JP2013216406A - 乗客コンベアの踏段照明装置 - Google Patents

乗客コンベアの踏段照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】メンテナンス作業を容易に行うことができ、踏段に乗り込む際の乗客に対する利便性を向上することができる乗客コンベアの踏段照明装置の提供。
【解決手段】無端状に連結されて循環移動する複数の踏段3と、これらの複数の踏段3の側方に立設されたスカートガード6とを備えたエスカレーター20に適用され、踏段3を照らすエスカレーター20の踏段照明装置において、スカートガード6は、水平方向に移動するときの踏段3に対向するように設けられ、この踏段3を側方から照らすLED4を備え、踏段3は、スカートガード6に対向する面に設けられ、LED4から照らされた光を内部へ導く受光窓2と、この受光窓2から導かれた光を受けて発光する導光板1と、この導光板1の発光面を踏面に視認可能に設けられた視認手段7とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、循環移動する複数の踏段を照らす乗客コンベアの踏段照明装置に関する。
一般的に、エスカレーター等の乗客コンベアは、乗場に設けられた乗口及び降口、すなわち乗降口と、無端状に連結され、循環移動する複数の踏段と、これらの複数の踏段の側方に立設された欄干と、この欄干の上部に設けられ、踏段に同期して走行するハンドレールと、乗口又は降口の下方に設けられ、踏段及びハンドレールを駆動する駆動装置とを備えている。そして、この駆動装置が駆動することにより、各踏段が踏面を上方へ向けた状態で乗口から降口へ移動するようになっている。
このような乗客コンベアを利用する乗客は、乗口側から離れるように移動する踏段の踏面にタイミングを合わせて乗ることになるが、このタイミングを取り損ねた場合には前後の踏段の境目に足を乗せたり、あるいは踏面を踏み外して体のバランスを崩すことがあった。
特に、乗客コンベアを利用することに慣れていない人にとっては、ハンドレールを掴んでから踏段に乗ろうとしても、踏面に足を乗せるタイミングが分からないので、乗口から踏段に乗るまでに時間がかかり、後続する乗客が乗口で混雑することが問題となっていた。そこで、乗客コンベアの円滑な利用を促進するために、循環移動する踏段の動きに応じて乗客を踏段上へ誘導する装置が従来より提案されている。
この種の装置の従来技術の1つとして、踏段に配設され、踏段の車輪の回転トルクにより駆動されて発電する発電機と、踏段に配設され、発電機の電力により充電されるバッテリと、このバッテリからの電力の供給により発光し、踏段に設けられた照射窓から踏面を照射する照明手段とを備えた乗客コンベアの踏段照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この乗客コンベアの踏段照明装置では、乗客は乗口で踏段の照射窓から発光された光の動きを見ることにより、踏段の速度を踏段に乗り込む前に把握することができる。
また、このような踏段の動きを踏段に照らされた光の動きで表示する踏段照明装置以外にも、踏段に乗り込む乗客に対して注意を喚起する従来技術として、踏段の位置を検出する踏段位置検出器と、踏段の踏面に光を照射する光照射装置と、踏段の位置情報に基づいて光照射装置に光を照射させる光照射制御装置とを備えたエスカレーター照明システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
具体的には、光照射制御装置は、踏段位置検出器により各踏段の踏面の全面が乗場床から送り出されたことが検出されたときに、光照射装置に踏面上の適切な乗り位置である立ち位置に対して光を照射させる光照射手段を有しており、この光照射手段は、例えば乗場の天井部や周囲の構造壁等に設置されている。従って、乗客は、乗口において乗場の天井部や周囲の構造壁等から光照射手段で照らし出された踏面上の立ち位置を確認することにより、移動する踏段にタイミングを合わせることができる。
また、他の従来技術として、踏段の側方に立設された欄干の透明媒体、例えば透明パネルの周縁部に配設された発光体と、透明パネルの表面に配設され、発行体の発光色で感光反応する感光材料で表現された被表示物とを備えた乗客コンベアの表示装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。この乗客コンベアの表示装置によれば、乗客は、乗口において透明パネルを通して導かれる発光体の光に感光反応して表示された文字等の情報を確認することにより、踏面を踏み外さないように足元に注意して踏段に乗り込むことができる。
特開2009−234740号公報 特開2009−256019号公報 特開2007−223720号公報
しかし、上述した特許文献1に開示された従来技術の乗客コンベアの踏段照明装置は、各踏段の照明手段を発光させるために各踏段に発電機とバッテリを搭載するようにしているので、踏段毎にこれらの発電機とバッテリの状態を定期的に確認する必要があり、このような発電機とバッテリのメンテナンス作業が煩雑となっている。さらに、循環移動する各踏段が振動を受けた場合には、各踏段に搭載された発電機とバッテリに振動が伝わることにより、これらの発電機とバッテリの電力状態に悪影響となる虞がある。これを防止するためには、各踏段の構造を振動が伝わり難い構造に変更することが考えられるが、変更後の踏段の構造が複雑になって踏段の製作コストが増大するので、好ましくない。
また、上述した特許文献2に開示された従来技術のエスカレーター照明システムでは、乗客コンベアを利用する乗客が多いときには、乗口で並んでいる前後の乗客間の距離が小さくなるので、光照射手段が乗場の天井部や周囲の構造壁等から踏面上の立ち位置を光で照らしても、先に踏段に乗り込んだ乗客によってこの光が遮られ、後続する乗客が立ち位置を確認できないことが懸念されている。
さらに、上述した特許文献3に開示された従来技術の乗客コンベアの表示装置では、欄干の透明パネルに文字等の情報を映し出すことができても、透明パネルは踏段の側方にあり、踏段の進行方向に沿って配設されているので、乗客が乗口から踏段に乗り込む際に映し出された情報を読み取ることができない虞がある。特に、乗客コンベアを利用することに慣れていない乗客ほど踏段を注視する傾向があるので、透明パネルに映し出された文字等の情報が踏段に乗り込むタイミングを知らせるものであっても、これらの情報に気付かずに見落とし易くなっている。このように、従来技術のエスカレーター照明システム及び乗客コンベアの表示装置は踏段に乗り込む際の乗客に対する利便性が低く、乗客コンベアを利用することに慣れていない乗客でも安心して踏段に乗り込むことができる装置が要望されている。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、メンテナンス作業を容易に行うことができ、踏段に乗り込む際の乗客に対する利便性を向上することができる乗客コンベアの踏段照明装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の乗客コンベアの踏段照明装置は、無端状に連結されて循環移動する複数の踏段と、これらの複数の踏段の側方に立設されたスカートガードとを備えた乗客コンベアに適用され、前記踏段を照らす乗客コンベアの踏段照明装置において、前記スカートガードは、水平方向に移動するときの前記踏段に対向するように設けられ、この踏段を側方から照らす光源を備え、前記踏段は、前記スカートガードに対向する面に設けられ、前記光源から照らされた光を内部へ導く受光窓と、この受光窓から導かれた光を受けて発光する導光板と、この導光板の発光面を踏面に視認可能に設けられた視認手段とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、光源をスカートガードに設けて踏段を側方から照らすことにより、光源に電力を供給するバッテリ等を踏段に内蔵していないので、踏段毎にバッテリ等の状態を確認しなくて済み、メンテナンス作業を容易に行うことができる。特に、本発明では踏段に導光板が設けられているが、この導光板はバッテリ等のように踏段の振動による電力状態の影響を考慮しなくてよいから、踏段の構造を簡易なものにすることができる。
また、踏段は、スカートガードの光源から照らされた光を受光窓から内部へ導いて導光板に発光させることにより、光源から導光板までの光路を確保することができる。そのため、乗客の人数に拘わらず、乗客は視認手段によって導光板の発光面を確認することができる。従って、乗客は、乗口において踏段に乗り込む前に前方で走行する踏段の導光板の発光面を目で追うことにより、踏段の動きを前もって把握することができ、踏段の動きから踏段に乗り込むタイミングを取り易くなる。このように、踏段に乗り込む際の乗客に対する利便性を向上することができる。
また、本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置は、前記発明において、前記光源は、前記受光窓が通過する軌跡に合わせてライン状に配置されたことを特徴としている。このように構成すると、踏段が循環移動しても踏段の受光窓と光源は対向した位置関係にあるので、踏段は光源から照らされた光を受光窓から直接内部に取り込むことができる。これにより、踏段の導光板が発光する輝度を高めることができる。
また、本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置は、前記発明において、前記光源はLEDから成り、前記スカートガードは、シート状又は薄板状に形成され、前記LEDを設置する基板を備えたことを特徴としている。このように構成すると、シート状又は薄板状の基板をスカートガードと踏段との隙間のような狭い場所でも貼付けたり、あるいは取付けることができるので、メンテナンス作業における作業性を高めることができる。
また、本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置は、前記発明において、前記導光板は、発光面の大きさが踏面の面積の1/2以上に設定されたことを特徴としている。このように構成すると、踏段の踏面における適切な立ち位置を発光面で示すことができるので、乗客が乗口から踏段に乗り込む際に足を踏み出す場所を迅速に決定することができる。これにより、乗客が踏段に円滑に乗り込めるようになるので、乗客の輸送効率を向上させることができる。
また、本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置は、前記発明において、前記視認手段は、前記導光板が発光したときに文字情報を視認させる文字情報視認手段を有することを特徴としている。このように構成すると、この文字情報視認手段によって踏段の踏面に文字情報が映し出されるので、乗客は踏段に乗り込むタイミングを取りながら踏面から文字情報を確認することができ、映し出された文字情報を容易に理解することができる。従って、文字情報が例えば踏段に乗り込むタイミングを知らせるものである場合には、踏段に乗り込む乗客に対して注意を十分に喚起することができるし、文字情報が例えば広告である場合には、乗客コンベアを利用する乗客に対して有益な情報を提供することができる。
また、本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置は、前記発明において、前記乗客コンベアは、水平に配置された乗口側水平部及び降口側水平部と、これらの乗口側水平部及び降口側水平部を接続し、傾斜状に配置された傾斜部とから成ることを特徴としている。このように構成すると、踏段は乗口側水平部、傾斜部、降口側水平部の順に進行するので、踏段が乗口側水平部及び降口側水平部を通過するときに踏段の導光板は光源から受光窓を介して光を受けて発光する。そのため、乗客は踏段に乗り込んで踏段がしばらく進行した後に、前方で発光する踏段の踏面を見ることにより、降口が近づいたことを知ることができるので、降口に気付かないまま乗場床と踏段との段差で躓くことを防止することができる。このように、乗客は踏段に乗った状態で降口へ降りる準備をすることができる。
また、本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置は、前記発明において、前記光源に電力を供給する電源装置を備え、この電源装置は、前記光源のうち前記降口側水平部に対向する部分を点滅させる点滅手段を有することを特徴としている。このように構成すると、踏段が降口側水平部を通過するときに、踏段の導光板が点滅手段による光源の点滅に対応して発光することにより、踏段が降口側水平部を通過するときの導光板の発光状態と踏段が乗口側水平部を通過するときの導光板の発光状態はそれぞれ異なるので、乗客が踏段から降口に降りる際にこの導光板の光の変化に気付き易くなり、乗客の注意を引き付けることができる。
本発明の乗客コンベアの踏段照明装置によれば、メンテナンス作業を容易に行うことができ、踏段に乗り込む際の乗客に対する利便性を向上することができる乗客コンベアの踏段照明装置を提供できる。
本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置の第1実施形態の構成を示す図である。 図1に示す本発明の第1実施形態に備えられた踏段の構成を示す図である。 図1に示す本発明の第1実施形態に備えられたLED及び電源装置の配置を説明する図である。 本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置の第2実施形態の構成を示す図である。 図4に示す本発明の第2実施形態に備えられた踏段の構成を示す図である。
以下、本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置を実施するための形態を図に基づいて説明する。
[第1実施形態]
本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置の第1実施形態は、図1に示すように乗場に設けられた乗口21及び降口(図示せず)、すなわち乗降口と、無端状に連結されて循環移動する複数の踏段3と、これらの複数の踏段3の側方に配置された欄干10とを備えた乗客コンベアに適用される。
この乗客コンベアは、例えば建物に設置されたエスカレーター20から成り、このエスカレーター20は、水平に配置された乗口側水平部15及び降口側水平部(図示せず)と、これらの乗口側水平部15及び降口側水平部を接続し、傾斜状に配置された傾斜部16とから成っている。なお、本発明の第1実施形態に係るエスカレーター20では、乗口21が建物の下階に設定され、降口が建物の上階に設定されており、踏段3は乗口21から降口、すなわち昇り方向に移動して乗客を運ぶようになっている。
欄干10は、踏段3の側方に立設されたスカートガード6と、このスカートガード6から上方へ延設され、踏段3の進行方向に沿って配置された透明パネル11と、この透明パネル11の上部にハンドレールガイド(図示せず)を介して設けられ、踏段3に同期して走行するハンドレール12とから構成されている。また、エスカレーター20は、乗口21又は降口の下方、例えば降口の下方に設けられ、踏段3及びハンドレール12を駆動する駆動装置(図示せず)を備えている。
上述した踏段3は、この駆動装置に取付けられたチェーン(図示せず)が前軸に設けられた一対の前輪(図示せず)と、これらの前輪に追従する一対の後輪3a(図2参照)とを備えており、駆動装置が前輪のチェーンを回動させることにより、前輪がスカートガード6に沿って延設された案内レール(図示せず)上を走行して踏段3が乗口21と降口の間で循環移動するようになっている。
従って、踏段3は、踏面を上方へ向けた状態で乗口21の乗場床21Aの下から現れ、この状態のまま乗口側水平部15、傾斜部16、降口側水平部の順に走行し、再び降口の乗場床(図示せず)の下に隠れるようになっている。エスカレーター20を利用する乗客は、乗口21の乗場床21A上に立つと、このように乗口21側から離れるように移動する踏段3の踏面にタイミングを合わせて乗るようにしている。
本発明の第1実施形態では、スカートガード6は、水平方向に移動するときの踏段3に対向するように設けられ、この踏段3を側方から照らす光源を備え、この光源は例えば複数のLED4から成っている。そして、踏段3は、図1、図2に示すようにスカートガード6に対向する面に設けられ、LED4から照らされた光を内部へ導く受光窓2と、この受光窓2から導かれた光を受けて発光する導光板1と、この導光板1の発光面を踏面3に視認可能に設けられた視認手段7とを備えている。
具体的には、導光板1は、例えば発光面の大きさが踏面の1/2以上に設定され、直方体の板状に形成されている。また、受光窓2は、例えば導光板1を側面から踏段3の内部に挿入できるようにその大きさが導光板1の側面の大きさよりも若干大きく設定されている。さらに、視認手段7は、例えば踏段3の踏面を構成する枠体を格子状に組み上げて形成しており、この格子状の枠体の隙間から導光板1の発光面が視覚可能になっている。なお、踏面の枠体は、導光体1の発光面が上方から見て外枠の内側の中央部分に配置され、進行方向において前後に偏らないように形成されている。
また、スカートガード6は、例えば図3に示すようにシート状又は薄板状に形成され、LED4を設置する一対の基板4aを備えており、これらの一対の基板4aは、踏段3の受光窓2を挟んで互いに対向するように、乗口側水平部15及び降口側水平部に沿ってライン状に配置されている。そして、スカートガード6の複数のLED4は、例えば基板4aに乗口側水平部15及び降口側水平部に沿って並列した状態で埋め込まれており、踏段3の受光窓2が通過する軌跡に合わせてライン状に配置されている。
本発明の第1実施形態は、LED4に電力を供給する電源装置5を備え、この電源装置5は、例えば乗場床21Aの下方に格納されて乗場床21A上の乗客から見えないようになっており、電源線5aを介して基板4aに接続されている。そのため、電源装置5から基板4aへ電力が供給されると、基板4a上の各LED4が点灯するようになっている。
このようにして、LED4が点灯すると、LED4から照射された光が踏段3の受光窓2へ直進する。この受光窓2から踏段3内に取り込んだ光は、導光板1の発光面で乱反射して発光し、導光板1で発光された光が踏段3の格子状の枠体の隙間から踏段3の外側へ広範囲に溢れ出るようになっている。
また、電源装置5は、LED4のうち降口側水平部に対向する部分を点滅させる点滅手段(図示せず)を有している。この点滅手段は、例えばタイマーリレーによって降口側水平部側の基板4a上に並列された複数のLED4をそれぞれ点滅させる時間間隔を設定可能な点滅回路を付加して構成されており、この点滅回路は、例えばこれらのLED4のうち降口に近いLEDほど点滅する時間間隔が短くなるように設定している。
このように構成した本発明の第1実施形態によれば、導光板1を受光窓2から嵌め込み、複数のLED4を埋め込んだ一対の基板4aをスカートガード6に設けて踏段3を両側方から照らすことにより、導光板1自体がバッテリ等のように電力を直接受けて発光するものではないので、踏段3毎に電力残量等の状態を確認しなくて済む。そして、仮に導光板1に不具合が生じた場合でも、導光板1を受光窓2から取り外して新しいものを嵌め込むだけで簡単に交換することができるので、メンテナンス作業を容易に行うことができる。特に、導光板1はバッテリ等のように踏段3の振動による電力状態の影響を考慮しなくてよいから、踏段3の構造を簡易なものにすることができる。
また、踏段3は、スカートガード6の各LED4から照らされた光を受光窓2から内部へ導いて導光板1に発光させるようにしており、LED4と受光窓2との間には遮蔽物等が存在しないので、LED4から導光板1までの光路を確実に確保することができる。そのため、乗客の人数に拘わらず、乗客は踏段3の格子状の枠体の隙間から導光板1の発光面を確認することができる。従って、乗客は、乗口21の乗場床21A上に立つと、前方で乗場床21Aから離れるように走行する踏段3の導光板1の発光面を目で追うことにより、踏段3の動きを前もって把握することができ、踏段3の動きから踏段3に乗り込むタイミングを取り易くなる。このように、踏段3に乗り込む際の乗客に対する利便性を向上することができるので、エスカレーター20の円滑な利用を促進すると共に、優れた安全性を実現することができる。
また、本発明の第1実施形態は、乗口側水平部15及び降口側水平部に沿って取付けられた基板4aに複数のLED4を埋め込んで、これらのLED4の配置を踏段3の受光窓2が通過する軌跡に合わせてライン状に並べて工夫したものであるから、踏段3が循環移動しても踏段3の受光窓2とLED4が対向した位置をとることができる。これにより、踏段3はLED4から照らされた光を受光窓2から直接内部に取り込むことができるので、踏段3の導光板1が発光する輝度を高めることができ、視認性を向上させることができる。
また、本発明の第1実施形態は、光源としてLED4を用いているので、電源装置5が供給する電力量を低く抑えることができ、省エネルギー化を実現することができる。さらに、本発明の第1実施形態は、基板4aをシート状又は薄板状に形成してLED4と一体型とすることにより、基板4aをスカートガード6と踏段3との隙間のような狭い場所でも貼付けたり、あるいは取付けることができるので、メンテナンス作業における作業性を高めることができる。従って、建物に既設されている乗客コンベアにも基板4aを簡単に設置し易くなるので、このような乗客コンベアの踏段を本発明の第1実施形態に係る踏段3に入れ替えることにより、発光機能を後からでも付与することができ、高い汎用性を得ることができる。
また、本発明の第1実施形態は、導光板1の発光面の大きさが踏段3の踏面の面積の1/2以上に設定されており、踏面の大部分を格子状の枠体の隙間から発光させているので、踏段3の踏面における適切な立ち位置を導光板1の発光面で示すことができる。そのため、乗客が乗場床21Aから踏段3に乗り込む際に足を踏み出す場所を迅速に決定できるので、乗客が踏段3に円滑に乗り込めるようになり、乗客の輸送効率を向上させることができる。特に、乗客には進行方向において踏段3の踏面の中央部分に導光体1の発光面が見えるので、踏面を踏み外したりすることなく、踏面に乗った後でも体のバランスを上手く保つことができる。
また、本発明の第1実施形態は、上階と下階を結ぶエスカレーター20に適用されるので、踏段3は乗口側水平部15、傾斜部16、降口側水平部の順に進行する。そのため、踏段3が乗口側水平部15を通過するときに導光板1はLED4から受光窓2を介して光を受けて点灯し、踏段3が傾斜部16を通過するときに導光板1が消灯するので、乗客を運搬しているときの余分な消費電力を省くことができる。そして、踏段3が降口側水平部を通過するときに導光板1はLED4から受光窓2を介して光を受けて点滅するので、乗客は、導光板1が消灯してからしばらく経った後に前方で発光する踏段3の踏面を見ることにより、降口が近づいたことを知ることができ、降口に気付かないまま乗場床と踏段3との段差で躓くことを防止することができる。このように、乗客は踏段3に乗った状態で降口へ降りる準備をすることができるので、エスカレーター20の安全性を高めることができる。
また、本発明の第1実施形態は、電源装置5によって電源線5aを通じて基板4aに電力を送電し、基板4a上の各LED4に電力を供給することにより、1つの電源装置5で複数のLED4を同時に点灯させることができるので、電力を効率良く分配することができる。そして、電源装置5は、降口側水平部側の基板4a上に並列された各LED4を点滅手段で点滅させることにより、上述したように踏段3が降口側水平部を通過するときに導光板1がLED4から受光窓2を介して光を受けて点滅するので、乗客が踏段3から降口に降りる際にLED4の点灯状態に対応した導光板1の光の変化に気付き易くなり、乗客の注意を引き付けることができる。
また、本発明の第1実施形態は、タイマーリレーによって降口側水平部側の基板4a上に並列された複数のLED4をそれぞれ点滅させる時間間隔を降口に近いLED4ほど短く設定することにより、踏段3の導光板1が降口に近づくほど素早く点滅し、その後踏段3が降口の乗場床の下に隠れて導光板1が消灯するので、乗客に降口の乗場床を意識させることができ、乗客を踏段3上から降口へ上手く誘導することができる。このように、乗客は、乗口21から踏段3に乗り込むタイミングだけでなく、踏段3から降口へ降りるタイミングも掴むことができ、優れた利便性を実現することができる。
[第2実施形態]
図4は本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置の第2実施形態の構成を示す図、図5は図4に示す本発明の第2実施形態に備えられた踏段の構成を示す図である。
本発明に係る乗客コンベアの踏段照明装置の第2実施形態は、図4、図5に示すように第1実施形態の構成に加え、視認手段7は、導光板1が発光したときに文字情報を視認させる文字情報視認手段を有している。その他の構成は第1実施形態と同じであり、第1実施形態と重複又は対応する部分には同一の符号を付している。
上述の文字情報視認手段は、例えば導光板1の発光面に塗布され、この発光面と異なる色で発光する発光塗料7aから成り、この発光塗料7aで表示したい文字情報を導光板1の発光面に描くことにより、発光時に発光面から当該文字情報を映し出すようにしている。本発明の第2実施形態では、文字情報として例えば乗降時の注意を喚起する情報を表示しており、発光時に発行面に「乗降時は足元にご注意ください」の文字情報が表示されている。
このように構成した本発明の第2実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる他、踏段3が乗口側水平部15を通過するときに、発光塗料7aによって踏段3の踏面に「乗降時は足元にご注意ください」の文字情報が映し出されるので、乗客は乗口21の乗場床21Aで踏段3に乗り込むタイミングを取りながら踏面からこの文字情報を確認することができる。また、踏段3が降口側水平部を通過するときにも、発光塗料7aによって踏段3の踏面に「乗降時は足元にご注意ください」の文字情報が映し出されるので、乗客は踏段3上で降りるタイミングを取りながら踏面からこの文字情報を確認することができる。これにより、踏段3の乗降時において乗客に対して注意を十分に喚起することができ、安全性をさらに高めることができる。
なお、上述した本発明の第1、第2実施形態は、乗客コンベアとしてエスカレーター20に適用された場合について説明したが、この場合に限らず、乗客コンベアとして動く歩道等に適用しても良い。
また、本発明の第1実施形態では、光源は複数のLED4から成る場合について説明したが、この場合に限らず、光源は例えば蛍光管等のライン状に発光するものであっても良い。
また、本発明の第2実施形態では、図4、図5に示すように文字情報として乗降時の注意を喚起する情報を表示した場合について説明したが、この場合に限らず、文字情報が例えば広告であっても良い。この場合には、エスカレーター20を利用する乗客に対して有益な情報を提供できるので、乗客に対して優れたサービス性を提供すると共に、意匠性も向上することができる。
また、本発明の第2実施形態では、文字情報視認手段が発光塗料7aから成る場合について説明したが、この場合に限らず、例えば導光板1のうち発光する部分を文字情報に限定し、文字情報だけを発光させたり、あるいは踏面の周囲と文字情報を発光するようにしても良い。これにより、エスカレーター20の安全性及び意匠性をより向上させることができる。
以上、説明したように本発明の第1、及び第2実施形態で説明した踏段照明装置によれば、光源をスカートガードに設けて踏段を側方から照らすことにより、従来技術において踏段毎にバッテリ等の状態を確認した作業を省くことができ、メンテナンス作業を容易に行うことができる。また、踏段の導光板は踏段の振動による寿命の影響を受け難いので、踏段の構造を簡易なものにすることができる。そして、スカートガードの光源から照らされた光を踏段の受光窓から内部へ導いて導光板に発光させ、視認手段によって導光板の発光面が視認可能となっているので、乗客は踏段に乗り込む前に踏段の導光板の発光面から踏段の動きを把握でき、踏段に乗り込むタイミングを取ることができる。このように、踏段に乗り込む際の乗客に対する利便性を向上することができるので、従来よりも乗客コンベアの円滑な利用を促進すると共に、優れた安全性を実現することができる。
1 導光板
2 受光窓
3 踏段
3a 後輪
4 LED(光源)
4a 基板
5 電源装置
5a 電源線
6 スカートガード
7 視認手段
7a 発光塗料
10 欄干
11 透明パネル
12 ハンドレール
15 乗口側水平部
16 傾斜部
20 エスカレーター
21 乗口
21A 乗場床

Claims (7)

  1. 無端状に連結されて循環移動する複数の踏段と、これらの複数の踏段の側方に立設されたスカートガードとを備えた乗客コンベアに適用され、前記踏段を照らす乗客コンベアの踏段照明装置において、
    前記スカートガードは、水平方向に移動するときの前記踏段に対向するように設けられ、この踏段を側方から照らす光源を備え、
    前記踏段は、
    前記スカートガードに対向する面に設けられ、前記光源から照らされた光を内部へ導く受光窓と、
    この受光窓から導かれた光を受けて発光する導光板と、
    この導光板の発光面を踏面に視認可能に設けられた視認手段とを備えたことを特徴とする乗客コンベアの踏段照明装置。
  2. 請求項1に記載の乗客コンベアの踏段照明装置において、
    前記光源は、前記受光窓が通過する軌跡に合わせてライン状に配置されたことを特徴とする乗客コンベアの踏段照明装置。
  3. 請求項1又は2に記載の乗客コンベアの踏段照明装置において、
    前記光源はLEDから成り、
    前記スカートガードは、シート状又は薄板状に形成され、前記LEDを設置する基板を備えたことを特徴とする乗客コンベアの踏段照明装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の乗客コンベアの踏段照明装置において、
    前記導光板は、発光面の大きさが踏面の面積の1/2以上に設定されたことを特徴とする乗客コンベアの踏段照明装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の乗客コンベアの踏段照明装置において、
    前記視認手段は、前記導光板が発光したときに文字情報を視認させる文字情報視認手段を有することを特徴とする乗客コンベアの踏段照明装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の乗客コンベアの踏段照明装置において、
    前記乗客コンベアは、
    水平に配置された乗口側水平部及び降口側水平部と、
    これらの乗口側水平部及び降口側水平部を接続し、傾斜状に配置された傾斜部とから成ることを特徴とする乗客コンベアの踏段照明装置。
  7. 請求項6に記載の乗客コンベアの踏段照明装置において、
    前記光源に電力を供給する電源装置を備え、
    この電源装置は、前記光源のうち前記降口側水平部に対向する部分を点滅させる点滅手段を有することを特徴とする乗客コンベアの踏段照明装置。
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