JP2013228214A - マクロ観察装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マクロ観察において、薄膜化したウエハを任意の角度に調整してウェハの表裏面を効率的に目視観察できるようにする。
【解決手段】
観察対象のウェハWの外形より大きな開口2が形成され、開口2にクランプ機構30を介して位置決めしてウェハWの縁部を保持可能なリング状の回転台10と、回転台10の回転円板13を、ウェハWが保持された平面に直交する中心軸(θ軸)回りに回転可能な第1の駆動手段と、ウェハWを含む平面と平行な平面内において設定された、中心軸(θ軸)と直交する2軸(Xθ軸,Yθ軸)において、回転台10を保持する固定板5を、Xθ軸回りに回転可能な第2の駆動手段と、回転台10、第1の駆動手段、第2の駆動手段とが固定支持される固定板5を、Yθ軸回りに所定角度範囲に回動可能なリンク機構を有する第3の駆動手段50とを支持するサポートフレーム1と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明はマクロ観察装置に係り、クランプしたウェハを任意の角度に調整してウェハの表裏面を効率的に目視観察できるようにしたマクロ観察装置に関する。
従来のLSIの一連の製造工程には、ウェハの表面の素子欠陥の有無を検査する検査工程がある。この検査工程ではマクロ観察装置が用いられ、ウェハの表面に光を照射して、その反射した面の色合いを目視で観察することで素子ごとの良不良を判断する(特許文献1参照)。
この種のマクロ観察装置のウェハローダは、ウェハ表面に光を照射する時にウェハを水平に対して+30〜−30°程度の2方向に傾ける機能を有し、この機能を利用してマクロ観察が、顕微鏡によるミクロ観察の前工程観察として行われる。このマクロ観察及びミクロ観察のためのウェハのハンドリング機能を実現するために、水平面内で直交する2軸(Xθ、Yθ)に関して所定の角度だけ、回転(チルト)させる駆動手段(モータ)を前面操作盤やジョイスティック等の操作手段を用いて制御する装置が開発されている(非特許文献1)。
また、従来のマクロ観察装置では、ウェハはその裏面の中央を真空吸着可能なパッドで吸着して保持し、パッドをウェハの円周方向に回転させることでウェハの観察時の角度等を必要に応じて適宜変更させる。そして観察作業者はウェハ表面に光を照射してウェハを光が反射する面の状態を見ながら、ウェハを回転・チルトにより複合的に位置変化させて、ウェハ表面の全面を様々な角度で観察する。
特開2004−69580公報
オリンパス株式会社、"ウェハローダAL110"、[online]、[平成24年4月7日検索]、インターネット<URL:http://www.olympus.co.jp/jp/insg/ind-micro/product/al110/index.cfm>
ところで、マクロ観察装置では、ウェハの裏面も同様に観察する必要がある。そのためには、ウェハの裏面を吸着保持しているパッドの真空を解放し、ウェハをパッドから引き剥がす工程が発生する。そのため、たとえばウェハの下側にはウェハを水平面と平行な軸に対して回転させるウェハ吸着保持する回転アームを配置する必要がある。この回転アームはウェハ吸着保持面がウェハ下面に接する位置まで上昇し、ウェハの裏面を真空吸着する。その後、回転アームは更に上昇し、ウェハ裏面が観察できるように回転させる。そのとき、回転アームは、表面マクロ観察用パッドに衝突しない高さまで上昇させる必要がある。
このタイプの検査装置は、主にウェハ表面に素子のパターンが加工されるLSIの検査に使用されてきた。しかし、最近ではパワーデバイス、マイクロマシン(MEMS:微小電気機械システム)、画像素子などの製造工程では、ウェハの表裏に接触することが素子の性能を大きく損なうような素子が製造され始めた。そのため、特許文献1、非特許文献1に開示した上述したようなウェハ裏面を真空吸着保持して目視観察する観察装置では、検査をすることができないという問題が生じてきている。そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、ウェハの表裏面の目視検査を効率よく迅速に行うことができるマクロ観察装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、観察対象の基板の外形より大きな開口が形成され、該開口位置に保持手段を介して位置決めして前記基板の縁部を保持可能な回転台と、該回転台の上面部材を、前記基板が保持された平面に直交する中心軸(θ軸)回りに回転可能な第1の駆動手段と、前記基板を含む平面と平行な平面内において設定された、前記中心軸(θ軸)と直交する2軸(Xθ軸,Yθ軸)において、前記回転台をXθ軸回りに回転可能な第2の駆動手段と、前記回転台と、第1の駆動手段と、第2の駆動手段とが固定支持される固定部材を、Yθ軸回りに所定角度範囲に回動可能な第3の駆動手段と、前記固定部材と、前記第3の駆動手段とを支持するフレームと、を備えたことを特徴とする。
前記回転台は、前記基板より大きな開口を有するリング形状をなし、回転台座の上面を覆う回転円板上に前記基板を把持するクランプ機構が設けることが好ましい。
前記クランプ機構は、前記Xθ軸に平行に往復スライドするクランプバーで前記基板の縁部が保持あるいは開放されることが好ましい。
前記クランプバーは、前記回転台を回転して上下反転させた際にも、前記基板を保持し、この状況において前記基板の裏面観察を行えるようにすることが好ましい。
前記回転台の回転と、前記回転台のXθ軸回りの回転と、前記固定部材の所定角度内の回動とは、同時を含めてそれぞれ独立して駆動できるようにすることが好ましい。
本発明によれば、ウェハのエッジのみに接触してウェハを把持し、ウェハを保持した回転機構として1回転軸と2チルト軸との3軸駆動により、ウェハの表裏面の目視検査を効率よく迅速に行うことができる。また、ウェハの観察高さをほぼ同じに保つことができるため、観察光源の設定が容易で、目視方向もほぼ一定のため作業者の疲れを軽減できるという効果を奏する。
本発明のマクロ観察装置の一部を断面で示した平面図。 本発明のマクロ観察装置の一部を断面で示した正面図。 本発明のマクロ観察装置の一部を断面で示した側面図。 ウェハクランプ回転台の構成と動作状態を示した一部断面図、平面図。 ウェハクランプ機構の構成と動作状態を示した部分平面図。 ウェハクランプ回転台のXθ軸回りの回転状態を示した状態説明図。 マクロ観察装置におけるウェハクランプ回転台の回転状態を示した状態説明図。 Xθ軸固定板のYθ軸回りの回転状態を示した状態説明図。
以下、本発明のマクロ観察装置の実施するための形態として、以下の実施例について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のマクロ観察装置1のウェハクランプ回転台10、Xθ軸固定板5、ウェハクランプ機構30の全体構成、Yθ軸回り回転駆動部50の内部構成の概略平面形状を示した平面図である。図2は、同装置を支持するサポートフレーム1の全体構成と、ウェハクランプ回転台10の保持状態、Yθ軸回り回転駆動部50の内部構成を示した正面図である。図3は、ウェハクランプ回転台10の保持状態、回転円板13の回転駆動部20の内部構成、駆動力伝達経路、Xθ軸回り回転駆動部40の内部構成、Yθ軸回り回転駆動部50の構成とサポートフレーム1とを示した側面図である。
本発明のマクロ観察装置1は、図1〜図3に示したように、中空部2においてウェハWの縁辺(エッジ)をクランプして保持可能なリング状のウェハクランプ回転台10と、ウェハクランプ回転台10を保持したウェハWを含む平面と平行をなすXθ軸に対して回転可能な回転機構を有するXθ軸固定板5と、Xθ軸を含む平面においてXθ軸と直交するYθ軸に関してXθ軸固定板5を所定角度に回動可能なYθ軸回り回転駆動部50を支持するとともに、マクロ観察装置1全体を固定部(図示せず)に支持させるサポートフレーム1とを備える。
以下、上述した各部材の構成とその動作について、添付図面を参照して説明する。
[ウェハクランプ回転台の構成と動作]
ウェハクランプ回転台10の構成および動作について、図1,図2,図4各図を参照して説明する。ウェハクランプ回転台10は、図1に示したように、平面形状がリング形状をなし、その中空部2において、ウェハWの縁辺(エッジ)をクランプして保持する。図1に示したように、ウェハクランプ回転台10上にはウェハクランプ機構30、ウェハ受けバー11及びウェハクランプ回転台10の位置決め用ブロック12が取り付けられている。クランプ機構30は、中空部2にウェハWを保持するためのクランプバー31の動作機構で、4箇所のウェハ受けバー11に載置された状態のウェハWを確実に把持する役割を果たす。詳細構成と動作とは後述する。
ウェハクランプ回転台10は、把持されたウェハWの中心軸と一致するリング中心軸(θ軸:ウェハ面に対する垂直軸)に関して無限回転することができる。そのために、ウェハクランプ回転台10は、回転円板13と、この回転円板13を支持する回転台座14から構成される。回転台座14は、図4(a)に示したように、断面が略U字形の溝部を有するリング形状部材である。その溝部に回転円板13の下面に形成されたガイドフランジ13aが嵌まり、回転円板13がこの回転台座14に沿って回転できる。また、回転台座14側には円周方向に複数個の回転ベアリング15が取り付けられている。回転円板13のガイドフランジ13aが複数個の回転ベアリング15にガイドされることにより、回転円板13は、回転台座14に支持されつつ円滑に回転できる。なお、図4(a)では図の簡単化のために回転円板13上の部材の図示を省略している。
回転円板13の回転駆動源20は、図4(a)に示したボックス21内に収容された電動モータ22で、この電動モータ22からの駆動力は、回転軸に組み込まれたプーリ23とベルト24、回転軸25を介して回転円板駆動ローラ16に伝達される。回転円板駆動ローラ16の上端部は回転台座14下の開口を介して回転円板13内に入り込み、回転円板13内に設けられたローラ押え用ベアリング17によって駆動ローラ16に押圧力が付与される。これにより、回転円板駆動ローラ16の回転力が回転円板13側に伝達され、固定部としての回転台座14に対して回転円板13のみが回転する。
図4(b)は、回転円板13の回転状態を模式的に示した平面図である。図1の基準位置から45°程度回転した状態を示している。回転円板13は、このようにウェハWを保持した状態で回転台座14で保持された平面内を360°左右方向に自在に回転することができる。基準位置での停止は、位置決め用ブロック12の位置を、Xθ軸固定板5上の回転円板位置決めセンサ18で検知して制御する。
[ウェハクランプ機構の構成]
ウェハクランプ回転台10の回転円板13にウェハWを保持させるために、ウェハクランプ機構30が回転円板13上に設けられている。このウェハクランプ機構30はXθ軸(図1)に対して対称な位置に配置された同機能を有する2組のクランプ機構から構成されている。ウェハWは、それぞれのクランプ機構30の先端に位置するクランプバー31で、その縁位置が保持される。
以下、一方のクランプ機構30の構成と動作について、図5(a),(b)を参照して説明する。クランプバー31は、合成樹脂製薄板からなり、ウェハを保持する溝31aがバーの一部に形成されている。この溝31aにウェハWの縁辺を係止させることにより、ウェハを上下反転させた場合にも、ウェハクランプ機構30によるウェハ保持が可能になる。クランプバー31の根元部はスライド板32に固定されている。このスライド板32はクランプバー31を、ウェハクランプ方向に直線移動可能なリニアガイド33のスライダ33Sに固定されている。スライド板32には初期状態を保持する引張バネ35の一端が連結されている。引張バネ35の他端は回転円板13上に定着されている。この引張バネ35の付勢力により、クランプバー31は、初期状態おいてウェハWを把持する方向に付勢される。スライド板32のクランプバー31が取り付けられた側の反対端にはU字状係止部32aが形成されている。U字状係止部32aには、リンク部材36の一端に形成されたカムフォロア36aが係止されている。リンク部材軸部36bの回動に応じたカムフォロア36aの動作に応じてスライド板32のスライドが実現する。リンク部材36は、平面視して中心軸部でわずかに折れ角が設定され、それぞれの端部にカムフォロア36a,36cが形成された部材からなる。一端36aはスライド板のU字状係止部32aに係止され、他端36cは以下に述べるクランプ開閉用プレート37Aの先端に当接するような位置関係で回転円板13に回動可能に支持されている。
次に、Xθ軸固定板5側に設けられ、上記ウェハクランプ機構30を駆動する部材について、図1,図3,図5(a),(b)を参照して説明する。Xθ軸固定板5には、図1,図3に示したように、ウェハクランプ機構30のリンク部材36のカムフォロア36cと同じ高さ位置にクランプ開閉用プレート37Aが設けられている。このクランプ開閉用プレートは、Xθ軸に沿って設置されたリニアガイド38のスライダ38Sに支持され、Xθ軸上を直動することができる(図3)。クランプ開閉用プレート37Aの後端には、図5(a),(b)に示したように、連結プレート37Bを介してクランプ開閉用シリンダ39の先端が連結されている。したがって、クランプ開閉用シリンダ39の伸長に応じて同図に示したように、リンク部材36のカムフォロア36cを押圧してリンク部材36の回動動作を実現する。そのときのシリンダの位置を確認するために、クランプ開閉用プレート37Aの側部に2個の位置確認センサS1,S2が設けられている。
以上の構成からなるウェハクランプ機構30の動作について、図5(a),(b)を参照して説明する。図5(a)は、ウェハクランプ機構30の初期状態を示している。同図に示したように、初期状態においては、引張バネ35の引張力により、仮想線で示したウェハWを把持可能な位置までスライド板32、クランプバー31が引き寄せられる。この状態から、図5(b)に示したように、クランプ開閉用シリンダ39のシリンダが縮退することにより、クランプ開閉用プレート37AがXθ軸に沿って前進し、リンク部材36のカムフォロア36cが押圧され、リンク部材36が所定角度だけ回動することにより、スライド板32がリニアガイド33に沿って後退し、クランプバー31の溝31aがウェハWから離れ、ウェハWの把持状態が解除される。
[ウェハクランプ回転台のXθ軸回転駆動部の構成と動作]
以下、ウェハクランプ回転台10をXθ軸回りに無限回転させるXθ軸回り回転駆動部40の構成について説明する。Xθ軸回り回転駆動部40は、図3及び図6各図に示したように、Xθ軸固定板5に支持されたクランプ開閉用シリンダ39等が装備された部位の下側のボックス41内に収容されている。
ボックス41内には、図3に示したように、ボックス41の一部に固定支持された電動モータ42と、電動モータ42の回転力を減速機43に伝達するプーリ44、44間に掛け渡された伝動ベルト45が配設されている。減速機43の出力軸中心はXθ軸に一致し、その出力側は回転台座14に固定された連結板46に連結されている。回転台座14に沿うXθ軸の他端側は、回転円板13を駆動する駆動ローラ16とベアリング17で構成された従動支持軸18で保持されている。さらに、ウェハクランプ回転台座14とXθ軸固定板5とを水平状態に位置決めするセンサ(図示せず)が設けられている。なお、回転円板13上に取り付けられたウェハクランプ機構30は、図5(a),(b)に示したように、回転台座14がXθ軸固定板5と水平に位置決めされると同時に、対称位置にあるクランプ機構30間の中心軸がクランプバー31の直進方向と一致する位置に回転円板13が位置決めされた時にのみクランプ開閉用シリンダ39を駆動してクランプバー31を突出して、クランプ機構30のカムフォロア36cを押し込む。その結果、リンク部材36が回動してスライド板32をリニアガイド33に沿って後退させ、クランプバー31を機構内側に引き込む。これにより、ウェハWは把持状態が解放されてウェハ受けバー11上に載置される。
図6(a)〜(e)は、ウェハクランプ回転台10のXθ軸回りの回転状態を模式的に示した説明図である。図7(a),(b)は図2に示した初期状態からXθ軸回りに所定の角度にウェハクランプ回転台10を回転させた状態を示した装置全体図である。いずれの図に示したように、ウェハクランプ回転台10は任意の角度での回転、停止が可能であるため、測定光の好適な受光角度に対する角度設定、ウェハWの裏面の観察等を容易かつ効率よく行うことができる。
従来のマクロ観察装置1では表面観察時のウェハ高さと裏面観察時のウェハ高さの差は、たとえばφ200mmのウェハの場合、裏面観察時のウェハ高さの方が120mm程度高くなっていた。そのため、観察時の視点を高く変更する必要があり疲れやすく、観察時の光源の配置も難しかった。これに対して、たとえば本装置では図6(b)と(d)の場合、ウェハWの表裏観察面の高さは30mm程度と少なく、従来の問題は解消されている。
[Xθ軸固定板のYθ軸回り回転駆動部の構成]
本発明のマクロ観察装置1では、Yθ軸はウェハ面と平行でXθ軸を含む平面と同一平面において、Xθ軸と直交する軸で、観察装置1のXθ軸固定板5を所定角度だけ回動させる際の回動軸として設定されている。このときXθ軸固定板5は、図2に示したように、一端がYθ軸回り回転駆動部50の内のアーム部材(第2アーム55)の一部に、他端がYθ軸回り回転駆動部50と反対側に位置するサポートフレーム1に設けられた軸受ベアリング51に回動可能に支持されている。
Yθ軸回り回転駆動部50は、図2,図3に示したように、サポートフレーム1に支持された減速機53が直列接続された電動モータ52と、減速機53の出力軸側に取り付けられた平行リンク機構51を主構成とする。減速機53の出力軸に連結された第1アーム54と、Xθ軸固定板5(図1参照)の一端に連結された第2アーム55との間には、図2,図3に示したように、連結板56が各アーム54,55の先端側に回転可能に連結されている。よって、第1アーム54、連結板56、第2アーム55により構成された平行リンク機構51では、減速機52の出力側の第1アーム54の回動角がそのままXθ軸固定板5のYθ軸回りの回動角として伝達される。これにより、Xθ軸固定板5は、設定された平行リンク機構51の回動角に応じてYθ軸回りに図8(a),(b)に示したように、マクロ観察に適した角度となるように、ウェハWをYθ軸回りに傾けることができる。
以上に説明した、各電動モータの操作は、ウェハWを観察するのにふさわしい状態を実現するために、観察作業者がジョイスティック等の操作手段を用いて手動で行うようにしても良いし、駆動制御部(図示せず)で、適正な複数種の動作プロセスを設定して、それらの動作プロセスから適宜操作手順を選択するようにした半自動操作、あるいは完全にプロセスに沿った自動操作を行うようにしてもよい。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、各請求項に示した範囲内での種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲内で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も、本発明の技術的範囲に含まれる。
1 サポートフレーム
2 中空部
5 Xθ軸固定板
10 ウェハクランプ回転台
11 ウェハ受けバー
13 回転円板
14 回転台座
16 回転円板駆動ローラ
20 回転駆動源
21,42,52 電動モータ
30 ウェハクランプ機構
31 クランプバー
32 スライド板
35 引張バネ
36 リンク部材
37A クランプ開閉用プレート
40 Xθ軸回り回転駆動部
43,53 減速機
50 Yθ軸回り回転駆動部
51 平行リンク機構

Claims (5)

  1. 観察対象の基板の外形より大きな開口が形成され、該開口位置に保持手段を介して位置決めして前記基板の縁部を保持可能な回転台と、
    該回転台の上面部材を、前記基板が保持された平面に直交する中心軸(θ軸)回りに回転可能な第1の駆動手段と、
    前記基板を含む平面と平行な平面内において設定された、前記中心軸(θ軸)と直交する2軸(Xθ軸,Yθ軸)において、前記回転台をXθ軸回りに回転可能な第2の駆動手段と、
    前記回転台と、第1の駆動手段と、第2の駆動手段とが固定支持される固定部材を、Yθ軸回りに所定角度範囲に回動可能な第3の駆動手段と、
    前記固定部材と、前記第3の駆動手段とを支持するフレームと、を備えたことを特徴とするマクロ観察装置。
  2. 前記回転台は、前記基板より大きな開口を有するリング形状をなし、回転台座の上面を覆う回転円板上に前記基板を把持するクランプ機構が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のマクロ観察装置。
  3. 前記クランプ機構は、前記Xθ軸に平行に往復スライドするクランプバーで前記基板が保持あるいは開放されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマクロ観察装置。
  4. 前記クランプバーは、前記回転台を回転して上下反転させた際にも、前記基板を保持し、この状況において前記基板の裏面観察を行うことを特徴とする請求項3に記載のマクロ観察装置。
  5. 前記回転台の回転と、前記回転台のXθ軸回りの回転と、前記固定部材の所定角度内の回動とは、同時を含めてそれぞれ独立して駆動可能なことを特徴とする請求項1に記載のマクロ観察装置。
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