JPH05162963A - エスカレータの踏段照明装置 - Google Patents
エスカレータの踏段照明装置Info
- Publication number
- JPH05162963A JPH05162963A JP32921391A JP32921391A JPH05162963A JP H05162963 A JPH05162963 A JP H05162963A JP 32921391 A JP32921391 A JP 32921391A JP 32921391 A JP32921391 A JP 32921391A JP H05162963 A JPH05162963 A JP H05162963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- escalator
- storage battery
- tread
- solar battery
- lighting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エスカレータの踏段照明は走行する踏板に穴
を開け、下方のトラス内の固定側に設けたランプにより
光を当てていた。これを太陽電池と発光ダイオードの利
用により、全て踏段装置内で処置出来るようにして、装
置の簡素化、保守の容易さ、信頼性の向上を計る。 【構成】 踏板上面に太陽電池と多数の発光ダイオード
を埋め込み蓄電池を踏段装置内部に取付ける。太陽光或
いは電灯により太陽電池が発電し、これを蓄電池に蓄電
して、スイッチを介して発光ダイオードを発光させ踏段
を照明する。
を開け、下方のトラス内の固定側に設けたランプにより
光を当てていた。これを太陽電池と発光ダイオードの利
用により、全て踏段装置内で処置出来るようにして、装
置の簡素化、保守の容易さ、信頼性の向上を計る。 【構成】 踏板上面に太陽電池と多数の発光ダイオード
を埋め込み蓄電池を踏段装置内部に取付ける。太陽光或
いは電灯により太陽電池が発電し、これを蓄電池に蓄電
して、スイッチを介して発光ダイオードを発光させ踏段
を照明する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレータの踏段照明
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の踏段照明装置について、図5、図
6を参照して説明する。
6を参照して説明する。
【0003】エスカレータ乗降の際の乗客の安全を計る
ため、走行する踏段1同士、或いは踏段1と周囲の固定
部分とを区別しやすくする目的で、踏段の踏板2に穴又
はスリット3を開け、踏板の下方からランプ4などによ
り前記穴或いはスリット3を照明し、踏段の存在を明確
にして、エスカレータ乗降の安全上の注意を促してい
る。
ため、走行する踏段1同士、或いは踏段1と周囲の固定
部分とを区別しやすくする目的で、踏段の踏板2に穴又
はスリット3を開け、踏板の下方からランプ4などによ
り前記穴或いはスリット3を照明し、踏段の存在を明確
にして、エスカレータ乗降の安全上の注意を促してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、前記照明の
照明用電源5、配線6、照明ランプ4等をエスカレータ
の狭いトラスの中に配置しなければならず、前記踏板上
部の照明用穴明け加工にも手間を掛けていた。本発明は
太陽電池と発光ダイオードの採用により電源、ランプ、
配線の問題を解決しようとするものである。
照明用電源5、配線6、照明ランプ4等をエスカレータ
の狭いトラスの中に配置しなければならず、前記踏板上
部の照明用穴明け加工にも手間を掛けていた。本発明は
太陽電池と発光ダイオードの採用により電源、ランプ、
配線の問題を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】踏段の踏板上面の周囲に
発光ダイオードを埋め、この電源として太陽電池を踏板
上面の中央部分に嵌め込み、蓄電池を踏段装置内部に取
付ける。
発光ダイオードを埋め、この電源として太陽電池を踏板
上面の中央部分に嵌め込み、蓄電池を踏段装置内部に取
付ける。
【0006】
【作用】踏板上面の太陽電池がエスカレータ周囲の光源
に照射されて発電し、これを蓄電池に蓄電して、必要に
応じて発光ダイオードを発光させて、エスカレータ乗客
に踏板の存在を明示する。
に照射されて発電し、これを蓄電池に蓄電して、必要に
応じて発光ダイオードを発光させて、エスカレータ乗客
に踏板の存在を明示する。
【0007】
【実施例】本発明について、図1〜図4に示す実施例に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0008】エスカレータ踏段1の踏板上面の中央で、
踏板のクリートの間に太陽電池7を埋め込む。踏板周囲
又は全面に発光ダイオード8を埋めておき、エスカレー
タ周囲からの踏板上面の照射により太陽電池5を発電さ
せ、光のエネルギーを蓄電池9に蓄電する。蓄電池9と
発光ダイオード8とは踏段スイッチ10を介して接続し
ておく。
踏板のクリートの間に太陽電池7を埋め込む。踏板周囲
又は全面に発光ダイオード8を埋めておき、エスカレー
タ周囲からの踏板上面の照射により太陽電池5を発電さ
せ、光のエネルギーを蓄電池9に蓄電する。蓄電池9と
発光ダイオード8とは踏段スイッチ10を介して接続し
ておく。
【0009】踏段スイッチ10は踏板2に埋め込み、可
動接点11が踏板2の反転に伴い自重により、固定接点
12に対して上下動して、接点を開閉する。即ち、エス
カレータの踏段面が上に向いて乗客を乗せているときは
可動接点11が下がりスイッチが閉じ、照明回路がON状
態となり、発光ダイオード8を点灯して踏段面の一部を
照明する。踏段が反転してトラス内部に入った時は、踏
板2は下を向き可動接点11は開き、照明回路OFF 状態
にする。蓄電池9は踏板2或いはライザーの裏側に取付
ける。
動接点11が踏板2の反転に伴い自重により、固定接点
12に対して上下動して、接点を開閉する。即ち、エス
カレータの踏段面が上に向いて乗客を乗せているときは
可動接点11が下がりスイッチが閉じ、照明回路がON状
態となり、発光ダイオード8を点灯して踏段面の一部を
照明する。踏段が反転してトラス内部に入った時は、踏
板2は下を向き可動接点11は開き、照明回路OFF 状態
にする。蓄電池9は踏板2或いはライザーの裏側に取付
ける。
【0010】この照明装置はこのような構成なので、屋
外型のエスカレータに、特に有効である。何故ならば、
屋外型エスカレータの場合は、太陽光を十分得られ電源
として不足がなく、又、夜間のエスカレータ照明が不足
がちな場合など、一層この踏段照明装置が有効となるか
らである。。本発明の他の実施例として、踏段スイッチ
10として防塵性のある水銀スイッチを用いると良い。
又、このような照明装置をエスカレータの欄干部の照明
として用いることもできる。
外型のエスカレータに、特に有効である。何故ならば、
屋外型エスカレータの場合は、太陽光を十分得られ電源
として不足がなく、又、夜間のエスカレータ照明が不足
がちな場合など、一層この踏段照明装置が有効となるか
らである。。本発明の他の実施例として、踏段スイッチ
10として防塵性のある水銀スイッチを用いると良い。
又、このような照明装置をエスカレータの欄干部の照明
として用いることもできる。
【0011】尚、踏段の側面に摺動子を設け、これをエ
スカレータの上下階部分の固定側に設けた裸電線に接し
せしめるようにすれば太陽電池以外の外部電源を併用す
ることも出来る。
スカレータの上下階部分の固定側に設けた裸電線に接し
せしめるようにすれば太陽電池以外の外部電源を併用す
ることも出来る。
【0012】
【発明の効果】本発明により、安全のためのエスカレー
タ踏段照明装置の保守点検が容易となり、更に、照明電
力の省エネ、装置寿命の長期化が実現出来る。
タ踏段照明装置の保守点検が容易となり、更に、照明電
力の省エネ、装置寿命の長期化が実現出来る。
【図1】本発明による踏段装置の側面図、
【図2】図1の斜視図、
【図3】踏段スイッチ概略と照明回路図、
【図4】図3の動作説明図である。
【図5】従来の踏段装置の側面図、
【図6】図5の斜視図である。
1…踏段装置 2…踏板 7…太陽電池 8…発光ダイオード 9…蓄電池
Claims (1)
- 【請求項1】踏段の踏板上面の外周に発光ダイオード
を、前記踏板上面中央部には太陽電池を夫々埋め込み、
蓄電池を踏段内部に備えて、前記太陽電池と蓄電池、蓄
電池と前記発光ダイオードとを、夫々にスイッチを介し
て電気的に接続してなることを特徴とするエスカレータ
の踏段照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32921391A JPH05162963A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | エスカレータの踏段照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32921391A JPH05162963A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | エスカレータの踏段照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162963A true JPH05162963A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18218921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32921391A Pending JPH05162963A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | エスカレータの踏段照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05162963A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006143352A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
WO2005042388A3 (en) * | 2003-11-03 | 2006-09-08 | Kone Corp | Pallet arrangement |
JP2008201536A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | コンベア用発電装置及びエスカレータシステム |
JP2009120368A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベア監視システム |
JP2013216406A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアの踏段照明装置 |
CN103663080A (zh) * | 2012-09-21 | 2014-03-26 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备的梯级及使用该梯级的乘客传送设备 |
JP2018167931A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エスカレーターの踏段 |
JP2022094982A (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-28 | 東芝エレベータ株式会社 | エスカレータ |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP32921391A patent/JPH05162963A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005042388A3 (en) * | 2003-11-03 | 2006-09-08 | Kone Corp | Pallet arrangement |
US7484614B2 (en) | 2003-11-03 | 2009-02-03 | Kone Corporation | Pallet arrangement |
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JP2022094982A (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-28 | 東芝エレベータ株式会社 | エスカレータ |
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