JP2013220795A - スライドドアの開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドドアの車両本体への組み付け精度を高く保つことができ、車両の組み立てに要する工数を低減できるスライドドアの開閉装置を提供する。
【解決手段】開閉装置20は、車両本体に設けられた下側レール12bに沿って移動可能なスライドドア13を駆動して、車両本体に設けられた開口を開閉させる駆動部22を備える。また、開閉装置20は、下側レール12bとは別体として設けられた支持板21であって、スライドドア13の移動方向に垂直な支持軸回りに回転可能に組み付けられたロードローラ32が転動する転動面及び駆動部22を構成する部品が組み付けられる部品組み付け面を有する支持板21を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、スライドドアを駆動して、車両本体に設けられた開口を開閉する開閉装置に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に記載されているように、スライドドアを駆動して、車両本体に設けられた開口を開閉する開閉装置は知られている。この開閉装置は、スライドドアの下縁部を支持するとともに車両前後方向への移動を案内する下側レールと、スライドドアを車両前後方向へ移動させる駆動部を備えている。
特許3484884号公報
上記従来の開閉装置においては、下側レール及び駆動部が一体的に構成されているので、スライドドアを車両本体に取り付けた状態でスライドドア及び車両本体を同時に塗装する際に、スライドドアの下縁部を支持する下側レール及びこの下側レールに一体的な駆動部も車両本体に予め取り付ける必要がある。このため塗装時に駆動部にまで塗料が付着する虞がある。そこで、塗装工程においては、スライドドアの下縁部を支持する開閉装置の代用品を用いてスライドドアを仮固定し、その状態でスライドドア及び車両本体を塗装している。しかしながら、スライドドアの固定に開閉装置の代用品を用いているので、塗装終了後に、代用品を本来の開閉装置に付け替える必要があり、塗装に要する工数が増大する。また、下側レールが開閉装置の各種部品を支持する支持部材に組み付けられているので、スライドドアの組み付け精度は、支持部材の車両本体への組み付け精度に影響される。
また、スライドドアの開閉動作時の静粛性を向上させるため、スライドドアに組み付けられたローラ部材が転動する転動面を有する金属板を、車両本体に組み付けることもあるが、車両の組み立て工程の工数が増大する。
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、スライドドアの車両本体への組み付け精度を高く保つことができ、車両の組み立てに要する工数を低減できるスライドドアの開閉装置を提供することにある。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の各構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、車両本体(10)に設けられたレール(12b)に沿って移動可能なスライドドア(13)を駆動して、車両本体に設けられた開口(11)を開閉させる駆動部(22)を備えるスライドドアの開閉装置(20)であって、前記レールとは別体として設けられ、スライドドアの移動方向に垂直な支持軸回りに回転可能に組み付けられたローラ部材(32)が転動する転動面及び駆動部を構成する部品が組み付けられる部品組み付け面を有する支持部材(21)を備えることにある。
また、本発明の特徴は、車両本体に設けられたレールと、前記レールに沿って移動可能なスライドドアを駆動して、車両本体に設けられた開口を開閉させる駆動部と、を備えるスライドドアの開閉装置であって、前記レールとは別体として設けられ、スライドドアの移動方向に垂直な支持軸回りに回転可能に組み付けられたローラ部材が転動する転動面及び駆動部を構成する部品が組み付けられる部品組み付け面を有する支持部材とを備えることにある。
上記のように構成したスライドドアの開閉装置によれば、スライドドアの移動を案内するレールが車両本体に組み付けられているので、スライドドアの車両本体への組み付け精度は、支持部材の車両本体への組み付け精度の影響を受けない。すなわち、スライドドアの組み付け位置を調整するために、支持部材の組み付け位置を調整する必要がない。また、レールが支持部材とは別体であって、車両本体に組み付けられているので、支持部材を車両本体に組み付けなくても、スライドドアを仮固定することができる。したがって、スライドドアを車両本体に組み付けた状態で、スライドドア及び車両本体を同時に塗装する際、開閉装置の代用品を用いる必要が無い。これにより、スライドドアの塗装に要する工数を低減できる。
また、スライドドアのメンテナンスに際し、スライドドアを車両本体から取り外したとしても、レールは車両本体に組み付けられたままであるので、メンテナンス前後における、スライドドアの組み付け位置のずれが生じ難い。すなわち、スライドドアの車両本体への組み付け精度を高く保つことができる。
また、開閉装置は、スライドドア及び車両本体部の塗装工程の後に組み付けられるので、駆動部及び支持部材に塗料が付着することが無い。また、ローラが転動する転動面が、支持部材に設けられている。したがって、従来の開閉装置のように、ローラが転動する転動面を構成する金属板を車両本体に別途貼り付ける必要が無く、開閉装置を車両本体に組み付けるだけでよいので、車両の組み立てに要する工数を低減できる。
また、本発明の他の特徴は、駆動部は、部品組み付け面に回転可能に支持されるとともにスライドドアを駆動するための駆動力を発生する駆動源(MT)に連結され、前記駆動力により回転する駆動プーリ(22f)と、部品組み付け面に回転可能に支持される従動プーリ(22a、22b)と、駆動プーリ及び従動プーリに巻き掛けられた駆動部材(22g)と、駆動部材に取り付けられ、駆動部材とスライドドアとを連結するとともに、支持部材の上側に配置されたブラケット(22h)と、を備えることにある。なお、本発明において、駆動部材には、駆動ベルト、駆動ケーブルなどが含まれる。
これによれば、ブラケットは、支持部材の上側に設けられているので、開閉装置を車両本体に組み付ける際、ブラケットの自重によりベルトが撓んでも、ブラケットは、支持部材の上面に当接する。このため、ブラケットが垂れ下がった状態になることを防止できる。よって、ブラケットの垂れ下がりを防止する部品、車両本体を保護するカバーなどが不要であり、開閉装置のコストを削減できる。
また、本発明の他の特徴は、スライドドアの移動方向に沿って延設されたシール部材(LS)であって、スライドドアの全閉状態においてスライドドアの内壁面に当接し、駆動部への異物の侵入を防止するシール部材を備えることにある。
これによれば、開閉装置は、シール部材を含むモジュールとして構成されている。したがって、車両の組み立て工程において、開閉装置とシール部材を別々に組み付ける場合に比べて、組み付け工数を削減できる。
本発明の一実施形態に係るスライドドアの開閉装置が適用された車両の概略を示す概略図である。 図1の乗降口の下縁部を拡大した斜視図である。 図1の乗降口の下縁部を車両前後方向に垂直な平面で切断した断面図である。 図1のスライドドアの開閉装置の斜視図である。
本発明の一実施形態に係るスライドドアの開閉装置20について説明する。まず、この開閉装置20が適用された車両の概略について説明する。図1に示すように、車両本体部10の側部には、乗降口(開口)11が形成されている。乗降口11の上縁及び下縁に沿って、上側レール12a及び下側レール12bが車両前後方向にそれぞれ延設されている。また、乗降口11の後方の車両高さ方向中央部付近にも、中央レール12cが車両前後方向に延設されている。スライドドア13は、ローラユニット30を介して、上側レール12a、下側レール12b及び中央レール12cに支持され、上側レール12a、下側レール12b及び中央レール12cに沿って車両前後方向に移動可能である。
また、図2に示すように、車両本体部10は、乗降口11の下縁部から車室内側へ延設されたステップパネル14を有する。また、車両本体部10の側面部における、乗降口11の下縁部よりも下方の部分には、車両前後方向に延びた開口15が形成されている。ステップパネル14の下方には、開口15側に開放された箱状のケース16が設けられている。ステップパネル14の車両前後方向中間部には、ステップパネル14の車両幅方向内側端から車両幅方向外側へ入り込むように切り欠かれた切り欠き14a1が設けられている。ケース16の上面における、切り欠き14a1の下方に位置する部分には、車両高さ方向に貫通する貫通孔16aが設けられている(図3参照)。
図3に示すように、ケース16は、車両高さ方向に離間した上壁面161及び下壁面162を有し、上壁面161に、スライドドア13の下縁部を支持する下側レール12bが取り付けられている。下側レール12bの上面はケース16の上壁面161に溶接されている。下側レール12bは下方に開放されている。すなわち、下側レール12bの車両前後方向に垂直な断面は下方に開放された方形を呈する。下側レール12bの車両前後方向中間部から後方部分は車両前後方向に直線的に形成されており、前記中間部から前方部分が前方に向かうほど車両幅方向内側に入り込むように湾曲形成されている。すなわち、下側レール12bは、車両前後方向に直線的に延びる直線部と、前記直線部の前端から車両幅方向内側へ湾曲した引き込み部とを有する。
開閉装置20は、開口15からケース16内に挿入されて、ケース16に固定されている。開閉装置20は、図4に示すように、支持板21及び駆動部22を備えている。支持板21は、車両前後方向に延設されている。支持板21は、車両前後方向に延設された上板部21a及び下板部21bを有する。下板部21bは、上板部21aよりも車両幅方向外側であって、上板部21aよりも低い位置に設けられる。下板部21bは、図3に示すように、ケース16の下壁面162上に取り付けられて、下側レール12bの下方に位置している。一方、上板部21aは、下板部21bから持ち上げられたようにケース16内に配置される。また、上板部21a及び下板部12bは、下側レール12bに沿うように形成されている。すなわち、上板部21a及び下板部21bも、車両前後方向に直線的に延びる直線部と、前記直線部の前端から車両幅方向内側へ湾曲した引き込み部を有している。上板部21a及び下板部21bの上面は水平である。また、支持板21は、下板部21bにおける車両幅方向外側の端部から、外側へ向かって斜め下方に延設された傾斜板部21cと、傾斜板部21cの下端から下方へ垂直に延設された垂直板部21dを有する。
上板部21aの上面には、駆動部22を構成する部品が組み付けられている。すなわち、上板部21aの上面が、本発明の部品組み付け面である。上板部21aの上面の前端部及び後端部には、従動プーリ22a及び従動プーリ22bがそれぞれ回転可能に支持されている。また、従動プーリ22aと従動プーリ22bとの中間部には、アイドルプーリ22cが組み付けられている。また、アイドルプーリ22cと従動プーリ22bとの間には、アイドルプーリ22dが組み付けられ、アイドルプーリ22dと従動プーリ22bとの間には、アイドルプーリ22eが組み付けられている。アイドルプーリ22eは、アイドルプーリ22d及び従動プーリ22bよりも、車両幅方向内側に設けられている。アイドルプーリ22dとアイドルプーリ22eの間には、駆動プーリ22fが上板部21aの上面に回転可能に支持されている。
従動プーリ22a,22b、及び駆動プーリ22fの外周面には、凹凸が設けられているが、アイドルプーリ22c,22d,22eの外周面には、凹凸が設けられていない。従動プーリ22a,22b、アイドルプーリ22c,22d,22e、及び駆動プーリ22fには、環状に形成された駆動ベルト22gが巻き掛けられている。駆動ベルト22gの内周面には、従動プーリ22a,22b、及び駆動プーリ22fの外周面に設けられた凹凸に噛み合う凹凸が設けられている。アイドルプーリ22c,22d,22eは、駆動ベルト22gの張力を調整して、従動プーリ22a,22b及び駆動プーリ22fから駆動ベルト22gが外れることを抑制している。なお、図3においては、駆動ベルト22gの図示を省略している。
駆動プーリ22fには、電動モータMTが組み付けられている。電動モータMTは、図3に示すように、モータ本体部MTa及び減速機MTbからなる。電動モータMTは、切り欠き14a1内に配置され、ケース16の上面に組み付けられる。電動モータMTの駆動軸MTcは、貫通孔16aからケース16内に挿入され、駆動プーリ22fに組み付けられる。ステップパネル14の上方には、板状のステップトリム23が設けられ、電動モータMTがステップトリム23によって覆われている。
また、上板部21aの直線部と引き込み部との境界には、上板部21aの上面から上方へ突出したガイド部21a1が設けられており、駆動ベルト22gがガイド部21a1に案内されている。
駆動ベルト22gにおける車両幅方向外側に位置する部分には、ブラケット22hが組み付けられている。ブラケット22hは、駆動ベルト22gの外周面から車両幅方向外側へ突出するように配置されていて、下板部21bの上側に位置している。ブラケット22hは、開閉装置20がケース16に組み付けられた後に、スライドドア13を走行させるためのローラを有するローラユニット30に組み付けられる。ローラユニット30は、ブラケット22hに締結される支持部31を有している。また、ローラユニット30は、支持部31から水平に延設された水平支持軸Hに組み付けられたロードローラ32と、支持部31から垂直に延設された垂直支持軸Vに組み付けられたガイドローラ33を有する。すなわち、ロードローラ32は、スライドドア13の移動方向に垂直な支持軸回りに回転可能に組み付けられている。ロードローラ32は、下板部21bの上面に支持されており、ガイドローラ33は、下側レール12bの内部に侵入している。駆動プーリ22fを、電動モータMTによって回転させることにより、駆動ベルト22gが回転し、ブラケット22h及びローラユニット30が、車両前後方向に移動する。すなわち、ガイドローラ33が、下側レール12bに沿って移動するとともに、ロードローラ32が、下板部21bの上面を車両前後方向に転動する。つまり、下板部21bの上面が、本発明の転動面(図4において斜線で示す部分)である。
ローラユニット30には、スライドドア13が組み付けられる。ローラユニット30が下側レール12bの直線部の後端に位置しているとき、スライドドア13は全開状態となり、ローラユニット30が下側レール12bの引き込み部の前端に位置しているとき、スライドドア13は全閉状態となる。スライドドア13を全閉状態から開くとき、ローラユニット30が上記のように湾曲した引き込み部を後方へ移動するので、スライドドア13は、車室外側へ押し出される。一方、スライドドア13を全開状態から閉じるとき、ローラユニット30が上記のように湾曲した引き込み部を前方へ移動するので、スライドドア13が、車室内側へ引き込まれる。
車両本体部10には、開口15の上縁に沿って、上側シール部材USが接着剤により固定されている。また、支持板21の垂直板部21dの上縁に沿って、下側シール部材LSが接着剤により固定されている。上側シール部材US及び下側シール部材LSは、車両幅方向外側に突出しており、スライドドア13が全閉状態にあるとき、スライドドア13の内壁面に当接し、車室内及び駆動部22へ異物が侵入することを防止する。なお、上側シール部材US及び下側シール部材LSは、車両本体部10及び支持板21に設けられた取り付け部(例えば、フランジ部)にそれぞれ嵌合することにより固定されてもよい。また、上側シール部材US及び下側シール部材LSは、前記取り付け部に、それぞれクリップ、ボルトなどによって固定されてもよい。
上記のように構成した開閉装置20によれば、下側レール12bが支持板21とは別体であって、車両本体部10(ケース16の上壁面161)に溶接されているので、スライドドア13の車両本体部10への組み付け精度は、支持板21の車両本体部10への組み付け精度の影響を受けない。すなわち、スライドドア13の組み付け位置を調整するために、支持板21の組み付け位置を調整する必要がない。また、下側レール12bは、支持板21とは別体であって、車両本体部10に溶接されているので、支持板21を車両本体部10に組み付けなくても、スライドドア13を仮固定することができる。したがって、スライドドア13を車両本体部10に組み付けた状態で、スライドドア13及び車両本体部10を同時に塗装する際、開閉装置20の代用品を用いる必要が無い。これにより、スライドドア13の塗装に要する工数を低減できる。
また、スライドドア13のメンテナンスに際し、スライドドア13を車両本体部10から取り外したとしても、下側レール12bは車両本体部10に組み付けられたままであるので、メンテナンス前後における、スライドドア13の組み付け位置のずれが生じ難い。すなわち、スライドドア13の車両本体部10への組み付け精度を高く保つことができる。
また、開閉装置20は、スライドドア13及び車両本体部10の塗装工程の後に組み付けられるので、駆動部22に塗料が付着することが無い。また、ロードローラ32が転動する転動面(下板部21b)が、支持板21に一体的に設けられている。したがって、従来の開閉装置のように、車両の組み立て工程において、ロードローラ32が転動する転動面を構成する金属板を貼り付ける必要が無く、開閉装置20を組み付けるだけで良いので、車両の組み立て工程の工数を低減できる。なお、車両本体の組み立て工程前の別の工程(例えば、開閉装置20の組み立て工程)において、支持板21とは別体の金属板が下板部21bに取り付けられてもよい。この金属板は、下板部21bの上面に接着されてもよいし、インサート成形により下板部21bの上面に組み付けられてもよい。そして、この金属板の上面を転動面としてもよい。
また、ブラケット22hは、下板部21bの上側に設けられている。したがって、開閉装置20を車両本体部10に組み付ける際、ブラケット22hの自重によりベルト22gが撓んでも、ブラケット22hは、下板部21bの上面に当接する。これにより、ブラケット22hが垂れ下がった状態になることを防止できる。よって、ブラケット22hの垂れ下がりを防止する部品、車両本体部10を保護するカバーなどが不要であり、開閉装置20のコストを削減できる。
また、開閉装置20は、下側シール部材LSを含むモジュールとして構成されている。したがって、開閉装置20によれば、車両の組み立て工程において、開閉装置と下側シール部材を別々に組み付ける場合に比べて、組み付け工数を削減できる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態においては、駆動ベルト22gを回転させることによりスライドドア13を開閉させているが、これに代えて、ブラケット22hに駆動ケーブルを組み付けておき、この駆動ケーブルを巻き取ることによりスライドドア13を開閉させてもよい。
また、上記実施形態においては、ブラケット22hが、下板部21bの上側に位置するように構成されている。しかし、これに限られず、ブラケット22が支持板21の上面側に位置するように構成されていればよい。
また、開口15及びケース16の車両高さ方向の幅を上記実施形態よりも大きくし、電動モータMTが駆動プーリ22fに組み付けられた状態の開閉装置20を、開口15からケース16内に挿入してもよい。
10・・・車両本体部、11・・・乗降口、12b・・・下側レール、13・・・スライドドア、20・・・開閉装置、21・・・支持板、21a・・・上板部、21b・・・下板部、22g・・・ベルト、22h・・・ブラケット、MT・・・電動モータ、30・・・ローラユニット、32・・・ロードローラ、US・・・上側シール部材、LS・・・下側シール部材

Claims (4)

  1. 車両本体に設けられたレールに沿って移動可能なスライドドアを駆動して、車両本体に設けられた開口を開閉させる駆動部を備えるスライドドアの開閉装置であって、
    前記レールとは別体として設けられ、前記スライドドアの移動方向に垂直な支持軸回りに回転可能に組み付けられたローラ部材が転動する転動面及び前記駆動部を構成する部品が組み付けられる部品組み付け面を有する支持部材を備える、スライドドアの開閉装置。
  2. 請求項1に記載のスライドドアの開閉装置において、
    前記駆動部は、
    前記部品組み付け面に回転可能に支持されるとともに前記スライドドアを駆動するための駆動力を発生する駆動源に連結され、前記駆動力により回転する駆動プーリと、
    前記部品組み付け面に回転可能に支持される従動プーリと、
    前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き掛けられた駆動部材と、
    前記駆動部材に取り付けられ、前記駆動部材と前記スライドドアとを連結するとともに、前記支持部材の上側に配置されたブラケットと、を備える、スライドドアの開閉装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスライドドアの開閉装置において、
    前記スライドドアの移動方向に沿って延設されたシール部材であって、前記スライドドアの全閉状態において前記スライドドアの内壁面に当接し、前記駆動部への異物の侵入を防止するシール部材を備える、スライドドアの開閉装置。
  4. 車両本体に設けられたレールと、
    前記レールに沿って移動可能なスライドドアを駆動して、車両本体に設けられた開口を開閉させる駆動部と、を備えるスライドドアの開閉装置であって、
    前記レールとは別体として設けられ、前記スライドドアの移動方向に垂直な支持軸回りに回転可能に組み付けられたローラ部材が転動する転動面及び前記駆動部を構成する部品が組み付けられる部品組み付け面を有する支持部材とを備える、スライドドアの開閉装置。
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