JP2013223464A - 気泡含有チョコレート用油脂組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細な気泡を均一に含有し、あっさりした軽い食感を有しながらも、なめらかで口溶けの良い気泡含有チョコレートを提供すること。
【解決手段】トリグリセリド中に占めるSUU型トリグリセリド及びUSU型トリグリセリド(Sは炭素数16〜18の飽和脂肪酸、Uは炭素数16〜18のモノ不飽和脂肪酸)を合わせて10〜50質量%含有し、上記SUU型トリグリセリドと上記USU型トリグリセリドとの質量比(SUU/USU)が2.1〜5であって、かつ20℃のSFCが10〜55%、30℃のSFCが5〜20%である気泡含有チョコレート用油脂組成物を、気泡含有チョコレートに含まれる油脂の一部に使用する。
【選択図】なし

Description

本発明は、気泡含有チョコレート用として使用する油脂組成物、及び該油脂組成物を使用して得られる気泡含有チョコレートに関する。
一般にエアインチョコレート、ホイップチョコレート等といわれる気泡含有チョコレートは、気泡を含まない一般的なチョコレートと比較すると、気泡が存在することにより喫食した際に組織が崩れやすく、軽い後口になるという特徴を有している。そのため、気泡を含まない一般的なチョコレートを、その重い後口から敬遠していた消費者にも受け入れられる新しいジャンルとなりつつある。
このような気泡含有チョコレートは、チョコレート生地をホイップするなどの含気泡操作を施すことによって得られるが、一般的なチョコレート生地は粘度が高いことから起泡性に乏しい。そのため気泡の粒径が大きくなってしまい、粗く砕ける食感となり、あっさりした軽い後口という面では不十分であった。
また、気泡含有チョコレートは内部構造に気泡を有し、一般のチョコレートと比べると組織が疎になっているため、軽い食感である反面、ボソボソとした食感となりやすい。近年では嗜好の多様化もあり、気泡含有チョコレート特有の軽い食感を維持しながらも、後味がふわりと広がるような、なめらかな食感でかつ口溶けの良い気泡含有チョコレートが求められている。
このような課題を解決するため、各種の提案がなされている。
例えば、まずチョコレート生地の粘度を下げることが行われ、液状油を使用する方法(例えば特許文献1参照)やラウリン系油脂を使用する方法(例えば特許文献2参照)が提案された。しかし、これらの方法では、口溶けは改良されるものの、気泡の粒径についてはむしろ粗くなる傾向があり、あっさりした軽い後口が得られないという問題があった。
また、チョコレート生地そのものを起泡するのではなく、他のホイップ済みの組成物とチョコレート生地を混合する方法として、クリーミングしたショートニングとチョコレート生地を混合する方法(例えば特許文献3参照)や、ホイップ済みの水中油型乳化クリーム類と混合する方法(例えば特許文献4参照)などが提案されたが、これらの方法では、混合時にチョコレート生地を加温する必要があるため、添加する組成物に含まれる気泡が、チョコレート生地の熱により潰れてしまいやすく、その場合、気泡が粗くなってしまう問題、また、添加する組成物によっては、得られる気泡含有油脂性菓子の油性感が強く口溶けの悪いものとなってしまう問題があった。
そのため、チョコレート生地に使用する油脂自体の起泡性を高める検討が各種行なわれ、炭素数の合計が58以上のトリグリセリドを使用する方法(例えば特許文献5参照)や、高融点油脂を使用する方法(例えば特許文献6及び7参照)などが提案されたが、これらの方法では、微細で均一な気泡を得ることはでき、あっさりした軽い後口は得られるものの、それ自体融点が極めて高い油脂を使用するため、油性感が強く口溶けも極めて悪いものとなってしまう問題があった。
一方、油分中に特定のトリグリセリドを含有する方法(例えば特許文献8参照)では、気泡を微細で均一に含有させることができるものの、なめらかな食感よりも軽い食感に主眼が置かれているものであった。
特開昭63−251048号公報 特開平07―203846号公報 特開昭63−28355号公報 特開2000−116331号公報 特開平03−201946号公報 再公表2002−076225 再公表2000−057715 特開2008−142019号公報
従って、本発明の目的は、微細な気泡を均一に含有し、あっさりした軽い食感を有しながらも、なめらかで口溶けの良い気泡含有チョコレートを提供することにある。
本発明者等は、上記目的を達成すべく種々検討した結果、チョコレート生地を製造する際に特定の油脂組成物を使用することで、上記課題を解決することができ、特にあっさりした軽い食感であってもボソボソとした食感とならず、非常になめらかで口溶けの良いものとなることを知見した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、トリグリセリド中に占めるSUU型トリグリセリド及びUSU型トリグリセリド(Sは炭素数16〜18の飽和脂肪酸、Uは炭素数16〜18のモノ不飽和脂肪酸)を合わせて10〜50質量%含有し、上記SUU型トリグリセリドと上記USU型トリグリセリドとの質量比(SUU/USU)が2.1〜5であって、かつ20℃のSFCが10〜55%、30℃のSFCが5〜20%である気泡含有チョコレート用油脂組成物を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物によれば、微細な気泡を均一に含有し、あっさりした軽い食感を有しながらも、なめらかで口溶けの良い起泡含有チョコレートを得ることができる。
以下、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物について好ましい実施形態に基づき詳細に述べる。
本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物では、トリグリセリド中にSUU型トリグリセリドとUSU型トリグリセリドを合わせて10〜50質量%、好ましくは12〜45質量%、最も好ましくは15〜40質量%含有する。ここで、Sは炭素数16〜18の飽和脂肪酸を表し、Uは炭素数16〜18のモノ不飽和脂肪酸を示している。すなわち、SUU型トリグリセリドは炭素数16〜18の飽和脂肪酸残基がグリセリンの1位に結合し、炭素数16〜18のモノ不飽和脂肪酸残基がグリセリンの2位及び3位に結合しているトリグリセリド(以下、SUUとよぶこともある)であり、USU型トリグリセリドは炭素数16〜18の飽和脂肪酸残基がグリセリンの2位に結合し、炭素数16〜18のモノ不飽和脂肪酸残基がグリセリンの1位及び3位に結合しているトリグリセリド(以下、USUとよぶこともある)である。
SUUとUSUの合計がトリグリセリド中に10質量%よりも少ないと、該油脂組成物を使用して得られる気泡含有チョコレートはボソボソとしてなめらかさに劣った食感となってしまい、50質量%よりも多いと、べたついた食感となり口溶けの悪いものとなってしまう。
また、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物においては、トリグリセリド中のSUU/USU(質量比)が2.1〜5、好ましくは2.3〜4.5、より好ましくは2.5〜4である。
上記範囲から外れた場合、ふわりとしたなめらかな食感が得られなくなってしまう。
上記のSUUで表されるトリグリセリドは、天然に存在するSUUで表されるトリグリセリドでも構わないし、又は分別により純度を上げたものでも構わない。また、SSSで表されるトリグリセリドとUUUで表されるトリグリセリド、又は、UUUで表されるトリグリセリドと脂肪酸及び/又は脂肪酸低級アルコールエステルに由来するS(炭素数16以上の飽和脂肪酸)をエステル交換し、さらに蒸留や分別によりSUUで表されるトリグリセリドの純度を上げたもの等、どのような方法によって得られたものでも構わない。
上記のUSUで表されるトリグリセリドは、天然に存在するUSUで表されるトリグリセリドでも構わないし、又は分別により純度を上げたものでも構わない。また、SSSで表されるトリグリセリドとUUUで表されるトリグリセリド、又は、UUUで表されるトリグリセリドと脂肪酸及び/又は脂肪酸低級アルコールエステルに由来するS(炭素数16以上の飽和脂肪酸)をエステル交換し、さらに蒸留や分別によりUSUで表されるトリグリセリドの純度を上げたもの等、どのような方法によって得られたものでも構わない。
本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物において、SSS型トリグリセリド(以下、SSSとよぶこともある)の含有量は油相中に3〜10質量%であることが好ましく、4〜8質量%であることが最も好ましい。SSSの含有量が3質量%未満であると、気泡を取り込みにくくなってしまい、また最終的に得られる気泡含有チョコレートの内相が均一にならない場合がある。また10質量%を超えると口溶けが悪化しやすい。
本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物は上記のトリグリセリドの条件を満たす範囲で任意の食用油脂を添加することができる。
上記食用油脂としては特に制限はなく、例えば、パーム油、パーム核油、ヤシ油、コーン油、綿実油、大豆油、ナタネ油、米油、ヒマワリ油、サフラワー油、オリーブ油、キャノーラ油、牛脂、乳脂、豚脂、ココアバター、魚油、鯨油等の各種植物油脂、動物油脂、並びにこれらを水素添加、分別及びエステル交換から選択される1又は2以上の処理を施した加工油脂から選ばれた1種又は2種以上を使用することができる。
本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物においては、油相中に占める液状油の含量が10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましく、使用しないことが最も好ましい。本発明において液状油とは、5℃以上の温度でSFCが0となる油脂を指すものとし、コーン油、綿実油、大豆油、ナタネ油、米油、ヒマワリ油、サフラワー油等が挙げられる。
本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物において液状油の含量が多くなると、ふわりとしたなめらかな食感が得られにくくなるため好ましくない。
本発明においては、油相中のトリグリセリドを構成する脂肪酸のうち、炭素数22以上の脂肪酸の割合が1質量%未満であることが好ましく、0.5質量%未満であることがより好ましい。また、さらに好ましくは上記炭素数について炭素数20〜21も含めた割合、すなわち炭素数20以上の脂肪酸の割合として1質量%未満、最も好ましくは0.5質量%未満である。
炭素数22以上の脂肪酸の割合が1質量%以上であると、最終的に得られる気泡含有チョコレートの口溶けが悪くなりやすい。
本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物は、上記の各成分以外に、チョコレート用途の油脂組成物やハードバターに用いられる着色料、乳化剤、酸化防止剤、香料等の任意成分を含有することができる。これらの任意成分の含有量は、本発明の油脂組成物中、好ましくは合計で20質量%以下、より好ましくは10質量%以下とする。
上記乳化剤としては、グリセリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン有機酸脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ステアロイル乳酸カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、レシチン、サポニン類等が挙げられ、これらの中から選ばれた1種又は2種以上を用いることができる。上記乳化剤の配合量は、特に制限はないが、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物中、好ましくは0〜15質量%、更に好ましくは0〜5質量%である。
本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物においては、上記乳化剤の中でもポリグリセリン脂肪酸エステルを油脂組成物中に0.5〜5質量%含有することがより良好ななめらかさが得られる点で好ましい。ポリグリセリン脂肪酸エステルの含有量が0.5質量%未満では十分な効果が得られず、また5質量%を超えると苦味が生じる場合がある。
本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物においては、油相のSFC(固体脂含量)が20℃で10〜55%、30℃で5〜20%、好ましくは、20℃で20〜40%、30℃で6〜17%とする。
SFCが20℃で10%を下回るとチョコレートが軟化しやすくなり、また55%を超えると気泡含有チョコレート製造時の作業性が悪くなる。一方、30℃で5%を下回った場合チョコレートがあっさりとしすぎて良好な風味が得られず、20%を超えると、口溶けが悪いものとなってしまう。
次に、本発明の気泡含有チョコレートについて述べる。
本発明の気泡含有チョコレートは、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物を、気泡含有チョコレートに含まれる油脂の一部に使用したものであり、微細な気泡を均一に含有し、あっさりした軽い食感を有しながらも、なめらかで口溶けが良いという特徴を有する。
本発明の気泡含有チョコレートにおける気泡含有チョコレート用油脂組成物の使用量は、該チョコレートに含まれる油脂中(以下、油分中ということもある)、20〜90質量%、好ましくは40〜85質量%、より好ましくは50〜80質量%である。
また、本発明の気泡含有チョコレートにおいては、トリグリセリド中に占めるSUS型トリグリセリドの割合が15〜80質量%であるのが好ましく、20〜70質量%であるのがより好ましく、25〜60質量%であるのが最も好ましい。15質量%よりも少ないと口溶けに劣ったものとなりやすく、また80質量%よりも多くなると本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物の量が少なくなるために軽い食感やなめらかさといった効果が得られにくくなってしまう。
上記SUS型トリグリセリドを多く含有する油脂としては、パーム油、ココアバター、サル脂、シア脂、マンゴー核油、イリッペ脂、コクム脂、デュパー脂、モーラー脂、フルクラ脂、チャイニーズタロー等の各種植物油脂、これらの各種植物油脂を分別した加工油脂、エステル交換油脂、該エステル交換油脂を分別した加工油脂等を用いることができる。本発明では、これらの油脂の中から選ばれた1種又は2種以上を用いることができる。
本発明では、必要により、上記SUS型トリグリセリドを多く含有する油脂以外の食用油脂を用いてもよい。
上記SUS型トリグリセリドを多く含有する油脂以外の食用油脂としては、例えば、ヤシ油、パーム核油、コーン油、綿実油、大豆油、ナタネ油、米油、ヒマワリ油、サフラワー油、オリーブ油、落花生油、カポック油、胡麻油、月見草油、牛脂、乳脂、豚脂、魚油、鯨油等の各種植物油脂及び動物油脂、並びに、これらに水素添加、分別及びエステル交換から選択される1又は2以上の処理を施した加工油脂が挙げられ、これらの中から選ばれた1種又は2種以上を用いることができる。
なお、本発明の気泡含有チョコレートにおける油分含量は好ましくは20〜50質量%、より好ましくは25〜45質量%となる量とすることが、製造時に微細な気泡をより均一に含有できる点で好ましい。なお、上記油分含量には、下記任意成分に含まれる油分も含むものである。
また、本発明の気泡含有チョコレートには、任意成分として一般に気泡含有チョコレートに使用する、糖類、各種粉末食品、乳化剤、香料、色素、水性成分等の原料をとくに制限なく使用することができる。
なお、任意成分としてココアバターを含有する成分を使用した場合、気泡含有チョコレート中のココアバターとして算入するものとする。
本発明の気泡含有チョコレート中におけるこれらの任意成分の含有量は、好ましくは合計で98質量%以下、さらに好ましくは合計で60〜98質量%である。
上記糖類としては、砂糖、果糖、ブドウ糖、ソルビット等、通常食用に使用される糖類であればいずれでも良く、それらを単独でもしくは併用して使用することができる。
また、各種粉末食品としては、例えば、カカオマスやココアパウダーといったカカオ製品、全粉乳、脱脂粉乳、果実粉末、果汁粉末、生クリーム粉末、チーズ粉末、コーヒー粉末、ヨーグルト粉末等が例示される。
また、乳化剤は、必要に応じて粘度上昇を抑制する目的で添加する場合があり、このような乳化剤としては特に制限されないが、レシチン、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられる。
また、水性成分としては、果汁、濃縮果汁、各種フルーツ類及びそのペースト、ジャム、天然のクリーム類及び牛乳等のほかに、動植物性油脂などを使用したクリーム類、濃縮乳、練乳、各種液糖等が例示できる。
また、本発明の気泡含有チョコレートは、テンパリング型のチョコレートにもノーテンパリング型のチョコレートにも使用することができるが、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物の効果をより生かすことができる点でテンパリング型であることが好ましい。
本発明の気泡含有チョコレートは、気泡含有チョコレートの製造方法として一般に使用される方法を適宜選択して利用することができる。例えば、ココアバター、その他の成分を配合し溶解させる工程(I)、次にテンパリングする工程(II)、さらに気泡を含有させ、冷却する工程(III)を有し、さらに工程(I)〜(III)の工程の中で、若しくは途中に、本発明の油脂組成物を混合する工程(IV)を有する方法が挙げられる。
上記ココアバター、その他の成分を配合し溶解させる工程(I)としては、一般的な方法で行うことができ、例えば45〜50℃に加熱し、攪拌しながら溶解させる方法が挙げられる。
上記テンパリングする工程(II)では、一般的なテンパリング操作によって行うことができる。例えば、チョコレート生地を45〜50℃程度に加温し溶解させた後、空気が入らないようにゆっくりと攪拌しながら27℃前後まで冷却させた後、再び31〜33℃まで加温し、ゆっくりと攪拌する方法、チョコレート生地を45〜50℃程度に加温し溶解させた後、高融点油脂及び/又はテンパリングされたチョコレートを結晶核として少しずつ加えていく方法が挙げられる。
上記工程(III)の気泡を含有させる方法としては、とくに限定されず、例えば適度な温度に冷却して結晶量を調節しながらホイッパー等で撹拌する方法、連続ミキサーを用いて強制的に気泡を含ませる方法等が例示できる。
好ましい含気泡の程度、すなわち、気泡含有チョコレートの比重は、好ましくは0.5〜1.0、より好ましくは0.6〜0.9である。比重が0.5未満であると、気泡が粗くなるため極めて脆い物性となり、また、口溶けがもたついた感じになり、良好な口溶けが得られにくい。一方、比重が1.0を超えると気泡含有チョコレート独特の軽い後口が得られにくい。
上記工程(IV)としては、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物を調製し、該油
脂組成物を工程(I)〜(III)の途中に混合する。すなわち、工程(I)の後に該油脂組成物を混合し、工程(II)へ進む方法、また工程(I)、(II)が終了した後、該油脂組成物を添加・混合し、工程(III)へ進む方法、あるいは工程(I)終了後と工程(II)終了後に分けて添加・混合する方法が挙げられる。
なお、成型方法としては、例えば含気泡後、各種の型に流し込んだり、口金を通して平板に絞り出したり、シェルチョコのセンターとして流し込んだりする方法を挙げることができる。
そして、その後定法にしたがい、必要に応じ離型、成型する。
次に、実施例、比較例等を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、これらの実施例は本発明を制限するものではない。
下記製造例1〜3は、実施例で用いる配合油脂の製造例、下記実施例1〜9は、トリグリセリド中に占めるSUU型トリグリセリド及びUSU型トリグリセリドを合わせて10〜50質量%含有し、SUU/USUが2.1〜5であって、かつ20℃のSFCが10〜55%、30℃のSFCが5〜20%である本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物の製造例を示したものである。
また、下記比較例1〜4は、「トリグリセリド中に占めるSUU型トリグリセリド及びUSU型トリグリセリドを合わせて10〜50質量%含有し、SUU/USUが2.1〜5であって、かつ20℃のSFCが10〜55%、30℃のSFCが5〜20%」という条件を満たさない油脂組成物の製造例を示したものである。
[配合油脂の製造例]
配合油脂Iの製造
パーム油65質量部とパーム極度硬化油35質量部からなる油脂配合物を、Naメチラートを触媒としてランダムエステル交換反応を行い、常法により精製してエステル交換油脂を得た。続いて、このエステル交換油脂からアセトン分別により高融点部と液状部を除去し、得られた中融点部を常法により精製して、配合油脂Iとした。
配合油脂IIの製造
パーム油55質量部とパーム極度硬化油45質量部からなる油脂配合物を、Naメチラートを触媒としてランダムエステル交換反応を行い、常法により精製してエステル交換油脂を得た。続いて、このエステル交換油脂からアセトン分別により高融点部と液状部を除去し、得られた中融点部を常法により精製して、配合油脂IIとした。
配合油脂IIIの製造
ヨウ素価55のパーム分別軟部油にナトリウムメチラートを触媒としてランダムエステル交換反応を行った後、脱色(白土3%、85℃、930Pa以下の減圧下)、脱臭(250℃、60分間、水蒸気吹き込み量5%、400Pa以下の減圧下)を行い、配合油脂IIIを得た。
[実施例1]
上記配合油脂IIを60質量部、ヨウ素価65のパーム分別軟部油を26質量部、パーム分別中融点部を14質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物Aを得た。
[実施例2]
上記配合油脂IIを45質量部、ヨウ素価65のパーム分別軟部油を33質量部、パーム分別中融点部を22質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物Bを得た。
[実施例3]
上記配合油脂Iを50質量部、ヨウ素価65のパーム分別軟部油を30質量部、パーム分別中融点部を20質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物Cを得た。
[実施例4]
上記配合油脂Iを45質量部、ヨウ素価65のパーム分別軟部油を30質量部、パーム分別中融点部を25質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物Dを得た。
[実施例5]
上記配合油脂IIを45質量部、ヨウ素価65のパーム分別軟部油を33質量部、シア脂を22質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物Eを得た。
[実施例6]
上記配合油脂IIIを90質量部、パームステアリンを10質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物Fを得た。
[実施例7]
上記配合油脂IIIを75質量部、パーム分別中融点部を10質量部、パームステアリンを15質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物Gを得た。
[実施例8]
上記配合油脂IIIを75質量部、パーム分別中融点部を10質量部、パームステアリンを15質量部、レシチンを0.2質量部、モノグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物Hを得た。
[実施例9]
上記配合油脂IIを43質量部、パーム油を3質量部、パーム分別中融点部を30質量部、大豆油を24質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物Iを得た。
[比較例1]
パーム油を35質量部、パームステアリンを15質量部、豚脂を50質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、気泡含有チョコレート用油脂組成物Jを得た。
[比較例2]
パーム油を45質量部、パームステアリンを15質量部、豚脂を40質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、気泡含有チョコレート用油脂組成物Kを得た。
[比較例3]
パーム分別中融点部100質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、気泡含有チョコレート用油脂組成物Lを得た。
[比較例4]
上記配合油脂IIを30質量部、ヨウ素価65のパーム分別軟部油を40質量部、パームステアリンを30質量部、レシチンを0.2質量部、ポリグリセリン脂肪酸エステルを3質量部を45℃に保温しながら混合し、気泡含有チョコレート用油脂組成物Mを得た。
実施例1〜9で得た本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物A〜I及び比較例1〜4で得た気泡含有チョコレート用油脂組成物J〜Mについて、SUS型トリグリセリドの含有量、USU型トリグリセリドの含有量、それらの合計量(SUS+USU)、それらの質量比(SUU/USU)、SSS型トリグリセリドの含有量、炭素数20以上の脂肪酸の割合を、[表1]に示した。
<気泡含有チョコレートの調製>
ココアバター(SUSで表されるトリグリセリド含有量83%、USUで表されるトリグリセリド含有量0%)5質量部、カカオマス(油分含有量55%、SUSで表されるトリグリセリド含有量83%、USUで表されるトリグリセリド含有量0%)5質量部を55℃に加温して溶解し、全脂粉乳(油分含有量25%)16質量部、砂糖43.5質量部、レシチン0.5質量部を、練り合わせてペースト状とし、ロール掛けした。ここで55℃に加温して溶解した本発明の気泡含有チョコレート用油脂組成物A〜I又は油脂組成物J〜Mのうちいずれかを30質量部加えてコンチングして、チョコレート生地を得た。このチョコレート生地をテンパリングした後、25℃に調温し、卓上ミキサーを使用して、比重が0.8となるまでビーターを使用してホイップし、直径10mmの丸口金をセットした絞り袋を使用して、直径10mm、長さ30mmのストロー状に絞り出し、5℃で1時間冷却・固化させ、気泡含有チョコレートを得た。
得られた気泡含有チョコレートについて、下記基準で評価した。
[評価基準]
<内相評価>
上記実施例1〜9及び比較例1〜4で得られた油脂組成物を使用して得られた気泡含有チョコレートの内相について、下記評価基準に従って4段階で評価し、結果を[表2]に記載した。
(内相評価基準)
◎:微細な気泡が均一に存在し、粗い気泡はまったく見られない。
○:微細な気泡が均一に存在しているが、少数の粗い気泡が見られる。
△:やや粗い気泡が均一に存在しており、粗い気泡はまったく見られない。
×:やや粗い気泡が均一に存在しており、少数の粗い気泡が見られる。
<食感評価>
上記実施例1〜9及び比較例1〜4で得られた油脂組成物を使用して得られた気泡含有チョコレートを10人のパネラーにより下記評価基準に従って官能評価をさせ、10人のパネラーの合計点を評価点数とし、結果を下記のようにして[表2]に示した。
41〜50点:◎+、31〜40点:◎、21〜30点:○、11〜20点:△、0〜10点:×
(なめらかさ評価基準)
5点 :ふわりとして非常になめらかである。
3点 :ふわりとしてなめらかである。
1点 :ボソボソとした食感である。
0点 :極端に硬すぎる若しくは極端に軟らかすぎて不良である。
(口溶け評価基準)
5点 :爽快な口溶けを有し、極めて良好である。
3点 :良好である。
1点:若干もたついた口溶けでやや不良である。
0点:もたついた口溶けで、不良である。
(食感の軽さに関する評価基準)
5点 :あっさりとして極めて軽い後口であり極めて良好である。
3点:あっさりとした軽い後口で良好である。
1点 :粗く砕けるような食感であり、やや不良である。
0点:極端に硬すぎる若しくは極端に軟らかすぎて不良である。
Figure 2013223464
Figure 2013223464

Claims (5)

  1. トリグリセリド中に占めるSUU型トリグリセリド及びUSU型トリグリセリド(Sは炭素数16〜18の飽和脂肪酸、Uは炭素数16〜18のモノ不飽和脂肪酸)を合わせて10〜50質量%含有し、上記SUU型トリグリセリドと上記USU型トリグリセリドとの質量比(SUU/USU)が2.1〜5であって、かつ20℃のSFCが10〜55%、30℃のSFCが5〜20%である気泡含有チョコレート用油脂組成物。
  2. 油相中に、SSS型トリグリセリドを3〜10質量%含有する、請求項1記載の気泡含有チョコレート用油脂組成物。
  3. 油相中のトリグリセリドを構成する脂肪酸のうち、炭素数22以上の脂肪酸の割合が1質量%未満である、請求項1又は2記載の気泡含有チョコレート用油脂組成物。
  4. 油分中に、請求項1〜3のいずれか1項記載の油脂組成物を20〜90質量%含有することを特徴とする、気泡含有チョコレート。
  5. テンパリング型である請求項4記載の気泡含有チョコレート。
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