等のものを採用してもよい。円形又は楕円形の場合、図14(E)のように絶縁基板40やホールIC20の配置部分を平坦面に加工しておくとよい。
各実施の形態では、感磁素子としてホールICを例示したが、ホール素子、MR素子、GMR素子等でも適用可能である。
1,10 バスバー
2 感磁素子
3,3A,3B,30A,30B 磁性体
4,40 絶縁基板
5 空隙
20 ホールIC
31 開口穴
32 切欠部
50 フィードバックコイル付きMR素子ブリッジ
51A〜51D スピンバルブ型MR素子
52 フィードバックコイル
G 空隙

Claims (17)

  1. 相互に対向する磁気遮蔽用の第1及び第2の磁性体と、
    前記第1及び第2の磁性体間に配置されるバスバー及び感磁素子とを備え、
    前記バスバーに電流が流れたときに、対向する前記第1及び第2の磁性体が互いに逆方向に磁化され、
    前記第1の磁性体が磁化されたことにより発生する磁界と、前記第2の磁性体が磁化されたことにより発生する磁界とによって、前記感磁素子に印加される磁界が弱まる位置に前記感磁素子を配置した、電流センサ。
  2. 請求項1に記載の電流センサにおいて、前記第1及び第2の磁性体の保磁力が互いに等しい又は近似する、電流センサ。
  3. 請求項1又は2に記載の電流センサにおいて、前記第1及び第2の磁性体の断面が同形状又は類似の形状である、電流センサ。
  4. 請求項1又は2に記載の電流センサにおいて、前記第1及び第2の磁性体の断面が非対称の形状である、電流センサ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電流センサにおいて、前記第1及び第2の磁性体の両端縁はそれぞれ空隙を介して対向し、かつ前記第1及び第2の磁性体は全体として前記バスバーと前記感磁素子とを内側に取り囲んでおり、
    前記感磁素子が、前記第1の磁性体の両端縁を結ぶ第1の直線と、前記第2の磁性体の両端縁を結ぶ第2の直線との間に位置するか、あるいは前記第1又は第2の直線上に位置する、電流センサ。
  6. 請求項5に記載の電流センサにおいて、前記感磁素子の感磁面が、前記第1の直線と、前記第2の直線との間に位置する、電流センサ。
  7. 請求項5に記載の電流センサにおいて、前記感磁素子の感磁面が、前記第1及び第2の磁性体の両端縁における空隙長の中点を結んだ直線上又はその近傍に位置する、電流センサ。
  8. 請求項5から7のいずれか1項に記載の電流センサにおいて、前記バスバーは幅広主面を有する平板形状であって前記幅広主面が前記直線に対して平行であり、前記感磁素子は前記幅広主面上に固定配置されている、電流センサ。
  9. 請求項5から8のいずれか1項に記載の電流センサにおいて、前記第1及び第2の磁性体の両端縁の空隙を通過する平面に略垂直で前記感磁素子を通過する直線と、前記第1及び第2の磁性体との交点を包含する開口穴が、前記第1及び第2の磁性体にそれぞれ設けられている、電流センサ。
  10. 請求項5から8のいずれか1項に記載の電流センサにおいて、前記空隙を介して対向している前記第1及び第2の磁性体の両端縁の中間部に切欠部がそれぞれ設けられている、電流センサ。
  11. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電流センサにおいて、前記第1及び第2の磁性体の両端縁はそれぞれ対向し、かつ前記第1及び第2の磁性体は全体として前記バスバーと前記感磁素子とを内側に取り囲んでおり、
    前記感磁素子が、前記第1の磁性体の両端縁と、前記第2の磁性体の両端縁との対向面を結ぶ直線上に位置する、電流センサ。
  12. 請求項11に記載の電流センサにおいて、前記感磁素子の感磁面が、前記第1及び第2の磁性体の両端縁との対向面を結ぶ直線上又はその近傍に位置する、電流センサ。
  13. 請求項11又は12に記載の電流センサにおいて、前記バスバーは幅広主面を有する平板形状であって前記幅広主面が前記直線に対して平行であり、前記感磁素子は前記幅広主面上に固定配置されている、電流センサ。
  14. 請求項11から13のいずれか1項に記載の電流センサにおいて、前記第1及び第2の磁性体の両端縁の対向面を通過する平面に略垂直で前記感磁素子を通過する直線と、前記第1及び第2の磁性体との交点を包含する開口穴が、前記第1及び第2の磁性体にそれぞれ設けられている、電流センサ。
  15. 請求項11から13のいずれか1項に記載の電流センサにおいて、前記対向している前記第1及び第2の磁性体の両端縁の中間部に切欠部がそれぞれ設けられている、電流センサ。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載の電流センサにおいて、各磁性体の形状が半角筒状、半長円筒状、半円筒状又は半楕円筒状である、電流センサ。
  17. 請求項1から16のいずれか1項に記載の電流センサにおいて、前記バスバーの電流による発生磁界を打ち消す磁界を発生するフィードバックコイルが設けられている、電流センサ。
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