JP2013237936A - ペアシンカー - Google Patents
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Abstract
【課題】シングルシンカーと同程度の負荷に抑えることにより、機械回転に必要な電力の消費を抑え、バットの損傷及び発熱を防止することのできるペアシンカー提供する。
【解決手段】 編機稼動中に同一のシンカー溝に挿入され、別々に制御されるペアシンカーであって、バット位置が前後にずれた、前バットシンカー(1、3)と後バットシンカー(2、4)からなる。前記前バットシンカー(1、3)は、第1バット(11、31)と、第1水平部(12、32)と、第1シンカー前部(14、34)と、突出部(15、35)を有する。前記後バットシンカー(2、4)は、第2バット(21、41)と、第2水平部(22、42)と、第2シンカー前部(24、44)と、第2肉抜き部(23、43)と、スペーサー(25、45)を有する。
【選択図】図6
【解決手段】 編機稼動中に同一のシンカー溝に挿入され、別々に制御されるペアシンカーであって、バット位置が前後にずれた、前バットシンカー(1、3)と後バットシンカー(2、4)からなる。前記前バットシンカー(1、3)は、第1バット(11、31)と、第1水平部(12、32)と、第1シンカー前部(14、34)と、突出部(15、35)を有する。前記後バットシンカー(2、4)は、第2バット(21、41)と、第2水平部(22、42)と、第2シンカー前部(24、44)と、第2肉抜き部(23、43)と、スペーサー(25、45)を有する。
【選択図】図6
Description
本発明は、丸編機において編地編成に使用するペアシンカーに関するものである。
丸編機における編地編成において、別々に制御可能な2種類のシンカーを一本のシンカー溝に挿入して編地を編成する方法は、例えば特公昭61−27503号及び特開平6−264341号により公知である。
また、これらの先行技術におけるシンカーを使用し丸編機を稼動させた場合において、2種類のシンカーのうち回転方向に配置されたシンカーがもう一方のシンカーとシンカー溝の壁との間に挟まれることにより生じる負荷を軽減させるシンカーが特開2002−339204号により公知となっている。
丸編機の稼動によって、後バットシンカーのバットが丸編機の回転による回転方向と逆向きの荷重を受けることで、後バットシンカーが隣接する前バットシンカーを押圧し、前バットシンカーが後バットシンカーとシンカー溝の壁に挟まれる。特許文献3における先行技術において示されたペアシンカーは、スペーサーにより後バットシンカーとシンカー溝の間に一定のスペースを確保することで、前バットシンカーが挟まれるのを防ぎバットへの負荷を軽減している。
しかし、編機回転から生じる前バットシンカーへの荷重により発生するたわみによって後バットシンカーが前バットシンカーとシンカー溝の壁に挟まれて前バット後バット摩擦が生じ、バットへ負荷が掛かる。このため機械回転に必要な電力が増大し、また編成条件によってはバットの損傷及び発熱を生じ得る。
本発明はこの問題を解決する為に行われたもので、シングルシンカーと同程度の負荷に抑えることにより、機械回転に必要な電力の消費を抑え、バットの損傷及び発熱を防止することのできるペアシンカーを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明のペアシンカーは、編機稼動中に同一のシンカー溝に挿入され、別々に制御されるペアシンカーであって、バット位置が前後にずれた、前バットシンカーと後バットシンカーからなり、前記前バットシンカーは、シンカーカムの制御を受けるバットと、シンカー溝をスライドする水平部と、前記水平部上面よりも高位置に上面を有し、水平部下面と同じかそれよりも高位置に下面を有するシンカー前部と、前記水平部の下部で、前記バット付近に設けられた、前記後バットシンカーと同じかそれよりもやや厚い厚みの突出部を有し、前記後バットシンカーは、シンカーカムの制御を受けるバットと、シンカー溝をスライドする水平部と、前記水平部上面よりも高位置に上面を有し、水平部下面と同じかそれよりも高位置に下面を有するシンカー前部と、前記水平部の下部に設けられた、前記突出部の往復運動を可能とする肉抜き部と、前記バットより後方位置であって、かつ前記前バットシンカーに接触しない位置に設けられた、前バットシンカーと同じかそれよりもやや厚い厚みのスペーサーを有することを特徴とする。
本発明のペアシンカーによれば、後記実験結果に示すように、シングルシンカーと同程度の負荷に抑えることにより、機械回転に必要な電力の消費を抑え、バットの損傷及び発熱を防止することができる。
後バットシンカーにおいて水平部の下部に設けられた肉抜き部は、前バットシンカーの突出部が前バットシンカーの長手方向の往復運動に従って後バットシンカーの肉抜き部内で往復運動できる程度の範囲で設けられていることが必要である。
前バットシンカーにおいて水平部の下部に設けられた突出部は、少なくともバット位置に相当する水平部を含むものであり、厚み方向においては前記後バットシンカーと同じかそれよりもやや厚い厚みの領域で設けられていることが必要である。突出部の設定方法は、スペーサーと同じく、例えば切片を溶接や接着等の接合方法により当該部分に取り付けてもよいし、当該部分をプレス加工等により肉厚方向にずらして当該領域をカバーしてもよいし、当該部分だけが元々厚くなるよう加工してシンカーを作製してもよい。
シンカー同士の摩擦による負荷を軽減するため、シンカー同士が接触する可能性のある前バットシンカーの水平部の下部に肉抜き部を設け、シンカー前部に貫通穴を設けることが望ましい。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本発明は実施例に限定されるものでない。
図1において、符号91はシリンダーを示し、このシリンダー91の外周には円形に並んだ軸線方向に延びる針溝92が形成されている。各針溝92には垂直方向に滑動自在な編針93が収容されている。シリンダー91と対向するカムホルダー94には編針93を制御もしくは作動させるカム95が取り付けられている。
編成時に編針93と協動するシンカー1、2、3、4は、水平方向に配置されたシンカーダイアル98内のシンカー溝99に沿って半径方向に摺動自在である。シンカー1、2、3、4は、シンカーキャップ97に装着されているインナーシンカーカム971及びアウターシンカーカム972によって制御される。
シンカーキャップ97上には等間隔に4ないし6本のヤーンキャリアリングサポート964が配置されており、このヤーンキャリアリングサポート964の先端にはヤーンキャリアリング963が取り付けられている。
ヤーンキャリアリング963の下側には糸案内装置96が取り付けられている。この糸案内装置96はホルダー961と、編成糸を案内するためのヤーンキャリア962を有する。
本発明が対象とするシンカー1、2、3、4は、ペアシンカーと呼ばれる2枚のシンカー1、2(実施例1)又は3、4(実施例2)の組み合わせであり、各1枚ずつ計2枚が1本のシンカー溝99の中に挿入され、インナーシンカーカム971及びアウターシンカーカム972により個別に制御される。
図2は実施例1における前バットシンカー1の(a)側面図及び(b)平面図である。図3は実施例1における後バットシンカー2の(a)側面図及び(b)平面図である。
図2に示すように、前バットシンカー1は、シンカー溝99をスライドする第1水平部12、シンカーカムの制御を受ける第1バット11、前記前バットシンカー1の前方を占める部分であって前記第1水平部22の下面と同じ又は高位置にある下面と前記第1水平部12の上面よりも高位置にある上面とで形成される第1シンカー前部14を有している。前記第1シンカー前部14は、編地の編成条件によっては上部にシンカートップ、ノーズ、ノーズとシンカートップの間のシンカースロートを有するが、本実施例においては3つとも有している。
図3に示すように、後バットシンカー2は、シンカー溝99をスライドする第2水平部22、シンカーカムの制御を受ける第2バット21、前記後バットシンカーの前方を占める部分であって前記水平部22の下面と同じ又は高位置にある下面と前記水平部22の上面よりも高位置にある上面とで形成される第2シンカー前部24を有している。前記第2シンカー前部24は、編地の編成条件によっては上部にシンカートップ、ノーズ、ノーズとシンカートップの間のシンカースロートを有するが、本実施例においてはシンカートップとシンカースロートを有している。
第2水平部22の下部には第2肉抜き部23が設けられている。さらに、第2バット21に相当する位置より後方であって、前バットシンカー1の長手方向における第1バット11より後方の範囲であり、かつ前バットシンカー1に接触しない部分に、前バットシンカー1と同じかそれよりもやや厚い厚みのスペーサー25が溶接によって取り付けられている。
第1水平部12の下部には第1肉抜き部13が設けられている。さらに、第1水平部12の下部で、第1バット11付近には、後バットシンカー2と同じかそれよりもやや厚い厚みの板状部材である突出部15が溶接によって取り付けられている。突出部15は、後バットシンカー2の第2肉抜き部23に入り込むよう、第2肉抜き部23に対応する前バットシンカー1の下部に取り付けられており、入り込んだときに突出部15と後バットシンカー2が接触しないよう第2肉抜き部23の高さよりやや小さいものとなっている。前バットシンカー1の突出部15及び後バットシンカー2の第2肉抜き部23は、両方が長手方向に往復運動しても接触しないような範囲で設けられている。
両シンカーのシンカー前部14,24には、貫通穴16、26をあけることにより、縁を残して大部分の肉を取り除いている。シンカー前部14,24の貫通穴の設け方は、シンカー同士の摩擦面をできるだけ減らすよう、シンカーがスライドしてもシンカー同士の対応する面が可能な限り重ならないように成されている。
図4は実施例2における前バットシンカーの(a)側面図及び(b)平面図である。図5は実施例2における後バットシンカーの(a)側面図及び(b)平面図である。
この実施例では、実施例1におけるペアシンカーにおいて、後バットシンカー4の第2水平部42における第2バット41位置を含む上部をプレス等で前バットシンカー側に前バットシンカーの厚みの厚さ分ずらした第2凸部45を設けている。この第2凸部45は、実施例1におけるスペーサー25と同じ効果をもたらす。同様に前バットシンカー3の第1水平部32の下部を後バットシンカー側に後バットシンカーの厚みの厚さ分ずらした第1凸部35を設けることで、実施例1における突出部15と同じ効果をもたらす。
図6は実施例1における本発明のペアシンカーの側面図、平面図及びA−A断面図である。図7は特許文献3の先行技術におけるペアシンカーの側面図、図8は特許文献3の先行技術におけるペアシンカーの平面図及びB−B断面図である。
丸編機の稼動時には、バットへ編機の回転と逆方向に荷重が掛かる。前バットシンカー1,5においては、図6及び図8に示す通り、矢印方向に第1バット11、51へ荷重7が掛かる。先行技術ではスペーサー65により、後バットシンカー6とシンカー溝の壁81との間に前バットシンカー5の厚さ分のスペースを確保することができる。しかし、前バットシンカー5は荷重7により前バットシンカー5上部は荷重7の方向と同じ方向に傾き、前バットシンカー5の下部は荷重7の方向とは逆方向に傾き、シンカー溝の壁8の上端を支点としたてこの原理により前バットシンカー5が後バットシンカー6を強く押圧することによって後バットシンカー6の往復運動に必要な第2バット61への負荷が増大するものとなる。
本発明のペアシンカーでは前バットシンカー1,3の傾きによって前バットシンカー1,3の突出部15、35が後バットシンカー2,4側のシンカー溝の壁82に接し、シンカー下部でのシンカー同士の接触がほぼ回避できる。また第1バット11、31への荷重7により、前バットシンカー1,3は、シンカー同士の摩擦面積が大きい第1シンカー前部14,34が荷重7方向に傾くものとなる。このため前バットシンカー1,3上部には後バットシンカー2,4から離れる方向に力が働き、シンカー同士の摩擦面に掛かる力が低減される効果が生じることで、シンカー上部における摩擦を低減させるものとなる。これにより、第1バット11、31への荷重によって生じる後バットシンカー2,4の往復運動に必要な第2バット21、41への負荷を限りなく低減させることができる。
本発明の有効性を証明するため、簡易な実験装置を用いて以下のデータを測定した。すなわち、同一のシンカー溝に挿入された前バットシンカーと後バットシンカーについて、前バットシンカーの第1バットを実際の編機回転による負荷の方向と同じように後バットシンカー側から一定の荷重で押圧した状態において、ロードセル(ミネベア社製 U2D1-3K)によって後バットシンカーの第2バットを第2シンカー前部方向へ負荷を上げながら押して、後バットシンカーが動き始めるときの第2バットへの負荷をロードセルで検出し、これを測定器(キーエンス社製NR500)によって測定した。15回測定を行い、その平均値は以下の通り。
結果として、先行技術で示されたペアシンカーにおける後バットシンカーの第2バットへの負荷が、バットに何ら荷重をかけていないシングルシンカーと比較して約6倍に増加した荷重に対し、本発明のペアシンカーではシングルシンカーと同じとなり、前バットシンカーの影響による後バットシンカーの第2バットへの負荷の増加がほぼ無くなっているといえる。
また、前バットシンカー及び後バットシンカーのシンカー前部及び水平部に貫通穴及び肉抜き部を設けることで、軽量化及び摩擦面減少となり、バットへの負荷が低減される。後バットシンカーはスペーサーにより前バットシンカー側のシンカー溝の壁と面で接しており、前バットシンカーほどひずみが生じるわけではないが、大きい荷重が後バットシンカーのバットに掛かる場合、前バットシンカーと同様に後バットシンカーにひずみが生じることも考えられる。かかる場合は、前バットシンカー上部に後バットシンカーから離れる方向に力が働くことによる摩擦の低減効果が弱まり、特に摩擦面積の大きいシンカー前部同士の摩擦により負荷が増加するものとなる。こういった場合において貫通穴は効果的である。
貫通穴の有効性を証明するため、簡易な実験装置を用いて以下のデータを測定した。すなわち、同一のシンカー溝に挿入された、貫通穴を有さない従来のペアシンカー及び貫通穴を有するペアシンカーにおいて、ロードセル(ミネベア社製 U2D1-3K)によって後バットシンカーの第2バットを第2シンカー前部方向へ負荷を上げながら押して、後バットシンカーが動き始めるときの第2バットへの負荷をロードセルで検出し、これを測定器(キーエンス社製NR500)によって測定した。15回測定を行い、その平均値は以下の通り。
貫通穴を有さない従来のペアシンカーはシングルシンカーの2倍以上の負荷を要するが、貫通穴を有するペアシンカーはシングルシンカーの30%程度の負荷増加で十分であった。
実施例2によるペアシンカーは実施例1のように溶接する板状部材が不要であり、溶接を必要としない。このため、実施例1と比較して、加工の難易度は高いものの、コスト及び加工時間を削減することができる。
1、3、5 前バットシンカー
11、31、51 第1バット
12、32、52 第1水平部
13、33 第1肉抜き部
14、34、54 第1シンカー前部
15 突出部
35 第1凸部(突出部)
16、36 貫通穴
2、4、6 後バットシンカー
21、41、61 第2バット
22、42、62 第2水平部
23、43 第2肉抜き部
24、44、64 第2シンカー前部
25、65 スペーサー
45 第2凸部(スペーサー)
26、46 貫通穴
7 荷重
81、82 シンカー溝の壁
91 シリンダー
92 針溝
93 編針
94 カムホルダー
95 カム
96 糸案内装置
961 ホルダー
962 ヤーンキャリア
963 ヤーンキャリアリング
964 ヤーンキャリアリングサポート
97 シンカーキャップ
971 インナーシンカーカム
972 アウターシンカーカム
98 シンカーダイアル
99 シンカー溝
11、31、51 第1バット
12、32、52 第1水平部
13、33 第1肉抜き部
14、34、54 第1シンカー前部
15 突出部
35 第1凸部(突出部)
16、36 貫通穴
2、4、6 後バットシンカー
21、41、61 第2バット
22、42、62 第2水平部
23、43 第2肉抜き部
24、44、64 第2シンカー前部
25、65 スペーサー
45 第2凸部(スペーサー)
26、46 貫通穴
7 荷重
81、82 シンカー溝の壁
91 シリンダー
92 針溝
93 編針
94 カムホルダー
95 カム
96 糸案内装置
961 ホルダー
962 ヤーンキャリア
963 ヤーンキャリアリング
964 ヤーンキャリアリングサポート
97 シンカーキャップ
971 インナーシンカーカム
972 アウターシンカーカム
98 シンカーダイアル
99 シンカー溝
Claims (7)
- 編機稼動中に同一のシンカー溝に挿入され、別々に制御されるペアシンカーであって、バット位置が前後にずれた、前バットシンカー(1、3)と後バットシンカー(2、4)からなり、
前記前バットシンカー(1、3)は、
シンカーカムの制御を受ける第1バット(11、31)と、
シンカー溝をスライドする第1水平部(12、32)と、
前記第1水平部(12、32)よりも上面が高位置にある第1シンカー前部(14、34)と、
前記第1水平部(12、32)の下部で、前記第1バット(11、31)付近に設けられた、前記後バットシンカー(2、4)と同じかそれよりもやや厚い厚みの突出部(15、35)を有し、
前記後バットシンカー(2、4)は、
シンカーカムの制御を受ける第2バット(21、41)と、
シンカー溝をスライドする第2水平部(22、42)と、
前記第2水平部(22、42)よりも上面が高位置にある第2シンカー前部(24、44)と、
前記第2水平部(22、42)の下部に設けられ、前記突出部(15、35)の往復運動を可能とする第2肉抜き部(23、43)と、
前記第2バット(21、41)より後方位置であって、かつ前記前バットシンカー(1、3)に接触しない位置に設けられた、前バットシンカー(1、3)と同じかそれよりもやや厚い厚みのスペーサー(25、45)を有する
ことを特徴とするペアシンカー。 - 前記前バットシンカー(1、3)の前記第1水平部(12、32)下部に第1肉抜き部(13、33)が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のペアシンカー。
- 前記前バットシンカー(1、3)の前記第1シンカー前部(14、34)及び前記後バットシンカー(2、4)の前記第2シンカー前部(24、44)に貫通穴(26、46)が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のペアシンカー。
- 前記スペーサー(25)が、前記前バットシンカー(13)と同じかそれよりもやや厚い厚みの切片を前記後バットシンカー(2)に接合させてなるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のペアシンカー。
- 前記スペーサー(45)が、前記後バットシンカー(4)の前記第2水平部(42)の一部を前記前バットシンカー(1、3)と同じかそれよりもやや厚い厚みの分をずらして形成された第2凸部からなるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のペアシンカー。
- 前記突出部(15)が、前記後バットシンカー(2、4)と同じかそれよりもやや厚い厚みの切片を前記前バットシンカー(1)に接合させてなるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のペアシンカー。
- 前記突出部(35)が、前記前バットシンカー(3)の前記第1水平部(32)の一部を前記後バットシンカー(2、4)と同じかそれよりもやや厚い厚みの分をずらして形成された第1凸部からなるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のペアシンカー。
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2013
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